JPH0615442Y2 - 配電盤等への機器取付け装置 - Google Patents
配電盤等への機器取付け装置Info
- Publication number
- JPH0615442Y2 JPH0615442Y2 JP1988031376U JP3137688U JPH0615442Y2 JP H0615442 Y2 JPH0615442 Y2 JP H0615442Y2 JP 1988031376 U JP1988031376 U JP 1988031376U JP 3137688 U JP3137688 U JP 3137688U JP H0615442 Y2 JPH0615442 Y2 JP H0615442Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switchboard
- fixed frame
- mounting
- rail
- power device
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は開閉器等の電力用機器を配電盤等の内部に収
納するための配電盤等への機器取付け装置の改良に関す
るものである。
納するための配電盤等への機器取付け装置の改良に関す
るものである。
［従来の技術］ 第３図および第４図にそれぞれ従来の配電盤への機器取
付け装置およびその取付け方法を示す。
付け装置およびその取付け方法を示す。
第３図はリフタ３を用いて、電力用機器例えば引出形し
や断器２を配電盤１に取付ける方法を示している。第３
図において、リフタ３のバケット部3aは、図中矢印Ａ方
向に上下動および矢印Ｂ方向に伸縮可能である。引出形
しや断器２はリフタ３のバケット部3aに載置され、バケ
ット部3aの上下動および伸縮により配電盤１の固定枠５
に載置される。
や断器２を配電盤１に取付ける方法を示している。第３
図において、リフタ３のバケット部3aは、図中矢印Ａ方
向に上下動および矢印Ｂ方向に伸縮可能である。引出形
しや断器２はリフタ３のバケット部3aに載置され、バケ
ット部3aの上下動および伸縮により配電盤１の固定枠５
に載置される。
第４図は配電盤１の上部に吊上げ腕６を取付け滑車6aを
用いて引出形しゃ断器２を取付ける方法を示している。
配電盤１の固定枠５には引出し可能な延長レール４が設
けられている。引出形しや断器２は、配電盤１の上部に
取付けられた吊上げ腕６、その先端に設けられた滑車6a
およびワイヤ6b等を用いて一旦引出形しや断器２を取付
けるべき固定枠５の位置よりも上方に吊り上げられる。
この状態において、延長レール４を図中矢印Ｃの方向に
固定枠５から引出し、次に引出形しや断器２を下降させ
延長レール４上に載置する。そして延長レール４を矢印
Ｄの方向に移動させることにより引出形しや断器２は配
電盤１の固定枠５に設置される。
用いて引出形しゃ断器２を取付ける方法を示している。
配電盤１の固定枠５には引出し可能な延長レール４が設
けられている。引出形しや断器２は、配電盤１の上部に
取付けられた吊上げ腕６、その先端に設けられた滑車6a
およびワイヤ6b等を用いて一旦引出形しや断器２を取付
けるべき固定枠５の位置よりも上方に吊り上げられる。
この状態において、延長レール４を図中矢印Ｃの方向に
固定枠５から引出し、次に引出形しや断器２を下降させ
延長レール４上に載置する。そして延長レール４を矢印
Ｄの方向に移動させることにより引出形しや断器２は配
電盤１の固定枠５に設置される。
引出形しや断器２を配電盤１の固定枠５から取り外すに
は、上記いずれも従来例の場合にも逆の動作を行う。
は、上記いずれも従来例の場合にも逆の動作を行う。
［考案が解決しようとする課題］ 第３図に示す従来例においては、引出形しや断器２等の
電力用機器の取付け・取り外しに際し、リフタが必要で
あり高価となること、少なくともリフタが移動できるス
ペースが必要であり、配電盤１を載置するスペースがあ
る程度の広さを要求されることおよび不使用時のリフタ
の収納スペースが必要である等の問題点を有していた。
また、第４図に示す従来例では、配電盤１の上方に吊上
げ腕を設ける必要があるため配電盤の高さに制約がある
という問題点を有していた。
電力用機器の取付け・取り外しに際し、リフタが必要で
あり高価となること、少なくともリフタが移動できるス
ペースが必要であり、配電盤１を載置するスペースがあ
る程度の広さを要求されることおよび不使用時のリフタ
の収納スペースが必要である等の問題点を有していた。
また、第４図に示す従来例では、配電盤１の上方に吊上
げ腕を設ける必要があるため配電盤の高さに制約がある
という問題点を有していた。
この考案は以上の様な問題点を解決するためになされた
ものであり、リフタ等を用いずに電力用機器を配電盤等
