JP2000175312A - 電気機器取り付け装置、電気機器取り外し装置、それらよりなる電気機器着脱装置及び電気機器の取り外し方法 - Google Patents

電気機器取り付け装置、電気機器取り外し装置、それらよりなる電気機器着脱装置及び電気機器の取り外し方法

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JP2000175312A
JP2000175312A JP10343485A JP34348598A JP2000175312A JP 2000175312 A JP2000175312 A JP 2000175312A JP 10343485 A JP10343485 A JP 10343485A JP 34348598 A JP34348598 A JP 34348598A JP 2000175312 A JP2000175312 A JP 2000175312A
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electric device
mounting
bus
electric
electrical apparatus
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Masanori Koga
政則 古賀
Osamu Harao
修 原尾
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Togami Electric Mfg Co Ltd
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Togami Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高圧キャビネットの母線にガス開閉器等の電気
機器を着脱する作業が簡単にできるようにすると共に一
人の作業者で作業ができるようにする電気機器着脱装置
を提供する。 【解決手段】電気機器着脱装置は電気機器取り付け装置
(A1)と電気機器取り外し装置(B1)により構成される。電
気機器取り付け装置(A1)は台板(10)と支持ロッド(13)を
有するジャッキ(1) と電気機器の負荷側のブッシング(6
0)を装着するための装着筒(151,152) を有する載置台(1
5)を備えている。電気機器取り外し装置(B1)はモールド
母線(7) に係合するための係合具(2) と係合具(2) に上
下に移動可能に取り付けてあり係合具(2) と協働して電
気機器とモールド母線(7) を突っ張るための押出具(3)
と押出具(3)と係合具(2) とを相対的に移動させて電気
機器をモールド母線(7) から切り離すためにワイヤー(3
8)を引く、ハンドル(340) の操作により移行する移行体
(37)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器取付装
置、電気機器取外装置、それらよりなる電気機器着脱装
置及び電気機器の取り外し方法に関するものである。更
に詳しくは、高圧キャビネットの母線に電気機器を取り
付けたり、母線から電気機器を取り外す作業を簡単にで
きるようにすると共に、作業を省力化できるようにした
電気機器取り付け装置、電気機器取り外し装置、それら
よりなる電気機器着脱装置及び電気機器の取り外し方法
に関する。
【0002】
【従来技術】例えば、高圧地中電線路の高圧引込配電系
統を構成する高圧キャビネットは、左右の扉付き空間部
の一方側(通常、左側)が電力事業者側、他方側(通
常、右側)が需要者側となっている。高圧キャビネット
内の両空間部にはモールド母線が設けられ、電力事業者
側空間部においては、このモールド母線に接続して、モ
ールドジスコン三極形が内蔵されており、需要者側空間
部においては、同じくモールド母線に接続してモールド
ジスコンやガス開閉器が内蔵されている。
【0003】モールドジスコンやガス開閉器等の電気機
器が接続されるモールド母線は、絶縁層と接地層のケー
ブル構造を有しており、損傷や衝撃によりゴム部分が劣
化しやすい。このため、モールドジスコンやガス開閉器
は、モールド母線を傷付けたり、モールド母線に衝撃を
与えることがないように、専用の着脱装置によって取り
付け及び取り外しが行われるようになっている。
【0004】図8、図9は従来の着脱装置を使用したガ
ス開閉器の取り付け及び取り外し方法の説明図である。
図8を参照して、ガス開閉器の取り付けの手順を説明す
る。 (1)ガス開閉器を電源側のブッシングが高圧キャビネ
ットを向くようにして開閉器台9の上に置く。 (2)吊り上げ用のワイヤーのワイヤーヘッドをガス開
