JPH0614350U - 足場板 - Google Patents
足場板Info
- Publication number
- JPH0614350U JPH0614350U JP4392392U JP4392392U JPH0614350U JP H0614350 U JPH0614350 U JP H0614350U JP 4392392 U JP4392392 U JP 4392392U JP 4392392 U JP4392392 U JP 4392392U JP H0614350 U JPH0614350 U JP H0614350U
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- rib portion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 中空状リブ部内に侵入した水を外部にすべて
排出することができる足場板を提供する。 【構成】 間隔をあけて配置される複数本の棒材(P)
の間に渡されて使用される足場板(20)であって、下
部に長さ方向に沿って設けられかつ両端部まで達する中
空状リブ部(22)を有する足場板本体と、該足場板本
体の両端に固定される端板(26)とを備え、端板の中
空状リブ部22の端部開口(22a)を臨む箇所に下端
まで達する切欠(1)を設け、この切欠を通して中空状
リブ部内の水をすべて外部へ排出する。
排出することができる足場板を提供する。 【構成】 間隔をあけて配置される複数本の棒材(P)
の間に渡されて使用される足場板(20)であって、下
部に長さ方向に沿って設けられかつ両端部まで達する中
空状リブ部(22)を有する足場板本体と、該足場板本
体の両端に固定される端板(26)とを備え、端板の中
空状リブ部22の端部開口(22a)を臨む箇所に下端
まで達する切欠(1)を設け、この切欠を通して中空状
リブ部内の水をすべて外部へ排出する。
Description
【0001】
本考案は、間隔をあけて配置される複数本のパイプ材、例えば足場パイプや脚 立等の間に渡されて使用される足場板に関する。
【0002】
例えば、建築工事現場では、図3に示すように構築途中の建物Kの回りに、鋼 管パイプPどうしをクランプを使用して互いに結合させてパイプ足場Qが組まれ る場合がある。それらパイプ足場Qの水平状に渡される鋼管パイプPの間には、 通常、足場板20が渡される。
【0003】 図4および図5に従来使用されている足場板の一例を示す。この足場板20は 、下部に長さ方向に沿って設けられかつ両端部まで達する複数の中空状リブ部2 2を有する平面視矩形状の足場板本体24と、該足場板本体24の両端に固定さ れる端板26とからなっている。
【0004】 両側の中空状リブ部22の底板部28には凹部30が設けられ、該凹部30に 滑止用として断面略I字状の長尺ゴム等の滑り止め材32が挿入される。前記足 場板本体24および端板26は、例えばアルミニューム合金材を押し出し加工等 することによって作られる。
【0005】 なお、足場板本体24の両端に端板26を設けたのは、中空状リブ部22の端 部開口22aを覆ってそこにものが侵入しないようにすること、および滑り止め 材32が足場板本体24の長さ方向に自由に移動するのを規制するためである。
【0006】 上記端板26は、経済上の理由から簡素化を図るため、図4中Sで示すように 足場板本体24に対しスポット溶接されて固定されている。このため、端板26 と足場板本体24との間に隙間が形成されるのは避けられず、この隙間から図中 矢印で示す如く雨水等が進入して前記中空状リブ部22内に溜まることがある。
【0007】 このように中空状リブ部22内に雨水等が溜まると、足場板20が重くなる、 持ち運びの際に作業員にかかる、あるいは余計な音が発生する等の不具合を来た す。このため、端板26の前記中空上リブ部22の端部開口22aを臨む箇所に 孔34を設け、この孔34を利用して中空状リブ部22内に侵入した雨水等を積 極的に排出させる工夫を行っている。 なお、36は歩行中の足元の滑り止めとして形成された円状の突起である。
【0008】
しかしながら、上記のように端板26に設けた孔34を利用して中空状リブ部 22内に侵入した雨水等を排出するものでは、孔34が中空状リブ部22の底板 部28の上面よりも上方へずれた位置に穿設される関係上、中空状リブ部22内 の侵入水をすべて排出することはできず、同中空状リブ部22の底部に、侵入水 がある程度溜まってしまう欠点があった(図5中X参照)。
【0009】 なお、端板26の孔34を端板26の下端近くまで下方にずらして設けること も考えられるが、孔34は加工上一定の制限があり、端板26の下端いっぱいに 近付けて設けることができない。
【0010】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、中空状リブ部内に侵入した水を外 部にすべて排出することができる足場板を提供することを目的とする。
【0011】
本考案では係る目的を達成するために、端板の中空状リブ部の端部開口を臨む 箇所に下端まで達する切欠を形成した。
【0012】
上記のように端板のリブ部の端部開口を臨む箇所に下端まで達する切欠を形成 しているから、中空状リブ部内の空間は端板の切欠を介してその下端が外部に開 放されるため、たとえ、雨水等が足場板本体と端板との間から中空状リブ部内に 侵入したとしても、同雨水は端板の切欠を通してすべて外部へ排出される。
【0013】
以下、図面を参照して本考案の一実施例について説明する。なお、前記従来例 で説明したものと同一構成要素には同一符号を付して説明を簡略化する。
【0014】 本考案の端板は、図1および図2に示すように、端板26の前記中空状リブ部 22の端部開口22aを臨む箇所に、下端まで達する略矩形状の切欠1が形成さ れている。なお、図では一方しか示していないが、前後の端板26いずれにも前 記切欠1が設けられている。
【0015】 切欠1は、左右両側に位置する中空状リブ部22に対応する箇所には2個、中 央の中空状リブ部22に対応する箇所には1個だけ設けられている。上記のよう に左右両側の中空状リブ部22に対応する箇所に2個の切欠1を設けたのは、こ れら端部に位置する中空状リブ部22には、底板部28の中央に滑止防止用のゴ ム材32を嵌め込むための凸部28aが設けられ、この凸部28aによって左右 の凹所が隔てられるからである。
【0016】 中央の中空状リブ部22に対応する切欠1は、該リブ部22の略中央に相当す る位置に設けられ、左右両側に位置する中空状リブ部22に対応する切欠1は、 底板部の凸部28aの左右両側に相当する位置に設けられている。
