JPH0615387U - Catvシステム - Google Patents

Catvシステム

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JPH0615387U
JPH0615387U JP013283U JP1328392U JPH0615387U JP H0615387 U JPH0615387 U JP H0615387U JP 013283 U JP013283 U JP 013283U JP 1328392 U JP1328392 U JP 1328392U JP H0615387 U JPH0615387 U JP H0615387U
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広高 山根
訓弘 大村
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宮崎電線工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 このシステムでは、受信側からその動作状態
を示す動作状態信号のみならず、受信側で実際に受信し
た放送信号を含むモニタ信号53を上流側に送信する。 【効果】 これにより、上流側では加入者が実際に受信
するのと同様の画像をテレビジョン等を用いて監視し、
きめ細かい画像品質の管理を行う。また、主放送回線4
1に副放送回線42を並設し、上流側からの制御によ
り、障害の生じた一方の回線を他方の回線に切り換え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、加入者が受ける放送信号の品質を保守管理する機能を持つCATV (テレビジョン共同視聴)システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
山間部やビル影、高架下等において、従来、テレビジョンの受信画像の劣化を 防止するために、CATVシステムが広く使用されている。また、このCATV システムは、近年特定の地域における多様な情報サービスを行うために、その利 用度が高まっている。 図2に従来のCATVシステムブロック図を示す。 この図において、VHFアンテナ1、UHFアンテナ2及び衛星放送アンテナ 3は、何れもヘッドエンド4に接続されている。放送信号10Aは、このヘッド エンド4から放送用回線10を介してハブ5に向け送信される。この放送信号1 0Aは、ハブ5を介して、中継増幅器6によって各加入者7に分配される。ハブ とは、このように放送信号を中継して処理する加入者側中継器のことをいう。
【0003】 上記ヘッドエンド4には、各アンテナ1,2,3を接続した合波器8及びその 出力を光信号に変換するE/O(電気−光変換器)9が設けられている。こうし て光信号に変換された放送信号10Aは、放送用回線10を介してハブ5に設け られたO/E(光−電気変換器)11に入力する。O/E11の出力は、分岐結 合器12を介して先に説明した中継増幅器6に向け出力される構成とされている 。 従来CATVシステムには同軸ケーブルが広く使用されていた。しかしながら 、同軸ケーブルは高周波信号を長距離伝送する場合には、比較的減衰量が大きく なる欠点がある。従って、大規模なCATVシステムにおいて、図2のようにヘ ッドエンド4から加入者7に近接した場所にあるハブ5まで放送信号を伝送する ために光ファイバが広く採用されるようになった。
【0004】 ここで、大規模なCATVシステムにおいては、加入者7が受信する信号の品 質をヘッドエンド4の側で保守管理することが行われている。この場合、例えば 中継増幅器6の側から一定の動作状態監視のための動作状態信号15Aがハブ5 に向け出力される。この動作状態信号15Aは、例えば各中継増幅器6が正常に 動作しているかどうかを示す符号化されたディジタル信号である。 ハブ5に設けられた分岐結合器12は、この動作状態信号15Aをハブ5に設 けられたE/O13に向け出力する。動作状態信号15Aは、このE/O13に おいて光信号に変換され、光ファイバから成る監視用回線15を介してヘッドエ ンド4に設けられたO/E14に入力する。ヘッドエンド4においては、O/E 14の出力を監視部16で受け、動作状態信号15Aの内容をディスプレイに表 示したり、必要に応じてプリンタ等に出力して状態監視を行う。受信状態が悪く なればサービスマンがシステム各部の点検を行うといった手順になる。 上記のように、放送信号10Aの送信と動作状態信号15Aの送信には、それ ぞれ光ファイバが用いられ、全体として2芯の光ファイバケーブルが採用される 。
