JPH06144168A - フロア式パーキングブレーキ操作装置 - Google Patents
フロア式パーキングブレーキ操作装置Info
- Publication number
- JPH06144168A JPH06144168A JP29437392A JP29437392A JPH06144168A JP H06144168 A JPH06144168 A JP H06144168A JP 29437392 A JP29437392 A JP 29437392A JP 29437392 A JP29437392 A JP 29437392A JP H06144168 A JPH06144168 A JP H06144168A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- ratchet teeth
- spring
- parking brake
- pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作性がよくしかも信頼性が高くて偶発力に
対しても有効に機能するフロア式パーキングブレーキ操
作装置を提供すること。 【構成】 フロア１２に固定されるセクタ１１に回動可
能に組付けられた操作レバー１３と、操作レバー１３に
枢着されたポール２１と、操作レバー１３内に配設され
てポール２１に連結された連結ロッド２２と、連結ロッ
ド２２に一体的に取付けられて操作レバー１３の先端か
ら出没するノブ２３と、ポール２１がラチェット歯１１
ａと噛み合うように付勢するスプリング２４を備えてな
る操作装置において、操作レバー１３とフロア１２間
に、操作レバー１３が所定量操作されたときばね作用方
向が反転し解除方向への回動操作量に応じてポール２１
とラチェット歯１１ａの噛み合い面荷重を増大させかつ
逆方向への回動操作量に応じて前記噛み合い面荷重を減
少させるコントロールスプリング３０を配設した。
対しても有効に機能するフロア式パーキングブレーキ操
作装置を提供すること。 【構成】 フロア１２に固定されるセクタ１１に回動可
能に組付けられた操作レバー１３と、操作レバー１３に
枢着されたポール２１と、操作レバー１３内に配設され
てポール２１に連結された連結ロッド２２と、連結ロッ
ド２２に一体的に取付けられて操作レバー１３の先端か
ら出没するノブ２３と、ポール２１がラチェット歯１１
ａと噛み合うように付勢するスプリング２４を備えてな
る操作装置において、操作レバー１３とフロア１２間
に、操作レバー１３が所定量操作されたときばね作用方
向が反転し解除方向への回動操作量に応じてポール２１
とラチェット歯１１ａの噛み合い面荷重を増大させかつ
逆方向への回動操作量に応じて前記噛み合い面荷重を減
少させるコントロールスプリング３０を配設した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に使用されるフロ
ア式パーキングブレーキ操作装置に関する。
ア式パーキングブレーキ操作装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】フロア式パーキングブレーキ操作装置
は、一般的に、車体のフロアに固定されるセクタと、こ
のセクタに回動可能に組付けられた中空の操作レバー
と、前記セクタのラチェット歯と噛み合う位置にて前記
操作レバーに枢着されたポールと、前記操作レバー内に
配設されて一端にて前記ポールに回動可能に連結された
連結ロッドと、この連結ロッドの他端に一体的に取付け
られて前記操作レバーの先端から出没するノブと、前記
ポールが前記ラチェット歯と噛み合うように付勢するス
プリングを備えている。かかる構成では、ポールとラチ
ェット歯の噛み合い面荷重が小さい状態（操作レバーの
ブレーキ作動方向への操作量が少ない状態、いわゆる低
ノッチ時）にてノブに同ノブを押し込む力が偶発的に作
用すると、ノブ，連結ロッド及びポールがスプリングの
ばね力と上記噛み合い面荷重に抗して移動してパーキン
グブレーキが解除されるおそれがあるため、これを防止
するための手段が例えば実開昭５６−１１９７６０号公
報にて提案されている。
は、一般的に、車体のフロアに固定されるセクタと、こ
のセクタに回動可能に組付けられた中空の操作レバー
と、前記セクタのラチェット歯と噛み合う位置にて前記
操作レバーに枢着されたポールと、前記操作レバー内に
配設されて一端にて前記ポールに回動可能に連結された
連結ロッドと、この連結ロッドの他端に一体的に取付け
られて前記操作レバーの先端から出没するノブと、前記
ポールが前記ラチェット歯と噛み合うように付勢するス
