JPH0615209Y2 - 壁掛形暖房器具 - Google Patents

壁掛形暖房器具

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Publication number
JPH0615209Y2
JPH0615209Y2 JP9320788U JP9320788U JPH0615209Y2 JP H0615209 Y2 JPH0615209 Y2 JP H0615209Y2 JP 9320788 U JP9320788 U JP 9320788U JP 9320788 U JP9320788 U JP 9320788U JP H0615209 Y2 JPH0615209 Y2 JP H0615209Y2
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JP
Japan
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dried
heat generating
heating
electric stove
generating panel
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Expired - Lifetime
Application number
JP9320788U
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JPH0270104U (ja
Inventor
睦 石塚
政昭 黒沼
Original Assignee
東芝機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、主に洗面所、脱衣所等に設置され、室内の暖
房を行なう電気ストーブ本体と、タオル等を暖めたり、
乾燥を行なう発熱パネルとを連結した壁掛形暖房器具に
関する。
(従来技術) 従来、室内の暖房及び被乾燥物の乾燥の両方を行なえる
ようにした暖房器具は、たとえば、実開昭56−600
44号公報に示されるようにタオル等の被乾燥物の乾燥
を行なう場合、温風装置の温風吹出口の近傍に被乾燥物
を棒状の脚に引掛けて配置し、乾燥するようにしてい
た。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来のものによると、被乾燥物の乾
燥時には室内の暖房効果が阻害され、また、被乾燥物を
温風吹出口近傍にて乾燥を行なうため、被乾燥物が不用
意に温風吹出口に落下して焦げたり、燃えたりする恐れ
があった。
本考案は、前記のような欠点を除去したもので、室内の
暖房と被乾燥物の乾燥を同時に、或いは夫々を単独に行
なえるようにし、また、被乾燥物の乾燥効率がよく、さ
らに被乾燥物が落下しても被乾燥物が焦げたり燃えたり
することがないとともに、発熱パネルの熱で壁面を加熱
することのない壁掛形暖房器具を提供することを目的と
するものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、第1の発熱体を有した電気ストーブ本体と、
この電気ストーブ本体の下方に連結具を介して第2の発
熱体を内蔵した発熱パネルを壁面から離間するように垂
設したものである。
(作用) 本考案の壁掛形暖房器具は、電気ストーブ本体により室
内の暖房を行なうとともに電気ストーブ本体の下方に壁
面と離間する如く垂設された発熱パネルの表裏両面に被
乾燥物を掛渡して被乾燥物を効率よく暖めたり、乾燥を
行なう。
この際、発熱パネルは電気ストーブ本体の下方にあり、
操作性よく被乾燥物の発熱パネルへの掛渡し取外しが行
なえるとともに、被乾燥物が誤って落下しても電気スト
ーブ本体上に落下することがなく安全である。
(実施例) 以下本考案の一実施例を第1図及び第2図を参照して説
明する。
1は電気ストーブ本体で、前面が開口した箱状の本体ケ
ース2と、この本体ケース2の前面開口部に中央部に通
気孔3を穿設した突出部4の周縁部を断面放物線状とし
た環状谷部5とから成る反射板6と、この反射板6の環
状谷部5に設けられ前記下方に口元部7を有する第1の
発熱体となる環状発熱体8と、この環状発熱体8を覆う
ように設けられ前記環状発熱体8の口元部7を目隠しす
る目隠部9を設けた網状のガード10と、前記反射板6
に設けた通気孔3より温風を送出させる送風機11から
構成される。なお、12はガード10の上部に穿設され
た熱気逃し孔で、発熱体の発熱により上昇した熱気を逃
してガード10上部の温度上昇を防止するものである。
次に、13は偏平の発熱パネルで、連結具14を介して
前記電気ストーブ本体1の下方に第2図に示されるよう
