JPH0614913Y2 - 鉄筋自動曲機 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案は、鉄筋自動曲機に関する。

（ロ）従来の技術 従来、建設材料となる鉄筋は、鉄筋自動曲機によって各
種形状に折曲されて形成されている。

かかる鉄筋自動曲機は、例えば、長尺の機枠の長手側に
鉄筋を曲げる鉄筋曲装置を左右にそれぞれ配設して鉄筋
曲部を構成し、同鉄筋曲部の後方に鉄筋を左右長手方向
に載置可能とした鉄筋載置台を配設している。

上記鉄筋曲部は、機枠の長手側にレールを設け、同レー
ル上の左右側に鉄筋曲装置をそれぞれスライド自在に取
付けており、鉄筋折曲位置にセットした長尺の鉄筋を自
動的に各種形状に曲げるように構成されている。

（ハ）考案が解決しようとする課題 しかし、かかる鉄筋自動曲機は、鉄筋載置台と鉄筋曲部
が、それぞれ、別個独立に構成されていた。

そして、長尺の鉄筋は、鉄筋載置台より鉄筋曲部に自動
的に供給されるものではなく、作業者が手作業で供給し
ていた。

従って、作業に多数の人手を必要とすると共に、非常に
煩雑なものであり、また、作業者の負担も極めて大きく
なっていた。

（ニ）課題を解決するための手段 そこで、本考案では、 イ）幅方向に平行間隔をあけて配設した複数の傾斜支持
桟を有する鉄筋載置部と、 ロ）同傾斜支持桟の下端上面に取付け、幅方向に載置し
た長尺の鉄筋の落下を防止するストッパー片と、 ハ）前記鉄筋載置部の前方に、幅方向に平行間隔をあけ
て配設し、それぞれ前端を機台に枢支すると共に、後端
を傾斜支持桟間で上下方向に移動自在として、上方鉄筋
受渡位置と、下方鉄筋折曲位置とを取り得る複数の鉄筋
渡し用レバーと、 ニ）同鉄筋渡し用レバーの後端上面に設けた鉄筋係止突
起と、 ホ）鉄筋渡し用レバーの後端に、上方にのみ回動自在に
設けた鉄筋受板と、 ヘ）鉄筋渡し用レバー間に設け、それぞれの上面に鉄筋
落下用傾斜面を有すると共に、鉄筋渡し用レバーの下方
回転に連動して鉄筋を前記鉄筋係止突起を越えて同鉄筋
落下用傾斜面に載置可能な鉄筋落下回避板と、 ト）鉄筋渡し用レバー間に設け、落下した鉄筋を鉄筋折
曲位置に保持するストッパーと、 チ）鉄筋折曲位置に配設し、鉄筋を折曲可能な鉄筋折曲
装置とを具備することを特徴とする鉄筋自動曲機を提供
するものである。

（ホ）作用及び効果 本考案では、鉄筋自動曲機に配設した幅方向に平行間隔
をあけて配設した複数の傾斜支持桟を有する鉄筋載置部
に載置した鉄筋を、同鉄筋載置部の前方に、幅方向に平
行間隔をあけて配設した鉄筋渡し用レバーにより自動的
に鉄筋曲折位置に供給可能として、供給された鉄筋を鉄
筋曲装置により所望の形状に折曲可能としている。

上記鉄筋渡し用レバーは、それぞれ前端を機台に枢支す
ると共に、後端を傾斜支持桟間で上下方向に移動自在と
しており、上方に回動したときに鉄筋に鉄筋載置部から
鉄筋を取り込み、下方へ回動したときに、鉄筋を各レバ
ー間に設けた鉄筋落下回避板へ受け渡すものである。

また、鉄筋渡し用レバーの後端上面には鉄筋係止突起設
けているので、鉄筋を取り込んだときに転がり落ちたり
することがない。

また、同鉄筋渡し用レバーの後端には上方にのみ回動自
在とした鉄筋受板を設けており、実質的には、同鉄筋受
板により鉄筋を取り込むことになる。しかも、鉄筋渡し
用レバーが下方へ回動すると、前記鉄筋受板が上方へ回
動して、前記した傾斜支持桟と係合することなく同レバ
ーを下方へ回動させることができる。

