JPH06153489A - スピンドル駆動装置 - Google Patents
スピンドル駆動装置Info
- Publication number
- JPH06153489A JPH06153489A JP32467892A JP32467892A JPH06153489A JP H06153489 A JPH06153489 A JP H06153489A JP 32467892 A JP32467892 A JP 32467892A JP 32467892 A JP32467892 A JP 32467892A JP H06153489 A JPH06153489 A JP H06153489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- drive shaft
- rotation
- rotation transmitting
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動軸とスピンドルとの間における連結部分
の機械摩耗を無くして長寿命化を図るとともに、部品点
数を減らして構造を簡略化しコストの低減を図り、さら
に駆動軸とスピンドルの間における動力伝達用の脱着操
作時間を少なくしてタクトタイムの短縮化を図る。 【構成】 スピンドル19を定位置上を回転するインデ
ックステーブル3上に回転自在に取り付けるとともに、
駆動軸15aを前記定位置上に回転自在に取り付け、駆
動軸15aとスピンドル19とが対応すると駆動軸15
aとスピンドル19の間を非接触状態で磁気結合させて
スピンドル19を駆動軸15aと一体に回転させるため
の、各々マグネット23a〜23nを有した第1の回転
伝達部材16と第2の回転伝達部材とで成るマグネット
・カップリング手段を、駆動軸15aとスピンドル19
との間に設けた。
の機械摩耗を無くして長寿命化を図るとともに、部品点
数を減らして構造を簡略化しコストの低減を図り、さら
に駆動軸とスピンドルの間における動力伝達用の脱着操
作時間を少なくしてタクトタイムの短縮化を図る。 【構成】 スピンドル19を定位置上を回転するインデ
ックステーブル3上に回転自在に取り付けるとともに、
駆動軸15aを前記定位置上に回転自在に取り付け、駆
動軸15aとスピンドル19とが対応すると駆動軸15
aとスピンドル19の間を非接触状態で磁気結合させて
スピンドル19を駆動軸15aと一体に回転させるため
の、各々マグネット23a〜23nを有した第1の回転
伝達部材16と第2の回転伝達部材とで成るマグネット
・カップリング手段を、駆動軸15aとスピンドル19
との間に設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ等の駆動力で回
転する駆動軸にスピンドルを連結して一体に回転させる
スピンドル駆動装置に関するものである。
転する駆動軸にスピンドルを連結して一体に回転させる
スピンドル駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、駆動軸の回転をスピンドルに伝達
させて、駆動軸とスピンドルとを一体に回転させる構造
としては、例えば駆動軸とスピンドルとの間をカップリ
ング部材で締結して一体化したり、カップリングやロー
ラを接触させて摩擦力により回転を伝達させる方式等が
採られている。
させて、駆動軸とスピンドルとを一体に回転させる構造
としては、例えば駆動軸とスピンドルとの間をカップリ
ング部材で締結して一体化したり、カップリングやロー
ラを接触させて摩擦力により回転を伝達させる方式等が
採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスピン
ドル駆動装置の構造では、駆動軸またはスピンドルを、
定位置上を移動するインデックステーブル等に回転自在
に取り付け、このインデックステーブルと共に駆動軸ま
たはスピンドルを移動させて他のスピンドルまたは駆動
軸との連結に切り換えるような場合は、インデックステ
ーブルが回転されて各駆動軸または各スピンドルが移動
する毎に、カップリングの脱着操作や各駆動軸または各
スピンドルの当接・離間を行わせるための往復運動を機
械等で自動的に行わせる必要がある。このため、機構が
複雑になるのに加えて、カップリングの脱着操作や、各
駆動軸または各スピンドルが往復運動する時間を必要と
し、タクトタイムの短縮にも限界があった。また、装置
を長期間使用すると、カップリングやローラーの接触面
の摩耗により、スピンドル側の追従性が劣化し、均一な
回転が得られなくなると言う寿命上の問題点があった。
さらに、そこから塵埃等が発生する場合があり、半導体
装置等を製造するクリーンルームで使用するには適さな
いと言う問題点があった。
ドル駆動装置の構造では、駆動軸またはスピンドルを、
定位置上を移動するインデックステーブル等に回転自在
に取り付け、このインデックステーブルと共に駆動軸ま
たはスピンドルを移動させて他のスピンドルまたは駆動
軸との連結に切り換えるような場合は、インデックステ
ーブルが回転されて各駆動軸または各スピンドルが移動
する毎に、カップリングの脱着操作や各駆動軸または各
スピンドルの当接・離間を行わせるための往復運動を機
械等で自動的に行わせる必要がある。このため、機構が
複雑になるのに加えて、カップリングの脱着操作や、各
駆動軸または各スピンドルが往復運動する時間を必要と
し、タクトタイムの短縮にも限界があった。また、装置
を長期間使用すると、カップリングやローラーの接触面
の摩耗により、スピンドル側の追従性が劣化し、均一な
回転が得られなくなると言う寿命上の問題点があった。
さらに、そこから塵埃等が発生する場合があり、半導体
装置等を製造するクリーンルームで使用するには適さな
いと言う問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は駆動軸とスピンドルとの間におけ
