JPH0615116U - ダイヤルスイッチ装置 - Google Patents

ダイヤルスイッチ装置

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JPH0615116U
JPH0615116U JP5296892U JP5296892U JPH0615116U JP H0615116 U JPH0615116 U JP H0615116U JP 5296892 U JP5296892 U JP 5296892U JP 5296892 U JP5296892 U JP 5296892U JP H0615116 U JPH0615116 U JP H0615116U
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JP
Japan
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click groove
shaped member
switch device
dial switch
disk
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Application number
JP5296892U
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English (en)
Inventor
将人 倭
一也 浅井
Original Assignee
小島プレス工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円盤状部材に互換性を持たせることにより部
品点数を低減し得るダイヤルスイッチ装置を提供する。 【構成】 装置本体に回動自在に支持されたシャフト7
と、シャフト7と一体に設けられた円盤状部材8と、円
盤状部材8に同心円状に設けられた複数のクリック溝部
9a、9bと、複数のクリック溝部9a、9bの内の所
望のクリック溝部に弾性的に係合する鋼球と、鋼球をク
リック溝部へ付勢するコイルばねとを設けた。使用目的
(例えば、風向制御、温度制御)によって鋼球と係合す
る円盤状部材8に同心円状に設けられた複数のクリック
溝部9a、9bの内の所望のクリック溝部9a、9bを
選択し、所望のクリック溝部9a、9bに鋼球を弾性的
に係合させる。これにより、円盤状部材8に互換性を持
たせて、部品点数を低減することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転操作時に節度を与えるためのクリック溝とこれに係合する節度 部材とを有するダイヤルスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両用空気調和装置の操作部に用いられるダイヤルスイッチ装置は既 に実開昭63−9020号公報及び実開昭63−43923号公報に提案されて いる。
【0003】 図6は、例えば、実開昭63−43923号公報に開示されている一般的な車 両用空気調和装置の操作部を示す正面図であり、車両用空気調和装置の操作部1 は、空気調和装置より吹き出す風の風量を制御するための風量制御用ダイヤルス イッチ装置2と、空気調和装置の吹き出し空気の温度を制御するための温度制御 用ダイヤルスイッチ装置3と、空気調和装置の吹き出し空気の風向を制御するた めの風向制御用ダイヤルスイッチ装置4とからなっている。
【0004】 図7は、温度制御用ダイヤルスイッチ装置3を示す図6のA−A断面図である 。
【0005】 そして、温度制御用ダイヤルスイッチ装置3は、図7に示すように、操作部1 のベースフレーム5と、ベースフレーム5に固定された軸受け6とにより回動自 在に支持されたダイヤルシャフト7を有しており、ダイヤルシャフト7のほぼ中 央部には円盤状に膨出した円盤状部材8が一体に形成されており、ダイヤルシャ フト7の一端には、車両用空気調和装置の操作パネル1aより露出する操作ノブ 13が固定されている。
【0006】 更に、円盤状部材8の外縁部8aは、図8に詳示するように、ダイヤルシャフ ト7の軸方向に延長されており、外縁部8aにはクリック溝部9が刻設されてい る。そして、ベースフレーム5の円盤状部材8の外縁部8aに臨む位置にはボー ルケース10が固定されており、ボールケース10内には、クリック溝部9と係 合する鋼球11をクリック溝部9へ向けて付勢するコイルばね12が収納されて いる。
【0007】 前述の操作ノブ13の回転は、ダイヤルシャフト7に同軸固定されたかさ歯車 部14から、これに噛合するかさ歯車15に伝達する。このかさ歯車15の回転 角と制御される吹き出し空気の制御温度が対応しており、よって操作ノブ13の 回転位置によって吹き出し空気の制御温度が決定される。
【0008】 また、風向制御用ダイヤルスイッチ装置4は、温度制御用ダイヤルスイッチ装 置3と同様の構成となっており、図9に詳示するように、円盤状部材8の外縁部 8aに刻設されているクリック溝部9の形状のみが異なっている。
【0009】 次に動作について説明する。
