JPH0615089A - 全自動洗濯機 - Google Patents
全自動洗濯機Info
- Publication number
- JPH0615089A JPH0615089A JP4172956A JP17295692A JPH0615089A JP H0615089 A JPH0615089 A JP H0615089A JP 4172956 A JP4172956 A JP 4172956A JP 17295692 A JP17295692 A JP 17295692A JP H0615089 A JPH0615089 A JP H0615089A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- motor
- predetermined time
- time
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転開始後、短時間で布量・布質を判定し、
布量に応じた洗剤を投入できるようにする。 【構成】 洗濯兼脱水槽に給水する以前に、制御手段18
により、モータ５をモータの回転数が所定の回転数に立
上がる時間より短い所定時間Ｔ1だけ駆動した後、所定
時間Ｔ2だけ休止し、引き続きモータの回転数が所定の
回転数に立上がる時間より長い所定時間Ｔ3だけ駆動し
た後、所定時間Ｔ4だけ休止する動作を複数回行ったと
き、布量・布質判定手段17は、休止期間のＴ4の先頭部
分の所定時間Ｔ5における回転角検知手段15の出力によ
り布量を判定すると共に、休止期間の所定時間Ｔ2とＴ4
における回転角検知手段15の各出力の比により布質を判
定する。
布量に応じた洗剤を投入できるようにする。 【構成】 洗濯兼脱水槽に給水する以前に、制御手段18
により、モータ５をモータの回転数が所定の回転数に立
上がる時間より短い所定時間Ｔ1だけ駆動した後、所定
時間Ｔ2だけ休止し、引き続きモータの回転数が所定の
回転数に立上がる時間より長い所定時間Ｔ3だけ駆動し
た後、所定時間Ｔ4だけ休止する動作を複数回行ったと
き、布量・布質判定手段17は、休止期間のＴ4の先頭部
分の所定時間Ｔ5における回転角検知手段15の出力によ
り布量を判定すると共に、休止期間の所定時間Ｔ2とＴ4
における回転角検知手段15の各出力の比により布質を判
定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯兼脱水槽に給水す
る前に布量及び布質を判定するようにした全自動洗濯機
に関するものである。
る前に布量及び布質を判定するようにした全自動洗濯機
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、全自動洗濯機は、洗濯兼脱水槽内
に投入した洗濯物の布量及び布質を判定し、その布量、
布質に応じた給水水位、水流、洗濯時間などを自動的に
設定するものが主流となっている。
に投入した洗濯物の布量及び布質を判定し、その布量、
布質に応じた給水水位、水流、洗濯時間などを自動的に
設定するものが主流となっている。
【０００３】従来のこの種の全自動洗濯機は、洗濯兼脱
水槽に第１の所定水位まで給水した後、パルセータを複
数回オン、オフ駆動し、オフ時のモータの逆起電力によ
りモータの回転数を検知して洗濯兼脱水槽内の布量を判
定し、また、第２の所定水位まで再び給水した後、第１
の場合と同様の動作を行い、２回の検知により布質を判
定し、その布量、布質に応じた水位、水流、洗濯時間な
どを自動的に設定するようにしていた。
水槽に第１の所定水位まで給水した後、パルセータを複
数回オン、オフ駆動し、オフ時のモータの逆起電力によ
りモータの回転数を検知して洗濯兼脱水槽内の布量を判
定し、また、第２の所定水位まで再び給水した後、第１
の場合と同様の動作を行い、２回の検知により布質を判
定し、その布量、布質に応じた水位、水流、洗濯時間な
どを自動的に設定するようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の全自動洗濯機では、運転開始から布量、布質
判定までに２分〜３分の時間がかかり、洗剤は使用者の
勘によって予め投入する必要があり、布量に合った洗剤
の投入ができないという問題を有していた。
うな従来の全自動洗濯機では、運転開始から布量、布質
判定までに２分〜３分の時間がかかり、洗剤は使用者の
勘によって予め投入する必要があり、布量に合った洗剤
の投入ができないという問題を有していた。
【０００５】本発明は、上記問題点を解決するもので、
