JPH06154385A - スキー板の製作方法 - Google Patents

スキー板の製作方法

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JPH06154385A
JPH06154385A JP5189680A JP18968093A JPH06154385A JP H06154385 A JPH06154385 A JP H06154385A JP 5189680 A JP5189680 A JP 5189680A JP 18968093 A JP18968093 A JP 18968093A JP H06154385 A JPH06154385 A JP H06154385A
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JP
Japan
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core
mold
ski
subassembly
film
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Application number
JP5189680A
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English (en)
Inventor
Philippe Renard
ルナール フィリップ
Jean-Marie Cazaillon
− マリー カザイヨン ジャン
Yves Gagneux
ガニュ イヴ
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Salomon SAS
Original Assignee
Salomon SAS
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C5/00Skis or snowboards
    • A63C5/12Making thereof; Selection of particular materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/10Methods of surface bonding and/or assembly therefor
    • Y10T156/1002Methods of surface bonding and/or assembly therefor with permanent bending or reshaping or surface deformation of self sustaining lamina
    • Y10T156/1028Methods of surface bonding and/or assembly therefor with permanent bending or reshaping or surface deformation of self sustaining lamina by bending, drawing or stretch forming sheet to assume shape of configured lamina while in contact therewith
    • Y10T156/103Encasing or enveloping the configured lamina

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発泡性合成樹脂からなる中実の芯部を準備す
る第一の工程と、スキー板を構成する諸部材と芯部とを
接合させる第二の工程とを含むスキー板の製作方法を提
供する。 【構成】 第一の工程においては、製作しようとする芯
部(2)の最終形状を有する鋳型(6、60、62)内
に、硬化および膨張が可能な発泡性材料の諸成分(8)
を射出するか、あるいは流し込む。また、この工程にお
いては、発泡性材料、および接合のための第二の工程の
際に接触状態に入る諸部材と良好な接着性を有する接着
用固形フィルム(5)をこの鋳型の壁面に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はアルペンスキー、モノスキー、お
よび雪上サーフボードのような雪や氷の上を滑走するた
めのウインタースポーツ用スキー板の製作方法に関す
る。
【0002】現在のスキー板は一般に複合構造をしてお
り、機械的応力の配分を考慮して、各種材料がそれぞれ
最適に関与するよう組み合わされる。したがって、この
スキー板の構造は、一般に、スキー板の上面と側面を形
成する装飾兼周縁保護用部材と、高度の機械的強度と高
度の剛性を有する材料からなる内部抵抗部材(すなわ