【0005】 図3に上記分岐結合器12の部分における信号の流れを説明する。 図のように従来システムにおいては、O/E11から分岐結合器12を介して 、中継増幅器6方向に放送信号10Aが伝送される。この放送信号10Aは、例 えば、FM放送から衛星放送用の信号を伝送するための80〜450MHZ程度 の帯域となる。一方、中継増幅器6からヘッドエンドに向けて送信される動作状 態信号15Aは、帯域が10〜50MHZの範囲の信号で、分岐結合器12にお いて、E/O13方向に伝送されるよう構成される。 従来、上記のような構成によってシステムが保守管理されていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種の従来のCATVシステムにおいては、システムを構成する 中継増幅器その他の動作状態を動作状態信号15Aによって把握することによっ て、間接的に加入者側の画像品質管理を行うようにしていた。しかしながら、動 作状態信号15Aのみでは、細かな画像品質の変化や異常を知ることは難しかっ た。従って、加入者のクレームに対して実際に現場へ技術者を派遣し、受信画像 を点検した上で、具体的な故障の診断等を行わなければならないという問題があ った。
【0007】 また、ヘッドエンド4の側で異常を発見した場合、その対応と復旧のために技 術者が派遣されるが、技術者が到着してそのような障害が復旧するまで加入者は 受信画像の品質回復を待たなければならないといった問題もあった。 本考案は以上の点に着目してなされたもので、システムの状態をよりきめ細か く監視し、必要に応じて予備の回線に速やかに切り替えができるCATVシステ ムを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の第1考案は、上流側から下流側の加入者側中継器に向かって放送信号 を伝送する主放送用回線と、前記主放送用回線と並設され、上流側から前記加入 者側中継器に向かって前記放送信号と同一の放送信号を伝送する副放送用回線と 、前記加入者側中継器において前記主放送用回線と副放送用回線の出力の何れか を選択して前記放送信号をさらに下流側に送信する切換器と、前記加入者側中継 器において前記放送信号をさらに下流側に送信する一方、前記放送信号を分岐し 、かつ、下流側の装置の動作状態を示す動作状態信号をこの放送信号に合成して モニタ信号を生成する分岐結合器と、前記放送信号と前記動作状態信号を含むモ ニタ信号を前記分岐結合器から受け入れて前記放送用回線の上流側に向かって伝 送するモニタ用回線と、このモニタ用回線の出力を監視する監視部と、前記監視 部の近傍に設置され、前記切換器の選択動作を制御するための切り換え制御信号 を出力する回線切り換え部と、この切り換え制御信号を前記回線切り換え部から 前記切換器に伝送する制御用回線とを備えたことを特徴とするCATVシステム に関する。
【0009】 本考案の第2考案は、上流側から下流側の加入者側中継器に向かって放送信号 を伝送する主放送用回線と、前記主放送用回線と並設され、上流側から前記加入 者側中継器に向かって前記放送信号と同一の放送信号を伝送する副放送用回線と 、前記加入者側中継器において前記主放送用回線と副放送用回線の出力の何れか を選択して前記放送信号をさらに下流側に送信する切換器と、前記切換器の出力 を前記放送用回線の上流側で監視する監視部と、前記監視部の近傍に設置され、 前記切換器の選択動作を制御するための切り換え制御信号を出力する回線切り換 え部と、この切り換え制御信号を前記回線切り換え部から前記切換器に伝送する 制御用回線とを備えたことを特徴とするCATVシステムに関する。
【0010】 本考案の第3考案は、上流側から下流側に向かって放送信号を伝送する放送用 回線と、前記加入者側中継器において前記放送信号をさらに下流側に送信する一 方、前記放送信号を分岐し、かつ、下流側の装置の動作状態を示す動作状態信号 をこの放送信号に合成してモニタ信号を生成する分岐結合器と、前記放送信号と 前記動作状態信号を含むモニタ信号を前記分岐結合器から受け入れて前記放送用 回線の上流側に向かって伝送するモニタ用回線と、このモニタ用回線の出力を監 視する監視部とを備えたことを特徴とするCATVシステムに関する。