閉器の左右のホルダーからワイヤーガイドの中を通し、
両側のワイヤーヘッドを高圧キャビネット内に固定され
た取付金具のワイヤー掛けに掛ける。 (3)両側のワイヤーチューブは、先端側をガス開閉器
のホルダーに差し込んだ後、基端側をそれぞれウインチ
に引き込みセットする。
【0005】(4)ウインチの左右の引き込みレバーに
ハンドルを装着し、操作して両ワイヤーを引き込むこと
によりガス開閉器を吊り上げる。その際、ガス開閉器の
電源側のブッシングが開閉器台9に当たらないように、
また、ガス開閉器が取付金具と接触しないように、他の
作業者がガス開閉器を持ち上げるようにして誘導する。 (5)ガス開閉器の電源側のブッシングがモールド母線
の中に入ったら、左右のバランスを確認しながら、二人
の作業者がタイミングを合わせてガス開閉器を上昇さ
せ、所定の位置まで上昇したら、後はホースバンドを締
める等の所定の作業を行い装着する。 (6)ウインチの左右のバックレバーにハンドルを付け
替え、ウインチを操作してワイヤーを緩め、両側のワイ
ヤーをガス開閉器から取り外し、ガス開閉器の取り付け
作業を終了する。
【0006】図9を参照にして、ガス開閉器の取り外し
の手順を説明する。 (7)ワイヤーの引き込みによりガス開閉器を下方へ押
し出す押出具を装着した取外し金具をモールド母線の下
端部に嵌め込み、両側のワイヤーチューブは、先端側を
押出具のホルダーに差し込んだ後、基端側をそれぞれ切
り離し操作側のウインチに引き込みセットする。 (8)上記ガス開閉器の取り付けの場合と同様に、ワイ
ヤーのワイヤーヘッドをガス開閉器の左右のホルダーか
らワイヤーガイドの中を通し、両側のワイヤーヘッドを
高圧キャビネット内に固定された取付金具のワイヤー掛
けに掛け、両側のワイヤーチューブは、先端側をガス開
閉器のホルダーに差し込んだ後、基端側をそれぞれ下降
操作側のウインチに引き込みセットする。
【0007】(9)ホースバンドを緩める等、取り外し
のための準備を行った後、作業者の一人が切り離し操作
側のウインチを操作し、ワイヤーを引き込んで取外し金
具の押出具と取外し金具の部品を組み合わせてモールド
母線とガス開閉器を突っ張り、モールド母線からガス開
閉器を切り離す。もう一人の作業者は、上記作業者の操
作と並行しながらガス開閉器が落下しないようにタイミ
ングを合わせて下降操作側のウインチを操作し、下降さ
せる。 (10)ガス開閉器が開閉器台9上に降りたら、ガス開
閉器からワイヤーを取り外し、ガス開閉器の取り外し作
業を終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来の着脱装置には、次のような課題があった。 (イ)ガス開閉器等の電気機器の取り付け時において
は、ウインチ操作は電気機器から離れた位置で行われ、
同時に電気機器の誘導作業が必要となるために、一人で
は作業ができず、少なくとも二人の作業者が必要であ
る。また、ワイヤーを通したり引っ掛けたりする作業が
繁雑で時間がかかり、作業効率が悪い。
【0009】(ロ)ガス開閉器等の電気機器の取り外し
時においては、電気機器をモールド母線から切り離すた
めのウインチと、電気機器の落下を防止しながら下降さ
せるためのウインチが必要であるため、着脱を行うため
には結果的に高価なウインチを二台用意しておかなけれ
ばならず、合理的ではなく設備費用も高い。
【0010】(ハ)ウインチは重量が重く(約40k
g)、運搬を一人で行うにはやや無理がある。従って、
運搬作業は二人で行うことになるため、取り扱いに不便
である。
【0011】(目的)本発明は、上記課題を解消するも
ので、高圧キャビネットの母線にガス開閉器等の電気機
器を着脱する作業が簡単にできるようにすると共に一人
の作業者で作業ができるようにする電気機器取り付け装
置、電気機器取り外し装置、それらよりなる電気機器着
脱装置及び電気機器の取り外し方法を提供することを目
的とする。また、電気機器取り付け装置と電気機器取り
外し装置が一組あれば、母線に電気機器を取り付ける作
業と母線から電気機器を取り外す作業を行うことがで
き、設備費用も比較的安価に抑えることが可能な、電気
機器取り付け装置、電気機器取り外し装置、それらより
なる電気機器着脱装置及び電気機器の取り外し方法を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、高圧キャビネットの母線に電気機器を取り
付けるための電気機器取り付け装置であって、昇降する
支持ロッドを有するジャッキと、上記支持ロッドに設け
てあり、電気機器を固定または簡易的に固定するための
手段を有する載置台と、を備えていることを特徴とす
る、電気機器取り付け装置である。