プリングを備えている。かかる構成では、ポールとラチ
ェット歯の噛み合い面荷重が小さい状態（操作レバーの
ブレーキ作動方向への操作量が少ない状態、いわゆる低
ノッチ時）にてノブに同ノブを押し込む力が偶発的に作
用すると、ノブ，連結ロッド及びポールがスプリングの
ばね力と上記噛み合い面荷重に抗して移動してパーキン
グブレーキが解除されるおそれがあるため、これを防止
するための手段が例えば実開昭５６−１１９７６０号公
報にて提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
て提案されている手段は、ノブと連結ロッドを別体とし
て両者間に圧縮スプリングを介装したものであり、ノブ
を単に押し込むだけでは圧縮スプリングが撓むだけでポ
ールとラチェット歯の噛み合いが解除されず、ノブに同
ノブを押し込む力が偶発的に作用してもパーキングブレ
ーキが解除されることはないものの、操作レバーをブレ
ーキ作動方向へ僅かに操作しポールとラチェット歯の噛
み合い面荷重が殆どゼロとなるようにした状態（解除可
能状態）にてノブを押し込んで圧縮スプリングを介して
連結ロッドを押動しポールとラチェット歯の噛合を解除
させてパーキングブレーキを解除する必要があり、操作
が煩雑で操作性が悪いといった問題がある。また、かか
る手段では、圧縮スプリングが機能低下または破損した
ような場合、上記した解除可能状態にてノブを押し込ん
でもパーキングブレーキを解除することができないとい
った問題がある。本発明は、上記した問題に対処すべく
なされたものであり、操作性がよくしかも信頼性が高く
て偶発力に対しても有効に機能するフロア式パーキング
ブレーキ操作装置を提供することを目的としている。
て提案されている手段は、ノブと連結ロッドを別体とし
て両者間に圧縮スプリングを介装したものであり、ノブ
を単に押し込むだけでは圧縮スプリングが撓むだけでポ
ールとラチェット歯の噛み合いが解除されず、ノブに同
ノブを押し込む力が偶発的に作用してもパーキングブレ
ーキが解除されることはないものの、操作レバーをブレ
ーキ作動方向へ僅かに操作しポールとラチェット歯の噛
み合い面荷重が殆どゼロとなるようにした状態（解除可
能状態）にてノブを押し込んで圧縮スプリングを介して
連結ロッドを押動しポールとラチェット歯の噛合を解除
させてパーキングブレーキを解除する必要があり、操作
が煩雑で操作性が悪いといった問題がある。また、かか
る手段では、圧縮スプリングが機能低下または破損した
ような場合、上記した解除可能状態にてノブを押し込ん
でもパーキングブレーキを解除することができないとい
った問題がある。本発明は、上記した問題に対処すべく
なされたものであり、操作性がよくしかも信頼性が高く
て偶発力に対しても有効に機能するフロア式パーキング
ブレーキ操作装置を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、車体のフロアに固定される
セクタと、このセクタに回動可能に組付けられた中空の
操作レバーと、前記セクタのラチェット歯と噛み合う位
置にて前記操作レバーに枢着されたポールと、前記操作
レバー内に配設されて一端にて前記ポールに回動可能に
連結された連結ロッドと、この連結ロッドの他端に一体
的に取付けられて前記操作レバーの先端から出没するノ
ブと、前記ポールが前記ラチェット歯と噛み合うように
付勢するスプリングを備えてなるフロア式パーキングブ
レーキ操作装置において、前記操作レバーと前記フロア
間に、前記操作レバーが所定量操作されたときばね作用
方向が反転しブレーキ解除方向への回動操作量に応じて
前記ポールと前記ラチェット歯の噛み合い面荷重を増大
させかつ逆方向への回動操作量に応じて前記噛み合い面
荷重を減少させるコントロールスプリングを配設した。
ために、本発明においては、車体のフロアに固定される
セクタと、このセクタに回動可能に組付けられた中空の
操作レバーと、前記セクタのラチェット歯と噛み合う位
置にて前記操作レバーに枢着されたポールと、前記操作
レバー内に配設されて一端にて前記ポールに回動可能に
連結された連結ロッドと、この連結ロッドの他端に一体
的に取付けられて前記操作レバーの先端から出没するノ
ブと、前記ポールが前記ラチェット歯と噛み合うように
付勢するスプリングを備えてなるフロア式パーキングブ
レーキ操作装置において、前記操作レバーと前記フロア
間に、前記操作レバーが所定量操作されたときばね作用
方向が反転しブレーキ解除方向への回動操作量に応じて
前記ポールと前記ラチェット歯の噛み合い面荷重を増大
させかつ逆方向への回動操作量に応じて前記噛み合い面