へ効率良く収納することが出来き、かつ配電盤等の内部
にコンパクトに収納出来得る配電盤等への機器取付け装
置を提供することを目的としている。
ものであり、リフタ等を用いずに電力用機器を配電盤等
へ効率良く収納することが出来き、かつ配電盤等の内部
にコンパクトに収納出来得る配電盤等への機器取付け装
置を提供することを目的としている。
［課題を解決するための手段］ この考案に係る配電盤等への機器取付け装置は、配電盤
等の内部で電力用機器を固定する固定枠と、 前記固定枠に所定の角度で斜め上に取付けられ、配電盤
等の内部に折りたたみ収納可能な一対の支持枠と、 前記一対の支持枠により地面に対して水平に挟持され、
前記電力用機器を吊り下げる水平梁と、 前記固定枠に設けられ、前記固定枠の一端から地面に対
して水平に引出されて前記電力用機器を載置する部分を
有するレールと、 を具備している。
等の内部で電力用機器を固定する固定枠と、 前記固定枠に所定の角度で斜め上に取付けられ、配電盤
等の内部に折りたたみ収納可能な一対の支持枠と、 前記一対の支持枠により地面に対して水平に挟持され、
前記電力用機器を吊り下げる水平梁と、 前記固定枠に設けられ、前記固定枠の一端から地面に対
して水平に引出されて前記電力用機器を載置する部分を
有するレールと、 を具備している。
［作用］ 支持枠に支持された梁、その使用状態においてレールの
引き出し位置の上方すなわち配電盤等の外部に位置す
る。まず、レールを引き出さずに、この梁に直接または
滑車を介してワイヤをかけ、ワイヤに電力用機器を吊り
下げる。電力用機器をレールの位置よりも上方に吊り上
げた後、レールを引き出し、レール上に電力用機器を載
置する。次にワイヤを取り外しレールを電力用機器とと
もに固定枠に収納する。そして支持枠を折りたたみ配電
盤内に収納することにより電力用機器の配電盤への取付
けを完了する。
引き出し位置の上方すなわち配電盤等の外部に位置す
る。まず、レールを引き出さずに、この梁に直接または
滑車を介してワイヤをかけ、ワイヤに電力用機器を吊り
下げる。電力用機器をレールの位置よりも上方に吊り上
げた後、レールを引き出し、レール上に電力用機器を載
置する。次にワイヤを取り外しレールを電力用機器とと
もに固定枠に収納する。そして支持枠を折りたたみ配電
盤内に収納することにより電力用機器の配電盤への取付
けを完了する。
［実施例］ この考案に係る配電盤等への機器取付け装置を一実施例
を示す第１図および第２図を用いて説明する。
を示す第１図および第２図を用いて説明する。
第１図はこの考案に係る配電盤等への機器取付け装置を
用いて電力用機器を取り付ける方法を示す図、また第２
図は機器取付け装置の詳細を示す斜視図である。なお、
図中従来例と同一の番号を付した要素は同一とする。
用いて電力用機器を取り付ける方法を示す図、また第２
図は機器取付け装置の詳細を示す斜視図である。なお、
図中従来例と同一の番号を付した要素は同一とする。
第１図において、配電盤１には垂直方向に固定枠５が複
数段設けられている（図では簡単のために１段のみを示
す）。第１図および第２図において固定枠５には水平方
向に引き出しおよび収納可能な延長レール４が設けられ
ている。固定枠５にはさらに地面に対し所定の角度で斜
め上に１対の支持枠10および12が設けられ、支持枠10の
先端には延長レール４の引き出し方向に垂直でかつ地面
に対し水平に（紙面に垂直方向）水平梁13が設けられて
いる。水平梁13は金属棒（管）または金属板等からな
る。支持枠10および12は例えば金属板等であり、ねじ１
１によって固定されており、例えば、ねじ11およびねじ
穴（周知のため図示せず）の組合せにより、支持枠10は
支持枠12に対し図中実線で示した位置および二点鎖線で
示した位置の２通りの位置をとることができる。
数段設けられている（図では簡単のために１段のみを示
す）。第１図および第２図において固定枠５には水平方
向に引き出しおよび収納可能な延長レール４が設けられ
ている。固定枠５にはさらに地面に対し所定の角度で斜
め上に１対の支持枠10および12が設けられ、支持枠10の
先端には延長レール４の引き出し方向に垂直でかつ地面
に対し水平に（紙面に垂直方向）水平梁13が設けられて
いる。水平梁13は金属棒（管）または金属板等からな
る。支持枠10および12は例えば金属板等であり、ねじ１
１によって固定されており、例えば、ねじ11およびねじ
穴（周知のため図示せず）の組合せにより、支持枠10は
支持枠12に対し図中実線で示した位置および二点鎖線で
示した位置の２通りの位置をとることができる。
次に電力用機器、例えば引出形しや断器２を配電盤１に
取り付ける手順を説明する。
取り付ける手順を説明する。
まず最初に第２図中の二点鎖線で示す位置に収納されて
