JPH06148723A - フラッシュ撮影モード設定装置 - Google Patents

フラッシュ撮影モード設定装置

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JPH06148723A
JPH06148723A JP29987692A JP29987692A JPH06148723A JP H06148723 A JPH06148723 A JP H06148723A JP 29987692 A JP29987692 A JP 29987692A JP 29987692 A JP29987692 A JP 29987692A JP H06148723 A JPH06148723 A JP H06148723A
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Application number
JP29987692A
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English (en)
Inventor
Hideo Kajita
英夫 梶田
Akihiko Fujino
明彦 藤野
Takeshi Fukunaga
毅 福永
Hiroshi Ueda
浩 上田
Hidehiko Fujii
秀彦 藤井
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作部材が増えても操作が煩わしいという印
象を与えず、フラッシュ撮影モード設定装置であること
が分かりやすく、フラッシュ撮影を行わない時は操作が
できず誤操作をなくすことができるフラッシュ撮影モー
ド設定装置を提供すること目的としている。 【構成】 ポップアップ式フラッシュ内蔵カメラにおい
て、フラッシュモード設定部材は、フラッシュ発光部が
ポップアップしていない状態では隠されていて、ポップ
アップした状態では露出する位置に配置されている。フ
ラッシュ撮影を必要としないときはフラッシュ発光部が
ダウンしていて設定部材が隠れていて操作ができず、フ
ラッシュ撮影ができる時のみ現れ操作ができる構成にな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポップアップ式フラッ
シュを内蔵したカメラのフラッシュ撮影モード設定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動発光モード、プリ発光モード、ワイ
ヤレス発光モード等のフラッシュモード設定部材は、フ
ラッシュやポップアップボタンから離れたところに配置
されていたり、他のモード設定部材とまとめて扉の内側
など配置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カメラの機能が増えて
くる中、決められた設置場所内で操作部材をいかに配置
するかが問題となってくる。機能が増え、操作部材が増
えると操作が煩わしいという印象を与えると共に、どの
機能をどの操作部材で操作するのかが分かりにくいとい
うことがあり、誤操作をすることもある。
【0004】本発明はこのような問題を解決し、フラッ
シュ撮影に関する操作部材であることがわかりやすく、
不要なときに誤って操作をすることがないフラッシュ撮
影モード設定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】フラッシュ撮影モード設
定装置はシャッターレリーズの直前に緊急に操作すると
いうことはあまりなく、前もって被写体の条件に合わせ
て設定している場合が多い。このため、ファインダーを
視認している状態で操作できる位置に配置されてなくて
も問題とはならない。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
ポップアップ式のフラッシュ内蔵カメラにおいて、フラ
ッシュ撮影時に機能するモード・数値を設定するための
設定部材と、フラッシュ発光部をポップアップするため
のフラッシュ発光部ポップアップ手段とを有していて、
前記設定部材はフラッシュ発光部がポップアップしてい
ない状態では隠されていて、ポップアップした状態では
露出する位置に配置されている。
【0007】
【作用】このようにすると、フラッシュを使用しない時
はフラッシュモード設定部材は隠れていて操作すること
が出来ない。フラッシュ使用時は、フラッシュ発光部が
ポップアップしフラッシュモード設定部材が現れ操作が
可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例が適用される一
眼レフカメラを上面から見た図である。1はポップアッ
プ式のフラッシュであり、不使用時でダウンしている状
態を示している。15はアクセサリーシューで、ボディに
固定されていて、フラッシュ1がポップアップしてもア
ップしない。
【0010】ボディ背面を手前にして見ると、フラッシ
ュの左側には手前から、プログラムリセットボタン7、
モデリング発光ボタン8、フラッシュポップアップボタ
ン2が前後に配置されている。プログラムリセットボタ
ン7はどのような設定が行われていても全ての設定をリ
セットし所定のモード或は数値に設定(プログラムリセ
ットと呼ぶ)するために設けられている。モデリング発
光ボタン8はフラッシュ発光時の被写体の輝度を撮影前
に確認するために設けられている。フラッシュポップア
ップボタン2を操作することによりフラッシュ1をアッ
