JPH06152927A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06152927A
JPH06152927A JP4303905A JP30390592A JPH06152927A JP H06152927 A JPH06152927 A JP H06152927A JP 4303905 A JP4303905 A JP 4303905A JP 30390592 A JP30390592 A JP 30390592A JP H06152927 A JPH06152927 A JP H06152927A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP4303905A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sekine
弘 関根
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4303905A priority Critical patent/JPH06152927A/ja
Publication of JPH06152927A publication Critical patent/JPH06152927A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検知可能なマーカードットの最大の大きさを
小さくすることなしに接近したマーカードットの検出を
可能にする。 【構成】 画像データを読み取り、読み取った画像デー
タからマーカードットを検出し、マーカードットが付け
られた閉領域内に編集を施す画像処理装置において、複
数の異なるマッチングパターンを備えたマーカードット
検出手段を備え、該マーカードット検出手段は、読み取
った画像データと複数のマッチングパターンとを比較
し、複数のマッチングパターンのうち1つ以上のパター
ンと一致する時にマーカードットと判定することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿上に書かれたマーカ
ードットを検出して、マーカードットの付けられた閉領
域内に編集処理を施すようにした画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー複写機等の画像処理装置におい
て、複数色のマーカーペンでループやドットを書くこと
により原稿上に編集領域を設定し、マーカーペンの色や
形により異なる編集を施す画像処理装置を本出願人はす
でに提案している(特願平3−109182号、特願平
3ー109245号)。これら既提案のものにおいて
は、例えば、図12(a)に示すように、原稿50中の
閉領域51内にマーカードット52を付けることで閉領
域内を編集領域として指定し、この原稿を読み取ったと
きに、図12(b)に示すように、閉領域51を色づけ
領域として指定した色で塗りつぶすような編集が施され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記既
提案のマーカードット検出は、1つのマッチングパター
ンを用い、読み取った画像データとのパターンマッチン
グを行うことによりマーカードットの検出を行っていた
ため、2つ以上のマーカードットが接近している場合に
はマーカードットの検出ができないという不具合があっ
た。この点について、図13、図14により説明する。
図13(a)は、パターンマッチング回路の例を示して
おり、1ドットづつ読み込まれるマーカー色を検出する
ための信号(マーカー検出信号)は、1ラインディレイ
回路61を用いて複数ライン分のデータが保持され、複
数ライン分のデータをまとめてパターンマッチング部6
0においてパターンマッチングを行う。パターンマッチ
ング部60は、例えば読み込んだ16×16ドットのデ
ータについて、図13(b)に示すような16×16の
ドットマトリックス(マッチングパターン)と比較し、
中心部分の4ドットとも全て「1」、周辺部分は全て
「0」の場合には領域指定のドットであると判定する。
カウンタメモリ62では、パターンマッチング部でマー
カー検出信号を1ドットづつ読み込むのに応じてカウン
トアップし、パターンが一致した時のX,Y座標により
マーカードットの座標を検出する。
【0004】ところで、各閉領域が近接すると、その領
域を指定するマーカードットも互いに近接して書き込ま
れる場合が起こり得る。このようなパターンマッチング
により各マーカードットの検出を行おうとすると、図1
4に示すような接近したマーカードットではマッチング
パターン63に両方のマーカードットがかかってしまう
ため検出不可能となる。検知可能なマーカードットの最
大の大きさはマッチングパターンの大きさで決定される