いた一体となった支持枠10および水平梁13をねじ11の取
付位置を換えることにより同図中実線で示す位置に組立
てる（この時点では、延長レール４はまだ引き出されて
いない。） 次に水平梁13に滑車10aを取り付け、引出形しや断器２
に取り付けたワイヤ10bを滑車10aを介して引く。ワイヤ
10bの操作により引出形しや断器２は図中矢印Ａの方向
に上下動される。
いた一体となった支持枠10および水平梁13をねじ11の取
付位置を換えることにより同図中実線で示す位置に組立
てる（この時点では、延長レール４はまだ引き出されて
いない。） 次に水平梁13に滑車10aを取り付け、引出形しや断器２
に取り付けたワイヤ10bを滑車10aを介して引く。ワイヤ
10bの操作により引出形しや断器２は図中矢印Ａの方向
に上下動される。
第１図に示すように、引出形しや断器２を延長レール４
よりも上方に引上げた（吊り下げた）状態において、延
長レール４を図中矢印Ｃの方向に引き出す。そしてワイ
ヤ10bを操作して引出形しや断器２を下降させ、延長レ
ール４上に載置する。
よりも上方に引上げた（吊り下げた）状態において、延
長レール４を図中矢印Ｃの方向に引き出す。そしてワイ
ヤ10bを操作して引出形しや断器２を下降させ、延長レ
ール４上に載置する。
ワイヤ10bを引出形しや断器２から取り外し、延長レー
ル４と共に第１図中矢印Ｄの方向に移動されることによ
り、固定枠５（すなわち配電盤１）に載置される。引出
形しや断器２および固定枠５又は配電盤１の内部には周
知のコネクタが設けられており、コネクタが同時に結合
されることは言うまでもない。
ル４と共に第１図中矢印Ｄの方向に移動されることによ
り、固定枠５（すなわち配電盤１）に載置される。引出
形しや断器２および固定枠５又は配電盤１の内部には周
知のコネクタが設けられており、コネクタが同時に結合
されることは言うまでもない。
最後にねじ11およびねじ穴（図示せず）の組合わせを変
更することにより、支持枠10および水平梁13を第２図中
二点鎖線で示す位置に収納することにより引出形しや断
器２の配電盤１への格納を完了する。
更することにより、支持枠10および水平梁13を第２図中
二点鎖線で示す位置に収納することにより引出形しや断
器２の配電盤１への格納を完了する。
なお、上記実施例において支持枠12は固定枠５に溶接又
はねじ止め等により半永久的に固定された場合を示した
が、支持枠12も固定枠５に対して取外し可能にすれば、
１つの配電盤に対し１対の支持枠（支持枠10および12を
一体化してもよい）および１つの水平梁13を１組有して
おればよく、これらを分解・組立可能とすることによ
り、不使用時の収納についても容易となることはいうま
でもない。
はねじ止め等により半永久的に固定された場合を示した
が、支持枠12も固定枠５に対して取外し可能にすれば、
１つの配電盤に対し１対の支持枠（支持枠10および12を
一体化してもよい）および１つの水平梁13を１組有して
おればよく、これらを分解・組立可能とすることによ
り、不使用時の収納についても容易となることはいうま
でもない。
［考案の効果］ 以上のように、この考案によれば、電力用機器を吊り下
げる水平梁を配電盤等の固定枠に所定の角度で斜め上に
取付けられる一対の支持枠で挟持して、かつ電力用機器
を載置するレールを配電盤等の固定枠に設けることで、
リフタや吊上げ腕が不要となる。さらに収納時において
は、一対の支持枠、水平梁及びレールを配電盤等の内部
にコンパクトに収納することが出来るので、配電盤等の
外形寸法を大きくする必要がなくスペースの狭い場所や
高さ方向に余裕がない場所でも配電盤等を設置すること
ができるという効果を有する。
げる水平梁を配電盤等の固定枠に所定の角度で斜め上に
取付けられる一対の支持枠で挟持して、かつ電力用機器
を載置するレールを配電盤等の固定枠に設けることで、
リフタや吊上げ腕が不要となる。さらに収納時において
は、一対の支持枠、水平梁及びレールを配電盤等の内部
にコンパクトに収納することが出来るので、配電盤等の
外形寸法を大きくする必要がなくスペースの狭い場所や
高さ方向に余裕がない場所でも配電盤等を設置すること
ができるという効果を有する。
第１図はこの考案に係る配電盤等への収納機器取付け装
置を用いて電力用機器を取り付ける方法を示す図、第２
図はこの考案に係る配電盤等への収納機器取付け装置の
詳細を示す図、第３図および第４図はそれぞれ従来の配
電盤等への収納機器取付け装置で電力用機器を取り付け
る方法を示す図である。 図中、１は配電盤、２は引出し形しや断器、４は延長レ
ール、５は固定枠、10および12は支持枠、13は水平梁で
ある。
置を用いて電力用機器を取り付ける方法を示す図、第２
図はこの考案に係る配電盤等への収納機器取付け装置の