プ/ダウンさせることができる。
【0011】これらの操作部材の左側、ボディ上面の左
端にはモード設定操作部材があり、それは回転操作部材
5、回転操作部材5の上面に配置された環状の液晶表示
装置4とからなっている。液晶表示装置4には各種モー
ドが表示されていて指標6と相対する位置に表示されて
いるモードが設定されているモードである。液晶表示装
置4、回転操作部材5の内側中央部分にはメインスイッ
チボタン3が設けられている。
【0012】フラッシュ1の右側には、手前から、多点
/スポット測光切り換えボタン9、多点/スポット測距
切り換えボタン10が前後に並んで配置されている。その
右側には横長の長方形のボディ液晶表示装置11があり各
種のモード、数値等が表示できるようになっている。ボ
ディ液晶表示装置11の前面寄りにはレリーズボタン12が
位置している。右手でボディをグリップする位置には、
モード設定あるいは数値設定をするためのダイヤルが前
面と背面に設けられている。前面には人差指で操作でき
る位置に前ダイヤル13が、背面には親指で操作できる位
置に後ダイヤル14が、水平方向に回転操作ができるよう
に配置されている。
【0013】ボディ上部、フラッシュ1を側面から見た
ものが図2である。(a)はフラッシュ1不使用時でポ
ップダウンしている状態である。フラッシュ1を必要と
する場合には、(b)に示すようにボディ背面側の端を
軸として回動できるようにボディに支持されているフラ
ッシュ発光部支持部材24が回動して、該支持部材24に支
持されたフラッシュ発光部21が正面を向いた方向に固定
される。
【0014】フラッシュ1がポップダウン時に位置して
いる場所の下にはペンタプリズムがある。この部分のボ
ディ形状はカメラ正面から見た場合、図3に示すように
台形をなしていて、両端は傾斜していて真ん中は平らに
なっている。その傾斜した斜面にプリ発光モードスイッ
チ22、ワイヤレスフラッシュモードスイッチ23が並んで
設けられている。
【0015】上記の位置にフラッシュモード設定装置類
を配置することにより、フラッシュがポップダウンした
状態では図2(a)に示すように隠されているが、ポッ
プアップするとこれらの設定装置類が現れる。本実施例
では赤目現象を軽減するためのプリ発光モードスイッチ
22、ワイヤレスフラッシュを使用するときのワイヤレス
フラッシュモードスイッチ23が設けられていて、ポップ
アップした時のみ操作できるようになっている。これら
二つのスイッチ22、23を拡大して表したのは図2(c)
で、両スイッチ22、23共にONの状態を示している。ま
た、フラッシュ1を使用しないときはフラッシュ1がポ
ップダウンしているため、スイッチ22、23は隠されてい
て操作することが出来なくなる。
【0016】また、上記のようにモード設定部材だけで
なく、フラッシュのガイドナンバー設定部材等、数値を
変更できる部材を設けることもできる。
【0017】なお、本実施例では右手でボディを持ち、
左手でこれらのモード設定スイッチ22、23を操作できる
ようにフラッシュ1に対してグリップと反対側にスイッ
チ22、23が配置されているが、逆に右手で操作できるよ
うにフラッシュ1のグリップ側にスイッチ22、23を配置
してもよい。
【0018】また、フラッシュを内蔵したコンパクトカ
メラにも適用できる。フラッシュ不使用時には隠れてい
て、フラッシュ使用時にフラッシュがポップアップした
時に露出する部分にフラッシュモード設定部材を配置す
ることにより、不使用時にはモード設定部材が操作でき
なくなる。
【0019】次に、モード設定操作部材について説明す
る。図1に示したモード設定操作部材の実施例を拡大し
て示した平面図が図4である。中央にはメインスイッチ
ボタン3が設けられていて、設定モードに関係なく操作
が可能である。回転操作部材5はどちらの方向にも回転
でき、所定の角度の回転操作を行うとクリック感を感じ
るように構成されている。モード設定は、液晶表示装置
4に表示されているモード表示の文字・記号と、指標6
が指し示しているモードとから、どちらにどれだけ操作
すれば良いかを見て、回転操作を行い目的とするモード
を選択する。
【0020】図4の例の場合、反時計回りにP(プログ
ラム)、A(絞り優先)、S(シャッター速度優先)、
M(マニュアル)、ISO値設定、ドライブ、露出補正
の7つのモードが表示されている。例えば、現在は
(a)に示すようにPモードになっていてSモードを選
択しようとすると、回転操作部材5を時計回りにクリッ
ク二つ分回転させることにより、(b)に示すように指
標6の位置にSの表示が現れて、他のモードの表示は変
更前と同じ順序で表示される。モード変更のため回転操
作を行ったとき、回転操作に応じてモード表示位置は変
わるが液晶表示装置4自身は回転しない。また、液晶表
示装置4に表示されたモード表示の文字・記号は全て同
じ方向を向くように表示させている。
【0021】モード表示に液晶表示装置を用いることに
より、プログラムリセット(以下、Pリセット)が可能
となる。どのモードを選択しているときでもPリセット
ボタン7を操作することによりP(プログラム)モード
等の所定のモードに戻ることができ、(a)に示すよう
に液晶表示装置4には指標6と相対する位置に所定のモ
ードが表示され、他のモード表示は変更前と同じ順序で
表示される。
【0022】次に、モード設定操作部材の構造につい
て、図5に示した側面から見た断面図を参照しながら説
明する。図4の平面図との対応について説明すると、3