運転開始後、短時間で布量、布質を判定し、布量に応じ
た洗剤を投入できるようにした全自動洗濯機を提供する
ことを目的とする。
運転開始後、短時間で布量、布質を判定し、布量に応じ
た洗剤を投入できるようにした全自動洗濯機を提供する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、洗濯兼脱水槽に回転自在に配設されたパ
ルセータを駆動するモータと、モータの回転角を検知す
る回転角検知手段と、回転角検知手段の出力により洗濯
兼脱水槽に投入した洗濯物の布量及び布質を判定する布
量・布質判定手段と、モータの駆動を制御する制御手段
とを備え、洗濯兼脱水槽に給水する以前に、制御手段に
より、モータをモータの回転数が所定の回転数に立上が
る時間より短い所定時間Ｔ1だけ駆動した後、所定時間
Ｔ2だけ休止し、引き続きモータの回転数が所定の回転
数に立上がる時間より長い所定時間Ｔ3だけ駆動した
後、所定時間Ｔ4だけ休止する動作を複数回行ったと
き、布量・布質判定手段は、休止期間のＴ4の先頭部分
の所定時間Ｔ5における回転角検知手段の出力により布
量を判定すると共に、休止期間の所定時間Ｔ2とＴ4にお
ける回転角検知手段の各出力の比により布質を判定する
構成としたものである。
に、本発明は、洗濯兼脱水槽に回転自在に配設されたパ
ルセータを駆動するモータと、モータの回転角を検知す
る回転角検知手段と、回転角検知手段の出力により洗濯
兼脱水槽に投入した洗濯物の布量及び布質を判定する布
量・布質判定手段と、モータの駆動を制御する制御手段
とを備え、洗濯兼脱水槽に給水する以前に、制御手段に
より、モータをモータの回転数が所定の回転数に立上が
る時間より短い所定時間Ｔ1だけ駆動した後、所定時間
Ｔ2だけ休止し、引き続きモータの回転数が所定の回転
数に立上がる時間より長い所定時間Ｔ3だけ駆動した
後、所定時間Ｔ4だけ休止する動作を複数回行ったと
き、布量・布質判定手段は、休止期間のＴ4の先頭部分
の所定時間Ｔ5における回転角検知手段の出力により布
量を判定すると共に、休止期間の所定時間Ｔ2とＴ4にお
ける回転角検知手段の各出力の比により布質を判定する
構成としたものである。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、休止期間の所定時間Ｔ5に
おける回転角検知手段の出力により布量を判定すること
ができ、また、休止期間の所定時間Ｔ2とＴ4における回
転角検知手段の各出力の比により布質を判定することが
できるので、従来のものに比較して極めて短時間に布
量、布質の判定ができ、それに応じて水位、水流、洗濯
時間などが自動的に設定されると共に、布量に応じた洗
剤の投入が可能になる。
おける回転角検知手段の出力により布量を判定すること
ができ、また、休止期間の所定時間Ｔ2とＴ4における回
転角検知手段の各出力の比により布質を判定することが
できるので、従来のものに比較して極めて短時間に布
量、布質の判定ができ、それに応じて水位、水流、洗濯
時間などが自動的に設定されると共に、布量に応じた洗
剤の投入が可能になる。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。まず図２は、本発明の一実施例における全自動洗濯
機の構造を示したもので、１は洗濯兼脱水槽であり、そ
の内底部中央にはパルセータ２が回転自在に配設されて
いる。３は回転自在の洗濯兼脱水槽１を内包する水槽で
あり、その外底部が基板４に支持されている。基板４に
はモータ５、排水弁６、洗濯・脱水切替機構７などが配
設されており、また基板４の外縁部は防振装置８を有す
る吊り棒９により、外枠10の上側隅部から垂下支持され
ている。外枠10の上部にはカバー11が設けられ、そのカ
バー11に、給水弁12、電源スイッチ13、制御装置14等が
配設されている。15は、モータ５の回転角を検知するエ
ンコーダ(回転角検知手段)で、モータ５が１回転する毎
に６個のパルスを出力し、その出力パルスを制御装置14
に入力する。
る。まず図２は、本発明の一実施例における全自動洗濯
機の構造を示したもので、１は洗濯兼脱水槽であり、そ
の内底部中央にはパルセータ２が回転自在に配設されて
いる。３は回転自在の洗濯兼脱水槽１を内包する水槽で
あり、その外底部が基板４に支持されている。基板４に
はモータ５、排水弁６、洗濯・脱水切替機構７などが配
設されており、また基板４の外縁部は防振装置８を有す
る吊り棒９により、外枠10の上側隅部から垂下支持され
ている。外枠10の上部にはカバー11が設けられ、そのカ
