JPH0614169Y2 - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JPH0614169Y2
JPH0614169Y2 JP1986185658U JP18565886U JPH0614169Y2 JP H0614169 Y2 JPH0614169 Y2 JP H0614169Y2 JP 1986185658 U JP1986185658 U JP 1986185658U JP 18565886 U JP18565886 U JP 18565886U JP H0614169 Y2 JPH0614169 Y2 JP H0614169Y2
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JP
Japan
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tubular member
ferrule
cable
coupling
inner tubular
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JP1986185658U
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JPS6390208U (ja
Inventor
末治 柴田
Original Assignee
山一電機工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は構造の可及的簡素化を目的として提供された光
コネクタに関する。
従来技術 一般に既存の光コネクタは、精密加工された多数の部品
から成り、例えばケーブルを挿通するケーブルホルダー
とケーブルホルダーの先方に配置される素線挿通用のフ
ェルール及び該フェルールを収容するフェルール保持用
スリーブ、並びにこれらを機械的に結合する結合部品、
更には光コネクタを相手側部材に突合せ結合するための
カップリング等の組合せによって光コネクタの構体を形
成している。
考案が解決しようとする問題点 上記の如く従来の光コネクタは、部品点数が多く構造が
非常に複雑であり、加工及び組立が極めて繁雑で高価と
なりがちである。
本考案は最小限の部品点数で光コネクタ構体を形成し
て、構造の簡素化を図りつつ光コネクタとして所要の機
能が期待できるものを提供せんとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案においては二つの部品を基本構体としてコネクタ
を構成する。即ち上記結合用カップリングとフェルール
保持用スリーブとを一体部品とした外部筒部材を形成す
ると共に、フェルールとケーブル挿入スリーブとを一体
部品とした内部筒部材を形成し、上記外部筒部材に内部
筒部材を挿入してその挿合面に互いに係合し内部筒部材
のケーブル導出方向への抜止めを図る係合機構を具備さ
せ、該係合機構によって内部筒部材のフェルールを外部
筒部材のフェルール保持用スリーブ内の所定位置に内在
させ、該フェルール内在部より前方に上記結合用カップ
リングを延出し、この延出部で被接続体挿入部を形成す
ると共に、内部筒部材のケーブル挿入スリーブ端部を外
部筒部材のフェルール保持用スリーブ端部より延出させ
該延出部を光ケーブルの挿入かしめ付け部又は接着部と
する構成としたものである。
作用 本考案によれば、内部筒部材に光ケーブルを保持させ、
外部筒部材に被接続体を挿入結合し、上記内部筒部材を
上記係合機構によって位置設定しながら外部筒部材内に
おいて被接続体と内部筒部材のフェルール端面との適正
密着が図られる。
即ち、二部品を挿合し係止させることによって両部品は
軸芯が同芯に保たれ、芯出しを確実に保証し外部筒部材
へ被接続体をカップリング部を用いて確固に結合すると
共に、光ケーブルを内部筒部材のケーブル挿入スリーブ
にて圧着或は接着等の手段を講ずることにより光ケーブ
ル、内部筒部材、外部筒部材の三者を同一軸芯に保ちつ
つこの三者と被接続体とを同一軸芯に確固に保持し、該
外部筒部材に結合した被接続体と内部筒部材に保持され
た光ケーブルとを適切に対応させる。
又カップリングを通して挿入した被接続体をカップリン
グにて締付け、この締付け力と係合機構による締付け力
に対抗する作用との協働により外部筒部材内における被
接続体と内部筒部材のフェルール端面との突合せが確保
され、被接続体を外部筒部材のカップリング部に締付け
るだけで光ケーブルと被接続体との突合せによる光結合
状態が確保される。
又、上記機能を有する光コネクタが外部筒部材と内部筒
部材の二部品を母体にして形成でき、部品を最小限にし
て所要の機能を有する光コネクタを構成でき、構造の著
しい簡素化を図る。
