JPH06155093A - 空き缶の押し潰し装置 - Google Patents

空き缶の押し潰し装置

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JPH06155093A
JPH06155093A JP4352744A JP35274492A JPH06155093A JP H06155093 A JPH06155093 A JP H06155093A JP 4352744 A JP4352744 A JP 4352744A JP 35274492 A JP35274492 A JP 35274492A JP H06155093 A JPH06155093 A JP H06155093A
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JP
Japan
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caterpillar
conveyor
crushing
plate
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP4352744A
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English (en)
Inventor
Masao Sato
政夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANAGATA SATO KK
Original Assignee
KANAGATA SATO KK
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Publication date
Application filed by KANAGATA SATO KK filed Critical KANAGATA SATO KK
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Publication of JPH06155093A publication Critical patent/JPH06155093A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans
    • B30B9/325Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans between rotary pressing members, e.g. rollers, discs

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Refuse Collection And Transfer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空き缶押し潰し装置の小型軽量化を期すると
共に,圧縮時のトルクの減少を図ったにもかかわらず,
圧縮作業の効率化と装置の信頼性を増大し,および部品
点数を減らして組立作業を省力化して安価に提供するこ
とを目的とする。 【構成】 空き缶の姿勢を縦方向に修正して押し潰し機
構へ案内する案内路をもち,押し潰し機構を押圧板と咬
着板とで形成したキャタピラを装架した対のコンベヤの
走行中に,該押圧板と咬着板とが互いに協働して空き缶
を捕え,圧縮と移送を確実に行い,および,振り分け機
構は,多面体の少なくとも互いに対応する2面に磁石を
具えた傾斜面を具えた回転体を,押し潰し機構の回転よ
りも速かに回転させて,圧縮後の偏平缶体をその材質別
に振り分ける構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,缶コーヒー,缶ビー
ル,缶ジュース等の缶詰め類の空き缶を回収したものを
圧搾縮少し,該圧縮した空き缶体の材種別に区分できる
空き缶類の押し潰し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,缶コーヒー,缶ビールその他の空
き缶類を縮少処理する処理機または処理装置は数多く提
