JPH0615105B2 - 短絡移行ア−ク溶接機 - Google Patents

短絡移行ア−ク溶接機

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JPH0615105B2
JPH0615105B2 JP58187826A JP18782683A JPH0615105B2 JP H0615105 B2 JPH0615105 B2 JP H0615105B2 JP 58187826 A JP58187826 A JP 58187826A JP 18782683 A JP18782683 A JP 18782683A JP H0615105 B2 JPH0615105 B2 JP H0615105B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/10Other electric circuits therefor; Protective circuits; Remote controls

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は短絡移行アーク溶接機、特にワイヤ電極(以
下、単にワイヤとも呼ぶ。)と母材との間で短絡とアー
ク発生とを頻繁に繰返して溶接を行なうものに関する。
〔従来技術〕
従来、この種の装置としては第1図に示すものがあつ
た。
同図に示す装置は、直流電動機10、3相トランス6
8、サイリスタ整流素子群70、直流リアクトル12、
ワイヤ電極14、ワイヤを溶接トーチへ送給するモータ
16、溶接トーチ18、ワイヤリール22などにより構
成されている。そして、20は母材を示す。
次にその動作ついて説明する。
上記溶接機では、短絡とアーク放電を繰返しながら溶接
を行なう。つまり、アーク時にワイヤの先端部と母材の
溶接部を溶融し、短絡時に溶融したワイヤの先端部を母
材に移行させることによつて溶接を行なう。
ここで、短絡とアーク放電を繰返すことによる溶接の動
作原理を説明する。
直接電源10から直流リアクトル12を介して溶接トー
チ18と母材20間に電圧を印加しながら、母材20側
にワイヤ14を一定の速度で送り込む。すると、ワイヤ
と母材が短絡し、直流リアクトル12と短絡抵抗で決ま
る時定数で溶接電流が立ち上がり、アーク放電が発生す
る。アーク放電が発生すると、直流リアクトル12とア
ーク抵抗で決まる時定数で溶接電流が立ち下がり、再び
短絡する。
以上のように、電流供給量とワイヤ送給量のバランスに
よつて、第2図のように、周期的に短絡とアーク放電と
が繰返えされる。
ところで、従来の短絡移行アーク溶接機は以上のように
構成されているので、溶接トーチ位置や母材位置の微小
な変動によつて短絡周期が変動する。そうすると、アー
ク期間の熱量が変わり、アーク期間に溶融している溶融
玉の大きさ、および短絡期間に溶滴移行する量がそれぞ
れ大きく変化し、いわゆる“アークの這上がり現象”ま
たは“スタツピング現象”と呼ばれる溶接の不安定な現
象が生じる。その結果、大きなスパツタが発生したり、
溶接ビードに欠陥が生じる、などの問題があつた。
〔発明の概要〕
この発明は、前述した従来の問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、大きなスパツタが生じた
り、あるいは溶接ビードに欠陥が生じたりしないように
した短絡移行アーク溶接機を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明は、溶接時の瞬時電
力を検出する手段と、溶接目標電力を設定する手段と、
上記瞬時電力と上記目標電力とを比較する手段と、この
比較手段の比較結果に基づいて溶接電流を制御する手段
と、溶接が短絡状態であるかアーク状態であるかを判定
する手段とを備え、溶接が短絡状態のときには上記目標
電力を短絡経過時間に依存させるように設定し、また溶
接がアーク状態のときには上記目標電力をアーク経過時
間に依存させるように設定し、さらにアーク発生時の目
標電力を該アーク発生の直前の短絡時間の長さに依存さ
せるように設定することを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、図面に基づいてこの発明の好適な実施例を説明す
