JPH07327125A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents
画像処理装置及びその制御方法Info
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- JPH07327125A JPH07327125A JP6118618A JP11861894A JPH07327125A JP H07327125 A JPH07327125 A JP H07327125A JP 6118618 A JP6118618 A JP 6118618A JP 11861894 A JP11861894 A JP 11861894A JP H07327125 A JPH07327125 A JP H07327125A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 所定の色で領域を特定し、そのなかの文字を
白抜きして出力する場合に、文字のエッジ部分が黒くな
らずエッジの目立たない出力画像を形成させる。 【構成】 色判別回路では、入力されたCMYデータに
基づいて注目画素の色を判別し、色コードを出力する。
このとき、入力画素がほぼ黒の場合は勿論、グレーの場
合でも黒と判定し、そのコードを発生する。これを受け
て、孤立色除去回路は、孤立した画素の色が孤立してい
る場合には、直前に処理された色コードで補正する。次
に、領域判定回路では、注目画素のおかれている領域を
判定する。そして、出力変換回路は、注目画素がマーカ
ーによるペイント領域内にある文字のエッジである場合
には、最初に入力したCMYデータに基づく濃度情報の
反転値に従い、注目画素に割りあてられた出力色のデー
タを変換し、出力する。
白抜きして出力する場合に、文字のエッジ部分が黒くな
らずエッジの目立たない出力画像を形成させる。 【構成】 色判別回路では、入力されたCMYデータに
基づいて注目画素の色を判別し、色コードを出力する。
このとき、入力画素がほぼ黒の場合は勿論、グレーの場
合でも黒と判定し、そのコードを発生する。これを受け
て、孤立色除去回路は、孤立した画素の色が孤立してい
る場合には、直前に処理された色コードで補正する。次
に、領域判定回路では、注目画素のおかれている領域を
判定する。そして、出力変換回路は、注目画素がマーカ
ーによるペイント領域内にある文字のエッジである場合
には、最初に入力したCMYデータに基づく濃度情報の
反転値に従い、注目画素に割りあてられた出力色のデー
タを変換し、出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置及びその制
御方法、詳しくは原稿画像を読み取って所定の処理を施
し、出力画像を形成する画像処理装置及びその制御方法
に関するものである。
御方法、詳しくは原稿画像を読み取って所定の処理を施
し、出力画像を形成する画像処理装置及びその制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、白黒原稿の黒部分の再現性を忠
実に行うために、黒に関しては読み取った入力色の濃度
情報によって中間調処理を行う方法がある。また、画像
出力モードとしてOHPを対象とするブルーバックモー
ドがある。これはマーカー編集処理後の画像に対して、
白はブルーに、黒は白に変換して出力するものである。
このとき、黒は濃度情報を持っているので反転濃度を用
いることにより、白を実現する。
実に行うために、黒に関しては読み取った入力色の濃度
情報によって中間調処理を行う方法がある。また、画像
出力モードとしてOHPを対象とするブルーバックモー
ドがある。これはマーカー編集処理後の画像に対して、
白はブルーに、黒は白に変換して出力するものである。
このとき、黒は濃度情報を持っているので反転濃度を用
いることにより、白を実現する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記で述べた様に反転
濃度を用いた方法でブルーバックモードを実現しようと
した場合には次のような問題が生じる。
濃度を用いた方法でブルーバックモードを実現しようと
した場合には次のような問題が生じる。
【0004】原稿内の黒文字のエッジ付近では、黒と判
断された場合でも比較的低濃度である。これをブルーバ
ックモードで濃度反転をして白を実現した場合、中央付
近は白いがエッジ付近では黒くなり、黒く縁取りされた
白文字となる。文字の周りの色が濃い色であれば(例え
ば、ブルーバック色)、黒く縁取りされた部分は目立た
ないが、マーカーで塗りつぶした領域の中に白抜きの文
字を入れたい場合に、マーカーと文字の間の黒が目立つ
ことになり結果として画像が劣化することになる。
断された場合でも比較的低濃度である。これをブルーバ
ックモードで濃度反転をして白を実現した場合、中央付
近は白いがエッジ付近では黒くなり、黒く縁取りされた
白文字となる。文字の周りの色が濃い色であれば(例え
ば、ブルーバック色)、黒く縁取りされた部分は目立た
