JPH0615107Y2 - 採光窓の開閉機構 - Google Patents

採光窓の開閉機構

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JPH0615107Y2
JPH0615107Y2 JP2278388U JP2278388U JPH0615107Y2 JP H0615107 Y2 JPH0615107 Y2 JP H0615107Y2 JP 2278388 U JP2278388 U JP 2278388U JP 2278388 U JP2278388 U JP 2278388U JP H0615107 Y2 JPH0615107 Y2 JP H0615107Y2
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JP
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arm
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JP2278388U
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JPH01130421U (ja
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定彦 渡辺
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、住宅等の採光窓の開閉機構に関するもので
ある。さらに詳しくは、この考案は、屋根部に取付けた
採光窓の遠隔操作による開閉を可能とした採光窓の開閉
機構に関するものである。
(従来の技術) 従来より、建造物、特に住宅等においては、屋根部に太
陽光の採光のためのトップライト、すなわち採光窓を設
けることがしばしば行われてきている。この採光窓は、
建物内部に太陽光を導き、室内を明るくするとともに、
室内を暖める効果にも優れたものとして注目されてお
り、近年は、瓦葺きの住宅建物においてもこの採光窓を
設ける例がしばしば見うけられる。
たとえば第3図に示したように、通常、この採光窓
(ア)は、屋根部の一部の瓦(イ)等を取除き、枠体
(ウ)に強化ガラス等の採光板(エ)を装着して取付け
ている。
このような採光窓(ア)は、随時に開放できるように開
閉自在としている場合が多い。たとえば第4図に示した
ように、採光窓(ア)に、プッシュプルロック(オ)を
有する施錠開閉装置(カ)を取付け、アーム(キ)を手
で押し上げてロック受金具(ク)で施錠していたプッシ
ュプルロック(オ)を解錠し、採光窓(ア)を開放する
ようにさらに押し上げる。次いで閉じる場合には、アー
ム(キ)を引張って、プッシュプルロック(オ)をロッ
ク受金具(ク)において施錠する。採光窓(ア)はこの
状態で完全に閉じることになる。
また、採光窓が非常に高い位置にあり、第4図のように
直接に手による操作が難しい場合には、第5図に示した
ような、長尺の開閉棒(ケ)によって操作する。すなわ
ち、この開閉棒(ケ)の先端フックの下部(コ)で第4
図に示したアーム(キ)を押し上げて解錠および開放
し、フック上部(サ)でアーム(キ)を引っかけて引張
り、施錠し、採光窓(ア)を閉じる。
(考案が解決すべき課題) しかしながら、以上の従来の採光窓の開閉については、
手のとどかない高い所に設置されている採光窓の場合に
は、たとえ開閉棒(ケ)を用いるとしても開閉操作はめ
んどうで、かつ難しいという問題がある。しかも、開閉
棒(ケ)は、使用時にその操作がめんどうであるだけで
なく、使用しないで置いておく場合にも、長尺物で重い
ため、じゃまになる。
このため、このような欠点のある開閉棒を使用しなくと
も、簡単に、かつスムーズに採光窓の開閉を行うことの
できる新しい開閉機構の実現が望まれていた。
この考案は、このような事情に鑑みてなされたものであ
り、従来の欠点を改善し、遠隔操作によっても簡単に、
かつスムーズに開閉することのできる改善された採光窓
の開閉機構を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) この考案は、上記の目的を実現するために、プッシュプ
ルロックを備えた開閉自在な採光窓において、プッシュ
プルロックを作動させるアームに、長穴を有し、この長
穴に挿入した固定アームにガイドされて上下動する長尺
部材の上端を取付け、下端に採光窓開閉用の2本のひも
を結び、このうちの1本のひもは長尺部材の下端より上
方においてターンさせて垂下させてなることを特徴とす
る採光窓の開閉機構を提供する。
(作用) 上記のこの考案の機構においては、1本のひもは長尺部
材の下端からそのまま垂下させており、これを引張るこ
とにより採光窓を閉じ、かつプッシュプルロックが施錠
されるようにしている。
他方のもう1本のひもは、長尺部材の下端より上方にお
いてターンさせて垂下させているので、これを引張るこ
とによって、長尺部材を上方へと引上げるように作用す
る。このため、プッシュプルロックは解錠され、さらに
長尺部材は上方へと引上げられるので、採光窓を開くよ
うに作用する。
これらの作用とこの考案の効果を、次に実施例に沿って
説明する。
(実施例) 第1図はこの考案の一例を示したものである。
この例においては、プッシュプルロック(1)を作動さ
せるアーム(2)には、長穴(3)を有する長尺部材
(4)の上端を取付けている。
長尺部材(4)の長穴(3)には固定アーム(5)が挿
入されており、長尺部材(4)は、この固定アーム
(5)にガイドされて上下動する。この長尺部材(4)
