JPH06151187A - インピーダンス素子 - Google Patents

インピーダンス素子

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Publication number
JPH06151187A
JPH06151187A JP29342292A JP29342292A JPH06151187A JP H06151187 A JPH06151187 A JP H06151187A JP 29342292 A JP29342292 A JP 29342292A JP 29342292 A JP29342292 A JP 29342292A JP H06151187 A JPH06151187 A JP H06151187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic core
data line
mode noise
line insertion
ground
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29342292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Nogi
謙一郎 野木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP29342292A priority Critical patent/JPH06151187A/ja
Publication of JPH06151187A publication Critical patent/JPH06151187A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ・ライン及びグランド・ラインと磁性
コアの組立が簡単、容易であり、コストが低廉である。 【構成】 磁性コア1は上面及び下面に開口する複数の
データ・ライン挿通孔4を有するノーマル・モード・ノ
イズ除去用磁性コア部1aと、該磁性コア部1aの側面
から突出する突出部5を有し、該突出部5に亘って上面
及び下面に開口する1個のデータライン及びグランド・
ライン挿通孔6を有するコモン・モード・ノイズ除去用
磁性コア部1bとから成り、前記磁性部1aと磁性コア
部1bとはデータ・ライン挿通孔4、7が連なるように
一体成形され、グランド・ライン3は、突出部5に開口
するデータ・ライン及びグランド・ライン挿通孔6から
挿通される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路のデータライ
ンに重畳するノイズを除去するインピーダンス素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】少なくとも1つ以上のデータ・ラインと
グランド・ラインを有する電子回路例えばインターフェ
イス回路において、データ・ラインに重畳するノイズに
は、ノーマル・モード・ノイズとコモン・モード・ノイ
ズとがある。
【0003】従来、上記ノイズは、図3に示すように、
ノーマル・モード・ノイズに対しては、複数のビーズ・
コアaのそれぞれにデータ・ラインbを挿通するか、或
いは、データ・ラインbと同数の貫通孔を有する磁性コ
ア(図示せず)にデータ・ラインを挿通することにより
除去し、コモン・モード・ノイズに対しては、1つ又は
複数個(図示せず)の貫通孔を有する磁性体コアa1
データ・ラインbとグランド・ラインcを挿通すること
により除去している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のインピーダンス
素子は、ノーマル・モード・ノイズ及びコモン・モード
・ノイズの除去のために別々に磁性コアが必要であるか
ら、組立が繁雑であって、またコストが高価になるとい
う課題があった。
【0005】本発明は、従来のこのような課題を解決す
るためになされたもので、1つの磁性コアでノーマル・
モード・ノイズ及びコモン・モード・ノイズを除去する
ことができ、組立が簡単でコストが低廉なインピーダン
ス素子を得ることをその目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1のインピーダンス素子は、データ・ライ
ン及びグランド・ラインを磁性コアに挿通して成り、ラ
インに重畳するノイズを除去するインピーダンス素子に
おいて、前記磁性コアは、上面及び下面に開口する複数
のデータ・ライン挿通孔を有するノーマル・モード・ノ
イズ除去用磁性コア部と、該磁性コア部の側面から突出
する突出部を有し、該突出部に亘って上面及び下面に開
口する1個のデータ・ライン及びグランド・ライン挿通
孔を有するコモン・モード・ノイズ除去用磁性コア部と
から成り、前記ノーマル・モード・ノイズ除去用磁性コ
ア部とコモン・モード・ノイズ除去用磁性コア部とは前
記複数のデータ・ライン挿通孔と前記1個のデータ・ラ
イン及びグランド・ライン挿通孔が連なるようにその下
面及び上面において一体成形され、複数のデータ・ライ
ンは夫々前記複数のデータ・ライン挿通孔及び1個のデ
ータ・ライン及びグランド・ライン挿通孔に挿通され、
グランド・ラインは前記コモン・モード・ノイズ除去用
磁性コア部の突出部において、データ・ライン及びグラ
ンド・ライン挿通孔に挿通されたことを特徴とすると
し、請求項2のインピーダンス素子はデータ・ライン及
びグランド・ラインを磁性コアに挿通して成り、ライン
に重畳するノイズを除去するインピーダンス素子におい
て、前記磁性コアは、上面及び下面に開口する複数のデ
ータ・ライン挿通孔を有するノーマル・モード・ノイズ
除去用磁性コア部と、該磁性コア部の側面から突出する
突出部を有し、上面及び下面に開口する複数のデータ・
ライン挿通孔及びグランド・ライン挿通孔を有するコモ
ン・モード・ノイズ除去用磁性コア部とから成り、前記
ノーマル・モード・ノイズ除去用磁性コア部の複数のデ
ータ・ライン挿通孔とコモン・モード・ノイズ除去用磁
性コア部の複数のデータ・ライン挿通孔とが連なるよう
に両磁性コア部がその下面及び上面において一体成形さ
れ、複数のデータ・ラインは夫々磁性コアの複数のデー
タ・ライン挿通孔に挿通され、グランド・ラインはコモ
ン・モード・ノイズ除去用磁性コア部の突出部に形成さ
れたグランド・ライン挿通孔に挿通されたことを特徴と
する。
【0007】
【作用】請求項1及び2記載の構成によれば、磁性コア
は、ノーマル・モード・ノイズ除去用磁性コア部とコモ
ン・モード・ノイズ除去用磁性コア部とが一体成形さ
