JPH06143759A - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
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- JPH06143759A JPH06143759A JP4300009A JP30000992A JPH06143759A JP H06143759 A JPH06143759 A JP H06143759A JP 4300009 A JP4300009 A JP 4300009A JP 30000992 A JP30000992 A JP 30000992A JP H06143759 A JPH06143759 A JP H06143759A
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- JP
- Japan
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- stamp
- paper
- printing
- sheet
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- Pending
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 用紙の所望の位置に、付加情報のスタンプ方
向を変えてスタンプできるようにする。 【構成】 スタンプ・パンチ装置は、用紙を搬送する搬
送路途中に配置され、用紙に付加情報をスタンプするた
めの装置である。この装置は、支持フレーム46とスタ
ンプユニット55とスタンプ作動機構とスタンプ回動駆
動部59とを備えている。支持フレーム46は、用紙搬
送路に対して接近・離反自在である。スタンプユニット
55はスタンパー58を有し、スタンパー58の中心回
りに支持フレーム46に回動自在に支持されている。ス
タンプ作動機構は、支持フレーム46を用紙に対して接
近・離反させる。スタンプ回動駆動部59はスタンパー
58を回動させる。
向を変えてスタンプできるようにする。 【構成】 スタンプ・パンチ装置は、用紙を搬送する搬
送路途中に配置され、用紙に付加情報をスタンプするた
めの装置である。この装置は、支持フレーム46とスタ
ンプユニット55とスタンプ作動機構とスタンプ回動駆
動部59とを備えている。支持フレーム46は、用紙搬
送路に対して接近・離反自在である。スタンプユニット
55はスタンパー58を有し、スタンパー58の中心回
りに支持フレーム46に回動自在に支持されている。ス
タンプ作動機構は、支持フレーム46を用紙に対して接
近・離反させる。スタンプ回動駆動部59はスタンパー
58を回動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置、特に、画像
形成された用紙を搬送する用紙搬送路途中に配置され、
用紙に日付等の付加情報を印字するための印字装置に関
する。
形成された用紙を搬送する用紙搬送路途中に配置され、
用紙に日付等の付加情報を印字するための印字装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】たとえば複写機においては、コピー処理
された用紙にマル秘印、日付、確認印等の付加情報を付
加するための機構が設けられる場合がある。このような
機構としては、定着装置の用紙搬送方向下流側に配置さ
れた印字装置や、原稿台の非画像領域に配置された表示
装置がある。
された用紙にマル秘印、日付、確認印等の付加情報を付
加するための機構が設けられる場合がある。このような
機構としては、定着装置の用紙搬送方向下流側に配置さ
れた印字装置や、原稿台の非画像領域に配置された表示
装置がある。
【0003】印字装置は、たとえばサーマルヘッド及び
インクリボンからなる印字ユニットやスタンプ等の印字
部材と、これらを用紙に対して押圧するための押圧機構
とを備えている。そして印字を行う場合には、定着後の
用紙の搬送を所定の位置で一旦停止し、印字ユニットや
スタンプを用紙に押圧して印字処理を行い、排出してい
る。また、表示装置は、たとえばLCDからなる表示部
を原稿載置台の一部に埋設し、表示される情報を画像と
ともに露光して用紙に記録している。
インクリボンからなる印字ユニットやスタンプ等の印字
部材と、これらを用紙に対して押圧するための押圧機構
とを備えている。そして印字を行う場合には、定着後の
用紙の搬送を所定の位置で一旦停止し、印字ユニットや
スタンプを用紙に押圧して印字処理を行い、排出してい
る。また、表示装置は、たとえばLCDからなる表示部
を原稿載置台の一部に埋設し、表示される情報を画像と
ともに露光して用紙に記録している。
【0004】ところで、複写機に用紙を通紙する場合、
縦通紙と横通紙の2種類がある。縦通紙では、用紙の長
手方向が搬送方向と一致し、横通紙では用紙の幅方向が
搬送方向と一致している。また、原稿には横書きと縦書
きの原稿がある。このため、付加情報の向きによって
は、画像と付加情報との向きが異なり、見づらいものに
なる場合がある。
縦通紙と横通紙の2種類がある。縦通紙では、用紙の長
手方向が搬送方向と一致し、横通紙では用紙の幅方向が
搬送方向と一致している。また、原稿には横書きと縦書
きの原稿がある。このため、付加情報の向きによって
は、画像と付加情報との向きが異なり、見づらいものに
なる場合がある。
【0005】この問題を解決する従来技術として、特開
昭61−290470号公報に開示された複写装置があ
る。この複写装置では、原稿載置台上に原稿情報の向き
に合わせて回動できる回動部材を設け、回動部材の先端
にLCDからなる表示手段を取り付けている。そして、