又上記により、光コネクタをローコストで製造でき、簡
易光コネクタ等としての需要に応える。
実施例 以下本考案の実施例を第1図乃至第6図を用いて説明す
る。
1は外部筒部材を示し、2は内部筒部材を示す。
外部筒部材1は結合用カップリング1aとフェルール保持
用スリーブ1bとを同一軸芯となるように一体に連設し単
部品としたものである。
又、内部筒部材2はフェルール2aとケーブル挿入スリー
ブ2bとを同一軸芯となるように一体に連設し単部品とし
たものである。
上記内部筒部材2と外部筒部材1とを同一軸芯となるよ
うに互いに挿合状態とする。即ち、内部筒部材2を外部
筒部材1内へ挿入し、内部筒部材2のフェルール外周面
と外部筒部材1のフェルール保持用スリーブ内周面とを
互いに整合させ、両者を同一軸芯に保ちつつ軸方向への
移動を可とする。
上記内部筒部材2のケーブル挿入スリーブ2bの径をフェ
ルール2aの径より小径にして両者2a、2bの連設部に環状
の係合用段部2cを形成する。他方外部筒部材1のフェル
ール保持用スリーブ1bのカップリング連設側を大径の筒
孔を有するフェルール保持部1dとすると共に、同フェル
ール保持用スリーブ1bの端部に小径の筒孔を有するケー
ブル導出部1eを形成し、両者1d、1eの連設部に環状の係
合用段部1cを形成する。
而して上記の如く外部筒部材1内に内部筒部材2をカッ
プリング1aの開口部から挿入し、同内部筒部材2の係合
用段部2cを該外部筒部材1の係合用段部1cに係合させ、
内部筒部材2のケーブル導出方向への抜止めを図る。
上記係合機構によって内部筒部材2のフェルール2aを外
部筒部材1のフェルール保持部1dの所定位置に内在さ
せ、該フェルール内在部より前方に上記結合用カップリ
ング1aを延出し、この延出部で被接続体挿入部1hを形成
すると共に、内部筒部材2のケーブル挿入スリーブ2bを
外部筒部材1のフェルール保持用スリーブ1bの端部に形
成したケーブル導出部1e内へ貫挿し、同スリーブ2b端部
を外部へ延出させ、該延出部を光ケーブル3の挿入かし
め付け部2d又は接着部とする。ケーブル挿入スリーブ2b
は該ケーブル導出部1eと整合し、上記フェルール2aの整
合と協働して芯振れ防止を図る。
上記外部筒部材1のカップリング1aの内周面には被接続
体と螺合する雌螺子1fを形成するか又は、第5図に示す
ように鈎形のキー溝1gを設け、被接続体に設けた突起を
該キー溝1g内へ係合させる。
被接続体は上記カップリング1aによって外部筒部材1に
結合されて同筒部材1内へ挿入され、その端面を上記内
部筒部材2のフェルール端面へ突合せる。この時内部筒
部材2は上記係合用段部1c、2cの係合によって移動が阻
止され上記突合せ力に対抗する。
又、他例として第6図に示すように、前記係合用段部1
c、2c間にバネ5を介在し、該バネ5による弾発力を上記
突合せ面に作用させ密着性を良好にする。内部筒部材2
のフェルール2aは該バネ5によって被接続体との弾力的
な突合せが図られ、同時に係合用段部1c、2cによって突
合せ力に対する抜止めが図られる。
上記突合せに供される光ケーブル3は第4図に示すよう
に内部筒部材2のケーブル挿入スリーブ2b内へ挿入さ
れ、先端部から剥き出した芯線3aをフェルール2a内へ挿
入し、ケーブル挿入スリーブ2bを外方への延出部におい
てかしめ、かしめ部4においてケーブル被覆3bを圧着し
固定する。該かしめ部4と併用して、又はかしめ部4を
用いずに、ケーブル挿入スリーブ2bとケーブル被覆3bと
の界面に接着剤を介在し強固な結着を図る。
考案の効果 本考案によれば、内部筒部材に光ケーブルを保持させ、
外部筒部材に被接続体を挿入結合し、上記内部筒部材を
上記係合機構によって位置設定しながら、外部筒部材内
において被接続体と内部筒部材のフェルール端面との適
正な密着を図ることができる。
即ち、外部筒部材と内部筒部材の二部品を挿合し係止さ
せることによって両部品は同一軸芯に保たれ、又外部筒
部材へ被接続体をカップリング部を用いて確固に結合す
ると共に、光ケーブルを内部筒部材のケーブル挿入スリ
ーブへ圧着或は接着することにより光ケーブル、内部筒
部材、外部筒部材の三者を同一軸芯に保ちつつこの三者
と被接続体とを同一軸芯に確固に保持させることがで
き、又カップリングを通して挿入した被接続体をカップ
リングにて締付け、この締付け力と係合機構による締付
け力に対抗する作用との協働により外部筒部材内におけ
る被接続体と内部筒部材のフェルール端面との突合せが
確保され、被接続体を外部筒部材のカップリング部に締
付けるだけで光ケーブルと被接続体との突合せによる光
結合状態が確保できる。これにより該外部筒部材に結合
した被接続体と内部筒部材に保持された光ケーブルとを
適切に対応させ、光コネクタとしての所要の機能を適正
に果せる。