ところで、前記鉄筋落下回避板は、それぞれの上面に鉄
筋落下用傾斜面を有しており、前記レバーの下方回転に
連動して鉄筋を前記鉄筋係止突起を越えて同鉄筋落下用
傾斜面に載置可能としており、かかる鉄筋落下用傾斜面
に載置された鉄筋は自重により下方へ転がり落ち、鉄筋
折曲位置へ達することになる。

また、鉄筋折曲位置に落下した鉄筋は、ストッパーによ
り保持されて確実に前記鉄筋折曲位置に止まるので、そ
の後に鉄筋折曲装置によって自動的に所定形状に容易に
折曲げられる。

従って、かかる鉄筋自動曲機では、人手を要することな
く鉄筋の曲げ作業を容易に行うことができるので、作業
能率の向上を図ると共に、人件費等の削減が可能とな
る。ひいては、製造コストの低減を図ることができると
いう効果を奏する。

（ヘ）実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第１図に
おいて、Ａは鉄筋自動曲機を示し、同鉄筋自動曲機Ａは
以下のように構成されている。

鉄筋自動曲機Ａは、第１図、第２図に示すように、機枠
１の前部に設けた鉄筋曲部２と、同機枠１の後部に設け
た鉄筋載置部３とより構成されている。

かかる鉄筋曲部２は、機枠１の前部に支持フレーム2aを
立設し、同フレーム2aの上端に２本のレール2-1,2-1を
左右方向に取付け、同レール2-1,2-1の左右側部に鉄筋
曲装置4,4を摺動自在に配設し、同鉄筋曲装置4,4により
鉄筋ａを各種形状に折曲可能となるように構成してい
る。

かかる鉄筋曲装置４は、レール2-1,2-1に取付けた矩形
状のケース4-1の上面中央に円形状の折曲支点部4aを設
けると共に、同支点部4a周りに回動する鉄筋曲アーム4b
を回動自在に取付けて構成している。

そして、鉄筋曲装置４の支点部4aと鉄筋曲アーム4bとの
間に鉄筋ａを配し、同鉄筋ａを鉄筋曲アーム4bの作動に
て折曲するものである。

また、鉄筋載置部３は、第１図及び第２図に示すよう
に、機枠１の後部に左右の長尺の支持フレーム3aを立設
し、同フレーム3aの上端に複数の載置杆５を一定の間隔
をあけて並設している。

各載置杆５は、前後方向に伸延しており、鉄筋ａを左右
長手方向に向けて載置可能に構成している。なお、本実
施例では、第２図に示すように、鉄筋曲部２を機枠１に
支持フレーム2aを介して低位置に、また、鉄筋載置部３
を機枠１に支持フレーム3aを介して高位置に配設してい
る。

また、第２図に示すように、かかる載置杆５の前後端部
に湾曲状のガイド体5-1と駆動スプロケット5-2を取付
け、同ガイド体5-1と駆動スプロケット5-2とにローラー
を有する搬送チェーン5aを懸架している。

かかる搬送チェーン5aは、ローラーによってガイド体5-
1に沿って走行し、円滑に回動作動を行うものである。

さらに、ガイド体5-1は、載置杆５の前端部に前後位置
調節自在に取付けており、懸架した搬送チェーン5aを適
宜緊張可能に構成している。Ｍはガイド体5-1の調整ボ
ルトである。

また、各駆動スプロケット5-2には、駆動軸８が連動連
結しており、同駆動軸８の一端に原動機９を取付けて搬
送チェーン5aを回動させ、前記載置杆５上に載置した鉄
筋ａを前方に搬送可能としている。

また、かかる載置杆５の先端部には、第２図に示すよう
に、前方に下り傾斜状とした傾斜支持桟６を設けてお
り、同傾斜支持桟６に沿って鉄筋ａを鉄筋載置部３の前
端まで位置させることできるようにしている。