荷重を減少させるコントロールスプリングを配設した。
【０００５】
【発明の作用・効果】本発明によるフロア式パーキング
ブレーキ操作装置においては、コントロールスプリング
が機能低下または破損したような場合でも、ノブを単に
押し込むことによりポールを回動させることができて、
ポールとラチェット歯の噛み合いを解除することがで
き、操作性がよく信頼性が高い。また、操作レバーの操
作量が所定量以下の場合、すなわちブレーキ作動方向へ
の操作量が少ない状態（パーキングブレーキが備えるリ
ターンスプリングの復帰力が小さく、これによって得ら
れるポールとラチェット歯の噛み合い面荷重が小さい状
態）では、コントロールスプリングがポールとラチェッ
ト歯の噛み合い面荷重を増大させるように機能するた
め、コントロールスプリングを設けない場合に比して、
パーキングブレーキ解除に要するノブ操作力を増大でき
て、ノブを押し込む力が偶発的に作用してもパーキング
ブレーキが容易に解除されないようにすることができ
る。また、操作レバーの操作量が所定量以上の場合、す
なわちブレーキ作動方向への操作量が多い状態（リター
ンスプリングの復帰力が大きく、これによって得られる
ポールとラチェット歯の噛み合い面荷重が大きい状態）
では、コントロールスプリングがポールとラチェット歯
の噛み合い面荷重を減少させるように機能するため、パ
ーキングブレーキ解除に要するノブ操作力を低減でき
て、操作性を改善することができる。
ブレーキ操作装置においては、コントロールスプリング
が機能低下または破損したような場合でも、ノブを単に
押し込むことによりポールを回動させることができて、
ポールとラチェット歯の噛み合いを解除することがで
き、操作性がよく信頼性が高い。また、操作レバーの操
作量が所定量以下の場合、すなわちブレーキ作動方向へ
の操作量が少ない状態（パーキングブレーキが備えるリ
ターンスプリングの復帰力が小さく、これによって得ら
れるポールとラチェット歯の噛み合い面荷重が小さい状
態）では、コントロールスプリングがポールとラチェッ
ト歯の噛み合い面荷重を増大させるように機能するた
め、コントロールスプリングを設けない場合に比して、
パーキングブレーキ解除に要するノブ操作力を増大でき
て、ノブを押し込む力が偶発的に作用してもパーキング
ブレーキが容易に解除されないようにすることができ
る。また、操作レバーの操作量が所定量以上の場合、す
なわちブレーキ作動方向への操作量が多い状態（リター
ンスプリングの復帰力が大きく、これによって得られる
ポールとラチェット歯の噛み合い面荷重が大きい状態）
では、コントロールスプリングがポールとラチェット歯
の噛み合い面荷重を減少させるように機能するため、パ
ーキングブレーキ解除に要するノブ操作力を低減でき
て、操作性を改善することができる。
【０００６】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図１は本発明によるフロア式パーキングブレ
ーキ操作装置を示していて、この操作装置のセクタ１１
は車体のフロア１２に固定されていて、中空の操作レバ
ー１３が基端部にてピン１４を介して回動可能に組付け
られている。操作レバー１３は、基端にブレーキ操作ワ
イヤ１５を取付けるとともに、先端にハンドル１６を取
付けてなるもので、内部にはポール２１，連結ロッド２
２，ノブ２３及びスプリング２４が組付けられている。
なお、ブレーキ操作ワイヤ１５の先端には、操作レバー
１３の操作量に応じて復帰力が増大するリターンスプリ
ングを備えた公知のパーキングブレーキ（図示省略）が
連結されている。
説明する。図１は本発明によるフロア式パーキングブレ
ーキ操作装置を示していて、この操作装置のセクタ１１
は車体のフロア１２に固定されていて、中空の操作レバ
ー１３が基端部にてピン１４を介して回動可能に組付け
られている。操作レバー１３は、基端にブレーキ操作ワ
イヤ１５を取付けるとともに、先端にハンドル１６を取
付けてなるもので、内部にはポール２１，連結ロッド２
２，ノブ２３及びスプリング２４が組付けられている。
なお、ブレーキ操作ワイヤ１５の先端には、操作レバー
１３の操作量に応じて復帰力が増大するリターンスプリ
ングを備えた公知のパーキングブレーキ（図示省略）が
連結されている。
【０００７】ポール２１は、セクタ１１のラチェット歯
１１ａと噛み合う位置にて操作レバー１３にピン１７を
介して枢着されていて、連結ロッド２２の一端が回動可
能に連結されている。連結ロッド２２は、操作レバー１
３内にロッド軸方向へ移動可能に配設されていて、他端
にはノブ２３が一体的に取付けられている。ノブ２３