ないが、マーカーで塗りつぶした領域の中に白抜きの文
字を入れたい場合に、マーカーと文字の間の黒が目立つ
ことになり結果として画像が劣化することになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点に
鑑みなされたものであり、所定の色で領域を特定し、そ
のなかの文字を白抜きして出力する場合に、文字のエッ
ジ部分が黒くならずエッジの目立たない出力画像を形成
させる画像処理装置及びその制御方法を提供しようとす
るものである。
鑑みなされたものであり、所定の色で領域を特定し、そ
のなかの文字を白抜きして出力する場合に、文字のエッ
ジ部分が黒くならずエッジの目立たない出力画像を形成
させる画像処理装置及びその制御方法を提供しようとす
るものである。
【0006】この課題を解決するため、例えば本発明の
画像処理装置はいかに示す構成を備える。すなわち、所
望とする領域を所望とするマーカー色で囲んだモノクロ
原稿を読み取り、前記マーカー色で囲んだ領域内の背景
部分を所定の色で塗り潰すと共に、前記領域内の文字線
画部分を白抜きして出力する画像処理装置であって、注
目画素が文字線画のエッジ部分にあって、前記マーカー
色で囲まれた領域内にある場合、当該注目画素の濃度の
反転データに応じて前記所定の色の割合を調整する調整
手段と、該調整手段で調整された注目画素の色のデータ
を2値化して出力する出力手段とを備える。
画像処理装置はいかに示す構成を備える。すなわち、所
望とする領域を所望とするマーカー色で囲んだモノクロ
原稿を読み取り、前記マーカー色で囲んだ領域内の背景
部分を所定の色で塗り潰すと共に、前記領域内の文字線
画部分を白抜きして出力する画像処理装置であって、注
目画素が文字線画のエッジ部分にあって、前記マーカー
色で囲まれた領域内にある場合、当該注目画素の濃度の
反転データに応じて前記所定の色の割合を調整する調整
手段と、該調整手段で調整された注目画素の色のデータ
を2値化して出力する出力手段とを備える。
【0007】また、更に、注目画素が周囲に対して孤立
した色である場合、当該注目画素の色を直前に出力され
た画素の色に変更する変更手段とを備えることが望まし
い。理由は、読み取り画像にノイズ等の孤立点があって
も、それを除去できるので、良好な画像を形成させるこ
とが可能になるからである。
した色である場合、当該注目画素の色を直前に出力され
た画素の色に変更する変更手段とを備えることが望まし
い。理由は、読み取り画像にノイズ等の孤立点があって
も、それを除去できるので、良好な画像を形成させるこ
とが可能になるからである。
【0008】
【作用】かかる本発明の構成において、注目画素が文字
線画のエッジ部分にあって、前記マーカー色で囲まれた
領域内にある場合、当該注目画素の濃度の反転データに
応じて前記所定の色の割合を調整し、その調整された注
目画素の色のデータを2値化して出力する。
線画のエッジ部分にあって、前記マーカー色で囲まれた
領域内にある場合、当該注目画素の濃度の反転データに
応じて前記所定の色の割合を調整し、その調整された注
目画素の色のデータを2値化して出力する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0010】まず、実施例におけるカラーマーキングに
よる画像処理(以下マーカー編集と呼ぶ)について説明
する。モノクロ原稿にカラーマーカーで色付けしてマー
カー編集を行うと、図1に示す様な出力が得られる。
よる画像処理(以下マーカー編集と呼ぶ)について説明
する。モノクロ原稿にカラーマーカーで色付けしてマー
カー編集を行うと、図1に示す様な出力が得られる。
【0011】:閉区間の内側をマーキングする。(た
だし、黒線から1mm以内に隣接してマーキングするこ
と)→閉区間内がマーカーの色で塗りつぶされる。
だし、黒線から1mm以内に隣接してマーキングするこ
と)→閉区間内がマーカーの色で塗りつぶされる。
【0012】:黒線を包含する形でマーキングする。
(ただし、黒線の周りは1mm以上の幅で塗りつぶすこ
と)→黒線がマーカーの色で置き換えられる。
(ただし、黒線の周りは1mm以上の幅で塗りつぶすこ
と)→黒線がマーカーの色で置き換えられる。
【0013】:との復合形で、閉区間内を塗りつ
ぶし、文字の色はマーカー色に置換される。
ぶし、文字の色はマーカー色に置換される。
【0014】これらの処理を実現する本実施例における
フルカラー複写機の画像処理構成を図2に示す。
フルカラー複写機の画像処理構成を図2に示す。
【0015】図示において、2−1は原稿画像を読み取
り、読み取られた輝度RGBのアナログ信号を出力する
CCDラインセンサであって、通常のプリンタト同様に
走査運動することでバンド単位に画像を読み取る。CC
Dラインセンサは、一度に128画素分の画像を読み取
るものとする(バンドの幅が128画素分であるという
意味)。2−2はRGBデータを増幅するアンプ回路、
2−3はアナログRGBデータを各8ビットのディジタ
ル値に量子化するAD変換器、2−4は画像データをシ
ェーディング補正するシェーディング補正回路、2−5
