JPH06151393A - 基板の研磨方法および基板保持台 - Google Patents

基板の研磨方法および基板保持台

Info

Publication number
JPH06151393A
JPH06151393A JP4294364A JP29436492A JPH06151393A JP H06151393 A JPH06151393 A JP H06151393A JP 4294364 A JP4294364 A JP 4294364A JP 29436492 A JP29436492 A JP 29436492A JP H06151393 A JPH06151393 A JP H06151393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
polishing
resin
wafer
peripheral portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4294364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3355668B2 (ja
Inventor
Masakazu Muroyama
雅和 室山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP29436492A priority Critical patent/JP3355668B2/ja
Publication of JPH06151393A publication Critical patent/JPH06151393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3355668B2 publication Critical patent/JP3355668B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】研磨レートの均一性を向上させる基板の研磨方
法および基板保持台を提供する。 【構成】ウェハー保持台126aの表面の樹脂26a
は、ガラス転移温度が28°cの樹脂Aと、ガラス転移
温度が115°Cの樹脂Bから構成され、金属31に埋
設されたヒータ29により、周辺部を樹脂Aのガラス転
移温度28°Cよりも高い温度に保持して研磨を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板の研磨方法および
基板保持台に係り、特にトレンチアイソレーションに用
いられて好適な半導体装置の埋め込み材料を平坦化する
基板の研磨方法およびその方法に用いる基板保持台に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造において、半導体基板
等の基板上に生じた凹凸を平坦化するための研磨技術
は、重要な技術の一つである。
【0003】近年、半導体装置の分野ではデバイスの大
容量化が進んでいるが、チップ面積をなるべく小さくし
て大容量化を図るためには多層配線技術が必要である。
この多層配線技術においては、多層配線の段切れを防止
するため、下地の平坦化が重要である。下地に凹凸があ
ると、これにより段差が生じ、この段差上に形成される
配線が切れる、いわゆる段切れ等の不具合が発生するか
らである。この平坦化を良好に行うには、初期工程から
の平坦化が重要となる。
【0004】このため、例えばトレンチアイソレーショ
ン等が考えられている。トレンチアイソレーションとは
半導体基板に形成した溝(トレンチ)に絶縁材を埋め込
んで、素子分離を行うものであり、これは寸法変換差を
小さくして素子分離領域を形成することができるので有
利であるが、絶縁材の埋め込み後は、溝以外に形成した
絶縁材からなる凸部を除去して平坦化する必要がある。
【0005】図7は従来のウェハー保持装置および研磨
装置断面図である。図7に示すように、ウェハーを研磨
するための装置はウェハー25を保持するためのウェハ
ー保持装置と、ウェハー25表面を研磨する研磨装置と
から構成されている。ウェハー保持装置はウェハー25
を吸着保持するための金属からなるウェハー保持台12
6とウェハー25を回転するためのウェハー保持台回転
軸27とから構成されている。研磨装置は研磨材として
のスラリー22を載置するためのパッド28とこのパッ
ド28を支持するための研磨プレート23と研磨プレー
ト23を回転するための研磨プレート回転軸24とスラ
リー22をパッド28上に供給するためのスラリー導入
管21とから構成されている。
【0006】図5は、上述した平坦化を行うためのトレ
ンチアイソレーション工程断面図である。
【0007】まず図5(a)に示すように、シリコン等
からなる半導体基板11上に薄いパッド酸化膜12およ
び薄いシリコン窒化膜13を形成した後フォトリソグラ
フィーおよびRIE(反応性イオンエッチング)により
溝15を形成し、その後熱酸化により溝15の表面およ
び側面に酸化膜を形成する。
【0008】次に図5(b)に示すように、基板11の
上方全面に有機金属化合物のプラズマ反応により層間膜
16を形成する。次に図7に示した研磨装置を用いて溝
15以外の領域の層間膜16をシリコン窒化膜13をス
トッパーとして研磨除去して、図5(c)に示すように
層間膜16aを平坦化する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図7に示したウェハー
保持装置によりウェハー25は一定の回転数で回転する
ので、ウェハー25の内周よりも外周の方が回転速度が
速くなり、しかも、スラリー22がウェハー25の中央
部に行き渡り難いので周辺部の研磨レートが速くなる。
従って図7に示した研磨装置では層間膜16aの平坦化
の均一性が保たれず、半導体装置の特性上問題となる。
【0010】そこで本発明は、研磨レートの均一性を向
上させる基板の研磨方法および基板保持台を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、基板表面または基板上方に形成された溝を、該溝周
辺部を含めて埋め込み材料で埋めた後、該埋め込み材料