は、操作レバー１３の先端から出没するように配置され
ていて、基端にてスプリング２４と係合している。スプ
リング２４は、ノブ２３と操作レバー１３の切り起こし
部１３ａ間に介装された圧縮スプリングであり、ポール
２１，連結ロッド２２及びノブ２３を図示位置、すなわ
ちポール２１がセクタ１１のラチェット歯１１ａと噛み
合う方向に向けて付勢している。
１１ａと噛み合う位置にて操作レバー１３にピン１７を
介して枢着されていて、連結ロッド２２の一端が回動可
能に連結されている。連結ロッド２２は、操作レバー１
３内にロッド軸方向へ移動可能に配設されていて、他端
にはノブ２３が一体的に取付けられている。ノブ２３
は、操作レバー１３の先端から出没するように配置され
ていて、基端にてスプリング２４と係合している。スプ
リング２４は、ノブ２３と操作レバー１３の切り起こし
部１３ａ間に介装された圧縮スプリングであり、ポール
２１，連結ロッド２２及びノブ２３を図示位置、すなわ
ちポール２１がセクタ１１のラチェット歯１１ａと噛み
合う方向に向けて付勢している。
【０００８】また、本実施例においては、操作レバー１
３とフロア１２間にコントロールスプリング３０が配設
されている。コントロールスプリング３０は、引張りス
プリングであって、一端にてピン３１を介して操作レバ
ー１３に連結されるとともに、他端にてピン３２を介し
てフロア１２に連結されていて、操作レバー１３が基準
線Ｌの位置まで所定量操作されたときばね作用方向が反
転し、ブレーキ解除方向（図示反時計方向）への回動操
作量に応じてポール２１とラチェット歯１１ａの噛み合
い面荷重を増大させ、かつ逆方向への回動操作量に応じ
て噛み合い面荷重を減少させるように機能する。
３とフロア１２間にコントロールスプリング３０が配設
されている。コントロールスプリング３０は、引張りス
プリングであって、一端にてピン３１を介して操作レバ
ー１３に連結されるとともに、他端にてピン３２を介し
てフロア１２に連結されていて、操作レバー１３が基準
線Ｌの位置まで所定量操作されたときばね作用方向が反
転し、ブレーキ解除方向（図示反時計方向）への回動操
作量に応じてポール２１とラチェット歯１１ａの噛み合
い面荷重を増大させ、かつ逆方向への回動操作量に応じ
て噛み合い面荷重を減少させるように機能する。
【０００９】上記のように構成した本実施例において
は、コントロールスプリング３０が機能低下または破損
したような場合でも、ノブ２３を単に押し込むことによ
りポール２１を図示時計方向へ回動させることができ
て、ポール２１とラチェット歯１１ａの噛み合いを解除
することができ、当該操作装置は操作性がよく信頼性が
高い。また、操作レバー１３の操作量が所定量θ１以下
の場合、すなわちブレーキ作動方向（図示時計方向）へ
の操作量が少ない状態（パーキングブレーキが備えるリ
ターンスプリングの復帰力が小さく、これによって得ら
れるポール２１とラチェット歯１１ａの噛み合い面荷重
が小さい状態）では、コントロールスプリング３０が図
１の実線にて示したように基準線Ｌより下方に位置して
ポール２１とラチェット歯１１ａの噛み合い面荷重を増
大させるように機能するため、図２にて実線で示したよ
うに、コントロールスプリング３０を設けない場合（図
２の二点鎖線）に比して、パーキングブレーキ解除に要
するノブ操作力Ｆを増大できて、ノブ２３を押し込む力
が偶発的に作用してもパーキングブレーキが容易に解除
されないようにすることができる。
は、コントロールスプリング３０が機能低下または破損
したような場合でも、ノブ２３を単に押し込むことによ
りポール２１を図示時計方向へ回動させることができ
て、ポール２１とラチェット歯１１ａの噛み合いを解除
することができ、当該操作装置は操作性がよく信頼性が
高い。また、操作レバー１３の操作量が所定量θ１以下
の場合、すなわちブレーキ作動方向（図示時計方向）へ
の操作量が少ない状態（パーキングブレーキが備えるリ
ターンスプリングの復帰力が小さく、これによって得ら
れるポール２１とラチェット歯１１ａの噛み合い面荷重
が小さい状態）では、コントロールスプリング３０が図
１の実線にて示したように基準線Ｌより下方に位置して
ポール２１とラチェット歯１１ａの噛み合い面荷重を増
大させるように機能するため、図２にて実線で示したよ
うに、コントロールスプリング３０を設けない場合（図
２の二点鎖線）に比して、パーキングブレーキ解除に要
するノブ操作力Ｆを増大できて、ノブ２３を押し込む力
が偶発的に作用してもパーキングブレーキが容易に解除
されないようにすることができる。
【００１０】また、操作レバー１３の操作量が所定量θ
