JPH0615456B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH0615456B2 JP9620686A JP9620686A JPH0615456B2 JP H0615456 B2 JPH0615456 B2 JP H0615456B2 JP 9620686 A JP9620686 A JP 9620686A JP 9620686 A JP9620686 A JP 9620686A JP H0615456 B2 JPH0615456 B2 JP H0615456B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な毛髪化粧料、更に詳細には、分岐型アル
キル4級アンモニウム塩とα−モノ(メチル分岐アルキ
ル)グリセリルエーテルを含む、安定な乳化・分散能を
有し、油性感が少なく、平滑性、柔軟性及び帯電防止効
果の優れたヘアリンス、ヘアコンデイシヨナー、ヘアト
リートメント、ヘアクリーム、スタイリングローシヨ
ン、スタイリングムース、コンデイシヨニングムース、
ヘアスプレー等の毛髪化粧料に関する。
〔従来の技術〕
従来から、2つの長鎖アルキル基が直鎖型であるジステ
アリルジメチルアンモニウムクロライド等のジ直鎖型長
鎖アルキル4級アンモニウム塩を主有効成分とするヘア
リンス剤等の毛髪化粧料が使用されている。
これらのうち、ヘアリンス剤は毛髪に柔軟性、平滑性、
帯電防止性等を付与することを目的とするものである
が、ジ直鎖型長鎖アルキル4級アンモニウム塩のみでは
柔軟性、平滑性において充分な効果を得ることができな
い。従つて、これらの欠点を改善するために、高級アル
コール、グリセライド、流動パラフイン等の油脂類を配
合するのが一般的であつた。
また、油あるいは樹脂類を主成分とするヘアクリーム、
スタイリング剤等においても、柔軟性、平滑性、帯電防
止性等を賦与する目的でモノ又はジ直鎖型長鎖アルキル
第4級アンモニウム塩が使用されてきた。
ところで、ジ直鎖型長鎖アルキル4級アンモニウム塩
は、効果を発揮するのに充分な量の油脂類を安定に乳
化、分散させる能力を有させないため、クリームリンス
等のエマルジヨン系では安定な乳化、分散系を得るため
に、親水性の高いモノ直鎖型長鎖アルキル4級アンモニ
ウム塩又は非イオン性界面活性剤を配合することが試み
られてきた。しかし、親水性の高いこれらの化合物はリ
ンス効果を著しく低下させるため、4級アンモニウム塩
と油脂類のもつ本来のリンス効果を充分に発揮させるこ
とができないという欠点があつた。また、乾燥時の毛髪
に平滑性を付与する目的で、融点の高い固体状の油脂を
配合する毛髪化粧料においては、配合時には油脂類が均
一に乳化・分散しても、経日後に固体脂が結晶化して析
出するため、目的とする性能が充分に得られないという
問題があつた。
従つて、効果を発揮するのに充分な量の油脂類を長期間
安定に乳化・分散し、多量の油脂類が存在しても、柔軟
性、平滑性及び帯電防止効果の優れ、かつ油つぼさが残
らない毛髪化粧料の開発が望まれていた。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる実情において、本発明者らは鋭意研究を行つた結
果、従来の直鎖型長鎖アルキル4級アンモニウム塩の一
部又は全部を特定の分岐第4級アンモニウム塩で置換
し、α−モノ(メチル分岐アルキル)グリセリルエーテ
ルと併用することにより、上記欠点を克服した優れた毛
髪化粧料が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は次の成分(A)及び(B) (A) 0.01〜20wt%の次の(i)又は(ii)の分岐第
4級アンモニウム塩の1種又は2種以上 (i) 〔式中Rは で示される分岐アルキル基および で示される直鎖アルキル基から選ばれたアルキル基であ
つて(式中Rはメチルまたはエチル基、m、nはアル
キル基の合計炭素数が8〜16となる数)、基Rの分岐
率(a)/(a)+(b)が10〜100wt%であるものであ