バー11に、給水弁12、電源スイッチ13、制御装置14等が
配設されている。15は、モータ５の回転角を検知するエ
ンコーダ(回転角検知手段)で、モータ５が１回転する毎
に６個のパルスを出力し、その出力パルスを制御装置14
に入力する。
【０００９】制御装置14は、図１に示したように、エン
コーダ15の出力パルスをカウントするパルスカウンタ1
6、このパルスカウンタ16の出力により布量、布質を判
定する布量・布質判定手段17、マイクロコンピュータよ
りなる制御手段18、制御手段18からの信号によりモータ
５，排水弁６，給水弁12等を制御するパワースイッチン
グ手段19、操作パネル20内に配設されたキースイッチ，
表示装置などからなる操作表示手段21、水位検知手段2
2、記憶手段23、汚れ検知手段24等から構成されてい
る。なお、25は交流電源、26はモータ５の進相コンデン
サである。
コーダ15の出力パルスをカウントするパルスカウンタ1
6、このパルスカウンタ16の出力により布量、布質を判
定する布量・布質判定手段17、マイクロコンピュータよ
りなる制御手段18、制御手段18からの信号によりモータ
５，排水弁６，給水弁12等を制御するパワースイッチン
グ手段19、操作パネル20内に配設されたキースイッチ，
表示装置などからなる操作表示手段21、水位検知手段2
2、記憶手段23、汚れ検知手段24等から構成されてい
る。なお、25は交流電源、26はモータ５の進相コンデン
サである。
【００１０】上記構成の本実施例について、図３〜図６
を参照しながら、以下その動作を説明する。まず、図３
に示すフローチャートのステップ30において、洗濯兼脱
水槽１に洗濯物を入れ、電源スイッチ13を投入する。ス
テップ31で、操作表示手段21のスタートスイッチ(図示
せず)を押すと、ステップ32に進み、モータ５を、図４
に示したように、まず右回転方向に所定時間Ｔ1＝0.1秒
間駆動し、所定時間Ｔ2＝0.3秒間休止した後、さらに所
定時間Ｔ3＝0.3秒間駆動し、所定時間Ｔ4＝1.5秒間休止
する。次いで今度は、左回転方向に所定時間Ｔ1＝0.1秒
間駆動し、所定時間Ｔ2＝0.3秒間休止した後、所定時間
Ｔ3＝0.3秒間駆動し、所定時間Ｔ4＝1.5秒間休止する、
といった動作を複数回繰り返す。ここで、所定時間Ｔ3
＝0.3秒間駆動すると、モータ５の回転数は、図５に示
したように一定となる回転数まで上昇する。一方、所定
時間Ｔ1＝0.1秒間の駆動では、モータ５の回転数は一定
の回転数になる手前までの立上りとなる。
を参照しながら、以下その動作を説明する。まず、図３
に示すフローチャートのステップ30において、洗濯兼脱
水槽１に洗濯物を入れ、電源スイッチ13を投入する。ス
テップ31で、操作表示手段21のスタートスイッチ(図示
せず)を押すと、ステップ32に進み、モータ５を、図４
に示したように、まず右回転方向に所定時間Ｔ1＝0.1秒
間駆動し、所定時間Ｔ2＝0.3秒間休止した後、さらに所
定時間Ｔ3＝0.3秒間駆動し、所定時間Ｔ4＝1.5秒間休止
する。次いで今度は、左回転方向に所定時間Ｔ1＝0.1秒
間駆動し、所定時間Ｔ2＝0.3秒間休止した後、所定時間
Ｔ3＝0.3秒間駆動し、所定時間Ｔ4＝1.5秒間休止する、
といった動作を複数回繰り返す。ここで、所定時間Ｔ3
＝0.3秒間駆動すると、モータ５の回転数は、図５に示
したように一定となる回転数まで上昇する。一方、所定
時間Ｔ1＝0.1秒間の駆動では、モータ５の回転数は一定
の回転数になる手前までの立上りとなる。
【００１１】次に、ステップ33へ進み、休止期間の所定
時間Ｔ2、Ｔ5(Ｔ4の先頭部分の所定時間)及びＴ4でのエ
ンコーダ15の出力パルス数をパルスカウンタ16でカウン
トし、ステップ34で布量・布質判定手段17により布量
(洗濯物の量)及び布質、例えば毛布であるか否か等を判
定する。
時間Ｔ2、Ｔ5(Ｔ4の先頭部分の所定時間)及びＴ4でのエ
ンコーダ15の出力パルス数をパルスカウンタ16でカウン
トし、ステップ34で布量・布質判定手段17により布量
(洗濯物の量)及び布質、例えば毛布であるか否か等を判
定する。
【００１２】所定時間Ｔ5におけるパルスカウンタ16で
の検知パルス数は布量によって異なり、従って、この検
知パルス数により布量を判定することができる。即ち、
布量が少ない場合は検知パルス数が多くなり、布量が多
い場合は検知パルス数が少なくなる。
の検知パルス数は布量によって異なり、従って、この検
知パルス数により布量を判定することができる。即ち、
布量が少ない場合は検知パルス数が多くなり、布量が多
い場合は検知パルス数が少なくなる。
