JPH06154194A - 乳房x線撮影装置 - Google Patents

乳房x線撮影装置

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JPH06154194A
JPH06154194A JP4314555A JP31455592A JPH06154194A JP H06154194 A JPH06154194 A JP H06154194A JP 4314555 A JP4314555 A JP 4314555A JP 31455592 A JP31455592 A JP 31455592A JP H06154194 A JPH06154194 A JP H06154194A
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ray
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breast
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ray tube
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Toshibumi Sakakibara
俊文 榊原
Hiroshi Yasuhara
弘 安原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、関心領域が撮影台上のどのような位
置にあってもこの関心領域に露出制御用の検出器を対峙
させることができ、これによって常にX線自動露出制御
技術を利用し、被曝量を抑えながら最適な濃度の高品質
像を得ることのできる乳房X線撮影装置を提供すること
を目的とする。 【構成】本発明は、X線を曝射するX線管に対し乳房を
介して撮影台6上にフィルムを対向させ、撮影台6内に
上記X線管に対向して収容された露出制御用の検出器1
0からの出力に基づき露出量が所定レベルに達するまで
X線曝射を継続させることにより上記乳房の関心領域の
X線透過像を所定の濃度でフィルムに写し込む乳房X線
撮影装置において、撮影台6は検出器10を胸壁に沿う
X方向およびその方向に直交する胸壁から乳頭に向かう
方向方向に移動自在に支持することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線を曝射するX線管
に対し乳房を介して撮影台上にフィルムを対向させ、撮
影台内にX線管に対向して収容された露出制御用の検出
器からの出力に基づく露出量が所定レベルに達するまで
X線曝射を継続させることにより乳房のX線透過像を所
定の濃度でフィルムに写し込む乳房X線撮影装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の乳房X線撮影装置は図1
3に示すように構成されている。
【0003】すなわち、X線放射窓にX線照射野を限定
する絞り装置61を取り付けたX線管62とフィルムホ
ルダー63を載置する撮影台64とが所定の間隔を隔て
て、図示しない支持台で対向配置される。このX線管6
2と撮影台64との間には、乳房を圧迫するための圧迫
板65が撮影台に対し近接/離間する方向に沿って移動
自在に設けられている。
【0004】また、撮影台内には、ホトマルチプライヤ
やシリコン半導体検出器の如き露出制御用検出器66
が、図14に示すように、撮影台の中心線Cに沿って被
検体の胸壁から乳頭に向かう方向またはその逆方向に移
動自在に支持されていて、被検体の乳房サイズの個人差
に対応できるようになっている。
【0005】X線管供給電源67は、X線管62に管電
圧を供給しX線を曝射せしめるための電源であって、ス
イッチ68を介してX線管62に接続されている。この
スイッチ68の開閉は、X線曝射時間制御回路69によ
って制御されていて、このX線曝射時間制御回路69は
検出器66の出力を入力し、フィルム70に与えられた
露出量が所定レベルに達するまでスイッチ68を閉状態
に設定し、X線曝射を一定時間継続させるものである。