【0013】第2の発明にあっては、載置台に電気機器
を受けたときに衝撃を和らげるための緩衝手段を備えて
いることを特徴とする、第1の発明に係る電気機器取り
付け装置である。
【0014】第3の発明にあっては、電気機器を固定ま
たは簡易的に固定するための手段が、電気機器の負荷側
のブッシングを装着するための装着孔を含むことを特徴
とする、第1または第2の発明に係る電気機器取り付け
装置である。
【0015】第4の発明にあっては、高圧キャビネット
の母線から電気機器を取り外すための電気機器取り外し
装置であって、モールド母線に係合するための係合具
と、転動案内具を有し、上記係合具に上下方向に移動可
能に取り付けてあり、係合具と協働して電気機器とモー
ルド母線を突っ張るための押出具と、当該押出具に設け
てあり、ハンドルによる回転操作が可能なネジロッド
と、当該ネジロッドに螺合してあり、ネジロッドの回転
により移行する移行体と、先端側が上記係合具に取着さ
れ、中間部は上記押出具の転動案内具に回し掛けられ、
基端側は上記移行体に取着してあるワイヤーと、を備え
ていることを特徴とする、電気機器取り外し装置であ
る。
【0016】第5の発明にあっては、高圧キャビネット
の母線から電気機器を取り外すための電気機器取り外し
装置であって、モールド母線に係合するための係合具
と、当該係合具に上下方向に移動可能に取り付けてあ
り、係合具と協働して電気機器とモールド母線を突っ張
るための押出具と、当該押出具と上記係合具とを相対的
に移動させて電気機器をモールド母線から切り離すため
のジャッキと、を備えていることを特徴とする、電気機
器取り外し装置である。
【0017】第6の発明にあっては、高圧キャビネット
の母線に電気機器を着脱するための電気機器着脱装置で
あって、第1、第2または第3の発明に係る電気機器取
り付け装置と、第4または第5の発明に係る電気機器取
り外し装置と、を備えていることを特徴とする、電気機
器着脱装置である。
【0018】第7の発明にあっては、高圧キャビネット
の母線から電気機器を取り外す方法であって、電気機器
の下方に下降調整可能な載置部を上記電気機器に対し当
接または離隔して位置させ、上記電気機器を母線から離
れる方向へ動かして上記電気機器を載置部に当接または
近接させるステップ、当該載置部を上記電気機器に対し
当接または離隔させるステップ、上記電気機器を上記母
線から離れる方向へ動かして上記母線から切り離し、上
記載置部に載置するステップ、を含むことを特徴とす
る、電気機器の取り外し方法である。
【0019】着脱の対象となる電気機器としては、例え
ばガス開閉器等の開閉器、断路器或いはモールドジスコ
ン等があげられる。本発明にいう「固定または簡易的に
固定」の記載は、締結具等を使用した固定の他、係止、
係合または載置、吊下等を含む概念であり、その方法、
構造について特に限定するものではない。本発明にいう
「緩衝手段」としては、弾性や柔軟性等を有し緩衝効果
のある素材または構造もの、例えば、ゴム、合成樹脂、
木材、布、各種バネ要素あるいは硬質スポンジ等をあげ
ることができるが、これらに限定するものではない。
【0020】(作用)本発明に係る電気機器取り付け装
置の作用は次の通りである。なお、電気機器がガス開閉
器の場合で説明する。 (1)高圧キャビネットの需要者側の空間部内底部に、
電気機器取り付け装置を載置するための作業台を固定す
る。 (2)作業がしやすいように、高圧キャビネット外部に
出ている作業台の手前側に電気機器取り付け装置を載置
する。
【0021】(3)負荷側のブッシングを装着孔に装着
する等して、ガス開閉器を電気機器取り付け装置の載置
台に固定する。 (4)載置台にガス開閉器を固定した状態の電気機器取
り付け装置を高圧キャビネット側へ移動させ、ガス開閉
器の電源側のブッシングがモールド母線の下方に位置す
るようにする。また、ジャッキは支持ロッドを昇降させ
る構造(ラック・ピニオン式、ネジ式等)であるので、
例えば、パンタグラフ式のジャッキと相違して、横方向
または縦方向のスペースはあまり必要でなく、狭い場所
でも十分な昇降ストロークが得られる。
【0022】(5)ジャッキを操作して、ガス開閉器の
電源側のブッシングとモールド母線との嵌め合いを確認
しながら徐々に載置台を上昇させ、所定の位置まで上昇
したら、後はホースバンドを締める等の所定の作業を行
い装着する。 (6)ジャッキを操作して載置台を下降させ、電気機器
取り付け装置を作業台から降ろし、作業台を高圧キャビ
ネットから取り外して、ガス開閉器の取り付け作業を終
了する。
【0023】また、本発明に係る電気機器取り外し装置
の作用は次の通りである。 (7)ガス開閉器が装着されているモールド母線の下端