【0011】
【作用】
このシステムでは、受信側からその動作状態を示す動作状態信号のみならず、 受信側で実際に受信し放送信号を含むモニタ信号53を上流側に送信する。これ により、上流側では加入者が実際に受信するのと同様の画像をテレビジョン等を 用いて監視し、きめ細かい画像品質の管理を行う。また、主放送回線に副放送回 線を並設し、上流側からの制御により、障害の生じた一方の回線を他方の回線に 切り換える。 これによって、細かい保守管理と障害に対する速やかな復旧が可能となる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案を図の実施例を用いて詳細に説明する。 図1は本考案の第1考案のシステムブロック図である。 図のシステムは、VHFアンテナ1、UHFアンテナ2及び衛星放送アンテナ 3等を接続したヘッドエンド20Aと、ハブ30Aと、中継増幅器6及び加入者 7から構成されている。ヘッドエンド20A及びハブ30Aの間を接続するため に、この実施例では3芯の光ファイバケーブルが使用される。即ち、3本の光フ ァイバが、主放送用回線41と、副放送用回線42及びモニタ用回線43にそれ ぞれ使用される。また、このケーブルにはその他に、メタリック線による制御用 回線44が含められているものとする。
【0013】 図のヘッドエンド20Aは、合波器21、E/O22、23、O/E24、監 視部25及び回線切り換え部26を備えている。また、ハブ30Aは、O/E3 1、32、切換器33、分岐結合器34及びE/O35を備えている。 ヘッドエンド20Aの合波器21は、VHFアンテナ1とUHFアンテナ2と 衛星放送アンテナ3の出力信号を合成し、E/O22及び23に向け出力する回 路である。E/O22、23は、この信号を光信号に変換して、それぞれ主放送 用回線41あるいは副放送用回線42に向け出力する回路である。 ハブ30AのO/E31及び32は、それぞれ主放送用回線41あるいは副放 送用回線42から受信する放送信号51を受け入れて電気信号に変換する回路で ある。切換器33は、O/E31及び32の出力信号を受け入れて何れか一方を 選択し、分岐結合器34に向け出力するスイッチ回路から構成される。分岐結合 器34の出力は、中継増幅器6を介して多数の加入者7に向け分配される。
【0014】 なお、本考案のシステムにおいても、中継増幅器6の側からその動作状態を伝 えるための動作状態信号15Aが分岐結合器34に向け送信される。分岐結合器 34は、この信号をE/O35に向けて送信し上流側に送る。 ここで本考案のシステムにおいては、分岐結合器34は、切換器33から受信 する放送信号をそのままモニタ信号53に含めるためにE/O35に向け送信す る。このモニタ信号53は、モニタ用回線43を介してO/E24に向け送信さ れる。 上流側では、ヘッドエンド20Aに監視部25を設け、O/E24の出力する モニタ信号を監視する。これによって、下流側の動作状態及び下流側で実際に受 信された放送信号をテレビジョン等を用いて監視し、その保守管理を行うことを 可能にしている。
【0015】 回線切り換え部26は、ヘッドエンド20Aの監視部25の近傍に設けられ、 技術者が監視部25の監視によって何らかの異常を発見した場合、回線切り換え 部26を操作して、制御用回線44を介して切り換え制御信号54を切換器33 に向け出力する。切換器33は、この切り換え制御信号54によってその選択を 切り換えるよう動作する。 即ち、これまでO/E31の出力を受け入れて分岐結合器34に向け出力して いた切換器33は、切り換え制御信号54によって副放送用回線42とO/E3 2を介して入力する放送信号を分岐結合器34に向け出力するように動作する。 これによって、主放送用回線41及びこれらに接続される回路の異常に対して速 やかにバックアップを行うことができる。
【0016】 図4に、図1に示す分岐結合器34の作用を示すブロック図を図示した。 図のように本考案のシステムにおいては、切換器33から中継増幅器6方向に 放送信号51が伝送される一方で、この放送信号が分岐結合器34で分岐されて モニタ信号に含められE/O35に向け伝送される。さらに、中継増幅器6の側 から分岐結合器34を介してE/O35に向け動作状態信号15Aが送信される 。 上記放送信号51は、例えばFM波から衛星放送波までの80〜450MHZ の帯域の信号となる。モニタ信号53は中継増幅器6の側からの10〜50MH Zの動作状態信号15Aを含めた合成信号となる。従って、E/O35において は、その合成信号が電気信号に変換され、図1に示すモニタ用回線43を介して 、ヘッドエンド20Aのある上流側に送信されることになる。
