JPH0614299A - 映像信号処理装置およびクロマ信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置およびクロマ信号処理装置

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JPH0614299A
JPH0614299A JP4167366A JP16736692A JPH0614299A JP H0614299 A JPH0614299 A JP H0614299A JP 4167366 A JP4167366 A JP 4167366A JP 16736692 A JP16736692 A JP 16736692A JP H0614299 A JPH0614299 A JP H0614299A
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JP
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signal
video signal
burst
circuit
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JP4167366A
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Yoshiyuki Toyoizumi
佳行 豊泉
Yukio Yamamoto
幸夫 山本
Shinichi Hatae
真一 波多江
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 黒反転現象の発生を抑え、かつ画質のよい映
像信号処理装置及びクロマ信号処理装置を提供する。 【構成】 復調した映像信号から、ハイパスフィルタ5
4,バンドパスフィルタ55により映像信号中のエネル
ギ分布に対応した出力を取り出し、積分器56を介して
周波数特性補償器51にフィールドバックし、映像信号
に応じた所望の電磁変換特性補償を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号で周波数変調
した信号の処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種装置として次のa,b,c
に示す構成のものがある。
【0003】a,磁気記録・再生の際、周波数変調して
記録及び再生する映像信号の内容にかかわらず、一定の
電磁変換特性の補償を行うように構成されている。
【0004】b,磁気記録再生装置における再生RFイ
コライザは、復調された映像信号とは無関係に、ゲイ
ン,周波数特性共に一定の特性で構成されている。
【0005】c,図12に示すように、いわゆるカメラ
一体型8ミリVTRの記録系においては、Y/C分離回
路4後クロマ信号は、ACC(automatic chroma level
control) 回路17,サイドバンドエンファシス回路1
8,バーストエンファシス回路19を経て、メインコン
バータ20により低域周波数f1へ変換され、一方Y/
C分離後、輝度信号(以下Y信号という)は、FM変調
される。低域変換されたクロマ信号CRFとFM変調さ
れたY信号YFMはFM変調された音声信号AFMと混
合され、記録アンプ12,磁気ヘッド13を介してテー
プ14に記録される構成となっている。
【0006】クロマ信号系の、ACC回路17,バース
トエンファシス回路19部は、詳しくは、図13に示す
構成となっている。
【0007】バンドパスフィルタ16により取り出され
たクロマ信号は、ACC回路17に入力され、その出力
はバーストレベル検出回路37に入力される。バースト
レベル検出回路37は、バーストゲートパルス38によ
りACC回路17の出力からバースト信号だけを取り出
してそのレベルを検出し、バースト信号レベルが一定に
なるように、コントロール信号をACC回路17に供給
する。このようにしてクロマ信号レベルが自動制御され
る。
【0008】一方、バーストエンファシスゲインコント
ロール回路36は、バーストゲートパルス38により、
バースト期間のみ、バーストエンファシス回路19のゲ
イン(利得)を6dB上げるように、コントロール信号
をバーストエンファシス回路19に供給する。これによ
りバースト信号のS/Nを上げている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記a,b,cに示す
構成には、夫々次のa−1,b−1,c−1に示すよう
な問題がある。
【0010】a−1 映像信号を周波数変調して磁気媒
体に記録する場合、電磁変換系の周波数特性により発生