り、R、Rはベンジル基および炭素数1〜3のアル
キル基もしくはヒドロキシアルキル基から選ばれれる基
を示し、Xはハロゲンイオンまたは有機アニオンであ
る〕 (ii) 〔式中R、Rは炭素数2〜16のアルキル基であ
り、Rまたは炭素数1〜3のアルキル基を示し、R、R
は式(I)におけると同じ意味を有する〕 (B) 0.1〜30wt%の一般式(III) R′−OCHCH(OH)CHOH (III) (式中、R′は炭素数12〜24のメチル分岐飽和炭化
水素基を示す) で表わされるα−モノ(メチル分岐アルキル)グリセリ
ルエーテルを含有する毛髪化粧料を提供するものであ
る。
本発明の成分(A)のうち、(i)の分岐第4級アンモニウム
塩は、通常炭素数8〜16のオキソアルコールを原料と
して合成されるものであり、その例としては、該アルコ
ールから導かれるアルキル基を有するジアルキルジメチ
ルアンモニウム塩、ジアルキルメチルヒドロキシエチル
アンモニウム塩、ジアルキルメチルベンジルアンモニウ
ム塩等を挙げることができる。これらアンモニウム塩の
対イオンとしては塩素、ヨウ素、臭素等のハロゲンイオ
ンおよびメトサルフエート、エトサルフエート、メトフ
オスフエート、エトフオスフエート等の有機アニオンを
挙げることができる。
式(I)においてアルキル基Rは合計炭素数が8〜16で
ある および から選ばれる基であり、Rはメチルまたはエチル基で
ある。Rの分岐率(a)/(a)+(b)は原料となるオキソア
ルコールの分岐率から求められ、一般には10〜100
wt%、より好ましくは10〜50wt%である。ま
た、アルキル基Rの合計炭素数は8〜16であればよい
が、一定の分布をもつたものが好ましく、特に以下の分
布を有するものが好ましい。
8−11:5wt%以下 C12 :10−35wt% C13 :15−40wt% C14 :20−45wt% C15 :5−30wt% C16 :5wt%以下 特に好ましい具体例は炭素数8−16で分岐率10−5
0wt%のアルキル基Rを有する式(I)で表わされるジ
アルキルメチルアンモニウムクロリドである。本化合物
はヘアリンス剤として用いた場合特に毛髪が湿潤した状
態での平滑性(すべり)がよい。
本発明の成分(A)のうち(ii)の分岐第4級アンモニウム
塩は、式(II)で表わされるものであり、通常、炭素数8
〜36のゲルベアルコール を原料として合成されるものである。この分岐第4級ア
ンモニウム塩の好ましい例としては、ゲルベアルコール
から導かれるアルキル基を有するアルキルトリメチルア
ンモニウム塩、アルキルジメチルヒドロキシエチルアン
モニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩
等のモノアルキル型第4級塩;ジアルキルジメチルアン
モニウム塩、ジアルキルメチルヒドロキシエチルアンモ
ニウム塩、ジアルキルメチルベンジルアンモニウム塩等
を挙げることができる。これらアンモニウム塩の対イオ
ンとしては塩葉、ヨウ素、臭素等のハロゲンイオンおよ
びメトサルフエート、エトサルフエート、メトフオスフ
エートエトフオスフエート等の有機アニオンを挙げるこ
とができる。ここでゲルベアルコールから導かれるアル
キル基の例としては2−ヘキシルデシル、2−オクチル
ドデシル、2−デシルテトラデシル、2−ドデシルヘキ
サデシルを挙げることができる。分岐第4級アンモニウ
ム塩(II)の特に好ましい具体例として、2−デシルテト
ラデシルトリメチルアンモニウムクロリド、2−ドデシ
ルヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ジ−
2−ヘキシルデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジ
−2−オクチルドデシルアンモニウムクロリド等を挙げ
ることができる。これらの化合物はヘアリンス剤として
用いた場合、特に毛髪が乾燥した状態での平滑性(すべ
り)がよい。
これらの式(I)または(II)で示される第4級アンモニウ