部に係合具を係合させ、押出具の下端部がガス開閉器上
面に位置するようにして、電気機器取り外し装置をセッ
トする。 (8)高圧キャビネットの需要者側の空間部内底部に、
取り付けのときと同様に作業台を固定し、作業台に電気
機器取り付け装置を載置し、載置台がガス開閉器の下方
に位置するようにする。そして、ジャッキを操作して載
置台を上昇させ、装着孔をガス開閉器の負荷側のブッシ
ングに若干の隙間を以て嵌め込む。
【0024】(9)ホースバンドを緩める等、取り外し
のための準備を行った後、駆動手段を構成するネジロッ
ドをハンドルにより回転操作し、移行体を移行させてワ
イヤーを引き、転動案内具が設けてある押出具を下方へ
移動させて、係合具と押出具によりモールド母線とガス
開閉器を突っ張り、ガス開閉器を切り離し方向へ押し出
す。なお、ジャッキ式の電気機器取り外し装置では、ジ
ャッキを操作することにより同様にガス開閉器を切り離
し方向へ押し出すことができる。これにより、ガス開閉
器は切り離し方向へ若干移動し、負荷路側のブッシング
は載置台の装着孔に嵌合する。
【0025】(10)ジャッキの操作による載置台の下
降と、ネジロッドの回転操作やジャッキ操作によるガス
開閉器の押し出しを少しずつ交互に行い、ガス開閉器の
電源側のブッシングがモールド母線から完全に切り離さ
れたら、ガス開閉器を載置台で受ける。これにより、モ
ールド母線や電源側のブッシングに衝撃を与えたり損傷
させることなくガス開閉器を取り外すことができる。ま
た、同時に電気機器取り外し装置も外れる。なお、載置
台に緩衝手段を備えている場合、ガス開閉器がモールド
母線から切り離されて載置台で受けたとき、緩衝手段の
作用によって衝撃がより和らげられる。これにより、電
気機器取り付け装置を取り外し作業に使用したとき、電
気機器に傷が付いたり破損することを確実に防止でき
る。 (11)電気機器取り付け装置を作業台上を移動させて
高圧キャビネット外に出し、ガス開閉器を載置台から取
り外す。そして、電気機器取り付け装置を作業台から降
ろし、作業台を高圧キャビネットから取り外してガス開
閉器の取り外し作業を終了する。
【0026】上記したような作用を有する電気機器取り
付け装置、電気機器取り外し装置からなる着脱装置は、
高圧キャビネットにガス開閉器等の電気機器を着脱する
作業を簡単に行うことができる。また、取り付けも取り
外しも一人の作業者でできるので、省力化ができる。更
には、着脱作業には、電気機器取り付け装置と電気機器
取り外し装置が一台ずつあればよく、従来の装置のよう
に取り外し作業で二台の装置が必要になる等の不合理な
ところはない。従って、設備費用も比較的安価に抑える
ことが可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示す実施の形態に
基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る電気機
器取り付け装置の第1の実施の形態を示す斜視図、図2
は本発明に係る電気機器取り外し装置の第1の実施の形
態を示す斜視図である。まず、図1を参照して電気機器
取り付け装置の構造を説明する。符号A1は電気機器取
り付け装置である。電気機器取り付け装置A1はジャッ
キ1を備えている。ジャッキ1は、長方形状の台板10
を備えている。台板10の上面の一端側にはネジ式のジ
ャッキ本体11が固定してある。ジャッキ本体11の半
球体状の下部側面には回転軸12が設けてある。また、
ジャッキ本体11の上部には上下方向に昇降による伸縮
が可能な支持ロッド13が設けてある。
【0028】支持ロッド13は、ハンドル14を回転軸
12に装着して回転させることにより、上下方向に伸縮
可能である。支持ロッド13の上端部には、載置台15
が固定してある。載置台15は、中央部を支持ロッド1
3に固定してある台部150と、台部150の上面両側
の二箇所に固定してある装着筒151、152と装着筒
151、152の側面に固定してある支持具154、1
55を備えている。この支持具154、155の作用に
より、ガス開閉器等の電気機器の着脱作業時において、
ブッシング60を直接支えるのではなく、強度の強いケ
ース端部を支えるので、ブッシング60に過度な力を加
えることなく作業ができる。
【0029】装着筒151、152は円筒形であり、内
部空洞部はそれぞれ装着孔153となっている。装着孔
153の内径は、電気機器であるガス開閉器6の負荷側
のブッシング60を嵌め入れることができる大きさ及び
深さ(ブッシングの高さよりやや深め)に設定されてい
る。なお、負荷側のブッシング60は三箇所に設けてあ
り、装着筒151、152の装着孔153に装着される
のは、中間のブッシング60を除く両側二箇所のブッシ