する高域の劣化を防ぐために周波数特性の高域補償を行
う必要がある。これを行わないと映像信号の黒から白へ
の急激な立上がり部分にいわゆる反転現象等が発生して
復調された映像信号の品位を著しく劣化させる。
【0011】ところが、黒から白への急激な立上がり部
分が無いか、あるいは少ない映像信号を再生する場合
は、電磁変換系の高域補償量は少なくした方が良い。こ
れは高域補償により搬送波・ノイズ比C/Nが劣化して
再生される映像信号の信号・ノイズ比S/Nを劣化させ
るからである。
【0012】b−1 前記bに示す従来例ではRFイコ
ライザの特性が一定であるため、大振幅の映像信号を再
生しても黒反転が生じないような特性にしておく必要が
ある。このような特性のRFイコライザでは小振幅の映
像信号の再生出力が十分に得られないため、解像感が損
なわれる。
【0013】c−1 前記cに示す従来例では、高輝度
のエッジ部分に発生するいわゆる色にせ信号により、ク
ロマ信号レベルが100IREを大きく上まってしまう
場合、クロマ信号大レベルを制限する構成でないために
大レベルのままメインコンバータ20で低域変換された
クロマ信号CRFは、YFM信号と加算され、記録アン
プ12よりテープ14に記録されてしまうように作動す
る。このため、クロマ信号の記録電流が最適記録電流を
大きく越えて記録され、YFM信号に対して過バイアス
条件となり、特に、前記色にせ信号においては、高輝度
のエッジ部分に発生するために、輝度の変調度が高くな
ることとあいまって、テープ14に記録されるYFM信
号の上・下側帯波のバランスがくずれ、上側波が下側波
に比べ相対的にレベル低下してしまうために、再生時
に、いわゆる輝度のエッジ部分に黒反転現象が発生して
しまう。
【0014】本発明は、このような問題を解決するため
なされたもので、黒反転現象の発生を抑えることがで
き、かつ、画質のよい映像信号処理装置及びクロマ信号
処理装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では信号処理装置を次の(1)〜(4)のと
おりに構成するものである。
【0016】(1)映像信号で周波数変調した信号を、
磁気記録媒体を用いて記録または再生する際に使用する
映像信号処理装置であって、映像信号における周波数に
対するエネルギ分布を検出する検出手段と、この検出手
段の出力に応じて電磁変換特性の補償量が制御される特
性補償手段とを備えた映像信号処理装置。
【0017】(2)映像信号で周波数変調した信号を、
磁気記録媒体から再生する際に使用する映像信号処理装
置であって、復調した映像信号の大振幅部分を検出する
検出手段と、この検出手段の出力に応じて大振幅部分で
ゲインが低下するよう制御されるRFアンプと、このR
Fアンプに接続されたリミッタと、このリミッタに接続
された復調器とを備えた映像信号処理装置。
【0018】(3)バーストエンファシス回路と、所定
レベル以上のクロマ信号を検出する検出手段と、バース
ト信号期間を除いた期間において前記検出手段の出力に
応じて前記バーストエンファシス回路のゲインを抑制す
る制御手段とを備えたクロマ信号処理装置。
【0019】(4)バーストエンファシス回路と、所定
レベル以上のクロマ信号を検出する第1の検出手段と、
所定レベル以上の輝度信号を検出する第2の検出手段
と、バースト信号期間を除いた期間において、前記第2
の検出手段の出力があるとき、前記第1の検出手段の出
力に応じて前記バーストエンファシス回路のゲインを抑
制する制御手段とを備えたクロマ信号処理装置。
【0020】
【作用】前記(1)の構成により、映像信号における周
波数に対するエネルギ分布に応じて電磁変換特性の補償
量が制御される。
【0021】前記(2)の構成により、映像信号の大振
幅部でRFアンプのゲインが低下し、このRFアンプの
出力がリミッタを介して復調器に供給される。
【0022】前記(3)の構成により、バーストエンフ
ァシス回路において、所定レベル以上のクロマ信号は、
レベルが抑制される。
【0023】前記(4)の構成により、輝度信号が所定
レベル以上のときに、バーストエンファシス回路におい
て、所定レベル以上のクロマ信号は、そのレベルが抑制
される。
【0024】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。
【0025】(実施例1)図1は、実施例1である“映
像信号処理装置”のブロック図である。磁気媒体から得
られた周波数変調された映像信号は、周波数特性補償器
51を通り、復調器52により周波数検波され、ローパ
スフィルタ(LPF)53により映像信号となる。復調
された映像信号から、ハイパスフィルタ(HPF)54
とバンドパスフィルタ(BPF)55により映像信号中
