JPH06150674A - 不揮発性半導体装置 - Google Patents

不揮発性半導体装置

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JPH06150674A
JPH06150674A JP29885392A JP29885392A JPH06150674A JP H06150674 A JPH06150674 A JP H06150674A JP 29885392 A JP29885392 A JP 29885392A JP 29885392 A JP29885392 A JP 29885392A JP H06150674 A JPH06150674 A JP H06150674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
erasing
gate electrode
floating gate
level
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29885392A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Maruyama
明 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP29885392A priority Critical patent/JPH06150674A/ja
Publication of JPH06150674A publication Critical patent/JPH06150674A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】不揮発性半導体装置、特にフラッシュ(一括消
去型)EEPROMにおいて、過剰消去されたメモリー
トランジスタの救済を図る。 【構成】消去動作後、ソースラインSLをGNDレベ
ル、ビットラインBL1、BL2をオープンレベル、ワ
ードラインWL1、WL2を高電圧レベルとすること
で、トンネル電流によりフローティングゲート電極に電
子を注入し書き込みを行う。過剰消去されたメモリート
ランジスタのしきい値電位を、書き込みにより増加させ
ることで過剰消去の救済を図る。 【効果】従来のように過剰消去を防ぐためにベリファイ
動作を並行に消去を行う必要がない。例えば十分にしき
い値電位を小さくするような消去動作を1回だけ行い、
その後消去後書き込み動作を行えば消去動作を完了する
ことができることからベリファイ動作の簡略化を図るこ
とも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性半導体装置に
関し、特にフラッシュ(一括消去型)EEPROMの消
去方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のフラッシュEEPROMの
回路図である。簡単のため4つのメモリートランジスタ
構成とした。1〜4はメモリートランジスタであり、
5、6はNchトランジスタである。また、BL1、B
L2はビットライン、WL1〜WL2はワードライン、
SLはソースラインである。
【0003】書き込み動作を説明する。メモリートラン
ジスタ1を書き込む場合はWL1、BL1を各々高電圧
Vppレベル、WL2、BL2を各々GNDレベルとす
る。さらにNchトランジスタ5をオン、6をオフにす
ることでソースラインSLをGNDレベルとし、メモリ
ートランジスタ1にチャンネル電流を発生させ、そのド
レイン領域端部にホットエレクトロンを発生させ、フロ
ーティングゲート電極に電子を注入することで書き込み
を行う。この場合、メモリートランジスタ2〜4ではチ
ャンネル電流が発生しないため書き込みは行われない。
【0004】次に消去動作を説明する。消去動作はWL
1〜WL2を各々GNDレベル、BL1、BL2を各々
オープンレベル、Nchトランジスタ5をオフ、6をオ
ンにすることでソースラインSLをVppレベルとし、
メモリートランジスタ1〜4のフローティングゲート電
極とソース領域間にトンネル電流を発生させ、フローテ
ィングゲート電極からソース領域に電子を放出すること
で消去を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、消
去動作時に電子の放出が進みすぎメモリートランジスタ
のしきい値電位が負になる、すなわち過剰消去動作が発
生する問題があった。あるいは、これを防ぐためにベリ
ファイ動作を並行に消去を行う問題があった。
【0006】本発明はこの様な問題を解決するもので、
その目的とするところは過剰消去されたメモリートラン
ジスタの救済と、ベリファイ動作の簡略化を図ることで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
装置は、フローティングゲート電極とコントロールゲー
ト電極を備え、該フローティングゲート電極へ電子を注
入する書き込み動作をドレイン領域端部で発生するホッ
トエレクトロンで行うと共に、該フローティングゲート
電極から電子を放出する消去動作をソース領域のトンネ
ルで行うメモリートランジスタを含んで成る不揮発性半
導体装置において、データの消去動作後に、該フローテ
ィングゲートと、チャンネル領域あるいはソース領域あ
るいはドレイン領域間にトンネル電流を発生させ、該フ
ローティングゲート電極に電子を注入させることで該メ
モリートランジスタに書き込み動作を行う手段を設けた
ことを特徴とする。
【0008】また、本発明の不揮発性半導体装置は消去
動作後にトンネル電流により書き込み動作を行うモード
を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記手段によれば、データの消去動作後にトン
ネル電流で書き込み動作を行うことで過剰消去されたメ
モリートランジスタのしきい値電位を上げ、その救済を
図ることができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すフラッシュEE
PROMの回路図である。簡単のため4つのメモリート
ランジスタ構成とした。1〜4はメモリートランジスタ
であり、5、6、11〜14はNchトランジスタ、7
〜10はPchトランジスタ、15〜17はNOR回
路、18はインバータ回路である。また、BL1、BL
2はビットライン、WL1〜WL2はワードライン、S
Lはソースラインである。
【0011】書き込み動作を説明する。書き込み動作時
は書き込み信号をHレベル、消去信号、消去後書き込み
信号をLレベルにする。Nchトランジスタ5がオン、
6がオフになるのでソースラインSLはGNDレベルと
なる。メモリートランジスタ1を書き込む場合はワード
ラインWL1、ビットラインBL1を各々高電圧Vpp
