JPH06150438A - 光磁気記録装置 - Google Patents
光磁気記録装置Info
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- JPH06150438A JPH06150438A JP32141392A JP32141392A JPH06150438A JP H06150438 A JPH06150438 A JP H06150438A JP 32141392 A JP32141392 A JP 32141392A JP 32141392 A JP32141392 A JP 32141392A JP H06150438 A JPH06150438 A JP H06150438A
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- magneto
- magnet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バイアスマグネットで占有される、ディスク
厚さ方向の寸法を可及的に少なくし、装置全体の薄型化
を達成できるように工夫した光磁気記録装置を提供す
る。 【構成】 光磁気記録媒体2を収納したカートリッジ1
を保持して案内するカートリッジホルダー22と上記光
磁気記録媒体へ磁界を印加するバイアスマグネット42
とを有すると共に、カートリッジの挿入経路の妨げにな
らないようにバイアスマグネットを、その非使用時に磁
界印加位置より退避させる手段を備えた光磁気記録装置
において、上記バイアスマグネットが媒体面に平行な方
向に退避できるように構成されている。
厚さ方向の寸法を可及的に少なくし、装置全体の薄型化
を達成できるように工夫した光磁気記録装置を提供す
る。 【構成】 光磁気記録媒体2を収納したカートリッジ1
を保持して案内するカートリッジホルダー22と上記光
磁気記録媒体へ磁界を印加するバイアスマグネット42
とを有すると共に、カートリッジの挿入経路の妨げにな
らないようにバイアスマグネットを、その非使用時に磁
界印加位置より退避させる手段を備えた光磁気記録装置
において、上記バイアスマグネットが媒体面に平行な方
向に退避できるように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録装置に関
し、特に、ディスクカートリッジのローディング機構の
改良に関するものである。
し、特に、ディスクカートリッジのローディング機構の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気を利用して情報の記録、再
生、及び、消去を行なう光磁気記録装置では、光磁気記
録媒体を内部に収納したカートリッジを、カートリッジ
挿入位置から動作位置まで移動させるローディング機構
が装備されている。
生、及び、消去を行なう光磁気記録装置では、光磁気記
録媒体を内部に収納したカートリッジを、カートリッジ
挿入位置から動作位置まで移動させるローディング機構
が装備されている。
【0003】このローディング機構は、図6および図7
にて、ローディング前後の状態を示しているように、動
作される。図中、符号1はカートリッジで、その中にデ
ィスク2を収納している。また、符号3は、ディスク2
を回転させるためのスピンドルモータである。カートリ
ッジ1はホルダー4に挿入され、そこに保持された状態
で、ディスク動作位置まで案内される。なお、上記ホル
ダー4は、適宜なガイド手段(図示せず)により、上下
方向にのみ移動可能に構成されている。
にて、ローディング前後の状態を示しているように、動
作される。図中、符号1はカートリッジで、その中にデ
ィスク2を収納している。また、符号3は、ディスク2
を回転させるためのスピンドルモータである。カートリ
ッジ1はホルダー4に挿入され、そこに保持された状態
で、ディスク動作位置まで案内される。なお、上記ホル
ダー4は、適宜なガイド手段(図示せず)により、上下
方向にのみ移動可能に構成されている。
【0004】また、符号6は、ディスク2へ磁界を印加
するバイアスマグネットであり、電磁石により構成され
ている。バイアスマグネット6は、支持レバー7の一端
に設けられた軸8を中心に回動可能に支持されており、
また、ばね(図示せず)の手段により、軸8のまわりに
