JPH0615318U - アンテナ支持金具 - Google Patents

アンテナ支持金具

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JPH0615318U
JPH0615318U JP5900792U JP5900792U JPH0615318U JP H0615318 U JPH0615318 U JP H0615318U JP 5900792 U JP5900792 U JP 5900792U JP 5900792 U JP5900792 U JP 5900792U JP H0615318 U JPH0615318 U JP H0615318U
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JP
Japan
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roof
antenna
eaves
arm
branch line
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Pending
Application number
JP5900792U
Other languages
English (en)
Inventor
一雄 高橋
Original Assignee
一雄 高橋
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Publication date
Application filed by 一雄 高橋 filed Critical 一雄 高橋
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Publication of JPH0615318U publication Critical patent/JPH0615318U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンテナの取付け作業を容易化し、且つ、屋
根の瓦の破損等を防止することが可能なアンテナ支持金
具を提供する。 【構成】 屋根2の軒下4の鼻隠し6等にねじ止めされ
る取付け板31と、取付け板31に一体結合して軒瓦1
3、軒どい8等を非接触で迂回するように略J字形に屈
曲形成されるアーム32と、アーム32の先端に設けら
れてアンテナ20の支線23を固定する孔部35とを備
える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、木造家屋の屋根の上に設置されるテレビ等のアンテナにおいて、 アンテナの周囲に張られる支線を支持する支持金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、和風家屋にテレビ等のアンテナを設置する場合には、電波の受信を良 好にするため、屋根の最も高い棟にアンテナが比較的長いスタンドを垂直に設置 して取付けられる。この場合にアンテナを風雨等により倒れないように設置する 必要があり、このためスタンドの四方に支線を張り、この支線を屋根の端に固定 して支持するようになっている。
【0003】 従来、上記アンテナを屋根の上に取付ける場合には、図3に示すように行われ ている。即ち、和風家屋1として例えば、屋根2を瓦3で葺いた場合には、屋根 2の軒先4の部分がたる木5に鼻隠し6を打付け、この鼻隠し6に金具7を打付 けて軒どい8を水平に取付ける。また、屋根2が切妻9の部分では破風板が打付 けられる。このような屋根2の家屋においてアンテナ20を取付ける場合は、屋 根2の棟瓦11にアンテナ20のスタンド21の足22を跨がせて垂直に立て、 スタンド21の四方に支線23を張る。また、屋根2の周囲には鼻隠し6と破風 板10があるので、これらの鼻隠し6と破風板10に釘12を打付け、四方の支 線23の端部を緊張した状態でこの釘12に巻付けて固定する。ここで屋根2の 軒先4では軒どい8があるので、その軒どい8を傷めないように、支線23をそ の内側に通して釘12に巻付ける。そして、このスタンド21の四方の支線23 により、アンテナ20を倒れないように支持する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術のものにあっては、屋根2の軒先4ではアンテナ20 の支線23を軒どい8の内側を通して鼻隠し6の釘12に巻付けて固定するため 、特に軒瓦13と軒どい8との間隔が狭い場合には、作業が非常にやりずらくな る。また、アンテナ20の支線23が直接屋根2の軒瓦13や切妻9の袖瓦に触 れるため、風雨が強くてアンテナ20が左右に揺れ、四方の支線23が引っ張ら れると支線23により軒瓦13や袖瓦が押上げられる。そこで、長期間このよう な瓦の押上げ作用が繰返して行われると、瓦が徐々にずれたり瓦自体が破損して 雨水の侵入を生じる等の問題がある。
【0005】 この考案はかかる現状に鑑みてなされたもので、アンテナの取付け作業を容易 化し、且つ、屋根の瓦の破損等を防止するアンテナ支持金具を提供することを目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案は、屋根の軒下の鼻隠し等に固定される取 付け板と、取付け板に一体結合して軒瓦、軒どい等を非接触で迂回するように略 J字形に屈曲形成されるアームと、アームの先端に設けられてアンテナの支線を 固定する支線固定部とからなるものである。
【0007】
【作用】
上記構成に基づき、アンテナの取付け時にはアームの取付け板を、屋根の周囲 の鼻隠し等にねじ止めすることにより、アームが軒瓦、軒どい等に非接触で迂回 して上方に突出し、このアームの先端の支線固定部に支線を固定することで、ア ンテナは垂直に支持される。そして風雨が強い場合にも、アームの剛性により軒 瓦等に対し非接触に保持されて、軒瓦の破損等を防止するようになる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例に基づき詳細に説明する。図1において、符号30は アンテナ支持金具であり、所定の厚さの垂直な取付け板31を有し、この取付け 板31の表側にアーム32が溶接等により一体結合される。取付け板31は、複 数個の孔33が設けられてねじ34により締結することが可能になっている。ア ーム32は、軒瓦や軒どいを迂回してその上方に突出するように略J字形に曲っ て形成され、且つ、比較的大きい力がかかってもこの形状を保持するような剛性 を有する。そして、アーム32の先端には支線の端部を容易に結んで固定するこ とが可能なように支線固定部として孔部35が設けられている。