【0010】 運転者または同乗者が、温度制御用ダイヤルスイッチ装置3の操作ノブ13を 回動すると、操作ノブ13と一体にダイヤルシャフト7が回動する。この際、ク リック溝部9と鋼球11とは係合し、クリック感を生じる位置に操作ノブ13を 停止することにより、表示パネル1aの所望の位置へ正確に操作ノブ13を停止 させられる。そして、前述のようにこの操作ノブ13の回動位置によって吹き出 し空気の制御温度や風量が決定される。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
従来のダイヤルスイッチ装置は、以上のように構成されており、使用目的(例 えば、風向制御、温度制御)によって、円盤状部材8の外縁部8aに刻設されて いるクリック溝部9の形状が異なっているため、別部品としなければならず、部 品点数が増加するという問題点があり、互換性のある円盤状部材が希求されてい る。
【0012】 この考案は、上記のような課題を解消するためになされたもので、円盤状部材 に互換性を持たせることにより部品点数を低減し得るダイヤルスイッチ装置を提 供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述事情に鑑みなされたものであって、本考案に係るダイヤルスイ ッチ装置は、装置本体に回動自在に支持されたシャフトと、前記シャフトの一端 に固定された操作ノブと、前記シャフトに同軸固定された円盤状部材と、前記円 盤状部材に同心円状に設けられた複数のクリック溝部と、前記複数のクリック溝 部の内の所望のクリック溝部に弾性的に係合する節度部材とを備えることを特徴 とするものである。
【0014】
【作用】
上述構成に基づき、本考案におけるダイヤルスイッチ装置は、使用目的によっ て節度部材と係合するクリック溝部を選択し、所望のクリック溝部に節度部材を 弾性的に係合させる。これにより、円盤状部材に互換性を持たせて、部品点数を 低減することができる。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図を用いて説明する。
【0016】 なお、従来例と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する 。 図4は、一般的な車両用空気調和装置の操作部を示す斜視図であり、車両用 空気調和装置の操作部1は、空気調和装置の風量を制御するための風量制御用ダ イヤルスイッチ装置2と、空気調和装置の温度を制御するための温度制御用ダイ ヤルスイッチ装置3と、空気調和装置の風向を制御するための風向制御用ダイヤ ルスイッチ装置4とからなっている。
【0017】 図1は、温度制御用ダイヤルスイッチ装置3を示す図4のB−B断面図である 。
【0018】 そして、温度制御用ダイヤルスイッチ装置3は、図1に示すように、操作部1 のベースフレーム5と、ベースフレーム5に固定された軸受け6とにより回動自 在に支持されたダイヤルシャフト7を有しており、ダイヤルシャフト7のほぼ中 央部には円盤状に膨出した円盤状部材としての円盤状部材8が一体に形成されて いる。
【0019】 更に、円盤状部材8は、図2に詳示するように、外縁部8aがダイヤルシャフ ト7の軸方向に延長されており、外縁部8aにはクリック溝部9aが刻設されて いる。そして、外縁部8aの内側には同心円状にクリック溝部9bが刻設されて おり、円盤状部材8のクリック溝部9bに臨む位置にはボールケース10が固定 されており、ボールケース10内には、クリック溝部9bと係合する節度部材と しての鋼球11をクリック溝部9bへ向けて付勢するコイルばね12が収納され ている。なお、クリック溝部9aとクリック溝部9bとは溝の形状ピッチ及び溝 の深さが異なる。そして、使用目的に応じて鋼球11が係合するクリック溝を変 えることにより、円盤状部材8を汎用化する。
【0020】 また、ダイヤルシャフト7にはかさ歯車部14が同軸配置されており、このか さ歯車部の一端が前述の円盤状部材8の一部と一体に形成されることにより円盤 状部材8の剛性を高める構成となっている。この構成により、コイルばね12の ダイヤルシャフト7方向の付勢力に対し、十分な剛性を得ることができ耐久性の 向上が図れる。
【0021】 図3は、風向制御用ダイヤルスイッチ装置4を示す図4のC−C断面図である 。
【0022】 風向制御用ダイヤルスイッチ装置4は、図3に示すように、操作部1のベース フレーム5と、ベースフレーム5に固定された軸受け6とにより回動自在に支持 されたダイヤルシャフト7を有しており、ダイヤルシャフト7のほぼ中央部には 円盤状に膨出した円盤状部材8が一体に形成されている。
【0023】 更に、円盤状部材8は、図2に詳示するように、外縁部8aがダイヤルシャフ ト7の軸方向に延長されており、外縁部8aにはクリック溝部9aが刻設されて いる。そして、外縁部8aの内側には同心円状にクリック溝部9bが刻設されて おり、円盤状部材8のクリック溝部9aに臨む位置にはボールケース10が固定 されており、ボールケース10内には、クリック溝部9aと係合する鋼球11を クリック溝部9へ向けて付勢するコイルばね12が収納されている。
【0024】 次に、本実施例の作用について説明する。