る連結部分の機械摩耗を無くして長寿命化を図るととも
に、部品点数を減らして構造を簡略化しコストの低減を
図り、さらに駆動軸とスピンドルの間における動力伝達
用の脱着操作時間を少なくしてタクトタイムの短縮化を
可能にすることができるスピンドル駆動装置を提供する
ことにある。
のであり、その目的は駆動軸とスピンドルとの間におけ
る連結部分の機械摩耗を無くして長寿命化を図るととも
に、部品点数を減らして構造を簡略化しコストの低減を
図り、さらに駆動軸とスピンドルの間における動力伝達
用の脱着操作時間を少なくしてタクトタイムの短縮化を
可能にすることができるスピンドル駆動装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、駆動軸にスピンドルを連結して一体に回転さ
せるスピンドル駆動装置において、前記駆動軸と前記ス
ピンドルとの間を非接触状態で磁気結合させて前記駆動
軸側の回転を前記スピンドルに伝達させるためのマグネ
ット・カップリング手段を、前記駆動軸と前記スピンド
ルとの間に設けたものである。また、前記駆動軸と前記
スピンドルの一方を定位置上を移動する部材に回転自在
に取り付けるとともに、他方を前記定位置上に回転自在
に取り付け、前記駆動軸と前記スピンドルとが対応した
ときに前記駆動軸と前記スピンドルの間を非接触状態で
磁気結合させ、前記スピンドルを前記駆動軸側と一体に
回転させるためのマグネット・カップリング手段を前記
駆動軸と前記スピンドルとの間に設けることもできる。
本発明は、駆動軸にスピンドルを連結して一体に回転さ
せるスピンドル駆動装置において、前記駆動軸と前記ス
ピンドルとの間を非接触状態で磁気結合させて前記駆動
軸側の回転を前記スピンドルに伝達させるためのマグネ
ット・カップリング手段を、前記駆動軸と前記スピンド
ルとの間に設けたものである。また、前記駆動軸と前記
スピンドルの一方を定位置上を移動する部材に回転自在
に取り付けるとともに、他方を前記定位置上に回転自在
に取り付け、前記駆動軸と前記スピンドルとが対応した
ときに前記駆動軸と前記スピンドルの間を非接触状態で
磁気結合させ、前記スピンドルを前記駆動軸側と一体に
回転させるためのマグネット・カップリング手段を前記
駆動軸と前記スピンドルとの間に設けることもできる。
【0006】
【作用】この構成によれば、駆動軸とスピンドルとは、
磁気結合により非接触状態で動力伝達されて回転するの
で、摩耗等で発生する塵埃を無くしてクリーン度を保つ
ことができ、また連結部分の機械摩耗も無く長寿命化が
図れる。さらに、従来構造に比べて部品点数も少なくす
ることが可能になる。
磁気結合により非接触状態で動力伝達されて回転するの
で、摩耗等で発生する塵埃を無くしてクリーン度を保つ
ことができ、また連結部分の機械摩耗も無く長寿命化が
図れる。さらに、従来構造に比べて部品点数も少なくす
ることが可能になる。
【0007】また、前記駆動軸と前記スピンドルの一方
を定位置上を移動する部材に回転自在に取り付けるとと
もに、他方を前記定位置上に回転自在に取り付け、前記
駆動軸と前記スピンドルとが対応したときに前記駆動軸
と前記スピンドルの間を非接触状態で磁気結合させ、前
記スピンドルを前記駆動軸側と一体に回転させるための
マグネット・カップリング手段を前記駆動軸と前記スピ
ンドルとの間に設けた場合では、上記作用に加えて、駆
動軸とスピンドルとの間における動力伝達をオン・オフ
する場合も、磁気結合を解くだけで実際の機械的なカッ
プリング部材の脱着操作を必要としないので、脱着操作
に必要な時間を少なくすることができる。さらに、駆動
軸を回転させたままの状態で駆動軸とスピンドル間を切
り離し、一方を他方に対して移動させることができる。
を定位置上を移動する部材に回転自在に取り付けるとと
もに、他方を前記定位置上に回転自在に取り付け、前記
駆動軸と前記スピンドルとが対応したときに前記駆動軸
と前記スピンドルの間を非接触状態で磁気結合させ、前
記スピンドルを前記駆動軸側と一体に回転させるための
マグネット・カップリング手段を前記駆動軸と前記スピ
ンドルとの間に設けた場合では、上記作用に加えて、駆
動軸とスピンドルとの間における動力伝達をオン・オフ
する場合も、磁気結合を解くだけで実際の機械的なカッ
プリング部材の脱着操作を必要としないので、脱着操作
に必要な時間を少なくすることができる。さらに、駆動
軸を回転させたままの状態で駆動軸とスピンドル間を切
り離し、一方を他方に対して移動させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図4は本発明の一実施例として示す保
護膜形成装置の全体構成図である。この装置では、ベー
ステーブル1上の略中央に位置して、マニホールド部2
と円板状のインデックステーブル3が配設されており、
インデックステーブル3がインデックス回転用モータ4
で回転できるようになっている。また、ベーステーブル
3上には、インデックステーブル3の下面と対向して、
コーティング部5と、クリーニング部6と、ディスク供
給ユニット部7と、ディスク排出部8と、UV(紫外
線)照射部9等が、インデックステーブル3の周面に沿
って点在した状態で配設されている。
詳細に説明する。図4は本発明の一実施例として示す保
護膜形成装置の全体構成図である。この装置では、ベー
ステーブル1上の略中央に位置して、マニホールド部2
と円板状のインデックステーブル3が配設されており、
インデックステーブル3がインデックス回転用モータ4
で回転できるようになっている。また、ベーステーブル
3上には、インデックステーブル3の下面と対向して、
コーティング部5と、クリーニング部6と、ディスク供
給ユニット部7と、ディスク排出部8と、UV(紫外
線)照射部9等が、インデックステーブル3の周面に沿
って点在した状態で配設されている。