が、マッチングパターンを大きくしていくと、検知可能
なマーカードットの間隔が長くなってしまい、また、検
知可能なマーカードットの間隔を短くするためにはマッ
チングパターンのサイズを小さくする必要があり、そう
すると検知可能なマーカードットの最大の大きさが小さ
くなってしまうため、いずれの場合も注意してマーカー
ドットを書かねばならず、操作上好ましくないという不
都合が発生する。
【0005】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、検知可能なマーカードットの最大の大きさを小さ
くすることなしに接近したマーカードットの検出が可能
な画像処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、画
像データを読み取り、読み取った画像データからマーカ
ードットを検出し、マーカードットが付けられた閉領域
内に編集を施す画像処理装置において、複数の異なるマ
ッチングパターンを備えたマーカードット検出手段を備
え、該マーカードット検出手段は、読み取った画像デー
タと複数のマッチングパターンとを比較し、複数のマッ
チングパターンのうち1つ以上のパターンと一致する時
にマーカードットと判定することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明は原稿の閉領域内にマーカードットを付
けることで領域指定し、ドットが付けられた閉領域内に
編集を施す画像処理装置において、マーカードットの検
出をパターンマッチングで行う際に、異なる複数のマッ
チングパターンを用意し、これらマッチングパターンを
同時に並列に動作させ、複数のマッチングパターンのう
ち1つ以上のマッチングパターンと一致した時にマーカ
ードットと判定することにより検知可能なマーカードッ
トの最大の大きさを小さくすることなしに、接近したマ
ーカードットの検出が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の画像処理装置のブロック図、図2
はコンパレータを示す図、図3はプリスキャン時の動作
を説明する図、図4は本発明のパターンマッチングを説
明する図、図5は本発明におけるマッチングパターンを
示す図、図6は本発明におけるパターンマッチングを説
明する図、図7はビットマップメモリ面における編集領
域生成を説明する図、図8はタグテーブルを説明する
図、図9はパレットを説明する図、図10は画像処理装
置の動作を示すフローチャートを示す図である。図中、
1は色補正手段、2はコンパレータ、3はリセット部、
4はパレット、5は色補正手段、6はマーカードット検
出部、7はビットマップメモリ、8はタグテーブル、9
は描画装置、10は画像入力装置、11は画像出力装置
である。
【0009】図1において、画像入力装置10は、カラ
ー原稿を読み取り、R(赤),G(緑),B(青)のデ
ータとして出力する。色補正手段1はR,G,Bデータ
から明度信号L* 、色相信号H* 、彩度信号C* への変
換を行う。色補正手段については各種の方式が知られて
おり、本発明の要旨ではないため詳細な説明は省略す
る。また、色補正後のデータはL* ,H* ,C* 以外で
もよいが、本実施例では比較的色数の多いマーカー色を
判別するのに適しているL* ,H* ,C* を用いてい
る。
【0010】コンパレータ2は図2に示すような構成に
なっている。即ち、L* ,H* ,C* についてそれぞれ
ウインドウコンパレータ21,22,23が設けられ、
レジスタ21a,21bには明度の最大値Lmaxおよ
び明度の最小値Lminが、レジスタ22a,22bに
は色相の最大値Hmax、最小値Hminが、レジスタ
23a,23bには彩度の最大値Cmax、最小値Cm
inがそれぞれ設定されている。そして入力される
* ,H* ,C* の全てが最大値と最小値の間に入って
いる時にアンド回路24より「1」が出力されるように
なっている。なお、色相H* については色座標系におけ
る角度により大きさが表現され、基準軸から角度が36
0°を越える場合と越えない場合とで最大値と最小値と
が反転するため、これを考慮した条件によりウインドウ
コンパレータ22から出力されるようになっている。本
実施例ではこのようなコンパレータが2回路並列にあ
り、黒(イメージ)とマーカー色を同時に判定できるよ
うになっており、コンパレータに設定する最大値と最小
値を変更すれば、各種マーカー色への対応も簡単に可能
である。
【0011】次に、図3によりプリスキャンの動作を説
明する。マーカードットにより編集領域が指定されてい
る原稿に対してプリスキャン(予備走査)を行って画像
データが取り込まれると、コンパレータ2から描画装置
9を通してビットマップメモリ面7へのデータ転送が行