ム塩は単独、あるいは混合物として用いることができ、
その配合量は合計で毛髪化粧料組成物中0.01〜20
wt%好ましくは0.05〜5wt%である また、本発明化粧料においては、上記以外の第4級アン
モニウム塩、たとえばセチルトリメチルアンモニウムク
ロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド等
を補助的に用いることもできる。
また(B)成分として使用されるα−モノ(メチル分岐ア
ルキル)グリセリルエーテルは、例えば特公昭57−3
6260号公報に記載された方法に従つて合成されるも
ので、就就中特に好ましいものとしては、(III)式中の
R′が次の基(IV)、 (式中、m′は2ないし14の整数、n′は3ないし1
1の整数であり、m′とn′の和は9ないし21であ
る) で表わされるものが挙げられ、このうち更に好ましいも
のは、式(IV)中のm′とn′の和が11ないし17(即
ちアルキル基の合計炭素数が14ないし20)のもので
あり、就中特にm′とn′の和が15(即ちアルキル基
の合計炭素数が18)のものである。また分岐メチル基
はアルキル主鎖の中心近くのものが好ましい。
工業的に製造される原料アルコールは、アルキル基の合
計炭素数及び分岐メチル基の位置は一定の分布を持つた
混合物として得られる。例えばオレイン酸ダイマー製造
時の副産物として得られるメチル分岐を有するイソステ
アリン酸の還元生成物であるイソステアリルアルコール
は、合計炭素数が18(m′とn′の和が15)のもの
を約75%以上を含有し、残部が合計炭素数が14のも
の、16のもの、20のものであり、分岐メチル基はア
ルキル主鎖のほぼ中央に位置している(J.Amer.Oil Che
m.Soc.51,522(1974))。
次に、α−モノ(メチル分岐アルキル)グリセリルエー
テルの代表的化合物の物性を示す。
この成分(B)は本発明毛髪化粧料中に0.1〜30wt
%、好ましくは0.3〜10wt%配合される。
本発明の毛髪化粧料は、常法に従い、例えば加温した水
に上記成分(A)及び成分(B)を加え、撹拌しながら冷却す
る方法により製造することができる。この際アルコー
ル、プロピレングリコール、グリセリン等の溶剤を使用
することもできる。またこの場合、その5wt%水溶液
のpHが通常のヘアリンス剤のそれと同じ3〜8になるよ
うに、必要に応じて、クエン酸、乳酸等の有機酸;リン
酸、塩酸等の無機酸;又はカセイソーダ等の無機アルカ
リ;トリエタノールアミン等の有機アルカリ等で調整す
るのが好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、更に必要に応じて脂肪酸高級
アルコール、ラノリン油脂、エステル、流動パラフイ
ン、高級脂肪酸等の油脂類、抗フケ剤、ビタミン類等の
薬効剤、パラベン類等の防腐剤、水溶性高分子等の増粘
剤、染料および顔料等の着色剤、カチオンポリマー等の
コンデイシヨニング剤、グリコールエステル等のパール
化剤、各種調合香料等を適宜配合することもできる。
本発明の毛髪化粧料の任意成分を含めた特に好ましい組
成の範囲は、次の表の通りである。
ムース、ヘアスプレー等のエアゾールでは、上記組成
(原液)に加えてフルオロカーボン、液化石油ガス、ジ
メチルエーテル等の噴射剤を内圧が2.0〜6.0kg/
cm3Gとなるよう、すなわち全組成物中1〜20wt%と
なるよう用いた。
〔効果及び作用〕
本発明による毛髪化粧料は長期間の低温保存状態におい
ても乳化・分散安定性に優れ、しかも油性感が少なく、
平滑性、柔軟性及び帯電防止効果も良好である。
〔実施例〕
次に実施例を挙げ本発明を説明するが、本発明は、これ
ら実施例に限定されるものでない。なお、本実施例中で
用いた試験方法は次の通りである。
(1) 保存安定性 100ml容の透明ガラス容器に試料を入れ、5℃、20
℃、40℃の恒温保存室に1ケ月間保存した後、肉眼に
て外観を観察し保存安定性を評価した。評価は次の基準
で示した。