のメインスイッチボタンは31、4の液晶表示装置は表示
窓33と液晶表示部34に相当する。5の回転操作部材はダ
イヤル32に相当する。メインスイッチボタン31はダイヤ
ル32の回転軸xを中心として配置され、ダイヤル32の回
転位置と無関係に操作が可能である。メインスイッチボ
タン31の下面から軸xを中心とする突出部31aが延びて
いて、その先端がメインスイッチ接片45に接している。
メインスイッチボタン31を押し下げると突出部31aがメ
インスイッチ接片45を押し下げることにより、メインス
イッチのON/OFFの切り換え操作が行われる。
【0023】ダイヤル32内部に液晶表示部34を配置し、
表示内容は表示窓33を通して上部から視認できるように
なっている。液晶表示部34は下から液晶表示装置押え板
35によりダイヤル32に押さえつけられ保持されている。
ダイヤル32はダイヤル止め板43により保持されていて、
止め板押え44によりダイヤル止め板43とダイヤル32は一
体的に固定されていて、カバー部材36をダイヤル32とダ
イヤル止め板43の間に挟み込んだ状態となっているため
回転が可能になっている。ダイヤル止め板43には、下面
にダイヤル回転検出接片42が取り付けられていて、その
下に配置されたベース部材37上面に設置されているダイ
ヤル回転検出基板41との接触によりダイヤル32の回転位
置が検出できる。
【0024】また、ダイヤル止め板43の下面にはクリッ
ク溝部38が設けられている。ベース部材37には、クリッ
クバネ40がはめ込まれていて、クリックバネ40がはめ込
まれている溝の上にクリックボール39が保持されてい
る。クリックボール39はクリックバネ40により下から上
へ、ダイヤル止め板43に押し付けられていて、所定の角
度毎に設けてあるクリック溝部38にはまるためにクリッ
ク感を感じるように構成されている。
【0025】この操作部材を用いた変形例を図6(a)
〜(d)に示す。(a)はP、S、M、Aの4つの表示
がありAEモード選択専用操作部材とした例である。
(b)は低速連写(低速連続撮影)、高速連写(高速連
続撮影)、単写(一コマ撮影)、セルフタイマー、サイ
レント(低速フィルム給送により給送音低減)の5つの
表示がありドライブモード設定専用操作部材に用いた例
である。(c)は露出補正値設定専用操作部材に用いた
例で0を中心に−2から+2までの範囲で1/3EV単
位で設定可能であり、(d)はISO値設定専用操作部
材に用いた例で25から6400まで1/3段単位で設
定可能である。
【0026】何れの例でも操作方法は同じで、操作前の
表示状況から回転操作部材5をどちらの方向にどれだけ
回転させれば良いかを判断し、回転操作を行う。選択さ
れたモードあるいは数値は指標6の位置に表示される。
他のモードあるいは数値の表示順序は変更前と変えずに
表示される。
【0027】また、別の変形例として図7に示す様に、
液晶表示装置27を回転操作部材26の上面に配置するので
はなく、ボディ上に配置することもできる。(a)、
(b)の例は図4の例と同様の7つのモードがある。
(a)はPモードに設定されている状態を示していて、
この状態から回転操作部材26を反時計回りにクリック二
つ分操作してSモードを選択し、その後、リセットを行
ってPモードに戻った状態を示している。
【0028】(c)の例は図6(a)の例と同様の4つ
のモードがある。指標28は回転操作部材26の上面に配置
し回転操作部材26を操作して指標28を液晶表示装置27に
表示されたモード表示に合わせることによりモード選択
を行う。指標28がどのモード表示位置にあってもPリセ
ットボタン7を操作することによりPリセットが可能
で、リセットが行われると所定のモードに設定されると
共に指標28の位置に設定されたモードが表示される。モ
ード変更やPリセットの後、モード表示の位置は変わっ
ても表示順序は(b)に示すように変更前とは変わらな
い。
【0029】Pリセットによりリセットするだけでな
く、使用者の好みのモード、数値等を予め記憶せておい
て、Pリセットを行ったときに強制的にこれらの内容を
呼び出し、その内容に設定する(カスタム機能、後述)
ということもできる。
【0030】次に、図8に示すものは別の変形例で、I
SO値設定用の操作部材として用いた例である。どちら
の方向にも回転可能な回転操作部材52の上面に矩形の液
晶表示装置51が配置されていて、回転操作部材52の回転
操作を行っても液晶表示装置51は回転しない構成になっ
ている。回転操作を行うと所定の角度毎にクリック感を
感じるようになっており、一つのクリックで一段階(1
/3SV)のISO値アップ/ダウン操作が可能であ
る。液晶表示装置51には、中央にISO値が表示され、
右上には+記号、右下には右上がり矢印が、左上には−
記号が、左下には左上がり矢印が表示されるようになっ
ている。
【0031】(a)はフィルムもしくはフィルムカート
リッジに設けられたフィルム感度情報からISO値を読
み取り、読み込んだISO値を表示した状態であり、こ
の例では100の時である。アップ/ダウン操作を行っ
ていないときは、数値の左右の表示も全て表示されてい
る。アップ/ダウン操作を行うときは回転操作部材52を
操作し、数値をアップさせたいときは+記号の下に表示
された矢印の方向(反時計周り)に回転させる。アップ
操作後の表示は(b)に示すように数値とその右側に+
記号と右上がり矢印が表示され、数値の左側には何も表
示されない。このようにアップ操作を行ったときは+−
