JPH0614220A - パンティルター - Google Patents

パンティルター

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JPH0614220A
JPH0614220A JP4191447A JP19144792A JPH0614220A JP H0614220 A JPH0614220 A JP H0614220A JP 4191447 A JP4191447 A JP 4191447A JP 19144792 A JP19144792 A JP 19144792A JP H0614220 A JPH0614220 A JP H0614220A
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JP
Japan
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ring
camera
cam
pan
cam ring
Prior art date
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Application number
JP4191447A
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English (en)
Inventor
Yotaro Miura
陽太郎 三浦
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication of JPH0614220A publication Critical patent/JPH0614220A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラケーブルがパンティルターの回動移動
に邪魔になることなく、かつ360°のパンニング動作
も可能にしたパンティルターを得る。 【構成】 パン駆動モータ38によってギャーリング9
の回転と共にブラシハウジング10、端子台16、カム
リング18及び揺動台21を一体的に回転動作して揺動
台21上にカメラ取付台27を介して支持したカメラを
パンニング動作させるようにし、また、ティルト駆動モ
ータ44によってカムリング18を回転動作して揺動台
21と共にこれに支持したカメラをティルティング動作
させるようにし、カメラのパンニング動作においてカム
リング18と共に回転動作する端子台16は、この端子
台21に設けた第1の各ブラシ14がスリップリングホ
ルダー6に保持された第1のスリップリング4に摺接し
て電気的な導通状態を得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラを遠隔操
作によって自由な方向へパンニング動作及びティルティ
ング動作させることのできるパンティルターに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラを遠隔操作によって
自由な方向へパンニング動作及びティルティング動作さ
せることのできる装置、いわゆるパンティルターは提案
されている。そしてこのようなパンティルターは、配線
接続用のカメラケーブルがパンティルターの回動移動す
るユニットに直接接続されている。
【0003】また、この種パンティルターとして接続用
ケーブルを不要にし、電波を利用して遠隔操作を行って
パンニング動作及びティルティング動作を可能としたも
のも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のパンティルターのうち、ケーブルを利用
したパンティルターの場合は、回動移動するユニットに
直接ケーブルが接続されているため、ユニット上に搭載
したカメラが向きを変えたときケーブルが邪魔になって
カメラを自由に方向を変えることができないといった問
題があった。まして、カメラを360°の回動範囲に亘
って自由に回動移動することは困難であった。
【0005】また、電波を利用したパンティルターの場
合は、電波の使用には法規制があるため妄りに使用する
ことはできない。しかも連続して電源の供給ができない
といった問題もあった。
【0006】本発明は、上述したような問題点を解消す
るためになされたもので、カメラケーブルがパンティル
ターの回動移動に邪魔になることのないパンティルター
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるパンティルターは、コントローラが接
続される端子部を有する固定ディスクと、この固定ディ
スクに植立させた軸体にスリップリングホルダーを介し
て該軸体と同心的にそれぞれ保持された第1のスリップ
リング及び第2のスリップリングと、スリップリングホ
ルダーに回転自在にブラシハウジングを挿着し、このブ
ラシハウジングに固定され外周部上下周縁にそれぞれラ
ック歯を形成したギャーリングと、ブラシハウジングに