さらに、傾斜支持桟６の先端には鉄筋ａの落下防止のめ
のストッパー片７を設けており、同ストッパー７により
鉄筋ａを保持しながら、鉄筋ａを鉄筋載置部３の最前端
に位置させている。

本考案に係る鉄筋自動曲機は、鉄筋載置部３の鉄筋ａを
鉄筋曲部２に自動的に供給可能とした構成に特徴があ
り、以下、その構成について詳述する。

第１図に示すように、鉄筋曲部２のレール2-1,2-1上に
おいて、鉄筋曲装置4,4間に、一定の間隔をあけて複数
個の鉄筋供給機11がスライド自在に取付けられている。
なお、12aは機台12に設けたローラーであり、同ローラ
ー12aにて機台12をレール2-1,2-1に沿ってスライドさせ
る。

また、かかる機台12には、後方の鉄筋載置部３に載置さ
れた鉄筋Ａを後述する鉄筋折曲位置Ｓへ供給する鉄筋渡
し用レバー14を取付けており、同鉄筋渡し用レバー14
は、機台12の前後方向に伸延し、機台12の前部に設けた
ブラケット13にその前端部を枢支連結し、後端部を上下
移動自在に構成されている。25は機台12上に設けた鉄筋
渡し用レバー14の支持台である。

そして、上方移動した位置で、鉄筋載置部３から鉄筋を
取り込む上方鉄筋受渡位置をとると共に、下方移動した
位置で、下方鉄筋折曲位置とをとることができる。

さらに、鉄筋渡し用レバー14の後端側下部には、第３図
に示すように、上下動可能とした連動杆15の上端を連結
している。

同連動杆15は、機台12に設けたガイド孔17に上下摺動自
在に挿通されると共に、その下端を機台12の下部に配設
した駆動モータ16に連動連結している。

また、前記連動杆15を上下動させるための駆動モータ16
を機台12の下方に支持フレーム12-1を介して取付けてい
る。

かかる駆動モータ16は、駆動軸16aに偏心カム16bを取付
け、同カム16bにて連動杆15を上下作動させ、同連動杆1
5にて鉄筋渡し用レバー14を傾動させるようにしている
ものである。

なお、15aは同連動杆15の上端に設けたローラーであ
り、同ローラー15aにより鉄筋渡し用レバー14の作動を
円滑に行うことができる。

ところで、上記した鉄筋渡し用レバー14の先端部には、
第３図に示すように、傾斜支持桟６の鉄筋ａを水平に受
取る為の短尺の鉄筋受板18を取付けている。

かかる受板18は、第４図に示すように、その基端部に回
動ボス18aを取付け、同ボス18aを鉄筋渡し用レバー14の
先端部側方に突設した回動ピン19に回動自在に装着して
いる。

さらに、回動ピン19の前方には、受板係合体20を取付
け、同受板係合体20にて鉄筋受板18を鉄筋渡し用レバー
14と面一状にすると共に、同鉄筋受板18の上方のみを回
動させるようにしている。

従って、鉄筋渡し用レバー14が上方鉄筋受渡位置から下
方鉄筋折曲位置へ移動する際には、鉄筋受板18は上方へ
回動することになり、傾斜支持桟６上の鉄筋ａに係合す
ることなく折れ曲がり、鉄筋ａを逃げるように作動する
ので、スムーズに鉄筋渡し用レバー14は上下移動するこ
とが可能となる。

また、鉄筋渡し用レバー14の先端には、鉄筋受板18で受
取った鉄筋ａを保持する為の鉄筋係止突起21を設けてい
る。

なお、回動ピン19は鉄筋渡し用レバー14の先端部下面に
設けたスライド板19aに連結されており、同スライド板1
9aを前方にスライドさせれば鉄筋受板18もスライド移動
するので、１本の鉄筋ａを受取るように同鉄筋受板18と
傾斜支持桟６との間隔を調整することができる。19bは
スライド板19aを鉄筋渡し用レバー14の先端部に連結す
る調整ボルトである。

