JPS6330875Y2 - - Google Patents

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JPS6330875Y2
JPS6330875Y2 JP15848585U JP15848585U JPS6330875Y2 JP S6330875 Y2 JPS6330875 Y2 JP S6330875Y2 JP 15848585 U JP15848585 U JP 15848585U JP 15848585 U JP15848585 U JP 15848585U JP S6330875 Y2 JPS6330875 Y2 JP S6330875Y2
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JP
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gear
pan
frame plate
shaft
camera
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JP15848585U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考察は、三脚上に据付けたカメラを被写体
に対して水平および上下方向に自動的に遠隔操作
が行なえる電動雲台に関するもので、特にカメラ
の方向操作を自動と手動とに切換えることのでき
る電動雲台に係るものである。
〔従来の技術〕
従来の電動雲台は、カメラの水平および上下方
向の操作がドライブモータの駆動によつて全て自
動制御によつて行なわれ、遠隔操作も自在に行な
えるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の電動雲台を使用して被写体の
撮影を遠隔操作する場合、風景などの静的な被写
体を撮影するには特に問題はないが、例えば野鳥
などの動く被写体を撮影する際には、被写体の動
きに伴つてカメラを移動することが必要である
が、雲台は常に一定の速さで動作されるため、希
望する撮影構図にセツテイングするまでに時間を
要し、このため被写体の早い動きに敏捷に対応で
きずにシヤツターチヤンスを逃がすような問題点
があつた。また、自動制御系統の故障やバツテリ
ー切れが生じた場合、撮影を中断せざるを得ない
致命的な問題点もあつた。
この考案は上記のような問題点を解決するため
になされたもので、電動による操作と共に手動に
よつても操作が行え、常に被写体の動きに対応し
て最適なカメラの方向操作を敏捷に行なうことの
できる電動雲台を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電動雲台は、電動機構の枠板に
取付けられた2つのドライブモータのうち、一方
のモータにより回転されるウオームギヤがパーン
ギヤの回りを枠板と共に回転可能で、パーンギヤ
は三脚の支軸と枠板に固設した二軸部材の垂直軸
と締結および弛緩可能であり、他方のモータによ
り回転されるウオームギヤが二軸部材の水平軸に
支承したテイルトギヤを回転可能で、テイルトギ
ヤの軸部に締結および弛緩可能なパーン棒を有す
る操作部材を介してカメラ取付台を取付けたもの
である。
〔作用〕
この考案における電動雲台は、第1のモータの
駆動によりウオームギヤがパーンギヤの回りを回
転すると枠板および二軸部材と共に操作部材を介
してカメラ取付台上のカメラを水平方向に電動移
動でき、第2のモータの駆動によりウオームギヤ
がテイルトギヤを回転して操作部材を介してカメ
ラを上下方向へ電動移動させることができる。一
方、パーンギヤと三脚支軸との締結を解除してパ
ーン棒を水平方向へ動かせばパーンギヤおよび二
軸部材と共にカメラ取付台上のカメラの水平方向
への手動操作が行なえ、そしてテイルトギヤの軸
部と操作部材との締結を解除してパーン棒を上下
方向へかせば操作部材と共にカメラ取付台上のカ
メラの上下方向への手動操作が行なえる。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は電動雲台の機構部の組立て状態を示す
外観図で、第2図は機構部の分解図を示す。電動
機構の図示しないケーシングの一部を構成する二
板の枠板1a,1bの一方の枠板1aには二つの
正逆回転自在のドライブモータ2,3が取付けら
れ、一方の水平方向移動用の第1のドライブモー
タ2の主動ギヤ4にはアイドルギヤ5を介して枠
板1a,1b間に支承したウオームギヤ6の従動
ギヤ6aが噛み合わされ、ウオームギヤ6はパー
ンギヤ7に噛み合わされている。パーンギヤ7は
その軸筒8に亘つて割溝9が形成され、軸筒8は
三脚10の台座11から突設した支軸12に挿着
された接続筒13の環状溝13aに挿入されてい
る(第3図参照)。またパーンギヤ7は上記枠板
1a,1bに固設された二軸部材14の垂直軸1
5に挿着され、パーンギヤ7は第4図に示すよう
に受け7aに挿入した調整ねじ16を締め付ける
ことにより上記接続筒13および二軸部材14の
垂直軸15と締結され、ねじ16を緩るめるとフ
リー状態となる。
一方、垂直方向移動用の第2のドライブモータ
3の主動ギヤ17にはアイドルギヤ18を介して
枠板1a,1b間に支承したウオームギヤ19の
従動ギヤ19aが噛み合わされ、このウオームギ
ヤ19はテイルトギヤ20に噛み合わされてい
る。テイルトギヤ20はその軸筒21が二軸部材
14の水平軸22に挿着され、軸筒21の外周
に、操作部材23の支承軸24が挿通され(第3
図参照)、操作部材23はこれに設けたパーン棒
25を締め付けることにより上記テイルトギヤ2
0と支承軸24とが結合され、緩るめると上下方
向へ自在に回転する。また、操作部材23には環
状部材26にカメラ取付台27がその軸部28を
挿着して取付けられている。29は取付台27上
にセツトしたカメラを示す。なお、30は上記2
つのドライブモータ2,3を遠隔操作により正逆
回転駆動あるいは停止するためのコントローラ盤
である。
次に動作について説明する。まず、遠隔操作に