このように制御量(露出量)をモニタしながら撮影をす
る技術は一般にX線自動露出制御技術と呼ばれていて、
被曝量を抑えながら最適な濃度の画像を得るには非常に
有用な技術である。
【0006】ところで、乳房は、乳線領域と脂肪領域と
に分けられ、このうち診断に供すべき関心領域は乳癌等
の発生頻度の高い乳線領域である。この乳線領域はX線
吸収係数が大きいが、脂肪領域はほとんどX線を吸収し
ない。
【0007】したがって、検出器を、直接X線の入射を
避け、乳線領域に対峙する位置に配置し、その位置で測
定した露出量に基づいて露出時間(X線曝射時間)を決
定する必要がある。図15は、図14の脂肪領域内のA
点と点線で囲んだ乳線領域内のB点に関する露出量の時
間的変化を示す図である。自動X線露出制御技術は、乳
房内部状態に応じて適性露出量を得るために、適性露出
レベルLに対して検出器が強いX線、例えば脂肪領域内
のA点を透過した強いX線を受けると、X線曝射時間制
御回路69は(a)のSA特性で動作し、斜線で示した
適性露出量(露出レベルの積分値)に達する時刻t1 で
X線爆射を停止する。したがってこのときの露出量は、
脂肪領域に対して適性である。一方、B点の乳線領域を
透過したX線は弱いので、SB特性の傾斜はSA特性よ
り小さく、つまり単位時間当りの露出量が少なく、した
がって、露出量としては増加する。この結果、乳線領域
の像が真っ白になってしまうという問題が生じる。
【0008】また、図14に示したいわゆる頭尾方向撮
影技法では検出器を撮影台の中心線Cに沿って移動する
ことで乳線領域に対峙させることができるのであるが、
例えば図16(a)に示した側面方向撮影技法や、図1
6(b)に示した両乳房を一フィルムに写し込む両乳房
撮影技法等の乳線領域が中心線Cから外れる技法により
撮影する場合には、検出器を乳線領域に対峙させること
ができず、乳線領域についての露出量を測定できない。
したがってこのような側面方向撮影や両乳房撮影の場合
には、X線自動露出制御技術は使用できず、黒化度調整
器でマニュアル操作をする必要があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に対処すべくなされたもので、その目的は、関心領域
が撮影台上のどのような位置にあってもこの関心領域に
露出制御用の検出器を対峙させることができ、これによ
って常にX線自動露出制御技術を利用し、被曝量を抑え
ながら最適な濃度の高品質像を得ることのできる乳房X
線撮影装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、X線を曝射す
るX線管に対し乳房を介して撮影台上にフィルムを対向
させ、上記撮影台内に上記X線管に対向して収容された
露出制御用の検出器からの出力に基づき露出量が所定レ
ベルに達するまでX線曝射を継続させることにより上記
乳房の関心領域のX線透過像を所定の濃度でフィルムに
写し込む乳房X線撮影装置において、上記撮影台は前記
検出器を所定の方向およびその所定の方向に交差する方
向に沿って移動自在に支持することを特徴とする乳房X
線撮影装置である。
【0011】
【作用】本発明によれば、乳房の関心領域が撮影台上の
どのような位置にあっても露出制御用の検出器を所定の
方向およびその所定の方向に交差する方向に沿って移動
し関心領域に対峙させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明一実施例を説明
する。
【0013】図1は第1実施例による乳房X線撮影装置
の側面図である。図1に示すように、Cアーム1は、水
平な回転軸Rの回りを回転自在に支柱2に支持されてい
て、各端にそれぞれX線を曝射するX線管3とフィルム
4を保持するフィルムホルダー5を脱着可能に支持する
撮影台6とを対向して配置している。乳房を圧迫するた
めの圧迫板7は、撮影台6に接近/離間する方向に移動
自在にアーム8に支持されている。X線管3の放射窓に
はX線照射野を限定するための絞り装置9が固定されて
いる。