れ、両磁性コア部のデータ・ライン挿通用貫通孔は互い
に連なっているので、データ・ラインと磁性コアとの組
立が簡単、容易に行なえる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す。
【0010】同図において、1は磁性コア、2はデータ
・ライン、3はグランド・ラインである。磁性コア1
は、ノーマル・モード・ノイズ除去用磁性コア部1aと
コモン・モード・ノイズ除去用磁性コア部1bとから成
り、これらは一体に成形されている。ノーマル・モード
・ノイズ除去用磁性コア部1aには、図示の例では、上
面及び下面に開口する3個のデータ・ライン挿通孔4、
4、4が平行に形成されている。コモン・モード・ノイ
ズ除去用磁性コア部1bは、ノーマル・モード・ノイズ
除去用磁性コア部1aの一側面から突出しており、前記
3個のデータ・ライン挿通孔4、4、4の一端に連な
り、且つ前記突出部5にまで延びる1個のデータ・ライ
ン及びグランド・ライン挿通孔6が形成されている。前
記3本のデータ・ライン2、2、2は、夫々3個のデー
タ・ライン挿通孔4、4、4とデータ・ライン及びグラ
ンド・ライン挿通孔6に挿通し、グランド・ライン3
は、コモン・モード・ノイズ除去用磁性コア部1bの突
出部5において前記挿通孔6に挿通する。
【0011】前記コモン・モード・ノイズ除去用磁性コ
ア部1bには、図2に示すように、ノーマル・モード・
ノイズ除去用磁性コア部1aの3個のデータ・ライン挿
通孔4、4、4に夫々連なる3個のデータ・ライン挿通
孔7、7、7と前記突出部5の上面及び下面に開口する
グランド・ライン挿通孔8を形成してもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されている
から、データ・ライン及びグランド・ラインと磁性コア
の組立が簡単、容易であり、コストが低廉になる等の効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)及び(B)は本発明の一実施例及びそ
の磁性コアの斜視図
【図2】 (A)及び(B)は本発明の他の実施例及び
その磁性コアの斜視図
【図3】 従来のインピーダンス素子の斜視図
【符号の説明】
1 磁性コア 1a ノーマル・モード・ノイズ除去用磁性コア部 1b コモン・モード・ノイズ除去用磁性コア部 2 データ・ライン 3 グランド・ライン 4 データ・ライン挿通孔 5 突出部 6 データ・ライン及びグランド・ライン挿通孔 7 データ・ライン挿通孔 8 グランド・ライン挿通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ・ライン及びグランド・ラインを
    磁性コアに挿通して成り、ラインに重畳するノイズを除
    去するインピーダンス素子において、前記磁性コアは、
    上面及び下面に開口する複数のデータ・ライン挿通孔を
    有するノーマル・モード・ノイズ除去用磁性コア部と、
    該磁性コア部の側面から突出する突出部を有し、該突出
    部に亘って上面及び下面に開口する1個のデータ・ライ
    ン及びグランド・ライン挿通孔を有するコモン・モード
    ・ノイズ除去用磁性コア部とから成り、前記ノーマル・
    モード・ノイズ除去用磁性コア部とコモン・モード・ノ
    イズ除去用磁性コア部とは前記複数のデータ・ライン挿
    通孔と前記1個のデータ・ライン及びグランド・ライン
    挿通孔が連なるようにその下面及び上面において一体成
    形され、複数のデータ・ラインは夫々前記複数のデータ
    ・ライン挿通孔及び1個のデータ・ライン及びグランド
    ・ライン挿通孔に挿通され、グランド・ラインは前記コ
    モン・モード・ノイズ除去用磁性コア部の突出部におい
    て、データ・ライン及びグランド・ライン挿通孔に挿通
    されたことを特徴とするインピーダンス素子。
  2. 【請求項2】 データ・ライン及びグランド・ラインを
    磁性コアに挿通して成り、ラインに重畳するノイズを除
    去するインピーダンス素子において、前記磁性コアは、
    上面及び下面に開口する複数のデータ・ライン挿通孔を
    有するノーマル・モード・ノイズ除去用磁性コア部と、
    該磁性コア部の側面から突出する突出部を有し、上面及
    び下面に開口する複数のデータ・ライン挿通孔及びグラ
    ンド・ライン挿通孔を有するコモン・モード・ノイズ除
    去用磁性コア部とから成り、前記ノーマル・モード・ノ
    イズ除去用磁性コア部の複数のデータ・ライン挿通孔と
    コモン・モード・ノイズ除去用磁性コア部の複数のデー
    タ・ライン挿通孔とが連なるように両磁性コア部がその
    下面及び上面において一体成形され、複数のデータ・ラ
    インは夫々磁性コアの複数のデータ・ライン挿通孔に挿
    通され、グランド・ラインはコモン・モード・ノイズ除
    去用磁性コア部の突出部に形成されたグランド・ライン
    挿通孔に挿通されたことを特徴とするインピーダンス素
    子。
JP29342292A 1992-10-30 1992-10-30 インピーダンス素子 Withdrawn JPH06151187A (ja)

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JP29342292A JPH06151187A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 インピーダンス素子

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JPH06151187A true JPH06151187A (ja) 1994-05-31

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JP29342292A Withdrawn JPH06151187A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 インピーダンス素子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012213184A (ja) * 2005-01-19 2012-11-01 Panduit Corp 抑制コアを備えた通信チャンネル

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