る。
第3図はこの発明による短絡移行アーク溶接機の一実施
例を示す。
同図に示す溶接機は、直流電源10、溶接電流ON−O
FF制御するパワートランジスタ64、直流リアクトル
12、フライホイールダイオード66、電流検出器2
4、電圧検出器26、および溶接電流をON−OFF制
御する制御回路28などにより構成されている。
先ず、溶接トーチ18にワイヤリール22から溶接ワイ
ヤ14が供給され、電流検出器24と電圧検出器26に
よつて溶接電流Aiと溶接電圧Viが検出される。
検出された溶接電流Aiは瞬時電力設定器30に入力さ
れる。
また、検出された溶接電圧Viは、瞬時電力設定器30
と平均電圧設定器32に入力され、さらに制御用コンピ
ュータ46に、I/O(入出力)インターフェイスI3
8を介して入力される。
制御用コンピユータ46は短絡とアークの判定を行な
う。また、このコンピユータ46は、X、Y信号をI/
OインターフエイスII40を介して短絡時間設定器42
およびアーク時間設定器44を与える。これにより、短
絡およびアークの指示を行なう。
短絡時間設定器42およびアーク時間設定器44には短絡
時間tsおよびアーク時間taが設定される。この設定状態
はI/OインターフエイスII40を介してコンピユータ
46に入力される。
コンピユータ46では、短絡時間tsに基づいて短絡波形
因子sおよびピークアーク電力値Wp2を演算する。ま
た、アーク時間taに基づいてアーク波形因子aを演算す
る。これらの演算結果はそれぞれI/Oインターフエイ
スIII48に出力される。
短絡波形因子sと、増幅器58によりA2倍に増幅され
たワイヤ送給速度信号A2・Vwとは、目標短絡電力W
s設定器56にて互いに乗算される。この乗算結果は、
目標短絡電力Ws(Ws=A2・Vw・s)として目標
電力設定器60に入力される。
また、アーク波形因子aとピークアーク電力値Wp2は
加算器50により互いに減算される。この減算結果(W
p2−a)は、目標アーク電力Wa設定器において、増幅
器54でA1倍に増幅されたワイヤ送給速度信号A1・
Vwと乗算される。
そして、この乗算結果が、目標アーク電力Wa(Wa=
A1・Vw(Wp2−a))として目標電力設定器60
に入力されるとともに、目標電力Wo(Wo=Wa+W
s)として比較器62に入力される。
なお、上記目標電力Woは平均溶接電圧Viと目標電圧
Voの差電圧(Vo−Vi)によつて微調整される。
比較器62は、瞬時電力設定器30からの瞬時電力Wi
と上記目標電力Woとを比較し、Wi>Woならばパワ
ートランジスタ64にOFF信号を送る。また、反対に
Wi<Woならばパワートランジスタ64にON信号を
送る。これにより、溶接電流Aiの“ON−OFF制
御”を行なう。
第5図はコンピユータ46によつて実行される制御プロ
グラムの概要をフローチヤートにより示す。
この制御プログラムでは、ステップ101にてI/Oイ
ンターフエイスIから溶接電圧Viを取込み、ステップ
102にて、その溶接電圧Viとしきい電圧Vcとを比
較することにより、短絡とアークの判定を行なう。この
判定の結果に応じて、短絡電力波形設定ルーチン200
またはアーク電力波形設定ルーチン201のいずれかを
実行する。
短絡電力波形設定ルーチン200とアーク電力波形設定
ルーチン201は、第4図に示す溶滴の状態モード1〜
モード11に従う。第4図は高速写真の解析結果に基づ
いて作成した換式図であつて、短絡期間とアーク期間に
おける溶滴の移行および生成の状態をモード化して示
す。
先ず、短絡電流波形設定ルーチン200側に制御につい
て説明する。
最初のステツプ111でアーク波形因子aを「0」と定
義し、ステツプ112でI/OインターフエイスIIIに
a=0を出力する。また、ステツプ113、114でX
を「0」、Yを「1」と定義し、ステツプ115でI/
OインターフエイスIIにX、Y信号を出力する。
次に、ステツプ116で、ワイヤが短絡してからの経過
時間つまり短絡時間tsをI/OインターフエイスIIから
取込む。そして、それ以後のステツプにて、短時間ts
応じたピークアーク電力値Wp2および短絡波形因子s