おいて矢印の方向にばね付勢されている。そして、支持
レバー7の他端は、支持部材9に設けられた軸10を中
心に回動可能に支持されている。なお、支持レバー7
は、その曲げ部7cがバイアスマグネット6の回転止め
となっており、また、支持部材9は、枠体に固定されて
いる。
するバイアスマグネットであり、電磁石により構成され
ている。バイアスマグネット6は、支持レバー7の一端
に設けられた軸8を中心に回動可能に支持されており、
また、ばね(図示せず)の手段により、軸8のまわりに
おいて矢印の方向にばね付勢されている。そして、支持
レバー7の他端は、支持部材9に設けられた軸10を中
心に回動可能に支持されている。なお、支持レバー7
は、その曲げ部7cがバイアスマグネット6の回転止め
となっており、また、支持部材9は、枠体に固定されて
いる。
【0005】また、符号11a,11bは、ホルダー4
に設けられたストッパーであり、ロード後の状態で、バ
イアスマグネット6の両端が、このストッパー11a,
11bに当接することにより、バイアスマグネット6の
高さを決定することができるようになっている。また、
ホルダー4には、ロック機構(図示せず)が装備してあ
り、カートリッジ1の装填前には、上の位置に保持され
る。
に設けられたストッパーであり、ロード後の状態で、バ
イアスマグネット6の両端が、このストッパー11a,
11bに当接することにより、バイアスマグネット6の
高さを決定することができるようになっている。また、
ホルダー4には、ロック機構(図示せず)が装備してあ
り、カートリッジ1の装填前には、上の位置に保持され
る。
【0006】しかして、ロード前の状態では、支持レバ
ー7の中央下部にある突部7aがホルダー4の上面に当
接するため、バイアスマグネット6は、ホルダー4によ
って押し上げられ、図6の位置にある。従って、その状
態では、バイアスマグネット6は、ホルダー4に挿入さ
れるカートリッジ1の妨げとなることはない。カートリ
ッジ1が、ホルダー4の所定位置まで挿入されると、ホ
ルダー4のロック手段が解除されるため、図7に示すよ
うに、ホルダー4が下降し、それにともなってバイアス
マグネット6も下降し、ディスク2に近接する。
ー7の中央下部にある突部7aがホルダー4の上面に当
接するため、バイアスマグネット6は、ホルダー4によ
って押し上げられ、図6の位置にある。従って、その状
態では、バイアスマグネット6は、ホルダー4に挿入さ
れるカートリッジ1の妨げとなることはない。カートリ
ッジ1が、ホルダー4の所定位置まで挿入されると、ホ
ルダー4のロック手段が解除されるため、図7に示すよ
うに、ホルダー4が下降し、それにともなってバイアス
マグネット6も下降し、ディスク2に近接する。
【0007】バイアスマグネット6は、上述のように、
ばね付勢されているが、支持レバー7の曲げ部7cがバ
イアスマグネット6の回転止めとなっているため、図6
の状態であっても、カートリッジ1に対して平行に保持
される。
ばね付勢されているが、支持レバー7の曲げ部7cがバ
イアスマグネット6の回転止めとなっているため、図6
の状態であっても、カートリッジ1に対して平行に保持
される。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
のような構成においては、ディスクカートリッジの挿入
の妨げにならないようにするために、バイアスマグネッ
トを磁界印加位置の上方に退避させていたので、バイア
スマグネットに必要な空間が、他の部分に比較して、デ
ィスクの厚さ方向に、より一層、大きくする必要があ
り、光磁気記録装置の全体的な薄型化の妨げとなってい
た。また、このような装置では、一般に、バイアスマグ
ネットの上方に電気回路基板を設けることが多いが、こ
の場合にも、バイアスマグネットの占有空間が回路基板
設置の妨げとなり、例えば、回路基板にバイアスマグネ
ットに対応して、部分的に穴をあけたりする工夫が必要
で、思うように部品実装が出来ないという欠点があっ
た。
のような構成においては、ディスクカートリッジの挿入
の妨げにならないようにするために、バイアスマグネッ
トを磁界印加位置の上方に退避させていたので、バイア
スマグネットに必要な空間が、他の部分に比較して、デ
ィスクの厚さ方向に、より一層、大きくする必要があ
り、光磁気記録装置の全体的な薄型化の妨げとなってい