付加情報の記録の方向を原稿情報の方向に合わせて90
°変更できるようにしている。
昭61−290470号公報に開示された複写装置があ
る。この複写装置では、原稿載置台上に原稿情報の向き
に合わせて回動できる回動部材を設け、回動部材の先端
にLCDからなる表示手段を取り付けている。そして、
付加情報の記録の方向を原稿情報の方向に合わせて90
°変更できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
表示手段が回動部材の先端に設けられているので、横方
向及び縦方向に付加情報を記録する場合において、記録
位置が用紙上において異なる。このため、付加する情報
の方向によって、記録位置が限定されてしまうという問
題がある。
表示手段が回動部材の先端に設けられているので、横方
向及び縦方向に付加情報を記録する場合において、記録
位置が用紙上において異なる。このため、付加する情報
の方向によって、記録位置が限定されてしまうという問
題がある。
【0007】本発明の目的は、用紙の所望の位置に、付
加情報の印字方向を変えて印字できるようにすることに
ある。
加情報の印字方向を変えて印字できるようにすることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印字装置
は、画像形成された用紙を搬送する用紙搬送路途中に配
置され、用紙に付加情報を印字するための装置である。
この装置は、支持部材と印字部材と駆動手段と回動手段
とを備えている。支持部材は、用紙搬送路に対して接近
・離反自在な部材である。印字部材は、付加情報を印字
するための印字面を有し、印字面の中心回りに支持部材
に回動自在に支持された部材である。駆動手段は、支持
部材を用紙に対して接近・離反させるための手段であ
る。回動手段は、印字部材を回動させる手段である。
は、画像形成された用紙を搬送する用紙搬送路途中に配
置され、用紙に付加情報を印字するための装置である。
この装置は、支持部材と印字部材と駆動手段と回動手段
とを備えている。支持部材は、用紙搬送路に対して接近
・離反自在な部材である。印字部材は、付加情報を印字
するための印字面を有し、印字面の中心回りに支持部材
に回動自在に支持された部材である。駆動手段は、支持
部材を用紙に対して接近・離反させるための手段であ
る。回動手段は、印字部材を回動させる手段である。
【0009】
【作用】本発明に係る印字装置では、用紙の通紙方向や
原稿情報の向きに応じて印字部材が回動手段により印字
面の中心回りに回動させられる。そして、用紙が用紙搬
送路途中に配置されると、印字部材を支持する支持部材
が駆動手段により駆動され、用紙に対して付加情報が印
字される。
原稿情報の向きに応じて印字部材が回動手段により印字
面の中心回りに回動させられる。そして、用紙が用紙搬
送路途中に配置されると、印字部材を支持する支持部材
が駆動手段により駆動され、用紙に対して付加情報が印
字される。
【0010】ここでは、印字部材が印字面の中心回りに
回動するので、方向の異なる印字を略同一位置に施せ
る。したがって用紙の停止位置を適宜変えれば、用紙搬
送方向の所望の位置に任意の方向の印字を施せる。
回動するので、方向の異なる印字を略同一位置に施せ
る。したがって用紙の停止位置を適宜変えれば、用紙搬
送方向の所望の位置に任意の方向の印字を施せる。
【0011】
【実施例】全体構成 図1は、本発明の一実施例を採用した複写機を示してい
る。図において、複写機本体1の上面には原稿台2が固
定されており、原稿台2上には開閉自在な原稿押え3が
配置されている。複写機本体1の図右側には、バイパス
トレイ4と1対の給紙カセット5,6とが着脱自在に装
着されている。複写機本体1の図左側には、本発明の一
実施例としてのスタンプ・パンチ装置21が装着されて
いる。また、このスタンプ・パンチ装置21のさらに図
左側には、ソータ7が装着されている。
る。図において、複写機本体1の上面には原稿台2が固
定されており、原稿台2上には開閉自在な原稿押え3が
配置されている。複写機本体1の図右側には、バイパス
トレイ4と1対の給紙カセット5,6とが着脱自在に装
着されている。複写機本体1の図左側には、本発明の一
実施例としてのスタンプ・パンチ装置21が装着されて
いる。また、このスタンプ・パンチ装置21のさらに図
左側には、ソータ7が装着されている。
【0012】複写機本体1の内部において、その上部に
は原稿読み取りのための露光装置8が設けられている。
この露光装置8は、光源、ミラー、レンズ等から構成さ
れている。また、複写機本体1の中央部には、静電潜像
が形成される感光体ドラム9が配置されている。感光体
ドラム9の周囲には、感光体ドラム9を所定の電荷に帯
電させる主帯電装置10、静電潜像を現像する現像装置
11、用紙にトナー像を転写する転写装置12、感光体
ドラム9から用紙を分離する用紙分離装置13及び感光
体ドラム9上の残留トナーを除去するクリーニング装置
14が配置されている。
は原稿読み取りのための露光装置8が設けられている。
この露光装置8は、光源、ミラー、レンズ等から構成さ
れている。また、複写機本体1の中央部には、静電潜像
が形成される感光体ドラム9が配置されている。感光体
ドラム9の周囲には、感光体ドラム9を所定の電荷に帯
電させる主帯電装置10、静電潜像を現像する現像装置
11、用紙にトナー像を転写する転写装置12、感光体
ドラム9から用紙を分離する用紙分離装置13及び感光
体ドラム9上の残留トナーを除去するクリーニング装置
14が配置されている。
【0013】バイパストレイ4及び給紙カセット5,6
と感光体ドラム9等によって構成される画像形成部との
間、及びその画像形成部よりも下流側には、それぞれ用
紙を搬送する給紙搬送路17及び排紙搬送路18が設け