を演算する。
ここで、ピークアーク電力値Wp2はアーク再生時のア
ーク電力値を決めるものであつて、ピークアーク電力値
Wp2は、第4図に示す高速度写真からの解析により、
短絡時間TSに依存するように制御すればよいことが判
明した。つまり短絡時間TSが長いほど溶融したワイヤ
が母材側へ移行する量が大きくなるので、次のアーク期
間では短絡時に母材側へ移行した量だけ溶融すれば、ア
ーク期間に生成される溶融玉を一定に制御することがで
きる。
従って、予めステツプ117で短絡時間tsに応じたWp
2(Wp2=f2(ts))を演算しておき、ステツプ
118でI/OインターフエイスIIIにWp2を出力す
る。こうすることにより、第6図の目標電力波形の生成
過程のタイムチヤートにおけるWp2の波形がI/Oイ
ンターフエイスIIIから外部へ出力される。
短絡波形因子sについては、第4図のモード6からモー
ド7の期間、つまりt<t(短絡直後の期間)で
は、できる限り電力をワイヤに注入しない方がよいこと
が判明した。ちなみに、ts<t1期間に電力を多く注入
すると、ほとんど溶滴移行を起こさない瞬時短絡を生じ
て、次のアーク期間では溶融玉を大きくしてしまうとい
うように、短絡周期が乱されるようになる。
また、モード7からモード8、つまりt1<ts<t2
期間では、アークが再生しないほどに急激に電力を注入
し、短絡しているワイヤ先端に速くくびれを形成させる
ことが望ましい、ということが判明した。
モード8からモード11、つまりt2<ts<t3期間
では、緩やかな勾配で電力の注入を増やしてアーク再生
を行なうと、アーク再生時に発生するスパツタの発生量
が一定になるとともに、その量が全体的に以前のものよ
りも少なくなり、しかもスパツタの大きさが細かくな
る、ということが判明した。
さらに、短絡時間tsがt3以上になると、溶融してい
ないワイヤが母材に突っ込む。この突っ込みを防ぐた
め、急激に電力を注入することにより強制的にアーク再
生を行ない、これによりスタツピング現象が起こらない
ように制御する。
従つて、短絡波形因子sについては、コンピユータ46
にて次のような制御プログラムが実行される。
すなわち、ステツプ119で短絡時間tsと時間t1とを
比較する。その比較結果がts<t1ならばステツプ1
20で短絡波形因子sを「0」に定義し、ステツプ12
6でI/OインターフエイスIIIにsを出力してステツ
プ101に戻る。
また、上記比較結果がts<t1でなければ、ステツプ
121で短絡時間tsと時間t2とを比較する。そし
て、その比較結果がts<t2ならば、ステツプ122で
短絡波形因子sをs=f(t−t)に定義し、ス
テツプ126でI/OインターフエイスIIIにsを出力
してステツプ101に戻る。
さらに、t<t2でなければ、ステツプ123で短絡
時間tと時間t3とを比較し、その結果がt<t3
ならば、ステツプ124で短絡波形因子sをs=f4
(t−t2)+f3(t2)に定義し、ステツプ12
6でI/OインターフエイスIIIにsを出力してステツ
プ101に戻る。
さらにまた、ts<t3でなければ、ステツプ126で
短絡波形因子sをs=f5(t<t3でなければ、ス
テツプ126で短絡波形因子sをs=f5(ts−t
3)+f4(t3)+f3(t2)に定義し、ステツプ
126I/OインターフエイスIIIにsを出力してステ
ツプ101に戻る。
以上のようにして、第6図の目標電力波形の生成過程の
タイムチヤートにおける短絡波形因子sが、I/Oイン
ターフエイスIIIから外部へ出力される。
次に、アーク電力波形設定ルーチン201側の制御につ
いて説明する。
ステツプ103で短絡波形因子sを「0」と定義し、ス
テツプ107でI/OインターフエイスIIにX、Y信号
を出力する。ステツプ108でアーク再生してからの経
過時間つまり、アーク時間tをI/Oインターフエイ
スIIから取込む。ステツプ109でアーク時間taに応
じたa(a=f1(ta))を演算し、ステツプ110
でI/OインターフエイスIIIにaを出力してステツプ1
01に戻る。
以上のようにして、第6図の目標電力波形の生成過程の
タイムチヤートにおけるアーク波形因子aがI/Oイン
ターフエイスIIIから外部へ出力される。