【0017】 しかして、上記構成の足場板20によれば、たとえ、雨水等が足場板本体24 と端板26との間から中空状リブ部22内に侵入したとしても、中空状リブ部2 2内の空間は端板26の切欠1を介して外部に開放されているため、雨水はこの 端板26の切欠1から外部へ排出される。
【0018】 このとき、切欠1は端板26の下端まで達するように形成されており、中空状 リブ部22内の空間はその下端が外部に開放される。したがって、中空状リブ部 22内の雨水は、内部に溜まることなく全てスムーズに外部へ排出される。
【0019】 なお、本考案の足場板20の構造は、前記実施例に限られることなく、各部材 の形状、材質、寸法等の具体的構成要素は、実施に当たり適宜変更可能である。
【0020】 例えば、上記実施例では、端板26に設ける切欠1は、左右の両側に位置する 中空状リブ部22に対しては2個、中央の中空状リブ部22に対しては1個設け られているが、これに限られることなく、中央部にも2個設けてもよい。
【0021】 また切欠1の形状は、上記実施例では略矩形状に設けられているが、これに限 られることなく、下方に広がる半円状、あるいは台形状に設けてもよい。
【0022】
以上説明したように本考案によれば、端板のリブ部の端部開口を臨む箇所に下 端まで達する切欠を形成しているから、中空状リブ部内の空間は端板の切欠を介 してその下端が外部に開放されることとなり、たとえ、雨水等が足場板本体と端 板との間から中空状リブ部内に侵入したとしても、同雨水等は端板の切欠を通し てすべて外部へスムースへ排出することができ、中空状リブ部内に雨水等が残留 しない等の優れた効果を奏する。
【図1】本考案にかかる足場板の側面図である。
【図2】同足場板の端部斜視図である。
【図3】従来の足場板の一般的な使用状態を示す斜視図
である。
である。
【図4】従来の足場板の端部斜視図である。
【図5】同足場の側面図である。
1 切欠 20 足場板 22 中空状リブ部 22a 端部開口 24 足場板本体 26 端板 P 鋼製パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 間隔をあけて配置される複数本の棒材の
間に渡されて使用される足場板であって、 下部に長さ方向に沿って設けられかつ両端部まで達する
中空状リブ部を有する足場板本体と、該足場板本体の両
端に固定される端板とを備えてなり、 前記端板の前記中空状リブ部の端部開口を臨む箇所に
は、下端まで達する切欠が形成されていることを特徴と
する足場板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992043923U JP2585448Y2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 足場板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992043923U JP2585448Y2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 足場板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614350U true JPH0614350U (ja) | 1994-02-22 |
JP2585448Y2 JP2585448Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=12677231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992043923U Expired - Lifetime JP2585448Y2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 足場板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585448Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013249719A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Kyc Machine Industry Co Ltd | 仮設足場板 |
KR20220042704A (ko) * | 2020-09-28 | 2022-04-05 | 주식회사 동성진흥 | 건축 비계용 수평재 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5501558B2 (ja) * | 2007-10-25 | 2014-05-21 | 株式会社エコウッド | 床材 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51115023A (en) * | 1975-03-14 | 1976-10-09 | Comalco Prod | Metallic scaffold plate |
JPS5850237A (ja) * | 1982-08-31 | 1983-03-24 | 黒田 重治 | 栓部材付管材 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP1992043923U patent/JP2585448Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51115023A (en) * | 1975-03-14 | 1976-10-09 | Comalco Prod | Metallic scaffold plate |
JPS5850237A (ja) * | 1982-08-31 | 1983-03-24 | 黒田 重治 | 栓部材付管材 |
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JP2013249719A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Kyc Machine Industry Co Ltd | 仮設足場板 |
KR20220042704A (ko) * | 2020-09-28 | 2022-04-05 | 주식회사 동성진흥 | 건축 비계용 수평재 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2585448Y2 (ja) | 1998-11-18 |
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