JPH0614659A - シート回収作業機 - Google Patents

シート回収作業機

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Publication number
JPH0614659A
JPH0614659A JP17358192A JP17358192A JPH0614659A JP H0614659 A JPH0614659 A JP H0614659A JP 17358192 A JP17358192 A JP 17358192A JP 17358192 A JP17358192 A JP 17358192A JP H0614659 A JPH0614659 A JP H0614659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
ground
lifting
winding
soil
Prior art date
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Pending
Application number
JP17358192A
Other languages
English (en)
Inventor
Arinobu Ishida
有伸 石田
Hiroshi Nishikawa
宏 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP17358192A priority Critical patent/JPH0614659A/ja
Publication of JPH0614659A publication Critical patent/JPH0614659A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地面に敷設されたシートの土による固定力の
相違にかかわらず、シートの巻き取り回収がスムーズに
できるシート回収作業機を提供する。 【構成】 シート持ち上げ装置10が地面に対して昇降
するよう駆動する持ち上げ部材11をシートSに作用さ
せ、シートSの横端部が土から抜け上がって巻き取り抵
抗が減少するように、シートSを地面から持ち上げ操作
する。シート回収装置20が、巻き取り体21をシート
持ち上げ装置10による持ち上げ操作後のシートSに作
用させ、巻き取り抵抗の面からスムーズに巻き取り回収
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば土壌消毒剤を
注入した地面にシートを敷設して消毒効果の向上を図
り、この後、消毒時間が経過した時など、地面に敷設さ
れたシートを回収する際に使用する作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業機として、従来、シートを巻き
取り回収するシート回収装置を走行機体に付設し、機体
走行をさせるだけで楽にシート回収できるようになった
シート回収作業機があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、シート回収装置
によるシート巻き取り力のみによってシートを地面から
持ち上げるようになっていたことから、また、地面に敷
設されるシートにあっては、風による位置ずれや浮き上
がりの防止ができるように、シートの両横端部を土に埋
める処理が行われることから、シートの土による固定具
合によっては、シートの持ち上げが十分にできなくて巻
き取りが困難になったり、シート損傷が発生する場合が
あった。本発明の目的は、シートの土による固定が強く
ても比較的スムーズに、かつ、楽にシート回収できるシ
ート回収作業機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるシート回収
作業機にあっては、目的達成のために、地面用のシート
に対する持ち上げ部材を地面に対して昇降駆動自在に有
し、地面に敷設されている前記シートを前記持ち上げ部
材の対地上昇力によって地面から持ち上げるシート持ち
上げ装置を、走行機体に備えさせ、前記シートを巻き取
り回収するシート回収装置を、前記シート持ち上げ装置
からの前記シートに作用する状態で前記走行機体に備え
させてあることを特徴とする。
【0005】
【作用】走行機体の走行に伴い、シート持ち上げ装置が
持ち上げ部材によってシートを地面から持ち上げ操作
し、この持ち上げ操作のためにシート端部が土から抜け
上がる。この時、シート端部の埋まりが比較的深いと
か、シート端部に載っている土の量が比較的多くて、土
によるシート固定が比較的強くなっていても、持ち上部
材が持ち上げ専用のものであって持ち上げ力をシートに
効果的に作用させ、シートが回収装置によって持ち上げ
るに比して確実に抜け上がる。そして、シート回収装置
が、シート持ち上げ装置による持ち上げ後で、シート端
部が土に埋まったままにあるに比して巻き取り抵抗が減
少した状態にあるシートに作用して巻き取り回収をして
いく。
【0006】
【発明の効果】シート回収装置の作用により、走行機体
の走行操作をするだけで楽に回収作業できるばかりでは
なく、シート固定が比較的強くてもシート持ち上げ装置
の巻き取りに先行しての持ち上げによって巻き取り負荷
を軽くしながらシート回収装置を作用させて、スムーズ
にかつ能率よく回収作業できるようになった。
【0007】
【実施例】図1に示すように、左右一対の接地輪1,
1、シート用の持ち上げ装置10および回収装置20を
備えるシート回収作業装置を、クローラ式走行装置2、
エンジンE、操縦ハンドル3などを備える自走可能な走
行機体の前部に連結するとともに、走行機体からシート
回収作業装置に回動力伝達するように構成して、歩行型
のシート回収作業機を構成してある。この作業機は、土
壌消毒剤を注入した後の地面に消毒効果向上用に敷設さ
れたビニールシートSなど、地面用シートの回収に使用
するものであり、詳しくはつぎの如く構成してある。シ
ート持ち上げ装置10は、機体横方向の樹脂製パイプで
なる持ち上げ部材11、および、持ち上げ部材11の両
端側に各別に駆動力付与する一対の駆動機構12,12
でなる。持ち上げ部材11は、地面からシート回収装置
20のシート巻き取り体21に至るシートSの下側に位
置するように配置し、そして、持ち上げ部材11を形成
するパイプの両端部でなる一対の揺動支持アーム部11
a,11aを介して作業装置フレーム4の支持フレーム
部分4aに取り付けてある。左右いずれもの駆動機構1
2を構成するに、シート用の第1ガイドロール22の回
転支軸22aに駆動体13を一体回動可能に取り付け、
駆動体13が第1ガイドロール22の回動力によって回
動駆動されるに伴い、駆動体13に備えてある一対の駆
動部13a,13aが交互に、前記揺動支持アーム11
aのボス部から延出する操作アーム14の遊端側に接当
して操作アーム14を持ち上げ部材11の対地上昇側に
揺動するよう押圧操作し、この押圧操作による操作アー
ム14の揺動角が設定角に達するに伴い、駆動部13a