の表面を研磨によって平坦化する基板の研磨方法であっ
て、同心円状に且つ中心部から周辺部にかけて、硬度が
低下した硬度勾配を有する基板保持台に前記基板を用い
て、前記埋め込み材料を研磨することを特徴とする基板
の研磨方法によって解決される。
【0012】また上記課題は本発明によれば、該基板保
持表面が同心円状に且つ中心部から周辺部にかけて、硬
度が低下した硬度勾配を有することを特徴とする基板保
持台によって解決される。また周辺部に熱を供給するた
め熱供給手段または中央部を冷却するための冷却手段を
備えた基板保持台、または基板を取り付ける表面が熱硬
化型、紫外線もしくは電子線硬化型の樹脂で構成される
基板保持台が好適である。
【0013】また上記課題は本発明によれば、前記基板
保持台の前記基板保持表面が、ガラス転移温度の異なる
2種類以上の樹脂から構成され、且つ同心円状に且つ中
心部から周辺部にかけて、温度が高くなった温度勾配を
有することを特徴とする基板保持台によって解決され
る。
【0014】
【作用】本発明によれば、図5(b)に示すように基板
11表面または上方に形成された溝15を、溝周辺部を
含めて埋め込み材料16で埋め込んだ後、同心円状に且
つ中心部から周辺部にかけて、硬度が低下した基板保持
台に基板を取り付け、埋め込み材料16を研磨するので
基板11の中心部の方が周辺部よりも基板11に対して
力がよりかかり、周辺部の研磨レートを低下させること
ができる。従って基板11の研磨レートの均一性を向上
させることができる。
【0015】また、基板保持台の表面が同心円状に且つ
中心部から周辺部にかけて、硬度が低下しているので、
この基板保持台に基板11を取り付けて、研磨する時、
基板11の周辺部の研磨レートを低下させることができ
る。この中心部から周辺部にかけて、硬度が低下する基
板保持台は、図1または図2に示すようにガラス転移温
度の異なる2種類の樹脂を混合し、周辺部へ熱を供給す
る熱供給手段29または中央部を冷却する冷却手段30
により形成することができる。更に、図3に示すように
基板保持台の中心部をガラス転移温度の高い樹脂、周辺
部をガラス転移温度の低い樹脂で構成することにより硬
度勾配をもつ基板保持台を作成することができる。
【0016】また、熱硬化樹脂を使用し、中央部のみを
加熱・架橋し硬化すること、および紫外線または電子線
硬化樹脂を使用し、中央部のみを紫外線または電子線を
照射することにより硬度勾配をもつ基板保持台を作成す
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0018】図1は本発明に係るウェハー保持装置の第
1実施例を示す断面図である。
【0019】図1に示すように、ウェハー保持装置はウ
ェハー25を保持するためのウェハー保持台126a
と、ウェハー25を回転するためのウェハー保持台回転
軸27とから構成されている。ウェハー保持台126a
において、ウェハー25を取り付ける表面は樹脂26a
からなり、ウェハー保持台回転軸27を取り付ける部分
は金属31からなっており、金属31には樹脂26aの
周辺部に熱を供給するためのヒータ29が同心円状に埋
設されている。
【0020】樹脂26aとして、共には溶解しないポリ
酢酸ビニルとポリメタクリル酸メチルを1:1の体積比
で混合した樹脂を使用した。ポリ酢酸ビニルのガラス転
移温度(Tg)が28°Cであり、ポリメタクリル酸メ
チルのガラス転移温度(Tg)が115°Cである。
【0021】本発明の一実施例として、上記ウェハー保
持装置および図6に示す研磨装置を用いた基板の研磨方
法について説明する。
【0022】本実施例では、トレンチアイソレーション
工程において上記ウェハー保持台126aを使用した。
【0023】図5に示したトレンチアイソレーション工
程を以下に詳細に説明する。
【0024】図5(a)に示すように、シリコン等から
なる半導体基板11全面上に薄いパッド酸化膜12およ
びシリコン窒化膜13を形成した後、素子分離領域以外
の領域にレジストパターン(図示せず)を形成し、この
レジストパターンをマスクとしてRIE(反応性イオン
エッチング)により素子分離領域上方のシリコン窒化膜
13、パッド酸化膜12および半導体基板11の一部を
除去し、溝15を形成する。次にレジストパターンを除
去した後、熱酸化を行い、溝15の表面に熱酸化膜14
を形成する。
【0025】次に、図5(b)に示すように、層間絶縁
膜16を半導体基板11の上方全面に形成する。層間絶
縁膜16は有機シリコン化合物(TEOSを使用)とオ
ゾン(O3)との反応により酸化シリコンを形成した。
酸化シリコンの形成条件は以下の条件で行った。
【0026】酸化シリコンの形成条件 TEOSガス流量 1000sccm(Heバフリン
ク) O3ガス流量 2000sccm 圧力 79800Pa (600Tor
r) 温度 390°C 次に図5(c)に示すように、上述のウェハー保持装置
および図6に示す研磨装置を用いて、余分な層間膜16
を除去して平坦化する。そのためにまず図1に示すよう
に、半導体基板11上方に層間膜16の形成されたウェ
ハー25をウェハー保持台126aに真空吸着し、図1
に示す研磨装置の研磨プレート23上に固定されたパッ
ド28上に、研磨材としてのスラリー22をスラリー供
給管21を介して供給し、研磨プレート回転軸24およ
びウェハー保持台回転軸27を回転し研磨を、以下の条
件で行う。
【0027】層間膜16研磨条件 研磨プレート23回転数 37rpm ウェハー保持台126a回転数 17rpm 研磨圧力 5.5×10Pa スラリー流量 225ml/min スラリー主成分 シリカ 粒径20〜35nm KOH 水 また、図1に示したウェハー保持台の中央部をポリ酢酸
ビニルのガラス転移温度以下の25°Cに保持し、周辺
部をヒータ29で加熱することによりガラス転移温度以
上の50°Cに保持することにより硬度勾配をつけた。
【0028】上記研磨により、ウェハー25の周辺部に
かかる圧力を中央部よりも小さくすることができるの
で、層間膜16aの平坦化の均一性を向上させることが
できた。
【0029】本第1実施例では、共には溶解しない樹脂
としてポリ酢酸ビニル、ポリメタクリル酸メチルを用い
たが、ポリエチレン(Tg=−21〜24°C)−スチ