られている。また、排紙搬送路18とスタンプ・パンチ
装置21との間には、搬送されてきた用紙上の転写像を
定着するための定着装置20と、定着後の用紙をスタン
プ・パンチ装置21側へ排出するための排出路19とが
配置されている。
と感光体ドラム9等によって構成される画像形成部との
間、及びその画像形成部よりも下流側には、それぞれ用
紙を搬送する給紙搬送路17及び排紙搬送路18が設け
られている。また、排紙搬送路18とスタンプ・パンチ
装置21との間には、搬送されてきた用紙上の転写像を
定着するための定着装置20と、定着後の用紙をスタン
プ・パンチ装置21側へ排出するための排出路19とが
配置されている。
【0014】ソータ7は、スタンプ・パンチ装置21か
らの用紙を受ける搬入経路22と、上下方向の間隔を隔
てて配置された複数の用紙受け23a,23bと、搬入
経路22と用紙受け23a,23bとの間に配置された
分岐機構24とを有している。なお、用紙受け23a,
23bのうち、上端に配置されているのがノンソート用
紙受け23aであり、その下方に配置されているのがソ
ート用紙受け23bである。
らの用紙を受ける搬入経路22と、上下方向の間隔を隔
てて配置された複数の用紙受け23a,23bと、搬入
経路22と用紙受け23a,23bとの間に配置された
分岐機構24とを有している。なお、用紙受け23a,
23bのうち、上端に配置されているのがノンソート用
紙受け23aであり、その下方に配置されているのがソ
ート用紙受け23bである。
【0015】スタンプ・パンチ装置 スタンプ・パンチ装置21は、図2に示すように、複写
機本体1からの用紙を受けて装置内に用紙を導入する用
紙導入部30と、この用紙導入部30と対向する側に配
置され、用紙をソータ7側に排出する用紙排出部31
と、用紙導入部30と用紙排出部31との間に配置され
た搬送路32と、用紙に印字処理を施すためのスタンプ
機構33と、用紙後端にパンチ孔を形成するためのパン
チ機構34とを有している。
機本体1からの用紙を受けて装置内に用紙を導入する用
紙導入部30と、この用紙導入部30と対向する側に配
置され、用紙をソータ7側に排出する用紙排出部31
と、用紙導入部30と用紙排出部31との間に配置され
た搬送路32と、用紙に印字処理を施すためのスタンプ
機構33と、用紙後端にパンチ孔を形成するためのパン
チ機構34とを有している。
【0016】用紙導入部30は、その先端が複写機本体
1側に挿入された導入搬送路35と、導入搬送路35の
他端側に配置された導入ローラ36とから構成されてい
る。また、用紙排出部31は、排出ローラ37と、この
排出ローラ37の上流側に近接して設けられた用紙排出
スイッチ38とを有している。搬送路32は、導入ロー
ラ36から排出ローラ37に用紙を導くための第1搬送
路40と、第1搬送路40から分岐する第2搬送路41
とを有している。
1側に挿入された導入搬送路35と、導入搬送路35の
他端側に配置された導入ローラ36とから構成されてい
る。また、用紙排出部31は、排出ローラ37と、この
排出ローラ37の上流側に近接して設けられた用紙排出
スイッチ38とを有している。搬送路32は、導入ロー
ラ36から排出ローラ37に用紙を導くための第1搬送
路40と、第1搬送路40から分岐する第2搬送路41
とを有している。
【0017】第1搬送路40は、導入ローラ36部分か
ら排出ローラ37に向けて上方に傾斜するように配置さ
れており、上ガイド板40aとこの上ガイド板40aと
所定の間隔を隔てて配置された下ガイド板40bとから
構成されている。第1搬送路40において、排出ローラ
37の上流側には搬送ローラ42が設けられている。ま
た第1搬送路40において、その下ガイド板40bは排
出ローラ37部分まで延びて設けられているが、上ガイ
ド板40aは搬送ローラ42部分から下流側には形成さ
れていない。したがって、排出ローラ37と搬送ローラ
42との間には、搬送されてきた用紙の先端が上方に湾
曲し得るように、すなわちループを形成し得るようにル
ープ形成空間43が形成されている。
ら排出ローラ37に向けて上方に傾斜するように配置さ
れており、上ガイド板40aとこの上ガイド板40aと
所定の間隔を隔てて配置された下ガイド板40bとから
構成されている。第1搬送路40において、排出ローラ
37の上流側には搬送ローラ42が設けられている。ま
た第1搬送路40において、その下ガイド板40bは排
出ローラ37部分まで延びて設けられているが、上ガイ
ド板40aは搬送ローラ42部分から下流側には形成さ
れていない。したがって、排出ローラ37と搬送ローラ
42との間には、搬送されてきた用紙の先端が上方に湾
曲し得るように、すなわちループを形成し得るようにル
ープ形成空間43が形成されている。
【0018】第2搬送路41は、第1搬送路40から用
紙を逆方向に搬送したとき、用紙が下方に導かれるよう
に第1搬送路40から分岐しており、その分岐部(合流
部でもある)は導入ローラの下流近傍で、第1搬送路4
0の最も下方位置である。この第2搬送路41は、導入
側の第1ガイド板41aと第1搬送路40の下ガイド板
40bに連続する第2ガイド板41bとから構成されて
いる。第1ガイド板41aの上端は水平方向に折り曲げ
られており、導入ローラ36からの用紙を第1搬送路4
0側に案内するようになっている。
紙を逆方向に搬送したとき、用紙が下方に導かれるよう
に第1搬送路40から分岐しており、その分岐部(合流
部でもある)は導入ローラの下流近傍で、第1搬送路4
0の最も下方位置である。この第2搬送路41は、導入
側の第1ガイド板41aと第1搬送路40の下ガイド板
40bに連続する第2ガイド板41bとから構成されて
いる。第1ガイド板41aの上端は水平方向に折り曲げ