案されている。(特開平2−224894号,特開平3
−90297号公開公報)しかし,これら公知の空き缶
の処理装置は,その機構が複雑で,組立て部品点数が多
く,油圧シリンダー方式を採用したり,大型化して重量
があり,移動上困難性があるばかりでなく,据付け所要
面積も広くなり,操作も複雑で熟練を要し,生産性にも
欠け安価に提供しがたい種々の問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は,上記
従来技術における空き缶類の処理装置の欠点を除去する
ために,その構成を極力簡素化し,軽量小型に構成して
なお圧縮機能に優れ,部品点数を減少して生産性に富
み,かつ,安価に提供することのできる空き缶類の処理
装置を供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】押し潰し機構の構成を,
鉄板等の板材の鈑金,プレス加工等により,長手方向の
両端部に枢着片を曲設し,該枢着片の内側両頸部に,回
動用の孔部を設け,胴 に曲設した押圧補助板を内向きに嵌装したキャタピラ部
材(a1)を形成し,および,長手方向の両端部に枢着
片を曲設し,該枢着片の内側両頸部に回動用の孔部を設
け,胴部に断面U字状の凹溝部を曲設し,その長手方向
胴部端面に,多数の切り込みを刻切し,かつ,その高さ
を上記押圧板の高さよりも少しく高くした咬着板を形成
し,該咬着板の胴部の凹溝部に,断面U字状に曲設した
咬着補助板を内側に向け嵌装したキャタピラ部材(a
2)を形成すると共に,上記キャタピラ部材(a1)の
両側枢着片の外側に,キャタピラ部材(a2)の両側枢
着片が位置するように,該キャタピラ部材(a1)と同
(a2)とを,交互に連鎖状に配置し,該両側の枢着片
部を,枢支ピンおよびリンク部材を介して互いに枢着
し,無端帯のキャタピラ(A1)と同(A2)を形成
し,および,該キャタピラ(A1),同(A2)を正面
と背面部に対設した両軸承盤の概ね中央立上り部に,盃
状の窓部を開口し,該窓部に,多数の転がり要素を具え
るキャタピラ誘導板を対設し,該両軸承盤の左右の上方
部および下方部に設けた軸承部に枢支した回転軸にそれ
ぞれ軸着したスプロケットに,上記キャタピラ(A
1),同(A2)の回動用孔部を装架することによっ
て,キャタピラの背面部を上記キャタピラ誘導板上にお
いて円滑に滑動するように配置し,コンベヤ(B1),
同(B2)を形成し,両キャタピラ(A1),同(A
2)を,その対向面において,上方より下方向に向け駆
動する駆動機構に連係し,両キャタピラ(A1),同
(A2)の走行中に空き缶の圧縮と移送をさせる。その
際,左右に対設するコンベヤのスプロケットの回転軸相
互間の間隔および各キャタピラの走行面の傾斜角度を所
定の角度に調節可能に形成する。
【0005】振り分け機構を上記押し潰し機構の下方部
に,多面体とした外周壁の少なくとも,そのうちの二面
を互いに対応させる磁石を装着した傾斜面を具える回転
体とし,該回転体を押し潰し機構の回転数よりも回転数
を増加して回転させ,非磁性体の空き缶は,回転体の回
転中の傾斜面に沿って傾斜方向に滑動させると共に磁性
体の空き缶を磁石を装着した傾斜面に沿って吸着させて
回転中に,離脱片を介して離脱し缶体の材質別に振り分
け収納させる。
【0006】
【作用】押し潰し機構は,押圧板の両端部の枢着片の外
側に,これと協働する咬着片の枢着片が位置するよう
に,交互に連鎖状に配列し,その両側枢着片部におい
て,枢支ピン及びリンク部材で互いに枢着した無端のキ
ャタピラ(A1),同(A2)を装架したコンベヤの対
向面を上方より下方に向って狭くなるように所定の傾斜
をもたせて,キャタピラ回転軸に装架し,該キャタピラ
の背部に配置したキャタピラ誘導板上を,その対向面を
互いに上方より下方に向って駆動させ,その駆動中に案
内された空き缶の胴部にキャタピラの咬着板がくい込
み,下方に変位すると共に,押圧板とが協働して空き缶
の胴部を順次偏平状に圧搾する。したがって,空き缶を
その姿勢にかかわらず,一挙に圧搾するに比し,押圧力
が低減される。又,空き缶は押し潰し機構に,縦方向に
案内されるため,空き缶の底部と蓋部のように,特に押
圧力の必要な部位を同時に圧縮することなく,別々の時
