JPH0614359Y2 - レバースイッチ装置 - Google Patents

レバースイッチ装置

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JPH0614359Y2
JPH0614359Y2 JP1989111938U JP11193889U JPH0614359Y2 JP H0614359 Y2 JPH0614359 Y2 JP H0614359Y2 JP 1989111938 U JP1989111938 U JP 1989111938U JP 11193889 U JP11193889 U JP 11193889U JP H0614359 Y2 JPH0614359 Y2 JP H0614359Y2
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JP
Japan
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contact piece
fixed contact
lever
piece
insulating base
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Application number
JP1989111938U
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JPH0350729U (ja
Inventor
恒助 高野
康一 新沢
Original Assignee
第一電装部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車のルームランプ等のスイッチに用いて
好適なレバースイッチ装置に関する。
[従来の技術] この種のレバースイッチを有するスイッチ付灯具として
は従来例えば実公昭57−22633号公報に記載され
ているものがある。
この従来の技術は中央に底部が構成する如くU字状に折
曲げ、相対向する一対の挟持片に取付穴を明けた一対の
ソケットと、前記一対の挟持片に明けられた取付穴に嵌
着する突起を対向する内壁面にそれぞれ形成したソケッ
ト挿入穴を一定の間隔を隔てて明けた基体と、前記基体
に枢着せしめたスイッチレバーと、前記ソケットの1つ
と前記スイッチレバーとの間で一端を前記基体に固定
し、他端が前記スイッチレバーの操作により前記ソケッ
トの1つの一方の挟持片に対接してスイッチ機構を構成
する弾片とで構成されているものである。
[考案が解決しようとする課題] 前記した従来の技術は操作レバーの回動で弾片を挟持片
に単に押し当ててスイッチをオンし、また挟持片から弾
片を引離すことでオフするものであるから、スイッチの
切換え時点で操作レバーにクリックアクションつまりス
ナップ作用を付与できなく、のっぺりした操作感触でギ
コチなく歯切れの悪い操作性であるし、単なる弾片の押
し当て接触でスイッチオンにするものであるから、弾片
の弾力は単に弾片を引き戻すためだけで何んらスイッチ
の接片間の導通接触に関与していないので、接触不良に
なり易いという問題点があった。
この考案は前記した各問題点を除去するために、第1の
固定接片として平面眼鏡状で少くとも一つの弯凸部があ
る固定接片を用い、かつ弾力を有する可動接片を用いる
ことで、スナップアクション(クリック作用)を呈し、
かつスイッチの接触に上記弯凸部と可動接片との弾力を
積極的に関与させることで接触導通を安定維持すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記したこの考案の目的はプラスチック成形した絶縁基
体と、この絶縁基体に形成したヒンジ孔と、このヒンジ
孔にヒンジボスで枢支した操作レバーと、この操作レバ
ーの操作部の反対側端部に取着したほぼΩ字形の可動接
片と、この可動接片が接する位置における前記絶縁基体
に取着した少くとも1つの弯凸部を有する第1の固定接
片と第2の固定接片と、前記第1の固定接片および係止
部をそれぞれ一体的に備えた抱き込みタイプの挟持接続
具と、この挟持接続具を基体に係止するために前記絶縁
基体に形成した取着孔に設けた係止部とをそれぞれ具備
することで達成される。
[作用] 絶縁基体のヒンジ孔に係着したヒンジボスをを支点とし
て回動可能に設けた操作レバーを回動操作することで、
第1および第2の各固定接片間を前記操作レバーに取着
した可動接片で導通させ、また非導通にすることができ
る。
そして操作レバーの回動量は各固定接片で制限されると
共に、レバーの上動はヒンジボスの鉤部で係止されるこ
とで制限できる。
また挟持接続具の前記固定接片の1つを兼ねる雌形接続
部に他の接続片を面接触挿入して用いることもできる。
そして第1の固定接片に形成した一対の弯凸部により、
スイッチ切換時における操作レバーの動きにクリック作
用つまりスナップアクションを付与できる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
先ずこの考案の基本構成は各部品を分解した第1図、第
2図に示すように、プラスチック成形した絶縁基体1に
形成したヒンジ孔aに係着する操作レバー3の下面に第
3図に示すように例えば4つ割りした縦溝2A付きのヒン
ジボス2を突設し、このヒンジボス2を前記絶縁基体1
のヒンジ孔aにヒンジボス2の鉤部2Bをすぼめ乍らパチ
ンと係入して枢支する。
そしてこの操作レバー3の操作部3Aの反対側端部3Bに突
設した取着ピン3a,3aにほぼΩ字形の可動接片4を
その巻込み部4a,4aできつく係入して取着する。
またこの可動接片4が接する位置における前記絶縁基体
1に第4図および第7図に示すように取着した燐青銅な
どの金属片を平面的に眼鏡形に形成して作った一対の弯
凸部5a,5aを有する第1の固定接片5と第2の固定
接片6とを第8図に示すように配設する。
さらに前記第1の固定接片5および係止部7をそれぞれ
一体的に備えた抱き込みタイプの挟持接続具8を第4図
に示すように前記絶縁基体1に形成した取着孔9に設け
た係止部10に係入係止することでこの考案のレバースイ
ッチ装置を構成する。
なお各図において符号12で示すものはリード線、1a,
1bは絶縁基体1に立設した突起、6a,11aは係止
爪、Fは透明または半透明フードをそれぞれ示すもので
ある。
また可動接片4は燐青銅のような弾性金属片をほぼΩ字
形に成形して作る。
前記第2の固定接片6は第5図に示すように絶縁基体1