た。また、このような装置では、一般に、バイアスマグ
ネットの上方に電気回路基板を設けることが多いが、こ
の場合にも、バイアスマグネットの占有空間が回路基板
設置の妨げとなり、例えば、回路基板にバイアスマグネ
ットに対応して、部分的に穴をあけたりする工夫が必要
で、思うように部品実装が出来ないという欠点があっ
た。
【0009】
【発明の目的】本発明は、上記事情に基いてなされたも
ので、バイアスマグネットで占有される、ディスク厚さ
方向の寸法を可及的に少なくし、装置全体の薄型化を達
成できるように工夫した光磁気記録装置を提供しようと
するものである。
ので、バイアスマグネットで占有される、ディスク厚さ
方向の寸法を可及的に少なくし、装置全体の薄型化を達
成できるように工夫した光磁気記録装置を提供しようと
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
光磁気記録媒体を収納したカートリッジを保持して案内
するカートリッジホルダと上記光磁気記録媒体へ磁界を
印加するバイアスマグネットとを有すると共に、カート
リッジの挿入経路の妨げにならないようにバイアスマグ
ネットを、その非使用時に磁界印加位置より退避させる
手段を備えた光磁気記録装置において、上記バイアスマ
グネットが媒体面に平行な方向に退避できるように構成
されている。
光磁気記録媒体を収納したカートリッジを保持して案内
するカートリッジホルダと上記光磁気記録媒体へ磁界を
印加するバイアスマグネットとを有すると共に、カート
リッジの挿入経路の妨げにならないようにバイアスマグ
ネットを、その非使用時に磁界印加位置より退避させる
手段を備えた光磁気記録装置において、上記バイアスマ
グネットが媒体面に平行な方向に退避できるように構成
されている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1ないし図5
を用いて、詳細に説明する。なお、図1および図3はデ
ィスクカートリッジをロードする前の状態を、また、図
2および図4はローディング完了の状態を表わしてい
る。
を用いて、詳細に説明する。なお、図1および図3はデ
ィスクカートリッジをロードする前の状態を、また、図
2および図4はローディング完了の状態を表わしてい
る。
【0012】図において、符号1はディスクカートリッ
ジで、その内部に光磁気ディスク2を収納している。2
1はディスクカートリッジ1に対して、その開口部を開
閉する際のシャッターである。また、符号22は、そこ
に挿入されたカートリッジ1を保持し、ディスク動作位
置まで案内するカートリッジホルダーであり、枠体に装
備されている。
ジで、その内部に光磁気ディスク2を収納している。2
1はディスクカートリッジ1に対して、その開口部を開
閉する際のシャッターである。また、符号22は、そこ
に挿入されたカートリッジ1を保持し、ディスク動作位
置まで案内するカートリッジホルダーであり、枠体に装
備されている。
【0013】カートリッジホルダ22の上面にはシャッ
ター開閉レバー31が、軸32を中心に回動可動に、支
持されており、このシャッター開閉レバー31の一端に
設けられたコイルスプリング33によって、図中、矢印
方向に付勢されている。シャッター開閉レバー31の他
端には、シャッター開閉ピン34が植設され、これがシ
ャッター21の端部21aに係合するようになってい
る。
ター開閉レバー31が、軸32を中心に回動可動に、支
持されており、このシャッター開閉レバー31の一端に
設けられたコイルスプリング33によって、図中、矢印
方向に付勢されている。シャッター開閉レバー31の他
端には、シャッター開閉ピン34が植設され、これがシ
ャッター21の端部21aに係合するようになってい
る。
【0014】符号51は、その一端を、軸52を中心に
枠体に対して回動可能に支持されせた構成の回動プレー
トである。回動プレート51には、ディスク2を回転さ
せるスピンドルモータ3、カートリッジ1の動作位置で
の位置決めを行なう位置決めピン27a〜27dが固設
されている。なお、このほかに、リニアモータ、光ヘッ
ドなどを有する駆動系(図示せず)が、上記枠体に固定
されている。回動プレート51の側面にはガイドローラ
53が回動可能に設けられている。
枠体に対して回動可能に支持されせた構成の回動プレー