間帯において圧縮すれば足りることとなり,押圧力の節
減ができる。さらに,振り分け機構の回転体は,外周を
多面とし,該斜面の少なくとも二面に磁石を付装した平
滑な傾斜面を形成したので,圧縮され偏平化された空き
缶は,押し潰し機構から下方に落下する際,回転体の回
転中の平滑な傾斜面によって非鉄材料の空き缶は,該傾
斜面に沿って傾斜方向下方に助勢されて滑動して所定の
箱内に落下し,また,鉄製の空き缶は,磁石を装着した
傾斜面に吸着されて回転変位中に,離脱片を介して剥離
され所定の箱内に振り分け収納される。
【0007】
【実施例1】本発明の好ましい実施例を図面について説
明する。図1は正面図,図2は背面図,図3は右側面図
である。図1〜3図において,最下段部に受け箱用空間
1をもつフレーム2の上面に,振り分け機構3を設けた
フレーム4を戴置し,該フレーム4上に押し潰し機構5
を具え,駆動用モーター6を設け,該押し潰し機構5の
上面に,空き缶の案内路8を設け,該フレーム4および
案内路8を含む押し潰し機構5の外周を適宜の薄板9を
介して覆装している。空き缶の案内路8は,押し潰し機
構5の上方において,空き缶7を横方向に投げ入れたま
ま,横方向に転動するように空き缶の長さに応じた巾と
傾斜を具えた第一傾斜面10を付与しており,該第一傾
斜面10の下縁部に,空き缶7の半径よりも広い巾を具
え,上記第一傾斜面10に対し概ね90°変位した急斜
面11を設け,該急斜面11を介して,第一傾斜面より
移動する空き缶7の姿勢を横方向より縦方向に修正変位
して,押し潰し機構5のキャタピラ(A1),同(A
2)の互いに対向した空き缶の掴持部(キャタピラ(A
1)と(A2)の走行面の上方部空間)へ案内する。し
たがって,縦方向にその姿勢を修正された空き缶7は,
その底面又は蓋面の何れか一方側の端面部から対設した
押し潰し機構の協働によって掴持され押圧されて圧縮さ
れる。
【0008】押し潰し機構5は,薄板鉄板のプレスおよ
び又は鈑金加工により,図4〜19において,長手方向
の両端部に枢支孔12a,12aを穿設した枢着片1
2,12′を曲設し,該枢着片12,12′の両内側頸
部に,回動用の孔部13,13′を設 溝部14に断面U字状に曲設した押圧補助板16を内向
きに嵌装したキャタピラ部材(a1)と,および長手方
向の両端部に枢支孔17a,17aを穿設した枢着片1
7,17′を曲設し,該枢着片17,17′の両内側頸
部に,回動用の孔部18,18′を設け,胴部に断面U
字状の凹溝部19を曲設し,その長手方向胴部端面に,
多数の切り込み20を刻切し,かつ,その高さを上記押
圧板15の高さよりも少しく高くした咬着板21を形成
し,該咬着板21の胴部の凹溝部19に,断面U字状に
曲設した咬着補助板22を内側に向け嵌装したキャタピ
ラ部材(a2)を形成すると共に,上記キャタピラ部材
(a1)の両側枢着片12,12′の外側に,キャタピ
ラ部材(a2)の両側枢着片17,17′が位置するよ
うに,該キャタピラ部材(a1)と同(a2)とを交互
に連鎖状に配置し,該両側の枢着片部を枢支ピン23お
よびリンク部材24を介して互いに枢着し,(図10〜
図18),無端帯のキャタピラ(A1)と同(A2)と
を形成し,及び該キャタピラ(A1),同(A2)を正
面と背面部に対設した両軸承盤25,25′の概ね中央
立上り部に,盃状の窓部26,26′を開口し,該窓部
26,26′に多数の転がり要素27,27′を具える
キャタピラ誘導板28,28′を対設し,該両軸承盤2
5,25′の左右の上方軸承部に枢支した回転軸29,
29′に設けたスプロケット30,30′および,下方
軸承部に枢支した両回転軸31,31′に設けたスプロ
ケット32,32′に,上記キャタピラ(A1),同
(A2)を装架して上記キャタピラ誘導板28,28′
上に配置したコンベヤ(B1),同(B2)を形成する
と共に,駆動機構を,図1〜3において上記軸承盤2
5,25′に近接して減速機付きモーター6を配置し,
該モーター軸に設けたギヤ33とコンベヤ(B1)の背
面側の上部回転軸29に設けたギヤ34間に,原動チェ
ーン35を装架すると共に,該コンベヤ(B1)の上部
回転軸29に設けた減速ギヤ36と下部回転軸31に設
けた減速ギヤ37間に減速用チェーン38を装架してコ
ンベヤ(B1)の下部回転軸31を所定の速度で回転可