機台12の鉄筋渡し用レバー14の側方には、第１図〜第３
図に示すように、上面を前方に傾斜させて鉄筋落下用傾
斜面22-1を形成した鉄筋落下回避板22を立設し、同鉄筋
落下回避板22にて鉄筋渡し用レバー14からの鉄筋ａを後
述する鉄筋折曲位置Ｓにセットするようにしている。

かかる鉄筋落下回避板22は、一定の高さ及び長さを有し
た台形状に形成し、機台12に突設した左右の支持板23間
に支持されている。

また、機台12上に、鉄筋落下回避板22の後方には略Ｌ状
のストッパー24を設けており、同ストッパー24と鉄筋落
下回避板22と鉄筋渡し用レバー14の上面との間に、前記
した鉄筋ａを鉄筋曲装置4,4にセットする為の鉄筋折曲
位置Ｓを形成している。

なお、鉄筋落下回避板22は、同回避板22に設けた長孔22
aにボルト22bを介して支持板23に摺動自在に取付けてい
る。かかる構造により、鉄筋落下回避板22は、鉄筋折曲
位置Ｓの間隔を調整することができる。

かかる構造により、上下移動する鉄筋渡し用レバー14
は、鉄筋受板18の鉄筋ａを鉄筋落下回避板22に受渡し、
同鉄筋ａは鉄筋落下回避板22の鉄筋落下用傾斜面22-1に
沿って下方へ転がり落ち、鉄筋曲装置4,4の鉄筋折曲位
置Ｓに供給される。

また、鉄筋ａが鉄筋折曲位置Ｓにセットされて曲げられ
た後、鉄筋渡し用レバー14が上方へ傾動すると、その上
面14aによって鉄筋折曲位置Ｓの曲げた鉄筋ａ′を上方
に持ち上げ、傾斜した鉄筋渡し用レバー14の上面14aに
沿って鉄筋曲部２の前方に搬送することができる。

第５図〜第７図を参照しながら、上記のように構成した
鉄筋供給機11の作動工程を以下に説明する。

まず、第５図において、鉄筋曲部２のレール2-1,2-1上
に配設した自動供給機11の鉄筋渡し用レバー14を駆動モ
ータ16と連動杆15とによってその枢支部を中心にして回
動させて、同鉄筋渡し用レバー14を傾動させる。

そして、鉄筋渡し用レバー14に取付けた鉄筋受板18の先
端部によって鉄筋載置部３の傾斜支持桟６に配した前端
部の鉄筋ａを水平に持ち上げる。

さらに、鉄筋ａを鉄筋係止突起21にて保持した状態で、
連動杆15の作動にて鉄筋渡し用レバー14を降下させて、
同鉄筋ａを鉄筋落下回避板22に受渡す。

その際に、鉄筋受板18は第６図に示すように、回動ボス
18aを中心にして上方に回動するので、傾斜支持桟６上
の他の鉄筋ａへの係合を回避することができ、鉄筋落下
回避板22に当接した鉄筋ａは、鉄筋係止突起21を乗り越
えた状態で鉄筋落下回避板22に受渡されることになる。

さらに、第７図に示すように、鉄筋ａは鉄筋落下回避板
22の傾斜した鉄筋落下用傾斜面22-1によって鉄筋曲部２
の鉄筋折曲位置に搬送され、鉄筋曲装置４にて鉄筋ａを
折曲する。

しかも、鉄筋曲部２の鉄筋曲装置４により鉄筋ａを折曲
した後、再度、鉄筋渡し用レバー14を回動させて鉄筋載
置部３の鉄筋ａを受渡す際には、第４図に示すように、
鉄筋折曲位置Ｓにある曲げた鉄筋ａ′を鉄筋渡し用レバ
ー14の上面14aによって持ち上げ、曲げた鉄筋ａ′を傾
斜した鉄筋渡し用レバー14に沿って自動的に鉄筋曲部２
の前方に搬送するものである。