われ、同時にマーカードット検出部6によるマーカード
ットの位置検出が行われる。すなわち、マーカードット
の書かれた原稿が読み込まれると、図3に示すように、
コンパレータ2により読み込んだ画像信号に対応して黒
(原稿イメージ)検出信号とマーカー検出信号との2つ
の2値化画像信号が生成され、黒検出信号は描画装置9
を介してビットマップメモリ面7aに送られる。所定の
色信号として検出されたマーカー検出信号はマーカード
ット座標検出部6に送られ、ここでマーカードット座標
の検出が行われる。
【0012】マーカードット座標検出部について図4に
より説明すると、コンパレータ2から1画素ごとに順次
送られてくるマーカー検出信号は1ライン分のディレイ
を行う遅延回路31を用いて複数ライン分のデータが保
持され、複数ライン分のデータがまとめてパターンマッ
チング部30へ送られる。パターンマッチング部30
は、例えば、図5に示すように、A〜Gの7種類のサイ
ズの異なるマッチングパターンを有している。これらの
マッチングパターンは全て中央4画素が空間的に同じ位
置になるように配置されており、マーカードットを検出
するためにパターンの中心部の4画素が「1」、外周部
が「0」の場合にマーカードットとして検出し、その時
のマーカー検出信号の座標をカウンタメモリ34に記憶
させるようにしている。
【0013】即ち、図4のパターンマッチング部30
は、例えば、1画素づつ取り込まれるマーカー検出信号
の画像データ16×16画素と、図5に示すマッチング
パターンA〜Gを同時に比較し、各パターンマッチング
部32a〜32gのいずれか1つでマッチングがとれた
時にOR回路33より出力(マーカードット検出信号)
が生じるようになっている。カウンタメモリ34では、
1画素づつ取り込みながらの比較において、逐一X方
向、Y方向の画素数をカウントするカウンタを備え、パ
ターンマッチング部からマーカードット検出信号が送ら
れた時点でのカウンタのX,Y各座標値をメモリにスト
アする。これによりプリスキャン終了時にメモリの内容
を参照すれば、マーカードットの座標が分かることにな
る。この際、同一マーカードットに対してふすくうの座
標が書き込まれることが起こり得るが、各座標の近接関
係を利用して、それらを1つの座標値にまとめてもよ
い。なお、従来ではマッチングパターンは、例えば、図
13(b)のような1種類のパターンしか用いていなか
ったため、図6(a)のように接近したマーカードット
があった場合には検出不可能であったが、本発明では前
述したように、例えば、図5に示すようにサイズの異な
る複数のマッチングパターンを用意し、図4に示したよ
うに複数のマッチングパターンのうちいずれか1つ以上
が合致した場合にマーカードットとして検出しているた
め、図6(a)に示すように、例えばマッチングパター
ンGでは検知不可能であった接近したマーカードットに
ついても、図6(b)に示すようにマッチングパターン
Cにより接近したマーカードットの検出が可能である。
このマーカー検出部はゲートアレイ回路やルックアップ
テーブルにより構成される。
【0014】プリスキャンが終了すると、描画装置9は
ビットマップメモリ7において、編集領域の生成を行
う。描画装置9は複数のビットマップメモリ面に対して
各メモリ面間のコピー、移動や任意の閉領域の塗りつぶ
し等を実行する装置である。この領域生成について図7
を用いて説明する。
【0015】図3に示したような原稿をプリスキャンす
ると、ビットマップメモリ7のメモリ面7aには黒デー
タが書き込まれて図7(a)の状態になる。ここで、ビ
ットマップメモリ面7aに書き込まれたパターンに基づ
いて、マーカードット検知回路で検知されたマーカード
ット座標を開始点として境界線を検知しながらビットマ
ップメモリ面7bへ塗りつぶしを行う。これによりビッ
トマップメモリ7は図7(b)のように閉領域内が塗り
つぶされる。次に、ビットマップメモリ面7bのコーナ
ー(4隅)のいずれかを開始点として境界線を検知しな
がらビットマップメモリ面7cを塗りつぶす。これによ
りビットマップメモリ面7cは図7(c)のように閉領
域外が塗りつぶされる。この処理により閉領域内に例え
ば「8」、「A」等の文字ようにその文字自体に閉領域
があったとしても、マーカードットを付した閉領域内全
てを編集領域とすることができる。本実施例では、図7
(c)において、ビットマップメモリ面7cの「0」の
部分(図中で白い部分)がマーカードットにおいて指定
された編集指定領域であり、「1」の部分(図中で黒い
部分)が指定領域外となる。以上でビットマップメモリ
面上での領域生成は終了する。
【0016】ここで、生成された領域(ビットマップメ
モリ面7c)はプリスキャンに引き続いて行われる画像
形成するための原稿スキャンに同期して読み出される。
このとき、読み出される「0」、「1」のデータをそれ