に壁面から離間する如く垂設されて壁面への加熱を防止
するとともに、上部に被乾燥物が挿通される挿通孔17
を形成し、内部背面側には第2の発熱体となる面状発熱
体15a、15b、15c、が夫々配設されて構成され
る。そして、この発熱体15a、15b、15cの消費
電力は下側の発熱体15aを高ワットにし順次上側の発
熱体15b、15cが低ワットになるように設定し、発
熱パネル13のパネル面の表面温度を上下一定になるよ
うにしている。また、発熱体15a、15b、15cを
発熱パネル13の背面側に設けたため、被乾燥物を暖め
たり、乾燥させる際に誤って発熱パネル13の表側に手
を触れても火傷をすることがない。なお、16は切替ス
イッチで上側の電気ストーブ本体1及び下側の発熱パネ
ル13を通断電するものである。
しかして、本考案の壁掛形暖房器具の使用に際しては、
まず、壁面Aに設けられた引掛金具Bに、器具本体を引
掛けると、発熱パネル13と壁面Aとの間に適宜の間隙
Cが形成されて器具本体が固定される。そして、発熱パ
ネル13の挿通孔17に被乾燥物Dを第2図に示す如く
挿入して発熱パネル13の表裏両面に掛渡し、切替スイ
ッチ16を操作して電気ストーブ本体1及び発熱パネル
13の両方に通電すると第1の発熱体8及び第2の発熱
体15a、15bが夫々発熱し電気ストーブ本体1は室
内の暖房を行なうとともに、発熱パネル13は被乾燥物
Dを暖めたり、乾燥を行なう。したがって、たとえば入
浴中に脱衣所を暖房しながら被乾燥物を乾燥し、入浴後
には寒いおもいをすることなく、被乾燥物により人体を
快適に拭くことができるものである。なお、被乾燥物の
長さが比較的長い場合には、被乾燥物Dを挿通孔に通さ
ずに、発熱パネル13の上端に掛渡し発熱体15cも通
電して乾燥が行なわれる。また、発熱パネル13に被乾
燥物Dを掛渡さない場合には、発熱パネル13は電気ス
トーブ本体1の補助暖房として作用する。さらに、必要
に応じて切替スイッチ16を切替えて電気ストーブ本体
1及び発熱パネル13の単独使用も行なえるものであ
る。
なお、本考案の発熱パネル13は上下同じ厚さに形成し
たが、第3図に示すように縦断面形状を上側が狭く、下
側が広い台形状にすることにより、被乾燥物Dをパネル
面へ密着させ効率よく乾燥が行なえるものである。
〔考案の効果〕
本考案の壁掛形暖房器具によれば、電気ストーブ本体に
より、室内を暖房しながら発熱パネルで被乾燥物を暖め
たり、乾燥することができる。また、発熱パネルが電気
ストーブ本体より下方に壁面と離間して垂設されている
ため、発熱パネルの表裏両面により被乾燥物を効率よく
乾燥できる。さらに、誤って被乾燥物が落下しても電気
ストーブ本体上に落下することがないとともに発熱パネ
ルの熱により壁面を加熱することがないため安全性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は斜
視図、第3図は発熱パネルの他の実施例を示す斜視図で
ある。 1…電気ストーブ本体、8…第1の発熱体 13…発熱パネル、14…連結具 15a、15b、15c…第2の発熱体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の発熱体を有した電気ストーブ本体
    と、この電気ストーブ本体の下方に連結具を介して第2
    の発熱体を内蔵した発熱パネルを壁面から離間するよう
    に垂設したことを特徴とする壁掛形暖房器具。
JP9320788U 1988-07-14 1988-07-14 壁掛形暖房器具 Expired - Lifetime JPH0615209Y2 (ja)

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JP9320788U JPH0615209Y2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 壁掛形暖房器具

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JP9320788U JPH0615209Y2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 壁掛形暖房器具

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JPH0270104U JPH0270104U (ja) 1990-05-28
JPH0615209Y2 true JPH0615209Y2 (ja) 1994-04-20

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