は読み取られたRGBデータの位置ずれを補正する色ず
れ補正回路、2−19は入力されたRGBデータをCM
Y形式のデータに変換するための入力ガンマ変換回路で
ある。この入力ガンマ変換回路は、通常の複写時には、
入力されたRGBデータをそのまま出力し、後述するマ
ーカー処理を行う際にCMYデータに変換する。
り、読み取られた輝度RGBのアナログ信号を出力する
CCDラインセンサであって、通常のプリンタト同様に
走査運動することでバンド単位に画像を読み取る。CC
Dラインセンサは、一度に128画素分の画像を読み取
るものとする(バンドの幅が128画素分であるという
意味)。2−2はRGBデータを増幅するアンプ回路、
2−3はアナログRGBデータを各8ビットのディジタ
ル値に量子化するAD変換器、2−4は画像データをシ
ェーディング補正するシェーディング補正回路、2−5
は読み取られたRGBデータの位置ずれを補正する色ず
れ補正回路、2−19は入力されたRGBデータをCM
Y形式のデータに変換するための入力ガンマ変換回路で
ある。この入力ガンマ変換回路は、通常の複写時には、
入力されたRGBデータをそのまま出力し、後述するマ
ーカー処理を行う際にCMYデータに変換する。
【0016】2−6は黒文字を検出して、黒文字信号を
生成する黒文字検出回路、2−8は拡大縮小の変倍を行
う変倍回路、2−9は2−13の空間フィルタや2−1
5の2値化で用いられる信号を生成する制御信号生成回
路、2−10はLOGテーブルに従ってRGBデータを
CMYデータに変換するLOG変換回路、2−11はL
OG変換後のCMYデータの中から最小値を抽出する最
小値抽出回路、2−12は行列演算によりマスキングと
UCRを行うマスキング・UCR回路(ブラック成分K
が生成される)、2−13はエッジ強調またはスムージ
ング処理を行う空間フィルタ回路、2−14はγテーブ
ルに従ってγ変換するγ変換回路、2−15は例えばデ
ィザ法等で8ビットの多値データを2値化する2値化回
路、2−16はCMYK各ヘッド間の調整をするヘッド
タイミング調整回路、2−17は調整されたヘッドを駆
動するヘッドドライバ回路、2−18はCMYK4色の
インクヘッドである。2−7は本実施例で詳しく説明す
るマーカー編集回路である。また、20は本装置全体の
制御を司るCPUであって、内部に処理手順や各種デー
タを記憶しているROM、及びワークエリアとして使用
するRAMが設けられている。
生成する黒文字検出回路、2−8は拡大縮小の変倍を行
う変倍回路、2−9は2−13の空間フィルタや2−1
5の2値化で用いられる信号を生成する制御信号生成回
路、2−10はLOGテーブルに従ってRGBデータを
CMYデータに変換するLOG変換回路、2−11はL
OG変換後のCMYデータの中から最小値を抽出する最
小値抽出回路、2−12は行列演算によりマスキングと
UCRを行うマスキング・UCR回路(ブラック成分K
が生成される)、2−13はエッジ強調またはスムージ
ング処理を行う空間フィルタ回路、2−14はγテーブ
ルに従ってγ変換するγ変換回路、2−15は例えばデ
ィザ法等で8ビットの多値データを2値化する2値化回
路、2−16はCMYK各ヘッド間の調整をするヘッド
タイミング調整回路、2−17は調整されたヘッドを駆
動するヘッドドライバ回路、2−18はCMYK4色の
インクヘッドである。2−7は本実施例で詳しく説明す
るマーカー編集回路である。また、20は本装置全体の
制御を司るCPUであって、内部に処理手順や各種デー
タを記憶しているROM、及びワークエリアとして使用
するRAMが設けられている。
【0017】尚、上記2値化回路における2値化手段と
しては、ディザ法に限定されるものではなく、誤差拡散
法、濃度パターン法等を用いても良い。上記構成におい
て、スキャナーにより読み取ったRGBデータをLOG
変換することで、1画素単位にCMYKデータ(各8ビ
ット=256階調)として入力され、複写処理が行われ
るが、このとき入力ガンマ変換回路2−19は、入力デ
ータをそのまま出力する。また、マーカー編集処理を行
う場合、LOG変換回路2−10、マスキング・UCR
回路2−12は何も処理をしない(入力したデータをそ
のまま出力する)代わりに、入力ガンマ変換回路2−1
9が動作する。
しては、ディザ法に限定されるものではなく、誤差拡散
法、濃度パターン法等を用いても良い。上記構成におい
て、スキャナーにより読み取ったRGBデータをLOG
変換することで、1画素単位にCMYKデータ(各8ビ
ット=256階調)として入力され、複写処理が行われ
るが、このとき入力ガンマ変換回路2−19は、入力デ
ータをそのまま出力する。また、マーカー編集処理を行
う場合、LOG変換回路2−10、マスキング・UCR
回路2−12は何も処理をしない(入力したデータをそ
のまま出力する)代わりに、入力ガンマ変換回路2−1
9が動作する。
【0018】つまり、マーカー編集する旨を不図示の操
作パネルより指示された場合には、CPU20はLOG
変換回路2−10、マスキング・UCR回路2−12に
対してその動作を行わないように設定すると共に、入力