本考案の実施例は、上記のように構成されたものであ
り、鉄筋曲部２の鉄筋供給機11に設けた鉄筋渡し用レバ
ー14の前端部を中心にして後端部を上下移動させること
により、同鉄筋渡し用レバー14の先端部に設け鉄筋受板
18が鉄筋載置部３の傾斜支持桟６に配した鉄筋ａを受取
り、同鉄筋ａを鉄筋落下回避板22によって鉄筋曲装置4,
4の鉄筋折曲位置Ｓに容易に供給することができる。

さらに、鉄筋供給機11の鉄筋渡し用レバー14には、鉄筋
受板18を上方に回動自在に構成しているので、鉄筋渡し
用レバー14を降下する際に、鉄筋受板18が傾斜支持桟６
上の鉄筋ａへ係合することを回避し、鉄筋曲部２への供
給を円滑に行うことができる。

また、鉄筋供給機11は、鉄筋渡し用レバー14を上方へ移
動させて鉄筋載置部３の鉄筋ａを供給する際に、鉄筋曲
部２にて曲げた鉄筋ａ′を、傾斜した状態の鉄筋渡し用
レバー14によって自動的に前方に搬送することができ
る。

従って、かかる鉄筋自動曲機Ａは、鉄筋供給機11によっ
て、人手を要することなく、鉄筋載置部３の鉄筋ａを鉄
筋曲部２に供給すると共に、自動的に曲げた鉄筋ａ′を
搬送することができる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係る鉄筋自動曲機の全体平面図、第２
図は鉄筋自動曲機の全体側面図、第３図は鉄筋供給機の
構造を示す拡大側面図、第４図は鉄筋供給機の鉄筋渡し
用レバーの拡大斜視図、第５図〜第７図は鉄筋供給機の
作動状態を示す説明図である。 図中、 Ａ：鉄筋自動曲機、２：鉄筋曲部 ３：鉄筋載置部、４：鉄筋曲装置 ６：傾斜支持桟、12：機台 14：鉄筋渡し用レバー、18：鉄筋受板 21：鉄筋係止突起、22：鉄筋落下回避板 22-1：鉄筋落下用傾斜面、24：ストッパー ａ：鉄筋、Ｓ：鉄筋折曲位置

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】イ）幅方向に平行間隔をあけて配設した複
   数の傾斜支持桟(6)を有する鉄筋載置部(3)と、 ロ）同傾斜支持桟(6)の下端上面に取付け、幅方向に載
   置した長尺の鉄筋(a)の落下を防止するストッパー片(7)
   と、 ハ）前記鉄筋載置部(3)の前方に、幅方向に平行間隔を
   あけて配設し、それぞれ前端を機台(12)に枢支すると共
   に、後端を傾斜支持桟(6)間で上下方向に移動自在とし
   て、上方鉄筋受渡位置と、下方鉄筋折曲位置とを取り得
   る複数の鉄筋渡し用レバー(14)と、 ニ）同鉄筋渡し用レバー(14)の後端上面に設けた鉄筋係
   止突起(21)と、 ホ）鉄筋渡し用レバー(14)の後端に、上方にのみ回動自
   在に設けた鉄筋受板(18)と、 ヘ）鉄筋渡し用レバー(14)間に設け、それぞれの上面に
   鉄筋落下用傾斜面(22-1)を有すると共に、鉄筋渡し用レ
   バー(14)の下方回転に連動して鉄筋(a)を前記鉄筋係止
   突起(21)を越えて同鉄筋落下用傾斜面(22-1)に載置可能
   な鉄筋落下回避板(22)と、 ト）鉄筋渡し用レバー(14)間に設け、落下した鉄筋(a)
   を鉄筋折曲位置(S)に保持するストッパー(24)と、 チ）鉄筋折曲位置(S)に配設し、鉄筋を折曲可能な鉄筋
   折曲装置(4)とを具備することを特徴とする鉄筋自動曲
   機。