が操作アーム14に対する押圧操作を解除して持ち上げ
部材11の自重下降を可能にするように構成してある。
つまり、持ち上げ部材11が地面に対して昇降するよう
に駆動機構12によって駆動されながら、シートSの下
側を走行機体の走行のために移動することにより、走行
機体の走行に伴い、シート持ち上げ装置10が持ち上げ
部材11の対置上昇力をしてシートSを地面から持ち上
げてシートSの両横端部を土から抜き上げて行くように
してある。
【0008】シート回収装置20は、前記第1ガイドロ
ール22、この第1ガイドロール22の上方に位置する
遊転式の第2ガイドロール23、前記シート巻き取り体
21でなり、シート持ち上げ装置10の持ち上げ部材1
1からのシートSをガイドロール22と23によりシー
ト巻き取り体21に案内するように構成してあることに
より、機体走行に伴ってシートSを巻き取り体21によ
って巻き取り回収していくように、かつ、シート両端部
が土から抜け上がって巻き取り負荷が軽くなった状態で
巻き取り回収して行くように構成してある。
【0009】前記第1ガイドロール22を、シートSに
対して巻き取り体21への送り込み作用をするように駆
動ロールに構成するとともに、第1ガイドロール21に
よるシート送り込み速度が巻き取り体21による巻き取
り速度に比して若干速くなるように、第1ガイドロール
22および巻き取り体21の駆動速度を設定してある。
すなわち、第1ガイドロール22と巻き取り体21との
間でシートSに若干の弛みが発生して巻き取り体21が
スムーズにシートSの巻き取りを行うように配慮してあ
る。
【0010】シート持ち上げ装置10およびシート回収
装置20の駆動を可能にするに、図1に示すように、走
行機体の前端部に、作業用ミッション5を主ミッション
6を介してエンジンEに連動させた状態で設けるととも
に、伝動構造を図2に示すように構成してある。すなわ
ち、作業用ミッション5に機体横向きに備えてある動力
取り出し軸5aの回動力を、伝動ベルト30を介して作
業装置の中間伝動軸31に伝達し、この中間伝動軸31
の回動力を伝動ベルト32を介してシート巻き取り体2
1の回転支軸21aに減速伝達し、前記中間伝動軸31
の回動力を伝動ベルト33を介して前記第1ガイドロー
ル22の回転支軸22aに伝達するように構成してあ
る。前記作業装置フレーム4の走行機体に対する連結解
除を可能に構成し、土壌消毒剤などの薬液を土中に注入
できるように構成した薬液注入装置(図示せず)を前記
作業装置に替えて走行機体の前部に連結できるととも
に、この連結時にも、前記動力取り出し軸5aから薬液
注入装置に動力伝達できるように構成してある。つま
り、走行機体を、薬液注入作業にも使用できるようにし
てある。
【0011】〔別実施例〕本発明を実施するに当たり、
第1ガイドロール22を駆動式にすることによるシート
Sの強制移送を省略したり、第1および第2カイドロー
ル22,23を省略してもよい。また、シート回収作業
装置を走行機体に容易には取り外しできないように連結
したシート回収専用機に構成してもよい。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】伝動構造を示す概略平面図
【図3】シート回収装置部位の側面図
【図4】要部の拡大正面図
【符号の説明】
10 シート持ち上げ装置 11 シート持ち上げ部材 20 シート回収装置 S シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面用のシート(S)に対する持ち上げ
    部材(11)を地面に対して昇降駆動自在に有し、地面
    に敷設されている前記シート(S)を前記持ち上げ部材
    (11)の対地上昇力によって地面から持ち上げるシー
    ト持ち上げ装置(10)を、走行機体に備えさせ、 前記シート(S)を巻き取り回収するシート回収装置
    (20)を、前記シート持ち上げ装置(10)からの前
    記シート(S)に作用する状態で前記走行機体に備えさ
    せてあるシート回収作業機。
JP17358192A 1992-07-01 1992-07-01 シート回収作業機 Pending JPH0614659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17358192A JPH0614659A (ja) 1992-07-01 1992-07-01 シート回収作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17358192A JPH0614659A (ja) 1992-07-01 1992-07-01 シート回収作業機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614659A true JPH0614659A (ja) 1994-01-25

Family

ID=15963232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17358192A Pending JPH0614659A (ja) 1992-07-01 1992-07-01 シート回収作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614659A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183070A (ja) * 2012-05-21 2012-09-27 Tomabechi Giken Kogyo:Kk 長芋蔓巻取装置
KR101251336B1 (ko) * 2010-12-22 2013-04-05 경북대학교 산학협력단 트랙터 장착용 비닐수거기
JP2013233118A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Kyoto Prefecture 被覆資材の巻取展開装置
JP2019024445A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 近藤 信一 ビニールハウス用シート回収装置及びビニールハウス用シートの回収方法

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101251336B1 (ko) * 2010-12-22 2013-04-05 경북대학교 산학협력단 트랙터 장착용 비닐수거기
JP2013233118A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Kyoto Prefecture 被覆資材の巻取展開装置
JP2012183070A (ja) * 2012-05-21 2012-09-27 Tomabechi Giken Kogyo:Kk 長芋蔓巻取装置
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