JPH0440066Y2 - - Google Patents

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JPH0440066Y2
JPH0440066Y2 JP1987129640U JP12964087U JPH0440066Y2 JP H0440066 Y2 JPH0440066 Y2 JP H0440066Y2 JP 1987129640 U JP1987129640 U JP 1987129640U JP 12964087 U JP12964087 U JP 12964087U JP H0440066 Y2 JPH0440066 Y2 JP H0440066Y2
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JP
Japan
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cylindrical
semi
connecting plate
pipe
space
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JP1987129640U
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JPS6435280U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、支持フレーム等に支持されて配設
される配管類の取付装置に関する。
(従来の技術) 従来、冷房若しくは暖房用の流体が流過する配
管類を建物屋上に配管する場合、第8〜10図に
示すように屋上に配管方向に一定の間隔をおいて
断面状の支持フレーム1を建物屋上に取り付け、
該支持フレーム1上にパイプ2を架け渡してUバ
ンド3で固定して取り付けるようにしてある。
(考案が解決しようとする問題点) かかる従来の配管類の取付装置において、パイ
プ2が冷房若しくは暖房用配管である場合、パイ
プ2の外周に断熱発泡体からなる円筒状の断熱カ
バー4を装着しているが、安定した支持をもたら
すために支持フレーム1の部分において断熱カバ
ー4の下部を断面状して切除して支持フレーム
の受入凹部分5を形成し、支持フレーム1上に断
熱カバー4の下部を水平面で当接するようにしな
ければならなかつた。
しかしながら、かかる受入凹部分5の形成は、
配管取付部における断熱効果の低下を招来すると
共に、外観を悪くするという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、この考案が採つ
た手段は、互に接合される一組の上下枠体12
a,12bからなる配管類の取付装置において、
下部枠体12aはパイプの下半部を支持する内方
半円筒部14と、該内方半円筒部14と同心の外
方半円筒部15とを水平方向に延びる連結板部1
7で連結し、これら内外半円筒部14,15及び
連結板部17とで区画される部分を空間に形成
し、該連結板部17には溝部が形成され、外方半
円筒部15の下部に支持フレーム11上に載置さ
れる支持台部16を形成してなり、上部枠体12
bはパイプの上面に被嵌される内方半円筒部18
と、該内方半円筒部18と同心の外方半円筒部1
9とを水平方向に延びる連結板部20で連結し、
これら内外半円筒部18,19及び連結板部20
とで区画される部分を空間に形成し、該連結板部
20には溝部24が形成され、枠体内のバンド2
5の締着により形成される連結板部の筒状部を有
し、外方半円筒部15,19の接合によつて形成
される円筒部外周にパイプの外方へ断熱施工を行
うための空間を区画形成する円筒状カバー21を
挿着自在とし、該空間内に断熱材を注入自在とし
たことを特徴とする。
(作用) 上下2つ割り形状の取付枠体を下部枠体の支持
台部により支持フレーム上に載置支持させ、内方
半円筒部の接合によつて作出される小径の円筒部
にパイプを挿通して支持し、外方半円筒部によつ
て作出される大径の円筒部に円筒状カバーを挿着
して、パイプの外周に発泡空間を区画し、発泡原
液を注入発泡させてパイプの外周に断熱体を施工
することが出来る。すなわち、枠体に内外半円筒
部と連結板部で区画される空間を形成してあるの
で、配管を支持しカバーを取付けた後において、
断熱材を注入し、該注入された断熱材は枠体の空
間を通つて枠体を越えて流動することが出来る。
又は、枠体には溝部を形成してあるので、該溝部
に小径の戻管を挿通して支持させることが可能と
なる。
(考案の効果) この考案によれば、発泡空間内に発泡原液を注
入して発泡させることが出来、更に注入された断
熱材は枠体の空間を通つて枠体を越えて流動する
ので、カバー取付後の断熱材の注入が容易となり
配管作業を容易且簡便に行うことが可能となると
共に、枠体をパイプ支持フレーム上に安定した強
固な状態で体裁良く取り付けることが出来る。更
に、小径の戻管の挿通支持も枠体内部の溝部によ
り行うことが出来るため配管作業がより容易で確
実となる。
(実施例) 以下に図面を参照しつつ、この考案の好ましい
実施例について詳細に説明する。図において10
は、建物屋上等に配管されたパイプ、11は該パ
イプ10を支持するために適宜の間隔をおいて配
設された断面状の支持フレーム、12はこの考
案に係る取付枠体を示し、上下2つ割りの形状を
有し、接合して一体化される。下部枠体12a
は、パイプ10の下半部を支持する小径の内方半
円筒部14と、該内方半円筒部14と同心の大径
の外方半円筒部15並びに該外方半円筒部15の
下面から下方へ延びる支持台部16とを備え、支
持台部16は前記支持フレーム11上に安定に載
置される。内外方の半円筒部14,15は水平方
向に延びる連結板部17で連結され、これら内外
半円筒部14,15及び連結板部17とで区画さ
れる部分を空間に形成される。上部枠体12b