トである。回動プレート51には、ディスク2を回転さ
せるスピンドルモータ3、カートリッジ1の動作位置で
の位置決めを行なう位置決めピン27a〜27dが固設
されている。なお、このほかに、リニアモータ、光ヘッ
ドなどを有する駆動系(図示せず)が、上記枠体に固定
されている。回動プレート51の側面にはガイドローラ
53が回動可能に設けられている。
【0015】符号24は、カートリッジ挿入方向と平行
な方向にスライド可能に設けられたスライドカムであ
り、スライドカム24には、その両側の立ち上り部分に
位置して、ガイドローラ53と係合するカム溝25が設
けられており、そのカム溝25は水平部25aおよび傾
斜部25bよりなっている。スライドカム24には、ガ
イド溝24aおよび24bが設けられていて、枠体に植
設されたガイドピン54aおよび54bに対してスライ
ド可能に係合している。また、スライドカム24は、コ
イルスプリング28aおよび28bにより、常に、カー
トリッジ挿入口29を有する前面パネル30の方に向け
て付勢されている。
な方向にスライド可能に設けられたスライドカムであ
り、スライドカム24には、その両側の立ち上り部分に
位置して、ガイドローラ53と係合するカム溝25が設
けられており、そのカム溝25は水平部25aおよび傾
斜部25bよりなっている。スライドカム24には、ガ
イド溝24aおよび24bが設けられていて、枠体に植
設されたガイドピン54aおよび54bに対してスライ
ド可能に係合している。また、スライドカム24は、コ
イルスプリング28aおよび28bにより、常に、カー
トリッジ挿入口29を有する前面パネル30の方に向け
て付勢されている。
【0016】符号35は検知レバーであり、枠体に植設
された軸36を中心に、回動自在に支持され、トーショ
ンスプリング37によって、図中、矢印の方向に付勢さ
れている。検知レバー35の凹部35aは、図1の状態
では、スライドカム24に設けられたロックピン38と
係合しており、スライドカム24を、スプリング28の
付勢力に抗して、前面パネル30より離れた位置で保持
している。そして、カートリッジ1を挿入すると、カー
トリッジの前端によって、検知レバー35の端部35b
が押され、凹部35aとロックピン38との係合が解除
されるため、スライドカム24はスプリング28の付勢
力によって前面パネル側に移動する。
された軸36を中心に、回動自在に支持され、トーショ
ンスプリング37によって、図中、矢印の方向に付勢さ
れている。検知レバー35の凹部35aは、図1の状態
では、スライドカム24に設けられたロックピン38と
係合しており、スライドカム24を、スプリング28の
付勢力に抗して、前面パネル30より離れた位置で保持
している。そして、カートリッジ1を挿入すると、カー
トリッジの前端によって、検知レバー35の端部35b
が押され、凹部35aとロックピン38との係合が解除
されるため、スライドカム24はスプリング28の付勢
力によって前面パネル側に移動する。
【0017】符号39はイジェクトモータユニットであ
り、モータにより回転する回転板40と、この回転板の
外周付近に設けられたピン41とより構成されている。
カートリッジのイジェクト動作時には、このピン41
が、図中、矢印方向に回転することにより、ピン41と
当接したスライドカム24の突部24eを押し、これに
よって、スライドカム24が後方に移動する。
り、モータにより回転する回転板40と、この回転板の
外周付近に設けられたピン41とより構成されている。
カートリッジのイジェクト動作時には、このピン41
が、図中、矢印方向に回転することにより、ピン41と
当接したスライドカム24の突部24eを押し、これに
よって、スライドカム24が後方に移動する。
【0018】符号42はバイアスマグネットであり、水
平方向に退避可能なように、カートリッジホルダ22に
設けられた2本のガイドレール55a,55bに対し
て、摺動可能にガイドされている。バイアスマグネット
42の後部42aに設けられたピン56は、回動レバー
57の一端に設けられた丸長穴57aと係合しており、
この回動レバー57は、その他端で、枠体に回動可能に
支持されている。また、回動レバー57は、トーション
スプリング45によって、バイアスマグネット42が後
方に位置するように、付勢されている。
平方向に退避可能なように、カートリッジホルダ22に