ち、強度付与用薄板とを含む。その構造は、また、蜂窩
状構造の芯部のような充填部材と、スキー板の下面を成
すとともに、雪上で良好な滑走を確保する滑走用底部
と、スキー板の下方稜部を形成する金属製エッジとを含
む。
【0003】したがって、適宜な物理的特性を得るため
に、現代のスキー板の製造には多種多様な材料が使用さ
れる。すなわち、滑走用底部は通常ポリエチレン製であ
り、蜂窩状芯部は発泡性樹脂でできており、エッジは鋼
製であり、スキー板の上面は熱可塑性シートでできてお
り、また強度付与用薄板は金属板または繊維強化樹脂製
である。
【0004】スキー板は、激しい機械的応力を受けるの
で、構造体を構成する各種材料間で良好な付着を必要と
する。スキー板の伝統的製造技術において、芯部を機械
加工でその最終形状に予め製作する。次に、スキー板
を、一般にエポキシ型の強度付与用内側部材の母材とな
る接着剤で接着できるよう、サンドブラストまたはやは
り掛けで表面処理する。芯部とスキー板の他の諸部材と
の接合作業は、一般に、鋳造成形作業に続く工程で行わ
れる。
【0005】スキー板の芯部は曲げ剛性に寄与し、かつ
上方、下方、および側方の強度付与用内側諸部材間の空
所を確実に充填するので、重要な部材である。現代のス
キー板の形状もまた、性能や滑走の質、あるいは単に美
観を向上させることができるように著しく変化した。し
たがって、最小側面が傾斜した、または凸状あるいは凹
状のスキー板、あるいはまた、上面に浮き彫り(レリー
フ)等を有するスキー板が出現した。このようにして、
芯部の形状はこれらスキー板の新しい形状と共に変化
し、かつ機械加工と表面処理の諸工程からなる伝統的製
作法は今や不適切で、高価かつ複雑であることが明らか
である。更に、その実施にあたっては数多くの問題に突
き当たる。特に、機械加工工程は、合成樹脂製芯部の高
密度薄表層を破壊する(専門家はこれを芯部の「皮」と
呼んでいる)。また、芯部の幾何学的形状を再現するこ
とはできない。
【0006】本発明は、一方では表面処理作業のない芯
部の製造を、また他方ではスキー板を得るために芯部の
周囲における全部材の位置決めと接合作業を、最小限の
工程数で実施できる新規な製作方法を提案することによ
って、公知の製法の欠点を除去することを目的とする。
【0007】本発明によれば、芯部の幾何学的形状はす
べて、容易にかつ高度の再現性をもって製作できる。
【0008】本発明の別の目的によればと、スキー板の
他の部材と芯部との接着性は、これら諸部材の性質に容
易に適合できる。
【0009】本発明の更に別の目的によれば、予め製作
した(プレハブ)芯部は取扱いが容易であり、かつその
使用前に貯蔵可能である。
【0010】上記の目的ならびにその他の目的を達成す
るために、本発明の製法は、発泡性合成樹脂からなる中
実芯部を準備する第一の工程と、スキー板を構成する諸
部材と芯部とを接合させる第二の工程を含む。第一の工
程は、作り出そうとする芯部の最終形状を有する鋳型の
中に、硬化性と膨張性を有する発泡性材料の諸成分を射
出するか、または流し込むことからなる。この工程で
は、該発泡性材料ならびに接合用第二工程の際に接触状
態に入る諸部材に対して良好な接着性を有する接着用固
形フィルムを該鋳型の壁面に配設する。
【0011】接合のための第二工程は、以下の一連の諸
段階からなる。すなわち、 a) 第二の鋳型の最初の半部分内に、少なくとも滑走
用底部と金属製側方エッジを含む第一の下方サブアセン
ブリを構成する部材を配設し、 b) 第一工程時に形成した芯部の下面をこの第一のサ
ブアセンブリに押し当て、 c) それに続く鋳造成形作業時に該芯部の上面と側面
を被覆するための、少なくとも1の装飾兼保護層を含
む、第二の上方サブアセンブリを配設し、 d) 鋳型の第二の半部分内に、第二の上方サブアセン
ブリを変形させるために芯部を利用するいわゆる鋳造成
形工程を実行する。
【0012】第一の実施態様において、第一工程は以下
の一連の諸作業を含む。すなわち、 イ) 作り出そうとする芯部の形状に対応する形状の鋳
型内空間に、固形フィルムからなる閉鎖した管状の仕切
り(コンパートメント)を製作し、 ロ) このようにして製作した上記閉鎖管状仕切り内
に、鋳型の内部空間で膨張して、該固形フィルムを鋳型
の壁面に押し付ける発泡性材料の諸成分を射出するか、
または流し込み、 ハ) このようにして形成した芯部の型抜きをする。
【0013】第二の実施態様において、第一工程は以下
の一連の諸作業を含む。すなわち、 イ) 鋳型の下方シェル内に設けた内側凹部に第一のフ
ィルムを配設し、 ロ) 次に、このようにフィルムで被覆した上記内側凹
部の中に上記発泡性材料の諸成分を流し込み、 ハ) 該発泡性材料が完全に、または部分的に膨張する
前に、第二のフィルムを予め引張状態で配設した上方シ