【0009】さらに詳述すると、マニホールド部2は、
上部にブロー用のN2(窒素)ガスが送り込まれて来る
パイプ27が接続されるロータリージョイント2aが設
けられているとともに、下部に図示せぬバキューム用の
ジョイントが設けられ、さらに周面にはロータリージョ
イント2aに通じる複数のジョイント2cと、バキュー
ム用のジョイントに通じる複数のジョイント2dがそれ
ぞれ設けられた構成となっている。
上部にブロー用のN2(窒素)ガスが送り込まれて来る
パイプ27が接続されるロータリージョイント2aが設
けられているとともに、下部に図示せぬバキューム用の
ジョイントが設けられ、さらに周面にはロータリージョ
イント2aに通じる複数のジョイント2cと、バキュー
ム用のジョイントに通じる複数のジョイント2dがそれ
ぞれ設けられた構成となっている。
【0010】インデックステーブル3の下面側には、コ
ーティング部5とクリーニング部6とディスク供給ユニ
ット部7とディスク排出部8及びUV(紫外線)照射部
9にそれぞれ対応する状態にして、吸着テーブル10が
取り付けられている。また、これら吸着テーブル10
は、ホース11を介してマニホールド部2の各ジョイン
ト2dと連結されており、マニホールド部2のジョイン
ト2bにおけるエアの吸引調整制御により、円板12を
吸着及び解除できるようになっている。加えて、インデ
ックステーブル3には、吸着テーブル10が取り付けら
れている部分にそれぞれ対応して、マニホールド部2の
ジョイント2cに一端側が連結されているホース13の
他端側が取り付けられており、ジョイント2aよりホー
ス13を介して送り込まれて来るN2ガスをインデック
ステーブル3の下面より吹き出し可能にして構成されて
いる。
ーティング部5とクリーニング部6とディスク供給ユニ
ット部7とディスク排出部8及びUV(紫外線)照射部
9にそれぞれ対応する状態にして、吸着テーブル10が
取り付けられている。また、これら吸着テーブル10
は、ホース11を介してマニホールド部2の各ジョイン
ト2dと連結されており、マニホールド部2のジョイン
ト2bにおけるエアの吸引調整制御により、円板12を
吸着及び解除できるようになっている。加えて、インデ
ックステーブル3には、吸着テーブル10が取り付けら
れている部分にそれぞれ対応して、マニホールド部2の
ジョイント2cに一端側が連結されているホース13の
他端側が取り付けられており、ジョイント2aよりホー
ス13を介して送り込まれて来るN2ガスをインデック
ステーブル3の下面より吹き出し可能にして構成されて
いる。
【0011】ここで、吸着テーブル10の構成をさらに
説明すると、この吸着テーブル10は、図1に詳細に示
すように、ベーステーブル1にホルダープレート14を
介して配設された駆動部10Aと、インデックステーブ
ル3側に、このインデックステーブル3と一体移動可能
にして取り付けられた従動部10Bとで構成されてい
る。
説明すると、この吸着テーブル10は、図1に詳細に示
すように、ベーステーブル1にホルダープレート14を
介して配設された駆動部10Aと、インデックステーブ
ル3側に、このインデックステーブル3と一体移動可能
にして取り付けられた従動部10Bとで構成されてい
る。
【0012】このうち、駆動部10Aは、ベーステーブ
ル1の上面1aに固定して取り付けせれているホルダー
プレート14上に配設されたモータ15を有し、このモ
ータ15の駆動軸(回転軸)15aがインデックステー
ブル3に向かってまっすぐ下側に突出した状態で配設さ
れ、この駆動軸15aの下端側にフランジ状をした第1
の回転伝達部材16が固定して取り付けられている。
ル1の上面1aに固定して取り付けせれているホルダー
プレート14上に配設されたモータ15を有し、このモ
ータ15の駆動軸(回転軸)15aがインデックステー
ブル3に向かってまっすぐ下側に突出した状態で配設さ
れ、この駆動軸15aの下端側にフランジ状をした第1
の回転伝達部材16が固定して取り付けられている。
【0013】これに対して、従動部10Bは、インデッ
クステーブル3を上下に貫通して、このインデックステ
ーブル3に固定して取り付けられた軸受ハウジング17
と、軸受ハウジング17内の上下に配設された一対の軸
受18と、この上下の軸受18で回転自在に保持されて
いるスピンドル19等で構成されている。そして、スピ
ンドル19は、軸受ハウジング17の下側より挿入さ
れ、軸受ハウジング17の上側でナット20がスピンド
ル19のねじ部19aにねじ止めされて上下方向の位置
決めがなされ、この状態で軸受ハウジング17に回転自
在に取り付けられている。また、スピンドル19の下端
側には円板12をバキュームチャック可能なバキューム
チャック部21が取り付けられ、上端側には第1の回転
伝達部材16と対応する状態にしてフランジ状をした第
2の回転伝達部材22が固定して取り付けられている。
クステーブル3を上下に貫通して、このインデックステ
ーブル3に固定して取り付けられた軸受ハウジング17
と、軸受ハウジング17内の上下に配設された一対の軸
受18と、この上下の軸受18で回転自在に保持されて
いるスピンドル19等で構成されている。そして、スピ
ンドル19は、軸受ハウジング17の下側より挿入さ
れ、軸受ハウジング17の上側でナット20がスピンド
ル19のねじ部19aにねじ止めされて上下方向の位置
決めがなされ、この状態で軸受ハウジング17に回転自
在に取り付けられている。また、スピンドル19の下端
側には円板12をバキュームチャック可能なバキューム
チャック部21が取り付けられ、上端側には第1の回転
伝達部材16と対応する状態にしてフランジ状をした第
2の回転伝達部材22が固定して取り付けられている。
【0014】図2は、第1の回転伝達部材16と第2の
回転伝達部材22とが対向して、駆動部10Aと従動部
10Bとが連結されている状態において、この連結部分
