JPH061525B2 - デジタル信号処理装置 - Google Patents

デジタル信号処理装置

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JPH061525B2
JPH061525B2 JP16333883A JP16333883A JPH061525B2 JP H061525 B2 JPH061525 B2 JP H061525B2 JP 16333883 A JP16333883 A JP 16333883A JP 16333883 A JP16333883 A JP 16333883A JP H061525 B2 JPH061525 B2 JP H061525B2
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JP
Japan
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digital signal
output
high frequency
frequency
magnetic recording
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信 下郡山
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/027Analogue recording
    • G11B5/035Equalising

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  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明はデジタル信号処理装置、特にデジタル磁気記録
再生装置、デジタル伝送装置などに用いられるデジタル
信号処理装置に関するものである。
[従来技術] 従来デジタル信号を磁気記録媒体に記録再生する技術が
知られている。磁気記録媒体として、可撓性のシートを
使用するものとしてはフロッピーディスク装置、磁気テ
ープを使用するものとしてはコンピュータ用の磁気テー
プメモリ装置、ディジタルVTR、ないしは最近ではデ
ジタルオーディオテープレコーダなどがある。これらの
機器においては、磁気記録媒体に書き込まれたデジタル
信号を磁気ヘッドを用いて読み出し、再生信号を公知の
等化器によってビット間の波形干渉を小さくするべくロ
ールオフ特性を補正して「1」か「0」かを区別できる
波形とした後、再生信号から別途得られるクロック再生
によってビット時刻に相当するパルスを作り、電圧比較
をビット時刻にしたがって行なってデータを再生してい
る。
このような磁気記録再生装置においては、磁気ヘッドを
直接磁気記録媒体に密着接触させて再生信号を得る方式
が用いられることが多い。ところが、実際には磁気記録
媒体表面にはゴミ、ホコリなどが付着している場合があ
り、これらが媒体と磁気ヘッド間に入り込むスペーシン
グロスが発生する。
スペーシングロスの発生原因は、ゴミやホコイばかりで
はなく、磁気記録媒体のベース材料の表面性や、付着さ
れている磁気記録材の表面性によって生じる磁気ヘッド
と磁気記録媒体の不均一な接触も考えられる。一般に、
スペーシングロス(dB)は記録波長をλ、ヘッドと磁気記
録媒体間のスペーシングをdとした場合、 という式で与えられる。すなわち、この式から分かるよ
うに、記録波長λが短くなる。すなわち記録の際の信号
の高い周波成分に対してロスが大きくなる。
デジタル信号を再生する場合、記録を高密度で行なえば
行なうほど、データのビット間の波形干渉が大きくな
り、再生が困難になるため、前記のようにヘッドで再生
された信号は波形干渉が小さくなるように等化されるの
が普通であるが、ゴミやホコリからスペーシングロスが
発生した場合、ないしはそれが不規則に発生する場合な
どには、上式に示したように高域成分のロスが大きくな
ったり、不規則になったりして波形干渉が増大し、等化
を行なっても後段の信号処理段で要求される所望のロー
ルオフ特性を維持できなくなり、データの誤り率の増加
を食い止めることができなかった。
したがって、従来方式では上記のような理由により記録
の高密度化にはおのずと制限があった。
[目的] 本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、常に所望の
ロールオフ特性を維持し、後段における正確なデータ処
理が可能なデジタル信号処理装置、特に磁気記録再生装
置などにおいてはスペーシングロスによるデータの誤り
発生を最小限に食い止め、より高密度な記録の行なえる
デジタル信号処理装置を提供することを目的とする。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。ここでは実施例として磁気記録再生装置を例示す
る。
第1図は本発明を採用した磁気記録再生装置の特に再生
系の主要な構造を示すもので、図において符号1で示さ
れるものは磁気ヘッド1で、この磁気ヘッド1の出力は
等化器2に入力される。
等化器2は磁気ヘッド1により読み出された信号の波形
干渉を低減し、「1」ないしは「0」から後段で区別で
きるように等化を行なうもので、この等化器2の出力は
高域補正器10に入力される。
高域補正器10は前述のスペーシングロスによって生じ
る高域のロスを補正するもので、アナログないしはデジ
タル回路により構成された可変アクティブフィルタなど
から構成する。この高域補正器10による高域の補正量
はその下段に示された回路により決定される。
すなわち、等化器2の出力は周波数f付近のスペクト
ラムを抽出するバンドパスフィルタ3に入力され、続い
て検波器4で検波される。この検波器4にはゲイン調整
機構を設け、予め設定された利得が設定されている。
さらにこの検波出力はローパスフィルタ5により平均化
され、その出力に周波数f周辺のスペクトラムの強度
に比例した直流電圧vfを得る。さらには以上のバン
ドパスフィルタ3〜ローパスフィルタ5と同様に構成さ
れたバンドパスフィルタ6、検波器7、ローパスフィル
タ8が設けられており、同様に等化器2の出力が印加さ
れる。ただし、バンドパスフィルタ6の通過周波数はf
と異なるfとしてある。
以上のローパスフィルタ5の出力に得られる周波数f
付近の再生信号成分の強度に比例した電圧vfとロー
パスフィルタ8の出力する周波数f付近の強度に比例