のエネルギ分布に対応した出力を取り出し、積分器56
により得られた信号を周波数特性補償器51にフィール
ドバックしてこの特性を変化させるよう構成している。
【0026】図2及び図3に、周波数特性補償器51の
回路例を示す。図2は、周波数特性を変化させる手段と
して、電界効果トランジスタ(FET)のオン抵抗がゲ
ート電圧により変化することを利用している。また図3
は、可変容量ダイオードがその端子間電圧により静電容
量が変化することを利用している。これらいずれの手法
も、例えば、図4に示す、2例のFM変調信号に対する
周波数対利得特性曲線を周波数特性補償回路51に持た
せている。すなわち、曲線aは黒から白への急激な変化
をあまり含まないFM変調信号の場合、bは黒から白へ
の急激な変化を多く含むFM変調信号の場合を示す。
【0027】本実施例によれば、一般的な映像信号にお
いて最良のS/Nが得られ、かつ、黒反転現象が発生し
やすい映像信号においてもそれが発生しないような周波
数特性(電磁変換特性)の補償を実現できる。
【0028】なお、本実施例は再生側の例であるが、記
録側で周波数特性補償を行うこともできる。
【0029】(実施例2)図5は、実施例2である“映
像信号処理装置”のブロック図である。図において、6
1は磁気ヘッド出力を増幅するためのヘッドアンプ、6
2はRFイコライザ、63はリミッタ、64は復調器、
65はコンパレータである。64aは復調器64で復調
された大振幅部分64bを含む映像信号、65aはコン
パレータ65で検出された大振幅部分64bのパルス信
号である。66は前記コンパレータ65で検出されたパ
ルス信号65aと時間を合わせるためのディレイライ
ン、67はRFアンプ、68はリミッタ、69は復調器
である。
【0030】次に、本実施例の動作を説明する。図5に
おいて、ヘッドアンプ61,RFイコライザ62,リミ
ッタ63,復調器64を通じて復調された大振幅部分6
4bを含む映像信号64aは、コンパレータ65で一定
値と比較され前記大振幅部分64bが検出され、その検
出信号65aがRFアンプ67に入力される。RFアン
プ67では、入力された映像信号の大振幅部分64bで
はRFアンプ67のゲインを小さくし、それ以外の部分
ではゲインを大きくする。RFアンプ67の出力は、リ
ミッタ68を介して復調器69に供給される。そして、
復調器69で復調され、実際の再生映像信号として用い
られる。
【0031】なお、下記のd,c,fのいずれかの構成
を本実施例に取り入れることによっても、同様の作用,
効果が期待できる。
【0032】d,本実施例のコンパレータ65の代り
に、ピーク検出回路を用い、その出力に応じてRFアン
プ67のゲインを変動させる。
【0033】e.コンパレータ65の出力を使って、R
Fアンプ67のゲイン切換えを行うのではなく、RFア
ンプでもあるRFイコライザ62のゲインを切り換えて
画質を向上させる。
【0034】f,2つの復調器64と69を有している
ことを利用して復調器64の出力と復調器69の出力の
減算出力を用いてノイズリダクションを行う。
【0035】このように、本実施例によれば、復調され
た映像信号の信号レベルに応じたRF信号処理を行うこ
とにより黒反転を防止し、しかもS/N感を損わずに解
像感を向上させることができる。
【0036】(実施例3)図6は実施例3である“クロ
マ信号処理装置”のブロック図である。図13の従来例
と同機能のブロックには同一符号を付し、その説明を省
略する。39はクロマ信号のエンベロープを検出し、所
定の基準レベルと比較し、比較出力をバーストエンファ
シスゲインコントロール回路40に供給するピーク検波
回路である。
【0037】ACC回路17の出力は、バーストレベル
検出回路37に入力され、同回路37は、バーストゲー
トパルス38によりACC回路17の出力からバースト
信号だけを取り出してそのレベルを検出し、バースト信
号レベルが一定になるように、コントロール信号をAC
C回路17に供給する。このようにしてクロマ信号レベ
ルが自動制御される。
【0038】ACC回路17より出力されたクロマ信号
は、サイドバンドエンファシス回路18に入力され、サ
ブキャリアfSCを中心に上下サイドバンドに対し非線形
強調処理(ノンリニアエンファシス)されて出力され、
バーストエンファシス回路19へ入力される。
【0039】ACC回路17より出力されたクロマ信号
は、ピーク検波回路39へも入力されて、エンベロープ
検波され、スレッショールドレベルが例えば100IR
Eに設定されていれば、100IREを越えたレベルに
比例したコントロール信号がバーストエンファシスゲイ
ンコントロール回路40の一方の入力端子に入力され
る。バーストエンファシスゲインコントロール回路40