記号のうち+記号のみが表示されることにより、初めに
読み取ったISO値(以下、初期ISO値とする)から
アップ側に変更された状態であることが分かりやすくな
っている。
【0032】逆に、(a)の初期の状態から回転操作部
材52を時計周りに回転させてダウン操作を行った後の表
示の様子を(c)に示している。アップ操作の時とは逆
に、−記号と左上がり矢印が表示されているので初期I
SO値からダウン側に変更された状態であることが分か
りやすくなっている。
【0033】(b)あるいは(c)のように変更された
状態からPリセットボタン7を操作すると、リセットが
行われ、(a)のような初期の状態に戻る。すでにカス
タム機能によりISO値の変更量(ΔSV)が記憶され
ている場合はそのISO値変更量を強制的に読み込み、
初期ISO値を加算した値が液晶表示装置52の中央に表
示される。このとき、(d)の様に数値と左右両側の記
号も全て表示される。(d)の例では、ISO値変更量
として+1/3SVが記憶されている例で、SV=5
(ISO=100)と1/3SVの加算によりISO=
125に設定されている。
【0034】また、図9に別の変形例を示す。図8と同
様にISO値設定用の操作部材とした例である。前記変
形例と同様のどちらにも回転可能でクリック感のある回
転操作部材57の上面に円形の液晶表示装置56を配置して
あり、ISO値を表す数値が液晶表示装置56の円周に沿
って時計回りに増加する並び方で順に表示されていて、
指標58の位置にある数値が現在設定されている値を示し
ている。
【0035】図8に示した例と同じように(a)に示す
初期の状態では初期ISO値が表示されていて、この状
態から回転操作部材57でアップ/ダウン操作を行うこと
によりISO値の変更ができる。(b)は回転操作部材
57を半時計回りにクリック一つ分回転させてアップ操作
を行った後の表示状態で、(c)は回転操作部材57を時
計回りにクリック一つ分回転させてダウン操作を行った
後の表示状態であり、アップ/ダウンどちらの操作後で
も設定した数値が指標58の位置に表示され他の数値は操
作前と同じ順序で表示される。変更された状態からPリ
セットボタン7を操作すると、Pリセットが行われて、
(a)の様な初期の状態に戻る。また、予めカスタム機
能でISO値変更量(ΔSV)が記憶されている場合は
その値を強制的に読み込んで初期ISO値と加算した値
を指標58の位置に表示する。
【0036】ISO値設定は、例えば25から6400
というように設定範囲が大変広く、全てを表示すると一
つの表示が小さくなる。図9に示した例では、設定され
た値を中心として前後に限られた数だけ表示して一つの
表示を大きくするようにしてある。
【0037】次に、カメラの制御について図10に示すブ
ロック図を参照しつつ説明する。61はマイクロコンピ
ューターで各部の制御を行う。接続されているスイッチ
類には以下のものがある。メインスイッチSM、レリー
ズボタン半押しスイッチS1、シャッターレリーズスイ
ッチS2、PリセットスイッチSP、多点/スポット測距
切り換えスイッチSAF、多点/スポット測光切り換えス
イッチSAE、モデリングフラッシュスイッチSMD、プリ
発光スイッチSPF、ワイヤレス発光スイッチSWR、フラ
ッシュポップアップスイッチSPUである。これらのスイ
ッチのうち、メインスイッチSMとプリ発光スイッチSP
Fとワイヤレス発光スイッチSWRは、一度操作すると次
に操作するまでその状態を維持している状態スイッチ
で、そのほかのスイッチはボタンを押している間だけO
Nになり、放すとOFFになるタイプのスイッチであ
る。
【0038】マイクロコンピューター61への入力として
は、フィルム感度を読み取るISO値読み取り部67、測
光を行う測光部68、測距を行う測距部69からの入力と、
各種モードを設定するモード設定ダイヤル62、数値のア
ップ/ダウン等を行う前ダイヤル63、後ダイヤル64の操
作による入力がある。出力する先としてはフィルムの巻
き上げを制御するドライブ制御部65、フラッシュの発光
を制御するフラッシュ制御部66、測距情報に基づいて焦
点合わせを制御する焦点制御部70、測光、ISO等の情
報に基づいて露出を制御する露出制御部71とがあり、72
の表示Iは絞り値、シャッター速度等を表示するボディ
液晶表示装置11、73の表示IIは回転操作部材5上面の液
晶表示装置4で、これらの表示部の制御信号も出力す
る。
【0039】EEPROM(Electrical Erasable Prog
rammable ROM)74は、カスタム機能によりボディ液晶表
示装置11に表示されている情報を記憶しておくもので、
マイクロコンピューター61とデータの受け渡しを行う。
【0040】次に、各種の情報を記憶しておくRAMと
カスタム機能で用いられるEEPROMのレジスタにつ
いて、記憶内容との関係を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】それぞれのレジスタについて順に説明する
と、MDRはAEモード(P、A、S、M)のうち一つ
のモードを記憶、AVRは絞り値を記憶、TVRはシャ
ッタースピードを記憶、AFRは多点/スポット測距の
切り換えを記憶、AERは多点/スポット測光の切り換
えを記憶、ΔSVRは初期ISO値からの変更量(ΔS
V)を記憶、ΔEVRは露出補正量(ΔEV)を記憶、
SVRは初期ISO値を記憶、BVRは測光による被写
体の輝度を記憶、DRVRはドライブモードの単写/連
