JPH0614510A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

Info

Publication number
JPH0614510A
JPH0614510A JP18876692A JP18876692A JPH0614510A JP H0614510 A JPH0614510 A JP H0614510A JP 18876692 A JP18876692 A JP 18876692A JP 18876692 A JP18876692 A JP 18876692A JP H0614510 A JPH0614510 A JP H0614510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
shaft portion
spindle motor
shaft
hub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP18876692A
Other languages
English (en)
Inventor
Kihachiro Ota
喜八郎 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP18876692A priority Critical patent/JPH0614510A/ja
Publication of JPH0614510A publication Critical patent/JPH0614510A/ja
Priority to US08/293,737 priority patent/US5528092A/en
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータの形成が容易で安価なスピンドルモー
タを提供する。 【構成】 中空円筒状の支持体4に回転自在に支持され
るロータ15を、プレート部材の塑性加工により、円筒
状の軸部16と、該軸部16の上端より外周方向に延設
され記録ディスクが装着されるハブ部17と、該ハブ部
17の外周より下方に延設されロータマグネット23が
装着されるロータ部20とを形成することにより構成
し、軸部16の内側に円筒状スリーブ21を圧入すると
共に、スリーブ21の上部内周面にディスククランプの
取付用めねじ22を形成し、軸部16の外周面と支持体
4の内周面との間に軸受13,14を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてディスク(磁
気ディスク、光ディスク)等を回転させるために使用さ
れるスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スピンドルモータは、ディスク
駆動装置に装着されるブラケットに中空円筒状の支持体
を設け、この支持体の内周に一対の軸受を介してロータ
の軸部を回転自在に支持すると共に、ロータにロータマ
グネットを装着し、このロータマグネットに対向してス
テータを配設している。
【0003】前記ロータは、円筒状のハブ部とロータ部
とからなり、ハブ部の下端にはディスクが載置されるフ
ランジ部が一体に設けられている。このロータは、通
常、アルミまたはアルミ合金から構成され、いわゆる削
り出しにより所定の形状に形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のス
ピンドルモータにあっては、ハブを削り出しにより形成
するため、特に加工費が高く、加工時間も非常に長いと
いった欠点がある。
【0005】なお、本発明の出願人は、このような問題
を解消するために、ロータをプレート部材の絞り加工な
どにより形成し、このロータにシャフトを圧入するよう
にしたスピンドルモータを提案している(特開平3−1
54275号公報)。しかし、この場合、シャフトの圧
入に手間がかかると共に、ロータとシャフトとのそれぞ
れの軸心が一致しにくいといった問題を有している。
【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に留意してなされたものであり、その目的とする
ところは、ロータの製作が容易でかつロータとその軸部
とのそれぞれの軸心が高精度に一致する安価なスピンド
ルモータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のスピンドルモータにおいては、中空円筒状
の支持体内に軸部が挿通されたロータと、この軸部に装
着されたロータマグネットと、ロータマグネットに対向
して配設されたステータとを備えたスピンドルモータで
あって、ロータは、プレート部材の塑性加工により、円
筒状の軸部と、この軸部の上端より外周方向に延設され
記録ディスクが装着されるハブ部と、このハブ部の外周
より下方に延設されロータマグネットが装着されるロー
タ部とを形成してなり、前記軸部の内側に円筒状スリー
ブが圧入されると共に、このスリーブの上部内周面にデ
ィスククランプの取付用めねじが形成され、軸部の外周
面と支持体の内周面との間に軸受が設けられていること
を特徴としたものである。
【0008】この場合、ロータのハブ部には、記録ディ
スクの載置面を形成するフランジ部が形成され、ロータ
のロータ部はフランジ部の外周にこのフランジ部の下面
に沿った折り返し部を介して連続形成されていることが
望ましい。
【0009】
【作用】前述したスピンドルモータにあっては、ロータ
がプレート部材の塑性加工により形成されるため、従来
のような加工を要さず、安価かつ高精度に形成できる。
しかも、ハブ部と共に軸部を同時に形成できるため、シ
ャフトの圧入等といった作業も要さず、ハブ部と軸部と
の軸心が高精度に一致し、ハブ部に装着される記録ディ
スクの回転が安定したものとなる。
【0010】ここで、プレート部材の塑性加工によりロ
ータを形成した場合、軸部の径はプレート部材の板厚に
応じた寸法になるが、本発明では、この軸部の内側に円
筒状スリーブを圧入するため、軸部の強度を高め、所望
