JPH06141997A - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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Publication number
JPH06141997A
JPH06141997A JP4302319A JP30231992A JPH06141997A JP H06141997 A JPH06141997 A JP H06141997A JP 4302319 A JP4302319 A JP 4302319A JP 30231992 A JP30231992 A JP 30231992A JP H06141997 A JPH06141997 A JP H06141997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neck
receiving portion
head
backrest
bathtub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4302319A
Other languages
English (en)
Inventor
Masako Ichikawa
理子 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4302319A priority Critical patent/JPH06141997A/ja
Publication of JPH06141997A publication Critical patent/JPH06141997A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全身をリラックスさせて入浴することができ
る浴槽を提供する。 【構成】 後頭部を支持する頭載せ部13aを形成し、
この頭載せ部13aに頭を載せた時に首が配置される位
置に首当て部13bを形成し、この首当て部13bに首
を当てて仰向けになった時に背中が配置される位置に背
凭れ部13cを傾斜させて形成し、この背凭れ部13c
に背中を凭れかけさせた時に臀部が配置される位置に臀
部受け部13dを形成し、この臀部受け部13dに臀部
を配置させて膝を折り曲げた時に、大腿が配置される位
置に大腿受け部13eを前記背凭れ部13cとは反対向
きに傾斜させて形成していると共に、下腿が配置される
位置に下腿受け部13fを前記大腿受け部13eとは反
対向きに傾斜させて形成し、かつ、足が配置される位置
に足載せ部13gを前記下腿受け部13fとは反対向き
に傾斜させて形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽の特に底壁ならび
に側壁の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、側壁の一面が背凭れになるよ
うに斜めに形成されている浴槽(実開昭57−1543
88号公報参照)や、底壁に腰掛けが形成されていて座
った姿勢で入浴できる浴槽(実開昭62−75763号
公報参照)などが一般家庭で使用されているが、実公平
2−19101号公報では、前者の背凭れと後者の腰掛
けとを組み合わせて、更に上半身をリラックスさせて入
浴できる浴槽が提案されている。
【0003】すなわち、この浴槽は、底壁に、一段高く
なった腰掛部が形成され、この腰掛けに連続する側壁
に、斜めに傾斜した背凭れ部と、この背凭れ部に連続す
る首当て部が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の浴槽にあっては、背中を背凭れ部に凭れ掛け
させた時、足を足先の側壁に押し当てて突っ張らせるな
どしなければ上半身が背凭れ部に沿ってずり落ちてしま
うので、上半身はリラックスさせることができても下半
身を完全にリラックスさせることはできなかった。
【0005】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、全身をリラックスさせて入浴することができる浴
槽を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の浴槽では、後頭部を支持する頭載せ部が形
成され、この頭載せ部に頭を載せた時に首が配置される
位置に首を支持する首当て部が形成され、この首当て部
に首を当てて仰向けになった時に背中が配置される位置
に背中を支持する背凭れ部が傾斜して形成され、この背
凭れ部に背中を凭れかけさせた時に臀部が配置される位
置に臀部を支持する臀部受け部が形成され、この臀部受
け部に臀部を配置させて膝を折り曲げた時に、大腿が配
置される位置に大腿を支持する大腿受け部が前記背凭れ
部とは反対向きに傾斜して形成されていると共に、下腿
が配置される位置に下腿を支持する下腿受け部が前記大
腿受け部とは反対向きに傾斜して形成され、かつ、足が
配置される位置に足を支持する足載せ部が前記下腿受け
部とは反対向きに傾斜して形成されている構成にした。
【0007】
【作用】本発明の浴槽では、頭、首、背中、臀部、大
腿、下腿、足を、それぞれ、頭載せ部、首当て部、背凭
れ部、臀部受け部、大腿受け部、下腿受け部、足載せ部
に載せると、膝を折り曲げた仰向けの状態で全身が動か
ないように支持される。従って、全身の力を抜いてリラ
ックスすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2に基
づいて詳述する。図1は実施例の浴槽を示す斜視図、図
2は本実施例の浴槽での入浴状態を示す断面図で、本実
施例の浴槽は、FRP成形品で形成した中空体1と、こ
の中空体1の内部に設けられた断熱材2で構成されてい
る。
【0009】前記中空体1は、底壁11ならびに側壁1
2と、この側壁12に囲まれた空間内に設けられた内底
13で構成されており、この内底13に、頭を支持する
頭載せ部13aと、首を支持する首当て部13bと、背
中を支持する背凭れ部13cと、臀部を支持する臀部受
け部13dと、大腿を支持する大腿受け部13eと、下
腿を支持する下腿受け部13fと、足を支持する足載せ
部13gが形成されている。
【0010】頭載せ部13aは、後頭部の形状に沿って