レン(Tg=80〜100°C)−ブタジエン共重合体
およびポリエチレン(Tg=−21〜24°C)−ポリ
塩化ビニル(Tg=70〜80°C)を所定比で混合す
ることによりガラス転移の異なる樹脂を形成することが
できる。
【0030】図2は、本発明に係るウェハー保持装置の
第2実施例を示す断面図である。
【0031】本第2実施例は、冷却することによりウェ
ハー保持台126bに硬度勾配をつけたものである。
【0032】図2に示すウェハー保持台126bの樹脂
26bは、室温より低いガラス転移温度10°Cを持つ
ポリウレタン樹脂Aと、室温より高いガラス転移温度5
0°Cを持つポリウレタン樹脂Bとを使用し、どちらか
一方の樹脂を予め架橋した後に、他方の樹脂を架橋する
ことにより2つ以上のガラス転移温度を有する樹脂から
なる。
【0033】ポリウレタン樹脂Aは、ジオール成分とし
て1.4ブタンジオール、ジカルボン酸としてテレフタ
ル酸により作成したポリオールに、4.4−メチレンジ
フェニルジイソシアネートと鎖長延長剤としての1.4
−ブタンジオールを添加して作成した。
【0034】ポリウレタン樹脂Bは、ジオール成分とし
て1.4−ブタンジオール、ジカルボン酸としてアジピ
ン酸により作成したポリオールに、4.4−メチレンジ
フェニルジイソシアネートと鎖長延長剤としてのエチレ
ングリコールを添加して作成したポリウレタンに、グリ
セリンとヘキサメチレンジイソシアネートを添加して作
成した。
【0035】図2に示すように、ウェハー保持台126
bは中央部に冷却管30が配設されており、図5(c)
に示した層間膜16aの平坦化工程において、冷却管3
0に水等の冷媒を循環させて、中央部を15°Cに冷却
し、周辺部は樹脂Aのガラス転移温度以上の室温に保持
し、中央部を硬く、周辺部を柔らかくして硬度勾配をつ
けることにより、周辺部の研磨レートを低下させ、平坦
化の均一性を向上させることができた。
【0036】図3は本発明に係るウェハー保持台の第3
実施例を示す断面図である。
【0037】図3に示すように、ウェハー保持台の中央
部はガラス転移温度が約60°C程度の樹脂Cを用い、
周辺部にはガラス転移温度が約20°C程度の樹脂Dを
用いた。
【0038】樹脂Cはジオール成分として1.4−ブタ
ンジオール、ジカルボン酸としてテレフタル酸を用いて
作成したポリオールに、4.4−メチレンジフェニルジ
イソシアネートと鎖長延長剤として1.4−ブタンジオ
ールを添加して作成したポリウレタンに、グリセリンと
トリレンジイソシアネート等を反応させ3官能以上のト
リイソシアネートを添加し作成した。
【0039】樹脂Dはジオール成分としてエチレングリ
コール、ジカルボン酸としてアジピン酸を用いて作成し
たポリオールに、4.4−メチレンジフェニルジイソシ
アネートと鎖長延長剤としてエチレングリコールを添加
し作成したポリウレタンに、グリセリンとへキサメチレ
ンジイソシアネートを添加し作成した。
【0040】本ウェハー保持台を用いて、図5(c)に
示した層間膜16aの平坦化工程を室温で行うことによ
り中央部を硬く、周辺部を柔らかくして硬度勾配をつけ
ることにより周辺部の研磨レートを低下させ、平坦化の
均一性を向上させることができた。
【0041】次に第4実施例について説明する。
【0042】本第4実施例では、同心円状に樹脂の架橋
度を変えることにより硬度勾配を有する樹脂を実現した
ものである。
【0043】樹脂は、まずジオール成分として1.4−
ブタンジオール、ジカルボン酸としてテレフタル酸を用
いて作成したポリオールに、4.4−メチレンジフェニ
ルジイソシアネートと鎖長延長剤として1.4−ブタン
ジオールを添加して作成したポリウレタンに、グリセリ
ンとトリレンジイソシアネート等を反応させた3官能以
上のトリイソシアネートを添加して図4に示す熱硬化型
樹脂26cを作成した。その後、図4に示すように、研
磨装置の研磨プレート23に埋設されているヒータ29
aにより60°Cの温度で熱硬化型樹脂26cを24時
間加熱することにより、中央部のみを架橋反応を起こさ
せガラス転移温度を周辺部に比べ30°C程度上昇さ
せ、ウェハー保持台126cの熱硬化型樹脂26cの硬
度を同心円状に変えたものである。中央部が硬く、周辺
部が柔らかいので平坦化の均一性を向上させることがで
きた。
【0044】次に第5実施例について説明する。
【0045】本第5実施例では、ウェハー保持台の樹脂
として紫外線または電子線で架橋できる樹脂を使用し
た。樹脂は、第4実施例で使用した熱硬化型樹脂の、末
端のイソシアネート基をアクリル酸で変性したものであ
り、この樹脂の中央部に紫外線または電子線を照射して
架橋し、硬度分布をつけたものである。中央部が架橋に
より硬く、周辺部が柔らかいので、周辺部の研磨レート
を低下させ、平坦化の均一性を向上させることができ
た。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればウ
ェハー保持台の材質を中央部を硬く、周辺部を柔らかく
することにより、ウェハー周辺部の研磨レートを低下さ
せ、平坦化の均一性を向上させることができるので半導
体装置の多層配線等の信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示すウェハー保持装置断面図であ
る。
【図2】第2実施例を示すウェハー保持装置断面図であ
る。
【図3】ウェハー保持台表面断面図である。
【図4】第4実施例を示すウェハー保持装置および研磨
装置断面図である。
【図5】トレンチアイソレーション工程断面図である。
【図6】ウェハー研磨装置断面図である。
【図7】従来例によるウェハー保持装置およびウェハー
研磨装置断面図である。
【符号の説明】
11 半導体基板(基板) 12 パッド酸化膜 13 シリコン窒化膜 14 熱酸化膜 15 トレンチ(溝) 16,16a 層間膜(埋め込み材料) 21 スラリー供給管 22 スラリー 23 研磨プレート 24 研磨プレート回転軸 25 ウェハー 26a 樹脂 26b 樹脂 26c 熱硬化型樹脂 27 ウェハー保持台回転軸 28 パッド 29,29a ヒータ 31 金属 126a〜126c ウェハー保持台 226 ウェハー保持台