した電圧vfは減算器9に入力され減算され、減算器
9の出力により両者の差電圧ξが取り出される。差電圧
εは後に詳述するように周波数f〜f間の減衰特性
を示すもので、この差電圧εにしたがって高域補正器1
0の高域補正量が制御される。
次に以上の構成における動作につき詳細に説明する。
磁気ヘッド1により不図示の磁気記録媒体からデジタル
信号が読み出され、この再生された信号は等化器2によ
ってビット間の波形干渉を低減され、デジタル的な識別
の可能な波形にされる。
ところで、一般に信号識別点で最もビット間の波形干渉
が少なく高密度なデータ伝送を行なえる周波数特性は第
2図に示すような波形干渉を最小とするナイキストの条
件を満たすロールオフ特性である。すなわち、ビット間
隔をTとした場合1/2Tに等しい周波数f±Δfの
ロールオフ領域がそれである。この周波数fでは利得
が平坦部の丁度1/2である。等化器2ではこの特性が
得るように補正が行なわれる。
一方等化器2の出力はバンドパスフィルタ3、6に入力
されるが、バンドパスフィルタ3、6の通過周波数は第
2図に示されるように上記のロールオフ特性の減衰域の
ほぼ両端に設定される。あるいはこれらの周波数の一方
は平坦部に配置するようにしてもよい。
バンドパスフィルタ3、6を通過してきた周波数f
周辺のスペクトラムはそれぞれ検波器4、7で検波
され、ローパスフィルタ5、8で平均化されてそれぞれ
の周波数領域の信号強度に比例した直流電圧vf,v
が得られる。この際磁気ヘッド1によって読み出さ
れるデータパターンの違いによって電圧vf、vf
に変動が起るように思われるかもしれないが、不図示の
記録媒体に記録されるデジタル信号は一般にスクランブ
ルされたランダムなデータとなっており、常時等化器2
の出力は第2図に示したような特性が維持される。
今磁気ヘッド1で信号を再生する際にホコリなどによっ
て磁気ヘッド1と不図示の磁気記録媒体間にスペーシン
グが生じ、スペーシングロスが発生したとすると、等化
器2による等化後の再生信号は高域成分の損失により第
3図の符号Aで示した状態から符号Bで示した状態に変
化する。すなわち、第3図に書き込まれているように、
ローパスフィルタ5、8の出力する電圧vf、vf
の変化は、より高域に設定されたfの強度を示すvf
の方が大きく減少する。
第3図から解るように、減算器9の出力する両者の差電
圧εはロールオフ領域の減衰特性曲線の傾きに比例する
ので、上記の変化に応じた減算器9出力の差電圧εにし
たがって可変アクティブフィルタなどから構成した高域
補正器10の補正量を制御することにより、常に高域補
正器10の出力の再生スペクトラムを第2図に示したよ
うな良好なロールオフ特性に維持できる。したがって、
磁気ヘッド〜磁気記録媒体間でスペーシングロスなどの
高域減衰特性に好ましくない現象が発生した場合にも後
段で要求される所望のロールオフ特性を得ることがで
き、後段の処理におけるデータ誤りの発生を抑えること
ができる。
以上の実施例では高域補正器の入力側のスペクトラムに
応じて高域補正器の補正量を制御する開ループ型の構成
を示したが、第4図に示すように、バンドパスフィルタ
3〜ローパスフィルタ5およびバンドパスフィルタ6〜
ローパスフィルタ8に高域補正器10の出力を入力する
ようにし、閉ループ型の制御を行なってもよい。ここで
例示した各部材は全て第1図に示したものと同じである
ので、説明は省略する。このような構成により、より安
定した高域補正が行なえる。
以上の実施例では減衰特性の変化に基づいて高域補正を
制御する例を示したが、本発明の技術は高域側に限ら
ず、他の帯域補正にも用いることもできる。また、本発
明の技術はデジタル磁気記録再生装置に限らず、デジタ
ル伝送装置などの他のデジタル信号を扱う装置にも応用
できるのはもちろんである。
[効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、入力
デジタル信号の帯域補正を行なう補正手段と、前記入力
デジタル信号、または前記補正手段の出力信号の所望の
周波数領域の周波数に応じた減衰特性を検出する手段を
設け、この検出手段出力に応じて前記補正手段の帯域補
正を制御する構成を採用しているので、常に所望のロー
ルオフ特性を維持でき、後段での正確かつ高速な処理を
可能にする優れたデジタル信号処理装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のデジタル信号処理装置の一実施例の構
造を示すブロック図、第2図は第1図中の回路の周波数
設定を説明する線図、第3図は第1図の構成における動
作を説明する線図、第4図は本発明の異なる実施例の構
造を説明するブロック図である。 1…磁気ヘッド 2…等化器 3、6…バンドパスフィルタ 4、7…検波器 5、8…ローパスフィルタ 9…減算器 10…高域補正器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力デジタル信号の所望の周波数領域の周
    波数に応じた減衰特性を検出する手段と、 この検出手段出力に応じて前記入力デジタル信号の帯域
    補正を行なう補正手段を設けたことを特徴とするデジタ
    ル信号処理装置。
  2. 【請求項2】前記検出手段が相異なる複数の周波数成分
    の強度の差を出力する手段から構成されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のデジタル信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】入力デジタル信号の帯域補正を行なう補正
    手段と、 該補正手段からの出力信号の所望の周波数領域の周波数
    に応じた減衰特性を検出する検出手段とを備え、 前記補正手段は、前記検出手段からの出力に応じて前記
    入力デジタル信号の帯域補正を行なうことを特徴とする
    デジタル信号処理装置。
JP16333883A 1983-09-07 1983-09-07 デジタル信号処理装置 Expired - Lifetime JPH061525B2 (ja)

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JPS6057573A JPS6057573A (ja) 1985-04-03
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