てカメラ取付台27を自動操作する場合について
説明する。動作に先だつて予めパーンギヤ7の調
整ねじ16を締め付けて、パーンギヤ7と接続筒
13および二軸部材14の垂直軸15を結合して
おくと共に、操作部材23のパーン棒25を締め
付けてテイルトギヤ20の軸筒21と操作部材2
3の支承軸24を結合しておく。さて、コントロ
ーラ盤30を操作して水平方向移動用の第1のド
ライブモータ2を駆動すると、主動ギア4、アイ
ドルギヤ5、従動ギヤ6aを経てウオームギヤ6
が回転する。このウオームギヤが噛み合つている
パーンギヤ7が二軸部材14を介して枠板1a,
1bに固定されているのでパーンギヤ7は回転せ
ず、逆にウオームギヤ6がパーンギヤ7の回りを
枠板1a,1bや二軸部材14と共に水平方向に
回転する。したがつて二軸部材14の回転と共に
操作部材23やテイルトギヤ20全体も水平移動
し、カメラ取付台27の水平方向の移動が行なえ
る。一方、コントローラ盤30によつて上下方向
移動用の第2のドライブモータ3を駆動すると、
主動ギヤ17、アイドルギヤ18、従動ギヤ19
aを経てウオームギヤ19が回転し、これによつ
てテイルトギヤ20と共に操作部材23が二軸部
材14の水平軸22を軸として上下方向へ回転
し、カメラ取付台27の上下移動(垂直移動)が
行なえる。
次に、手動による水平操作を行なう場合は、パ
ーンギヤ7の調整ねじ16を緩めてパーンギヤ7
と接続筒13および二軸部材14の垂直軸15を
フリー状態にして、パーン棒25を水平方向に動
かせば、枠板1a,1b、パーンギヤ7、二軸部
材14と共に、操作部材23およびこれに固定さ
れているカメラ取付台27が一体となつて水平方
向へ回転する。
また、手動による垂直方向への操作を行う場合
は、操作部材23のパーン棒25を緩めて、テイ
ルトギヤ20の軸筒21と操作部材23の支承軸
24をフリー状態にしておけば、パーン棒25の
垂直方向の操作により上記支承軸24がテイルト
ギヤ20の軸筒21外周を摺動して操作部材23
と共にカメラ取付台27が垂直方向へ移動可能と
なる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、電動雲台の遠
隔操作による自動操作と手動による操作の双方が
簡単な手段により行なえるようにしたので、被写
体の遅い動きに対しては自動による方向操作を行
ない、被写体の早い動きに対しては手動に切換え
て敏捷な方向操作を行なうことができる。これに
より、被写体の動きに対応して最適なシヤツター
チヤンスが可能となる。また、自動操作が万一、
故障したりバツテリー切れが生じても、手動に切
換えて撮影をそのまま続行することができる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す電動雲台の
全体の外観図、第2図は各機構部の分解斜視図、
第3図は回転伝達機構の系統図、第4図はパーン
ギヤの斜視図である。 1a,1b……枠板、2……第1のドライブモ
ータ、3……第2のドライブモータ、5……アイ
ドルギヤ、6……ウオームギヤ、7……パーンギ
ヤ、8……軸筒、10……三脚、14……二軸部
材、15……垂直軸、18……アイドルギヤ、1
9……ウオームギヤ、20……テイルトギヤ、2
1……軸部、22……水平軸、23……操作部
材、25……パーン棒、27……カメラ取付台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機構の枠板に正逆回転自在の2つのドライ
    ブモータが取付けられ、一方のドライブモータに
    はアイドルギヤを介して上記枠板に支承されたウ
    オームギヤがパーンギヤの回りを枠板と共に回転
    可能であり、パーンギヤは三脚の支軸と上記枠板
    に固設した二軸部材の垂直軸とに締結および弛緩
    可能で、他方のドライブモータにはアイドルギヤ
    を介して枠板に支承されたウオームギヤが上記二
    軸部材の水平軸に支承したテイルトギヤを回転可
    能であり、テイルトギヤの軸部に締結および弛緩
    可能のパーン棒を有する操作部材を取付け、この
    操作部材にカメラ取付台を挿着したことを特徴と
    する電動雲台。
JP15848585U 1985-10-15 1985-10-15 Expired JPS6330875Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15848585U JPS6330875Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15848585U JPS6330875Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6266091U JPS6266091U (ja) 1987-04-24
JPS6330875Y2 true JPS6330875Y2 (ja) 1988-08-17

Family

ID=31082020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15848585U Expired JPS6330875Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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JP (1) JPS6330875Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9004419B2 (en) 2012-03-05 2015-04-14 Velbon Kabushiki Kaisha Support device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6266091U (ja) 1987-04-24

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