又上記機能を有する光コネクタが外部筒部材と内部筒部
材の二部品を母体にして形成でき、部品を最小限にして
所要の機能を有する光コネクタを構成でき、構造の著し
い簡素化を図る。
又上記により、光コネクタをローコストで製造でき、簡
易光コネクタ等としての需要に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す光コネクタを部分断面し
且つ分解して示す斜視図、第2図は同光コネクタ側面
図、第3図Aは同光コネクタ断面図、第3図Bは同図A
のA−A線断面図、第4図Aは同光コネクタを光ケーブ
ルかしめ付け後の状態を以って示す断面図、第4図Bは
同図AのB−B線断面図、第5図はカップリング部の他
例を示す側面図、第6図は光コネクタの他例を示す断面
図である。 1…外部筒部材、1a…カップリング、1b…フェルール保
持用スリーブ、1h…被接続体挿入部、2…内部筒部材、
2a…フェルール、2b…ケーブル挿入スリーブ、1c、2c…
係合用段部、3…光ケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】結合用カップリング1aとフェルール保持用
    スリーブ1bとが同一軸芯となるように一体に連設された
    外部筒部材1に、フェルール2aとケーブル挿入スリーブ
    2bとが同一軸芯となるように一体に連設された内部筒部
    材2を挿入し、外部筒部材1と内部筒部材2とを挿合面
    において互いに係合し内部筒部材2のケーブル導出方向
    への抜止めを図る係合機構を設け、該係合機構によって
    内部筒部材2のフェルール2aを外部筒部材1のフェルー
    ル保持用スリーブ1b内の所定位置に内在させ、上記結合
    用カップリング1aを該フェルール内在部より前方へ延出
    し被接続体挿入部1hを形成すると共に、内部筒部材2の
    ケーブル挿入スリーブ2b端部を外部筒部材1のフェルー
    ル保持用スリーブ1b端部より後方へ延出させ該延出部で
    光ケーブル3の挿入かしめ付け部2d又は接着部を形成し
    たことを特徴とする光コネクタ。
JP1986185658U 1986-12-01 1986-12-01 光コネクタ Expired - Lifetime JPH0614169Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986185658U JPH0614169Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01 光コネクタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986185658U JPH0614169Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01 光コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6390208U JPS6390208U (ja) 1988-06-11
JPH0614169Y2 true JPH0614169Y2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=31134493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986185658U Expired - Lifetime JPH0614169Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01 光コネクタ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0614169Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1172079A (en) * 1981-03-20 1984-08-07 Kenneth F. Bowes Fiber optic connector having a self-centering, floating insert
US4747658A (en) * 1983-03-14 1988-05-31 International Telephone And Telegraph Corporation Fiber optic contact

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6390208U (ja) 1988-06-11

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