回転自在に挿着され、外周部上周縁にカム面を有するカ
ムリングと、カムリングのカム面にカムホローローラが
転動自在に当接され、電源、ビデオ信号、リモコン信号
のコネクタを有し、カムリングの回転によりティルティ
ング動作する揺動台と、揺動台に取り付けられたワンタ
ッチで着脱可能のカメラ取付台と、ブラシハウジングの
上部に支持され、コネクタと配線された端子台と、端子
台に接続され第1のスリップリング及び第2のスリップ
リングにそれぞれ摺接するブラシと、ギャーリングの下
周縁のラック歯と噛み合い、該ギャリングと共にカムリ
ング及び揺動台をパンニング動作するパン駆動モータ
と、ギャーリングの上周縁のラック歯と噛み合い、カム
リングを回動駆動し揺動台をティルティング動作するテ
ィルト駆動モータとから構成したものである。
【0008】
【作用】上述したように構成した本発明におけるパンテ
ィルターは、コントローラからの信号によりパン駆動モ
ータが駆動されるとギャーリングが回転駆動される。こ
のギャーリングの回転に伴ってブラシハウジングと共に
カムリング及び揺動台が一体な状態で軸体を中心として
回転し、揺動台上にカメラ取付台を介して据え付けたカ
メラがパンニング動作が行える。この際、第1及び第2
のブラシはそれぞれ第1及び第2のスリップリングの周
囲を電気的に接触し摺動している。
【0009】また、コントローラからの信号によりティ
ルト駆動モータが回転駆動されるとカムリングのみが回
転する。このカムリングの回転により該カムリングのカ
ム面に当接しているカムホローローラを介して揺動台が
揺動動作し、このため揺動台上にカメラ取付台を介して
据え付けたカメラがティルティング動作が行える。
【0010】一方、コントローラからの信号によりパン
駆動モータとティルト駆動モータが同時に回転駆動され
ると、回転するギャーリングに対してさらにカムリング
が回転する複合した動作となり、これによって揺動台上
にカメラ取付台を介して据え付けたカメラはパンニング
動作とティルティング動作の両方が同時に行えることに
なる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本例におけるパンティルターのカメラ取付
台を取り外した状態の平面図、図2は図1A−A線にお
ける断面図、図3はパンティルターの外観斜視図、図4
は同じく正面図、図5及び図6はそれぞれ左右の側面図
を示す。
【0012】各図において、符号1はパンティルターの
ベース板を構成する固定ディスクであり、この固定ディ
スク1の中心に軸体2が立設している。軸体2の下端部
にはパンティルターを図示しない取付基体に固定するた
めのねじ孔3が形成されている。軸体2の上部には6チ
ャンネルからなる第1のスリップリング4と、その下部
に2チャンネルからなる第2のスリップリング5がスリ
ップリングホルダー6に保持された状態で軸体2に同心
的に固定されている。第1のスリップリング4のそれぞ
れのリードはスリップリングホルダー6の中心を挿通さ
れ固定ディスク1の一端側に設けたコネクタ端子7とビ
デオ端子8とに接続されており、第2のスリップリング
5のリードはコネクタ端子7に接続されている。これ
ら、コネクタ端子7及びビデオ端子8には後述するコン
トローラが接続される。
【0013】符号9はギャーリングであり、このギャー
リング9の中心にブラシハウジング10が固定され、こ
のブラシハウジング10が軸体2に挿着されギャーリン
グ9を回転自在に支承し、さらにギャーリング9は保持
板11によって軸体2に回転自在に支持している。ギャ
ーリング9の外周部のリング上周縁にはラック歯12が
形成され、同様にリング下周縁にもラック歯13が形成
されている。ブラシハウジング10には第1の各スリッ
プリング4にブラシ14が摺接状態で支持され、また、
第2の各スリップリング5にブラシ15が摺接状態で支
持されている。
【0014】ブラシハウジング10の上端部には端子台
16が取り付けられ、この端子台16に支持した各接片
17が上述したブラシ14に接続した各接点14aに電
気的に接触している。
【0015】ブラシハウジング10にはカムリング18
が回転自在に支承されている。このカムリング18の外
周部のリング上周縁は全体が一側方に傾斜するカム面1
9が形成されている。カムリング18と一体に回転する
部材18bには上述したブラシ15と摺接する可動スリ
ップリング19が支持されている。
【0016】また、上述した端子台16には、その両側
面に突出した一対のピン20に揺動台21が揺動可能に
支持され、この揺動台21に転動可能に支持した対向的
に設けた一対のカムホローローラ22a,22bが上述
したカムリング18のカム面18a上に当接されてい
る。この揺動台21に電源端子23、ビデオ端子24及
びリモコン端子25からなるコネクタ26が設けられて
いる。そして、コネクタ26の各端子23、24、25
は上述した端子台16の各接片17に配線されている。
【0017】揺動台21にはワンタッチで着脱可能のカ