ング60である。なお、装着筒151、152は負荷側
のブッシング60に合えば、三箇所に設けてもよい。ま
た、ブッシング60がガイドされれば、装着筒ではな
く、ガイド壁等を設けても同様の作用となる。
【0030】図2を参照して電気機器取り外し装置の構
造を説明する。符号B1は電気機器取り外し装置であ
る。電気機器取り外し装置B1は、係合具2を備えてい
る。係合具2は、U字形の係合部20を三箇所に並設し
た構造であり、各係合部20は段部201を有してい
る。段部201は径大部202と径小部203からな
る。なお、径大部202の径はモールド母線7の径とほ
ぼ同じに設定されており、径小部の径はガス開閉器6の
電源側のブッシング61の径とほぼ同じに設定されてい
る。そして、段部201はモールド母線7の下端部に係
合される。
【0031】係合具2のうち、中央部の係合部20両側
の二箇所には上下方向に貫通した案内孔21が設けてあ
る。また、各案内孔21の近傍にはワイヤーのワイヤー
ヘッドを取り付ける取付具22が設けてある。係合具2
には、押出具3が上下方向に移動可能に取り付けてあ
る。押出具3は軸受基体30を有している。軸受基体3
0は背板301と腕板302、303を有し、腕板30
2、303の先端側には転動案内具であるプーリー31
が設けてある。
【0032】腕板302、303の底部には、上記案内
孔21に挿通される突っ張りロッド32がそれぞれ垂下
して設けてある。また、腕板302、303の下部先端
部には、逆L字形の突っ張り部材33が設けてある。上
記背板301の上部中央には、軸受304が設けてあ
る。軸受304には、ネジロッド34が水平に取り付け
てある。ネジロッド34は先端部を軸受304に回転可
能に取り付けてあり、基端部にはハンドル340が固着
してある。
【0033】ネジロッド34の基部側には、軸受部材3
5がネジロッド34を回転可能に挿通させ、二本の案内
ロッド36で背板301とつないで設けてある。そし
て、背板301と軸受部材35の間には、中央部に設け
られたネジ孔370をネジロッド34に螺合して移行体
37が設けてある。また、移行体37の両側には貫通孔
371が設けてあり、各貫通孔371は上記案内ロッド
36に移動可能に嵌め入れてある。
【0034】移行体37の両側には、それぞれワイヤー
38の基端部が固着してある。各ワイヤー38は背板3
01を貫通し、中間部をプーリー31に回し掛け、先端
部のワイヤーヘッドは上記係合具2の取付具22に取り
付けてある。この構造によれば、ハンドル340を所定
の方向へ回して移行体37を後退させることによりワイ
ヤー38が引かれ、押出具3全体と係合具2は相互に接
近する方向へ動く。なお、各ワイヤー38の長さは同じ
に設定されており、かつ移行体37の移動によって、係
合具2と押出具3によりモールド母線7とガス開閉器6
を突っ張ったときに、ガス開閉器6を押し出して切り離
すことができるストロークが得られる長さに設定してあ
る。
【0035】(作用)図3は電気機器取り付け装置を使
用したガス開閉器の取り付け方法を示す説明図である。
図1及び図3を参照して電気機器取り付け装置A1の作
用を説明する。 (1)高圧キャビネット4の需要者側の空間部40の内
底部に、電気機器取り付け装置A1を載置するための作
業台5を固定する。なお、作業台5には突起部が設けて
あり、高圧キャビネット4内の枠にある金具固定穴に突
起部を差し込むことにより固定される。作業台5は脚部
を持たないため、高圧キャビネット4のすぐ下がマンホ
ールである場合でも、容易に固定し設置することができ
る。 (2)作業がしやすいように、高圧キャビネット外部に
出ている作業台5の手前側に電気機器取り付け装置A1
を載置する。
【0036】(3)負荷側のブッシング60を装着孔1
53に装着する等して、ガス開閉器6を電気機器取り付
け装置A1の載置台15に固定する。 (4)載置台15にガス開閉器6を固定した状態の電気
機器取り付け装置A1を高圧キャビネット4側へ移動さ
せ、ガス開閉器6の電源側のブッシング61がモールド
母線7の下方に位置するようにする。
【0037】(5)ジャッキ本体11の回転軸12にハ
ンドル14を装着して回転操作し、ガス開閉器6の電源
側のブッシング61とモールド母線7との嵌め合いを確
認しながら徐々に載置台15を上昇させる。なお、ジャ
ッキ本体11はネジ式で、支持ロッド13を昇降させる
構造であるため、例えば、パンタグラフ式のジャッキと
相違して、横方向または縦方向のスペースはあまり必要
でなく、狭い場所でも十分な昇降ストロークが得られ
る。そして、所定の位置まで上昇したら、後はホースバ
ンドを締める等の所定の作業を行い装着する。 (6)ジャッキ本体11を操作して載置台15を下降さ