られており、導入ローラ36からの用紙を第1搬送路4
0側に案内するようになっている。
【0019】スタンプ機構 図2に示すように、スタンプ機構33は、導入ローラ3
6と搬送ローラ42との間の第1搬送路40上方に配置
されている。このスタンプ機構33は、装置の前後方向
に対向して配置された1対の開閉フレーム45a,45
bと、この1対の開閉フレーム45a,45b間に昇降
自在に取り付けられたスタンプ支持フレーム46と、ス
タンプ支持フレーム46に装着されたスタンプユニット
55と、スタンプ支持フレーム46を作動させるための
スタンプ作動機構47とを有している。
6と搬送ローラ42との間の第1搬送路40上方に配置
されている。このスタンプ機構33は、装置の前後方向
に対向して配置された1対の開閉フレーム45a,45
bと、この1対の開閉フレーム45a,45b間に昇降
自在に取り付けられたスタンプ支持フレーム46と、ス
タンプ支持フレーム46に装着されたスタンプユニット
55と、スタンプ支持フレーム46を作動させるための
スタンプ作動機構47とを有している。
【0020】開閉フレーム45a,45bは、その導入
側の一端がスタンプ・パンチ装置21のフレーム48に
ピン49により開閉自在に支持されている。ピン49
は、フレーム48に形成された切欠き48aに支持され
ている。開閉フレーム45a,45bの排出側の自由端
には、それぞれ係止部材50が回動自在に取り付けられ
ており、この係止部材50がフレーム48の係止部48
bに係止している。
側の一端がスタンプ・パンチ装置21のフレーム48に
ピン49により開閉自在に支持されている。ピン49
は、フレーム48に形成された切欠き48aに支持され
ている。開閉フレーム45a,45bの排出側の自由端
には、それぞれ係止部材50が回動自在に取り付けられ
ており、この係止部材50がフレーム48の係止部48
bに係止している。
【0021】スタンプ支持フレーム46は、図2及び図
3に示すように、上方が開口するほぼ箱状に形成されて
おり、幅方向の側壁46a,46bがそれぞれ開閉フレ
ーム45a,45bと所定の隙間を隔てて対向してい
る。各側壁46a,46bの上端には外方に突出するピ
ン51が固定されており、各ピン51はそれぞれ開閉フ
レーム45a,45bを貫通している。ピン51が貫通
する開閉フレーム45a,45bの孔は上下方向に延び
る長孔となっており、開閉フレーム45a,45bに対
してピン51が所定の範囲で上下し得るようになってい
る。また、スタンプ支持フレーム46の側壁46a,4
6bのほぼ上下方向中間位置には、外方に突出する突出
部46c,46dが形成されている。一方、開閉フレー
ム45a,45bの下端はそれぞれ内方(スタンプ支持
フレーム46側)に折り曲げられており、この折曲げ部
とスタンプ支持フレーム46の突出部46c,46dと
の間には、スタンプ作動機構47を構成するリターンス
プリング52が配置されている。これにより、スタンプ
支持フレーム46は常に上方に付勢されている。
3に示すように、上方が開口するほぼ箱状に形成されて
おり、幅方向の側壁46a,46bがそれぞれ開閉フレ
ーム45a,45bと所定の隙間を隔てて対向してい
る。各側壁46a,46bの上端には外方に突出するピ
ン51が固定されており、各ピン51はそれぞれ開閉フ
レーム45a,45bを貫通している。ピン51が貫通
する開閉フレーム45a,45bの孔は上下方向に延び
る長孔となっており、開閉フレーム45a,45bに対
してピン51が所定の範囲で上下し得るようになってい
る。また、スタンプ支持フレーム46の側壁46a,4
6bのほぼ上下方向中間位置には、外方に突出する突出
部46c,46dが形成されている。一方、開閉フレー
ム45a,45bの下端はそれぞれ内方(スタンプ支持
フレーム46側)に折り曲げられており、この折曲げ部
とスタンプ支持フレーム46の突出部46c,46dと
の間には、スタンプ作動機構47を構成するリターンス
プリング52が配置されている。これにより、スタンプ
支持フレーム46は常に上方に付勢されている。
【0022】一方、スタンプ支持フレーム46の底部の
中央には、スタンプユニット55を装着するための支持
部56が形成されている。この支持部56及びスタンプ
ユニット55については後述する。また、スタンプ支持
フレーム46の底壁には、支持部56に対応して円形の
孔46eが形成されている。スタンプ作動機構47は、
前述したリターンスプリング52と、昇降部材60と、
カム61とを有している。昇降部材60は、一端がスタ
ンプ支持フレーム46から外方に突出するピン51の先
端に係止され、他端は開閉フレーム45aから外方に突
出するピン62に係止している。そして、図2に示すよ
うに、側部には導入側に突出する係止部60aを有して
いる。一方、カム61は、昇降部材60の係止部60a
に係止可能な係止部61aを外周に有しており、フレー
ム48に回転自在に支持された軸63の両端部に固定さ
れている。この構成では、カム61が1回転すると、ま
ず、カム61の外周係止部61aが昇降部材60の係止
部60aに係止し、昇降部材60が所定量下降した時点
で両係止部61a,60aの係止が外れる。すると昇降
部材60は、リターンスプリング52によりスタンプ支
持フレーム46及びピン51を介して上方に戻される。
なお、スタンプ作動機構47は、装置の前方側及び後方
側にそれぞれ設けられている。
中央には、スタンプユニット55を装着するための支持
部56が形成されている。この支持部56及びスタンプ
ユニット55については後述する。また、スタンプ支持
フレーム46の底壁には、支持部56に対応して円形の
孔46eが形成されている。スタンプ作動機構47は、
前述したリターンスプリング52と、昇降部材60と、
カム61とを有している。昇降部材60は、一端がスタ