の下端には2本のひも(6)(7)を結んでいる。この
ひも(6)(7)は開閉用に用いるものであるが、その
うちの1本のひも(6)はそのまま垂下させ、もう1本
のひも(7)は、長尺部材(4)の下端より上方のもう
一つの固定アーム(8)を介してターンさせ垂下させて
いる。
プッシュプルロック(1)は、ロック受金具(9)にお
いて施錠されるようになっている。また、採光窓(1
0)は、その枠体の突起(11)が固定枠(12)に着
脱自在に嵌合されるようになっている。突起(11)は
弾性体によって形成することができる。
プッシュプルロック(1)を有する開閉装置は、ボルト
ナット固定(13)によって採光窓(10)の枠体に取
付けている。
このような構造において、長尺部材(4)の下端に結ん
だ一方のひも(7)、すなわち、長尺部材(4)の下端
より上方においてターンして垂下させているひも(7)
を、矢印で示した通りに下方に引張ると、長尺部材
(4)は上方へと移動し、アーム(2)を押し上げる。
これによってプッシュプルロック(1)はロック受金具
(9)からはずれて解錠される。さらにひも(7)を引
張ると、採光窓(10)は押し上げられて開放される。
一方、もう1本のひも(6)を引張ることにより、長尺
部材(4)は下方へと移動し、採光窓(10)を閉め、
さらにプッシュプルロック(1)をロック受金具(9)
において施錠することができる。
ひも(6)(7)は長く垂下させることにより、このひ
も(6)(7)の遠隔操作によって、高い位置にある採
光窓を容易に開閉することが可能となる。ひも(6)
(7)は、非使用時に垂下させておいても、格別にじゃ
まになるものでもない。
第2図は、別の例を、特に2本のひもの部分について示
したものである。第1図の例においては、長穴(3)に
挿入して、長尺部材(4)の上下動をガイドするアーム
(5)と、ひも(7)のターンするアーム(8)とは別
のものとしているが、この例に限られずに、第2図に示
したように、ガイドアーム(5)とターンアーム(8)
とは同一のものとし、アーム(5)が、長尺部材(4)
の上下動をガイドするとともに、ひも(7)のターンを
も可能とすることができる。
第1図および第2図のいずれにおいても、さらに他の態
様においても、長尺部材(4)の長穴(3)の長さと、
ひも(7)のターンの長さとによって、長尺部材(4)
の上下動の大きさと、採光窓(10)の開放状態、すな
わち、採光窓(10)の開放時の高さ、角度が決まって
くる。
これらの諸条件を、採光窓の設置場所、設置条件に応じ
て適宜なものとし、より簡単に、スムーズに開閉できる
ようにする。
(考案の効果) この考案により、採光窓の開閉が遠隔操作によって極め
て容易になし得る。しかも、従来の開閉棒のように、め
んどうで、じゃまになるものとはならない。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この考案の一例を示した断面図である。また
第2図は、他の例を示した部分斜視図である。 第3図および第4図は、各々、従来の採光窓とその開閉
機構を示した斜視図である。 第5図は、従来の開閉棒を例示した斜視図である。 1……プッシュプルロック 2……アーム、3……長穴 4……長尺部材、5……固定アーム 6,7……ひも、8……固定アーム 9……ロック受金具、10……採光窓 11……突起、12……固定枠 13……ボルトナット固定

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プッシュプルロックを備えた開閉自在な採
    光窓において、プッシュプルロックを作動させるアーム
    に、長穴を有し、この長穴に挿入した固定アームにガイ
    ドされて上下動する長尺部材の上端を取付け、下端に採
    光窓開閉用の2本のひもを結び、このうちの1本のひも
    は長尺部材の下端より上方においてターンさせて垂下さ
    せてなることを特徴とする採光窓の開閉機構。
JP2278388U 1988-02-23 1988-02-23 採光窓の開閉機構 Expired - Lifetime JPH0615107Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2278388U JPH0615107Y2 (ja) 1988-02-23 1988-02-23 採光窓の開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2278388U JPH0615107Y2 (ja) 1988-02-23 1988-02-23 採光窓の開閉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01130421U JPH01130421U (ja) 1989-09-05
JPH0615107Y2 true JPH0615107Y2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=31241205

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JP2278388U Expired - Lifetime JPH0615107Y2 (ja) 1988-02-23 1988-02-23 採光窓の開閉機構

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JPH01130421U (ja) 1989-09-05

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