せ、電気機器取り付け装置A1を作業台5から降ろし、
作業台5を高圧キャビネット4から取り外して、ガス開
閉器6の取り付け作業を終了する。
【0038】図4は電気機器取り外し装置と取り付け装
置を使用したガス開閉器の取り外し方法を示す説明図で
ある。図2及び図4を参照して電気機器取り外し装置B
1の作用を説明する。 (7)ガス開閉器6が装着されているモールド母線7の
下端部に係合具2の段部201を係合させ、押出具3の
突っ張りロッド32と突っ張り部材33の下端部がガス
開閉器6上面に位置するようにして、電気機器取り外し
装置B1をセットする。 (8)高圧キャビネット4の需要者側の空間部40内底
部に、取り付けのときと同様に作業台5を固定し、作業
台5に電気機器取り付け装置A1を載置し、載置台15
がガス開閉器6の下方に位置するようにする。そして、
ジャッキ本体11を操作して載置台15を上昇させ、装
着孔153をガス開閉器6の負荷側のブッシング60に
若干の隙間を以て嵌め込む。
【0039】(9)ホースバンドを緩める等、取り外し
のための準備を行った後、ネジロッド34をハンドル3
40により回転操作し、移行体37を移行させてワイヤ
ー38を引き、プーリー31が設けてある押出具3を下
方へ移動させて、係合具2と押出具3によりモールド母
線7とガス開閉器6を突っ張り、ガス開閉器6を切り離
し方向へ押し出す。これにより、ガス開閉器6は切り離
し方向へ若干移動し、負荷側のブッシング60は載置台
15の装着孔153に嵌合する。
【0040】(10)ジャッキ本体11の操作による載
置台15の下降と、ネジロッド34の回転操作によるガ
ス開閉器6の押し出しを少しずつ交互に行い、ガス開閉
器6の電源側のブッシング61がモールド母線7から完
全に切り離されたら、ガス開閉器6を載置台15で受け
る。これにより、モールド母線7や電源側のブッシング
61に衝撃を与えたり損傷させることなくガス開閉器6
を取り外すことができる。また、同時に電気機器取り外
し装置B1も外れる。 (11)電気機器取り付け装置A1を作業台5上を移動
させて高圧キャビネット4外に出し、ガス開閉器6を載
置台15から取り外す。そして、電気機器取り付け装置
A1を作業台5から降ろし、作業台5を高圧キャビネッ
ト4から取り外してガス開閉器6の取り外し作業を終了
する。
【0041】図5は本発明に係る電気機器取り付け装置
の第2の実施の形態を示す斜視図、図6は図5に示す電
気機器取り付け装置の作用を説明する一部断面説明図で
ある。なお、図面において上記電気機器取り付け装置A
1と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し、
構造について重複する説明は省略する。
【0042】電気機器取り付け装置A2は、装着筒15
1、152の内部に、円板状の載置補助板156を備え
ている。載置補助板156は、下端部が載置台15に固
定されたコイルバネ157の上端部に固定されて装着筒
151、152内に収容されている。また、支持具15
4、155の上面には弾性材料であるゴム板158が取
り付けてある。なお、載置補助板156の高さは、図6
に示すように、ガス開閉器6等の電気機器の負荷側のブ
ッシング60の下端部が載置補助板156に当接したと
きに、ガス開閉器6のケースがゴム板158に当接する
までの距離L2と、載置補助板156下面から載置台1
5上面までの距離L1との関係が、L1>L2となるよ
うに設定されている。また、図6では、コイルバネ15
7の圧縮時の最小高さを加味してL1とL2が設定され
ており、ガス開閉器6のケースがゴム板158に当接し
たときに、L1はコイルバネ157の圧縮時の最小高さ
よりやや高くなるようにしてあり、コイルバネ157に
無理な負荷がかかること及び樹脂製である負荷側のブッ
シング60にガス開閉器6の荷重がかかることを防止し
ている。
【0043】図5、図6を参照して電気機器取り付け装
置A2の作用を説明する。なお、上記電気機器取り付け
装置A1の同様の作用については説明を省略する。電気
機器取り付け装置A2では、ガス開閉器6の下方に位置
させるとき、図6に示すように、負荷側のブッシング6
0の下端部を装着筒151、152内部にある載置補助
板156に当接させるようにする。
【0044】そして、上記電気機器取り付け装置A1の
場合と同様に電気機器取り外し装置と電気機器取り付け
装置A2を交互に操作して、モールド母線7から切り離
したガス開閉器6を載置補助板156で受け、装着筒1
51、152で保持する。このとき、ガス開閉器6は、
コイルバネ157の作用で反発性を有する載置補助板1
56と支持具154、155に取り付けてあるゴム板1