ェルを下方シェルの上に配設して鋳型を閉鎖し、 ニ) 該発泡性材料が鋳型の内部で膨張した後、このよ
うにして形成した芯部の型抜きをする。
【0014】本発明の一変形態様によれば、接合のため
の第二工程はかなり異なり、以下の一連の諸段階を含
む。すなわち、 イ) 第二の鋳型の最初の半部分内に、少なくとも i) 滑走用底部と、 ii) 金属製側方エッジとを含む第一の下方サブアセン
ブリを構成する部材を配設し、 ロ) 第一工程時に形成した芯部の下面をこの第一サブ
アセンブリに押し当て、 ハ) 別の予備作業時に第一の幾何学的形状に予備成形
した第二サブアセンブリをこの芯部上に配設し、 ニ) 鋳型の第二の半部分を第一の半部分で閉鎖した
後、該サブアセンブリの最終成形作業および各サブアセ
ンブリと芯部とのいわゆる接合を実施する。
【0015】本発明はまた、製作の第一工程で形成し、
かつ接合のための第二工程で使用する芯部に関する。
【0016】本発明のその他の目的、特徴、および利点
は、添付図に関連して行う特定の実施態様についての以
下の記載を読むことにより、明らかとなろう。
【0017】図1は、本発明の方法によって得られるス
キー板1の横断面図を表す。このスキー板は、芯部2、
第一の下方サブアセンブリ3、および第二の上方サブア
センブリ(すなわち、芯部2を被覆するシェル4)の3
主要部分からなる。
【0018】第一の下方サブアセンブリ3は、例えばポ
リエチレン製の滑走用底部30と、金属製側方エッジ3
1と、複合材料または例えばアルミニウム合金のような
金属材料製の1または複数の補強層330、331で構
成される下方機械的強度付与用内側部材33からなる。
【0019】上方サブアセンブリ4は、通常、ポリウレ
タン、ポリシーボネート、ポリアミド、ポリアミドの共
重合体、またはその他のもので構成できる熱可塑性材料
製の1または複数の装飾兼保護層40からなる。この上
方サブアセンブリ4はまた、1または複数の補強層から
なる上方機械的強度付与用内側部材41を含むこともで
きる。該上方サブアセンブリ4は、芯部2の上面20と
2の側面21、22を被覆することによりシェルを構成
する。
【0020】芯部は熱可塑性発泡樹脂で射出成形により
作られ、かつ芯部とこの芯部に接触する諸部材(特に、
下方機械的強度付与用内側部材33と上方機械的強度付
与用内側部材41)間の接着を行なう、重合体をベース
にした接着用フィルム5で取り囲まれる。このフィルム
は、下方サブアセンブリ3と上方サブアセンブリ4の縁
部42、43との一体的結合を確保するために、芯部の
下面23の両側からはみ出てもよい。
【0021】このようなスキー板を製作するための本発
明による方法の一実施態様を、図2ないし図6に関連し
て、以下に記載する。
【0022】第一実施態様による発泡性合成樹脂からな
る中実芯部を製作する第一の工程を図2ないし図4に示
す。そのために、製作しようとする芯部2の形状と寸法
を有する鋳型6を用意する。最初の作業は、この鋳型の
中で、重合体をベースにした固形の接着用フィルム5か
らなる閉鎖した管状の仕切り(コンパートメント)を作
製することからなる。そのために、i)接合面61の両
側からはみ出る第一のフィルム50を鋳型6の下方ウェ
ル60内に設けた内側凹部に配置する。ii)第二のフィ
ルム51を鋳型の上方シェル62の壁面に張設する。こ
の第二のフィルムもまた、接合面の内側からはみ出る。
iii)鋳型を閉鎖する。各フィルムの側端は接合面61で
互に挟持されて、バリ70を形成する。
【0023】図3に示す第二の工程では、このようにし
て形成した管状仕切り7の内部にウレタンフォーム、ポ
リウレアフォーム、またはフェノール樹脂フォームのよ
うな硬化性フォームからなる諸成分の低圧射出または重
力による流し込みを行なう。その膨張の間、フォーム8
は管状の薄膜を押圧し、この薄膜は鋳型の壁面の形と完
全に一致する。次に芯部の型抜きを行う。
【0024】使用するフォームは、多価アルコールの総
含有量の30重量%あるいはそれ以上の網状多価アルコ
ール群を含有することが好ましい。この化学的特徴は、
発泡性合成樹脂(フォーム)の熱間圧縮強度特性を向上
させる。この特性は、本発明の方法を実施する上で特に
求められるものである。また、使用するフォームにはガ
ラス短繊維を充填材として加えてもよい。ガラス繊維の
含有量は、混合物の総量に対して0%ないし30重量%
である。
【0025】芯部の製造のこの全工程中、鋳型を約30
℃ないし80℃に加熱する。フォームの網状化反応によ
る発熱は100℃を越え、鋳型の温度を数分間で約20
℃ないし30℃増加させることがある。この温度で、薄
膜に対するフォームの付着は完全に行なわれる。型抜き
も熱間で実施する。
【0026】芯部製造の第一段階は、図5と図6に示す
一変形態様に従って実施できる。実際、硬化性フォーム
