JPH06144239A - 走行車両の走行装置 - Google Patents

走行車両の走行装置

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JPH06144239A
JPH06144239A JP29566292A JP29566292A JPH06144239A JP H06144239 A JPH06144239 A JP H06144239A JP 29566292 A JP29566292 A JP 29566292A JP 29566292 A JP29566292 A JP 29566292A JP H06144239 A JPH06144239 A JP H06144239A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
drive source
steering wheel
cover body
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP29566292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tsukiyasu
浩 月安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUKIJI SHIJIYOU KYOKAI
Komatsu Forklift KK
Original Assignee
TSUKIJI SHIJIYOU KYOKAI
Komatsu Forklift KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TSUKIJI SHIJIYOU KYOKAI, Komatsu Forklift KK filed Critical TSUKIJI SHIJIYOU KYOKAI
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 車体1の前部に回転自在となる旋回体5を設
け、該旋回体5の下部に一輪の前輪6を設けると共に、
前記旋回体5の上部に駆動源7を設けて、該駆動源7の
出力側を動力伝達機構8を介して前記前輪6に接続し、
前記車体1の前部に前記駆動源7と動力伝達機構8を覆
うようにカバー体9を設け、前記旋回体5の上部に前記
カバー体9内より上方に突出するハンドル用シャフト1
0を設け、該ハンドル用シャフト10の上部にハンドル
11を設ける。 【効果】 車体の操舵を行う際、ハンドルが回転して
も、ハンドルの回転と共にカバー体が回転することがな
くなり、運転者がカバー体に引っ掛かったり、擦れたり
するのを無くし、ハンドル操作を良好にすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体の後部に荷物を載
置する載置部を設けて、市場等において、荷物を載置部
に載置し搬送する運搬用走行車両等の走行装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、走行車両は、図5に示すように、
車体50の前部に回転自在となる円板状の旋回体51が
設けられ、該旋回体51の下部に一輪の前輪52が設け
られると共に、前記旋回体51の上部に駆動源56が設
けられて、該駆動源56の出力側が動力伝達機構57を
介して前記前輪52に接続されることで、前輪52を駆
動可能としている。そして、前記旋回体51の上部に前
記駆動源56と動力伝達機構57とから運転者を保護す
るための円筒状のカバー体53が固着されて、前記カバ
ー体53の上部に支持棒54が円周方向に沿って複数個
固着し、該支持棒54の上部にハンドル55が固着され
て、前輪52を操舵可能としている。そして、前記カバ
ー体53とハンドル55の後部に運転部58が設けら
れ、該運転部58の後部にガード59を介して荷物を載
置する荷載部60が設けられている。また、該荷載部6
0の下部に一対の二輪となる後輪61が設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の走行車両におい
ては、車体の操舵を行う際、ハンドルを回転して操舵を
行うが、この時、ハンドルの回転と共に、カバー体も回
転するため、運転者がカバー体あるいはカバー体に固着
した支持棒に引っ掛かったり、擦れたりして、ハンドル
操作がしにくくなると共に、危険が及ぶ恐れがあった。
本発明はこの問題を解決することをその課題としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体の前部に
回転自在となる旋回体を設け、該旋回体の下部に前輪を
設けると共に、前記旋回体の上部に駆動源を設けて、該
駆動源の出力側を動力伝達機構を介して前記前輪に接続
し、前記車体の前部に前記駆動源と動力伝達機構を覆う
ようにカバー体を設け、前記旋回体の上部に前記カバー
体内より上方に突出するハンドル用シャフトを設け、該
ハンドル用シャフトの上部にハンドルを設ける。
【0005】
【作用】本発明は、車体の操舵を行う場合、ハンドルを
回転すると、ハンドル用シャフトを介して旋回体を回転
し、該旋回体に固着した前輪を回転して操舵を行う。
【0006】
【実施例】本発明による第一実施例について説明する。
走行車両は、図1に示すように、ボンネット部2、運転
部3、荷載部4とからなり、車体1の前部に設けた前記
ボンネット部2は、その下部の車体1側に回転自在とな
る旋回体5を設け、該旋回体5の下部に一輪の前輪6を
設けると共に、前記旋回体5の上部に駆動源7を設け
て、該駆動源7の出力側を動力伝達機構8を介して前記
前輪6に接続し、前記車体1側に前記駆動源7と動力伝
達機構8を覆うようにカバー体9を設け、前記旋回体5
の上部に前記カバー体9内より上方に突出するハンドル
用シャフト10を設け、該ハンドル用シャフト10の上
部にハンドル11を設けた構成である。