58の弾性によって、負荷側のブッシング60が装着筒
151、152で保持されたときの衝撃が和らげられ、
ガス開閉器6に傷が付いたり破損することを防止でき
る。
【0045】図7は本発明に係る電気機器取り外し装置
の第2の実施の形態を示す斜視図である。なお、図面に
おいて上記電気機器取り外し装置B1と同一または同等
箇所には同一の符号を付して示し、構造について重複す
る説明は省略する。
【0046】符号B2は電気機器取り外し装置である。
電気機器取り外し装置B2の係合具2には、上記電気機
器取り外し装置B2と同様に押出具3が上下方向に移動
可能に取り付けてある。押出具3には小型のジャッキ8
が取り付けてある。ジャッキ8はジャッキ8はネジ式
で、ハンドル80の回転操作により、ロッド81が伸縮
する構造である。ロッド81の先端部は係合具2に固着
してある。なお、電気機器取り外し装置B2の作用は、
構造がより簡略化され動きが若干異なる点を除き、上記
電気機器取り外し装置B1とほぼ同様であるので、詳細
な説明は省略する。
【0047】本明細書で使用している用語と表現は、あ
くまで説明上のものであって限定的なものではなく、上
記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではな
い。また、本発明は図示されている実施の形態に限定さ
れるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変
形が可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)電気機器取り付け装置、電気機器取り外し装置か
らなる電気機器着脱装置は、従来の装置のようにワイヤ
ーを通したり取り付けたりする煩雑な作業が不要である
ので、高圧キャビネットの母線にガス開閉器等の電気機
器を着脱する作業を簡単に行うことができ、作業効率が
よい。また、ジャッキは支持ロッドを昇降させる構造で
あるので、例えば、パンタグラフ式のジャッキと相違し
て、横方向または縦方向のスペースはあまり必要でな
く、狭い場所でも十分な昇降ストロークが得られる。
【0049】(b)電気機器取り付け装置、電気機器取
り外し装置は共に高圧キャビネットの母線に着脱される
電気機器のすぐ近くで操作をすることができる構造であ
る。また、取り付け作業では電気機器を載置台に固定し
て上昇させればよく、ブッシング部分をガイドする構造
であるため、電気機器が倒れたり上昇下降するにつれ位
置がずれたりすることなく作業を行うことができるう
え、従来の装置のように電気機器を誘導する必要がな
い。更に、取り外し作業においても各装置の操作は同時
に行う必要はなく、交互に行うことができる。従って、
電気機器の取り付けも取り外しも一人の作業者で行うこ
とができ、省力化ができる。
【0050】(c)電気機器の着脱作業には、電気機器
取り付け装置と電気機器取り外し装置が一台ずつあれば
よく、従来の装置のように取り外し作業で二台の装置が
必要になる等の不合理なところはない。従って、設備費
用も比較的安価に抑えることが可能である。
【0051】(d)載置台に緩衝手段を備えている電気
機器取り付け装置では、電気機器が母線から切り離され
て載置台で受けたとき、緩衝手段の作用によって衝撃が
和らげられる。これにより、電気機器取り付け装置を取
り外し作業に使用したとき、電気機器に傷が付いたり破
損することを防止できる。
【0052】(e)電気機器の取り外し方法によれば、
載置部の下降と、電気機器の切り離し方向への移動を少
しずつ交互に行うことができるので、モールド母線や電
源側のブッシング等に衝撃を与えたり損傷させることな
く電気機器を取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気機器取り付け装置の第1の実
施の形態を示す斜視図。
【図2】本発明に係る電気機器取り外し装置の第1の実
施の形態を示す斜視図。
【図3】電気機器取り付け装置を使用したガス開閉器の
取り付け方法を示す説明図。
【図4】電気機器取り外し装置と取り付け装置を使用し
たガス開閉器の取り外し方法を示す説明図。
【図5】本発明に係る電気機器取り付け装置の第2の実
施の形態を示す斜視図。
【図6】図5に示す電気機器取り付け装置の作用を説明
する一部断面説明図。
【図7】本発明に係る電気機器取り外し装置の第2の実
施の形態を示す斜視図。
【図8】従来の取付工具を使用したガス開閉器の取り付
け方法を示す説明図。
【図9】従来の取付工具を使用したガス開閉器の取り外
し方法を示す説明図。
【符号の説明】