能にし,および上記コンベヤ(B1)の正面側下部回転
軸31に同期歯車39を設けると共に,コンベヤ(B
2)の正面側下部回転軸31′に,該同期歯車39と同
径の同期歯車40を設け互いに噛合して,コンベヤ(B
1),同(B2)のキャタピラ(A1),同(A2)の
走行面をその対向面の上方より下方向に同期して走行駆
動させる。
【0009】振り分け機構は,図1〜3,図21,22
において,対設した押し潰し機構5の下方部に,該押し
潰し機構5の間隔中間点よりも少しく外方に偏寄した位
置に,該押し潰し機構5の回転軸31,31に平行方向
に振り分け機構3の枢支軸42を配置し,該枢支軸42
に多面体とした外周壁の少なくとも二面を互いに対応し
た平面とし,(図は三面対応),該平面部に磁石46を
装着した回転体45を軸着し,及び回転体45の回転数
を押し潰し機構5の回転数よりも増加して回転させると
共に,該回転体45の外周壁に近接した位置に,離脱片
47を設け,回転体45の磁石46に吸着した空き缶を
回転体45の回動中に離脱させ,磁石46に吸着しない
材料による空き缶は,回転体45の傾斜面を傾斜方向に
滑動して,所定の箱内に落下するように,コンベヤ(B
2)の正面側上部回転軸29に設けたギヤ41と,振り
分け機構3の枢支軸42の正面側に軸着したギヤ43と
の間に,伝動チェーン44を配置し,回転体45をコン
ベヤ(B2)の回転方向と同一方向に増速して回転させ
る。
【0010】
【別の実施態様】上記押し潰し機構5の軸承盤25,2
5′の構成において,別の実施態様として,軸承盤2
5,25′を連設することに代え,軸承盤を左右に分離
して,該分離した軸承盤に,上,下の各回転軸を配置
し,該軸承盤の下方取付部をフレーム4の上縁部に適宜
の長孔を設け,該長孔部に分離した何れか一方側の軸承
盤を横方向に変位自在に取付け,或いは各軸承部を摺動
自在に構成することによって,互いに対設した押し潰し
機構の互いに対応するキャタピラ走行面の間隔および角
度を調節可能に形成し,半径の異なる空き缶の押し潰し
作業を円滑かつ効率的にすることができる。又,上記の
分離した軸承盤の一方側に配置する軸承盤の下方取付部
をフレームに水平方向に取付けることに代え,該一方側
の軸承盤を所望の傾斜角度を付与して取り付け,該一方
側の軸承盤の傾斜した角度に対応させて,他方側の軸承
盤を所定の傾斜角度とし,および,軸承部相互間の所定
間隔を選定して取付けることによって,軸承部に装着し
たコンベヤのキャタピラの各走行面の中軸を必ずしも垂
直方向とせずに,所望の角度に傾斜させて配置すること
ができる。したがって,圧縮されてキャタピラ間から押
し出される空き缶体は,該キャタピラ走行面の中軸を傾
斜させた方向に,重力によって落下させることができ,
空き缶の材種別に応じて振り分けを一層容易円滑にする
こともできる。(但し,図示を省略する。)
【0012】
【実施例2】押し潰し機構5の両側に,圧縮要素と移送
要素とを結合したキャタピラ(A1),(A2)を装架
したコンベヤ(B1),同(B2)を対設することに代
え,図20において押し潰し機構の一方側に,圧縮要素
と移送要素とを結合したキャタピラ(A2)を装架した
コンベヤ(B2)を設け,該コンベヤ(B2)の側方
に,多数の逆転止め付きの転がり要素48,48を具
え,傾斜角度制御可能にした傾斜板49を,上記コンベ
ヤ(B2)のキャタピラ(A2)の傾斜角度に対応し所
望の傾斜角度および間隔を付与して配置すると共に,該
傾斜板49の上方部および又は下方部に(図は下方部)
該傾斜板49に設けた転がり要素48,48面に沿った
円周部50を形成し周面に多数の突起を設けた押圧ロー
ラ51を軸装し,上記コンベヤ(B2)と協働して空き
缶を圧縮する構成とすることによって,押し潰し機構の
構成を一層簡素化し,かつ軽量化して生産効率を向上さ
せ,安価に供することができる。
【0013】
【発明の効果】本願の発明は,上記の構成としたので,
機構が簡単で軽量小型であり,その部品点数が尠く,
又,組立作業も容易で省力化して生産することができ,
スーパー又は小売店等の狭いスペースにも有効に配置で
きる。さらに,本発明における押し潰し機構は,押圧板
と咬着板とが互いに交互に連鎖状に配列され,枢着した
