JPH06141458A - 欠相検出回路 - Google Patents
欠相検出回路Info
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- JPH06141458A JPH06141458A JP4309256A JP30925692A JPH06141458A JP H06141458 A JPH06141458 A JP H06141458A JP 4309256 A JP4309256 A JP 4309256A JP 30925692 A JP30925692 A JP 30925692A JP H06141458 A JPH06141458 A JP H06141458A
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- voltage
- power supply
- phase power
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電圧の異なる単相電源電圧、3相電源電圧、
3相電源の欠相時の電圧の識別をし、単相電源使用を欠
相と判断せずに信頼性の向上を図る。 【構成】 電源電圧を全波整流する全波整流回路2と、
この全波整流回路2からの出力を、第1の所定値Vre
f1と比較する第1の比較器3と、この第1の比較器3
からの出力波形を整流する波形整流回路4と、この波形
整流回路4からの出力を、第2の所定値Vref2と比
較する第2の比較器5と、波形整流回路4からの出力
を、第3の所定値Vref3と比較する第3の比較器6
とを備え、第1の所定値Vref1は、全波整流された
単相電源の電圧Bと、全波整流された3相電源の電圧A
との間の値として設定され、第2の所定値Vref2
は、波形整流された3相電源の電圧Cと、波形整流され
た3相電源の欠相時の電圧Dとの間の値として設定さ
れ、第3の所定値Vref3は、波形整流された3相電
源の欠相時の電圧Dと、波形整流された単相電源の電圧
Eとの間の値として設定されてなるもの。
3相電源の欠相時の電圧の識別をし、単相電源使用を欠
相と判断せずに信頼性の向上を図る。 【構成】 電源電圧を全波整流する全波整流回路2と、
この全波整流回路2からの出力を、第1の所定値Vre
f1と比較する第1の比較器3と、この第1の比較器3
からの出力波形を整流する波形整流回路4と、この波形
整流回路4からの出力を、第2の所定値Vref2と比
較する第2の比較器5と、波形整流回路4からの出力
を、第3の所定値Vref3と比較する第3の比較器6
とを備え、第1の所定値Vref1は、全波整流された
単相電源の電圧Bと、全波整流された3相電源の電圧A
との間の値として設定され、第2の所定値Vref2
は、波形整流された3相電源の電圧Cと、波形整流され
た3相電源の欠相時の電圧Dとの間の値として設定さ
れ、第3の所定値Vref3は、波形整流された3相電
源の欠相時の電圧Dと、波形整流された単相電源の電圧
Eとの間の値として設定されてなるもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、欠相検出装置、詳しく
は、電圧の異なる単相電源と3相電源の何れか一方の電
源を、切換えにより選択できる装置における3相電源の
欠相を検知する回路に関する。
は、電圧の異なる単相電源と3相電源の何れか一方の電
源を、切換えにより選択できる装置における3相電源の
欠相を検知する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】3相の交流電圧を整流して得られる電圧
により、ACサーボモーター等を駆動するモーター駆動
装置においては、電圧の欠相が検出できる検出回路が備
えられている。この欠相検出回路は、何らかの理由で3
相のうち何れか1相が欠相すると、駆動電流が2本の電
源線に集中するために、欠相に気づかず長時間モーター
を駆動した場合には、制御回路のヒューズが溶断した
り、あるいは回路素子が故障してしまい、正常なモータ
ーの駆動が保証されないという理由から設けられてい
る。
により、ACサーボモーター等を駆動するモーター駆動
装置においては、電圧の欠相が検出できる検出回路が備
えられている。この欠相検出回路は、何らかの理由で3
相のうち何れか1相が欠相すると、駆動電流が2本の電
源線に集中するために、欠相に気づかず長時間モーター
を駆動した場合には、制御回路のヒューズが溶断した
り、あるいは回路素子が故障してしまい、正常なモータ
ーの駆動が保証されないという理由から設けられてい
る。
【0003】ここで、この欠相検出回路については、例
えば、特公平3−3698号公報等に記載されている
が、要は、全波整流された3相200Vの電圧と、欠相
して単相となった単相200Vの全波整流電圧とを所定
値と比較することにより、それぞれをハイレベル信号、
ローレベル信号を含む方形波形信号にし、ローレベル信