メラ取付台27が取り付けられる(図4及び図5参
照)。カメラ取付台27はその長手両側に側板28,2
8を有す12面がコ字形状であり、上面中央に長孔29
に沿って移動可能のカメラ固定ねじ30を設けている。
側板28,28には上述した端子台16のピン20,2
0と一側方から係合する係止爪31,31を形成してあ
る。そして、側板28,28の外側には一対のレバー3
2,32がその一端部を支点軸33によって上下方向へ
回動可能に支持され、両側板28,28の他端部はカメ
ラ取付台27外へ突出し両端を連結棒34によって連結
している。また、レバー32にはピン20を上述した係
止爪31と協働してクランプする切欠部35が形成され
ている。上記レバー32は切欠部35をピン20と係合
方向へばね部材36により付勢され、レバー32の下方
への移動量はストッパピン37によって規制されてい
る。
【0018】このように構成したカメラ取付台27を揺
動台21から取り外すには、連結棒34を上方へ押し上
げレバー32の切欠部35をピン20から離脱した状態
で水平に揺動台21から引き出せば側板28の係止爪3
1がピン20から外れ取り出すことができる。また、カ
メラ取付台27を揺動台21に取り付けるには、揺動台
21上にカメラ取付台27を押し付けてレバー32をピ
ン20に一旦押し当てて上方へ逃がした状態で側板28
の係止爪31をピン20と係合方向へスライドさせるこ
とによって、係止爪31のピン20への係合と同時にレ
バー32の切欠部35がピン20に係合され、揺動台2
1にカメラ取付台27の取り付けが完了する。
【0019】一方、上述したギャーリング9は固定ディ
スク1上に固定したパン駆動モータ38によって回転駆
動され、カメラ取付台27上に取り付けたカメラC(図
3参照)をパンニング動作する。このパンニング動作に
ついては後で詳しく説明する。パン駆動モータ38はそ
の出力軸と第1のプーリ39にベルト40を掛回し、こ
の第1のプーリ39と第2のプーリ41にベルト42を
掛回してパン駆動モータ38の回転トルクを減速してい
る。そして、第2のプーリ41に支持したピニオン43
を上述したギャーリング9の下周縁のラック歯13に噛
み合わせている。
【0020】また、上述したカムリング18は該カムリ
ング18に支持したティルト駆動モータ44によって回
転駆動され、カメラ取付台27上に取り付けたカメラC
をティルティング動作する。このティルティング動作に
ついても後で詳しく説明する。ティルト駆動モータ44
はその出力軸と第1のプーリ45にベルト46を掛回
し、この第1のプーリ45と第2のプーリ47にベルト
48を掛回してティルト駆動モータ44の回転トルクを
減速している。そして、第2のプーリ47に支持したピ
ニオン49を上述したギャーリング9の上周縁のラック
歯12に噛み合わせている。
【0021】次に、カメラ取付台27に取り付けたカメ
ラCのパンニング動作及びティルティング動作及びパン
ニング動作とティルティング動作との複合動作について
説明する。
【0022】パンニング動作 パン駆動モータ38は、上述したコネクタ端子7と導電
接続され、従って、後述するコントローラからの信号に
よってパン駆動モータ38が回転駆動すると、第1,第
2のプーリ39,41及びピニオン43を介してギャー
リング9が回転する。このギャーリング9の回転と共に
ブラシハウジング10、端子台16、そしてギャーリン
グ9のラック歯12と噛み合っているピニオン49を介
してカムリング18が一体的に回転する。従って、揺動
台21と共にカメラ取付台27上に支持したカメラCは
水平状態でパンニング動作することができる。
【0023】ティルティング動作 ティルト駆動モータ44は可動スリップリング19を介
してコネクタ端子7と導電接続され、従って、後述する
コントローラからの信号によってティルト駆動モータ4
4が回転駆動し、ベルト46,48及び各プーリ45,
47を介してピニオン49が回転する。このピニオン4
9はギャーリング9の上周縁のラック歯12と噛み合っ
ているが、キャーリング9は回転していないためピニオ
ン49はギャーリング9のラック歯12に沿って移動す
ることとなる。この結果、カムリング18がブラシハウ
ジング10を中心として回転動作する。このカムリング
18の回転によって、カム面18aに当接している一対
のカムホローローラ22a,22bを介して揺動台21
はピン20を揺動中心として揺動する。従って、揺動台
21と共にカメラ取付台27上に支持したカメラCはテ
ィルティング動作することができる。
【0024】パンニング動作とティルティング動作 この場合は、パン駆動モータ38とティルト駆動モータ
44とが同時に回転駆動することになる。すなわち、パ
ン駆動モータ38の駆動によってギャーリング9と共に
ブラシハウジング10、端子台16、揺動台21が一体
的に回転すると同時に、ティルト駆動モータ44の駆動
によって回転しているギャーリング9のラック歯12に
沿ってさらにカムリング18が回転することになる。従