の諸成分を鋳型の2のシェルの内の一方に予め流し込ん
でから、上述の閉鎖した管状仕切り7を製作するように
してもよい。そのためには、次のようにして作業をす
る。 − 鋳型6の下方シェル60の中に設けた内側凹部60
0に、鋳型の接合面61の両側からはみ出る第一のフィ
ルム50を配設し、 − 次に、上記フォームの諸成分を該凹部600内に流
し込み、 − 該諸成分が互に反応することによって生ずる完全な
または部分的な膨張の前に鋳型を閉鎖する;そのため
に、第二のフィルム51が予め引張状態で配設された上
方シェル62を下方シェル60に押し当て、このように
してフィルム50、51からなる管状仕切りを形成し、 − 鋳型の閉鎖後、この諸成分は「原位置(in situ)」
で反応して、フォームを膨張させ、このフォームは管状
仕切りに接着する。
【0027】図2ないし図4の実施態様と違って、この
変形態様は、流し込みを手作業で行うことを要求する。
この流し込み作業は、通常、低圧ポンプに連結した流し
込み用ガンを使用する作業員によって行われる。ポンプ
自体も諸成分を入れた諸槽に連結される。
【0028】上記の各実施態様において、鋳型の壁面に
フィルム50、51を配置して、これを維持すること
は、鋳型を貫通して設けられ、かつ真空ポンプに連結さ
れる孔63によって鋳型の壁面とフィルム間を減圧すれ
ば、容易に行なえる。
【0029】図7と図8は、スキー板を構成する諸部材
と芯部2とを接合する第二工程の特定の一態様を示す。
そのために、形状と寸法が製作したいと思うスキー板の
形状と寸法に対応する、2の部分90、91からなる第
二の鋳型9を準備する。最初の作業では、下方サブアセ
ンブリ3を構成する部材を鋳型9の下方部分90に配設
する。このサブアセンブリは、ポリエチレン製の滑走用
底部30と、鋼製の側方エッジ31と、2の補強層33
0、331からなる下方機械的強度付与用部材33とを
含む。補強層は、例えば、熱硬化性樹脂または熱可塑性
樹脂を予め含浸させたガラス繊維または炭素繊維の織布
で形成できる。既に重合させた熱硬化性樹脂の母材から
なる織布、あるいはまた、鋼またはアルミニウム製の金
属薄板を使用することも考えられる。
【0030】下方サブアセンブリ3を構成する部材は、
鋳型の中に配置する前に接合して、互に一体連結するこ
とができる。しかしながら、鋳造成形作業でこれら諸部
材を互に一体連結させること(特に、補強層を滑走用底
部とエッジに一体連結させることを考えてもよい。
【0031】場合によっては、鋳造成形に続く工程にお
いて、接着しようとする諸部材間に接着用フィルムを配
設する必要があるかもしれない。例えば、下方機械的強
度付与用部材を構成するため予め重合させた母材と繊維
製の層または金属製の薄板を使用する場合には、各層間
および滑走用底部30と下方補強層330間に接着用フ
ィルムの使用を必要とする。
【0032】第二段階では、芯部の下面23を下方サブ
アセンブリ3の上に乗るよう、鋳型90の第一の部分に
配設する。次に、第二の上方サブアセンブリ4を構成す
る部材をその上面20に配設する。図5の場合、サブア
センブリを平坦な形状に配置し、なんらかの適切な手段
で心合わせして維持することができる。
【0033】第二の上方サブアセンブリ4は、少なくと
も1の装飾兼保護層40を含む1または複数の層を積層
して形成する。この保護層はスキー板の上部となるため
のものである。この層は、例えばポリウレタン、ポリア
ミドPAI1、PAI2、PA6、PA6/6等、AB
S−SAN型スチレン系、ポリスチレン、スチレン系ブ
ロック共重合体、等、ポリプロピレン、ポリカーボネー
ト、アクリル系物質、場合によっては変性処理したPE
TまたはPBT型ポリエステルのような熱可塑性樹脂で
作られる。とりわけ上部が昇華による装飾を施され、し
たがって装飾を示唆する不透明な下層と装飾を担持する
透明な上層とを含むときには、例として挙げた諸材料の
複数層で上部を構成してもよい。該上部は、芯部2の上
面20と側面21、22を被覆するように裁断される。
【0034】上方サブアセンブリはまた、1または複数
の補強層を含む機械的強度付与用部材41含む。とりわ
けポリエステル、エポキシ樹脂、およびポリウレタンか
らなる群より選んだ、非重合状態の湿性(humide) ある
いは非粘着性(non-pegueuse) の熱硬化性樹脂、あるい
はまた、ポアミド、ポリカーボネート、PEI(ポリエ
ーテルイミド)、PPS、ポリプロピレン、およびLC
P(液晶ポリマー)からなる群より選んだ熱可塑性樹脂
を含浸させた、ガラスまたはポリエチレンカーボンある
いはケブラー繊維、あるいは液晶ポリマー(LCP)か
らなる織製または非織製の繊維をベースにした補強用織
布を利用することができる。この場合、補強層はまた、
網状化した後、スキー板のエッジに直接支承する機械的