【００１３】一方、布質、即ち毛布であるか否かの検知
は、所定時間Ｔ2とＴ4での検知パルス数の比により検知
される。図６に示したように、毛布以外の洗濯物につい
ては、布量に応じて所定時間Ｔ5におけるパルスカウン
タ16での検知パルス数に差が見られるが、Ｔ4／Ｔ2につ
いては略一定の値(１〜1.7)となる。ところが、毛布の
場合には、所定時間Ｔ5間の検知パルス数は、毛布の重
量が２〜３ｋgであっても、毛布以外の洗濯物の１ｋg前
後に相当する検知パルス数となるが、Ｔ4／Ｔ2について
は他のものと異なり、その値が２〜３となる。このＴ4
／Ｔ2の値により毛布であるか否かが判別できるもので
ある。
は、所定時間Ｔ2とＴ4での検知パルス数の比により検知
される。図６に示したように、毛布以外の洗濯物につい
ては、布量に応じて所定時間Ｔ5におけるパルスカウン
タ16での検知パルス数に差が見られるが、Ｔ4／Ｔ2につ
いては略一定の値(１〜1.7)となる。ところが、毛布の
場合には、所定時間Ｔ5間の検知パルス数は、毛布の重
量が２〜３ｋgであっても、毛布以外の洗濯物の１ｋg前
後に相当する検知パルス数となるが、Ｔ4／Ｔ2について
は他のものと異なり、その値が２〜３となる。このＴ4
／Ｔ2の値により毛布であるか否かが判別できるもので
ある。
【００１４】これは、毛布の場合、シワなどの洗い上が
りを考慮して、通常、専用のネットに入れて洗濯する。
この場合、モータ５の回転数を、例えば0.3秒間駆動し
て所定の回転数まで立上げた場合、洗濯兼脱水槽１の側
壁と専用ネットの擦れる機会が少なく、たとえ擦れて
も、側壁と専用ネット間の摩擦が小さく、又、専用ネッ
トに毛布を入れたために専用ネットがパルセータ２上に
乗り、所定の休止時での慣性力が増して、休止時の所定
時間での検知パルス数が、毛布の重量に相対する検知パ
ルスの数が増えてしまうために、所定時間Ｔ5での検知
では布量が少ないと判定してしまう結果となる。
りを考慮して、通常、専用のネットに入れて洗濯する。
この場合、モータ５の回転数を、例えば0.3秒間駆動し
て所定の回転数まで立上げた場合、洗濯兼脱水槽１の側
壁と専用ネットの擦れる機会が少なく、たとえ擦れて
も、側壁と専用ネット間の摩擦が小さく、又、専用ネッ
トに毛布を入れたために専用ネットがパルセータ２上に
乗り、所定の休止時での慣性力が増して、休止時の所定
時間での検知パルス数が、毛布の重量に相対する検知パ
ルスの数が増えてしまうために、所定時間Ｔ5での検知
では布量が少ないと判定してしまう結果となる。
【００１５】一方、モータ５の回転数を所定の回転数ま
で立上げないＴ1＝0.1秒の駆動における毛布の検知パル
ス数は、パルセータ２の慣性力は増さずに毛布本来の重
量の検知パルス数となる。従って、毛布の場合には、所
定時間Ｔ4とＴ2の検知パルス数の比により、毛布と判別
できるものである。
で立上げないＴ1＝0.1秒の駆動における毛布の検知パル
ス数は、パルセータ２の慣性力は増さずに毛布本来の重
量の検知パルス数となる。従って、毛布の場合には、所
定時間Ｔ4とＴ2の検知パルス数の比により、毛布と判別
できるものである。
【００１６】以上のようにして、布量、布質を判定した
後、図３のステップ35へ進み、操作表示手段21に布量、
布質に応じた洗剤量と水位(毛布の場合は「高水位」と
する)を表示して使用者に知らせ、ステップ36で所定水
位まで給水し、次いで、ステップ37あるいは38へ進み、
撹拌を開始する。
後、図３のステップ35へ進み、操作表示手段21に布量、
布質に応じた洗剤量と水位(毛布の場合は「高水位」と
する)を表示して使用者に知らせ、ステップ36で所定水
位まで給水し、次いで、ステップ37あるいは38へ進み、
撹拌を開始する。
【００１７】なおここで、毛布であると判定した場合に
は、ステップ38へ進み、大物水流で撹拌をし、毛布以外
の場合には、ステップ37へ進み、標準水流で撹拌をす
る。その後の洗濯時間、すすぎ、脱水をそれぞれの布
量、あるいは布質に応じて制御していくことは言うまで
もない。
は、ステップ38へ進み、大物水流で撹拌をし、毛布以外
の場合には、ステップ37へ進み、標準水流で撹拌をす
る。その後の洗濯時間、すすぎ、脱水をそれぞれの布
量、あるいは布質に応じて制御していくことは言うまで
もない。
【００１８】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、洗濯兼脱水槽に回転自在に配設されたパル
セータを駆動するモータと、モータの回転角を検知する
回転角検知手段と、回転角検知手段の出力により洗濯兼