は、パイプ10の上半部に被嵌する内方半円筒部
18と、該内方半円筒部18と同心の外方半円筒
部19とを備え、内外方半円筒部18,19は水
平方向に延びる板部20で連結され、これら内外
半円筒部18,19及び連結板部20とで区画さ
れる部分を空間に形成される。
上下部枠体12a,12bを接合するとき、内
方半円筒部14,18が接合されたパイプ10を
挿通支持する小径の円筒部が作出され、又外方半
円筒部15、19によつてこれと同心と大径の円
筒部が作出される。外方半円筒部15,19は後
述する円筒状カバー21を挿着するために該カバ
ー21の肉厚分だけ小径に形成され段部22が形
成される。連結板部17,20には接合したとき
断面方形の筒状部を作出する溝部23,24が形
成される。該溝部23,24は、連結板部17,
20を補強すると共に、小径の戻管を挿通支持す
るための断面方形の筒状部を作出する。
内方形円筒部14,18に近接して連結板部1
7,20に固定用のUバンド25を挿通するため
の挿通孔26が形成される。
取付に際しては、パイプ10の下部を内方半円
筒部14で支持しつつ下部枠体12aを支持フレ
ーム11上に載置する。次に上部枠体12bの内
方半円筒部18をパイプ10の上部に被嵌させつ
つ、下部枠体12bと接合する。次にUバンド2
5のU状部をパイプ10の上部を被覆する内方半
円筒部18の上面に係着しつつ挿通孔26を挿通
して支持フレーム11の下方へ挿通し、締付ナツ
ト27で締付けて固定する。次に、外方半円筒部
15,19に円筒状カバー21を挿着して内方に
発泡空間を区画形成し、パイプ10の外周を間隔
をおいて円筒状カバー21で被覆し、該発泡空間
に内外半円筒部及び連結板部とで区画された空間
より発泡原液を注入して発泡させる。これによ
り、円筒状カバー21で区画されるパイプ10の
外周に断熱発泡体が形成され、パイプ10の外周
面が断熱される。
下部枠体12aの支持台部16の内部には好ま
しくは複数の補強板が支持フレーム11に向かつ
て垂下され、支持フレーム11上に当接して下部
枠体12aを補強する。
このようにして、パイプ10は取付枠体12に
支持されつつ、支持フレーム11上に強固に固定
されると共に、取付枠体12に円筒状カバー21
を挿着して、その内方に発泡原液を注入して発泡
させ、パイプ10の外周部に断熱処理を行うこと
が出来るのである。すなわち、枠体に内外半円筒
部と連結板部で区画される空間を形成してあるの
で、配管を支持しカバーを取付けた後において、
断熱材を注入し、該注入された断熱材は枠体の空
間を通つてカバーの内部へその全長にわたつて流
動する。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の外観を示す斜視図、第2図は取
付状態を示す斜視図、第3図は正面図、第4図は
側面図、第5図は第3図A−A′線に沿つた縦断
面図であつて円筒状カバーの挿着状態を示す、第
6図は第4図B−B′線に沿つた縦断面図、第7
図は分解斜視図、第8図は従来の配管の取付状態
を示す斜視図、第9図は同縦断面図、第10図は
同側面図である。 10……パイプ、11……支持フレーム、12
……取付枠体、13……配管、14……内方半円
筒部、15……外方半円筒部、16……支持台
部、17……連結板部、18……内方半円筒部、
19……外方半円筒部、20……連結板部、21
……円筒状カバー、22……段部、23……溝
部、24……溝部、25……Uバンド、26……
挿通孔、27……締付ナツト、28……補強板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互に接合される一組の上下枠体12a,12b
    からなる配管類の取付装置において、下部枠体1
    2aはパイプの下半部を支持する内方半円筒部1
    4と、該内方半円筒部14と同心の外方半円筒部
    15とを水平方向に延びる連結板部17で連結
    し、これら内外半円筒部14,15及び連結板部
    17とで区画される部分を空間に形成し、該連結
    板部17には溝部が形成され、外方半円筒部15
    の下部に支持フレーム11上に載置される支持台
    部16を形成してなり、上部枠体12bはパイプ
    の上面に被嵌される内方半円筒部18と、該内方
    半円筒部18と同心の外方半円筒部19とを水平
    方向に延びる連結板部20で連結し、これら内外
    半円筒部18,19及び連結板部20とで区画さ
    れる部分を空間に形成し、該連結板部20には溝
    部24が形成され、枠体内のバンド25の締着に
    より形成される連結板部の筒状部を有し、外方半
    円筒部15,19の接合によつて形成される円筒
    部外周にパイプの外方へ断熱施工を行うための空
    間を区画形成する円筒状カバー21を挿着自在と
    し、該空間内に断熱材を注入自在としたことを特
    徴とする配管類の取付装置。
JP1987129640U 1987-08-26 1987-08-26 Expired JPH0440066Y2 (ja)

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JP1987129640U JPH0440066Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26

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JPS6435280U JPS6435280U (ja) 1989-03-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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