キャタピラの走行面と走行面との圧力で順次圧縮され,
かつ咬着板によって移行され,およびその押圧に際し,
キャタピラ背面部に配置した転がり要素をもつ傾斜した
キャタピラ誘導板上面を滑動することができるので,キ
ャタピラの走行が円滑で,押圧力を発揮できる。又,押
圧板と咬着板との胴部の連結部に間隙部を生じないの
で,空き缶圧縮作業中において,順次圧縮される空き缶
体に不規則な変形の結果突出部を派生することがあって
も,押圧板と咬着板その他押し潰し機構の機能を阻害す
る要因を防止できるため,押し潰し機構の作動がきわめ
て円滑で圧縮機能を発揮することができる。したがっ
て,故障の生ずることを少なくすることができる。又,
空き缶は,案内路において横転しながら途中で縦方向に
その姿勢が修正されて,押し潰し機構に案内され,空き
缶の底板及び蓋板部を別々の時間帯において圧縮するた
め,押し潰し作業の押圧力の節減を期することができ
る。したがって,駆動機構におけるモーター,その他の
伝動機構の構成を小型軽量化して実施することができ
る。
【0014】さらに,請求項3における押し潰し機構の
下方部に配置した振り分け機構の構成を,多面体とした
外周壁の少なくとも2面を対応した平面として磁石を装
着した回転体とし,該回転体を押し潰し機構の回転速度
よりも増速して回転させることによって,圧縮され落下
する偏平な空き缶体のうち,鉄材以外のものは,該回転
中の傾斜面を介して助勢されて,該傾斜面の方向に落下
し,所定の箱内に収納され,又,鉄材製の空き缶は,該
磁石を付装した傾斜面に沿って吸着されたまま回転し,
その回転中に離脱片を介して剥離され,別の箱内に振り
分けられて収納され,空き缶の材料別振り分け作業が円
滑確実で,異種材料の混在のおそれを生じないで振り分
け作業を実施できる。又,請求項4における押し潰し機
構においては,一方側に押圧板と咬着板を具えるキャタ
ピラを装架したコンベヤを設け,他方側に該コンベヤを
対設することに代え,逆転止めの転がり要素を具える傾
斜板と該傾斜板の上方及び又は下方に逆転止めの回転ロ
ーラを軸装した押し潰し機構とで構成したことにより,
該他方側に対設した傾斜板は部品点数が少く機構が一層
簡単で省力化して生産でき,一層軽量で安価に提供する
効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空き缶の押し潰し装置の正面図。
【図2】同,背面図
【図3】同,右側面図
【図4】同,押し潰し機構の押圧板の側面図
【図5】同,平面図
【図6】同,図4の左端面図
【図7】同,図6の左端面図
【図8】同,押圧補助板の平面図
【図9】同,側面図
【図10】同,押し潰し機構の咬着板の側面図
【図11】同,平面図
【図12】同,図10の左端面図
【図13】同,図11の左端面図
【図14】同,押圧板と咬着板との配列平面図
【図15】同,図14の左端面図
【図16】同,キャタピラの一部欠截平面図
【図17】同,図16の右端面図
【図18】同,図16のA−A線における拡大断面図,
【図19】同,コンベヤの一部欠截説明斜視図
【図20】同,実施例2における押し潰し機構の配置説
明図
【図21】同,別の実施態様における振り分け機構の回
転体の拡大側面説明図
【図22】同,図21における回転体の拡大正面説明図
である。
【符号の説明】
1:受け箱用空間 2:フレーム 3:振り分け機構 4:フレーム 5:押し潰し機構 6:駆動用モー
ター 7:空き缶 8:案内口 9:薄板 10:第一傾斜面 11:急斜面 12,12′:枢着片 1
2a,12a:枢支孔 13,13′:回動用の孔部 14:U字溝 15:押圧板 16:押圧補助
板 (a1):キャタピラ部材 (a2):キャ
タピラ部材 17,17′:枢着片 17a,17a:枢支孔 1
8,18′:回動用の孔部 19:凹溝部 20:切り込み 21:咬着板 22:咬着補助
板 23:枢支ピン 24:リンク部
材 (A1):キャタピラ (A2):キャタ
ピラ 25,25′:軸承盤 26,26′:
窓部 27,27′:転がり要素 28,28′:
キャタピラ誘導板 29,29′:上部回転軸 30,30′:
スプロケット 31,31′:下部回転軸 32,32′:
スプロケット (B1):コンベヤ (B2):コン