【0014】撮影台6の内部には、ホトマルチプライヤ
やシリコン半導体検出器の如き露出制御用検出器10や
この検出器10の位置を検出するための位置検出装置1
1等が収容されている。
【0015】図2は、X線撮影系のブロック図である。
X線管供給電源12は、X線管3に管電圧を供給しX線
を曝射せしめるための電源であって、スイッチ13を介
してX線管3に接続されている。このスイッチ13の開
閉は、X線曝射時間制御回路14によって制御されてい
て、このX線曝射時間制御回路14は検出器10の出力
を入力し、フィルム4に与えられた露出量が所定レベル
に達するまでスイッチ13を閉状態に設定し、X線曝射
を一定時間継続させるものである。
【0016】図3は、撮影台6の上部ケースを取り外
し、撮影台6の内部構造を示す図である。図3に示すよ
うに、撮影台6内には、2本のロッド15、16が直交
して配置されていて、一方のロッド15は撮影すべく撮
影台6に対峙した被検体の胸壁に沿う方向(X方向)に
平行移動自在に設けられ、また他方のロッド16は被検
体の胸壁から乳頭に向かう方向、つまりX方向に直交す
る方向(Y方向)に平行移動自在に設けられている。こ
のロッド15、16にはそれぞれマニュアル操作のため
のレバー17,18が撮影台6から突出して設けられて
いる。そして、2本のロッド15、16の交点には、検
出器10が取り付けられ、ロッド15、16と共にX・
Y方向に移動される。
【0017】上述の位置検出装置11は、複数、ここで
は6個のマイクロスイッチ19〜24を有し、そのうち
の3個のマイクロスイッチ19〜21は、X方向に沿っ
て配置され、ロッド15の位置に応じて選択的にオンさ
れるようになっている。また他の3個のマイクロスイッ
チ22〜24は、Y方向に沿って配置され、ロッド16
の位置に応じて選択的にオンされるようになっている。
【0018】図4は、検出器位置表示系のブロック図で
ある。表示制御器25はその入力端が位置検出装置11
のマイクロスイッチ19〜24に接続され、マイクロス
イッチ19〜21いずれかのオン信号とマイクロスイッ
チ22〜24いずれかのオン信号を入力し、その組み合
わせに応じて表示器26を表示セグメント27〜35の
いずれかを択一的に表示する。表示セグメント27〜3
5は、図3に点線で示した検出器10の各位置に対応し
て配置されている。上述した圧迫板7は、透明板であ
り、その表面に図3に点線で示した検出器10の各位置
に対応して、9つのマーカ36〜44がプリントされて
いる。次に上記構成の本実施例の作用について説明す
る。図6は、3種類の撮影技法と表示状態を示す図であ
る。なお、斜線は乳線領域を示している。
【0019】図6(a)は最も頻繁に行われている頭尾
方向撮影技法の場合のX線管側から透明な圧迫板を介し
て撮影台上の乳房を見た状態を示し、図6(b)はこの
ときに点灯される表示器26の表示セグメントを示して
いる。
【0020】従来技術の説明でも述べたように、X線自
動露出制御技術のもとで撮影をおこなうためには、検出
器10を直接X線の入射を避け、乳線領域に対峙する位
置に配置したい。
【0021】そこで、検出器10を、この乳線領域に対
峙する位置、つまり圧迫板7のマーカ40の位置に対応
する位置に配置したい。なお、この乳線領域の位置は被
検体の乳房の大きさから推定することができる。まず、
レバー17を操作して、ロッド15をマイクロスイッチ
20がオンするまで移動し、またレバー18を操作し
て、ロッド16をマイクロスイッチ23がオンするまで
移動する。
【0022】このとき、図6(b)に示したように、表
示器26の表示セグメント31が点灯し、検出器10が
予定した位置、つまりマーカ40に対応する位置に配置
されたことが示される。
【0023】検出器10をこの位置に配置した後は、X
線自動露出制御技術を利用して、撮影が行われる。つま
り、撮影を開始すべく、スイッチ13を閉状態に設定
し、X線管供給電源12からX線管3に管電圧を供給せ
しめてX線爆射を開始すると共に、検出器10により乳
線領域を透過したX線の強度測定を開始する。