強度付与用シェルを形成して、芯部を被覆することがで
きる。また、単純な金属製薄板または網状化した樹脂の
母材からなり、かつ芯部の上面20の幅とほぼ同じ幅を
もつ繊維製補強材で、上方サブアセンブリを強化するこ
とも考えられる。
【0035】上方サブアセンブリ4を配設した後、製作
しようとするスキー板の外形の彫り型(印象型)を有す
る鋳型の第二の上方部分91を鋳型の閉鎖のために第一
の下方部分90に接近させる。芯部2は鋳型の上部分の
彫り型の壁面に対して押し付けられる上方サブアセンブ
リ4を変形させる働きをする。
【0036】場合によっては、このサブアセンブリの或
る層を軟化させて次の段階で容易に変形できるようにす
ると有利である。この加熱は種々の方法で行なうことが
できる。例えば、赤外線でサブアセンブリを個別的に予
備加熱することができる。しかしながら、鋳型9の予備
加熱後に、鋳型の上方部分91を上方サブアセンブリに
相対して配置することもでき、この場合、該サブアセン
ブリを軟化させてその変形を可能にするのは、伝導また
は輻射で伝達される鋳型の熱である。
【0037】鋳型を完全に閉鎖した後、予め含浸させた
材料の網状化と芯部2を取り巻く部材への接着用フィル
ム5の接着を可能にするために、3分ないし15分間、
約100℃ないし160℃の温度を維持する。硬化後、
完成状態のスキー板を鋳型から取り出すことができる。
【0038】管状部材7を形成する薄膜は、一方では芯
部となるフォームと、また他方では薄膜が押し当てられ
て接着されるべき周縁部材の壁面との接着性に応じて選
ばれる材料のフィルムからなる。
【0039】ポリウレタン製フィルム、コポリアミド製
フィルム、またはABS(アクリロニトリル/ブタジエ
ン/スチレン)、エチレンの共重合体、あるいは変性E
VA(エチレンビニルアセテート共重合体)製フィルム
を利用すると有利である。フィルムの厚みは数センチメ
ートルないし10分の数ミリメートルとすることがで
き、10分の1ないし10分の10ミリメートルが有利
である。
【0040】図9は、本発明の方法により製作できる芯
部の複雑な形状の一例を示す。芯部の上面20と下面2
3との間の距離1は次第に変化して、スキー板に変化の
ある厚みを付与することができる。同様に、下面23の
幅Lを変化のある幅にして、スキー板にその側面形状を
付与することができる。最後に、側面21、22は芯部
に沿って変化する角度Aで下面23に対して傾斜し、同
様の方法で完成したスキー板に傾斜した最小側面を得る
ことができる。
【0041】図10は、スキー板のパラメーター1′、
L′、A′が芯部のパラメーター1、L、Aに対応し、
かつスキー板に沿って変化するような芯部を基にして得
られるスキー板を示す。
【0042】図11と図12は、上方機械的強度付与用
部材410および/または下方機械的強度付与用部材3
32を含む芯部の特定の一実施態様を示す。芯部を製作
するための第一工程の際、これら強度付与用部材は、鋳
型の壁面にフィルム50、51を配設した後、およびフ
ォームの射出または流し込み作業前に、鋳型6の内部に
挿入される。これらの部材は、上述の補強層と同じ性質
の補強層で構成することができる。これらの部材は、下
方サブアセンブリ33と上方サブアセンブリ41の補強
を完成すること、あるいはまた、下方サブアセンブリ
3、4の機械的強度付与用部材の代わりをすることがで
きる。
【0043】図13は、管状の仕切り7が変形製と伸長
性を有する単一部材からなる閉鎖しした管状の薄膜から
製作される本発明の特定の一実施態様を示す。フォーム
の射出は、同じ方法により薄膜の内部で行われ、また、
射出圧力は薄膜の拡張および鋳型6の壁面に対する密着
を確保する。
【0044】図14から図16までは、本発明の方法に
よるスキー板の上面にリブ400を設ける一実施態様を
示す。このリブを得るには、芯部の射出成形に際して、
フォームで満たされる鋳型6の下方シェル60内に窪み
601を予め用意しなければならない。したがって、型
抜きした芯部は、その上面20にリブ200を有する。
接合のための第二工程(図13)に際して、芯部のリブ
は、スキー板の鋳型9の上部分91内に設けた補完的形
状の窪み910の内部で、上方サブアセンブリを変形さ
せることになる。
【0045】図17は、逆に、本発明の方法により、射
出成形のための第一工程を実施するとき、芯部上に明ら
かに大きな寸法の隆起部201を用意することにより、
スキー板の上面に隆起部401を形成する可能性を示
す。
【0046】図18に示すように、芯部は、本発明によ
る方法の第一工程を実施するときに設ける溝202を両
下縁部に含むことができる。この溝202は、本発明に
よる方法の第二工程(図19)を実施するとき、芯部を
より良く保持するとともに、心合わせできるよう下方サ