の構成を概略的に示す側面図である。第1の回転伝達部
材16と第2の回転伝達部材22は、略左右対称形に形
成されている。また、各回転伝達部材16,22は、図
3に第2の回転伝達部材22を代表して示すように、対
向し合う面上に略等しいピッチでマグネット23a,2
3b,23c,・・・,23nを点在させて環状に配設
し、さらに各マグネット23a〜23n間のクリアラン
スを極力狭く、かつ外周側に配設できるようにするため
に、各マグネット23a〜23n共通に上側より例えば
アルミニウムや合成樹脂等の非磁性体のマグネットホル
ダー24をかぶせ、この後からねじ25でマグネットホ
ルダー24を回転伝達部材16,22に固定した構成と
なっている。なお、ここでの各マグネット23a〜23
nは、各軸(駆動軸15a及びスピンドル19)に沿っ
た方向に着磁されており、各回転伝達部材16,22が
対向し合う面には、N極とS極が交互に作られる状態に
して形成されている。
回転伝達部材22とが対向して、駆動部10Aと従動部
10Bとが連結されている状態において、この連結部分
の構成を概略的に示す側面図である。第1の回転伝達部
材16と第2の回転伝達部材22は、略左右対称形に形
成されている。また、各回転伝達部材16,22は、図
3に第2の回転伝達部材22を代表して示すように、対
向し合う面上に略等しいピッチでマグネット23a,2
3b,23c,・・・,23nを点在させて環状に配設
し、さらに各マグネット23a〜23n間のクリアラン
スを極力狭く、かつ外周側に配設できるようにするため
に、各マグネット23a〜23n共通に上側より例えば
アルミニウムや合成樹脂等の非磁性体のマグネットホル
ダー24をかぶせ、この後からねじ25でマグネットホ
ルダー24を回転伝達部材16,22に固定した構成と
なっている。なお、ここでの各マグネット23a〜23
nは、各軸(駆動軸15a及びスピンドル19)に沿っ
た方向に着磁されており、各回転伝達部材16,22が
対向し合う面には、N極とS極が交互に作られる状態に
して形成されている。
【0015】この連結部分は、マグネット・カップリン
グ手段を構成しているもので、第1の回転伝達部材16
と第2の回転伝達部材22が対向した状態になると、図
2に磁路を矢印26で示すように、上下各2個、計4個
を1つのループとして磁界が発生し、この磁界で両者間
を磁気結合させて非接触状態で連結し、第1の回転伝達
部材16と第2の回転伝達部材22とが一体に回転でき
る状態になっている。すなわち、駆動部10Aと従動部
10Bとが対応した状態でモータ15が駆動されて駆動
軸15aが回転されると、この回転が第1の回転伝達部
材16と第2の回転伝達部材22との間の磁気結合を介
して従動部10B側のスピンドル19に非接触状態で伝
達され、バキュームチャック部21にチャックされた円
板12を回転させることができる。
グ手段を構成しているもので、第1の回転伝達部材16
と第2の回転伝達部材22が対向した状態になると、図
2に磁路を矢印26で示すように、上下各2個、計4個
を1つのループとして磁界が発生し、この磁界で両者間
を磁気結合させて非接触状態で連結し、第1の回転伝達
部材16と第2の回転伝達部材22とが一体に回転でき
る状態になっている。すなわち、駆動部10Aと従動部
10Bとが対応した状態でモータ15が駆動されて駆動
軸15aが回転されると、この回転が第1の回転伝達部
材16と第2の回転伝達部材22との間の磁気結合を介
して従動部10B側のスピンドル19に非接触状態で伝
達され、バキュームチャック部21にチャックされた円
板12を回転させることができる。
【0016】なお、第1の回転伝達部材16側にN極
(あるいはS極)のみ、第2の回転伝達部材22側にS
極(あるいはN極)のみを配置した場合では、磁気結合
時にスラスト方向は引き合うが、ラジアル方向は空転し
易く追従性が悪くなるが、本実施例の場合ではN極とS
極を交互に設けていることによりラジアル方向の追従性
を良くしている。
(あるいはS極)のみ、第2の回転伝達部材22側にS
極(あるいはN極)のみを配置した場合では、磁気結合
時にスラスト方向は引き合うが、ラジアル方向は空転し
易く追従性が悪くなるが、本実施例の場合ではN極とS
極を交互に設けていることによりラジアル方向の追従性
を良くしている。
【0017】次に、この保護膜形成装置の動作を説明す
る。この装置では、円板12は、インデックステーブル
3と一体に回動する従動部10Bにおけるバキュームチ
ャック部21でバキューム吸着されて、ディスク供給ユ
ニット部7から1枚づつ取り出される。
る。この装置では、円板12は、インデックステーブル
3と一体に回動する従動部10Bにおけるバキュームチ
ャック部21でバキューム吸着されて、ディスク供給ユ
ニット部7から1枚づつ取り出される。
【0018】円板12が吸着保持されると、次に、イン
デックステーブル3がマニホールド部2を支点として回
転する。そして、ディスク供給ユニット部7で吸着テー
ブル10における従動部10Bのバキュームチャック部
21に吸着保持された円板12は従動部10Bと共にク
リーニング部6に送られ、このクリーニング部6で円板
12の表面にN2ガスブローが行われて洗浄処理され
る。
デックステーブル3がマニホールド部2を支点として回
転する。そして、ディスク供給ユニット部7で吸着テー
ブル10における従動部10Bのバキュームチャック部
21に吸着保持された円板12は従動部10Bと共にク
リーニング部6に送られ、このクリーニング部6で円板
12の表面にN2ガスブローが行われて洗浄処理され
る。
【0019】洗浄処理が終了すると、円板12はインデ
ックステーブル3によって従動部10Bと共にコーティ
ング部5へ送られ、このコーティング部5で円板12の
一面に図示せぬ手段にて合成樹脂が吐出ノズルで吹きか
けられてコーティングされる。