〇:全体が均一で、分離、凝集等の異常を認めず、保存
安定性良好。
△:全体は均一だが、パール状結晶等の析出を認め、保
存安定性やや不良。
×:不均一で、分離、凝集等を認め、保存安定性不良。
(2) 官能評価 今迄にコールドパーマ、ブリーチ等の美容処理を行つた
ことのない日本人女性の毛髪20g(長さ15cm)を束
ね、この毛髪束にヘアーリンス剤2gを均一に塗布し、
次いで30秒流水ですすぎ洗いした後、タオルドライを
行つた。この湿潤状態の毛髪束についてその柔軟性及び
油性感を官能評価し、特に優れている場合は◎、良好の
ものは〇、同等なものは△、劣るものは×として示し
た。
(3) くし通り力 前記(2)のようにして処理した湿潤状態の毛髪束をその
まま(約0.7g/g毛髪の水分を含む)、あるいはド
ライヤーで約5分間乾燥した後(約0.1g/g毛髪の
水分を含む)、ストレンゲージでくし通り荷重を測定し
た。測定は温度20℃、湿度65%の恒温室で20回繰
り返し、その平均値(g)をくり通り力とした。
(4) 静電気発生量 温度20℃、相対湿度65%の恒温室で、上記乾燥状態
の毛髪束に10回くしを通し、毛髪に発生する静電気量
(kv)を測定した。
(5) 毛髪表面の摩擦係数 長さ20cm、太さ約50μの毛髪をシヤンプーで2度洗
浄し、0.5gのヘアリンス剤を毛髪に均一に塗布し
た。温度20℃、相対湿度65%の恒温室にて、一本の
処理毛髪をナイロン製プーリーに掛け、その両端に0.
5gの荷重をつるし、約2gの水で毛髪及びプーリーを
洗浄した。プーリーを5rpmで回転させ、毛髪両端の張
力差をストレインゲージで検出し、回転開始後一定時間
経過した後の値から動摩擦係数を求めた。各試験液につ
いて毛髪10本以上測定し、それらの平均値とした。
実施例1 第1表及び第2表に示す組成物を調製し、その各温度に
おける保存安定性及びリンス性能を調べた。
組成物の製造法: 70℃に加熱した水(5)に、同温度に加熱して容解した
第1表に示す(1)〜(4)から選ばれる成分を加え、撹拌し
て乳化させた後、撹拌しながら室温まで冷却しヘアリン
ス剤組成物を得た。
結 果:第1表及び第2表のとおりである。
実施例2 第3表に示す組成物を調製し、その各温度における保存
安定性及びリンス性能を調べた。
組成物の製造法: 70℃に加熱した水(5)に、同温度に加熱して溶解した
成分(1)、(3)、(4)又は成分(2)、(3)、(4)を加え、撹拌
して乳化させた後、撹拌しながら室温まで冷却し、ヘア
リンス剤組成物を得た。
結 果:第3表のとおりである。
実施例3 次の配合組成のヘアーリンス剤組成物を調製し、19名
の女性パネラーを用いてリンス性能を一対比較法により
評価した。比較基準は非常によい場合を+2、よい場合
を+1とした。その結果を第4表に示す。
発明品10: ジアルキルジメチルアンモニウム 2.0(%) クロリド(*1) α−モノ(イソステアリル)グリ 3.0 セリルエーテル(*2) プロピレングリコール 5.0 水 89.6 香 料 0.4 70℃に加熱したに、同温に加熱溶解した〜の混
合物を加え、撹拌して乳化させた後、撹拌しながら45
℃まで冷却し、を加えてさらに撹拌しながら室温まで
冷却し、ヘアーリンス組成物を得る。尚*1,*2は第
1表と同じ。
比較品6: ジアセキルジメチルアンモニウム 2.0(%) クロリド(*1) α−モノ(イソステアリル)グリ 3.0 セリルエーテル(*2) プロピレングリコール 5.0 水 89.6 香 料 0.4 70℃に加熱したに、同温に加熱溶解した〜の混
合物を加え、撹拌して乳化させた後、撹拌しながら45
℃まで冷却し、を加えて撹拌しながらさらに室温まで
冷却し、ヘアーリンス組成物を得る。尚*2は第1表と
同じ。
実施例4 第5表に示す組成物を調整し、その各温度における保存
安定性及びリンス性能を調べた。
組成物の製造法: 70℃に加熱した第5表に示したに、同温に加熱溶解
した(1)〜(8)の混合物を加え、撹拌して乳化させた後、
撹拌しながら室温まで冷却し、ヘアーリンス剤組成物を
得た。
結果は第5表に示したとおりである。