ンプ支持フレーム46から外方に突出するピン51の先
端に係止され、他端は開閉フレーム45aから外方に突
出するピン62に係止している。そして、図2に示すよ
うに、側部には導入側に突出する係止部60aを有して
いる。一方、カム61は、昇降部材60の係止部60a
に係止可能な係止部61aを外周に有しており、フレー
ム48に回転自在に支持された軸63の両端部に固定さ
れている。この構成では、カム61が1回転すると、ま
ず、カム61の外周係止部61aが昇降部材60の係止
部60aに係止し、昇降部材60が所定量下降した時点
で両係止部61a,60aの係止が外れる。すると昇降
部材60は、リターンスプリング52によりスタンプ支
持フレーム46及びピン51を介して上方に戻される。
なお、スタンプ作動機構47は、装置の前方側及び後方
側にそれぞれ設けられている。
【0023】スタンプユニット55は、図4〜図6に示
すようなスタンプホルダ57と、このスタンプホルダ5
7に着脱自在なインク付スタンパー58と、スタンプホ
ルダ57を回動させるスタンプ回動駆動部59とから構
成されている。スタンプホルダ57は、一端に逆L字状
の検知部材65aを有する板状部材からなるホルダ本体
65と、ホルダ本体65上面の中心部に上方に突出する
ように固定されたボス部66と、ボス部66に固定され
たセクションギア67と、ボス部66を支持部56に回
動自在に支持するための支持軸68とから構成されてい
る。ホルダ本体65の下面には、インク付スタンパー5
8を係止するための1対の係止爪69が取り付けられて
いる。また、セクションギア67は扇形状であり、ボス
部66とともに回転する。
すようなスタンプホルダ57と、このスタンプホルダ5
7に着脱自在なインク付スタンパー58と、スタンプホ
ルダ57を回動させるスタンプ回動駆動部59とから構
成されている。スタンプホルダ57は、一端に逆L字状
の検知部材65aを有する板状部材からなるホルダ本体
65と、ホルダ本体65上面の中心部に上方に突出する
ように固定されたボス部66と、ボス部66に固定され
たセクションギア67と、ボス部66を支持部56に回
動自在に支持するための支持軸68とから構成されてい
る。ホルダ本体65の下面には、インク付スタンパー5
8を係止するための1対の係止爪69が取り付けられて
いる。また、セクションギア67は扇形状であり、ボス
部66とともに回転する。
【0024】スタンプ回動駆動部59はモータ70を有
している。モータ70は回転軸を下方に突出させた姿勢
でブラケット71に取り付けられている。ブラケット7
1は支持フレーム46の側壁に固定されている。モータ
70の回転軸にはセクションギア67に噛合するピニオ
ン72が取り付けられている。支持フレーム46のモー
タ取付面と逆側の側壁には、スタンプユニット55の回
動位置を検出し、その回動を停止させるための第1位置
決めスイッチ73が取り付けられている。また、第1位
置決めスイッチ73から90°時計回り(図4におい
て)離れた位置には、第2位置決めスイッチ74が取り
付けられている。これらのスイッチ73,74は、たと
えば投受光型の光電スイッチにより構成され、ホルダ本
体65の検知部材65aとともに位置決めが可能であ
る。
している。モータ70は回転軸を下方に突出させた姿勢
でブラケット71に取り付けられている。ブラケット7
1は支持フレーム46の側壁に固定されている。モータ
70の回転軸にはセクションギア67に噛合するピニオ
ン72が取り付けられている。支持フレーム46のモー
タ取付面と逆側の側壁には、スタンプユニット55の回
動位置を検出し、その回動を停止させるための第1位置
決めスイッチ73が取り付けられている。また、第1位
置決めスイッチ73から90°時計回り(図4におい
て)離れた位置には、第2位置決めスイッチ74が取り
付けられている。これらのスイッチ73,74は、たと
えば投受光型の光電スイッチにより構成され、ホルダ本
体65の検知部材65aとともに位置決めが可能であ
る。
【0025】このように構成されたスタンプユニット5
5では、モータ70により、スタンプホルダ57を、図
4に示すような搬送方向に沿った姿勢(縦姿勢)と、搬
送方向と直交する方向に沿った姿勢(横姿勢)との間で
回動させることができ、また各姿勢で位置決めが可能で
ある。パンチ機構 パンチ機構34は、スタンプ・パンチ装置21の導入部
30下方に配置されており、その用紙挿入部が第2搬送
路41と連続している。このパンチ機構34は、レバー
75と、レバー75によって作動するパンチ(図示せ
ず)を有している。レバー75は、スタンプ・パンチ装
置21の底部に回転可能に取り付けられた偏心カム76
によって作動させられるようになっている。
5では、モータ70により、スタンプホルダ57を、図
4に示すような搬送方向に沿った姿勢(縦姿勢)と、搬
送方向と直交する方向に沿った姿勢(横姿勢)との間で
回動させることができ、また各姿勢で位置決めが可能で
ある。パンチ機構 パンチ機構34は、スタンプ・パンチ装置21の導入部
30下方に配置されており、その用紙挿入部が第2搬送
路41と連続している。このパンチ機構34は、レバー
75と、レバー75によって作動するパンチ(図示せ
ず)を有している。レバー75は、スタンプ・パンチ装
置21の底部に回転可能に取り付けられた偏心カム76
によって作動させられるようになっている。
【0026】制御部 複写機本体1及びスタンプ・パンチ装置21は、それぞ
れ図7に示すような制御部110,111を有してい
る。各制御部110,111は、CPU、ROM、RA
M等からなるマイクロコンピュータを備えている。複写
機本体1側の制御部110には、複写機本体1の上面に
配置されたキー入力部112と、排出ローラ19の下流