の径が得られる。その上、スリーブにディスククランプ
の取付用めねじを形成するため、めねじを直接軸部に形
成した場合の軸部の強度低下等が抑えられる。
【0011】
【実施例】実施例につき、図1及び図2を用いて説明す
る。まず、実施例1を示した図1について説明する。同
図はスピンドルモータ1の全体の断面構成を示したもの
であり、スピンドルモータ1は、ディスク駆動装置のベ
ース2に装着されている。
【0012】ベース2の取付孔3に圧入されたモータ1
の円筒状支持体4は鉄プレス部品よりなり、支持体4の
上端鍔部5の下面に補助基準面6が形成され、支持体4
の上部に外嵌されたアルミブッシュ7がその上面を補助
基準面6に当接することにより、アルミブッシュ7の下
面に基準面8が形成され、これがベース2に当接してい
る。
【0013】前記アルミブッシュ7の外側には、ステー
タ9が外嵌されている。ステータ9は、周知のようにス
テータコア10とコイル11とからなっており、このス
テータ9の下面にモータ駆動回路を実装したフレキシブ
ル基板(FPC)12が装着されている。
【0014】前記支持体4は、1対の軸受13,14を
介してロータ15を回転自在に支持している。このロー
タ15は、支持体4の内側に1対の軸受13,14を介
して支持された円筒状の軸部16と、軸部16の上端よ
り外周方向に延設されたハブ部17と、ハブ部17の外
周に段落ちして外方に形成された記録ディスクが載置さ
れるフランジ部18と、フランジ部18の下面の折り返
し部19と、折り返し部19より下方に延設されたロー
タ部20とを備えてなり、これらが鉄製プレート部材の
塑性加工により同時に形成されている。
【0015】前記ロータ15の軸部16には、ステンレ
ス製の円筒状スリーブ21が圧入されており、スリーブ
21の上部内周面に、記録ディスクのクランプ取付用の
めねじ22が形成されている。
【0016】この場合、ロータ15は例えば肉厚0.6
mmのプレート部材から構成されるが、スリーブ21が
ないと、所望径(大径)の軸部16を形成することがで
きず、しかもロータ15はその表面がめっき処理される
ため、軸部16の内面に直接ねじ加工すると、再度表面
処理しなければならなくなる。しかし、軸部16にスリ
ーブ21を圧入することにより、軸部16を補強でき、
所望の外径に形成でき、その上、スリーブ21に直接め
ねじ22を形成できるため、ロータ15のめっきを傷め
ることも防止できる。
【0017】前記ロータ部20の内周面には、ステータ
9に対向して配設された環状のロータマグネット23が
固定されている。なお、支持体4の下端には、ステンレ
ス製プレス部材のキャップ24が接着剤25により固定
されている。26は鉄製プレス部材よりなる円筒体であ
り、支持体4の内側に圧入され、両軸受13,14間の
位置決めを行っている。
【0018】このような構成のスピンドルモータ1にあ
っては、ロータ15をプレート部材の塑性加工により形
成するため、加工が非常に容易で、かつ安価にでき、し
かもハブ部17やロータ部20だけでなく軸部16も同
時に形成できるため、シャフトの圧入といった面倒な作
業が不要で、ロータ15の軸心と軸部16の軸心との心
合わせが簡単になる。
【0019】その上、軸部16の内側にスリーブ21を
圧入する構成としたため、軸部16を補強して、所望の
外径に形成できるとともに、クランプ取付用のめねじ2
2の形成も容易に実現する。
【0020】つぎに、実施例2を図2を用いて説明す
る。図2は、ロータ27を示したものであり、鉄製プレ
ート部材の塑性加工により、円筒状の軸部28と、この
軸部28の上端より外周方向に延設され記録ディスクが
装着されるハブ部29と、このハブ部29の外周に段落
ちして外方に形成された記録ディスクが載置されるフラ
ンジ部30とを同時に形成する一方、鉄製プレート部材
の塑性加工により、フランジ部30の下面の折り返し部
31と、折り返し部31より下方に延設されロータマグ
ネットが装着されるロータ部32とを同時に形成し、フ
ランジ部30と折り返し部31とをかしめると共に接着
剤33により、一体にしたものである。
【0021】前記軸部28の内側には、円筒状スリーブ
34が圧入され、このスリーブ34の上部内周面にディ
スククランプの取付用めねじ35が形成されている。
【0022】この実施例は、ロータ27の塑性加工の
際、フランジ部30と折り返し部31との接合部を連続
して形成できない場合に有効な手段を提供している。
【0023】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更す
ることができることはあきらかである。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次に記載する効果を奏する。スピンドルモ
ータのロータをプレート部材の塑性加工により形成する
ことにより、従来のような部材の削り出しといった作業
が不要になり、作業性が格段に向上するとともに、安価
なロータを形成できる。
【0025】その上、ロータの形成時に軸部を同時に形
成できるため、従来のようなシャフトの圧入といった作
業が不要になり、軸部の軸心をロータの軸心に容易かつ
正確に一致させることが可能になる。
【0026】さらに、軸部の内側に円筒状スリーブを圧
入したことにより、軸部を補強することができ、プレー
ト部材の板厚に拘らず軸部の外形を自由に設定でき、所
望の外形の軸部を得ることができ、また、クランプ取付
用めねじの形成も容易に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスピンドルモータの実施例1を示
す断面図である。
【図2】本発明によるスピンドルモータの実施例2のロ
ータを示す断面図である。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ 4 支持体 9 ステータ 13,14 軸受 15,27 ロータ 16,28 軸部 17,29 ハブ部 18,30 フランジ部 19,31 折り返し部 20,32 ロータ部 21,34 スリーブ 22,35 めねじ 23 ロータマグネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空円筒状の支持体内に軸部が挿通され