詳細を示す図、第３図および第４図はそれぞれ従来の配
電盤等への収納機器取付け装置で電力用機器を取り付け
る方法を示す図である。 図中、１は配電盤、２は引出し形しや断器、４は延長レ
ール、５は固定枠、10および12は支持枠、13は水平梁で
ある。
Claims (1)
- 【請求項１】配電盤等の内部で電力用機器を固定する固
定枠と、 前記固定枠に所定の角度で斜め上に取付けられ、配電盤
等の内部に折りたたみ収納可能な一対の支持枠と、 前記一対の支持枠により地面に対して水平に挟持され、
前記電力用機器を吊り下げる水平梁と、 前記固定枠に設けられ、前記固定枠の一端から地面に対
して水平に引出されて前記電力用機器を載置する部分を
有するレールと、 を具備した配電盤等への機器取付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988031376U JPH0615442Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 配電盤等への機器取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988031376U JPH0615442Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 配電盤等への機器取付け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01134909U JPH01134909U (ja) | 1989-09-14 |
| JPH0615442Y2 true JPH0615442Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31257196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988031376U Expired - Lifetime JPH0615442Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 配電盤等への機器取付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615442Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8674932B2 (en) | 1996-07-05 | 2014-03-18 | Anascape, Ltd. | Image controller |
| US9081426B2 (en) | 1992-03-05 | 2015-07-14 | Anascape, Ltd. | Image controller |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7764485B2 (en) * | 2008-04-15 | 2010-07-27 | General Electric Company | Electrical distribution device assembly |
| JP5302861B2 (ja) * | 2009-11-26 | 2013-10-02 | 株式会社日立産機システム | ユニット交換機能を有する制御盤 |
| JP5578213B2 (ja) | 2012-08-30 | 2014-08-27 | 株式会社安川電機 | 搬出入装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5332328U (ja) * | 1976-08-27 | 1978-03-20 | ||
| JPS62168713U (ja) * | 1986-04-15 | 1987-10-26 |
-
1988
- 1988-03-08 JP JP1988031376U patent/JPH0615442Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9081426B2 (en) | 1992-03-05 | 2015-07-14 | Anascape, Ltd. | Image controller |
| US8674932B2 (en) | 1996-07-05 | 2014-03-18 | Anascape, Ltd. | Image controller |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01134909U (ja) | 1989-09-14 |
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