ックステーブル3によって従動部10Bと共にコーティ
ング部5へ送られ、このコーティング部5で円板12の
一面に図示せぬ手段にて合成樹脂が吐出ノズルで吹きか
けられてコーティングされる。
【0020】コーティング処理が終了すると、円板12
は従動部10Bと共にUV照射部9に送られ、合成樹脂
が硬化され、合成樹脂による保護膜が形成される。
は従動部10Bと共にUV照射部9に送られ、合成樹脂
が硬化され、合成樹脂による保護膜が形成される。
【0021】保護膜が形成された円板12は、従動部1
0Bと共にディスク排出部8へ送られる。そして、この
位置で吸着テーブル10へのバキュームをオフすると、
従動部10Bのバキュームチャック部21と円板12と
が切り離され、ディスク排出部8に段積み状態でストッ
クされる。
0Bと共にディスク排出部8へ送られる。そして、この
位置で吸着テーブル10へのバキュームをオフすると、
従動部10Bのバキュームチャック部21と円板12と
が切り離され、ディスク排出部8に段積み状態でストッ
クされる。
【0022】これで、円板12が供給されてから、保護
膜形成工程を経て、さらに排出位置にストックされるま
での一連の動作が完了する。そして、この同じ動作がデ
ィスク供給ユニット部7に積み重ねられている円板12
に対して順次実行される。
膜形成工程を経て、さらに排出位置にストックされるま
での一連の動作が完了する。そして、この同じ動作がデ
ィスク供給ユニット部7に積み重ねられている円板12
に対して順次実行される。
【0023】そして、この保護膜形成工程において、例
えばコーティング部5等、バキュームチャック部21で
吸着保持した円板12を回転させる必要のある位置(本
実施例ではモータ15を設けたコーティング部5,クリ
ーニング部6,UV照射部9の部分)においては、従動
部10Bの第2の回転伝達部材22が駆動部10Aの第
1の回転伝達部材16と対応したら、駆動部10A側の
モータ15を回転させる。すると、第1の回転伝達部材
16と第2の回転伝達部材22との間の磁気結合によっ
て、駆動軸15aの回転がスピンドル19に非接触状態
で伝達されて一体に回転し、これにより円板12が回転
する。
えばコーティング部5等、バキュームチャック部21で
吸着保持した円板12を回転させる必要のある位置(本
実施例ではモータ15を設けたコーティング部5,クリ
ーニング部6,UV照射部9の部分)においては、従動
部10Bの第2の回転伝達部材22が駆動部10Aの第
1の回転伝達部材16と対応したら、駆動部10A側の
モータ15を回転させる。すると、第1の回転伝達部材
16と第2の回転伝達部材22との間の磁気結合によっ
て、駆動軸15aの回転がスピンドル19に非接触状態
で伝達されて一体に回転し、これにより円板12が回転
する。
【0024】したがって、本実施例によれば、駆動軸1
5aとスピンドル19とは磁気結合により非接触状態で
動力伝達されて回転するので、接触による塵埃が発生す
るようなことも無く、クリーン度を保つことができる。
また、連結部分の機械摩耗も無く長寿命化が図れる。さ
らに、従来構造に比べて部品点数も少なくすることがで
き、コストの低減が図れる。さらに、駆動軸15aとス
ピンドル19との間における動力伝達をオン・オフする
場合も、インデックステーブル3を回転させて、第1の
回転伝達部材16と第2の回転伝達部材22とを互いに
水平方向にずらして磁気結合を解くだけで良く、従来構
造のように実際の機械的なカップリング部材の脱着操作
を必要としないので、脱着操作に必要な時間を少なくす
ることができ、タクトタイムの短縮化が可能になる。
5aとスピンドル19とは磁気結合により非接触状態で
動力伝達されて回転するので、接触による塵埃が発生す
るようなことも無く、クリーン度を保つことができる。
また、連結部分の機械摩耗も無く長寿命化が図れる。さ
らに、従来構造に比べて部品点数も少なくすることがで
き、コストの低減が図れる。さらに、駆動軸15aとス
ピンドル19との間における動力伝達をオン・オフする
場合も、インデックステーブル3を回転させて、第1の
回転伝達部材16と第2の回転伝達部材22とを互いに
水平方向にずらして磁気結合を解くだけで良く、従来構
造のように実際の機械的なカップリング部材の脱着操作
を必要としないので、脱着操作に必要な時間を少なくす
ることができ、タクトタイムの短縮化が可能になる。
【0025】なお、上記実施例では、第1の回転伝達部
材16と第2の回転伝達部材22との間に設けたマグネ
ット・カップリング手段を、第1の回転伝達部材16と
第2の回転伝達部材22の互いに対向し合う面上に略等
しいピッチで、かつN極とS極が交互に作られる状態に
して、マグネット23a,23b,23c,・・・,2
3nを点在させて環状に配設してなる構造のものを開示
したが、これ以外に例えば図5及び図6に示すように変
形した構造であっても差し支えないものである。図5及
び図6において図1乃至図4と同一符号を付したものは
同一のものを示している。
材16と第2の回転伝達部材22との間に設けたマグネ
ット・カップリング手段を、第1の回転伝達部材16と
第2の回転伝達部材22の互いに対向し合う面上に略等
しいピッチで、かつN極とS極が交互に作られる状態に
して、マグネット23a,23b,23c,・・・,2
3nを点在させて環状に配設してなる構造のものを開示
したが、これ以外に例えば図5及び図6に示すように変
形した構造であっても差し支えないものである。図5及
び図6において図1乃至図4と同一符号を付したものは
同一のものを示している。
【0026】すなわち、図5に示すマグネット・カップ
リング機構では、駆動軸15aとスピンドル19とを平
行にずらし、第1の回転伝達部材16と第2の回転伝達
部材22との間に軸受28及び回転軸29で回転自在に
支持された第3の回転伝達部材30を、第1の回転伝達
部材16及び第2の回転伝達部材22の一部とそれぞれ