写を記憶している。以上はRAMでメインスイッチ3を
OFFにしても電池によりバックアップされていて記憶
内容は消えないが、電池を外すと記憶内容は消えてしま
う。
【0043】カスタム機能用にはEEPROMがあり、
ここに記憶されている内容は電池を外しても消えない。
レジスタを順次説明すると、AFREは多点/スポット
測距の切り換えを記憶、AEREは多点/スポット測光
の切り換えを記憶、ΔSVREは初期ISO値からの変
更量(ΔSV)を記憶、ΔEVREは露出補正量(ΔE
V)を記憶、DRVREはドライブモード(単写/連
写)を記憶、MDREはAEモード(P、A、S、M)
のうち一つのモードを記憶している。
【0044】図11に本発明を適用したカメラの制御部の
メインルーチンのフローチャートを示す。まず、カメラ
に電池を装着する場合のみ(b)図に示す処理を行う。
ステップ#23において、すでにカスタム機能でEEPR
OMに記憶されている内容を読み出してRAMに記憶さ
せる。EEPROMに記憶されている内容は、前述のよ
うに、測距エリア、測光エリア、ISO値変更量(ΔS
V)、露出補正量(ΔEV)、ドライブモード、AEモ
ードである。読み出しが終わると、(a)図のステップ
#3へと続く。
【0045】電池が装着されていてもメインスイッチ
(SW)がONされずOFFのままであれば、停止状態
になる。ステップ#3でメインSWがONであるかの判別
ではONされていないのでNoとなり、ステップ#13で
メインSWON→OFFの判別ではメインSWがONか
らOFFにされた直後の場合のみYesとなりNoの場
合は何も行わず、ステップ#19において表示をOFFに
してステップ#21の停止状態になる。ただし、完全に停
止するのではなく、メインSWが操作され割り込みが起
こるのを待機している。メインSWがOFFからONに
されると割り込みが起こりステップ#1へジャンプし、割
り込みフラグが1にセットされる。ステップ#3でメイン
SWがON状態であるかを判別し、判別結果はYesで
あるのでステップ#5〜ステップ#11の撮影のための各種
のサブルーチンの処理を行う。サブルーチンとしてはス
テップ#5のモード設定、ステップ#7のS1ON制御、ス
テップ#9のデータ設定、ステップ#11のアップ/ダウン
制御の4つがあり、メインSWがONの状態である間は
このルーチンを繰り返す。
【0046】通常の終了はメインSWをONからOFF
に操作すると、ステップ#3でのメインSWON状態の判
別結果はNoであるのでステップ#13へ進み、ステップ#
13ではメインSWON→OFFの判別をする。このとき
メインSWはOFFになったばかりであるので判別結果
はYesとなり、次のステップ#15へ進み、ステップ#15
ではPボタンON状態であるかを判別し、ここではPボ
タン7は操作していないので判別結果はNoとなり、ス
テップ#19で表示OFFをして停止する。
【0047】Pボタン7を押し下げたままメインスイッ
チをONからOFFに終了操作するとカスタム機能にお
ける記憶操作となる。通常の終了とはステップ#15へ進
むところまでは同じであるが、ステップ#15のPボタン
ON状態であるかの判別では、Pボタンを押し下げたま
まであるので判別結果はYesとなる。
【0048】次に、ステップ#17へ進み現在使用中でR
AMに記憶されていてボディ液晶表示装置11に表示中の
内容をカスタム機能として記憶させる。具体的にはRA
Mの記憶内容をEEPROMに書き込む。本実施例では
多点/スポット測距、多点/スポット測光、初期ISO
値からの変更量、露出補正量、ドライブモード、AEモ
ードの情報が表示されていてこれら全てを記憶している
が、カメラの機種によっては全てを記憶しなくても、そ
のうちの一部の情報のみを記憶するようにしてもよい。
記憶した後はステップ#19で表示をOFFにして停止状
態となり、割り込み待ちとなる。
【0049】次に示す図12は、図11メインルーチンのス
テップ#5のモード設定サブルーチンのフローチャートで
あり、これについて説明する。まず、ステップ#25で割
り込みフラグが1かどうかを判別する。これは、メイン
スイッチがOFFからONになった直後ならYes以下
の処理が必要となるためである。既にONになっていた
なら、すでにモード設定がなされていてYes以下の処
理が必要ではないのでステップ#45へ行きフィルムもし
くはフィルムカートリッジからISO値を読み取り、そ
の値をレジスタSVRへ代入する。
【0050】ステップ#25で割り込みフラグが1の場
合、モード設定を行わなければならない。モード設定は
初めに一度設定するだけでよく、二度目は必要が無いの
でステップ#27で割り込みフラグを0とする。次のステ
ップ#29においてRAMの内容をボディ液晶表示装置11
に表示させる。
【0051】次に、設定されたAEモード(レジスタM
DRに記憶)に応じて絞り値あるいはシャッター速度を
ボディ液晶表示装置11に表示する。ステップ#31ではA
モードかどうかを判別し、Aモードならば絞り優先モー
ドであるのでステップ#37へ進みAVRに記憶している
絞り値を表示してステップ#43へ進む。Aモードでなけ
ればステップ#33でSモードかどうかを判別する。Sモ
ードであればシャッター速度優先モードであるのでステ
ップ#39においてTVRに記憶しているシャッター速度
を表示してステップ#43へ進む。Sモードでなければス
テップ#35でMモードかどうか判別し、Mモードであれ