ここで、第7図は第3図の制御回路部分の一実施例を示
す。
同図において、電流検出器24によつて検出された溶接
電流Aiは、増幅器G1とG2によつて増幅されてか
ら、瞬時電力設定器30内の掛算器M1「例えばアナロ
グ・デパイス社のAD−532」のXY入力端子に入力さ
れる。
また、電圧検出器26によつて検出された溶接電圧Vi
は、増幅器G3によつて増幅されてから、瞬時電力設定
器30内の掛算器M1のY端子、平均電圧設定器32お
よびA/Dコンバータ72に入力される。掛算器M1に
て溶接電流Aiと溶接電圧Viが掛算されることにより
瞬時電力Wiが算出される。この瞬時電力Wiは、増幅
器G4で増幅されてから比較器62の抵抗R1に入力さ
れる。
平均電圧設定器32では、増幅器G5、コンデンサC
1、抵抗R5で平均化された電圧Viを作成する。この
電圧Viは加算器36内の抵抗R6に入力される。
また、目標電圧Voは可変抵抗器(ボリユーム)VR1
で設定され、ボルテージホロワー回路G6を介して加算
器36内の抵抗R7に入力される。
加算器36では、平均電圧−Viと目標電圧Voとを加
算する。この加算された信号(Vo−Vi)は比較器6
2内の抵抗R2に入力される。
短絡時間設定器42では、先ず、X信号をバツフア84
を介してトランジスタTr1のペースに入力させる。そ
して、X=1のときにトランジスタTr1がOFF状態
となり、この状態が続く間、増幅器G8とコンデンサC
2による積分動作が行なわれて、その短絡時間tsに応
じた電圧が出力される。この電圧はA/Dコンバータ8
0でデジタル信号に変換されてI/Oインターフエイス
IIに入力させられる。
また、Y=1のときは、トランジスタTr2がOFF状
態になつて、そのOFF状態の時間が増幅器G9とコン
デンサC3によつて積分される。これにより、アーク時
間taに応じた電圧が出力される。この電圧はA/Dコ
ンバータ82でデジタル信号に変換されてI/Oインタ
ーフエイスIIに入力させられる。
I/OインターフエイスIII48から出力されるアーク
波形因子aとピークアーク電力値Wp2は、加算器50
内のD/Aコンバータ78、76にてアナログ信号に変
換される。アーク波形因子aは増幅器G10で反転され
てから増幅器G11に入力させられる。増幅器G11で
はアーク波形因子aとピークアーク電力値Wp2が加算
される。この加算出力(Wp2−a)信号が目標アーク
電力Wa設定器52内の掛算器M2のY端子へ出力され
る。
他方、I/OインターフエイスIII48から出力される
短絡波形因子sは、D/Aコンバータ74でアナログ化
され、目標短絡電力Ws設定器56内の掛算器M3のY
端子へ出力される。
目標アーク電力Wa設定器52では、掛算器M2により、
A1倍されたワイヤ送給速度信号A1・Vwと(Wp2
−a)信号が乗算され、これにより目標アーク電力Wa
が算出される。この目標アーク電力Waは、増幅器G1
2で増幅されてから、比較器62の抵抗R3に入力され
る。
また、目標短絡電力Ws設定器56では、掛算器M3に
より、増幅器58でA2倍されたワイヤ送給速度信号A
2・Vwと短絡波形因子s信号とが乗算される。これに
より、目標短絡電力Wsが算出される。この算出された
目標短絡電力Wsは、増幅器G13で増幅器されてか
ら、比較器62内の抵抗R4に入力される。
比較器62では、抵抗R1に入力された瞬時電力Wi、
抵抗R2に入力された(Vo−Vi)信号、抵抗R3に
入力された目標アーク電力Wa、および抵抗R4に入力
された目標短絡電力Wsが加算される。そして、その加
算された電位とアース(接地)電位とが比較器G14で
比較され、この比較結果がPに出力される。このPに出
力される信号によつて、第3図のパワートランジスタ64
がON−OFF制御される。
なお、抵抗RbおよびRaは比較器G14がONからOF
Fに反転するときとOFFからONに反転するときにヒ
ステリシスをもたせるためのものである。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明による短絡移行アーク溶接機に
よれば、溶接が短絡期間にあるときは、上記目標電力を
短絡経過時間に依存させるように設定し、また溶接がア