設けられた2本のガイドレール55a,55bに対し
て、摺動可能にガイドされている。バイアスマグネット
42の後部42aに設けられたピン56は、回動レバー
57の一端に設けられた丸長穴57aと係合しており、
この回動レバー57は、その他端で、枠体に回動可能に
支持されている。また、回動レバー57は、トーション
スプリング45によって、バイアスマグネット42が後
方に位置するように、付勢されている。
【0019】スライドカム24にはピン46が植設され
ており、このピン46が回動レバー57を前方に引っ張
ることによって、バイアスマグネット42を動作位置ま
で引き出すようになっている。
ており、このピン46が回動レバー57を前方に引っ張
ることによって、バイアスマグネット42を動作位置ま
で引き出すようになっている。
【0020】次に、ローディング時の動作について説明
する。カートリッジ1のロード前の状態は、図1および
図3で示されているが、この状態から、ディスクカート
リッジ1を更に挿入すると、シャッター開閉レバー31
のシャッター開閉ピン34がシャッター21の端部21
aに当接する。また、更に挿入すると、シャッター開閉
レバー31が、図中、矢印とは反対方向に回動し、シャ
ッター21を開く。シャッター21が完全に開ききる前
に、カートリッジ1の側面が検知レバー35の端部35
bに当接し、さらに、カートリッジを押し込む。このこ
とで、検知レバー35は、矢印とは反対方向に回転させ
られ、図2に示すように、凹部35aとロックピン38
との係合を解除する。この係合が解除されると、スライ
ドカム24は、スプリング28の付勢力により、図2お
よび図4の位置まで移動する。
する。カートリッジ1のロード前の状態は、図1および
図3で示されているが、この状態から、ディスクカート
リッジ1を更に挿入すると、シャッター開閉レバー31
のシャッター開閉ピン34がシャッター21の端部21
aに当接する。また、更に挿入すると、シャッター開閉
レバー31が、図中、矢印とは反対方向に回動し、シャ
ッター21を開く。シャッター21が完全に開ききる前
に、カートリッジ1の側面が検知レバー35の端部35
bに当接し、さらに、カートリッジを押し込む。このこ
とで、検知レバー35は、矢印とは反対方向に回転させ
られ、図2に示すように、凹部35aとロックピン38
との係合を解除する。この係合が解除されると、スライ
ドカム24は、スプリング28の付勢力により、図2お
よび図4の位置まで移動する。
【0021】スライドカム24の移動に応じて、ピン4
6が回動レバー57を引張って、回動させるため、バイ
アスマグネット42の図1の退避位置から図3の動作位
置への移動がなされる。
6が回動レバー57を引張って、回動させるため、バイ
アスマグネット42の図1の退避位置から図3の動作位
置への移動がなされる。
【0022】ローディング前には、回動プレート51の
ガイドローラ53がスライドカム24のカム溝25の水
平部25aにあり、回動プレート51の自由端側は下方
に位置するため、スピンドルモータ3、位置決めピン2
7a〜27dが、カートリッジ1の挿入を妨げることは
ない。スライドカム24が移動すると、ガイドローラ5
3がカム溝25の傾斜部25bに案内され、回動プレー
ト51は所定の位置まで回動される。この動作によっ
て、スピンドルモータ3、位置決めピン27a〜27d
は上方に移動し、各々、ディスクのクランプ、カートリ
ッジの位置決めがなされる。
ガイドローラ53がスライドカム24のカム溝25の水
平部25aにあり、回動プレート51の自由端側は下方
に位置するため、スピンドルモータ3、位置決めピン2
7a〜27dが、カートリッジ1の挿入を妨げることは
ない。スライドカム24が移動すると、ガイドローラ5
3がカム溝25の傾斜部25bに案内され、回動プレー
ト51は所定の位置まで回動される。この動作によっ
て、スピンドルモータ3、位置決めピン27a〜27d
は上方に移動し、各々、ディスクのクランプ、カートリ
ッジの位置決めがなされる。
【0023】バイアスマグネット42の移動が開始され
る時点では、カートリッジ1のシャッター21が完全に
開ききっているため、バイアスマグネット42とシャッ
ター21とが衝突する心配はない。なお、シャッター2
1が開ききった状態のカートリッジ1を、図5に示す