ばマニュアルモードであるのでステップ#41でAVRに
記憶している絞り値を表示し、ステップ#39でTVRに
記憶しているシャッター速度を表示させてステップ#43
へ進む。MモードでなければPモードであるので絞り
値、シャッター速度は表示させずにステップ#43へ進
む。
【0052】次のステップ#43ではダイヤル設定Iサブ
ルーチンの処理を行う。このダイヤル設定Iのサブルー
チンは回転操作部材5の上に配置された液晶表示装置4
の表示を行い、その後、ステップ#45へ進む。ステップ#
45ではフィルムもしくはフィルムカートリッジからIS
O値を読み取りレジスタSVRへ記憶させる。以上で本
サブルーチンを終了しメインルーチンへリターンする。
【0053】図13、図14は、図11に示すメインルーチン
のステップ#7のS1(レリーズボタン半押しスイッチ)
ON制御サブルーチンのフローチャートである。S1が
OFFの時は何もせずに本サブルーチンを終了しリター
ンする。ステップ#47ではS1がOFFからONに操作さ
れたかどうかを判別し、結果がYesであればステップ
#49のダイヤル設定Iサブルーチンの処理を行う。No
であればステップ#51でS1がONかどうかを判別する。
S1が既にONされていてON状態が維持されていると
きは、既にステップ#49ダイヤル設定Iサブルーチンは
処理されているのでスキップして次のステップ#53へ進
む。
【0054】ステップ#53では多点測距であるかを判別
し、Yesの場合はステップ#55において多点測距によ
り、Noの場合はステップ#57においてスポット測距に
より、焦点合わせを行う。次のステップ#59では多点測
光であるかを判別し、Yesであればステップ#61にお
いて多点測光により、Noであればステップ#63におい
てスポット測光により、被写体の輝度を測定しその値を
レジスタBVRに記憶する。次のステップ#65ではEV
値を計算する。測光により得られた被写体の輝度(BV
Rに記憶)と、初期ISO値(SVRに記憶)と、初期
ISO値からの変更量(ΔSVRに記憶)と、露出補正
量ΔEV(ΔEVRに記憶)を加算することによりEV
値を求める。
【0055】次のステップ#67では、フラッシュ発光が
ONになっているかを判別する。フラッシュONであれ
ば、ステップ#69においてフラッシュ同調シャッター速
度TVFLをシャッター速度としTVRに記憶し、ステッ
プ#71において、EV値、TV値、AEモードに応じて
露出演算を行いAVを算出しAVRに記憶する。フラッ
シュ発光がONでない場合はステップ#73において、E
V値、AEモードに応じて露出演算を行いTV、AVを
算出しTVR、AVRに記憶する。SモードではAV、
AモードではTV、PモードではTVとAVを算出す
る。ステップ#71またはステップ#73の露出演算で求めた
絞り値AV、あるいはシャッター速度TVは、ステップ
#75においてボディ液晶表示装置11に表示される。
【0056】ステップ#77では、シャッターレリーズス
イッチ(S2)がON状態であるかを判別する。S2がO
NでなくOFF状態であれば、まだ撮影段階ではないの
で本サブルーチンを終了しリターンする。S2がONさ
れていれば撮影をするということなので、次のステップ
#79において露出制御を行う。露出制御サブルーチンは
図15に示し、後で説明する。露出制御により一コマの撮
影を終えると次の撮影のための動作を行う。ステップ#8
1においてフィルムの巻き上げ動作を行い、ステップ#83
においてシャッターチャージやミラーチャージ等の機械
的チャージを行う。
【0057】次はステップ#85において、ドライブモー
ド(レジスタDRVRに記憶)が単写かどうかを判別す
る。単写の場合は次のステップ#87でS1がOFFかどう
かを判別し、レリーズボタンの押し下げが終了してS1
がOFFされるまでステップ#87においてループを繰り
返す。S1がOFFされると本サブルーチンを終了しリ
ターンする。ドライブモードが連写の場合はステップ#8
9においてS2がONされているかを判別し、ONされた
ままであればステップ#53へ戻って測距、測光、露出演
算等、次の撮影のための動作を繰り返し行い、ステップ
#89においてS2がOFFされていれば本サブルーチンを
終了しリターンする。
【0058】図15は、図14S1ON制御サブルーチンの
中のステップ#79露出制御サブルーチンのフローチャー
トである。まず、ステップ#91でフラッシュ発光がON
であるかを判別し、次のステップ#93においてプリ発光
がONであるかを判別する。どちらの判別でもYesの
場合、即ちフラッシュ発光ON、且つ、プリ発光ONの
場合はステップ#95においてフラッシュプリ発光を行
い、ステップ#97において本発光までの一定時間WAI
Tする。フラッシュ発光がOFFの場合、またはプリ発
光がOFFの場合はこれらのステップ#95、#97は必要な
いのでスキップし次のステップ#99へ進む。
【0059】ステップ#99でもう一度フラッシュ発光が
ONであるかを判別し、OFFであればステップ#109に
おいて絞り制御を開始し、ステップ#111においてシャッ
ター制御を開始する。ONであればステップ#101におい
て絞り制御を開始し、ステップ#103においてシャッター
制御を開始する。次に、ステップ#105でワイヤレス発光
モードがONであるかを判別し、ワイヤレス発光モード
であればステップ#107においてワイヤレスフラッシュ制
御のためのフラッシュ発光を行い、そうでなければステ
ップ#113において通常のフラッシュ発光を行う。以上で