の突起1aに屈曲部6Aを跨がせつつ上記突起1aに沿わ
せて設けた透孔1Aに係止爪6aをその弾力に抗して挿入
することでこの係止爪6aの弾力復帰で一発係止作用に
よりパチンと係止して取着する。
また第3の固定接片11は第6図に示すように絶縁基体1
の突起1bに沿わせて設けた透孔1Bに係止爪11aを挿入
することで一発係止でパチンと係止する。
なお各固定接片6,11のうちいずれか一方のものは省略
でき、この省略に対応して第1の固定接片5の一対の弯
凸部5a,5aのうちの1つの弯凸部を省略できる。
次にこの考案のレバースイッチ装置の動作につき説明す
る。
先ず第7図に示すように操作レバー3を右下り傾斜した
状態では可動接片4で固定接片5,11間を短絡保持す
る。
そして操作レバー3を固定接片4の弾力に抗し、ヒンジ
ボス2を支点として回動し、第8図に示すように操作レ
バー3を水平状態にすると固定接片4はその弾力で第1
の固定接片5の対をなす弯凸部5a,5a間にパチンと
クリック作用つまりスナップ作用を呈しつつ入り込ん
で、この入り込み位置に操作レバー3を維持でき、この
維持位置では第1の固定接片5は他の固定接片6,11に
は接触せずスイッチオフ状態となっている。
次いで第9図に示すように可動接片4の弾力に抗して操
作レバー3をヒンジボス2を支点として左上り状態に傾
動させると、第1の固定接片5の弯凸部5aと第2の固
定接片6との間に可動接片4の先端外面がパチンとクリ
ック作用を呈しながら入り込んで、この入り込み位置に
操作レバー3を維持でき、この維持位置では第1の固定
接片5と第2の固定接片6との間が固定接片4の先端外
面で短絡されスイッチオン状態となっている。
そして挟持接続具8に挿入接続された管球Lの口金lに
対向する他の管球口金lを上記のような挟持接続具8a
または他の接続具やバスバーを介して電源の一方の極に
接続し、固定接片6または11を電源の他極に接続して操
作レバー3を回動操作することで管球L等を点灯・消灯
させることができる。
[考案の効果] この考案は以上説明したように構成されているので、以
下に記載する効果を奏する。
この考案のレバースイッチ装置においては、第1の固定
接片として平面的に眼鏡状の一対の弯凸部を有するもの
を用い、かつ可動接片に弾性導体からなるΩ字形の弾片
を用いたので、操作レバーの回動切換時点で前記弯凸部
に対する可動接片のクリック作用すなわちスナップアク
ションが生じるため、操作レバーの回動切換操作性が格
段によくなり、パチン・パチンと歯切れのよいスイッチ
操作が行なえる第1の効果がある。
また上記弯凸部の弾力と可動接片の弾力とがスイッチオ
ン時における各接片間の接触導通作用に直接に関与して
いる構成となしたので、特にスイッチオン時の各接片間
の接触を長期に亘り安定に維持できるし、特にこの考案
では絶縁基体1にはヒンジ孔を明けて操作片3のボス2
を枢支したので基体1が成形し易いなどの第2の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の1実施例を示すもので、第1図
はレバースイッチ装置を分解した斜視図、第2図は同じ
く組立途中の断面図、第3図は操作レバーを下方から見
た斜視図、第4図はレバースイッチ装置の組立後の断面
図、第5図および第6図は固定接片取付部の拡大断面
図、第7図、第8図および第9図はそれぞれ操作レバー
の状態を異にした要部切断平面図である。 1……絶縁基体、5,6……固定接片 2……ヒンジボス、7,10……係止部 3……操作レバー、8……挟持接続具 4……可動接片、9……取着孔 a……ヒンジ孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック成形した絶縁基体1と、この
    絶縁基体1に形成したヒンジ孔aと、このヒンジ孔aに
    ヒンジボス2で枢支した操作レバー3と、この操作レバ
    ー3の操作部3Aの反対側端部3Bに取着したほぼΩ字形の
    可動接片4と、この可動接片4が接する位置における前
    記絶縁基体1に取着した少くとも1つの弯凸部5aを有
    する第1の固定接片5と第2の固定接片6と、前記第1
    の固定接片5および係止部7をそれぞれ一体的に備えた
    抱き込みタイプの挟持接続具8と、この挟持接続具8を
    基体1に係止するために前記絶縁基体1に形成した取着
    孔9に設けた係止部10とをそれぞれ具備してなるレバー
    スイッチ装置。
JP1989111938U 1989-09-25 1989-09-25 レバースイッチ装置 Expired - Lifetime JPH0614359Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989111938U JPH0614359Y2 (ja) 1989-09-25 1989-09-25 レバースイッチ装置

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JP1989111938U JPH0614359Y2 (ja) 1989-09-25 1989-09-25 レバースイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0350729U JPH0350729U (ja) 1991-05-17
JPH0614359Y2 true JPH0614359Y2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=31660398

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989111938U Expired - Lifetime JPH0614359Y2 (ja) 1989-09-25 1989-09-25 レバースイッチ装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430274U (ja) * 1977-08-01 1979-02-27
JPS5722633U (ja) * 1980-07-15 1982-02-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0350729U (ja) 1991-05-17

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