JPH06142765A - 形状又は間隔の矯正治具 - Google Patents

形状又は間隔の矯正治具

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JPH06142765A
JPH06142765A JP31656292A JP31656292A JPH06142765A JP H06142765 A JPH06142765 A JP H06142765A JP 31656292 A JP31656292 A JP 31656292A JP 31656292 A JP31656292 A JP 31656292A JP H06142765 A JPH06142765 A JP H06142765A
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JP
Japan
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straight
hollow rod
rod
shape
screw rod
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JP31656292A
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English (en)
Inventor
Suetaro Yamauchi
末太郎 山内
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ASHIBA KOGYO YUGEN
Original Assignee
ASHIBA KOGYO YUGEN
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] 例えば板金加工時の円筒体における形状矯正
等を簡易且つ確実になし得る矯正治具を提供する。 [構成] 中空杆10に対して,後端のガイドストッパ
ー21により直伸螺杆20を突没伸縮自在に嵌挿配設
し,直伸螺杆20の調整ナット40により,中空杆10
を受座としてその突没伸縮寸法を調整可能とし,また直
伸螺杆20の先端と中空杆10後端に軸芯一致状の固定
ヘッド30,31を備えて矯正治具Aとしてある。これ
により直伸螺杆20の直伸状の引出しによる1次調整,
調整ナットによる2次調整により,円筒体等に外向き押
圧力による突張り矯正を簡易且つ確実に行うものとする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は,例えば板金加工時の形状や間隔を矯正する如
くに板金加工その他の分野において好適に用い得る形状
又は間隔の矯正治具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば樹脂成型機,食品ミキサー等にお
ける原材料投入用のホッパーを板金加工によって製作す
る場合,ステンレス板材等を加工して裁頭円錐状の投入
受口部,短尺円筒状の口狭連通部及び本体にボルト固定
する平板リング状のフランジ部をそれぞれ形成した後に
投入受口部下端と口狭連通部上端及び口狭連通部の下端
とフランジ部とを溶着するものとされる。
【0003】この場合,フランジ部は板取りした平板に
打抜き加工を施すので比較的寸法精度を得やすいが,投
入受口部や口狭連通部は曲げ加工機等によるロール加工
を施すため,形状に歪みを招くことを避け難く,従っ
て,例えば投入受口部と口狭連通部の端部を溶着しよう
としても,形状不一致のために一般に溶着を行うのが著
しく困難となる。
【0004】このためそれぞれの端部が少くとも所望の
形状,例えば真円をなすように端部形状を矯正すること
が不可欠である。
【0005】この種形状の矯正には,例えばCクランプ
(シャコ万力)等を矯正治具として用い,矯正部位間に
横断的に挟み込むように架設し,また架設位置を変える
ようにして,内向きの引張力を加えることによる引張矯
正を行うものとされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらCクラン
クは,挟み込み対象物にヘッドを対接した状態で回動螺
杆の調整をなし得るように,回動螺杆側のヘッドはこの
回動螺杆に対して首振り回動自在に連結設置された構造
のものとされているから,上記投入受口部や口狭連通部
のように外周側が曲面をなす場合には,ヘッドが滑った
り,ヘッド間の軸芯にズレを生じて引張力を有効に加え
難いといった問題点を有し,形状の矯正作業を煩雑化す
る原因となっている。
【0007】更にCクランプ等による矯正は,上記内向
きの引張力を加えることによる引張矯正とされるから,
引張力の加え方によって架設部位に内向きの凹みやくび
れが発生し易く,特に上記ヘッドが空廻りしたり軸芯が
ズレたりする状況下で無理な回動螺杆の操作をしたりす
ると,例えば形成した加工品を,所望の真円とは大きく
異るひさご形等の不良品にしてしまい,歩留りを低下さ
せることにもなる。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とする処は,円錐状,円筒状等の加工
物の形状を含め,形状や間隔を可及的に簡易にして確実
に矯正し得るようにした形状又は間隔の矯正治具を提供
するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題に添い本発明
は,形状又は間隔の矯正を,外向き押圧力による突張り
矯正によるものとすること,調整のために螺杆を用いる
も,ねじ対偶によることなく,中空杆に嵌挿してこれに
突没伸縮自在とした直伸螺杆とし,これによりラフな突
没伸縮寸法を得る一方,中空杆を受座とすることにより
直伸螺杆に螺装した調整ナットでこの直伸螺杆の突没伸
縮の微調整を行うようにし,またねじ対偶を用いず上記
直伸螺杆としたことにより,この直伸螺杆と中空杆他端
の押圧用一対のヘッドを軸芯一致状として確実な突張り
矯正をなし得るようにした点に特徴を有するものであっ
て,即ち本発明は,胴長筒状の中空杆と,該中空杆内に
位置するように設けたガイドストッパーによって回動と
抜脱を防止して中空杆長手方向一側開口から延長方向直
伸状の突没伸縮自在に該中空杆に嵌挿配設した直伸螺杆
と,該直伸螺杆の先端と中空杆長手方向他側端とに軸芯
一致状に設けた一対の固定ヘッドと,上記直伸螺杆に螺
装して上記開口側で中空杆を受座とすることにより該中
空杆に対する直伸螺杆の突没伸縮寸法を調整自在に規制
する調整ナットとを備えてなることを特徴とする形状又
は間隔の矯正治具(請求項1),請求項1の中空杆と調
整ナット間に直伸螺杆遊嵌状のベアリングを介設して調
整ナットの受座を中空杆に対して間接的としてなること
を特徴とする形状又は間隔の矯正治具(請求項2)及び
請求項1又は2の中空杆の外側面に治具支承用の把手を
追加的に備えてなることを特徴とする形状又は間隔の矯
正治具(請求項3)に係り且つこれらをそれぞれ発明の
要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【0010】なお本発明において直伸螺杆における直伸
とは,回動することなく中空杆に対してその延長方向に
直に伸び得ることを意味し,また直伸螺杆は上記発明の
要旨に明瞭のとおり,中空杆に対して突没伸縮自在のも
のを意味している。
【0011】
【実施例】以下実施例を示す図面に従って本発明を更に
具体的に説明すれば,Aは矯正治具であり,この矯正治
具Aは,例えば突没伸縮寸法(ストロ−ク)を65mmと
し,最短160mm,最長225mmの範囲で長さの調整を
なし得るように鋼製のものとしてあり,本例の矯正治具
Aは,中空杆10,直伸螺杆20,一対の固定ヘッド3
0,31,調整ナット40,調整ナット40回動用のベ
アリング50及び把手60を備えたものとして構成せし
めてある。
【0012】中空杆10は,例えば肉厚1.6mm,1辺
を26mmとした断面方形中空にして100mm長さの厚肉
鋼管を用い,一側に中央透孔12を透設した10mm厚の
対接ブロック11を嵌入溶着し,他側に閉塞プレート1
3を同じく嵌入溶着して一側開口,他側閉塞の胴長筒状
のものとしてある。
【0013】この中空杆10には,その長手方向一側開
口から延長方向直伸状の突没伸縮自在に上記直伸螺杆2
0を嵌挿配設してあり,この直伸螺杆20の突没伸縮に
よって上記範囲の調整を得るものとしてある。
【0014】即ち直伸螺杆20は,その全長に一連の雄
ネジを刻設した外径16mmの鋼製太軸の螺杆を用いてな
り,上記対接ブロック11の中央透孔12を貫通して中
空杆10に嵌挿せしめたものとしてある。
【0015】このときその後端には,例えば20mm長さ
にして中空杆10の中空形状に添うようにブロック状と
したガイドストッパー21を嵌合溶着して備えており,
該ガイドストッパー21が上記対接ブロック11に先端
側を規制された状態に中空杆10内に位置して,直伸螺
杆20の回動と抜脱を防止し,該中空杆10に対して,
ねじ対偶を用いることなく上記延長方向直伸状の突没伸
縮を行わしめるものとしてある。
【0016】この直伸螺杆20の先端と中空杆10長手
方向他側端とには,更に軸芯一致状に上記一対の固定ヘ
ッド30,31を備えている。
【0017】本例においてこの一対の固定ヘッド30,
31は,いずれも21mm径にして直伸螺杆20側15m
m,中空杆10側20mmの,一般にボスとして用いられ
る中実鋼製円柱体を用い,嵌合溶着又は対接溶着によっ
てそれぞれ回動乃至移動不能の固定状態に一体化したも
のとしてある。
【0018】この一対の固定ヘッド30,31は,上記
軸芯一致状の固定状態に配設されるから,後述の矯正対
象に対して有効に外向き押圧力を付与することを可能と
している。
【0019】直伸螺杆20には,上記開口側で中空杆1
0を受座とすることにより該中空杆10に対する直伸螺
杆20の突没伸縮寸法を調整自在に規制する上記調整ナ
ット40を備えてあり,また本例にあっては,更に中空
杆10と調整ナット40間に上記直伸螺杆20遊嵌状の
ベアリング50を介設して備えてある。
【0020】本例において調整ナット40は,指先で回
転操作をし易いように,例えば長さを13mmの幅広六角
ナットを用い,その雌ネジを上記雄ネジに螺合させるこ
とによって直伸螺杆20に対して,その固定ヘッド30
と中空杆10間に位置するように螺装してあり,従って
本例にあって,中空杆10一側の端部乃至上記対接ブロ
ック11を受座として,これに調整ナット40を受止め
させるようにした状態で該調整ナット40を指先で回転
操作するようにすることにより,直伸螺杆20はその回
転に応じて中空杆10に対する突没伸縮して,その寸法
を調整することができるようにしてある。
【0021】このとき中空杆10と調整ナット40間に
介設したベアリング50が,調整ナット40回転時の抵
抗を減少して,その回転操作を容易化し併せて極く僅か
な寸法の微調整をも可能ならしめるものとしてある。
【0022】本例においてベアリング50は中間に直伸
螺杆20の径より1〜2mm程度大きな径の透孔51を透
設したスラストベアリングを用い,直伸螺杆20に対し
て遊嵌状とすることにより,直伸螺杆20長手方向に移
動自在のものとしてある。
【0023】一方,上記把手60は,上記方形中空断面
の中空杆10の一側外側面長手方向中間位置のやや一側
開口側の偏位位置に起立したボルト軸61に螺合固定し
た,握り棒状のものとしてあり,上記偏位位置としたこ
とによって,直伸螺杆20を中空杆10に収納した状態
でバランスして矯正治具Aを把持し得るようにしてあ
る。
【0024】このように構成した本例の矯正治具Aは,
例えば直伸螺杆20を収納した図1の常態において,把
手60を一方の手で握り,直伸螺杆20を引き出した
り,これを一時的に傾斜させて他方の手で固定ヘッド3
0を抑える等して,矯正対象物に応じたラフ寸法に突没
伸縮の1次調整を行い,得られたラフ寸法の状態で,他
方の手によりベアリング50と調整ナット40とを中空
杆10側に送り,矯正対象物に当てて調整ナット40を
指先で回転操作し,矯正対象に,一対の固定ナット3
0,31による外向き押圧力を与えて2次調整を行うよ
うにして,必要な矯正を施す如くに用いるものとしてあ
る。
【0025】本例の場合,突没伸縮寸法を65mmとして
225mmまでの範囲をカバーするようにしたが,例えば
複数の矯正治具Aをセット化する場合,これに中空杆1
0を250mm長さとし突没伸縮寸法を215mmの最長5
55mmまで,中空杆10を500mmとし,同じく突没伸
縮寸法465mmの最長1,055mmまでの範囲に対応し
得るようにすれば,例えば板金加工による矯正治具Aと
して,一般的に比較的多用される基本的な寸法範囲をカ
バーするように用いることが可能となる。
【0026】また,このとき中空杆10側の固定ヘッド
31は21mm径としてあるので,例えば外径27.2m
m,肉厚2.3mmの市販鋼製パイプを所定長さに切断し
たものを延長用ジョイントパイプとして,これに嵌合す
る如くに用いることができ,これによって上記寸法範囲
間又はこれを超える寸法に対応することが可能となり,
寸法の汎用性を確保できるものとなる。
【0027】図示例の矯正治具Aは,突没伸縮寸法を比
較的小さく設定したため,上記固定ヘッド31の長さを
20mmとし,ジョイントパイプを用いるときも比較的短
尺のものを想定しているが,上記他の突没伸縮寸法の場
合に,ジョイントパイプの安定的な嵌合のためには,例
えば50mm程度の長さとすることが一般に好ましい。
【0028】図5乃至図10は,本例の,又は上記セッ
ト化した矯正治具Aによる矯正可能な例を示したもの
で,図5は前記のホッパー70における投入受口部7
1,口狭連通部72に対する矯正可能部位の一例を示し
たもので,例えばこの場合,単一の矯正治具Aを用いて
所定部位に外向き押圧力を部分的に又は回転摺動的に与
えて突張り矯正を行った後に,これらの間及びフランジ
部73との間に溶着を施すようにすればよい。
【0029】図6は同じく投入受口部71に,例えば一
対同長の矯正治具Aを用いて,これらを十字クロス状に
なるように配置して同様に矯正を行う例,図7は,例え
ば枠材によってフレーム74を枠組みするにつき,仮止
め状態で,単一の矯正治具Aを対角線交互に,又は一対
同長の矯正治具Aを各対角線に配置して直角出しの矯正
を行った後本止めする如くに用いた例,図8は,例えば
柱75間の梁76及び根太77間に同様に矯正治具Aを
介設して水平出しの矯正を行うようにして,例えば敷居
を敷設する如くに用いた例,図9は箱体78の形成につ
き開口側の寸法精度を確保するように矯正を行う例,図
10は,コンクリート型枠79間の同じく寸法精度を確
保して垂直出しの矯正を行う例を示している。
【0030】更に図示を省略したが,例えば上記ホッパ
ーの投入受口部の形成につきロール加工した板材端縁を
仮止め溶着した後,矯正治具Aによる矯正を施して本止
め溶着するように用いることも可能であり,このように
矯正治具Aは広く形状又は間隔を矯正するように使用す
ることが可能となる。
【0031】またこれらの例からも判明するように,本
例の矯正治具Aは上記1次調整,2次調整を行い得て,
矯正対象の内側において外向きの押圧力を与えるもので
あるから,例えば矯正対象に凹みやくびれによる変形を
招いたりすることを可及的に防止して確実な矯正を行い
得る一方,軸芯一致状一対の固定ヘッドにより上記押圧
力を与えるから,曲面,コーナー等を含めてヘッドの滑
りや軸芯のズレによるトラブルを防止して,矯正作業を
簡易化することができる。
【0032】図示した例は以上のとおりとしたが,本発
明の実施に当っては,例えば軽量化のためにアルミ押出
材やアルミ加工材を用いて中空杆,直伸螺棒,調整ナッ
ト,更には必要に応じて用いるジョイントパイプを構成
し,或いはグラスファイバーで補強した樹脂で中空杆を
構成したりすることが可能である。また中空杆を断面円
形や六角形,八角形等の多角形の中空状のものとし,必
要あればガイドストッパーとの間に該ガイドストッパー
をスライド案内する凹凸嵌合のガイド手段を設けること
も可能である。
【0033】一対の固定ヘッドは,固定状態のものとし
て直伸螺杆側と中空杆側で軸芯一致状のものとすれば,
例えば直伸螺杆先端に加工を施してこれを直伸螺杆を一
部をなすように設けること,必要に応じて径を変化させ
るようにねじ固定によって着脱自在に設けること等も可
能であり,また固定ヘッドは,寸法精度を確保し得る限
り,これを硬質ゴム,硬質合成樹脂等の緩衝性を有する
材質で構成し,又はこれらによるキャップ状乃至埋込み
ブロック状の部材を嵌設したものとすることもできる。
【0034】調整ナットは上記ナットをそのまま用いる
のが,例えばその回転操作を指先とともに手の平で高速
に行うので都合がよいが,必要あれば,例えば指先引掛
用の回転用起立杆等を設けることもできる。
【0035】調整ナットの中空杆開口側の受座は,例え
ば中空杆からL字状に突設した受座部材を介して,中空
杆に間接的なものとしてもよく,またこの受座部材に,
必要あればベアリングを内蔵状に設けるようにすること
もできる。
【0036】更に必要に応じて設けることある把手を上
記握り棒状のものに代えて,中空杆に平行方向に握るU
字状のものとすること,固定ヘッドの一方又は双方を上
記円柱状のものに代えて,角柱ブロック状のものとする
こと,中空杆側固定ヘッドに嵌合可能な適宜寸法単一又
は複数にして,例えば円,多角形の延長用ジョイントパ
イプを矯正治具の付属部品とすること,この際ジョイン
トパイプの非嵌合側端部を上記固定ヘッドと同様な構成
とすること等を含めて,本発明の実施に当って,中空
杆,ガイドストッパー,直伸螺杆,固定ヘッド,受座,
調整ナット,必要に応じて用いるベアリング,把手の各
具体的材質,形状,構造,寸法,これらに対する付加,
更に矯正治具としての用途等は,上記発明の要旨に反し
ない限り様々に変更することができ,もとより以上に図
示し説明したものに本発明を限定するには及ばない。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のとおり,請求項1で胴長
筒状の中空杆と,該中空杆内に位置するように設けたガ
イドストッパーによって回動と抜脱を防止して中空杆長
手方向一側開口から延長方向直伸状の突没伸縮自在に該
中空杆に嵌挿配設した直伸螺杆と,該直伸螺杆の先端と
中空杆長手方向他側端とに軸芯一致状に設けた一対の固
定ヘッドと,上記直伸螺杆に螺装して上記開口側で中空
杆を受座とすることにより該中空杆に対する直伸螺杆の
突没伸縮寸法を調整自在に規制する調整ナットとを備え
てなることを特徴とするから,円錐形,円筒状等の加工
物の形状を含めて,多種多様な矯正対象の形状又は間隔
を,その内側から外向き押圧力による突張り矯正によっ
て矯正するとともに,形状の矯正につき矯正対象に凹み
やくびれ等による変形を招いたりすることを防止し,曲
面,コーナー等を含めてヘッドの滑りや軸芯のズレによ
るトラブルを防止して,可及的に簡易にして確実な矯正
を行うことを可能とする形状又は間隔の矯正治具を提供
することができる。
【0038】また請求項2は,上記中空杆と調整ナット
間に直伸螺杆遊嵌状のベアリングを介設して調整ナット
の受座を中空杆に対して間接的としてなることを特徴と
するから,上記に加えて調整ナットの回転操作を更に容
易化した形状又は間隔の矯正治具とすることができ,請
求項3は,上記中空杆の外側面に治具支承用の把手を追
加的に備えてなることを特徴とするから,同じく上記に
加えて,矯正作業を簡易化した形状又は間隔の矯正治具
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
図1 矯正治具の正面図 図2 直伸螺杆を突出伸張させた状態を示す矯正治具の正面図 図3 直伸螺杆と調整ナットとの関係を示す矯正治具の正面図 図4 矯正治具の分解斜視図 図5 矯正治具の使用状態を示す斜視図 図6 矯正治具の使用状態を示す平面図 図7 矯正治具の使用状態を示す正面図 図8 矯正治具の使用状態を示す正面図 図9 矯正治具の使用状態を示す縦断面図 図10 矯正治具の使用状態を示す縦断面図
【符号の説明】
A 矯正治具 10 中空杆 12 透孔 20 螺杆 21 ガイドストッパー 30 固定ヘッド 31 固定ヘッド 40 調整ナット 50 ベアリング 60 把手

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴長筒状の中空杆と,該中空杆内に位置
    するように設けたガイドストッパーによって回動と抜脱
    を防止して中空杆長手方向一側開口から延長方向直伸状
    の突没伸縮自在に該中空杆に嵌挿配設した直伸螺杆と,
    該直伸螺杆の先端と中空杆長手方向他側端とに軸芯一致
    状に設けた一対の固定ヘッドと,上記直伸螺杆に螺装し
    て上記開口側で中空杆を受座とすることにより該中空杆
    に対する直伸螺杆の突没伸縮寸法を調整自在に規制する
    調整ナットとを備えてなることを特徴とする形状又は間
    隔の矯正治具。
  2. 【請求項2】 請求項1の中空杆と調整ナット間に直伸
    螺杆遊嵌状のベアリングを介設して調整ナットの受座を
    中空杆に対して間接的としてなることを特徴とする形状
    又は間隔の矯正治具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の中空杆の外側面に治具
    支承用の把手を追加的に備えてなることを特徴とする形
    状又は間隔の矯正治具。 【0001】
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113385553A (zh) * 2021-05-21 2021-09-14 武汉船用机械有限责任公司 一种零件变形校正装置及其使用方法
CN113618308A (zh) * 2021-08-04 2021-11-09 马鞍山钢铁股份有限公司 一种水冷板校正及防变形装置及其使用方法

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