JPH0614770Y2 - 可搬式消防ポンプのハンドル構造 - Google Patents

可搬式消防ポンプのハンドル構造

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JPH0614770Y2
JPH0614770Y2 JP258488U JP258488U JPH0614770Y2 JP H0614770 Y2 JPH0614770 Y2 JP H0614770Y2 JP 258488 U JP258488 U JP 258488U JP 258488 U JP258488 U JP 258488U JP H0614770 Y2 JPH0614770 Y2 JP H0614770Y2
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JP
Japan
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handle
mounting frame
pump
portable fire
fire pump
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JP258488U
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JPH01110758U (ja
Inventor
滋 青山
Original Assignee
トーハツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、可搬式消防ポンプのハンドル構造の改良に
関するものである。
(従来の技術) 一般に可搬式消防ポンプの構造は、一例として第5図に
示すように、図示しないエンジン付のポンプを固定する
取付枠2に対し、持ち運ぶためのハンドル4を4隅に回
動可能に取りつけ、持ち運ぶ時には水平に起し、運搬し
ない時には運転操作の邪魔にならぬよう下に倒れる構造
としている。ハンドルの詳細な取付構造としては、第4
図に示す如く、ハンドル4を取り付け枠2にボルト1
2、ナット14により回動可能に軸支している。
(考案が解決しようとする問題点) 可搬式消防ポンプはエンジン付きのポンプであるため、
運転中は取付枠2に伝わる振動が大きく、地面、床に対
しては取付枠2に設けた4ケの防振ゴム3で防振してい
るが、ハンドル4にはかなりの振動が伝わり、ハンドル
4の激しい振れによりハンドル取付部の摩耗、破損を生
ずる心配がある。
取付枠2とハンドル4の取付部の間にウエブワッシャ、
ゴム座、樹脂座の弾性体6等を使用する方法もあるが、
完全でなく、その分部品点数が増え、コスト増となる。
この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、こ
の考案の目的は、ポンプ運転時に、ハンドルの振動を防
止できるとともに、振動防止用の弾性体間座を不用にし
た、可搬式消防ポンプのハンドル構造を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するためこの考案は、エンジン・ポンプ
の取り付け枠に、ハンドルを回動可能に軸支した可搬式
消防ポンプのハンドル構造において、弾性体ハンドル握
りの外周に、ハンドル取り付け枠に嵌着する嵌着部を設
けたことを特徴とする。
(考案の実施例) 以下添付図面に基づいて、この考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示すものであ
る。ハンドル4の端部には弾性体ハンドル握り10が圧
入されている。ハンドル4はエンジン・ポンプの取り付
け枠2に、ボルト12、ナット14により回動可能に軸
支されている。また、弾性体ハンドル握り10の一部を
太くして、その外周には、エンジン・ポンプの取り付け
枠2に嵌着する嵌着部16が設けられている。この場合
には、取付枠2がパイプでできている例なので、丸く切
欠き、取付枠に弾性力でもって嵌着するようにした。
この実施例は上述の如く構成されているので以下の如く
作用する。エンジンが始動されポンプの運転が開始され
ると、エンジン・ポンプの取り付け枠2は振動する。し
かし、取り付け枠2とハンドル4は弾性体ハンドル握り
10の外周に設けられた嵌着部16により弾性力で押え
られて嵌着されているため、弾性体ハンドル握り10が
防振体の働きをして、ハンドル4の振動は減少する。
このハンドル握り10の一部を太くして嵌着部とする形
状は、弾性力で押しつけられながら振動に耐えて係止で
きればよいのであって、また相手の取付枠の形により嵌
着部の形状を自由に選べる。
(考案の効果) この考案によれば以下の如き効果を奏する。
(1)弾性体ハンドル握りが、防振体の働きをするので、
ハンドルとハンドル取り付け枠の取付部の間に防振体を
設ける必要がなくなり、部品点数が減少し、かつ運転時
の騒音が減少する。
(2)ハンドル取付部の摩耗、破損の心配がない。
ハンドルの折りたたみは容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側面図、第2図は第
1図におけるA−A断面図、第3図はこの考案の一実施
例を示す斜視図、第4図は従来の可搬式消防ポンプのハ
ンドル構造を示す側面図、第5図はエンジン・ポンプの
取付枠の構造を示す斜視図である。 図において2はエンジン・ポンプの取り付け枠、4はハ
ンドル、10は弾性体ハンドル握り、16は嵌着部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンポンプの取り付け枠に、ハンドル
    を回動可能に軸支した可搬式消防ポンプのハンドル構造
    において、弾性体ハンドル握りの外周に、エンジンポン
    プの取り付け枠に嵌着する嵌着部を設けたことを特徴と
    する可搬式消防ポンプのハンドル構造。
JP258488U 1988-01-14 1988-01-14 可搬式消防ポンプのハンドル構造 Expired - Lifetime JPH0614770Y2 (ja)

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JPH01110758U JPH01110758U (ja) 1989-07-26
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