が、カートリッジ1のブリッジ部1aも、シャッター2
1の一部21aも、その厚みをディスク2とほぼ同じに
しているため、そこに移動してきたバイアスマグネット
42と接触することはない。
る時点では、カートリッジ1のシャッター21が完全に
開ききっているため、バイアスマグネット42とシャッ
ター21とが衝突する心配はない。なお、シャッター2
1が開ききった状態のカートリッジ1を、図5に示す
が、カートリッジ1のブリッジ部1aも、シャッター2
1の一部21aも、その厚みをディスク2とほぼ同じに
しているため、そこに移動してきたバイアスマグネット
42と接触することはない。
【0024】また、イジェクト時の動作は次のように行
なわれる。イジェクトモータユニット39にイジェクト
命令がもたらされると、その回転板40が、図2の位置
から矢印方向に回転を始め、ピン41が作用し、スライ
ドカム24をスプリング28の付勢力に抗して、後方に
引っ張る。この時、回動レバー57を押していたピン4
6も後方に移動するため、バイアスマグネット42は、
トーションスプリング45の復元力によって、図1に示
す退避位置に向って後退する。また、スライドカム24
のカム溝25の傾斜部25bにあったガイドローラ53
は、スライドカム24の移動により、カム溝25の水平
部25aに案内される。このため、回動プレート51の
自由端側は、図3に示すように、下方に移動させられ
る。従って、スピンドルモータ3、位置決めピン27a
〜27dも下降し、ディスクカートリッジ1の排出を可
能とする。
なわれる。イジェクトモータユニット39にイジェクト
命令がもたらされると、その回転板40が、図2の位置
から矢印方向に回転を始め、ピン41が作用し、スライ
ドカム24をスプリング28の付勢力に抗して、後方に
引っ張る。この時、回動レバー57を押していたピン4
6も後方に移動するため、バイアスマグネット42は、
トーションスプリング45の復元力によって、図1に示
す退避位置に向って後退する。また、スライドカム24
のカム溝25の傾斜部25bにあったガイドローラ53
は、スライドカム24の移動により、カム溝25の水平
部25aに案内される。このため、回動プレート51の
自由端側は、図3に示すように、下方に移動させられ
る。従って、スピンドルモータ3、位置決めピン27a
〜27dも下降し、ディスクカートリッジ1の排出を可
能とする。
【0025】図2の状態では、スライドカム24のロッ
クピン38が検知レバー35の直線部35cに当接して
いるため、検知レバー35は回動できないが、スライド
カム24がほぼ最後まで移動すると、ロックピン38が
直線部35cよりはずれるため、トーションばね37の
力によって、検知レバー35は矢印方向に回動する。こ
の検知レバー35の回動力によって、カートリッジ1は
カートリッジホルダ22より排出される。
クピン38が検知レバー35の直線部35cに当接して
いるため、検知レバー35は回動できないが、スライド
カム24がほぼ最後まで移動すると、ロックピン38が
直線部35cよりはずれるため、トーションばね37の
力によって、検知レバー35は矢印方向に回動する。こ
の検知レバー35の回動力によって、カートリッジ1は
カートリッジホルダ22より排出される。
【0026】図1の状態は、イジェクトモータユニット
39のピン41がAの位置まで来た時に達成できるが、
このまま、イジェクトモータを停止させると、次に、ロ
ーディングを行なう時に、スライドカム24が前方へ移
動できないため、さらに、イジェクトモータを半周回転
させ、Bの位置でリミットスイッチなど(図示せず)を
用いて停止させる。
39のピン41がAの位置まで来た時に達成できるが、
このまま、イジェクトモータを停止させると、次に、ロ
ーディングを行なう時に、スライドカム24が前方へ移
動できないため、さらに、イジェクトモータを半周回転
させ、Bの位置でリミットスイッチなど(図示せず)を
用いて停止させる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上詳細に説明したように、
バイアスマグネットのカートリッジ挿入経路からの退避
を、その後方に移動することによって、行なうようにし
たために、今まで上方に退避していた分、バイアスマグ
ネット配置に占有されていた装置厚さを薄くでき、その
ため、装置の薄型化を達成できる効果がある。
バイアスマグネットのカートリッジ挿入経路からの退避
を、その後方に移動することによって、行なうようにし
たために、今まで上方に退避していた分、バイアスマグ
ネット配置に占有されていた装置厚さを薄くでき、その
ため、装置の薄型化を達成できる効果がある。
【0028】また、スピンドルモータ、カートリッジ位
置決めピンのみを、カートリッジ挿入経路から下方に退
避させる構成としたため、光ヘッド、リニアモータなど
の厚み方向のスペースを、従来より大きくとれ、設計自
由度を増加し、シークタイムの短縮ができるなどの効果
が得られる。
置決めピンのみを、カートリッジ挿入経路から下方に退
避させる構成としたため、光ヘッド、リニアモータなど
の厚み方向のスペースを、従来より大きくとれ、設計自
由度を増加し、シークタイムの短縮ができるなどの効果
が得られる。
【図1】本発明の一実施例を説明するための平面図であ
る。
る。
【図2】同じく、機能説明のための平面図である。
【図3】同じく、縦断側面図である。
【図4】同じく、機能説明のための縦断側面図である。
【図5】カートリッジの斜視図である。
【図6】従来例の側面図である。
【図7】従来例の機能説明のための側面図である。
1 カートリッジ 2 ディスク 3 スペインドルモータ 22 カートリッジホルダー 27a〜 位置決めピン 29 カートリッジ挿入口 42 バイアスマグネット
Claims (4)
- 【請求項1】 光磁気記録媒体を収納したカートリッジ
を保持して案内するカートリッジホルダと上記光磁気記
録媒体へ磁界を印加するバイアスマグネットとを有する
と共に、カートリッジの挿入経路の妨げにならないよう
にバイアスマグネットを、その非使用時に磁界印加位置
より退避させる手段を備えた光磁気記録装置において、
上記バイアスマグネットが媒体面に平行な方向に退避で
きるように構成されていることを特徴とする光磁気記録
装置。 - 【請求項2】 上記バイアスマグネットは、上記カート
リッジホルダに対して、その上で移動可能に支持されて
いることを特徴とする請求項1に記載した光磁気記録装
置。 - 【請求項3】 上記光磁気記録媒体を回転させるスピン
ドルモータと上記カートリッジを位置決めする位置決め
ピンを備え、上記スピンドルモータ及び位置決めピンを
カートリッジの挿入経路より退避させる手段を設けてい
ることを特徴とする請求項1に記載した光磁気記録装
置。 - 【請求項4】 上記バイアスマグネットの退避、及び、
スピンドルモータ、位置決めピンの退避は、同一駆動源
によって行なわれることを特徴とする請求項3に記載し
た光磁気記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32141392A JPH06150438A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 光磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32141392A JPH06150438A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 光磁気記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06150438A true JPH06150438A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18132275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32141392A Pending JPH06150438A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 光磁気記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06150438A (ja) |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP32141392A patent/JPH06150438A/ja active Pending
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