ブアセンブリ3の側方縁取り部300と共働する。
【0047】図20と図21は、本発明による方法の一
変形実施態様、より詳しく言うと、スキー板を構成する
諸部材と芯部とを接合するための第二工程を示す。した
がって、第二のサブアセンブリが接合用鋳型9、90、
91に導入される前に予め成形するようにしてもよい。
図7と図8の場合、上方サブアセンブリ4は、第二の鋳
型9、90、91内に平坦な形状、またはほぼ平坦な形
状で配設される。この場合、鋳型の上部分91の彫り型
の壁面に押し付けられる上記サブアセンブリ4を変形さ
せる役割を果たすのは芯部である。
【0048】予備成形作業は、サブアセンブリ4を最終
的にスキー板に付与したいと望む形状に近い幾何学的形
状に整えることを目的とする。実際、スキー板上部の形
状を下ごしらえすることになる。したがって、この作業
は最初の幾何学的形状(下地)をサブアセンブリに付与
するために、このサブアセンブリを鋳型92内で加圧す
ることからなる。この作業は、補強材41が熱硬化性樹
脂系母材をベースにするとき、冷間で展開する。この補
強材がもっぱら熱可塑性樹脂系母材をベースにすると
き、熱間で展開できる。次に、このようにして予備形成
した上方サブアセンブリ4を第一工程で形成した芯部上
に配設する。芯部の上面20と側面21、22は、予備
成形したサブアセンブリ4の内側上面44と内側面4
5、46のそれぞれで被覆される。諸部材のいわゆる最
終成形ならびに接合作業は、第二の鋳型90、91内で
加圧と加熱によって行なわれる(図21)。上方サブア
センブリにその最終形状を付与するのは芯部の形状であ
る。例として示す場合において、該芯部は、サブアセン
ブリ4の両側の型抜きとバリ取りを行なった後、スキー
板上部の2の側方リブ402、403を形成可能にする
2の側方リブ203、204を具える(図22)。形成
しようとする最終形状が複雑および/または非常に角ば
っているときに、この予備成形が推奨される。
【0049】もちろん、本発明は例として記載し、かつ
図示した諸実施態様に限定されるものではなく、同等の
技術ならびにそれらの組み合わせをもすべて含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によって得られるスキー板の断面
図である。
【図2】本発明の方法の第一の実施態様による第一工程
で実施される、芯部の製作作業を示す断面図である。
【図3】本発明の方法の第一の実施態様による第一工程
で実施される、芯部の製作作業を示す断面図である。
【図4】本発明の方法の第一の実施態様による第一工程
で実施される、芯部の製作作業を示す断面図である。
【図5】本発明の製法の一変形態様による第一工程に実
施される、芯部の製作作業を示す断面図である。
【図6】本発明の製法の一変形態様による第一工程に実
施される、芯部の製作作業を示す断面図である。
【図7】本発明の製法の第二工程で実施される、スキー
板を構成する諸部材と芯部との接合作業を示す断面図で
ある。
【図8】本発明の製法の第二工程で実施される、スキー
板を構成する諸部材と芯部との接合作業を示す断面図で
ある。
【図9】特定の一実施態様による芯部の斜視図である。
【図10】図9の芯部を利用する完成したスキー板の一
例を示す斜視図である。
【図11】本発明による芯部の一変形実施態様を示す断
面図である。
【図12】本発明による芯部の一変形実施態様を示す断
面図である。
【図13】閉鎖した管状仕切り(コンパートメント)の
製作に関する図1の一変形態様を示す断面図である。
【図14】本発明による製法の別の一実施態様を示す断
面図である。
【図15】本発明による製法の別の一実施態様を示す断
面図である。
【図16】本発明による製法の別の一実施態様を示す断
面図である。
【図17】図16の一変形態様を示す断面図である。
【図18】本発明の一変形態様による芯部の断面図であ
る。
【図19】図4の一変形である図18の芯部を上に乗せ
た下方サブアセンブリの詳細断面図である。
【図20】芯部を接合するための第二工程の一変形実施
態様を示す断面図である。
【図21】芯部を接合するための第二工程の一変形実施
態様を示す断面図である。
【図22】図20と図21に示す変形態様により得られ
たスキー板の断面図である。
【符号の説明】
2 芯部 3、4 サブアセンブリ 5 接着用フィルム 6、9、60、62、90、91 鋳型 7 管状の仕切り(コ
ンパートメント) 8 発泡性材料 20 上面 21、22 側面 23 下面 30 滑走用底部 31 金属製側方エッジ 40 装飾兼保護層 41、332、410 機械的強度付与用
内側部材 50 第一のフィルム 51 第二のフィルム 61 接合面 70 バリ 200 リブ 201、400 隆起部 330、331 補強層 600 内側凹部 661 くり抜き部