ガンマ変換回路2−19に対して動作指示信号を出力
し、通常の複写動作時には、その逆を設定する。
作パネルより指示された場合には、CPU20はLOG
変換回路2−10、マスキング・UCR回路2−12に
対してその動作を行わないように設定すると共に、入力
ガンマ変換回路2−19に対して動作指示信号を出力
し、通常の複写動作時には、その逆を設定する。
【0019】上記説明における通常のカラー複写時の動
作は本願発明とは直接関係がないので、以下では白黒原
稿中にカラーマーカーによって色つけられた原稿を読み
取り、図1に示した各種処理を行う例を説明する。
作は本願発明とは直接関係がないので、以下では白黒原
稿中にカラーマーカーによって色つけられた原稿を読み
取り、図1に示した各種処理を行う例を説明する。
【0020】マーカー編集回路2−7の詳細を図3に示
し、以下、その動作を説明する。尚、当然のことなが
ら、この場合操作パネルよりマーカー編集が指示されて
いるものである。
し、以下、その動作を説明する。尚、当然のことなが
ら、この場合操作パネルよりマーカー編集が指示されて
いるものである。
【0021】図示において、CMYの各成分データ(こ
のとき、入力ガンマ変換回路2−19が動作している)
は、マーカー色判別回路の中の白黒判別回路3−1に供
給される。ここでは、白黒の各閾値を持っており、CM
Y各値全てが白の閾値以下ならばその画素は白と判断さ
れる。また、各値全てが黒の閾値以上なら黒と判断され
る。これらにより、白あるいは黒と判断された画素につ
いては判定色コード化回路3−4でコード可される。
のとき、入力ガンマ変換回路2−19が動作している)
は、マーカー色判別回路の中の白黒判別回路3−1に供
給される。ここでは、白黒の各閾値を持っており、CM
Y各値全てが白の閾値以下ならばその画素は白と判断さ
れる。また、各値全てが黒の閾値以上なら黒と判断され
る。これらにより、白あるいは黒と判断された画素につ
いては判定色コード化回路3−4でコード可される。
【0022】白黒以外の色と判断された画素は、主色抽
出回路3−2へ入力される。この回路ではCMY成分
中、どの成分が最大であるかを出力する。次に色判定回
路3−3で色判別が行われる。判別方法は、図4に示す
様に先の主色抽出回路3−2で得られた主色毎に、残り
の2成分との比を求め、CMY各成分の比で色を決定す
る。例えば、主色がM(マゼンタ)で、C(シアン)が
その3/8以下、かつY(イエロー)がその5/8以下
ならばその画素をP(ピンク)と判定する。
出回路3−2へ入力される。この回路ではCMY成分
中、どの成分が最大であるかを出力する。次に色判定回
路3−3で色判別が行われる。判別方法は、図4に示す
様に先の主色抽出回路3−2で得られた主色毎に、残り
の2成分との比を求め、CMY各成分の比で色を決定す
る。例えば、主色がM(マゼンタ)で、C(シアン)が
その3/8以下、かつY(イエロー)がその5/8以下
ならばその画素をP(ピンク)と判定する。
【0023】但し、CMYがほぼ1:1:1の比にある
場合(各色成どうしが±αの範囲内にある場合)、注目
画素は黒と判定する。これは黒のしきい値レベルに達し
ていない薄い黒(グレー=無彩色)も黒と判断するため
である。つまり、黒については2段階で判断しているこ
とになる。
場合(各色成どうしが±αの範囲内にある場合)、注目
画素は黒と判定する。これは黒のしきい値レベルに達し
ていない薄い黒(グレー=無彩色)も黒と判断するため
である。つまり、黒については2段階で判断しているこ
とになる。
【0024】なお、判定にCMYの成分比を用いた理由
としては、各色毎に特定のCMY比を持っており、かつ
その値が、色の濃淡に対してほぼ一定出あることが挙げ
られる。
としては、各色毎に特定のCMY比を持っており、かつ
その値が、色の濃淡に対してほぼ一定出あることが挙げ
られる。
【0025】色判定回路からの出力は判定色コード化回
路3−4により、図9の如く4ビットの色コード(0〜
15の値を持つコード)に変換され、マーカー色判別回
路から孤立色除去回路に移る。
路3−4により、図9の如く4ビットの色コード(0〜
15の値を持つコード)に変換され、マーカー色判別回
路から孤立色除去回路に移る。
【0026】孤立色除去は、図5に示すようにまわりの
3×3のマトリクス上の画素の色コードを見て中央の注
目画素(図示の“*”の画素)を決定する。具体的には
以下に示す通りである。
3×3のマトリクス上の画素の色コードを見て中央の注
目画素(図示の“*”の画素)を決定する。具体的には
以下に示す通りである。
【0027】1)*≠Aかつ*≠H→*=A (注目画素の値は、その右下及び左上の画素と異なる場
合、注目画素の値を左上の画素の値で書き換えるという
意味、以下同様) 2)*≠Cかつ*≠F→*=C 3)*≠Dかつ*≠E→*=D 4)*≠Bかつ*≠G→*=B 1)2)3)4)の順番で実行され、条件にあえば注目
画素の色コードが変更される。遅延回路3−5は、注目
画素の周囲8画素を記憶しておく為のものである。3ー