ベヤ 33:ギヤ 34:ギヤ 35:原動チェーン 36:減速ギヤ 37:ギヤ 38:減速用チ
ェーン 39:同期歯車 40:同期歯車 41:ギヤ 42:振り分け
枢支軸 43:ギヤ 44:伝動チェ
ーン 45:回転体 46:磁石 47:離脱片 48,48′:
転がり要素 49:傾斜板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空き缶の押し潰し装置の正面図
【図2】同,背面図
【図3】同,右側面図
【図4】同,押し潰し機構の押圧板の側面図
【図5】同,平面図
【図6】同,図4の左端面図
【図7】同,図5の左端面図
【図8】同,押圧補助板の平面図
【図9】同,側面図
【図10】同,押し潰し機構の咬着板の側面図
【図11】同,平面図
【図12】同,図10の左端面図
【図13】同,図11の左端面図
【図14】同,押圧板と咬着板との配列平面図
【図15】同,図14の左端面図
【図16】同,キャタピラの一部欠截平面図
【図17】同,図16の右端面図
【図18】同,図16のA−A線における拡大断面図
【図19】同,コンベヤの一部欠截説明斜視図
【図20】同,実施例2における押し潰し機構の配置説
明図
【図21】同,別の実施態様における振り分け機構の回
転体の拡大側面説明図
【図22】同,図21における回転体の拡大正面説明図
である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 :受け箱用空間 2
:フレーム 3 :振り分け機構 4
:フレーム 5 : 押し潰し機構 6
:駆動用モーター 7 : 空き缶 8
案内路 9 : 薄板 10
:第一傾斜面 11 :急斜面 12,1
2’:枢着片 12a, 12a:枢支孔 13,13’:回動用の孔部 14
:U字溝 15 :押圧板 16
:押圧補助板 (a1):キャタピラ部材 (a2):
キャタピラ部材 17,17’:枢着片 17a,17a:枢支孔 1
8,18’:回動用の孔部 19 :凹溝部 20
:切り込み 21 :咬着板 22
:咬着補助板 23 :枢支ピン 24
:リンク部材 (A1):キャタピラ (A2)
:キャタピラ 25,25’:軸承盤 26,2
6’:窓部 27,27’:転がり要素 28,2
8’:キャタピラ誘導板 29,29’:上部回転軸 30,3
0’:スプロケット 31,31’:下部回転軸 32,3
2’:スプロケット (E1):コンベヤ (B2)
:コンベヤ 33 :ギヤ 34
:ギヤ 35 :原動チェーン 36
:減速ギヤ 37 :減速ギヤ 38 :
減速用チェーン 39 :同期歯車 40
:同期歯車 41 :ギヤ 42
:振り分け枢支軸 43 :ギヤ 44
:伝動チェーン 45 :回転体 46
:磁石 47 :離脱片 48,48
:転がり要素 49 :傾斜板
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図13】
【図1】
【図2】
【図3】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図15】
【図14】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65F 5/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空き缶を押し潰し部に案内して押し潰し
    処理する装置において,上方より下方に向って狭くなる
    ように傾斜をもたせて,一対に取付けられ,相互に所定
    角度を制御可能にした傾斜面を駆動して互いに協働する
    押し潰し機構と,該押し漬し機構の下方に,圧縮後の空
    き缶の振り分け機構とを設け,該一対の押し漬し機構
    は,少なくとも一方側に,圧縮要素と移送要素を具えた
    部材を交互に連鎖状に配置枢着して形成した無端のキャ
    タピラを配置したコンベヤを形成し,該キャタピラの走
    行面と協働する対向面が共に上方より下方に向って運動
    するようにした駆動機構に連係すると共に,該押し潰し
    機構の下方部に,複数の磁性体からなる平斜面を具える
    回転体を形成した振り分け機構を設け,該振り分け機構
    と上記押し漬し機構とを連動するようにしたことを特徴