側に配置された用紙排出スイッチ113と、横通紙のカ
セットであるか縦通紙のカセットであるかを判別するた
めのカセット判別スイッチ119と、他の入出力部とが
接続されている。
れ図7に示すような制御部110,111を有してい
る。各制御部110,111は、CPU、ROM、RA
M等からなるマイクロコンピュータを備えている。複写
機本体1側の制御部110には、複写機本体1の上面に
配置されたキー入力部112と、排出ローラ19の下流
側に配置された用紙排出スイッチ113と、横通紙のカ
セットであるか縦通紙のカセットであるかを判別するた
めのカセット判別スイッチ119と、他の入出力部とが
接続されている。
【0027】スタンプ・パンチ装置21の制御部111
は、複写機本体制御部110と接続されている。スタン
プ・パンチ装置制御部111には、図2に示した用紙排
出スイッチ38と、図4に示した第1及び第2位置決め
スイッチ73,74と、導入ローラ駆動部114と、搬
送ローラ駆動部115と、排出ローラ駆動部116と、
スタンプ駆動部117と、スタンプ回動駆動部59とが
接続されている。各駆動部114〜117は、ドライブ
モータやクラッチ等から構成されている。
は、複写機本体制御部110と接続されている。スタン
プ・パンチ装置制御部111には、図2に示した用紙排
出スイッチ38と、図4に示した第1及び第2位置決め
スイッチ73,74と、導入ローラ駆動部114と、搬
送ローラ駆動部115と、排出ローラ駆動部116と、
スタンプ駆動部117と、スタンプ回動駆動部59とが
接続されている。各駆動部114〜117は、ドライブ
モータやクラッチ等から構成されている。
【0028】制御動作 次に、制御フローチャートにしたがって動作を説明す
る。複写機本体制御部110の制御動作を示す図8にお
いて、図示しないメインスイッチをオンすれば、ステッ
プS1においてコピー枚数を1枚に設定したり、定着装
置10のヒータを加熱する等の初期設定が行われる。ま
た、この際に後述するスタンプフラグ(Sフラグ)及び
横フラグがオフの状態に設定される。
る。複写機本体制御部110の制御動作を示す図8にお
いて、図示しないメインスイッチをオンすれば、ステッ
プS1においてコピー枚数を1枚に設定したり、定着装
置10のヒータを加熱する等の初期設定が行われる。ま
た、この際に後述するスタンプフラグ(Sフラグ)及び
横フラグがオフの状態に設定される。
【0029】次に、ステップS2では、オペレーターに
よってプリントキーが押されたか否か、ステップS3で
は自動スタンプモードキーが押されたか否か、ステップ
S4では横スタンプキーが押されたか否か、ステップS
5では縦スタンプキーが押されたか否かをそれぞれ判断
する。いずれのキーも押されなかったと判断された場合
はステップS6に移行する。ステップS6では他の一般
的な処理を行いステップS2に戻る。
よってプリントキーが押されたか否か、ステップS3で
は自動スタンプモードキーが押されたか否か、ステップ
S4では横スタンプキーが押されたか否か、ステップS
5では縦スタンプキーが押されたか否かをそれぞれ判断
する。いずれのキーも押されなかったと判断された場合
はステップS6に移行する。ステップS6では他の一般
的な処理を行いステップS2に戻る。
【0030】自動スタンプモードキーが押された場合に
は、ステップS3からステップS7に移行する。ステッ
プS7では、Sフラグをオン状態にする。なお、ここで
Sフラグがオン状態であればそのままにし、Sフラグが
オフ状態の場合にはオン状態にする。このSフラグは一
連のスタンプ処理が終了すると自動的にオフ状態にな
る。ステップS8では、カセット判別スイッチ119の
検出結果により、選択された給紙カセットが横通紙のカ
セットであるか否かを判断する。横通紙のカセットであ
る場合にはステップS8からステップS9に移行する。
ステップS9では横フラグをオフする。また横通紙のカ
セットでない場合はステップS10に移行する。ステッ
プS10では横フラグをオンする。なお、ここでSフラ
グは、スタンプ動作を実行するためのフラグであり、横
フラグはスタンプホルダ57を横姿勢とするためのフラ
グである。
は、ステップS3からステップS7に移行する。ステッ
プS7では、Sフラグをオン状態にする。なお、ここで
Sフラグがオン状態であればそのままにし、Sフラグが
オフ状態の場合にはオン状態にする。このSフラグは一
連のスタンプ処理が終了すると自動的にオフ状態にな
る。ステップS8では、カセット判別スイッチ119の
検出結果により、選択された給紙カセットが横通紙のカ
セットであるか否かを判断する。横通紙のカセットであ
る場合にはステップS8からステップS9に移行する。
ステップS9では横フラグをオフする。また横通紙のカ
セットでない場合はステップS10に移行する。ステッ
プS10では横フラグをオンする。なお、ここでSフラ
グは、スタンプ動作を実行するためのフラグであり、横
フラグはスタンプホルダ57を横姿勢とするためのフラ
グである。
【0031】横スタンプキーが押されたと判断するとス
テップS4からステップS11に移行する。ステップS
11ではSフラグをオンし、次にステップS12におい
て横フラグをオンする。縦スタンプキーが押されたと判
断するとステップS5からステップS13に移行する。
ステップS13ではSフラグをオンし、ステップS14
では横フラグをオフする。
テップS4からステップS11に移行する。ステップS
11ではSフラグをオンし、次にステップS12におい
て横フラグをオンする。縦スタンプキーが押されたと判
断するとステップS5からステップS13に移行する。
ステップS13ではSフラグをオンし、ステップS14
では横フラグをオフする。
【0032】このようにして、自動スタンプモードが選