実施例5 70℃に加熱した第6表に示した、、、の混合
物に、同温に加熱溶解した〜の混合物を加え、撹拌
して乳化させた後、撹拌しながら45℃まで冷却し、
を加えて撹拌しながらさらに室温まで冷却し、ヘアーリ
ンス剤組成物を得た。
得られたヘアーリンス剤組成物は、いずれも良好なリン
ス性能を示し、低温での長期保存安定性も良好であつ
た。
実施例6 実施例2と同様にしてヘアリンス剤組成物を調製し、そ
の性能を評価した。その結果を第7表に示す。尚表中*
2は第1表と同じ。
実施例7 ヘアートリーメント組成物 (製法) (12)に(7)、(8)、(10)を均一に分散させ加温する。さら
に撹拌下、加温した(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、
(9)の均一溶液を加え冷却したのち、(11)を配合して低
温保存安定性にすぐれた良好な感触を付与するヘアトリ
ートメント組成物を得た。
実施例8 ヘアークリーム組成物 (製法) 加温したに加温した(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、
(7)、(8)の均一溶液を加え冷却したのち、(9)を配合し
て低温保存安定性にすぐれた良好な感触を付与するヘア
クリーム組成物を得た。
実施例9 スタイリングローシヨン剤組成物 (7)に撹拌下(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(8)を加え
均一に分散し、次いで(9)を加えて、低温保存安定性に
すぐれ、良好な感触で毛髪に対し優れたヘアスタイル保
持性を付与するセツト剤組成物を得た。
実施例10 コンデイシヨニングムース組成物 (製法) (12)に(9)を加え加温する。さらに撹拌下、加温した
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)の均一溶液を加え
冷却したのち、(8)、(10)を配合する。これをエアゾー
ル用の缶に詰め、噴霧剤を充填して低温保存安定性にす
ぐれた良好な感触を付与するムース組成物を得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の二成分(A)及び(B) (A) 0.01〜20wt%の次の(i)又は(ii)の分岐第
    4級アンモニウム塩の1種又は2種以上 (i) 〔式中Rは で示される分岐アルキル基および で示される直鎖アルキル基から選ばれたアルキル基であ
    つて(式中Rはメチルまたはエチル基、m、nはアル
    キル基の合計炭素数が8〜16となる数)、基Rの分岐
    率(a)/(a)+(b)が10〜100wt%であるものであ
    り、R、Rはベンジル基および炭素数1〜3のアル
    キル基もしくはヒドロキシアルキル基から選ばれる基を
    示し、Xはハロゲンイオンまたは有機アニオンであ
    る〕 (ii) 〔式中R、Rは炭素数2〜16のアルキル基であ
    り、Rまたは炭素数1〜3のアルキル基を示し、R、R
    は式(I)におけると同じ意味を有する〕 (B) 0.1〜30wt%の一般式(III) R′−OCHCH(OH)CHOH (III) (式中、R′は炭素数12〜24のメチル分岐飽和炭化
    水素基を示す) で表わされるα−モノ(メチル分岐アルキル)グリセリ
    ルエーテルを含有することを特徴とする毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】(B)成分のα−モノ(メチル分岐アルキ
    ル)グリセリルエーテルが、(III)式中R′が次の基(I
    V)、 (式中、m′は2ないし14の整数、n′は3ないし1
    1の整数であり、m′とn′の和は9ないし21であ
    る) で表わされるものである特許請求の範囲第1項記載の毛
    髪化粧料。
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