１以上の場合、すなわちブレーキ作動方向への操作量が
多い状態（リターンスプリングの復帰力が大きく、これ
によって得られるポール２１とラチェット歯１１ａの噛
み合い面荷重が大きい状態）では、図１の仮想線にて示
したように、コントロールスプリング３０が基準線Ｌよ
り上方に位置してポール２１とラチェット歯１１ａの噛
み合い面荷重を減少させるように機能するため、図２に
て実線で示したように、コントロールスプリング３０を
設けない場合（図２の二点鎖線）に比してパーキングブ
レーキ解除に要するノブ操作力Ｆを低減できて、操作性
を改善することができる。
１以上の場合、すなわちブレーキ作動方向への操作量が
多い状態（リターンスプリングの復帰力が大きく、これ
によって得られるポール２１とラチェット歯１１ａの噛
み合い面荷重が大きい状態）では、図１の仮想線にて示
したように、コントロールスプリング３０が基準線Ｌよ
り上方に位置してポール２１とラチェット歯１１ａの噛
み合い面荷重を減少させるように機能するため、図２に
て実線で示したように、コントロールスプリング３０を
設けない場合（図２の二点鎖線）に比してパーキングブ
レーキ解除に要するノブ操作力Ｆを低減できて、操作性
を改善することができる。
【図１】 本発明によるフロア式パーキングブレーキ操
作装置の一実施例を示す側面図である。
作装置の一実施例を示す側面図である。
【図２】 操作レバーの操作量とパーキングブレーキ解
除に要するノブ操作力の関係を示す線図である。
除に要するノブ操作力の関係を示す線図である。
１１…セクタ、１１ａ…ラチェット歯、１２…車体のフ
ロア、１３…操作レバー、２１…ポール、２２…連結ロ
ッド、２３…ノブ、２４…スプリング、３０…コントロ
ールスプリング。
ロア、１３…操作レバー、２１…ポール、２２…連結ロ
ッド、２３…ノブ、２４…スプリング、３０…コントロ
ールスプリング。
Claims (1)
- 【請求項１】 車体のフロアに固定されるセクタと、こ
のセクタに回動可能に組付けられた中空の操作レバー
と、前記セクタのラチェット歯と噛み合う位置にて前記
操作レバーに枢着されたポールと、前記操作レバー内に
配設されて一端にて前記ポールに回動可能に連結された
連結ロッドと、この連結ロッドの他端に一体的に取付け
られて前記操作レバーの先端から出没するノブと、前記
ポールが前記ラチェット歯と噛み合うように付勢するス
プリングを備えてなるフロア式パーキングブレーキ操作
装置において、前記操作レバーと前記フロア間に、前記
操作レバーが所定量操作されたときばね作用方向が反転
しブレーキ解除方向への回動操作量に応じて前記ポール
と前記ラチェット歯の噛み合い面荷重を増大させかつ逆
方向への回動操作量に応じて前記噛み合い面荷重を減少
させるコントロールスプリングを配設したことを特徴と
するフロア式パーキングブレーキ操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29437392A JPH06144168A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | フロア式パーキングブレーキ操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29437392A JPH06144168A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | フロア式パーキングブレーキ操作装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06144168A true JPH06144168A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17806881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29437392A Pending JPH06144168A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | フロア式パーキングブレーキ操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06144168A (ja) |
-
1992
- 1992-11-02 JP JP29437392A patent/JPH06144168A/ja active Pending
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