面対向した状態で配設したものである。そして、この第
3の回転伝達部材30にも、第1の回転伝達部材16及
び第2の回転伝達部材22と同様に、その対向平面上に
略等しいピッチでマグネット23a,23b,23c,
・・・,23nを点在させて環状に配設し、さらに各マ
グネット23a〜23n間のクリアランスを極力狭く、
かつ外周側に配設できるようにするために、各マグネッ
ト23a〜23n共通に上側より非磁性体のマグネット
ホルダー24をかぶせ、この後からねじ(不図示)でマ
グネットホルダー24を回転伝達部材16,22に固定
した構成にしている。また、ここでの各マグネット23
a〜23nも、回転軸29に沿った方向に着磁され、隣
合う極はN極とS極が交互に作られる状態にして形成さ
れ、さらに第1の回転伝達部材16上のマグネットと第
2の回転伝達部材22上のマグネットとそれぞれ磁気結
合された状態で配設される。
リング機構では、駆動軸15aとスピンドル19とを平
行にずらし、第1の回転伝達部材16と第2の回転伝達
部材22との間に軸受28及び回転軸29で回転自在に
支持された第3の回転伝達部材30を、第1の回転伝達
部材16及び第2の回転伝達部材22の一部とそれぞれ
面対向した状態で配設したものである。そして、この第
3の回転伝達部材30にも、第1の回転伝達部材16及
び第2の回転伝達部材22と同様に、その対向平面上に
略等しいピッチでマグネット23a,23b,23c,
・・・,23nを点在させて環状に配設し、さらに各マ
グネット23a〜23n間のクリアランスを極力狭く、
かつ外周側に配設できるようにするために、各マグネッ
ト23a〜23n共通に上側より非磁性体のマグネット
ホルダー24をかぶせ、この後からねじ(不図示)でマ
グネットホルダー24を回転伝達部材16,22に固定
した構成にしている。また、ここでの各マグネット23
a〜23nも、回転軸29に沿った方向に着磁され、隣
合う極はN極とS極が交互に作られる状態にして形成さ
れ、さらに第1の回転伝達部材16上のマグネットと第
2の回転伝達部材22上のマグネットとそれぞれ磁気結
合された状態で配設される。
【0027】この図5に示す構造では、モータ15が駆
動されて駆動軸15aが第1の回転伝達部材16と共に
回転されると、互いに磁気結合されている第3の回転伝
達部材30及び第2の回転伝達部材22を介してスピン
ドル19に非接触状態で伝達され、このスピンドル19
が回転する。
動されて駆動軸15aが第1の回転伝達部材16と共に
回転されると、互いに磁気結合されている第3の回転伝
達部材30及び第2の回転伝達部材22を介してスピン
ドル19に非接触状態で伝達され、このスピンドル19
が回転する。
【0028】一方、図6に示すマグネット・カップリン
グ機構では、インデックステーブル3の最外周部に近接
して、その外側の枠体31に複数のマグネット23a〜
23nを固定して配列するとともに、インデックステー
ブル3上に第2の回転伝達部材22を有したスピンドル
19を配設して成る構成としたものである。
グ機構では、インデックステーブル3の最外周部に近接
して、その外側の枠体31に複数のマグネット23a〜
23nを固定して配列するとともに、インデックステー
ブル3上に第2の回転伝達部材22を有したスピンドル
19を配設して成る構成としたものである。
【0029】この図6に示す構造では、インデックステ
ーブル3が回転すると、その外側に配列されているマグ
ネット23a〜23nとの磁気結合により、第2の回転
伝達部材22も同時に回転され、これによってスピンド
ル19も回転させることができる。また、枠体31に設
けられるマグネット23a〜23nを部分的に固定配列
すると、その固定配列された部分でだけ回転され、他の
位置では回転作用が与えられずに、他の位置ではブレー
キをかけることができる。
ーブル3が回転すると、その外側に配列されているマグ
ネット23a〜23nとの磁気結合により、第2の回転
伝達部材22も同時に回転され、これによってスピンド
ル19も回転させることができる。また、枠体31に設
けられるマグネット23a〜23nを部分的に固定配列
すると、その固定配列された部分でだけ回転され、他の
位置では回転作用が与えられずに、他の位置ではブレー
キをかけることができる。
【0030】また、第1の回転伝達部材16,第2の回
転伝達部材22,第3の回転伝達部材30に形成される
マグネットは、図7に示すように、リング状に形成した
フェライト材33に、N極とS極を交互に着磁して設け
ても差し支えないものである。なお、図7において図1
乃至図4と同一符号を付したものは同一のものを示して
いる。
転伝達部材22,第3の回転伝達部材30に形成される
マグネットは、図7に示すように、リング状に形成した
フェライト材33に、N極とS極を交互に着磁して設け
ても差し支えないものである。なお、図7において図1
乃至図4と同一符号を付したものは同一のものを示して
いる。
【0031】さらに、第1の回転伝達部材16,第2の
回転伝達部材22,第3の回転伝達部材30に形成され
るマグネットは、図8に示すように、リング状に形成し
たフェライト材34の一面側にN極を、他面側にS極を
着磁してなる構造にしても差し支えないものである。
回転伝達部材22,第3の回転伝達部材30に形成され
るマグネットは、図8に示すように、リング状に形成し
たフェライト材34の一面側にN極を、他面側にS極を
着磁してなる構造にしても差し支えないものである。
【0032】したがって、図7及び図8に形成した構造
では、各回転伝達部材16,22,30に設けるマグネ
ットが簡素化されるので、製作並びに組立が簡単にな
り、コストを下げることができる。
では、各回転伝達部材16,22,30に設けるマグネ
ットが簡素化されるので、製作並びに組立が簡単にな
り、コストを下げることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るスピ