のもう一方の入力端子へは、バーストゲートパルス38
が入力される。
【0040】サイドバンドエンファシス回路18より出
力されたクロマ信号は、バーストエンファシス回路19
へ入力され、同回路19において、バーストエンファシ
スゲインコントロール回路40からの信号により、バー
スト信号期間は、ゲインが6dB上げられ、一方クロマ
信号期間においては、ゲインは、クロマ信号レベルが1
00IREレベルを越えないように低下される。なお、
クロマ信号レベルがスレッショールドレベルを越えない
場合は、ゲインは固定されている。
【0041】バーストエンファシス回路19より出力さ
れたクロマ信号は、メインコンバータ20に入力されて
低域変換される。
【0042】このように、本実施例では、クロマ信号の
大レベルを検出し、その検出信号によりバーストエンフ
ァシス回路19のゲインをコントロールする構成とする
ことにより、レベル検出する回路39を設けるのみで大
幅に回路構成を増加させることなく、クロマ信号の大レ
ベルを抑制することが可能となり、クロマ信号の記録電
流が最適値より大きく増加することがないために、黒反
転現象を防止することができる。
【0043】(実施例4)図7は、実施例4である“ク
ロマ信号処理装置”を含む、輝度・クロマ信号記録系全
体のブロック図であり、図8は、本実施例のブロック図
である。
【0044】本実施例はYエンファシス回路からのY信
号をYレベル検出回路15に入力し、基準のレベル以上
の入力信号が入力されると、検出信号を出力するように
構成し、この検出信号により、ピーク検波回路39から
バーストエンファシス回路40へのコントロール信号を
オン,オフするものである。
【0045】図7に示すように、Y/C分離回路4より
分離されたクロマ信号が入力され、バンドパスフィルタ
16によりクロマ帯域の成分を挿出し、ACC回路17
に入力される。
【0046】ACC回路17の出力は、一方はサイドバ
ンドエンファシス回路18へ、もう一方は、図8に示す
ように、バーストレベル検出回路37へ入力される。同
回路37によりACC回路17は、バースト信号のレベ
ルが一定になるようクロマ信号のレベルを自動制御す
る。サイドバンドエンファシス回路18は、入力されク
ロマ信号の入力レベルに応じ、クロマ信号の上下サイド
バンドを非線形強調処理した後、バーストエンファシス
回路19へ出力する。
【0047】ピーク検波回路39は、入力されたクロマ
信号をエンベロープ検波し、基準レベルを例えば100
IREに設定すると、その基準レベルを越えたレベルに
比例するコントロール信号をスイッチ回路35の入力端
子に入力する。
【0048】Yエンファシス回路からのY信号42は、
Yレベル検出回路15に入力され、同回路15は、Y信
号の基準レベルを例えば150IREに設定し、Y信号
をその基準レベルと比較し、基準レベルを越える期間パ
ルス信号を発生する構成となっており、このパルス信号
はスイッチ回路35へ出力され、このパルス信号が発生
している期間のみピーク検波回路39からの信号をバー
ストエンファシスゲインコントロール回路19へ出力す
るようにする。
【0049】本実施例では、このように、Y信号が過変
調になる場合のみ、ピーク検出回路39の信号をバース
トエンファシスゲインコントロール回路40に供給して
いるので、Yの黒反転現象が防止できると共に、Yの変
調度が低いときにはクロマ信号の記録レベルを上げて記
録することが可能となり、クロマ信号のS/Nの向上を
はかることができる。
【0050】また、バーストエンファシス回路19をゲ
インコントロール回路としてバースト信号期間外にて使
用することができるため、大幅なコストアップなく、回
路を構成することができる。
【0051】(実施例5)図9は実施例5である“クロ
マ信号処理回路”のブロック図である。本実施例では、
Yレベル検出回路15−1の出力をピーク検波回路39
に入力して検波信号と混合し、Yの変調度が大きい場
合、検波出力レベルにYレベル検出信号が加算されるこ
とにより、バーストエンファシス回路19のゲインをY
レベル検波出力に比例して低下させるような構成とし
た。
【0052】本実施例はこの構成により、クロマ信号記
録波形を、実施例4よりなだらかに制御することができ
る。図10は本実施例の要部の回路を示す。
【0053】図11は、以上の実施例3〜5における各
部の波形図である。(d)はACC回路17の出力波形
を示す。図中、47はピーク検出回路39の基準レベル
を示す。(e)はピーク検波回路39の出力信号の波形
を示す。実施例3ではこの信号がそのままバーストエン
ファシスゲインコントロール回路40に供給される。
【0054】(a)はYエンファシス回路からのY信号
42の波形を示す。図中、44はYレベル検出回路15
の基準レベルを示し、45は白100IREのレベルを
示し、46はペデスタルレベルを示す。
【0055】このY信号(a)は、DCクランプ処理さ
れているので、基準レベル44とDC比較を行うことに
より、Y信号が過変調となる期間が容易に検出できる。
(b)はYレベル検出回路15により検出された過変調
の期間に対応するパルス信号である。実施例4では、こ
のパルス信号の期間だけスイッチ回路35を閉じ、ピー
ク検波回路39の出力信号(e)をバーストエンファシ
スゲインコントロール回路40に供給している。
【0056】(c)はYレベル検出回路15−1でY信
号(a)を基準レベル44でクリップした信号である。
実施例5では、この信号(c)を信号(e)に加算した
信号をバーストエンファシスゲインコントロール回路4
0に供給している。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
黒反転現象の発生を抑えることができ、かつ画質が向上
する。詳しくは、請求項1の発明によれば、一般的な映
像信号において最良のS/Nが得られ、かつ黒反転現象
が発生し易い映像信号においてもそれが発生しないよう
な電磁変換特性の補償が実現できる。請求項2の発明に
よれば、黒反転を防止し、しかもS/N感を損わず解像
感を向上させることができる。請求項3,4の本発明に
よれば、大幅なコスト増加なしに、Y信号の黒反転現象
の発生を抑えることができる。請求項4の発明によれ
ば、Yの変調度が低いときは、クロマ信号の記録レベル
を上げて記録することが可能になりクロマ信号のS/N
の向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のブロック図
【図2】 周波数特性補償器の回路例
【図3】 周波数特性補償器の他の回路例
【図4】 周波数特性補償器の特性曲線例
【図5】 実施例2のブロック図
【図6】 実施例3のブロック図
【図7】 実施例4を含む輝度・クロマ信号記録系全体
のブロック図
【図8】 実施例4のブロック図
【図9】 実施例5のブロック図
【図10】 実施例5の要部の回路図
【図11】 実施例3〜5の各部波形図
【図12】 従来の輝度・クロマ信号記録系全体のブロ
ック図
【図13】 従来例のブロック図
【符号の説明】
19 バーストエンファシス回路 39 ピーク検波回路 40 バーストエンファシスゲインコントロール回路 51 周波数特性補償器 52 復調器 53 ローパスフィルタ 54 ハイパスフィルタ 55 バンドパスフィルタ 56 積分器 64 復調器 65 コンパレータ 67 RFアンプ 68 リミッタ 69 復調器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号で周波数変調した信号を、磁気
    記録媒体を用いて記録または再生する際に使用する映像
    信号処理装置であって、映像信号における周波数に対す
    るエネルギ分布を検出する検出手段と、この検出手段の
    出力に応じて電磁変換特性の補償量が制御される特性補
    償手段とを備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 映像信号で周波数変調した信号を、磁気
    記録媒体から再生する際に使用する映像信号処理装置で
    あって、復調した映像信号の大振幅部分を検出する検出
    手段と、この検出手段の出力に応じて大振幅部分でゲイ
    ンが低下するよう制御されるRFアンプと、このRFア
    ンプに接続されたリミッタと、このリミッタに接続され
    た復調器とを備えたことを特徴とする映像信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】 バーストエンファシス回路と、所定レベ
    ル以上のクロマ信号を検出する検出手段と、バースト信
    号期間を除いた期間において前記検出手段の出力に応じ
    て前記バーストエンファシス回路のゲインを抑制する制
    御手段とを備えたことを特徴とするクロマ信号処理装
    置。
  4. 【請求項4】 バーストエンファシス回路と、所定レベ
    ル以上のクロマ信号を検出する第1の検出手段と、所定
    レベル以上の輝度信号を検出する第2の検出手段と、バ
    ースト信号期間を除いた期間において、前記第2の検出
    手段の出力があるとき、前記第1の検出手段の出力に応
    じて前記バーストエンファシス回路のゲインを抑制する
    制御手段とを備えたことを特徴とするクロマ信号処理装
    置。
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