脱水槽に投入した洗濯物の布量及び布質を判定する布量
・布質判定手段と、モータの駆動を制御する制御手段と
を備え、洗濯兼脱水槽に給水する以前に、制御手段によ
り、モータをモータの回転数が所定の回転数に立上がる
時間より短い所定時間Ｔ1だけ駆動した後、所定時間Ｔ2
だけ休止し、引き続きモータの回転数が所定の回転数に
立上がる時間より長い所定時間Ｔ3だけ駆動した後、所
定時間Ｔ4だけ休止する動作を複数回行ったとき、布量
・布質判定手段は、休止期間のＴ4の先頭部分の所定時
間Ｔ5における回転角検知手段の出力により布量を判定
すると共に、休止期間の所定時間Ｔ2とＴ4における回転
角検知手段の各出力の比により布質を判定する構成とし
たので、運転開始後、短時間で布量、布質を判定するこ
とができ、そしてその布量、布質に応じた洗剤を投入す
ることができ、しかもその後の運転を、布量、布質に合
わせた運転が自動的に行われるという効果を奏するもの
である。
明によれば、洗濯兼脱水槽に回転自在に配設されたパル
セータを駆動するモータと、モータの回転角を検知する
回転角検知手段と、回転角検知手段の出力により洗濯兼
脱水槽に投入した洗濯物の布量及び布質を判定する布量
・布質判定手段と、モータの駆動を制御する制御手段と
を備え、洗濯兼脱水槽に給水する以前に、制御手段によ
り、モータをモータの回転数が所定の回転数に立上がる
時間より短い所定時間Ｔ1だけ駆動した後、所定時間Ｔ2
だけ休止し、引き続きモータの回転数が所定の回転数に
立上がる時間より長い所定時間Ｔ3だけ駆動した後、所
定時間Ｔ4だけ休止する動作を複数回行ったとき、布量
・布質判定手段は、休止期間のＴ4の先頭部分の所定時
間Ｔ5における回転角検知手段の出力により布量を判定
すると共に、休止期間の所定時間Ｔ2とＴ4における回転
角検知手段の各出力の比により布質を判定する構成とし
たので、運転開始後、短時間で布量、布質を判定するこ
とができ、そしてその布量、布質に応じた洗剤を投入す
ることができ、しかもその後の運転を、布量、布質に合
わせた運転が自動的に行われるという効果を奏するもの
である。
【図１】本発明の一実施例の全自動洗濯機の制御系のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】本発明の全自動洗濯機の断面図である。
【図３】本発明の全自動洗濯機の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図４】本発明の全自動洗濯機の布量・布質判定のため
にモータを駆動するタイムチャートである。
にモータを駆動するタイムチャートである。
【図５】本発明の全自動洗濯機の駆動時間とモータの回
転数との関係を示す図である。
転数との関係を示す図である。
【図６】洗濯物の違い及び布量により現われる検知パル
ス数又はその比の違いについて示す図である。
ス数又はその比の違いについて示す図である。
【符号の説明】 １ … 洗濯兼脱水槽、 ２ … パルセータ、 ５ … モー
タ、 14 … 制御装置、15 … エンコーダ、 17 … 布量
・布質判定手段、 18 … 制御手段。
タ、 14 … 制御装置、15 … エンコーダ、 17 … 布量
・布質判定手段、 18 … 制御手段。
Claims (1)
- 【請求項１】 洗濯兼脱水槽に回転自在に配設されたパ
ルセータを駆動するモータと、前記モータの回転角を検
知する回転角検知手段と、前記回転角検知手段の出力に
より前記洗濯兼脱水槽に投入した洗濯物の布量及び布質
を判定する布量・布質判定手段と、前記モータの駆動を
制御する制御手段とを備え、 前記洗濯兼脱水槽に給水する以前に、前記制御手段によ
り、前記モータをモータの回転数が所定の回転数に立上
がる時間より短い所定時間Ｔ1だけ駆動した後、所定時
間Ｔ2だけ休止し、引き続きモータの回転数が所定の回
転数に立上がる時間より長い所定時間Ｔ3だけ駆動した
後、所定時間Ｔ4だけ休止する動作を複数回行ったと
き、前記布量・布質判定手段は、休止期間のＴ4の先頭
部分の所定時間Ｔ5における回転角検知手段の出力によ
り布量を判定すると共に、休止期間の所定時間Ｔ2とＴ4
における回転角検知手段の各出力の比により布質を判定