お椀状に凹ませて形成されており、首当て部13bは、
この頭載せ部13aに頭を載せた時に首が配置される位
置に首の後の形状に沿って膨出させて形成されている。
【0011】また、背凭れ部13cは、前記首当て部1
3bに首を当てて仰向けになった時に背中が配置される
位置に背中の形状に沿って緩やかなカーブを描くように
形成されており、臀部受け部13dは、この背凭れ部1
3cに背中を凭れかけさせた時に臀部が配置される位置
に臀部の形状に沿って凹ませて形成されている。
【0012】更に、大腿受け部13eは、前記臀部受け
部13dに臀部を配置させて膝を折り曲げた時に、大腿
が配置される位置に前記背凭れ部13cとは反対向きに
傾斜して形成されており、下腿受け部13fは、上記姿
勢の時に下腿が配置される位置に前記大腿受け部13e
とは反対向きに傾斜して形成されており、かつ、足載せ
部13gは、上記姿勢の時に足が配置される位置に前記
下腿受け部13fとは反対向きに傾斜して形成されてい
る。
【0013】つまり、頭載せ部13aと首当て部13b
と背凭れ部13cと臀部受け部13dと大腿受け部13
eと下腿受け部13fと足載せ部13gは、断面形状が
略W形状になるように連続して形成されている。
【0014】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例の浴槽では、図2に示すように、頭、首、背中、臀
部、大腿、下腿、足を、それぞれ、頭載せ部13a、首
当て部13b、背凭れ部13c、臀部受け部13d、大
腿受け部13e、下腿受け部13f、足載せ部13gに
載せると、膝を折り曲げた仰向けの状態で全身が動かな
いように支持される。従って、全身をリラックスさせて
入浴することができる。また、老人や脚が不自由な人で
も安心して入浴することができる。
【0015】また、実施例では、内底13の下側にお湯
あるいは水が浸入しない構造になっているので、少ない
お湯で入浴することができ、水道費及び光熱費を節約す
ることができる。
【0016】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、中空体が、内底の下側にお湯を浸入させない構造に
なっているが、内底に孔を設け、中空体内にお湯が浸入
するようにし(この場合、断熱材は必要ない)、体の後
側もお湯によって暖められるようにしてもよい。また、
臀部受け部の両脇に肘掛け部を形成して、両腕を載せる
ことができるようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の浴槽にあ
っては、膝を折り曲げた仰向けの状態で全身を動かない
ように支持できるので、全身をリラックスさせて入浴す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の浴槽を示す断面図である。
【図2】本実施例の浴槽での入浴状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
13a 頭載せ部 13b 首当て部 13c 背凭れ部 13d 臀部受け部 13e 大腿受け部 13f 下腿受け部 13g 足載せ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後頭部を支持する頭載せ部が形成され、
    この頭載せ部に頭を載せた時に首が配置される位置に首
    を支持する首当て部が形成され、この首当て部に首を当
    てて仰向けになった時に背中が配置される位置に背中を
    支持する背凭れ部が傾斜して形成され、この背凭れ部に
    背中を凭れかけさせた時に臀部が配置される位置に臀部
    を支持する臀部受け部が形成され、この臀部受け部に臀
    部を配置させて膝を折り曲げた時に、大腿が配置される
    位置に大腿を支持する大腿受け部が前記背凭れ部とは反
    対向きに傾斜して形成されていると共に、下腿が配置さ
    れる位置に下腿を支持する下腿受け部が前記大腿受け部
    とは反対向きに傾斜して形成され、かつ、足が配置され
    る位置に足を支持する足載せ部が前記下腿受け部とは反
    対向きに傾斜して形成されていることを特徴とする浴
    槽。
JP4302319A 1992-11-12 1992-11-12 浴 槽 Pending JPH06141997A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4302319A JPH06141997A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 浴 槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4302319A JPH06141997A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 浴 槽

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06141997A true JPH06141997A (ja) 1994-05-24

Family

ID=17907518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4302319A Pending JPH06141997A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 浴 槽

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JP (1) JPH06141997A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5848445A (en) * 1996-11-23 1998-12-15 Cranz; Hunter Bathtub with head and neck support

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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