フロントページの続き (72)発明者 イヴ ガニュ フランス国.74940 アネシー ル ヴィ ウ,リュ デュ コマンダン シャルコ 7

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡性合成樹脂からなる中実の芯部を準
    備する第一の工程と、スキー板を構成する諸部材と芯部
    とを接合させる第二の工程を含むスキー板の製作方法に
    おいて、 前記第一の工程は、製作しようとする芯部(2)の最終
    形状を有する鋳型(6、60、62)内に、硬化および
    膨張が可能な発泡性材料の諸成分(8)を射出するか、
    あるいは流し込むことからなり、前記第一の工程におい
    て、前記発泡性材料ならびに接合のための第二の工程の
    際に接触状態に入る諸部材と良好な接着性を有する接着
    用固形フィルム(5)を前記鋳型の壁面に配設するこ
    と、及び前記第二の工程は、以下の一連の作業、すなわ
    ち: a) 鋳型(9)の最初の半部分(90)内に、少なく
    とも滑走用底部(30)と金属製側方エッジ(31)を
    含む第一の下方サブアセンブリ(3)を構成する部材を
    配設する、 b) 前記第一の工程で形成した芯部(2)の下面(2
    3)を前記第一の下方サブアセンブリに押し当てる、 c) それに続く鋳造成形作業時に、前記芯部の上面
    (20)と側面(21、22)を被覆するための、少な
    くとも1の装飾兼保護層(40)を含む、第二の上方サ
    ブアセンブリ(4)を前記芯部上に配設する、 d) 前記鋳型の第二の半部分(91)内で、前記第二
    の上方サブアセンブリ(4)を変形させるために前記芯
    部(2)を利用して鋳造成形作業を実行する、ことを特
    徴とするスキー板の製作方法。
  2. 【請求項2】 前記第一の工程が、以下の一連の作業、
    すなわち: イ) 鋳型(6)の内部空間に、固形フィルム(5)か
    らなる閉鎖した管状の仕切り(7)を形成する、 ロ) このようにして形成した前記閉鎖管状仕切り
    (7)内に、鋳型の内部空間で膨張して、前記固形フィ
    ルム(5)を鋳型の壁面に押し当てる、発泡性材料の諸
    成分(8)を射出するか、または流し込む、 ハ) このようにして形成した芯部(2)の型抜きをす
    る、ことを特徴とする請求項1によるスキー板の製作方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第一の工程が、以下の一連の作業、
    すなわち: イ) 鋳型(6)の下方シェル(60)内に設けた内側
    凹部(600)に第一のフィルム(50)を配設する、 ロ) 次に、前記内側凹部(600)内に前記発泡性材
    料の諸成分(8)を流し込む、 ハ) 前記発泡性材料が完全に、あるいは部分的に膨張
    する前に、第二のフィルム(51)が予め張設された上
    方シェル(62)を下方シェル(60)上に押し当てる
    ことによって鋳型を閉鎖する、 ニ) 前記発泡性材料が前記鋳型内で膨張した後、この
    ようにして形成した芯部の型抜きをする、ことを特徴と
    する請求項1によるスキー板の製作方法。
  4. 【請求項4】 前記フィルム(50、51)の配設後、
    および前記発泡性材料の射出あるいは流し込み作業後、
    前記鋳型(6)の内部に機械的強度付与用上方部材(4
    10)および/または下方部材(332)を挿入するこ
    とを特徴とする請求項2または3による製作方法。
  5. 【請求項5】 前記接合のための第二の工程において、
    以下の一連の作業、すなわち: イ) 鋳型の第一の半部分(90)内に、少なくとも
    i)滑走用底部(30)と、ii)金属製側方エッジ(3
    1)とを含む第一の下方サブアセンブリ(3)を構成す
    る部材を配設する、 ロ) 前記第一の工程で形成した芯部(2)の下面(2
    3)を前記第一の下方サブアセンブリ(3)に押し当て
    る、 ハ) 別の予備作業で第一の幾何学的形状に予め成形し
    た第二のサブアセンブリ(4)を前記芯部(2)上に配
    設する、 ニ) 前記鋳型の第一の半部分(90)を第二の半部分
    (91)で閉鎖した後、前記第二のサブアセンブリ
    (4)の最終成形作業と、各々のサブアセンブリ(3、
    4)と芯部との接合作業を実施する、ことを特徴とする
    請求項4によるスキー板の製作方法。
  6. 【請求項6】 前記管状仕切り(7)を形成するため、 i) 前記鋳型(6)の下方シェル(60)内に設けた
    内側凹部に、第一のフィルム(50)を配設する、 ii) 次いで、前記鋳型(6)の上方シェル(62)の