【0024】X線曝射時間制御回路14は、検出器10
からの検出信号を入力し、この検出信号に基づき計算し
た露出量が、所定レベルに達したとき、スイッチ13を
閉状態から開状態に切り換えて、X線管供給電源12か
らX線管3への管電圧の供給を停止する。これによっ
て、乳線領域が最適な濃度の画像を得ることができる。
次に側面方向撮影技法の場合について説明する。
【0025】図6(c)は側面方向撮影技法の場合のX
線管側から透明な圧迫板を介して撮影台上の乳房を見た
状態を示し、図6(d)はこのときに点灯される表示器
26の表示セグメントを示している。
【0026】検出器10を、この乳線領域に対峙する位
置、つまり圧迫板7のマーカ41の位置に対応する位置
に配置したい。このため、レバー17を操作して、ロッ
ド15をマイクロスイッチ21がオンするまで移動し、
またレバー18を操作して、ロッド16をマイクロスイ
ッチ23がオンするまで移動する。このように検出器1
0はXY方向に移動自在に支持されているので、乳線領
域が中心線Cから外れたときでも、乳線領域に対峙する
位置に配置することができ、それによって、X線自動露
出制御技術を利用することができる。検出器10をこの
位置に配置した後は、上述したと同様にX線自動露出制
御技術を利用して撮影が行われる。次に両乳房撮影技法
の場合について説明する。
【0027】図6(e)は両乳房撮影技法の場合のX線
管側から透明な圧迫板を介して撮影台上の乳房を見た状
態を示し、図6(f)はこのときに点灯される表示器2
6の表示セグメントを示している。
【0028】検出器10を、この乳線領域に対峙する位
置、つまり圧迫板7のマーカ39または41の位置(こ
こではマーカ39の位置として説明する)に対応する位
置に配置したい。このため、レバー17を操作して、ロ
ッド15をマイクロスイッチ19がオンするまで移動
し、またレバー18を操作して、ロッド16をマイクロ
スイッチ23がオンするまで移動する。このように検出
器10はXY方向に移動自在に支持されているので、乳
線領域が中心線Cから外れたときでも、乳線領域に対峙
する位置に配置することができ、それによって、X線自
動露出制御技術を利用することができる。検出器10を
この位置に配置した後は、上述したと同様にX線自動露
出制御技術を利用して撮影が行われる。
【0029】以上のようにして本実施例は、露出制御用
の検出器が被検体の胸壁に沿う方向と被検体の胸壁から
乳頭に向かう乳頭方向に移動自在に設けられているの
で、側面方向撮影技法や両乳房撮影技法など乳線領域が
撮影台の中心線から外れるような場合でも、検出器を乳
線領域に対峙する位置に配置することができ、それによ
って、X線自動露出制御技術を利用して被曝量を抑えな
がら最適な濃度の高品質像を得ることのできる。次に第
2の実施例について説明する。全体の構成は、先の実施
例で説明した図1と異ならない。図7は本実施例を図1
に対応させて示す。したがって、図1と対応する部分に
は図1と同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0030】Cアーム1の回転に伴うX線管3および撮
影台6の垂直位置(以下「0°位置」という)に対する
傾斜角度を検出するための角度検出器45が設けられて
いる。
【0031】この角度検出器45は、例えば、図8に図
7のA−A断面を示したように、3つのマイクロスイッ
チ46〜48からなる。これらマイクロスイッチ46〜
48は、Cアーム1の回転軸一部が突起した突起部49
の円周軌道に沿って、配置されていて、Cアーム1の回
転角度にしたがって択一的にオンされるようになってい
る。
【0032】図7に戻って、X線管3の放射窓には取り
付けられた絞り装置50は、図9にその平面を示す如く
構成されている。なお斜線部分は、X線を通過させるX
線照射野を形成する開口範囲を示す。この絞り装置50
には、一方が乳房曲形に近似して切削されたマスク51
が、矢示方向、つまり被検体の胸壁から乳頭に向かうY
方向にスライド自在に設けられていて、開口範囲を可変
するようになっている。なお、このマスク51は、頭尾