号を出力した場合には、欠相が発生したと判断するもの
である。
えば、特公平3−3698号公報等に記載されている
が、要は、全波整流された3相200Vの電圧と、欠相
して単相となった単相200Vの全波整流電圧とを所定
値と比較することにより、それぞれをハイレベル信号、
ローレベル信号を含む方形波形信号にし、ローレベル信
号を出力した場合には、欠相が発生したと判断するもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本出願人
は、電圧の異なる単相電源と3相電源の何れか一方の電
源を、切換えにより選択できる回路を既に提案してい
る。しかしながら、この回路に前述の欠相検出回路を適
用した場合には、以下の問題点がある。すなわち、全波
整流された単相100Vの電圧を、上記所定値と比較す
ると、ローレベル信号となるので、実際欠相していない
にもかかわらず、欠相して単相となった単相200Vの
時と同様に欠相していると判断されてしまうという問題
である。
は、電圧の異なる単相電源と3相電源の何れか一方の電
源を、切換えにより選択できる回路を既に提案してい
る。しかしながら、この回路に前述の欠相検出回路を適
用した場合には、以下の問題点がある。すなわち、全波
整流された単相100Vの電圧を、上記所定値と比較す
ると、ローレベル信号となるので、実際欠相していない
にもかかわらず、欠相して単相となった単相200Vの
時と同様に欠相していると判断されてしまうという問題
である。
【0005】そこで本発明は、電圧の異なる単相電源電
圧、3相電源電圧、3相電源の欠相時の電圧の識別がで
き、単相電源使用を欠相と判断しない信頼性の向上され
た欠相検出回路を提供することを目的とする。
圧、3相電源電圧、3相電源の欠相時の電圧の識別がで
き、単相電源使用を欠相と判断しない信頼性の向上され
た欠相検出回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の欠相検出回路
は、上記目的を達成するために、電圧の異なる単相電源
と3相電源の何れか一方の電源を、切換えにより選択で
きる装置の3相電源の欠相を検知する回路であって、前
記電源電圧を全波整流する全波整流回路と、この全波整
流回路からの出力を、第1の所定値と比較する第1の比
較器と、この第1の比較器からの出力波形を整流する波
形整流回路と、この波形整流回路からの出力を、第2の
所定値と比較する第2の比較器と、前記波形整流回路か
らの出力を、第3の所定値と比較する第3の比較器とを
備え、前記第1の所定値は、全波整流された単相電源の
電圧と、全波整流された3相電源の電圧との間の値とし
て設定され、前記第2の所定値は、波形整流された3相
電源の電圧と、波形整流された3相電源の欠相時の電圧
との間の値として設定され、前記第3の所定値は、前記
波形整流された3相電源の欠相時の電圧と、波形整流さ
れた単相電源の電圧との間の値として設定されているこ
とを特徴としている。
は、上記目的を達成するために、電圧の異なる単相電源
と3相電源の何れか一方の電源を、切換えにより選択で
きる装置の3相電源の欠相を検知する回路であって、前
記電源電圧を全波整流する全波整流回路と、この全波整
流回路からの出力を、第1の所定値と比較する第1の比
較器と、この第1の比較器からの出力波形を整流する波
形整流回路と、この波形整流回路からの出力を、第2の
所定値と比較する第2の比較器と、前記波形整流回路か
らの出力を、第3の所定値と比較する第3の比較器とを
備え、前記第1の所定値は、全波整流された単相電源の
電圧と、全波整流された3相電源の電圧との間の値とし
て設定され、前記第2の所定値は、波形整流された3相
電源の電圧と、波形整流された3相電源の欠相時の電圧
との間の値として設定され、前記第3の所定値は、前記
波形整流された3相電源の欠相時の電圧と、波形整流さ
れた単相電源の電圧との間の値として設定されているこ
とを特徴としている。
【0007】
【作用】このような手段における欠相検出回路によれ
ば、電圧の異なる3相電源電圧、単相電源電圧、3相電
源の欠相時の電圧が第1の比較器に入力されると、この
第1の比較器において第1の所定値と比較され、この第
1の比較器からは、3相電源電圧と単相電源電圧とはレ
ベルの異なる信号として、3相電源の欠相時の電圧は、
このレベルの異なる信号を連続して反転する信号として
それぞれ出力され、これらの信号が波形整流回路に入力
されると、3相電源の欠相時の電圧は上記レベルの異な
る信号間の信号として出力される。これらの信号が、第
2の比較器に入力されると、この第2の比較器において
第2の所定値と比較され、この第2の比較器からは、単
相電源電圧、3相電源の欠相時の電圧と、3相電源電圧
とはレベルの異なる信号として出力される。一方、波形
整流回路からの信号は第3の比較器にも入力され、これ
らの信号が第3の比較器に入力されると、この第3の比
