JPH0614720Y2 - 保温容器の水位管取付構造 - Google Patents

保温容器の水位管取付構造

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JPH0614720Y2
JPH0614720Y2 JP1988165252U JP16525288U JPH0614720Y2 JP H0614720 Y2 JPH0614720 Y2 JP H0614720Y2 JP 1988165252 U JP1988165252 U JP 1988165252U JP 16525288 U JP16525288 U JP 16525288U JP H0614720 Y2 JPH0614720 Y2 JP H0614720Y2
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JP
Japan
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container
water level
mounting structure
level pipe
hole
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JP1988165252U
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JPH0286441U (ja
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靖彦 井上
弘光 吉行
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、保温容器の水位管取付構造に関し、特に発
泡材を直発泡させることにより断熱壁を構成するように
した保温容器における水位管取付構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
ウレタン係合成樹脂を内容器と外容器の間に注入し、い
わゆる直発泡させることにより断熱壁を構成する保温容
器に水位管を取付ける場合、水位管の接続チューブを挿
入する孔を断熱壁に残しておく必要がある。
そのため、従来は、第3図に示すように、内容器20に
予め接続口21を外向きに突設すると共に、その接続口
21に対向して外容器22に孔23を設けておき、発泡
材24を注入する前に孔23に治具25を差込み、これ
によって接続口21を囲むと共に孔23を閉塞し、しか
る後に発泡材24を注入するようにしている。このと
き、治具25は孔23の内周面に密着してこの孔23を
閉塞するので、発泡材24が漏出することがない。
発泡完了後治具25を外し、その跡に形成された空所2
6(第4図参照)を通して接続口21に接続チューブ2
7の一端を挿入し、その接続チューブ27の他端に水位
管28を接続する。
なお、上記の水位管取付構造は、上端部の取付構造につ
いて述べたが、下端部の取付構造も同様である。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のごとき取付構造によると、発泡材の注入及び発泡
時に治具を用いる必要があり、そのために作業性が低下
する問題点がある。
そこで、この考案は部品の増加を伴うことなく、しかも
上記のごとき治具を使用しない水位管取付構造を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は内容器と外
容器とから成り、内容器に外向きの接続口を突設すると
共に、その接続口に対応した孔を外容器に設け、水位管
の接続チューブの一部を外容器の上記孔から挿入して上
記の接続口に接続し、上記内容器と外容器の間に発泡材
を充填した保温容器の水位管取付構造において、上記接
続チューブ外周に外容器の上記孔に密着するつば部を設
けるという構成を採用した。
〔作用〕
発泡材の注入前に、接続チューブを外容器の孔に通し、
接続チューブの先端部分を内容器の接続口のまわりに挿
入し、かつつば部を外容器の孔の内周面に密着させる。
しかるのちに発泡材を注入する。発泡材は、接続チュー
ブのつば部が外容器の孔を閉塞するので、漏出すること
はない。発泡完了後接続チューブの他端に水位管を接続
する。
〔実施例〕
第1図は実施例の水位管取付構造を備えた樽形保温容器
の一例である。この保温容器は、容器本体1の前面に水
位表示パネル2を設け、その内部に水位管3を取付けた
ものである(第2図参照)。
容器本体1を構成する内容器4には、上下一対の接続口
5が外向きに突設される。接続口5は、内容器4と外容
器6との間の間隔より短かく形成され、外周面を屈曲す
ることにより形成した突条7を内容器4の外側面に当
て、内側からかしめることにより固定される。
外容器6には、上記の各接続口5に対向し、かつこれに
より若干径の大きい孔8が設けられる。
接続チューブ9の接続口5に対する差込み部分外周面に
は、テーパ状のつば部10が形成される。そのつば部1
0の最大径の部分を、外容器6の孔8の内周に密着させ
る。
内容器4と外容器6の間への発泡材11の注入は、接続
チューブ9を上記のように接続口5に挿入し、そのつば
部10を孔8の内周に密着させたのちに行われる。従っ
て、発泡材11が孔8から漏出することはない。
また、水位管3は発泡材11の発泡完了後、接続チュー
ブ9の他端相互間に挿入することにより取付けられる。
〔考案の効果〕
この考案は以上のごときものであるから、発泡材注入時
にその漏出防止のために、従来のごとき治具を用いる必
要がなく、接続チューブをもって治具に代えることがで
きるので、新たな部品の増加を伴うことなく作業性を向
上させることができる。また、接続チューブを接続口に
挿入した状態で発泡材を注入し発泡させるので、接続チ
ューブが発泡材に接合される。従って、接続チューブが
振動等で抜け出すことがなく、安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の保温容器の斜視図、第2図は水位管取
付部分の一部省略断面図、第3図は従来例の製造過程に
おける一部を示す断面図、第4図は従来例の水位管取付
部分の一部を示す断面図である。 1……容器本体、3……水位管、 4……内容器、5……接続口、 6……外容器、8……孔、 9……接続チューブ、10……つば部、 11……発泡材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容器と外容器とから成り、内容器に外向
    きに接続口を突設すると共に、その接続口に対応した孔
    を外容器に設け、水位管の接続チューブの一部を外容器
    の上記孔から挿入して上記の接続口に接続し、上記内容
    器と外容器の間に発泡材を充填した保温容器の水位管取
    付構造において、上記接続チューブの外周に外容器の上
    記孔に密着するつば部を設けたことを特徴とする保温容
    器の水位管取付構造。
JP1988165252U 1988-12-20 1988-12-20 保温容器の水位管取付構造 Expired - Lifetime JPH0614720Y2 (ja)

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JPH0286441U JPH0286441U (ja) 1990-07-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014023886A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Takao Sato 複合魔法瓶

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS627226U (ja) * 1985-06-28 1987-01-17
JPS6219299U (ja) * 1985-07-19 1987-02-05
JPS62101443U (ja) * 1985-12-19 1987-06-27

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