ーク期間にあるときは、上記目標電力をアーク経過時間
に依存させるように設定して、アーク発生時の目標電力
を該アーク発生の直前の短絡期間に依存させるようにし
たことにより、アークと短絡の繰返し周期を一定にする
ことができ、これによりスパツタを少なく、かつ細かく
して、均一な溶接ビードを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の短絡移行アーク溶接機を示す図、第2図
は従来の溶接機による溶接電流波形を示す図、第3図は
この発明による短絡移行アーク溶接機の一実施例を示す
図、第4図は短絡期間とアーク期間においての溶滴の移
行状態および生成状態をモード化した換式図、第5図は
この発明による溶接機のコンピユータ部における実行プ
ログラムの構成を示すフローチヤート図、第6図はこの
発明の目標電力波形の生成過程を示すタイムチヤート
図、第7図は第3図の制御回路部分の一実施例を示す図
である。 各図中同一部材に同一符号を付し、10は直流電源、1
2は直流リアクトル、14はワイヤ電極、18は溶接ト
ーチ、20は母材、24は電流検出器、26は電圧検出
器、28は制御回路、30は瞬時電力設定器、32は平均
電圧設定器、34は目標電圧設定器、36は加算器、3
8、40、48はI/OインターフエイスI、II、II
I、42、44は短絡およびアーク時間設定器、46は
コンピユータ、50は加算器、52は目標アーク電力設
定器、56は目標短絡電力設定器、54、58は増幅
器、60は目標電力Wo設定器、62は比較器、64は
溶接電流Aiをコントロールするためのパワートランジ
スタ、66はフライホイールダイオードである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接時の瞬時電力を検出する手段と、溶接
    目標電力を設定する手段と、上記瞬時電力と上記目標電
    力とを比較する手段と、この比較手段の比較結果に基づ
    いて溶接電流を制御する手段と、溶接が短絡状態である
    かアーク状態であるかを判定する手段とを備え、溶接が
    短絡状態のときには上記目標電力を短絡経過時間に依存
    させるように設定し、また溶接がアーク状態のときには
    上記目標電力をアーク経過時間に依存させるように設定
    し、さらにアーク発生時の目標電力を該アーク発生の直
    前の短絡期間の長さに依存させるように設定することを
    特徴とする短絡移行アーク溶接機。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第(1)記載の短絡移行ア
    ーク溶接機において、上記短絡経過時間が第1の所定時
    間以内では、上記目標電力を可乃的に0に近づけてお
    き、上記短絡経過時間が上記第1の所定時間から第2の
    所定時間までの間では、上記目標電力を急激な勾配で上
    昇させ、上記第2の所定時間以後では、上記目標電力を
    一定もしくは緩やかな勾配で上昇させるようにしたこと
    を特徴とする短絡移行アーク溶接機。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲(1)また(2)記載の短
    絡移行アーク溶接機において、 (A)溶接時の瞬時電力を演算する機能、 (B)溶接電圧に基づいて短絡とアークの判定を行う機
    能、 (C)上記判定の結果が短絡であった場合にその短絡経
    過時間を求める機能、 (D)上記短絡経過時間に応じて上記目標電力を演算す
    る機能、 (E)上記判定の結果がアークであった場合にそのアー
    ク経過時間を求める機能、 (F)上記アーク経過時間に応じて上記目標電力を演算
    する機能、 以上(A)〜(F)の機能を有し、これらの機能を所定
    の手順で実行する制御手段を備えたことを特徴とする短
    絡移行アーク溶接機。
JP58187826A 1983-10-07 1983-10-07 短絡移行ア−ク溶接機 Expired - Lifetime JPH0615105B2 (ja)

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