    たロータと、該軸部に装着されたロータマグネットと、
    該ロータマグネットに対向して配設されたステータとを
    備えたスピンドルモータにおいて、 前記ロータは、プレート部材の塑性加工により、円筒状
    の軸部と、該軸部の上端より外周方向に延設され記録デ
    ィスクが装着されるハブ部と、該ハブ部の外周より下方
    に延設され前記ロータマグネットが装着されるロータ部
    とを形成してなり、 前記軸部の内側に円筒状スリーブが圧入されると共に、
    前記スリーブの上部内周面にディスククランプの取付用
    めねじが形成され、 前記軸部の外周面と前記支持体の内周面との間に軸受が
    設けられていることを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】 ロータのハブ部には、記録ディスクの載
    置面を形成するフランジ部が形成され、前記ロータのロ
    ータ部は前記フランジ部の外周に該フランジ部の下面に
    沿った折り返し部を介して連続形成されていることを特
    徴とする請求項1記載のスピンドルモータ。
JP18876692A 1992-06-23 1992-06-23 スピンドルモータ Withdrawn JPH0614510A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18876692A JPH0614510A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 スピンドルモータ
US08/293,737 US5528092A (en) 1992-06-23 1994-08-19 Spindle motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18876692A JPH0614510A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 スピンドルモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614510A true JPH0614510A (ja) 1994-01-21

Family

ID=16229407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18876692A Withdrawn JPH0614510A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 スピンドルモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614510A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010028911A (ko) * 1999-09-28 2001-04-06 이형도 캡스턴 모터
JP2016123230A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 日本電産株式会社 スピンドルモータ、およびディスク駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010028911A (ko) * 1999-09-28 2001-04-06 이형도 캡스턴 모터
JP2016123230A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 日本電産株式会社 スピンドルモータ、およびディスク駆動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5528092A (en) Spindle motor
US5317225A (en) Spindle motor and disk clamp mechanism used therein
US4882643A (en) Disc drive motor
JPH0614510A (ja) スピンドルモータ
US20010033705A1 (en) Motor with compound bearing for OA device
US5414575A (en) Magnetic disc drive device with hub and clamper assembly for reducing post-assembly machining
JPH06121478A (ja) ステッピングモータ
JP2001084684A (ja) ディスク駆動装置
JP4223187B2 (ja) ディスク回転駆動装置
JP3304469B2 (ja) スピンドルモータ
JPS6194215A (ja) テ−プガイドドラム装置
JP3558704B2 (ja) スピンドルモータ
JPS6345831Y2 (ja)
JPH0660531A (ja) スピンドル機構
JPH05168212A (ja) ブラシレスモータ
JP2559224Y2 (ja) スピンドルモータ
JP3326394B2 (ja) スピンドルモータ
JP2740423B2 (ja) モータ
JPH0467755A (ja) 電動機
JPH06339254A (ja) スピンドルモータの組立方法
JP2523504Y2 (ja) モ−タの取付構造
JP2001128433A (ja) スピンドルモータ
JPH08221893A (ja) スピンドルモータ
JP2002238232A (ja) アウターロータ形電動機
JPH044738A (ja) スピンドルモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831