【0007】そして、車体の中央部に設けた前記運転部
3は、運転者が乗る床部12を有し、該床部12の前部
にブレーキペダル13を設けると共に、前記床部12の
側部にサイドブレーキ14を設け、前記床部12の後部
にガード15を立設した構成である。
【0008】そして、車体1の後部に設けた前記荷載部
4は、荷物を載置するための荷載用床部16を有し、該
荷載用床部16の後部下方に左右一対の二輪となる後輪
17を設け、該後輪17の内部に前記運転部3に設けた
ブレーキペダル13とサイドブレーキ14とに接続する
ブレーキ装置18を設けると共に、前記荷載用床部16
の下部に前記ボンネット部2に設けた駆動源7を作動す
るバッテリー19を複数収納した構成となっており、運
転者が運転部3に立ってハンドル11等を操作して走行
するものである。
【0009】次に前記ボンネット部2について詳細に説
明する。図2、図3に示すように、車体1の前部下方に
円状の開口部20を設け、該開口部20の周縁上部に沿
ってリング状で内周突起部21aを有した固定部材21
をボルトで固着し、該固定部材21の内周側で前記内周
突起部21aの上下それぞれにベアリングである軸受け
22を設けている。そして、該軸受け22の内周に旋回
体5を設け、該旋回体5は、結合すると断面コ字型とな
り前記軸受け22に係合するようになる上部ブロック体
5aと下部ブロック体5bと、該上部ブロック体5aと
下部ブロック体5bとの上部にボルトで固着する円状の
旋回板5cとからなり、車体1に対して前記軸受け22
により回転自在となる。
【0010】そして、前記旋回体5の下部には、一対の
ブラケット23を固着し、該ブラケット23に軸24を
設け、該軸24に回転自在に筒体25を設け、該筒体2
5に一輪の前輪6を固着する。一方、前記旋回体5の上
部後方には、一対の板状の第一取り付け部材26を固着
し、該一対の第一取り付け部材26間に駆動源7を固着
しており、該駆動源7は、駆動モータ7aからなってい
る。また、前記旋回体5の上部前方には、一対の板状の
第二取り付け部材27を固着し、該第二取り付け部材2
7に動力伝達機構8を設けており、該動力伝達機構8
は、前記一対の第二取り付け部材27間にわたって回転
自在に軸28を取り付け、該軸28に大スプロケット2
9と小スプロケット30とを固着し、大スプロケット2
9を第一チェーン31を介して前記駆動源7の出力側に
設けた駆動源スプロケット32に接続すると共に、小ス
プロケット30を第二チェーン33を介して前記前輪6
が固着された筒体25に設けた前輪スプロケット34に
接続する。このような構成により、前記駆動源7と動力
伝達機構8は、前輪6および旋回体5と共に回転自在と
なっている。
【0011】そして、車体1の前部に前記駆動源7と動
力伝達機構8を覆うようにカバー体9を設け、該カバー
体9は、前部を前方下部に向かって傾斜を付けた筒状の
周壁9aと該周壁9aの上縁部に設けた上壁9bとから
下方が開口する形状となり、前記上壁9bに穴部9cを
形成している。また、車体1における前記カバー体9の
内部に下向きコ字形となる第一ブラケット80を固着
し、該第一ブラケット80の上部に下向きコ字形となる
第二ブラケット81を固着し、該第二ブラケット81の
上部に下向きコ字形となる第三ブラケット82を固着
し、該第三ブラケット82の上部に回転支持部83を設
けている。
【0012】そして、前記旋回体5の上部で回転中心に
ハンドル用シャフト10を固着し、該ハンドル用シャフ
ト10を前記第一ブラケット80と第二ブラケット81
と第三ブラケット82とに貫通して、該ハンドル用シャ
フト10を前記回転支持部83で回転自在に支持すると
共に、該ハンドル用シャフト10を前記カバー体9の穴
部9cより上方に突出する。
【0013】そして、前記ハンドル用シャフト10の上
端にハンドル11を固着すると共に、操縦装置37を固
着し、該操縦装置37は前進、後進の切り替えを行うレ
バー38と走行速度を制御する前記ハンドル11より若
干小径となるリング体39とを有している。
【0014】このように構成することで、車体1の操舵
は、運転者がハンドル11を回転すると、ハンドル用シ
ャフト10を介して旋回体5が回転し、該旋回体5に固
着した前輪6を回転して、車体1の操舵を行う。これに
より、車体1の操舵を行う際、ハンドル11が回転して
も、ハンドル11の回転と共にカバー体9が回転するこ
とがなくなり、運転者がカバー体9に引っ掛かったり、
擦れたりするのを無くし、ハンドル操作を良好にすると
共に、運転者に危険が及ぶのを防止することができる。
また、前記カバー体9おいては、従来は回転するために
円筒状に限定されていたが、これに限定されること無く
前後異なるデザインにすることができると共に、カバー
体9の前部を前方下部に向かって傾斜を付けることで、
前方下部方向の視界を良好なものとすることができる。
【0015】次に本発明による第二実施例について説明
する。第二実施例の走行車両は、第一実施例とほぼ同様
の構成であるが、ハンドル用シャフト10において異な
り、ハンドル用シャフト10を上部シャフト40と下部
シャフト41とに分割し、前記上部シャフト40と下部
シャフト41とにおいて、上下に伸縮自在とした構成に
する。
【0016】具体的には、図4に示すように、ボンネッ
ト部2の旋回体5に下部シャフト41を固着し、該下部
シャフト41を回転支持部83で回転自在に支持すると
共に、カバー体9の穴部9cより上方に突出する。前記
下部シャフト41は、その上端部外周に軸方向に向かう
縦溝部42を円周方向にわたって複数形成する。そし
て、前記下部シャフト41の上端部に筒状となる上部シ
ャフト40を外嵌し、該上部シャフト40は、その下端
部の内周に前記下部シャフト41の縦溝部42に相対す
る嵌合部43を形成して、下部シャフト41に対して回
転方向の移動が固定されているが、軸方向すなわち上下
方向が移動可能となっている。また、前記上部シャフト