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板表面または基板上方に形成された溝
    を、該溝周辺部を含めて埋め込み材料で埋めた後、該埋
    め込み材料の表面を研磨によって平坦化する基板の研磨
    方法であって、 同心円状に且つ中心部から周辺部にかけて、硬度が低下
    した硬度勾配を有する基板保持台に前記基板を用いて、
    前記埋め込み材料を研磨することを特徴とする基板の研
    磨方法。
  2. 【請求項2】 被研磨材としての基板を保持する基板保
    持台であって、 前記基板保持台の基板保持表面が、同心円状に且つ中心
    部から周辺部にかけて、硬度が低下した硬度勾配を有す
    ることを特徴とする基板保持台。
  3. 【請求項3】 前記基板保持台の基板保持表面が、ガラ
    ス転移温度の異なる2種類以上の樹脂から構成され、且
    つ同心円状に且つ中心部から周辺部にかけて、温度が高
    くなった温度勾配を有することを特徴とする請求項2記
    載の基板保持台。
  4. 【請求項4】 前記基板保持台が前記樹脂の周辺部に熱
    を供給するための熱供給手段を備えてなることを特徴と
    する請求項3記載の基板保持台。
  5. 【請求項5】 前記基板保持台が前記樹脂の中央部を冷
    却するための冷却手段を備えてなることを特徴とする請
    求項3記載の基板保持台。
  6. 【請求項6】 前記基板保持台が2種類以上のガラス転
    移温度をもち、同心円状に中心部が周辺部よりもガラス
    転移温度の高い樹脂を備えてなることを特徴とする請求
    項2記載の基板保持台。
  7. 【請求項7】 前記基板保持台の基板保持表面が、熱硬
    化型樹脂からなることを特徴とする請求項2記載の基板
    保持台。
  8. 【請求項8】 前記基板保持台の基板保持表面が、紫外
    線または電子線を照射することにより硬化する樹脂から
    なることを特徴とする請求項2記載の基板保持台。
JP29436492A 1992-11-02 1992-11-02 基板の研磨方法および基板保持台 Expired - Fee Related JP3355668B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29436492A JP3355668B2 (ja) 1992-11-02 1992-11-02 基板の研磨方法および基板保持台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29436492A JP3355668B2 (ja) 1992-11-02 1992-11-02 基板の研磨方法および基板保持台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06151393A true JPH06151393A (ja) 1994-05-31
JP3355668B2 JP3355668B2 (ja) 2002-12-09