【0017】 図5に切換器の具体例ブロック図を示す。 図において、図1に示し、また図4にその内部構造を示した切換器33は、例 えばリレー(RY)33Aとドライバ33Bとから構成される。また、図1に示 したヘッドエンド20Aにある回線切り換え部26には、スイッチ(SW)26 Aが設けられている。回線切り換え部26のスイッチ26Aを操作すると、制御 用回線44を介して切り換え制御信号がドライバ33Bを動作させる。これによ ってリレー33Aがオン、オフし、図4に示すように切換器33の接続方向がO /E31あるいはO/E32に切り換えられる。
【0018】 このような制御を行うためには、例えばスイッチ26Aによって制御用回線4 4に流れるリレー33Aの励磁のための直流電流をオン、オフするようにすれば よい。また、この他に、パルス状のいわゆるディジタル制御信号を用いて切換器 33の電子的なリレーを制御するようにしてもよい。また、一定のパターンの交 流信号をバースト状に送信することによって制御するような方式を採用すれば、 例えば制御用回線44に直流信号を流す場合に比べて、いわゆるバイアス信号の 変動によるドリフトが押さえられ、安定な制御が可能となる。
【0019】 上記のように、ヘッドエンド20A(図1)において、実際に下流側で受信さ れる放送信号をテレビ画面を用いて監視すると、画像中に混入した雑音の増加や ビートの発生等の異常が見られた場合、直ちに主放送用回線41あるいは副放送 用回線42の何れか一方を他方に切り換え、送信画像の品質を保ったまま技術者 が保守管理やその復旧作業を進めることができる。なお、この場合に本考案のシ ステムでは、従来2芯の光ファイバケーブルを用いていたものに比べ、3芯の光 ファイバケーブルを使用し、コストアップになるとも考えられる。しかしながら 、通常光ファイバケーブルをこの種のシステムに使用する場合、必ず1芯あるい は2芯のスペア用芯線を有するケーブル構造を採用する。従って、従来の場合に おいても、この程度の数の予備の芯線を備えており、それを利用するだけで本考 案の実施が可能である。また、副放送用回線42とモニタ用回線43とは、光信 号を双方向伝送することによって一体化も可能である。
【0020】 図6に本考案の第2考案のシステムブロック図を示す。 この第2考案は、バックアップのための放送用回線を設けていない。即ち、図 1に示した第1考案のシステムに比べて、バックアップのための回線及びそれに 付随するE/O23、O/E32及び切換器33等を省略し、システムの簡素化 を図っている。この構成においても、分岐結合器34及びE/O35を介して、 第1考案と同様のモニタ信号53が上流側に送信されるため、上流側においては 、監視部25で下流側で受信される放送信号を実際にテレビ画面等に写し出し、 きめ細かい保守管理を行うことができる。
【0021】 図7に本考案の第3考案のシステムブロック図を示す。 この第3考案においては、分岐結合器34Aは従来装置に用いたものと同様の 構成の回路を使用する。即ち、この監視用回線15は、従来システムと同様に動 作状態信号15Aのみを伝送する構成とされる。一方、ヘッドエンド20Cとハ ブ30Cの間には、主放送用回線41と副放送用回線42が設けられ、図1にお いて説明したと同様の切換器33を設け、一方に障害が発生した場合、他方にそ の接続を切り換えることができる構成とされている。この切換器33の制御は、 上流側のヘッドエンド20Cに設けられた回線切り換え部26によって制御用回 線44を介して行われる。このように、ヘッドエンド20Cの側において、遠隔 操作により切換器33の切り換えを行い、障害の発生した回線を予備の回線に切 り換えるようにすれば、常に加入者に良質の信号を送信しながら保守管理を行う ことができる効果がある。