本サブルーチンを終了しリターンする。
【0060】次に、メインルーチンのステップ#9のデー
タ設定サブルーチンのフローチャートを図16に示し説明
する。ダイヤル変更していないときは、既に設定されて
いるモードが表示されていてそのまま表示を続ける。ス
テップ#115でダイヤル(回転操作部材5)の操作により
ダイヤル変更量が入力され、ステップ#117においてダイ
ヤル変更量から設定モードを決定する。決定した設定モ
ードの表示が指標の位置に来るように、ステップ#119の
ダイヤル設定IIサブルーチンにおいて液晶表示装置4の
表示を行う。
【0061】ステップ#121では、多点/スポット測距切
り換えボタン10が操作されたかを判別し、操作されてい
ればステップ#123においてレジスタAFRに多点/スポ
ットを切り換えて記憶させる。次に、ステップ#125で
は、多点/スポット測光切り換えボタン9が操作された
かを判別し、操作されていればステップ#127においてレ
ジスタAERに多点/スポットを切り換えて記憶させ
る。両操作ボタン9、10が操作されていなければ、何も
行わない。
【0062】次のステップ#129では、Pボタン7を一度
押し下げて放すことによりPリセットスイッチSPがO
NからOFFに変化したかを判別する。Pリセットスイ
ッチSPがONからOFFに操作されるとPリセットが
行われ、メインルーチンのフローチャート(図11)に示
したカスタム機能で記憶(Pボタン7を押し下げた状態
でメインスイッチ3をON→OFF)しておいた情報
を、ステップ#131においてEEPROMからRAMに読
み込む。次のステップ#133のダイヤル設定Iサブルーチ
ンでEEPROMから読み込まれたAEモードが指標位
置にくるように液晶表示装置4に表示を行う。カスタム
機能が設定されていない場合は、AEモードはPモード
となり、そのほかの設定は所定の設定内容にセットされ
る。ステップ#135ではボディ液晶表示装置11にEEPR
OMから読み込まれた内容を表示する。Pボタンが操作
されなければ、これらのステップ#131、#133、#135をス
キップし次のステップ#137へ進む。
【0063】ステップ#137ではモデリング発光モードが
ONであるかを判別し、ステップ#139ではワイヤレス発
光モードがONであるかを判別する。どちらの判別もY
esの場合、つまりモデリング発光、ワイヤレス発光を
する場合はステップ#141でモデリング制御を行う。すな
わち、本体のフラッシュを発光させてワイヤレスフラッ
シュに制御信号を送る。モデリング発光モード、または
ワイヤレス発光モードがOFFであればモデリング制御
を行う必要がないので本サブルーチンを終了しリターン
する。
【0064】図17にダイヤル設定Iサブルーチンのフロ
ーチャートを示す。ダイヤル設定Iは、液晶表示装置4
にAEモードの何れかを指標位置に表示する必要がある
場合に処理を行う。その必要があるのは、メインスイッ
チがOFFからONに変更された直後と、Pリセットを
行った直後と、S1(レリーズボタン半押しスイッチ)
がOFFからONになった直後である。ステップ#143に
おいて、回転操作部材5の上面に配置された液晶表示装
置4の指標位置に選択されたAEモードを表示させる。
ステップ#145において、指標位置に表示されたモードを
中心として他のモードを表示させるが、モード表示の並
び方は予め決めてあり、本実施例では図4に示すように
反時計回りにP、A、S、M、ISO値設定、ドライ
ブ、露出補正の順で表示する。
【0065】図18にダイヤル設定IIサブルーチンのフロ
ーチャートを示す。ダイヤル設定IIは液晶表示装置4に
表示されている全てのモードから、回転操作部材5を操
作してモード選択をする場合に処理を行う。ステップ#1
47において図4に示す7つのモードのうち選択されたモ
ードの記号を液晶表装置4の指標位置に表示する。ステ
ップ#149において、選択され指標位置に表示されたモー
ドを中心として、予め決めてある順序で他のモードの表
示を行う。
【0066】図19にアップ/ダウン制御サブルーチンの
フローチャートを示す。本サブルーチンは前ダイヤル1
3、後ダイヤル14が操作された場合にダイヤル変更量に
応じて各種の値を変更するサブルーチンであり、回転操
作部材5の操作により選択されたモードに応じて変更さ
れる内容が異なる。
【0067】ステップ#151において前/後ダイヤル変更
量が入力される。ステップ#153では回転操作部材5で選
択されたモードがAEモードのうちどれかが選択されて
いるかを判別し、選択されていれば、ステップ#155にお
いて選択されたAEモードに応じてシャッター速度(T
V)、絞り値(AV)を変更する。AEモードでなけれ
ばステップ#157においてISO値設定モードであるかを
判別し、Yesであればステップ#159において初期IS
O値からの変更量(ΔSV)を変更する。ISO値設定
モードでなければステップ#161において露出補正モード
であるかを判別する。Yesであればステップ#163にお
いて露出補正量(ΔEV)を変更する。露出補正モード
でなければドライブモードであるのでステップ#165にお
いて連写/単写の切り換えを行う。
【0068】それぞれのモードにおいて変更された内容
は、次のステップ#167においてボディ液晶表示装置11に
表示され、本サブルーチンを終了してメインルーチンへ
リターンする。
【0069】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