40の下端部には締め付け用レバー44を装着し、該締
め付け用レバー44は、緩めたり締めたりすることで、
上部シャフト40を下部シャフト41に対して上下に移
動可能としたり固定したりする。これにより、前記上部
シャフト40と下部シャフト41とにおいて、上下に伸
縮自在とすることができる。そして、上部シャフト40
の上端には、第一実施例と同様にハンドル11と操縦装
置37を固着している。
【0017】このように構成することで、前記上部シャ
フト40に装着した締め付け用レバー44を緩めて、上
部シャフト40を上下に移動し、所望の位置で締め付け
用レバー44を締めて、上部シャフト40を固定し、ハ
ンドル11を所望の高さにする。これにより、ハンドル
11の高さを所望の高さに変更することが可能となり、
身長が大きい人や小さい人が運転する場合でも、ハンド
ル11の高さを変更し、その人に適した高さにして、運
転姿勢に無理がないようにすることができる。
【0018】
【発明の効果】車体の操舵を行う際、ハンドルが回転し
ても、ハンドルの回転と共にカバー体が回転することが
なくなり、運転者がカバー体に引っ掛かったり、擦れた
りするのを無くし、ハンドル操作を良好にすることがで
きると共に、運転者に危険が及ぶのを防止することがで
き、安全性を向上することができる。また、上部シャフ
トと下部シャフトとにおいて、上下に伸縮自在に構成し
たことで、ハンドルの高さを所望の高さに変更すること
が可能となり、ハンドルの高さを運転者に適した高さに
変更して、運転姿勢に無理がないようにすることで、運
転作業が容易となり、操縦性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による走行車両の概略側面図である。
【図2】本考案による走行車両の一部詳細側面図であ
る。
【図3】図2の正面図である。
【図4】本考案の第二実施例による走行車両の一部概略
側面図である。
【図5】従来の走行車両の概略側面図である。
【符号の説明】
1…車体、2…ボンネット部、3…運転部、4…荷載
部、5…旋回体、5a…上部ブロック体、5b…下部ブ
ロック体、5c…旋回板、6…前輪、7…駆動源、7a
…駆動モータ、8…動力伝達機構、9…カバー体、9a
…周壁、9b…上壁、9c…穴部、10…ハンドル用シ
ャフト、11…ハンドル、12…床部、13…ブレーキ
ペダル、14…サイドブレーキ、15…ガード、16…
荷載用床部、17…後輪、18…ブレーキ装置、19…
バッテリー、20…開口部、21…固定部材、21a…
内周突起部、22…軸受け、23…ブラケット、24…
軸、25…筒体、26…第一取り付け部材、27…第二
取り付け部材、28…軸、29…大スプロケット、30
…小スプロケット、31…第一チェーン、32…駆動源
スプロケット、33…第二チェーン、34…前輪スプロ
ケット、37…操縦装置、38…レバー、39…リング
体、40…上部シャフト、41…下部シャフト、42…
縦溝部、43…嵌合部、44…締め付け用レバー、50
…車体、51…旋回体、52…前輪、53…カバー体、
54…支持棒、55…ハンドル、56…駆動源、57…
動力伝達機構、58…運転部、59…ガード、60…荷
載部、61…後輪、80…第一ブラケット、81…第二
ブラケット、82…第三ブラケット、83…回転支持
部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1の前部に回転自在となる旋回体5
    を設け、該旋回体5の下部に前輪6を設けると共に、前
    記旋回体5の上部に駆動源7を設けて、該駆動源7の出
    力側を動力伝達機構8を介して前記前輪6に接続し、前
    記車体1の前部に前記駆動源7と動力伝達機構8を覆う
    ようにカバー体9を設け、前記旋回体5の上部に前記カ
    バー体9内より上方に突出するハンドル用シャフト10
    を設け、該ハンドル用シャフト10の上部にハンドル1
    1を設けたことを特徴とする走行車両の走行装置。
  2. 【請求項2】 前記ハンドル用シャフト10を、上部シ
    ャフト40と下部シャフト41とを上下に伸縮自在に連
    結したことを特徴とする請求項1記載の走行車両の走行
    装置。
JP29566292A 1992-11-05 1992-11-05 走行車両の走行装置 Pending JPH06144239A (ja)

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JP29566292A JPH06144239A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 走行車両の走行装置

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JP29566292A JPH06144239A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 走行車両の走行装置

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JPH06144239A true JPH06144239A (ja) 1994-05-24

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JP29566292A Pending JPH06144239A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 走行車両の走行装置

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Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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