Family

ID=17806759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29436492A Expired - Fee Related JP3355668B2 (ja) 1992-11-02 1992-11-02 基板の研磨方法および基板保持台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3355668B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6234876B1 (en) 1997-09-01 2001-05-22 United Microelectronics Corp Chemical-mechanical polish machines and fabrication process using the same
JP2017064849A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 富士紡ホールディングス株式会社 被研磨物保持材及び被研磨物保持具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6234876B1 (en) 1997-09-01 2001-05-22 United Microelectronics Corp Chemical-mechanical polish machines and fabrication process using the same
US6241582B1 (en) 1997-09-01 2001-06-05 United Microelectronics Corp. Chemical mechanical polish machines and fabrication process using the same
US6293850B1 (en) 1997-09-01 2001-09-25 United Microelectronics Corp. Chemical-mechanical polish machines and fabrication process using the same
JP2017064849A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 富士紡ホールディングス株式会社 被研磨物保持材及び被研磨物保持具

Also Published As

Publication number Publication date
JP3355668B2 (ja) 2002-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6726529B2 (en) Low temperature chemical mechanical polishing of dielectric materials
JP3132111B2 (ja) 半導体装置の製造方法及びこれに用いるポリッシュパッド
KR100574311B1 (ko) 연마 패드
US6150271A (en) Differential temperature control in chemical mechanical polishing processes
TWI513546B (zh) Laminated polishing pad and manufacturing method thereof
KR19990028284A (ko) 공극이 없는 연속 평탄화 기판 표면 형성방법
JPH09326376A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000301454A (ja) 化学的機械研磨プロセス及びその構成要素
JP4824210B2 (ja) Cmpパッドの構造及びその製造方法
TW200906926A (en) Method of manufacturing polishing pad
WO2013153875A1 (ja) 積層研磨パッド及びその製造方法
CN104755227A (zh) 层叠抛光垫
JP3467822B2 (ja) 研磨方法
JP3355668B2 (ja) 基板の研磨方法および基板保持台
JPH07321076A (ja) 半導体装置の製造方法と研磨装置
JPH0950974A (ja) 研磨布及び半導体装置の製造方法
US6387808B1 (en) Method of correcting topographical effects on a micro-electronic substrate
US6824452B1 (en) Polishing pad and process of chemical mechanical use thereof
JPH0811050A (ja) 研磨布及びこれを用いた半導体装置の製造方法
TWI774558B (zh) 對準標記的製作方法及半導體結構
US20230219191A1 (en) Polishing pad, chemical mechanical polishing apparatus including the same, and method for manufacturing semiconductor device using the same
US20230405765A1 (en) Dual-cure resin for preparing chemical mechanical polishing pads
JP3325630B2 (ja) ウェーハのパターン形成方法
JP2000349148A (ja) 半導体層を有する基板の製造方法
JPH1148130A (ja) 研磨布及びその製造方法、半導体ウェーハの化学機械研磨装置及び化学機械研磨方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091004

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees