JPH0614994U - 体感メトロノーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】本考案は、メトロノームの針の一振りごとの音
によるリズムをパルス発生器により発生させ、それを加
振器を介して衝撃に変えて肌で惑じさせ、各種の楽器の
演奏やスポーツのペースメーカーとして利用できる体感
メトロノームに関する。 【構成】メトロノームのリズムを衝撃に変換する加振器
を身体に装着し、リズムを目や耳によらず肌で感じさせ
ることを特徴とした体感メトロノームの構成である。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本考案は、メトロノームの針の一振りごとの音によるリズムをパルス 発生器により発生させ、それを加振器を介して衝撃に変えて肌で感じさ せ、各種の楽器の演奏やスボーツのペースメーカーとして利用できる体 感メトロノームに関する。

【従来の技術】

メトロノームは、時計の振子の原理を応用して一振りごとに音を発し て拍子を知らせるものであるが、音や針の動きを見ながらの楽器の練習 は、音は楽器の音に消され、目は楽譜を見ているため針が見えないとい う欠点があった。

【考案が解決しようとする課題】

このような従来のメトロノームの音や針の拍子を衝撃に変えて、肌に 拍子を感じさせることによって楽器の練習の場合であっても、楽器の音 や楽譜の邪魔にならずに拍子がとれるものである。

【課題を解決するための手段】

本考案は、衝撃を発生するための加振器にバンド等の装身具を付け、 それにパルス発生器よりメトロノームのリズムを模擬したパルス信号を おくり、打撃などの衝撃に変えて肌にリズムを感じさせることにより、 リズムを目や耳によらず調子をとれる体感メトロノームを提供するもの である。

【作用】

このため、本考案の体感メトロノームによるときは、楽器の練習に拍 子の音が消されることなく、また楽譜を見るのにも苦にならずに練習が できるばかりでなく、肌で拍子が感じとれるため、ダンスの練習やカラ オケ等にも利用できる。またメトロノームからの発振する拍子の速度を 変えることによってマラソン等の走行ピッチのペースメーカーとしても 利用できるものである。

【実施例】 添付図面により本考案を説明すると図１は本考案の実施例図であって 、 （１）がリズム信号を発生させるパルス発生回路であり、その信号は、 （２）、（３）の加振器に加えられる。加振器は電磁石によりハンマー を吸着する構造などとし衝撃を発生させ肌に伝える。それらは（４）の バンドにより一体として腕や手首に装着する。また（５）は操作ボタン であり、衝撃リズムのスタート、ストップやリズムの種類、テンポなど を調整する操作が行える。複数の加振器を（２）、（３）のように使用 することによりリズムの強拍、弱拍を分けて肌に感じさせることができ る。 パルス発生回路は信号を発生させ送信する送信部と、その信号を受信 して加振器にパルス信号をおくる受信部に分離すると多数の人の体感メ トロノームに同じリズムで動作させることができる。

【考案の効果】

本考案の体感メトロノームは、上記のような構造であるから、楽器の 練習に際して、メトロノームからの拍子を耳で聞くことも、目で見るこ ともないため楽譜を見るのに苦にならず肌で拍子を惑じとることができ 、拍子の強弱を変えることによってダンスの練習やカラオケ等にも利用 できる。またメトロノームの拍子の速度を変えることによってマラソン 等の走行ピッチのペースメーカーとしても利用できるという多目的の利 用効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の実施例図を示すものである。

【符号の説明】

（１）…パルス信号発生回路 （２）…加振器（ハンマー１） （３）…加振器（ハンマー２） （４）…バンド （５）…操作ボタン

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】メトロノームのリズムを衝撃に変換する加
   振器を身体に装着し、リズムを目や耳によらず肌で感じ
   させることを特徴とした体感メトロノーム。