方向撮影技法用のマスクであって、この他に切削形状の
異なる両乳房撮影技法用のマスクや側面方向撮影技法用
のマスク等の各種マスクが用意されていて、適宜差し替
えられるようになっている。また、この絞り装置50に
は、このマスク51のスライド位置を検出するマスク位
置検出器52がマスク51のスライド軌道に沿って取り
付けられている。
【0033】撮影台6の内部には、第1実施例と同様
に、X・Y方向に移動自在にロッド15、16に支持さ
れた検出器10と、この検出器10の位置を検出する位
置検出装置11等が収容されている。
【0034】図7に戻って、さらに本実施例では、撮影
台6には、ロッド15をX方向に沿って移動駆動するモ
ータ55と、ロッド16をY方向に沿って移動駆動する
モータ56とを備える駆動装置53が取り付けられる。
図10は、検出器の位置を調整する駆動制御系のブロッ
ク図である。
【0035】モータ駆動制御部54は、角度検出器45
およびマスク位置検出器52並びに位置検出装置11か
らの各検出信号を入力し、それに応じてモータ(Mx )
55とモータ(MY )56に駆動電力を供給し、検出器
10を最適な位置、つまり乳線領域に対峙する位置に設
定する。なお、57は、検出器10の位置をマニュアル
操作するための操作スイッチである。次に上記構成の本
実施例の作用について説明する。
【0036】図11は、各種撮影技法に対応するX線管
3および撮影台6の傾斜位置を示す図であり、(a)は
最も頻繁に行われている頭尾方向撮影技法の場合のX線
管3および撮影台6の「0°位置」を示し、(b)は右
乳房を撮影する側面方向撮影技法の場合の「+90°位
置」を示し、(c)は左乳房を撮影する側面方向撮影技
法の場合の「−90°位置」を示している。なお、点線
は被検体を示している。図12は、X線管側から透明な
圧迫板を介して撮影台上の乳房を見た状態を示した図で
あり、(a)は頭尾方向撮影技法の場合、(b)は右乳
房を撮影する側面方向撮影技法の場合を示している。な
お斜線は乳線領域を示している。。
【0037】頭尾方向撮影技法の場合には、図11
(a)に示すように、Cアーム1が回動され、X線管3
および撮影台6が「0°位置」に設定される。この撮影
台6上にフィルムを介して乳房が載置され、乳線領域が
図12(a)に示すように撮影台6の中心線C上に位置
する。
【0038】このとき、角度検出器45のマイクロスイ
ッチ47が、Cアーム1回転軸の突起部49によりオン
され、このオン信号がモータ駆動制御部54に供給され
る。モータ駆動制御部54は、このオン信号を受けてモ
ータ55に駆動電力を供給し、モータ55を回転せしめ
る。
【0039】そして、ロッド15がこのモータ55の回
転にしたがってX方向に沿ってスライドし、位置検出器
11のマイクロスイッチ20をオンすると、モータ駆動
制御部54はこのオン信号に基づいてモータ55への駆
動電力の供給を停止し、ロッド15を中心線Cに沿って
停止せしめる。
【0040】一方、図示しない投光器などの照射野確認
用の器具を用いて、マスク51が被検体の乳房サイズに
応じてスライドされ、この乳房を照射するに最小限の開
口範囲が設定される。このときのマスク51の位置が、
マスク位置検出器52によって検出され、この検出信号
がモータ駆動制御部54に供給される。
【0041】モータ駆動制御部54は、乳房内の乳線領
域の胸壁からの距離が乳房サイズに応じてほぼ一義的に
定まるので、この検出信号に基づいて乳線領域のY方向
の位置を認識し、この位置にしたがってロッド16が位
置検出器11のマイクロスイッチ22〜24のいずれか
がオンするまで、ここではマイクロスイッチ23がオン
するまでモータ56への駆動電力の供給を継続しロッド
16をスライドする。したがって、検出器10は、圧迫
板7のマーク40に相当する位置に配置され、この結
果、関心領域である乳線領域に対峙することができる。
検出器10をこの位置に配置した後は、第1実施例で説
明したと同様にX線自動露出制御技術を利用して撮影が
行われる。次に右乳房を撮影する側面方向撮影技法の場