【0009】 図2において、このアンテナ支持金具30の使用状態について説明する。先ず 、屋根2を瓦3で葺いた和風家屋1の場合には、図3と同様に屋根2の棟瓦13 にアンテナ20が、スタンド21の足22を跨がせて立設される。また、屋根2 の軒先4では鼻隠し6の所定の箇所にアンテナ支持金具30が、取付け板31を ねじ34により締結して取付けられる。するとアンテナ支持金具30のアーム3 2が、軒瓦13と共に軒どい8の外側に非接触で迂回してその上方に突出するよ うに立設し、このため屋根2の上の作業者がこのアーム32の先端の孔部35に スタンド21の支線23の端部を緊張して結ぶことで容易に固定される。
【0010】 屋根2の切妻9の部分でも、破風板10に同様にアンテナ支持金具30が取付 け板31をねじ止めして締結され、これによりアーム32が袖瓦に非接触で迂回 して上方に突出される。そこで、アーム32の先端の孔部35に同様に支線23 の端部を緊張して結ぶことで容易に固定される。そして、このような軒先4と切 妻9の部分のアンテナ支持金具30により、四方の支線23を緊張して固定する ことで、アンテナ20のスタンド21は垂直状態に支持される。
【0011】 また、風雨の強い場合に大きい風力がアンテナ20に加わって支線23が引っ 張られると、その張力がアンテナ支持金具30のアーム32に作用するが、アー ム32はそれ自体の剛性により軒瓦13等に対し非接触の状態に保持される。そ こで、軒瓦13や軒どい8は不要な力が加わらないのでその破損等が回避され、 この状態で支線23の張力とアーム32の剛性によりアンテナ20の傾倒が防止 される。
【0012】 以上、この考案の実施例について説明したが、アンテナ支持金具30の取付け 板31はたる木5自体や、モルタル塗りのものにも締結することができる。アー ム32の形状等はこれのみに限定されない。例えば、支線固定部としてはアーム 32の先端の孔部35に代えフック部としてもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、アンテナ取付け時に屋根の周囲に略 J字形に曲がったアンテナ支持金具を固定し、屋根の上で支線を固定するように 構成されるので、支線の固定作業が非常に容易になり、安全性も向上する。軒瓦 と軒どいの間隔等が無関係になるので、支線の固定位置を最適に選択できる。ア ンテナ支持金具は風雨の強い場合にも、軒瓦や軒どいと非接触の状態に保持され るので、瓦やといの破損、ずれによる雨水の侵入等を確実に防止することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るアンテナ支持金具の実施例を示
す斜視図である。
【図2】同アンテナ支持金具の使用状態を示す斜視図で
ある。
【図3】従来のアンテナ取付け状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 屋根 4 軒先 6 鼻隠し 8 軒どい 13 軒瓦 20 アンテナ 23 支線 30 アンテナ支持金具 31 取付け板 32 アーム 35 孔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の軒下の鼻隠し等に固定される取付
    け板と、取付け板に一体結合して軒瓦、軒どい等を非接
    触で迂回するように略J字形に屈曲形成されるアーム
    と、アームの先端に設けられてアンテナの支線を固定す
    る支線固定部とからなることを特徴とするアンテナ支持
    金具。
JP5900792U 1992-07-30 1992-07-30 アンテナ支持金具 Pending JPH0615318U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5900792U JPH0615318U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 アンテナ支持金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5900792U JPH0615318U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 アンテナ支持金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0615318U true JPH0615318U (ja) 1994-02-25

Family

ID=13100807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5900792U Pending JPH0615318U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 アンテナ支持金具

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JP (1) JPH0615318U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932750B2 (ja) * 1979-06-22 1984-08-10 リズム時計工業株式会社 時計の目安装置
JPS647629B2 (ja) * 1982-05-12 1989-02-09 Lubrizol Corp

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5932750B2 (ja) * 1979-06-22 1984-08-10 リズム時計工業株式会社 時計の目安装置
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