ぞれ領域番号ということにする。ビットマップメモリ7
より読みだされた領域番号は描画装置9を介してタグテ
ーブル8に送られ、タグテーブル8からは編集情報をコ
ード化した機能タグがパレット4へ送られる。
【0017】タグテーブルは図8(a)に示すように、
ビットマップメモリで生成された領域番号をアドレス、
機能タグをデータとするルックアップメモリであり、例
えば図8(b)に示すように機能タグとして5ビット用
意し、上位2ビットで編集機能を設定し、下位3ビット
で編集色を設定している。即ち、上位2ビットの設定値
が「00」、「01」、「10」、「11」は、それぞ
れ「編集なし」、「色変換」、「色づけ」、「未使用」
に対応する。なお、「色変換」は指定された領域の文字
の色を変換するものであり、「色づけ」は背景に色を付
けることを意味している。
【0018】また、色指定は、設定値「000」、「0
01」、「010」、「011」、「100」、「10
1」、「110」、「111」のとき、それぞれ赤、
青、緑、黄色、マゼンタ、サイアン、ピンク、紫のよう
に指定される。例えばマーカードットで指定された領域
に対して「赤」で「色づけ」を行う設定は、図8(c)
のようになる。本実施例では領域番号「0」がマーカー
ドットでの指定領域、領域番号「1」は指定領域外であ
るので、図8(c)にあるようにタグテーブル0には上
位2ビットに「色づけ」を表すコード「10」、下位3
ビットに「赤」を表すコード「000」を書いておく。
また、タグテーブル1は上位2ビットに「編集なし」を
表すコード「00」を書いておく。このときタグテーブ
ルの下位3ビットは「編集なし」であるので、何を書い
ておいても良い。
【0019】画像形成のための原稿スキャン時に画像入
力装置10で読み取られた画像データは、図1のデータ
リセット部3でマーカー色データの消し込みが行われ
る。マーカー色の判定はコンパレータ2により行い、コ
ンパレータ2でマーカー色と検知された画素がリセット
部3で白データに置き換えられる。マーカー色を消し込
まれた画像データはパレット4に送られ、タグテーブル
8からの情報に基づき色づけ、色変換等の編集が施され
る。
【0020】図9はパレットの内部構成を示している。
パレット内部には8種類の色が登録されたカラーパレッ
ト41があり、この8種類のカラーパレットのうちの1
つを機能タグの下位3ビットでセレクタ42により選択
する。また、パレットに入力される画像データは、例え
ば明度信号L* を用いて2値化回路43で2値化するこ
とにより文字部と背景部に分離され、文字部の場合には
「1」を出力し、背景部の場合には「0」を出力する。
この2値化信号と機能タグの上位2ビットでセレクタ4
4を切り換え、画像データに編集を施す。機能タグの上
位2ビットが「00」の場合には「編集なし」であるの
で、2値化信号にかかわらず、セレクタ44の出力が画
像データとなる。即ちパレットは画像データを素通しす
る。機能タグの上位2ビットが「01」の場合には「色
変換」であるので、2値化信号が「1」、即ち文字部の
場合にはセレクタ44でパレット側が選択され、機能タ
グの下位3ビットで指定されたカラーパレットが出力さ
れる。また、2値化信号が「0」の場合、即ち「背景
部」の場合にはセレクタ44で画像データが選択され、
結果として文字色が変換されたことになる。機能タグの
上位2ビットが「10」、即ち「色づけ」の場合にはセ
レクタ44の2値化信号による切り換え論理が「色変
換」の場合と逆になり、「文字部」は画像データが選択
され、「背景部」はパレットが選択される。
【0021】ここで、カラーパレット41には、図8
(b)の機能タグ下位3ビットと対応した色データが入
力されている。タグテーブル8とパレット4の内部のカ
ラーパレット41の設定さえ変更すれば、編集色をユー
ザーの好みに合わせて自由に変更することが可能とな
り、自由度の高いシステムとなる。色補正手段5はパレ
ット4で編集された明度信号L* ,色相信号H* と彩度
信号C* を画像出力装置11に適したデータ形式に変換
する部分で、例えばディスプレイ表示装置の場合には
R,G,Bデータとなり、カラー印字装置の場合にはY
(黄),M(マゼンタ),C(サイアン),K(黒)デ
ータ等に変換される。
【0022】以上のカラー編集処理をまとめると、図1
0に示すフローチャートのようになる。まず、プリスキ
ャンを行い、原稿データをビットマップメモリ面7へ入
力し、マーカードットの座標値検出を行い(ステップ1
01)、ビットマップメモリ面7aにおいて、マーカー
ドット検知回路で検知されたマーカードット座標を開始
点として境界線を検知しながら塗りつぶしをビットマッ
プメモリ面7bに行う(ステップ102)。次いで、ビ
ットマップメモリ7bのコーナーを開始点とし、境界線