合について説明する。
【0042】右乳房を撮影する側面方向撮影技法の場合
には、Cアーム1が回動され、図11(b)に示すよう
に、X線管3および撮影台6が「+90°位置」に設定
される。そして、図12(b)に示すように、この撮影
台6と圧迫板7とでフィルムを介して乳房が挟み込み固
定される。
【0043】このとき、角度検出器45のマイクロスイ
ッチ48が、Cアーム1回転軸の突起部49によりオン
され、このオン信号がモータ駆動制御部54に供給され
る。モータ駆動制御部54は、このオン信号を受けてモ
ータ55に駆動電力を供給し、モータ55を回転せしめ
る。
【0044】そして、ロッド15がこのモータ55の回
転にしたがってX方向に沿ってスライドし、位置検出器
11のマイクロスイッチ21をオンすると、モータ駆動
制御部54はこのオン信号に基づいてモータ55への駆
動電力の供給を停止し、ロッド15を停止せしめる。
【0045】一方、図示しない投光器などの照射野確認
用の器具を用いて、側面方向撮影用のマスクが被検体の
乳房サイズに応じてスライドされ、この乳房を照射する
に最小限の開口範囲が設定される。このときのマスクの
位置が、マスク位置検出器52によって検出され、この
検出信号がモータ駆動制御部54に供給される。
【0046】モータ駆動制御部54は、乳房内の乳線領
域の胸壁からの距離が乳房サイズに応じてほぼ一義的に
定まるので、この検出信号に基づいて乳線領域のY方向
の位置を認識し、この位置にしたがってロッド16が位
置検出器11のマイクロスイッチ22〜24のいずれか
がオンするまで、ここではマイクロスイッチ23がオン
するまでモータ56への駆動電力の供給を継続しロッド
16をスライドする。したがって、検出器10は、図1
2(b)に示した圧迫板7のマーク41に相当する位置
に配置され、この結果、関心領域である乳線領域に対峙
することができる。検出器10をこの位置に配置した後
は、第1実施例で説明したと同様にX線自動露出制御技
術を利用して撮影が行われる。次に左乳房を撮影する側
面方向撮影技法の場合について説明する。
【0047】左乳房を撮影する側面方向撮影技法の場合
には、Cアーム1が回動され、図11(c)に示すよう
に、X線管3および撮影台6が「−90°位置」に設定
される。
【0048】このとき、角度検出器45のマイクロスイ
ッチ46が、Cアーム1回転軸の突起部49によりオン
され、このオン信号がモータ駆動制御部54に供給され
る。モータ駆動制御部54は、このオン信号を受けてモ
ータ55に駆動電力を供給し、モータ55を回転せしめ
る。
【0049】そして、ロッド15がこのモータ55の回
転にしたがってX方向に沿ってスライドし、位置検出器
11のマイクロスイッチ19をオンすると、モータ駆動
制御部54はこのオン信号に基づいてモータ55への駆
動電力の供給を停止し、ロッド15を停止せしめる。
【0050】一方、図示しない投光器などの照射野確認
用の器具を用いて、側面方向撮影用のマスクが被検体の
乳房サイズに応じてスライドされ、この乳房を照射する
に最小限の開口範囲が設定される。このときのマスクの
位置が、マスク位置検出器52によって検出され、この
検出信号がモータ駆動制御部54に供給される。
【0051】モータ駆動制御部54は、乳房内の乳線領
域の胸壁からの距離が乳房サイズに応じてほぼ一義的に
定まるので、この検出信号に基づいて乳線領域のY方向
の位置を認識し、この位置にしたがってロッド16が位
置検出器11のマイクロスイッチ22〜24のいずれか
がオンするまで、例えばマイクロスイッチ22がオンす
るまでモータ56への駆動電力の供給を継続しロッド1
6をスライドする。したがって、検出器10は、関心領
域である乳線領域に対峙することができる。検出器10
をこの位置に配置した後は、第1実施例で説明したと同
様にX線自動露出制御技術を利用して撮影が行われる。
【0052】以上のようにして本実施例によっても、第
1の実施例と同様の効果が得られると共に、第1の実施
例にはない独自の効果を得ることができる。すなわち、