【0022】 本考案は以上の実施例に限定されない。上記実施例においては、回線切り換え 部や監視部をヘッドエンドに設け、切換器や分岐結合器をハブ30Cに設けるよ うにしたが、監視部等は上流側に設けられた別の場所に配置してもよく、切換器 や分岐結合器等も下流側の任意の加入者側中継器に設けてよい。また、これらの 回路の構成やブロック構成等は同様の機能を持つ各種の回路に置き換えて差し支 えない。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のCATVシステムは、下流側から上流側に向け て、下流側で実際に受信した放送信号に対応するモニタ信号を送信し、上流側に おいてそのモニタ信号を監視するようにしたので、実際の受信画像を直接細かく 診断することによって十分な保守管理が可能となる。また、主放送用回線と副放 送用回線を設け回線を2重化し、上流側に設けた回線切り換え部によってその回 線の接続を切り換えることができるようにすれば、一方の回線に異常があった場 合、他方の回線に速やかにその接続を切り換え、放送信号の品質を保ちつつ障害 の復旧作業等を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1考案のシステムブロック図であ
る。
【図2】従来のCATVシステムブロック図である。
【図3】従来システムの伝送信号説明図である。
【図4】本考案のシステムの伝送信号説明図である。
【図5】切換器の具体例ブロック図である。
【図6】第2考案のシステムブロック図である。
【図7】第3考案のシステムブロック図である。
【符号の説明】
25 監視部 26 回線切り換え部 33 切換器 34 分岐結合器 41 主放送用回線 42 副放送用回線 43 モニタ用回線 44 制御用回線 51 放送信号 53 モニタ信号 54 切り換え制御用信号

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側から下流側の加入者側中継器に向
    かって放送信号を伝送する主放送用回線と、 前記主放送用回線と並設され、上流側から前記加入者側
    中継器に向かって前記放送信号と同一の放送信号を伝送
    する副放送用回線と、 前記加入者側中継器において前記主放送用回線と副放送
    用回線の出力の何れかを選択して前記放送信号をさらに
    下流側に送信する切換器と、 前記加入者側中継器において前記放送信号をさらに下流
    側に送信する一方、前記放送信号を分岐し、かつ、下流
    側の装置の動作状態を示す動作状態信号をこの放送信号
    に合成してモニタ信号を生成する分岐結合器と、 前記放送信号と前記動作状態信号を含むモニタ信号を前
    記分岐結合器から受け入れて前記放送用回線の上流側に
    向かって伝送するモニタ用回線と、 このモニタ用回線の出力を監視する監視部と、 前記監視部の近傍に設置され、前記切換器の選択動作を
    制御するための切り換え制御信号を出力する回線切り換
    え部と、 この切り換え制御信号を前記回線切り換え部から前記切
    換器に伝送する制御用回線とを備えたことを特徴とする
    CATVシステム。
  2. 【請求項2】 上流側から下流側の加入者側中継器に向
    かって放送信号を伝送する主放送用回線と、 前記主放送用回線と並設され、上流側から前記加入者側
    中継器に向かって前記放送信号と同一の放送信号を伝送
    する副放送用回線と、 前記加入者側中継器において前記主放送用回線と副放送
    用回線の出力の何れかを選択して前記放送信号をさらに
    下流側に送信する切換器と、 前記切換器の出力を前記放送用回線の上流側で監視する
    監視部と、 前記監視部の近傍に設置され、前記切換器の選択動作を
    制御するための切り換え制御信号を出力する回線切り換
    え部と、 この切り換え制御信号を前記回線切り換え部から前記切
    換器に伝送する制御用回線とを備えたことを特徴とする
    CATVシステム。
  3. 【請求項3】 上流側から下流側に向かって放送信号を
    伝送する放送用回線と、 前記加入者側中継器において前記放送信号をさらに下流
    側に送信する一方、前記放送信号を分岐し、かつ、下流
    側の装置の動作状態を示す動作状態信号をこの放送信号
    に合成してモニタ信号を生成する分岐結合器と、 前記放送信号と前記動作状態信号を含むモニタ信号を前
    記分岐結合器から受け入れて前記放送用回線の上流側に
    向かって伝送するモニタ用回線と、このモニタ用回線の
    出力を監視する監視部とを備えたことを特徴とするCA
    TVシステム。
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