択されるとカセットの通紙方向により自動的に横フラグ
がオンオフされ、手動でスタンプを行う場合には横スタ
ンプキーまたは縦スタンプキーによりスタンプの配置方
向を変更できる。また、オペレーターによりプリントキ
ーが押された場合には、ステップS2からステップS1
5に移行する。ステップS15では、給紙や画像形成動
作等を行う各種のコピー動作を行う。
択されるとカセットの通紙方向により自動的に横フラグ
がオンオフされ、手動でスタンプを行う場合には横スタ
ンプキーまたは縦スタンプキーによりスタンプの配置方
向を変更できる。また、オペレーターによりプリントキ
ーが押された場合には、ステップS2からステップS1
5に移行する。ステップS15では、給紙や画像形成動
作等を行う各種のコピー動作を行う。
【0033】一方、スタンプ・パンチ装置21側におけ
る制御を示す図9において、複写機本体1側のメインス
イッチをオンすれば、ステップS20において初期設定
がなされる。この初期設定において、スタンプ機構33
のカム61やパンチ機構34の偏心カム76が初期位置
に移動させられる。次にステップS21では、Sフラグ
がオン状態であるか否かを判断する。Sフラグがオン状
態であると判断するとステップS22に移行する。ステ
ップS22では、横フラグがオン状態であるか否かを判
断する。
る制御を示す図9において、複写機本体1側のメインス
イッチをオンすれば、ステップS20において初期設定
がなされる。この初期設定において、スタンプ機構33
のカム61やパンチ機構34の偏心カム76が初期位置
に移動させられる。次にステップS21では、Sフラグ
がオン状態であるか否かを判断する。Sフラグがオン状
態であると判断するとステップS22に移行する。ステ
ップS22では、横フラグがオン状態であるか否かを判
断する。
【0034】横フラグがオン状態である場合にはステッ
プS23に移行する。ステップS23では、スタンプホ
ルダ57を横姿勢とする。すなわち、縦姿勢で停止して
いる場合はスイッチ74がオフしているので、この場合
はスイッチ74がオンするまでスタンプホルダ57を図
4時計回りに回転させる。また横姿勢で停止している場
合はスイッチ74がオンしているので、この場合はその
ままステップS25に移行する。
プS23に移行する。ステップS23では、スタンプホ
ルダ57を横姿勢とする。すなわち、縦姿勢で停止して
いる場合はスイッチ74がオフしているので、この場合
はスイッチ74がオンするまでスタンプホルダ57を図
4時計回りに回転させる。また横姿勢で停止している場
合はスイッチ74がオンしているので、この場合はその
ままステップS25に移行する。
【0035】また横フラグがオフしていると判断した場
合にはステップS22からステップS24に移行する。
ステップS24では、スタンプホルダ57を縦姿勢とす
る。すなわちスイッチ73がオフしていることを確認し
てスイッチ73がオンになるまで回動させる。なお、ス
イッチ73がすでにオンしている場合にはこの動作は行
わない。
合にはステップS22からステップS24に移行する。
ステップS24では、スタンプホルダ57を縦姿勢とす
る。すなわちスイッチ73がオフしていることを確認し
てスイッチ73がオンになるまで回動させる。なお、ス
イッチ73がすでにオンしている場合にはこの動作は行
わない。
【0036】これらの動作により、スタンプホルダ57
が横姿勢又は縦姿勢に位置決めされる。ステップS25
では、用紙が複写機本体1側から排出されてきたか否か
を判断する。この判断は、複写機本体1の用紙排出スイ
ッチ113が用紙によってオンし、その旨の信号がスタ
ンプ・パンチ装置21側の制御部111に送出されてき
たか否かによって判断する。
が横姿勢又は縦姿勢に位置決めされる。ステップS25
では、用紙が複写機本体1側から排出されてきたか否か
を判断する。この判断は、複写機本体1の用紙排出スイ
ッチ113が用紙によってオンし、その旨の信号がスタ
ンプ・パンチ装置21側の制御部111に送出されてき
たか否かによって判断する。
【0037】複写機本体1から用紙排出信号が送出され
た場合には、ステップS25からステップS26に移行
する。ステップS26では複写機本体1から排出された
用紙をスタンプ機構33の所定位置に搬送する。所定位
置への搬送が終了するとステップS27に移行する。ス
テップS27では、カム61を1回転させ、昇降部材6
0、ピン51及びスタンプ支持フレーム46を介してス
タンプユニット55を下降させる。これにより、第1搬
送路40で停止している用紙に対してスタンパ58が押
圧され、印字処理される。カム61が回転を続けると、
その係止部61aが昇降部材60の係止部60aから外
れ、スタンプ支持フレーム60はリターンスプリング5
2により上昇させられる。これにより、スタンプユニッ
ト55も図2に示すような初期位置に戻る。またステッ
プS27では、各ローラ36,42,37を回転させて
用紙を排出する。なお、これと同じタイミングで、ソー
タ7側のローラも回転させる。
た場合には、ステップS25からステップS26に移行
する。ステップS26では複写機本体1から排出された
用紙をスタンプ機構33の所定位置に搬送する。所定位
置への搬送が終了するとステップS27に移行する。ス
テップS27では、カム61を1回転させ、昇降部材6
0、ピン51及びスタンプ支持フレーム46を介してス
タンプユニット55を下降させる。これにより、第1搬
送路40で停止している用紙に対してスタンパ58が押
圧され、印字処理される。カム61が回転を続けると、
その係止部61aが昇降部材60の係止部60aから外
れ、スタンプ支持フレーム60はリターンスプリング5
2により上昇させられる。これにより、スタンプユニッ
ト55も図2に示すような初期位置に戻る。またステッ