本実施例は、使用する撮影技法に応じて設置されるCア
ームの回転角度に基づいて検出器のX方向(胸壁の沿う
方向)の位置を認識し、また被検体の乳房サイズに応じ
て設定されるマスクの位置、すなわち開口サイズに基づ
いて検出器のY方向(胸壁から乳頭に向かう方向)の位
置を認識し、そのXY位置にしたがって駆動装置を制御
して検出器を乳線領域に対峙させるモータ駆動制御部を
備えているので、第1実施例のようにマニュアルにより
検出器を移動する必要がない。本発明は上述した実施例
に限定されることなく、種々変形して実施可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、X線を曝
射するX線管に対し乳房を介して撮影台上にフィルムを
対向させ、上記撮影台内に上記X線管に対向して収容さ
れた露出制御用の検出器からの出力に基づき露出量が所
定レベルに達するまでX線曝射を継続させることにより
上記乳房の関心領域のX線透過像を所定の濃度でフィル
ムに写し込む乳房X線撮影装置において、上記撮影台は
前記検出器を所定の方向およびその所定の方向に交差す
る方向に沿って移動自在に支持することを特徴とする乳
房X線撮影装置であるので、乳房の関心領域が撮影台上
のどのような位置にあっても露出制御用の検出器を所定
の方向およびその所定の方向に交差する方向に沿って移
動し関心領域に対峙させることができ、したがってどの
ような撮影技法を使用するときでもX線自動露出制御技
術を用いて、被曝量を抑えながら最適な濃度の高品質像
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の乳房X線撮影装置の側面
図。
【図2】X線撮影系のブロック図
【図3】図1に示した撮影台の上部ケースを取り外しそ
の内部構造を示す平面図。
【図4】検出器位置表示系のブロック図。
【図5】圧迫板の平面図。
【図6】第1実施例の作用を説明するための図。
【図7】本発明第2実施例の乳房X線撮影装置の側面
図。
【図8】図7のA−A断面図。
【図9】図7の絞り装置の構造を示す平面図。
【図10】検出器の位置を調整する駆動制御系のブロッ
ク図
【図11】各種撮影技法に対応するX線管および撮影台
の傾斜位置を示す図。
【図12】X線管側から透明な圧迫板を介して撮影台上
の乳房を見た図。
【図13】従来の乳房X線撮影装置を説明する図。
【図14】従来の乳房X線撮影装置による頭尾方向撮影
技法の場合のX線管側から透明な圧迫板を介して撮影台
上の乳房を見た図。
【図15】図14の脂肪領域内のA点と点線で囲んだ乳
線領域内のB点に関する露出量の時間的変化を示す図。
【図16】従来の乳房X線撮影装置による側面方向撮影
技法や両乳房撮影技法の場合のX線管側から透明な圧迫
板を介して撮影台上の乳房を見た図。
【符号の説明】
1…Cアーム、2…支柱、3…X線管、4…フィルム、
5…フィルムホルダー、6…撮影台、7…圧迫板、8…
圧迫板保持アーム、9…絞り装置、10…検出器、11
…位置検出器、12…X線管供給電源、13…スイッ
チ、14…X線爆射時間制御回路、15…X方向ロッ
ド、16…Y方向ロッド、17,18…レバー、19〜
24…マイクロスイッチ、25…表示制御器、26…表
示器、27〜35…表示セグメント、36〜44…圧迫
板マーカ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を曝射するX線管に対し乳房を介し
    て撮影台上にフィルムを対向させ、前記撮影台内に前記
    X線管に対向して収容された露出制御用の検出器からの
    出力に基づき露出量が所定レベルに達するまでX線曝射
    を継続させることにより前記乳房の関心領域のX線透過
    像を所定の濃度でフィルムに写し込む乳房X線撮影装置
    において、 前記撮影台は前記検出器を所定の方向およびその所定の
    方向に交差する方向に沿って移動自在に支持することを
    特徴とする乳房X線撮影装置。
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