6は上記の画素間の比較を行う比較回路である。尚、注
目画素がその左あるいは上の画素に変更される理由は、
プリンタのヘッド2−18の印刷するときの運動が左か
ら右であって、1走査運動するたびに記録媒体に対して
相対的にヘッドを下方向に移動させる(記録紙を上に搬
送する)からである。つまり、注目画素が決定される時
点で、それより左、あるいは上の画素は孤立色除去処理
が終了させておく必要があるからである。
合、注目画素の値を左上の画素の値で書き換えるという
意味、以下同様) 2)*≠Cかつ*≠F→*=C 3)*≠Dかつ*≠E→*=D 4)*≠Bかつ*≠G→*=B 1)2)3)4)の順番で実行され、条件にあえば注目
画素の色コードが変更される。遅延回路3−5は、注目
画素の周囲8画素を記憶しておく為のものである。3ー
6は上記の画素間の比較を行う比較回路である。尚、注
目画素がその左あるいは上の画素に変更される理由は、
プリンタのヘッド2−18の印刷するときの運動が左か
ら右であって、1走査運動するたびに記録媒体に対して
相対的にヘッドを下方向に移動させる(記録紙を上に搬
送する)からである。つまり、注目画素が決定される時
点で、それより左、あるいは上の画素は孤立色除去処理
が終了させておく必要があるからである。
【0028】この処理により、ノイズの多い画像に対し
てはノイズを除去することができる。ただし、この処理
を加えると1画素単位の細線が除去される可能性があ
る。つまり、細い黒文字の再現性が問題となるので、黒
画素に対しては孤立色除去処理を適用する場合と適用し
ない場合の2つのモードを持つ。この回路の出力は、4
ビットの色コードとして領域判定回路に入力される。
てはノイズを除去することができる。ただし、この処理
を加えると1画素単位の細線が除去される可能性があ
る。つまり、細い黒文字の再現性が問題となるので、黒
画素に対しては孤立色除去処理を適用する場合と適用し
ない場合の2つのモードを持つ。この回路の出力は、4
ビットの色コードとして領域判定回路に入力される。
【0029】次に領域判定回路3ー6の説明をする。こ
の回路は、画像の各画素を4つの領域のどの領域である
かを決定するものである。4つの領域は以下に示す通り
である。
の回路は、画像の各画素を4つの領域のどの領域である
かを決定するものである。4つの領域は以下に示す通り
である。
【0030】1)ノーマル領域 2)ペイント領域 3)ライン領域 4)ペイント内ライン領域 1)は、何もしない領域であり、初期値はこの領域に設
定されている。2)は閉区間内を塗りつぶす領域であ
る。ただし、境界の黒線上ではノーマル領域とする。
3)は黒色をマーカー色に置き換える領域である。4は
2)3)の複合型であり、ペイント領域内のライン領域
のことを呼ぶ。これらのうち、2)〜4)は、図1に示
す各ケースに対応することになる。
定されている。2)は閉区間内を塗りつぶす領域であ
る。ただし、境界の黒線上ではノーマル領域とする。
3)は黒色をマーカー色に置き換える領域である。4は
2)3)の複合型であり、ペイント領域内のライン領域
のことを呼ぶ。これらのうち、2)〜4)は、図1に示
す各ケースに対応することになる。
【0031】実施例におけるセンサは一回に128画素
分のデータを読み取ることができる。従って、領域判定
を行うためには、上記説明によれば3×3の領域に基づ
いて判定するものであるから、対応する情報及び以下に
示す各データを記憶するFIFOメモリが設けられてい
る。
分のデータを読み取ることができる。従って、領域判定
を行うためには、上記説明によれば3×3の領域に基づ
いて判定するものであるから、対応する情報及び以下に
示す各データを記憶するFIFOメモリが設けられてい
る。
【0032】FIFOメモリに記憶された画像データ
(色コードデータ)は、ペイント領域時の色を決定する
ペイント決定色、ラインあるいは入れ子ライン領域時の
色を決定するライン決定色、領域、センサ移動方向の黒
画素からの距離を記憶しておく横黒カウンタ、色画素か
らの距離を記憶しておく横色カウンタ、一ライン前の読
み込んだ画素の色である前色がある。これらのデータと
読み込まれたデータの論理合成により、印字色が決定さ
れる。その詳細は図10に示す通りである。
(色コードデータ)は、ペイント領域時の色を決定する
ペイント決定色、ラインあるいは入れ子ライン領域時の
色を決定するライン決定色、領域、センサ移動方向の黒
画素からの距離を記憶しておく横黒カウンタ、色画素か
らの距離を記憶しておく横色カウンタ、一ライン前の読
み込んだ画素の色である前色がある。これらのデータと
読み込まれたデータの論理合成により、印字色が決定さ
れる。その詳細は図10に示す通りである。
【0033】簡単な例として、前色が白で、ペイント領
域にあり、今色がマーカー色の場合、縦横の黒距離カウ
ンタを見て、黒から近いと判断されるとペイント領域に
なり、今色を印字し、ペイント決定色に今色をセットす
るといった手順で処理を進める。
域にあり、今色がマーカー色の場合、縦横の黒距離カウ
ンタを見て、黒から近いと判断されるとペイント領域に
なり、今色を印字し、ペイント決定色に今色をセットす