レベル、WL2、BL2を各々GNDレベルとする。こ
うするとメモリートランジスタ1にのみコントロールゲ
ート電極の電位とドレイン領域の電位とが同時にVpp
レベルとなるためチャンネル電流が発生し、そのドレイ
ン領域端部にホットエレクトロンが発生し、フローティ
ングゲート電極に電子が注入されるため書き込みが行わ
れる。メモリートランジスタ2〜4では、コントロール
ゲート電極の電位とドレイン領域の電位とが同時にVp
pレベルでないため、チャンネル電流が発生せず書き込
みは行われない。
【0012】次に消去動作を説明する。消去動作時は消
去信号をVppレベル、書き込み信号、消去後書き込み
信号をLレベルにする。Nchトランジスタ6がオン、
5がオフになるのでソースラインSLはVppレベルと
なる。この状態でWL1〜WL2を各々GNDレベル、
BL1、BL2を各々オープンレベルにすると、メモリ
ートランジスタ1〜4のフローティングゲート電極とソ
ース領域間にトンネル電流が発生し、フローティングゲ
ート電極からソース領域に電子が放出され消去が行われ
る。
【0013】次に、消去後書き込み信号をHレベル、書
き込み信号、消去信号をLレベルにすると、Nchトラ
ンジスタ5がオン、6がオフになるのでソースラインS
LはGNDレベルとなる。また、WL1、WL2は高電
圧Vpp′レベルとなる。BL1、BL2はオープンレ
ベルまたはGNDレベルにしておく。こうするとメモリ
ートランジスタ1〜4のコントロールゲート電極の電位
がVpp′レベル、ソース領域あるいはチャンネル領域
の電位がGNDレベルとなるため、フローティングゲー
ト電極とソース領域あるいはチャンネル領域間にトンネ
ル電流が発生し、ソース領域あるいはチャンネル領域か
らフローティングゲート電極に電子が注入されることで
消去後書き込みが行われる。
【0014】図2は消去後書き込み時におけるしきい値
電位の特性図である。消去後書き込み時間が0の時が消
去後のしきい値電位を示す。図2の特性図から消去後書
き込み時間の短い領域では、消去後のしきい値電位が高
いほどその増加分は小さく、消去後のしきい値電位が低
いほどその増加分は大きいことがわかる。したがって、
今、消去後のしきい値電位の最大をVth1、最小をV
th2とした場合、消去後書き込み時間を図2中のtP
Wの範囲に設定すれば、メモリートランジスタの消去後
の設定しきい値電位の上限と下限との範囲内にしきい値
電位を収めることができる。消去後のしきい値電位が0
からVth2までのものは過剰消去されたメモリートラ
ンジスタであるが、この様にしてtPW時間の消去後書
き込み動作を行うことで過剰消去を救済することが可能
となる。
【0015】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、消去後
書き込み動作を行うことで過剰消去されたメモリートラ
ンジスタの救済を行うことが可能になった。
【0016】また、過剰消去されたメモリートランジス
タの救済ができるため、従来のように過剰消去を防ぐた
めにベリファイ動作を並行に消去を行う必要がない。例
えば十分にしきい値電位を小さくするような消去動作を
1回だけ行い、その後消去後書き込み動作を行えば消去
動作を完了することができることからベリファイ動作の
簡略化を図ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における回路図。
【図2】本発明の実施例における特性図。
【図3】従来の実施例における回路図。
【符号の説明】
1〜4 メモリートランジスタ 5、6、11〜14 Nchトランジスタ 7〜10 Pchトランジスタ 15〜17 NOR回路 18 インバータ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローティングゲート電極とコントロー
    ルゲート電極を備え、該フローティングゲート電極へ電
    子を注入する書き込み動作をドレイン領域端部で発生す
    るホットエレクトロンで行うと共に、該フローティング
    ゲート電極から電子を放出する消去動作をソース領域の
    トンネル電流で行うメモリートランジスタを含んで成る
    不揮発性半導体装置において、データの消去動作後に、
    該フローティングゲートと、チャンネル領域あるいはソ
    ース領域あるいはドレイン領域間にトンネル電流を発生
    させ、該フローティングゲート電極に電子を注入させる
    ことで該メモリートランジスタに書き込み動作を行う手
    段を設けたことを特徴とする不揮発性半導体装置。
  2. 【請求項2】 消去動作後にトンネル電流により書き込
    み動作を行うモードを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の不揮発性半導体装置。
JP29885392A 1992-11-09 1992-11-09 不揮発性半導体装置 Pending JPH06150674A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29885392A JPH06150674A (ja) 1992-11-09 1992-11-09 不揮発性半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29885392A JPH06150674A (ja) 1992-11-09 1992-11-09 不揮発性半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06150674A true JPH06150674A (ja) 1994-05-31

Family

ID=17865047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29885392A Pending JPH06150674A (ja) 1992-11-09 1992-11-09 不揮発性半導体装置

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JP (1) JPH06150674A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08249900A (ja) * 1995-03-10 1996-09-27 Nec Corp 電気的に書込み・消去可能な不揮発性半導体記憶装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08249900A (ja) * 1995-03-10 1996-09-27 Nec Corp 電気的に書込み・消去可能な不揮発性半導体記憶装置

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