って、カメラ取付台27に支持したカメラCはパンニン
グ動作を行いながらティルティング動作が行えることに
なる。
【0025】上述したパンニング動作はカメラCの36
0°のパンニングが行えるものであるが、固定ディスク
1上に設けたオートスイッチS1をON動作することに
よって所定の角度範囲内をオートパンニング動作させる
パンニング反転スイッチ機構を備えている。以下、その
構成について説明する。
【0026】ギャーリング9の外周部には所定角度の距
離をおいて2つの反転ピン50a,50bが突設されて
いる。一方、固定ディスク1側にはスナッパー51が配
置され、このスナッパー51が反転ピン50a,50b
のいずれかによって押されると、ばね52の付勢力がス
テッパー戻しばね53の付勢力を越えたときカムステッ
パー54が退避し、スナッパー台55及びハートカム5
6が反転する。そして、ハートカム56の動作中心に対
称的に配置された一対のマイクロスイッチ57を操作す
ることでパン駆動モータ38の電源極性が切り替わりギ
ャーリング9の回転方向が反転する。従って、上述した
反転ピン50a,50bをギャーリング9の周面に30
°置きに設けたねじ孔9aに選択的に配置させることに
よってカメラCは30°〜360°の範囲に亘ってオー
トパンニング動作が可能となる。
【0027】また、ティルティング動作はカムリング1
8に設けたオートスイッチS2をON動作することによ
ってカメラCを水平〜−20°、水平+20°のオート
ティルティング動作させるティルティングスイッチ機構
を備えている。以下、その構成について説明する。
【0028】ティルティング動作は、ティルト駆動モー
タ44に供給する電源の極性を切り換えることによって
可能であるが、本例のようにカムリング18を使用した
構造ではカムリング18の右回り及び左回りを問わずカ
メラCはティルティング動作を繰り返す。従って、ティ
ルト駆動モータ44の電源の極性の如何にかかわらずオ
ートティルティング動作が可能である。但し操作側では
ティルティング方向(上/下)を規定する必要があるの
で、図8に示すようにカムリング18のカム面頂上部に
ダウンストッパ用のマイクロスイッチ58とアップスト
ッパ用のマイクロスイッチ59を配置してある。これに
よって、揺動台21の左回転(下向き)でカムホローロ
ーラ22aがマイクロスイッチ58を押したとき、ティ
ルト駆動モータ44を停止し、同様に揺動台21の右回
転(上向き)でカムホローローラ22bがマイクロスイ
ッチ59を押してティルト駆動モータ44を停止する。
【0029】上述したように構成し動作するパンティル
ターの回路構成を図9に示す。この図9において、符号
60はパンティルターのコネクタ端子7とビデオ端子8
に接続されるコントローラを示し、コネクタ端子7に接
続されるプラグ端子61とビデオ端子8に接続されるプ
ラグ端子62を有している。尚、コントローラ60の回
路構成は本発明の要旨ではないので説明は省略する。
【0030】以上、説明したように本発明におけるパン
ティルターは、カメラをパンニング駆動するパン駆動モ
ータ38とティルティング駆動するティルト駆動モータ
44とを備え、特に、カメラのパンニング動作において
カムリング18と共に回転動作する端子台16は、この
端子台16に設けた第1の各ブラシ14がスリップリン
グホルダー6に保持された第1のスリップリング14に
摺接して電気的な導通状態を得るようにしたので、カメ
ラケーブルが不要となりカメラのパンニング動作時にケ
ーブルが邪魔になることもなく自由に方向を変えること
ができ、カメラの360°の回転も可能となる。
【0031】また、揺動台21へのカメラの支持あるい
は取り外しは、カメラ取付台27を用いることによっ
て、ワンタッチで着脱が可能となる。
【0032】尚、本発明は、上述しかつ図面に示した実
施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、第1のス
リップリング4は本例ではスリップリングホルダー6の
周面に縦型に設けた場合について示したが、平面的に構
成するようにしてもよい。また、パンニング反転スイッ
チ機構及びティルティングスイッチ機構は、実施例の構
成のものに限ることなく他の構成の場合でもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパンティル
ターは、パン駆動モータによってギャーリングの回転と
共にブラシハウジング、端子台、カムリング及び揺動台
を一体的に回転動作して揺動台上に支持したカメラをパ
ンニング動作させるようにし、また、ティルト駆動モー
タによってカムリングを回転動作して揺動台と共にこれ
に支持したカメラをティルティング動作させるように
し、特に、カメラのパンニング動作においてカムリング
と共に回転動作する端子台は、この端子台に設けた第1
の各ブラシがスリップリングホルダーに保持された第1
のスリップリングに摺接して電気的な導通状態を得るよ
うにしたので、カメラケーブルが不要となりカメラのパ