    壁に対して第二のフィルム(51)を張設する、 iii) 最後に、前記鋳型を閉鎖する、ことを特徴とする
    請求項2による製作方法。
  7. 【請求項7】 前記管状仕切り(7)を、変形可能で、
    かつ延伸可能な単一部材からなる閉じられた管状の薄膜
    で形成することを特徴とする請求項2による製作方法。
  8. 【請求項8】 前記各フィルムの側端が、前記鋳型
    (6)の接合面(61)の両側からはみ出てバリ(7
    0)を形成することを特徴とする請求項2または3によ
    る製作方法。
  9. 【請求項9】 前記フィルムが、ポリウレタン、コポリ
    アミド、ABS、エチレンあるいは変性EVAの共重合
    体から選択されることを特徴とする請求項1による製作
    方法。
  10. 【請求項10】 前記下方サブアセンブリ(3)が、1
    または複数の補強層(330、331)からなる下部機
    械的強度付与用の内側部材(33)を含むことを特徴と
    する請求項4または5による製作方法。
  11. 【請求項11】 前記上方サブアセンブリ(4)が、1
    または複数の補強層からなる上部機械的強度付与用の内
    側部材(41)を含むことを特徴とする請求項4または
    5による製作方法。
  12. 【請求項12】 前記補強層の各々が、熱硬化性樹脂ま
    たは熱可塑性樹脂を予め含浸させたガラス繊維あるいは
    炭素繊維からなる織布で形成されることを特徴とする請
    求項10または11による製作方法。
  13. 【請求項13】 前記補強層の各々が、金属製薄板ある
    いは網状結合させた樹脂を母材とする繊維で構成される
    ことを特徴とする請求項10または11による製作方
    法。
  14. 【請求項14】 射出成形用鋳型(6)の下方シェル
    (60)にくり抜き部(601)を設けることによっ
    て、射出成形作業を行う際、前記芯部の上面(201)
    上にリブ(200)を形成することを特徴とする請求項
    1ないし13のいずれか1による製作方法。
  15. 【請求項15】 射出成形のための第一の工程を行う
    際、芯部の上面(20)に隆起部(200)を設け、前
    記隆起部は、接合のための第二の工程の際、スキー板の
    上面に隆起部(400)を形成するためのものであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1による
    製作方法。
  16. 【請求項16】 以下の一連の作業を含むことを特徴と
    するスキー板の製作方法: イ) 鋳型(9)の第一の半部分(90)内に、少なく
    ともi)滑走用底面(30)と、ii)側方エッジ(3
    1)とを含む第一の下方サブアセンブリ(3)を構成す
    る部材を配設する、 ロ) 前記第一の下方サブアセンブリ(3)上に、前工
    程で予め製作され、接着用固形フィルム(5)をその各
    面に備えた発泡性合成樹脂からなり、その下面(23)
    が前記第一の下方サブアセンブリ(3)に押し当てられ
    る芯部(2)を配設する; ハ) 前記芯部(2)上に、鋳造成形に続く作業で前記
    芯部の上面(20)と側面(21、22)とを覆うため
    の、少なくとも1の装飾兼保護層(40)を含む第二の
    上方サブアセンブリ(4)を配設する、 ニ) 前記芯部を使用して鋳造成形工程を実施し、前記
    第二の上方サブアセンブリ(4)を前記鋳型の第二の半
    部分(91)内で変形させる。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし4のいずれか1により
    製作され、接着用固形フィルムで取り囲まれた、硬化性
    と発泡性を有する合成樹脂からなるスキー板用芯部。
  18. 【請求項18】 側面(21、22)が下面(23)に
    対して変化する傾斜角(A)を有することを特徴とする
    請求項17によるスキー板用芯部。
  19. 【請求項19】 接着用フィルムが、ポリウレタン、コ
    ポリアミド、ABS、エチレンあるいは変性EVAの共
    重合体から選択されることを特徴とする請求項17によ
    るスキー板芯部。
  20. 【請求項20】 前記発泡性合成樹脂がポリウレタン、
    ポリウレア、またはフェノール型であることを特徴とす
    る請求項17によるスキー板用芯部。
  21. 【請求項21】 上面(20)にリブ(200)および
    /または隆起部(201)を含むことを特徴とする請求
    項17によるスキー板用芯部。
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