るといった手順で処理を進める。
【0034】この図10で注目すべき点は、カウンタを
用いている点で、これによりマーキングを厳密に黒に隣
接しなくてもある条件以内であれば黒に隣接しているも
のとみなして処理を行うことができる。マーキングの条
件として、はみ出しでなく隙間を許すことを採用した理
由として、はみ出しは円グラフの様なものに対しての色
付けができないことや、隙間は修正が可能であることな
どが挙げられる。
用いている点で、これによりマーキングを厳密に黒に隣
接しなくてもある条件以内であれば黒に隣接しているも
のとみなして処理を行うことができる。マーキングの条
件として、はみ出しでなく隙間を許すことを採用した理
由として、はみ出しは円グラフの様なものに対しての色
付けができないことや、隙間は修正が可能であることな
どが挙げられる。
【0035】また、カウンタは縦横しか見ていないた
め、仮に斜め方向にマーカー色か黒色が隣接していても
縦横カウンタでは検知できない。この場合誤動作するた
め、領域判定部では図7に示す様な処理を追加して回避
している。その方法は、注目画素が白で、前色がマーカ
ー色でかつペイント領域で、縦横いずれかが黒から近け
れば注目画素を前色で置き換えるものである。これによ
り、黒色とマーカー色の間の白い隙間はあたかもマーカ
ー色であるかのように処理され、斜め方向の隙間にも対
処できる。
め、仮に斜め方向にマーカー色か黒色が隣接していても
縦横カウンタでは検知できない。この場合誤動作するた
め、領域判定部では図7に示す様な処理を追加して回避
している。その方法は、注目画素が白で、前色がマーカ
ー色でかつペイント領域で、縦横いずれかが黒から近け
れば注目画素を前色で置き換えるものである。これによ
り、黒色とマーカー色の間の白い隙間はあたかもマーカ
ー色であるかのように処理され、斜め方向の隙間にも対
処できる。
【0036】また、記憶データに縦方向の距離カウンタ
が含まれていないのは、現在読み取っているセンサ内で
計算可能である為に、記憶しておく必要がないためであ
る。
が含まれていないのは、現在読み取っているセンサ内で
計算可能である為に、記憶しておく必要がないためであ
る。
【0037】以上に述べた処理後の色コードが出力変換
回路に入力される。このデータはセレクタ3ー7によ
り、領域判定する前の色コードと切り替えられて、濃度
生成、印字色判定回路3−8に入力される。セレクタ3
−7は、色判定のみを行ったデータを出力で切るように
するためである。
回路に入力される。このデータはセレクタ3ー7によ
り、領域判定する前の色コードと切り替えられて、濃度
生成、印字色判定回路3−8に入力される。セレクタ3
−7は、色判定のみを行ったデータを出力で切るように
するためである。
【0038】濃度生成、印字色判定回路3−8は4ビッ
トの色コードをあらかじめ設定されたテーブルでCMY
Kのデータに変換する回路である。また黒に関しては、
ハーフトーンを実現する為に、マーカー編集回路に入力
されるM(マゼンタ)の濃度データを用いる。
トの色コードをあらかじめ設定されたテーブルでCMY
Kのデータに変換する回路である。また黒に関しては、
ハーフトーンを実現する為に、マーカー編集回路に入力
されるM(マゼンタ)の濃度データを用いる。
【0039】出力変換モードには次の3モードがある。
【0040】1)標準バックモード 2)標準ブルーバックモード 3)特別ブルーバックモード 1)は領域判定回路で生成された色コードを図12に示
すCMYKの出力テーブルで変換して出力するモードで
ある。2)は1)の白と出力決定された画素をブルー、
黒と出力決定された画素を白に変換して出力するもの
で、0HP原稿で用いるブルーバック原稿を作成でき
る。3)は2)とほぼ同じであるが、ペイント領域内の
黒だけはそのまま出力するモードである。
すCMYKの出力テーブルで変換して出力するモードで
ある。2)は1)の白と出力決定された画素をブルー、
黒と出力決定された画素を白に変換して出力するもの
で、0HP原稿で用いるブルーバック原稿を作成でき
る。3)は2)とほぼ同じであるが、ペイント領域内の
黒だけはそのまま出力するモードである。
【0041】以上の処理を終えたCMYKデータは、図
2に示された変倍、マスキング、2値化などの処理を行
い、プリンタ部で印字される。
2に示された変倍、マスキング、2値化などの処理を行
い、プリンタ部で印字される。
【0042】ここで提案する手法は、出力変換回路の部
分のブルーバック処理を行う場合を対象とするものであ
る。
分のブルーバック処理を行う場合を対象とするものであ
る。
【0043】具体的に説明すると、図8(A)の様な原
稿を考える。これは画像を横から見たもので、縦軸は濃
度を表す。左側の黒線は閉区間の黒線であり、その横を
マーカーで色付けされている。また、右側の黒はペイン
ト領域内にある黒文字である。黒の濃度が山型をしてい
るのは、白と黒の境界付近では黒の濃度が低いことを示
している。このような画像にマーカー編集処理を施す
と、図8(B)の様な出力結果が得られる。