フラッシュ撮影モード設定部材がフラッシュ発光部がポ
ップアップしていない状態では隠されていて、ポップア
ップした状態では露出する位置に配置されている。従っ
て、フラッシュ不使用時には隠れているため操作が煩わ
しいという印象を与えず、操作が出来ないようになって
いるため誤操作をなくすことができる。また、フラッシ
ュ撮影ができる時のみに操作部材が現れるのでフラッシ
ュ撮影モード設定部材であることが分かりやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される一眼レフカメラの上面図
【図2】フラッシュ部の側面図
【図3】フラッシュ部の正面図
【図4】本発明の回転操作部材の平面図
【図5】回転操作部材の側面から見た断面図
【図6】回転操作部材の変形例の平面図
【図7】回転操作部材の別の変形例の平面図
【図8】回転操作部材の変形例の平面図
【図9】回転操作部材の変形例の平面図
【図10】本発明が適用されるカメラの制御手段を示すブ
ロック図
【図11】カメラ制御部メインルーチンのフローチャート
【図12】モード設定サブルーチンのフローチャート
【図13】S1ON制御サブルーチンのフローチャート
【図14】S1ON制御サブルーチンのフローチャート
【図15】露出制御サブルーチンのフローチャート
【図16】データ設定サブルーチンのフローチャート
【図17】ダイヤル設定Iサブルーチンのフローチャート
【図18】ダイヤル設定IIサブルーチンのフローチャート
【図19】アップ/ダウン制御サブルーチンのフローチャ
ート
【符号の説明】
1 フラッシュ 2 フラッシュポップアップボタン 3 メインスイッチボタン 4 液晶表示装置 5 回転操作部材 6 指標 7 プログラムリセットボタン 13 前ダイヤル 14 後ダイヤル 21 フラッシュ発光部 22 プリ発光モードスイッチ 23 ワイヤレスフラッシュモードスイッチ 26 回転操作部材 27 液晶表示装置 28 指標 32 ダイヤル 33 表示窓 34 液晶表示部 61 マイクロコンピューター 62 モード設定ダイヤル 63 前ダイヤル 64 後ダイヤル 72 ボディ表示手段 73 ダイヤル表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 浩 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 藤井 秀彦 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 大塚 博司 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュ発光部がポップアップするこ
    とでフラッシュ撮影が可能となるフラッシュ装置におい
    て、 フラッシュ撮影時に機能するモード・数値を設定するた
    めの設定部材と、 フラッシュ発光部をポップアップするためのフラッシュ
    発光部ポップアップ手段と、 を有し、前記設定部材は、フラッシュ発光部がポップア
    ップしていない状態では隠されていて、ポップアップし
    た状態では露出する位置に配置されていることを特徴と
    するフラッシュ撮影モード設定装置。
JP29987692A 1992-11-10 1992-11-10 フラッシュ撮影モード設定装置 Pending JPH06148723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29987692A JPH06148723A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 フラッシュ撮影モード設定装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP29987692A JPH06148723A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 フラッシュ撮影モード設定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06148723A true JPH06148723A (ja) 1994-05-27

Family

ID=17878029

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29987692A Pending JPH06148723A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 フラッシュ撮影モード設定装置

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JP (1) JPH06148723A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043559A (ja) * 2001-08-02 2003-02-13 Canon Inc カメラシステム及びカメラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043559A (ja) * 2001-08-02 2003-02-13 Canon Inc カメラシステム及びカメラ

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