ンドル駆動装置によれば、駆動軸とスピンドルとは磁気
結合により非接触状態で動力伝達されて回転するので、
摩耗等で発生する塵埃を無くしてクリーン度を保つこと
ができ、また連結部分の機械摩耗も無く長寿命化が図れ
る。さらに、従来構造に比べて部品点数も少なくするこ
とが可能でコストの低減が図れる。
ンドル駆動装置によれば、駆動軸とスピンドルとは磁気
結合により非接触状態で動力伝達されて回転するので、
摩耗等で発生する塵埃を無くしてクリーン度を保つこと
ができ、また連結部分の機械摩耗も無く長寿命化が図れ
る。さらに、従来構造に比べて部品点数も少なくするこ
とが可能でコストの低減が図れる。
【0034】また、前記駆動軸と前記スピンドルの一方
を定位置上を移動する部材に回転自在に取り付けるとと
もに、他方を前記定位置上に回転自在に取り付け、前記
駆動軸と前記スピンドルとが対応したときに前記駆動軸
と前記スピンドルの間を非接触状態で磁気結合させ、前
記スピンドルを前記駆動軸側と一体に回転させるための
マグネット・カップリング手段を前記駆動軸と前記スピ
ンドルとの間に設けた場合では、上記効果に加えて、駆
動軸とスピンドルとの間における動力伝達をオン・オフ
する場合も、磁気結合を解くだけで実際の機械的なカッ
プリング部材の脱着操作を必要としないので、脱着操作
に必要な時間を少なくすることができる。さらに、駆動
軸を回転させたままの状態で駆動軸とスピンドル間を切
り離し、一方を他方に対して移動させることができる。
これにより、タクトタイムの短縮化が可能になりコスト
の低減が図れる。
を定位置上を移動する部材に回転自在に取り付けるとと
もに、他方を前記定位置上に回転自在に取り付け、前記
駆動軸と前記スピンドルとが対応したときに前記駆動軸
と前記スピンドルの間を非接触状態で磁気結合させ、前
記スピンドルを前記駆動軸側と一体に回転させるための
マグネット・カップリング手段を前記駆動軸と前記スピ
ンドルとの間に設けた場合では、上記効果に加えて、駆
動軸とスピンドルとの間における動力伝達をオン・オフ
する場合も、磁気結合を解くだけで実際の機械的なカッ
プリング部材の脱着操作を必要としないので、脱着操作
に必要な時間を少なくすることができる。さらに、駆動
軸を回転させたままの状態で駆動軸とスピンドル間を切
り離し、一方を他方に対して移動させることができる。
これにより、タクトタイムの短縮化が可能になりコスト
の低減が図れる。
【図1】本発明の一実施例に係るスピンドル駆動装置の
概略断面図である。
概略断面図である。
【図2】本実施例のマグネット・カップリング手段を示
す側面図である。
す側面図である。
【図3】本実施例における回転伝達部材の構造説明図で
ある。
ある。
【図4】本発明の一実施例として示す保護膜形成装置の
全体構成図である。
全体構成図である。
【図5】マグネット・カップリング手段の一変形例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】マグネット・カップリング手段の他の変形例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】回転伝達部材の一変形例を示す斜視図である。
【図8】マグネットの一変形例を示す斜視図である。
3 インデックステーブル(移動部材) 15 モータ 15a 駆動軸 16 第1の回転伝達部材 19 スピンドル 22 第2の回転伝達部材 23a〜23n マグネット 24 マグネットホルダー(非磁性材) 30 第3の回転伝達部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千田 裕能 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 飯田 伸彦 東京都品川区西五反田3丁目9番17号 ソ ニーマグネスケール株式会社内 (72)発明者 今野 雅之 東京都品川区西五反田3丁目9番17号 ソ ニーマグネスケール株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 駆動軸にスピンドルを連結して一体に回
転させるスピンドル駆動装置において、 前記駆動軸と前記スピンドルとの間を非接触状態で磁気
結合させて前記駆動軸側の回転を前記スピンドルに伝達
させるためのマグネット・カップリング手段を、前記駆
動軸と前記スピンドルとの間に設けたことを特徴とする
スピンドル駆動装置。 - 【請求項2】 前記マグネット・カップリング手段を、
各々一面にマグネットを配設した一対の回転伝達部材で
形成し、前記マグネットを配設した一面側を互いに対向
させて一方の前記回転伝達部材を前記駆動軸側に一体回
転可能に取り付けるとともに、他方の前記回転伝達部材
をスピンドル側に一体回転可能に取り付けて成る請求項
1に記載のスピンドル駆動装置。 - 【請求項3】 前記回転伝達部を円板状に形成するとと
もに、前記マグネットを、隣合う極を交互に異ならせて
環状に点在させて複数配置し、かつ前記マグネットを非
磁性材で覆って前記回転伝達部と一体化して成る請求項
2に記載のスピンドル駆動装置。 - 【請求項4】 前記回転伝達部に設ける前記マグネット
を環状に形成するとともに、対向し合う極が互いに異な
るようにして前記マグネットを前記回転伝達部に配置し
て成る請求項2に記載のスピンドル駆動装置。 - 【請求項5】 前記マグネットに、周に沿ってN極,S
極を交互に複数形成して成る請求項4に記載のスピンド
ル駆動装置。 - 【請求項6】 駆動軸にスピンドルを連結して一体に回
転させるスピンドル駆動装置において、 前記駆動軸と前記スピンドルの一方を定位置上を移動す
る部材に回転自在に取り付けるとともに、他方を前記定
位置上に回転自在に取り付け、 前記駆動軸と前記スピンドルとが対応したときに前記駆