を探知しながらビットマップメモリ面7cを塗りつぶし
(ステップ103)、本スキャンと同期してビットマッ
プメモリ7cから領域番号を読み出し、タグテーブルへ
送る(ステップ104)。次いでタグテーブルからは領
域番号毎に設定されている機能タグがパレットに出力さ
れ(ステップ105)、画像信号はリッセト部でマーカ
ー信号がリセットされ、パレット部で機能タグに応じた
編集が施される(ステップ106)。
【0023】なお、本実施例においては、マーカー1色
の場合を説明したが、コンパレータやビットマップメモ
リ面を増やすことで多色マーカーにしても容易に対応可
能である。また、編集機能として色づけと色変換をとり
あげたが、他の編集機能についても容易に応用可能であ
る。さらにマッチングパターンの数は7つに制限してい
るわけではなく、幾つであってもかまわず、マッチング
パターンの形も本実施例では四角形のものを使用した
が、これに限るわけではなく、例えば図11に示すよう
に円形状であっても、あるいは他の形であっても適用可
能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マーカー
ペンで原稿の閉領域内にドットを付けることで領域指定
し、ドットが付けられた閉領域内に編集を施す装置にお
いて、マーカードットの検出をパターンマッチングで行
う際にマッチングパターンを複数用意し、複数のマッチ
ングパターンを同時に並列に動作させて複数のマッチン
グパターンのうち1つ以上のマッチングパターンと一致
した場合にマーカードットと判定することで、検知可能
なマーカードットの最大の大きさを小さくすることなし
に接近したマーカードットの検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理方法を実施するための画像
処理装置のブロック図である。
【図2】 コンパレータを示す図である。
【図3】 プリスキャン時の動作を説明する図である。
【図4】 本発明のパターンマッチングを説明する図で
ある。
【図5】 本発明におけるマッチングパターンを示す図
である。
【図6】 本発明におけるパターンマッチングを説明す
る図である。
【図7】 ビットマップメモリ面における編集領域生成
を説明する図である。
【図8】 タグテーブルを説明する図である。
【図9】 パレットを説明する図である。
【図10】 画像処理装置の動作を示すフローチャート
を示す図である。
【図11】 円形状のマッチングパターンを示す図であ
る。
【図12】 従来のマーカ編集を説明する図である。
【図13】 従来のパターンマッチングを説明する図で
ある。
【図14】 接近したマーカードット検出不能を説明す
る図である。
【符号の説明】
1…色補正手段、2…コンパレータ、3…リッセト部、
4…パレット、5…色補正手段、6…マーカードット検
出部、7…ビットマップメモリ、8…タグテーブル、9
…描画装置、10…画像入力装置、11…画像出力装
置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを読み取り、読み取った画像
    データからマーカードットを検出し、マーカードットが
    付けられた閉領域内に編集を施す画像処理装置におい
    て、複数の異なるマッチングパターンを備えたマーカー
    ドット検出手段を備え、該マーカードット検出手段は、
    読み取った画像データと複数のマッチングパターンとを
    比較し、複数のマッチングパターンのうち1つ以上のパ
    ターンと一致する時にマーカードットと判定することを
    特徴とする画像処理装置。
JP4303905A 1992-11-13 1992-11-13 画像処理装置 Pending JPH06152927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4303905A JPH06152927A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4303905A JPH06152927A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 画像処理装置

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ID=17926682

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JP4303905A Pending JPH06152927A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 画像処理装置

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