稿を考える。これは画像を横から見たもので、縦軸は濃
度を表す。左側の黒線は閉区間の黒線であり、その横を
マーカーで色付けされている。また、右側の黒はペイン
ト領域内にある黒文字である。黒の濃度が山型をしてい
るのは、白と黒の境界付近では黒の濃度が低いことを示
している。このような画像にマーカー編集処理を施す
と、図8(B)の様な出力結果が得られる。
【0044】まず、閉区間を表す黒線の左側は、ノーマ
ル領域であるのでバックグランド色であるブルーとな
る。次に黒線は判定濃度を用いて白を表現するために黒
線のエッジ部分が黒くなる。次にペイント領域内のマー
カー色となる。黒文字は黒線と同様、判定濃度を用いて
エッジの部分が黒くなった白文字となる。仮にマーカー
色がピンクの様な明るい色の場合、ピンク色と白文字の
間に発生する黒が目立ってしまう。
ル領域であるのでバックグランド色であるブルーとな
る。次に黒線は判定濃度を用いて白を表現するために黒
線のエッジ部分が黒くなる。次にペイント領域内のマー
カー色となる。黒文字は黒線と同様、判定濃度を用いて
エッジの部分が黒くなった白文字となる。仮にマーカー
色がピンクの様な明るい色の場合、ピンク色と白文字の
間に発生する黒が目立ってしまう。
【0045】この問題を解決するために、先ほど述べた
記憶データの領域情報とペイント決定色を用いて処理を
行うと図8(C)のようになる。黒線は領域情報として
ノーマル領域を持ち、ペイント決定色は持っていないの
でバックグランド色であるブルーで反転濃度を生成す
る。黒文字は、領域情報としてペイント領域、ペイント
決定色としてマーカー色を持っているので、マーカー決
定色と白の間でハーフトーン濃度を生成するので文字の
エッジはペイント決定色の濃いレベルで埋められること
になりゴミが発生しない。
記憶データの領域情報とペイント決定色を用いて処理を
行うと図8(C)のようになる。黒線は領域情報として
ノーマル領域を持ち、ペイント決定色は持っていないの
でバックグランド色であるブルーで反転濃度を生成す
る。黒文字は、領域情報としてペイント領域、ペイント
決定色としてマーカー色を持っているので、マーカー決
定色と白の間でハーフトーン濃度を生成するので文字の
エッジはペイント決定色の濃いレベルで埋められること
になりゴミが発生しない。
【0046】この動作を表にしたものが図11である。
上記で説明した部分は印字決定色が黒でペイント領域で
ブルーバックの時に対応する。このとき黒の濃度情報か
ら反転濃度を生成し、ペイント決定色であるところのペ
イントテーブルに反転濃度を係数と指定掛けることによ
り印字濃度を生成するため文字のエッジを周囲の色に合
わせてハーフトーン処理することができる。
上記で説明した部分は印字決定色が黒でペイント領域で
ブルーバックの時に対応する。このとき黒の濃度情報か
ら反転濃度を生成し、ペイント決定色であるところのペ
イントテーブルに反転濃度を係数と指定掛けることによ
り印字濃度を生成するため文字のエッジを周囲の色に合
わせてハーフトーン処理することができる。
【0047】以上説明したように本実施例によれば、黒
文字部分を白抜きし、その周りの白い部分を所定の色で
埋める場合、文字のエッジが黒にならず、且つ、孤立点
があっても適正に補正して出力することが可能になる。
文字部分を白抜きし、その周りの白い部分を所定の色で
埋める場合、文字のエッジが黒にならず、且つ、孤立点
があっても適正に補正して出力することが可能になる。
【0048】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、濃
度情報から反転濃度を生成し、それを用いてハーフトー
ン処理を実現使用とする場合、既に記憶データとして持
っている情報を利用することにより、その画素自身の色
とその周りの色の間でハーフトーンを実現し、ゴミの無
い出力を得ることができる。
度情報から反転濃度を生成し、それを用いてハーフトー
ン処理を実現使用とする場合、既に記憶データとして持
っている情報を利用することにより、その画素自身の色
とその周りの色の間でハーフトーンを実現し、ゴミの無
い出力を得ることができる。
【0050】
【図1】実施例におけるマーカー編集動作内応を説明す
るための図である。
るための図である。
【図2】実施例における複写機のブロック構成図であ
る。
る。
【図3】実施例における主要部分であるマーカー編集回
路のブロック構成図である。
路のブロック構成図である。
【図4】図3における判定色コード課回路のにおける色
判定の原理を説明するための図である。
判定の原理を説明するための図である。
【図5】実施例における孤立点除去処理を説明するため
の図である。
の図である。
【図6】実施例における領域判定時の記憶データの格納
状況を示す図である。
状況を示す図である。
【図7】実施例における画素補正にかかる処理原理を説
明するための図である。
明するための図である。
【図8】実施例における画像処理の推移を示す図であ
る。
る。
【図9】実施例における色コードの一覧を示す図であ
る。
る。
【図10】実施例における領域判定の具体的な処理内容