動軸と前記スピンドルの間を非接触状態で磁気結合さ
せ、前記スピンドルを前記駆動軸側と一体に回転させる
ためのマグネット・カップリング手段を前記駆動軸と前
記スピンドルとの間に設けたことを特徴とするスピンド
ル駆動装置。 - 【請求項7】 前記スピンドルを前記移動部材上に複数
設けて成る請求項6に記載のスピンドル駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32467892A JPH06153489A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | スピンドル駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32467892A JPH06153489A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | スピンドル駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06153489A true JPH06153489A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18168510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32467892A Pending JPH06153489A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | スピンドル駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06153489A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997044139A1 (de) * | 1996-05-17 | 1997-11-27 | Robi-Systemtechnik Ag | Vorrichtung und verfahren zur beschichtung von scheibenartigen substraten bzw. von informationsträgern |
JP2008051264A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Tsubakimoto Chain Co | 磁気式トルク伝達装置 |
JP2008133870A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Tsubakimoto Chain Co | 磁気式トルク伝達装置 |
JP2010216503A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Railway Technical Res Inst | 脱調防止機能を備えた磁気カップリングクラッチ装置 |
JP2012031915A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 回転力伝達装置 |
JP2013535641A (ja) * | 2010-07-15 | 2013-09-12 | クボティックス インコーポレイテッド | ロボットヘリオスタットシステムおよび操作方法 |
US9506783B2 (en) | 2010-12-03 | 2016-11-29 | Solarcity Corporation | Robotic heliostat calibration system and method |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP32467892A patent/JPH06153489A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997044139A1 (de) * | 1996-05-17 | 1997-11-27 | Robi-Systemtechnik Ag | Vorrichtung und verfahren zur beschichtung von scheibenartigen substraten bzw. von informationsträgern |
JP2008051264A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Tsubakimoto Chain Co | 磁気式トルク伝達装置 |
JP2008133870A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Tsubakimoto Chain Co | 磁気式トルク伝達装置 |
JP2010216503A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Railway Technical Res Inst | 脱調防止機能を備えた磁気カップリングクラッチ装置 |
JP2013535641A (ja) * | 2010-07-15 | 2013-09-12 | クボティックス インコーポレイテッド | ロボットヘリオスタットシステムおよび操作方法 |
JP2012031915A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 回転力伝達装置 |
US9506783B2 (en) | 2010-12-03 | 2016-11-29 | Solarcity Corporation | Robotic heliostat calibration system and method |
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