A1 電気機器取り付け装置 1 ジャッキ 10 台板 11 ジャッキ本体 12 回転軸 13 支持ロッド 14 ハンドル 15 載置台 150 台部 151、152 装着筒 153 装着孔 154、155 支持具 A2 電気機器取り付け装置 156 載置補助板 157 コイルバネ 158 ゴム板 B1 電気機器取り外し装置 2 係合具 20 係合部 201 段部 202 径大部 203 径小部 21 案内孔 22 取付具 3 押出具 30 軸受基体 301 背板 302、303 腕板 31 プーリー 32 突っ張りロッド 33 突っ張り部材 304 軸受 34 ネジロッド 340 ハンドル 35 軸受部材 36 案内ロッド 37 移行体 370 ネジ孔 371 貫通孔 38 ワイヤー 4 高圧キャビネット 40 需要者側の空間部 5 作業台 6 ガス開閉器 60 負荷側のブッシング 61 電源側のブッシング 7 モールド母線 B2 電気機器取り外し装置 8 ジャッキ 9 開閉器台

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧キャビネットの母線に電気機器を取
    り付けるための電気機器取り付け装置であって、 昇降する支持ロッド(13)を有するジャッキ(1) と、 上記支持ロッド(13)に設けてあり、電気機器を固定また
    は簡易的に固定するための手段を有する載置台(15)と、
    を備えていることを特徴とする、電気機器取り付け装
    置。
  2. 【請求項2】 載置台(15)に電気機器を受けたときに衝
    撃を和らげるための緩衝手段を備えていることを特徴と
    する、 請求項1記載の電気機器取り付け装置。
  3. 【請求項3】 電気機器を固定または簡易的に固定する
    ための手段が、電気機器の負荷側のブッシング(60)を装
    着するための装着孔(153) を含むことを特徴とする、 請求項1または2記載の電気機器取り付け装置。
  4. 【請求項4】 高圧キャビネットの母線から電気機器を
    取り外すための電気機器取り外し装置であって、 モールド母線(7) に係合するための係合具(2) と、 転動案内具を有し、上記係合具(2) に上下方向に移動可
    能に取り付けてあり、係合具(2) と協働して電気機器と
    モールド母線(7) を突っ張るための押出具(3)と、 当該押出具(3) に設けてあり、ハンドル(340) による回
    転操作が可能なネジロッド(34)と、 当該ネジロッド(34)に螺合してあり、ネジロッド(34)の
    回転により移行する移行体(37)と、 先端側が上記係合具(2) に取着され、中間部は上記押出
    具(3) の転動案内具に回し掛けられ、基端側は上記移行
    体(37)に取着してあるワイヤー(38)と、を備えているこ
    とを特徴とする、 電気機器取り外し装置。
  5. 【請求項5】 高圧キャビネットの母線から電気機器を
    取り外すための電気機器取り外し装置であって、 モールド母線(7) に係合するための係合具(2) と、 当該係合具(2) に上下方向に移動可能に取り付けてあ
    り、係合具(2) と協働して電気機器とモールド母線(7)
    を突っ張るための押出具(3) と、 当該押出具(3) と上記係合具(2) とを相対的に移動させ
    て電気機器をモールド母線(7) から切り離すためのジャ
    ッキ(8) と、を備えていることを特徴とする、 電気機器取り外し装置。
  6. 【請求項6】 高圧キャビネットの母線に電気機器を着
    脱するための電気機器着脱装置であって、 請求項1、2または3記載の電気機器取り付け装置と、 請求項4または5記載の電気機器取り外し装置と、を備
    えていることを特徴とする、電気機器着脱装置。
  7. 【請求項7】 高圧キャビネットの母線から電気機器を
    取り外す方法であって、 電気機器の下方に下降調整可能な載置部を上記電気機器
    に対し当接または離隔して位置させ、上記電気機器を母
    線から離れる方向へ動かして上記電気機器を載置部に当
    接または近接させるステップ、 当該載置部を上記電気機器に対し当接または離隔させる
    ステップ、 上記電気機器を上記母線から離れる方向へ動かして上記
    母線から切り離し、上記載置部に載置するステップ、を
    含むことを特徴とする、 電気機器の取り外し方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107677985A (zh) * 2017-11-17 2018-02-09 国网山东省电力公司淄博供电公司 实验室三相电能表检定用智能挂表架
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