    とする空き缶の押し潰し装置。
  2. 【請求項2】 長手方向の両端部に枢着片を曲設し,該
    枢着片の両内側頸部 し,該U字溝部に断面U字状に曲設した押圧補助板を内
    向きに嵌装したキャタピラ部材(a1)と,長手方向の
    両端部に枢着片を曲設し,該枢着片の両内側頸部に回動
    用の孔部を設け,胴部に断面U字状の凹溝部を曲設し,
    その長手方向胴部端面に,多数の切り込みを刻切し,か
    つ,その高さを上記押圧板の高さよりも少しく高くした
    咬着板を形成し,該咬着板の胴部の凹溝部に,断面U字
    状に曲設した咬着補助板を内側に向け嵌装したキャタピ
    ラ部材(a2)を形成すると共に,上記キャタピラ部材
    (a1)の両側枢着片の外側に,キャタピラ部材(a
    2)の両側枢着片が位置するように,該キャタピラ部材
    (a1)と同(a2)とを交互に連鎖状に配置し,該両
    側の枢着片部を枢支ピンおよびリンク部材を介して互い
    に枢着し,無端帯のキャタピラ(A1)と同(A2)と
    を形成し,及び該キャタピラ(A1)同(A2)を正面
    と背面部に対設した両軸承盤の概ね中央立上り部に,盃
    状の窓部を開口し,該窓部に多数の転がり要素を具える
    キャタピラ誘導板を対設し,該両軸承盤の左右の上,下
    部に設けた軸承部に枢支した両回転軸に設けたスプロケ
    ットに,上記キャタピラ(A1),同(A2)を装架し
    て上記キャタピラ誘導板上に配置し,コンベヤ(B
    1),同(B2)を形成すると共に,駆動機構を上記軸
    承盤に近接して減速機付きモーターを配置し,該モータ
    ー軸に設けたギヤと,コンベヤ(B1)の背面側の上部
    回転軸に設けたギヤ間に,原動チェーンを装架すると共
    に,該コンベヤ(B1)の上部回転軸に設けた減速ギヤ
    と下部回転軸に設けた減速ギヤ間に減速用チェーンを装
    架してコンベヤ(B1)の下部回転軸を所定の速度で回
    転可能にし,および上記コンベヤ(B2)の正面側下部
    回転軸に同期歯車を設けると共に,コンベヤ(B1)の
    正面側下部回転軸に,該同期歯車と同径の同期歯車を設
    け互いに噛合して,コンベヤ(B1),同(B2)のキ
    ャタピラ(A1),同(A2)の走行面をその対向面の
    上方より下方向に同期して走行駆動させる。振り分け機
    構の駆動は,コンベヤ(B2)の正面側上部回転軸に設
    けたギヤと,押し潰し機構の下方に配置した振り分け機
    構の枢支軸の正面側に軸着したギヤとの間に伝動チェー
    ンを配置し,振り分け機構の回転体をコンベヤ(B1)
    の回転方向と同一方向に連動するようにした請求項1記
    載の空き缶の押し潰し装置。
  3. 【請求項3】 対設した押し潰し機構の下方部に,該押
    し潰し機構の間隔中間点よりも少しく外方に偏寄した位
    置に,該押し潰し機構の回転軸に平行方向に振り分け機
    構の枢支軸を配置し,該枢支軸に多面体とした外周壁の
    少なくとも二面を互いに対応した平面とし,該平面部に
    磁石を装着した回転体を軸着し,及び回転体の回転数を
    押し潰し機構の回転数よりも増加して回転させると共
    に,該回転体の外周壁に近接した位置に,離脱片を設
    け,回転体の磁石に吸着した空き缶を回転体の回動中に
    離脱するようにした請求項1又は2記載の空き缶の押し
    潰し装置。
  4. 【請求項4】 押し潰し機構の一方側に,圧縮要素と移
    送要素を具えるキャタピラ部材を交互に連鎖状に配置
    し,互いに枢着した無端帯のキャタピラを装架したコン
    ベヤを配置し,該コンベヤの側方に,多数の逆転止め転
    がり要素を具える傾斜面を対設し,該傾斜面の上方部お
    よび又は下方部に,該傾斜面に沿った円周部を形成した
    逆転止め回転ローラを軸装すると共に,該回転ローラ面
    に多数の突針を植設した請求項1記載の空き缶の押し潰
    し装置。
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