することを特徴とする全自動洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4172956A JPH0615089A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4172956A JPH0615089A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 全自動洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615089A true JPH0615089A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=15951484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4172956A Pending JPH0615089A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 全自動洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615089A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100346271B1 (ko) * | 2000-05-16 | 2002-07-26 | 엘지전자주식회사 | 수위 주파수를 이용한 세탁기의 포질 감지방법 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4172956A patent/JPH0615089A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100346271B1 (ko) * | 2000-05-16 | 2002-07-26 | 엘지전자주식회사 | 수위 주파수를 이용한 세탁기의 포질 감지방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0615089A (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JP3125371B2 (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JP3125362B2 (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JP3141455B2 (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JP2523723B2 (ja) | 洗濯機の制御装置 | |
| JPH0663282A (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JP3125361B2 (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JP2817351B2 (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JPH05123484A (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JPH05329289A (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JPH0819690A (ja) | 洗濯機の制御方法 | |
| JPH05115669A (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JPH06154466A (ja) | 電気洗濯機 | |
| JP2907889B2 (ja) | 全自動洗濯機の運転制御方法 | |
| JPH05345093A (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JP2846006B2 (ja) | 洗濯機の運転方法 | |
| JPH0833788A (ja) | 洗濯機の制御方法 | |
| JPH08889A (ja) | 洗濯機 | |
| JP3158452B2 (ja) | 洗濯機 | |
| JPH05115671A (ja) | 洗濯機 | |
| JPH0833789A (ja) | 洗濯機の制御方法 | |
| JPH10328477A (ja) | 洗濯機 | |
| JPH05168785A (ja) | ドラム式洗濯機の布量検知方法 | |
| JPH0671082A (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JPH05253384A (ja) | 洗濯機の制御装置 |