の一覧を示す図である。
の一覧を示す図である。
【図11】実施例における出力変換内容を示す図であ
る。
る。
【図12】実施例における出力色テーブルを示す図であ
る。
る。
2−1 センサ 2−2 アンプ 2−3 A/D変換器 2−4 シェーディング補正回路 2−5 色ずれ補正回路 2−6 黒文字検出回路 2−7 マーカー編集回路 2−8 変倍回路 2−9 制御信号生成回路 2−10 LOG変化回路 2−11 最小値抽出回路 2−12 マスキング・UCR回路 2−13 空間フィルタ回路 2−14 ガンマ変換回路 2−15 2値化回路 2−16 ヘッドタイミング調整回路 2−17 ヘッドドライバ回路 2−18 印字ヘッド 2−19 入力γ変換回路 3−1 白黒判別回路 3−2 主色抽出回路 3−3 色判定回路 3−4 判定色コード化回路 3−5 遅延回路 3−6 比較回路 3−7 領域判定回路 3−8 セレクタ 3−9 濃度生成、印字色判定回路。
Claims (4)
- 【請求項1】 所望とする領域を所望とするマーカー色
で囲んだモノクロ原稿を読み取り、前記マーカー色で囲
んだ領域内の背景部分を所定の色で塗り潰すと共に、前
記領域内の文字線画部分を白抜きして出力する画像処理
装置であって、 注目画素が文字線画のエッジ部分にあって、前記マーカ
ー色で囲まれた領域内にある場合、当該注目画素の濃度
の反転データに応じて前記所定の色の割合を調整する調
整手段と、 該調整手段で調整された注目画素の色のデータを2値化
して出力する出力手段とを備えることを特徴とする画像
処理装置。 - 【請求項2】 更に、注目画素が周囲に対して孤立した
色である場合、当該注目画素の色を直前に出力された画
素の色に変更する変更手段とを備えることを特徴とする
請求項第1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 所望とする領域を所望とするマーカー色
で囲んだモノクロ原稿を読み取り、前記マーカー色で囲
んだ領域内の背景部分を所定の色で塗り潰すと共に、前
記領域内の文字線画部分を白抜きして出力する画像処理
装置の制御方法であって、 注目画素が文字線画のエッジ部分にあって、前記マーカ
ー色で囲まれた領域内にある場合、当該注目画素の濃度
の反転データに応じて前記所定の色の割合を調整し、 調整された注目画素の色のデータを2値化して出力する
を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 【請求項4】 更に、注目画素が周囲に対して孤立した
色である場合、当該注目画素の色を直前に出力された画
素の色に変更する工程を備えることを特徴とする請求項
第3項に記載の画像処理装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6118618A JPH07327125A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 画像処理装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6118618A JPH07327125A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 画像処理装置及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07327125A true JPH07327125A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14741008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6118618A Withdrawn JPH07327125A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 画像処理装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07327125A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003051949A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-21 | Fujitsu Ltd | 画像処理方法及び画像出力装置 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP6118618A patent/JPH07327125A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003051949A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-21 | Fujitsu Ltd | 画像処理方法及び画像出力装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |