JPH0614252U - 自動給脂装置の制御装置 - Google Patents

自動給脂装置の制御装置

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JPH0614252U
JPH0614252U JP5806992U JP5806992U JPH0614252U JP H0614252 U JPH0614252 U JP H0614252U JP 5806992 U JP5806992 U JP 5806992U JP 5806992 U JP5806992 U JP 5806992U JP H0614252 U JPH0614252 U JP H0614252U
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JP
Japan
Prior art keywords
greasing
support portion
pin
controller
time interval
Prior art date
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Pending
Application number
JP5806992U
Other languages
English (en)
Inventor
康洋 指宿
昌一 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP5806992U priority Critical patent/JPH0614252U/ja
Publication of JPH0614252U publication Critical patent/JPH0614252U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピン支承部に常に給脂できて異音発生や焼付
き発生を防止する。 【構成】 ピン支承部3に給脂する給脂装置2と、ピン
支承部3に作用する荷重を検出するためのシリンダボト
ム油圧センサ5と、この油圧センサ5の検出油圧によっ
てピン支承部3に作用する荷重を演算して給脂時間間隔
と給脂量を出力するコントローラ6より成り、建設機械
の作業条件、対象土質・比重に対応した最適な給脂時間
間隔と給脂量でピン支承部3を給脂する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設機械に装着された自動給脂装置の給脂時間間隔と給脂量を制御 する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建設機械はブーム、アーム、バケットやブレードなどの揺動する部材やブーム シリンダ、アームシリンダ、バスケットシリンダやブレードシリンダなどの揺動 するシリンダを複数備え、それらはピンによって揺動可能に支承されており、そ のピン支承部にグリースを給脂して異音発生や焼付きの発生を防止している。 しかしながら、ピン支承部は多数あってグリースガンを用いてオペレータが定 期的に給脂することは大変面倒であり、近年自動的にピン支承部にグリースを給 脂する自動給脂装置が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる自動給脂装置は設定した時間間隔で作動して各ピン支承部にグリースを 自動的に給脂するものである。 他方、建設機械は多種の作業条件、対象土質・比重のもとで稼動するので、そ れらによってピン支承部に作用する荷重等が異なってグリース消費量が異なる。 このために従来は自動給脂装置の給脂時間間隔と給脂量を作業条件、対象土質 ・比重に応じて工場製造時や納入時にサービス員がセットしている。 しかしながら、建設機械は一定の土木工事現場で稼動することが少なく異なる 土木工事現場で稼動するから前述のセットした値が適切でなく給脂不足によって ピン支承部で異音発生したり、焼付きが発生することがある。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした自動給脂装置の制御装置 を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
建設機械のピン支承部3にグリースを供給する給脂装置1と、この供給装置1 を作動するコントローラ6と、前記ピン支承部3に作用する荷重を検出する手段 を備え、前記コントローラ6は検出した荷重に応じて最適給脂時間間隔と給脂量 を選択して給脂装置1を作動する構成とした自動給脂装置の制御装置。
【0006】
【作 用】
建設機械の作業条件、対象土質・比重に見合う最適な給脂時間間隔と給脂量で ピン支承部3に自動的に給脂できるから、建設機械がどのような作業条件、対象 土質・比重で稼動してもピン支承部3を確実に給脂できて給脂不足による異音発 生、焼付き発生を防止できる。
【0007】
【実 施 例】
図1に示すように、給脂装置1はタイマ2よりの指令によって作動して各ピン 支承部3にグリースを給脂する。 前記ピン支承部3に作用する荷重はシリンダ4の油圧で検出できるので、その シリンダ4に油圧センサ5を設けてシリンダボトム油圧をコントローラ6に入力 し、そのコントローラ6でシリンダボトム油圧に基づいてピン支承部3に作用す る荷重を演算する。
【0008】 前記コントローラ6にはピン支承部3に作用する荷重に対する給脂時間間隔と 給脂量が記憶されており、前記演算した荷重に対応する給脂時間間隔と給脂量を タイマ2に出力する。 このようにすることで、作業条件、対象土質・比重に対して適切な給脂時間間 隔と給脂量でピン支承部3にグリースを給脂できる。
【0009】 次に具体的な制御動作をホイールローダによる土砂の掘削積込み作業の場合を 例として説明する。 1回の掘削積込み作業中にシリンダボトム油圧を測定して最も高圧のシリンダ ボトム油圧に基づいて1回の掘削積込み作業中のピン支承部3に作用する荷重を 演算して記憶し、この値より1回の掘削積込み作業中の対象土質・比重を算出し 、その毎回算出された対象土質・比重の平均値を求める。 この対象土質・比重の平均値により現在のホイールローダの使われ方を推定し て最適給脂時間間隔と給脂量を算出してタイマ2に出力する。
【0010】
【考案の効果】
建設機械の作業条件、対象土質・比重に見合う最適な給脂時間間隔と給脂量で ピン支承部3に自動的に給脂できるから、建設機械がどのような作業条件、対象 土質・比重で稼動してもピン支承部3を確実に給脂できて給脂不足による異音発 生、焼付き発生を防止できる。
【提出日】平成5年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設機械に装着された自動給脂装置の給脂時間間隔と給脂量を制御 する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建設機械はブーム、アーム、バケットやブレードなどの揺動する部材やブーム シリンダ、アームシリンダ、バスケットシリンダやブレードシリンダなどの揺動 するシリンダを複数備え、それらはピンによって揺動可能に支承されており、そ のピン支承部にグリースを給脂して異音発生や焼付きの発生を防止している。 しかしながら、ピン支承部は多数あってグリースガンを用いてオペレータが定 期的に給脂することは大変面倒であり、近年自動的にピン支承部にグリースを給 脂する自動給脂装置が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる自動給脂装置は設定した時間間隔で作動して各ピン支承部にグリースを 自動的に給脂するものである。 他方、建設機械は多種の作業条件、対象土質・比重のもとで稼動するので、そ れらによってピン支承部に作用する荷重等が異なってグリース消費量が異なる。 このために従来は自動給脂装置の給脂時間間隔と給脂量を作業条件、対象土質 ・比重に応じて工場製造時や納入時にサービス員がセットしている。 しかしながら、建設機械は一定の土木工事現場で稼動することが少なく異なる 土木工事現場で稼動するから前述のセットした値が適切でなく給脂不足によって ピン支承部で異音発生したり、焼付きが発生することがある。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした自動給脂装置の制御装置 を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
建設機械のピン支承部3にグリースを供給する給脂装置1と、この供給装置1 を作動するコントローラ6と、前記ピン支承部3に作用する荷重を検出する手段 を備え、前記コントローラ6は検出した荷重に応じて最適給脂時間間隔と給脂量 を選択して給脂装置1を作動する構成とした自動給脂装置の制御装置。
【0006】
【作 用】
建設機械の作業条件、対象土質・比重に見合う最適な給脂時間間隔と給脂量で ピン支承部3に自動的に給脂できるから、建設機械がどのような作業条件、対象 土質・比重で稼動してもピン支承部3を確実に給脂できて給脂不足による異音発 生、焼付き発生を防止できる。
【0007】
【実 施 例】
図1に示すように、給脂装置1はタイマ2よりの指令によって作動して各ピン 支承部3にグリースを給脂する。 前記ピン支承部3に作用する荷重はシリンダ4の油圧で検出できるので、その シリンダ4に油圧センサ5を設けてシリンダボトム油圧をコントローラ6に入力 し、そのコントローラ6でシリンダボトム油圧に基づいてピン支承部3に作用す る荷重を演算する。
【0008】 前記コントローラ6にはピン支承部3に作用する荷重に対する給脂時間間隔と 給脂量が記憶されており、前記演算した荷重に対応する給脂時間間隔と給脂量を タイマ2に出力する。 このようにすることで、作業条件、対象土質・比重に対して適切な給脂時間間 隔と給脂量でピン支承部3にグリースを給脂できる。
【0009】 次に具体的な制御動作をホイールローダによる土砂の掘削積込み作業の場合を 例として説明する。 1回の掘削積込み作業中にシリンダボトム油圧を測定して最も高圧のシリンダ ボトム油圧に基づいて1回の掘削積込み作業中のピン支承部3に作用する荷重を 演算して記憶し、この値より1回の掘削積込み作業中の対象土質・比重を算出し 、その毎回算出された対象土質・比重の平均値を求める。 この対象土質・比重の平均値により現在のホイールローダの使われ方を推定し て最適給脂時間間隔と給脂量を算出してタイマ2に出力する。
【0010】
【考案の効果】
建設機械の作業条件、対象土質・比重に見合う最適な給脂時間間隔と給脂量で ピン支承部3に自動的に給脂できるから、建設機械がどのような作業条件、対象 土質・比重で稼動してもピン支承部3を確実に給脂できて給脂不足による異音発 生、焼付き発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す構成説明図である。
【符号の説明】
1…給脂装置、2…タイマ、3…ピン支承部、4…シリ
ンダ、5…油圧センサ、6…コントローラ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月8日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す構成説明図である。
【符号の説明】 1…給脂装置、2…タイマ、3…ピン支承部、4…シリ
ンダ、5…油圧センサ、6…コントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械のピン支承部3にグリースを供
    給する給脂装置1と、この供給装置1を作動するコント
    ローラ6と、前記ピン支承部3に作用する荷重を検出す
    る手段を備え、前記コントローラ6は検出した荷重に応
    じて最適給脂時間間隔と給脂量を選択して給脂装置1を
    作動する構成とした自動給脂装置の制御装置。
JP5806992U 1992-07-28 1992-07-28 自動給脂装置の制御装置 Pending JPH0614252U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5806992U JPH0614252U (ja) 1992-07-28 1992-07-28 自動給脂装置の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5806992U JPH0614252U (ja) 1992-07-28 1992-07-28 自動給脂装置の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614252U true JPH0614252U (ja) 1994-02-22

Family

ID=13073619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5806992U Pending JPH0614252U (ja) 1992-07-28 1992-07-28 自動給脂装置の制御装置

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JP (1) JPH0614252U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62128089U (ja) * 1986-02-06 1987-08-13
WO2018182019A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 住友建機株式会社 ショベル
WO2019189659A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 住友建機株式会社 ショベル
JP2020117867A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 日立建機株式会社 建設機械の給脂システム

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