【0025】 運転者または同乗者が、温度制御用ダイヤルスイッチ装置3の操作ノブ13を 回動すると、操作ノブ13と一体にダイヤルシャフト7が回動する。この際、ク リック溝部9aと鋼球11とは係合し、クリック感を生じる位置に操作ノブ13 を停止することにより、表示パネル1aに表示されている表示位置へ正確に温度 制御用ダイヤルスイッチ装置3の操作ノブ13を停止させられる。
【0026】 同様に、風向制御用ダイヤルスイッチ装置4の操作ノブ13を回動すると、操 作ノブ13と一体にダイヤルシャフト7が回動する。この際、クリック溝部9b と鋼球11とは係合し、クリック感を生じる位置に操作ノブ13を停止すること により、表示パネル1aに表示されている表示位置へ正確に風向制御用ダイヤル スイッチ装置4の操作ノブ13を停止させられる。
【0027】 なお、上述実施例においては、付勢手段としてコイルばね12を用いて説明し たが、本考案はこれに限らず、板ばね等の弾性材でもよい。
【0028】 また、上述実施例においては、クリック溝部9a、9bを円盤状部材8の軸方 向に設けていたが、本考案はこれに限らず、図5に示すように、円盤状部材8の 半径方向に設けてもよい。
【0029】 更に、上述実施例においては、本考案に係るダイヤルスイッチ装置を車両用空 気調和装置の操作部に用いた例により説明したが、本考案はこれに限らず、種々 の制御装置のダイヤルスイッチ装置に適用できることはもちろんである。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、使用目的によって節度部材と係合する 円盤状部材に同心円状に設けられた複数のクリック溝部の内の所望のクリック溝 部を選択し、所望のクリック溝部に節度部材を弾性的に係合させるように構成し たので、円盤状部材を汎用化して、部品点数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る温度制御用ダイヤルスイッチ装置
を示す断面図である。
【図2】本考案に係る円盤状部材を示す斜視図である。
【図3】本考案に係る風向制御用ダイヤルスイッチ装置
を示す断面図である。
【図4】車両用空気調和装置の操作部を示す斜視図であ
る。
【図5】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図6】車両用空気調和装置の操作部を示す平面図であ
る。
【図7】従来の温度制御用ダイヤルスイッチ装置を示す
断面図である。
【図8】従来の円盤状部材を示す斜視図である。
【図9】従来の円盤状部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 操作部 3 温度制御用ダイヤルスイッチ装置 4 風向制御用ダイヤルスイッチ装置 7 ダイヤルシャフト 8 円盤状部材 8a 外縁部 9 クリック溝部 10 ボールケース 11 鋼球 12 コイルばね 13 操作ノブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に回動自在に支持されたシャフ
    トと、 前記シャフトの一端に固定された操作ノブと、 前記シャフトに同軸固定された円盤状部材と、 前記円盤状部材に同心円状に設けられた複数のクリック
    溝部と、 前記複数のクリック溝部の内の所望のクリック溝部に弾
    性的に係合する節度部材と、 を備えることを特徴とするダイヤルスイッチ装置。
JP5296892U 1992-07-28 1992-07-28 ダイヤルスイッチ装置 Pending JPH0615116U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5296892U JPH0615116U (ja) 1992-07-28 1992-07-28 ダイヤルスイッチ装置

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JP5296892U JPH0615116U (ja) 1992-07-28 1992-07-28 ダイヤルスイッチ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0615116U true JPH0615116U (ja) 1994-02-25

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ID=12929697

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JP5296892U Pending JPH0615116U (ja) 1992-07-28 1992-07-28 ダイヤルスイッチ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006227873A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Yuhshin Co Ltd 車輌空調用コントロ−ル操作装置

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JPS502155A (ja) * 1973-05-15 1975-01-10

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