プS27では、各ローラ36,42,37を回転させて
用紙を排出する。なお、これと同じタイミングで、ソー
タ7側のローラも回転させる。
【0038】次にステップS28では、用紙が排出され
たか否かを判断する。この判断は、用紙排出スイッチ3
8のオンからオフへの移行を検出して行う。用紙の排出
が検出されると、ステップS29に移行する。ステップ
S29では、設定された枚数分の用紙が通過したか否か
を判断し、通過していない場合にはステップS21に戻
る。そして、ステップS21〜S29の処理を繰り返し
て実行する。設定された枚数分の用紙が通過した場合に
は、処理を終了する。
たか否かを判断する。この判断は、用紙排出スイッチ3
8のオンからオフへの移行を検出して行う。用紙の排出
が検出されると、ステップS29に移行する。ステップ
S29では、設定された枚数分の用紙が通過したか否か
を判断し、通過していない場合にはステップS21に戻
る。そして、ステップS21〜S29の処理を繰り返し
て実行する。設定された枚数分の用紙が通過した場合に
は、処理を終了する。
【0039】ここでは、スタンプホルダ57がスタンパ
58の印字面の中心で回動するので、横方向と縦方向と
でスタンプの位置がずれない。また、Sフラグがオン状
態でない場合は、ステップS21からステップS30に
移行する。ステップS30では、パンチ処理やスタンプ
・パンチ処理等の他の処理を実行する。
58の印字面の中心で回動するので、横方向と縦方向と
でスタンプの位置がずれない。また、Sフラグがオン状
態でない場合は、ステップS21からステップS30に
移行する。ステップS30では、パンチ処理やスタンプ
・パンチ処理等の他の処理を実行する。
【0040】〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では、セクションギアとピニオンと
によりスタンプホルダを回動させたが、スタンプホルダ
をモータにより直接回動する構成としてもよい。また、
スタンプホルダをレバー及びソレノイドにより回動させ
るような構成でもよい。 (b) 前記実施例ではスタンプユニットを支持フレー
ムの略中央に設けたが、支持フレームの長手方向に沿っ
て複数のスタンプユニットを配置してもよい。
によりスタンプホルダを回動させたが、スタンプホルダ
をモータにより直接回動する構成としてもよい。また、
スタンプホルダをレバー及びソレノイドにより回動させ
るような構成でもよい。 (b) 前記実施例ではスタンプユニットを支持フレー
ムの略中央に設けたが、支持フレームの長手方向に沿っ
て複数のスタンプユニットを配置してもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る印字装置では、印字部材が
印字面の中心回りに回動するので、たとえば用紙の通紙
方向や画像の向き等により印字方向を変える場合に、印
字位置が限定されることがない。
印字面の中心回りに回動するので、たとえば用紙の通紙
方向や画像の向き等により印字方向を変える場合に、印
字位置が限定されることがない。
【図1】本発明の一実施例を採用した複写機の縦断面概
略図。
略図。
【図2】スタンプ・パンチ装置の縦断面概略図。
【図3】その側面部分図。
【図4】スタンプユニットの平面図。
【図5】スタンプユニットの側断面図。
【図6】スタンプユニットの正面図。
【図7】複写機本体及びスタンプ・パンチ装置の制御ブ
ロック図。
ロック図。
【図8】複写機本体の制御フローチャート。
【図9】スタンプ・パンチ装置の制御フローチャート。
21 スタンプ・パンチ装置 33 スタンプ機構 46 スタンプ支持フレーム 47 スタンプ作動機構 55 スタンプユニット 57 スタンプホルダ 58 スタンパー 59 スタンプ回動駆動部
Claims (1)
- 【請求項1】画像形成された用紙を搬送する用紙搬送路
途中に配置され、用紙に付加情報を印字するための印字
装置であって、 前記用紙搬送路に対して接近・離反自在な支持部材と、 前記付加情報を印字するための印字面を有し、前記印字
面の中心回りに前記支持部材に回動自在に支持された印
字部材と、 前記支持部材を前記用紙に対して接近・離反させるため
の駆動手段と、 前記印字部材を回動させる回動手段と、を備えた印字装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4300009A JPH06143759A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4300009A JPH06143759A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 印字装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06143759A true JPH06143759A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17879629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4300009A Pending JPH06143759A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06143759A (ja) |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP4300009A patent/JPH06143759A/ja active Pending
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