ンニング動作時にケーブルが邪魔になることもなく自由
に方向を変えることができ、カメラの360°の回転も
可能となる。従って、このようなパンティルターはパノ
ラマ映像記録を行うときや水平方向に死角を持たない監
視カメラに適用可能である。
【0034】また、揺動台へのカメラの支持あるいは取
り外しは、カメラ取付台を用いることによって、ワンタ
ッチで着脱が可能となり、カメラ着脱の作業性を大幅に
向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例のパンティルターのカメラ取付台を取り外
した状態の平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本例のパンティルターの外観斜視図である。
【図4】本例のパンティルターの平面図である。
【図5】本例のパンティルターの正面図である。
【図6】本例のパンティルターの側面図である。
【図7】本例のパンティルターの側面図である。
【図8】ティルティングスイッチ機構の構成図である。
【図9】本例のパンティルターの回路構成図である。
【符号の説明】
1 固定ディスク 2 軸体 4 第1のスリップリング 5 第2のスリップリング 6 スリップリングホルダー 7 コネクタ端子 8 ビデオ端子 9 ギャーリング 10 ブラシハウジング 12,13 ラック歯 14,15 ブラシ 16 端子台 18 カムリング 18a カム面 20 ピン 21 揺動台 22a,22b カムホローローラ 23 電源端子 24 ビデオ端子 25 リモコン端子 26 コネクタ 27 カメラ取付台 28 側板 30 カメラ固定ねじ 31 係止片 32 レバー 33 支点軸 34 連結棒 35 切欠部 36 ばね部材 37 ストッパピン 38 パン駆動モータ 43 ピニオン 44 ティルト駆動モータ 49 ピニオン 50a,50b 反転カム 51 スナッパー 52 ばね 56 ハートカム 57 マイクロスイッチ 58,59 マイクロスイッチ 60 コントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントローラが接続される端子部を有す
    る固定ディスクと、 この固定ディスクに植立させた軸体にスリップリングホ
    ルダーを介して該軸体と同心的にそれぞれ保持された第
    1のスリップリング及び第2のスリップリングと、 上記スリップリングホルダーに回転自在にブラシハウジ
    ングを挿着し、このブラシハウジングに固定され外周部
    上下周縁にそれぞれラック歯を形成したギャーリング
    と、 上記ブラシハウジングに回転自在に挿着され、外周部上
    周縁にカム面を有するカムリングと、 上記カムリングのカム面にカムホローローラが転動自在
    に当接され、電源、ビデオ信号、リモコン信号のコネク
    タを有し、上記カムリングの回転によりティルティング
    動作する揺動台と、 上記揺動台に取り付けられたワンタッチで着脱可能のカ
    メラ取付台と上記ブラシハウジングの上部に支持され、
    上記コネクタと配線された端子台と、 上記端子台に接続され上記第1のスリップリング及び第
    2のスリップリングにそれぞれ摺接するブラシと、 上記ギャリングの下周縁のラック歯と噛み合い、該ギャ
    リングと共に上記カムリング及び上記揺動台をパンニン
    グ動作するパン駆動モータと、 上記ギャリングの上周縁のラック歯と噛み合い、上記カ
    ムリングを回動駆動し上記揺動台をティルティング動作
    するティルト駆動モータと、 から構成したことを特徴とするパンティルター。
  2. 【請求項2】 上記揺動台のパンニング動作を所定角度
    範囲に亘って反転させるパンニング反転スイッチ機構を
    備えたことを特徴とする請求項1記載のパンティルタ
    ー。
  3. 【請求項3】 上記揺動台のティルティング動作を切り
    換えるティルティングスイッチ機構を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のパンティルター。
JP4191447A 1992-06-25 1992-06-25 パンティルター Pending JPH0614220A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100314967B1 (ko) * 1994-06-22 2002-02-28 펄지니 마가렛 감시카메라시스템및그시스템을이용한감시방법
US10874888B2 (en) 2012-07-09 2020-12-29 Rig Deluge Global Limited Deluge system
WO2023070395A1 (zh) * 2021-10-27 2023-05-04 深圳市大疆创新科技有限公司 转轴机构、云台及云台系统

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