較器において第3の所定値と比較され、この第3の比較
器からは、3相電源の欠相時の電圧、3相電源電圧と、
単相電源電圧とはレベルの異なる信号として出力され、
この第3の比較器と第2の比較器からの出力により、電
圧の異なる単相電源電圧、3相電源電圧、3相電源の欠
相時の電圧が識別される。
ば、電圧の異なる3相電源電圧、単相電源電圧、3相電
源の欠相時の電圧が第1の比較器に入力されると、この
第1の比較器において第1の所定値と比較され、この第
1の比較器からは、3相電源電圧と単相電源電圧とはレ
ベルの異なる信号として、3相電源の欠相時の電圧は、
このレベルの異なる信号を連続して反転する信号として
それぞれ出力され、これらの信号が波形整流回路に入力
されると、3相電源の欠相時の電圧は上記レベルの異な
る信号間の信号として出力される。これらの信号が、第
2の比較器に入力されると、この第2の比較器において
第2の所定値と比較され、この第2の比較器からは、単
相電源電圧、3相電源の欠相時の電圧と、3相電源電圧
とはレベルの異なる信号として出力される。一方、波形
整流回路からの信号は第3の比較器にも入力され、これ
らの信号が第3の比較器に入力されると、この第3の比
較器において第3の所定値と比較され、この第3の比較
器からは、3相電源の欠相時の電圧、3相電源電圧と、
単相電源電圧とはレベルの異なる信号として出力され、
この第3の比較器と第2の比較器からの出力により、電
圧の異なる単相電源電圧、3相電源電圧、3相電源の欠
相時の電圧が識別される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す欠相検出回路図で
ある。同図において、符号1は電源を示しており、図示
されない切換え手段により、電圧の異なる単相電源また
は3相電源の何れか一方を用途に応じて選択できるよう
になっている。この電源1には3本の電源線が接続され
ており、一方の電源線のグループには、例えば、図示さ
れないACサーボモーターと、このモーターを駆動する
駆動回路等から構成される負荷10が、他方の電源線の
グループには、複数のダイオード2aと複数の抵抗2b
から構成される全波整流回路2がそれぞれ接続されてい
る。
する。図1は本発明の一実施例を示す欠相検出回路図で
ある。同図において、符号1は電源を示しており、図示
されない切換え手段により、電圧の異なる単相電源また
は3相電源の何れか一方を用途に応じて選択できるよう
になっている。この電源1には3本の電源線が接続され
ており、一方の電源線のグループには、例えば、図示さ
れないACサーボモーターと、このモーターを駆動する
駆動回路等から構成される負荷10が、他方の電源線の
グループには、複数のダイオード2aと複数の抵抗2b
から構成される全波整流回路2がそれぞれ接続されてい
る。
【0009】この全波整流回路2の出力側には、第1の
所定値Vref1を他方の入力とする第1の比較器3が
接続され、この第1の比較器3の出力側には、複数の抵
抗4aとコンデンサ4bから構成される波形整流回路4
が接続されている。この波形整流回路4の出力側の一方
には、第2の所定値Vref2を他方の入力とする第2
の比較器5が、回路4の出力側の他方には、第3の所定
値Vref3を他方の入力とする第3の比較器6がそれ
ぞれ接続されている。この比較器6の出力側は、比較器
5の出力側に接続されており、この接続部の先には、吊
り電圧Vccが抵抗9を介して接続されている。そし
て、上記全波整流回路2、第1の比較器3、波形整流回
路4、第2の比較器5、第3の比較器6により、欠相検
出回路7が構成されている。
所定値Vref1を他方の入力とする第1の比較器3が
接続され、この第1の比較器3の出力側には、複数の抵
抗4aとコンデンサ4bから構成される波形整流回路4
が接続されている。この波形整流回路4の出力側の一方
には、第2の所定値Vref2を他方の入力とする第2
の比較器5が、回路4の出力側の他方には、第3の所定
値Vref3を他方の入力とする第3の比較器6がそれ
ぞれ接続されている。この比較器6の出力側は、比較器
5の出力側に接続されており、この接続部の先には、吊
り電圧Vccが抵抗9を介して接続されている。そし
て、上記全波整流回路2、第1の比較器3、波形整流回
路4、第2の比較器5、第3の比較器6により、欠相検
出回路7が構成されている。
【0010】次に、このように構成された欠相検出回路
7の動作を説明する。電源1を3相電源電圧、例えば3
相200Vとした場合には、その電圧は全波整流回路2
において全波整流され、その出力は、図2に示されるよ
うな波形Aとなる。また、電源1を単相電源電圧、例え
ば単相100Vとした場合には、その電圧は全波整流回
路2において全波整流され、その出力は、図3に示され
るように、波形Aの最小電圧よりその最大電圧が小さい
波形Bとなる。ここで、3相200Vの電圧使用時に何
らかの理由により欠相し、単相200Vとなると、全波
整流回路2からの出力は、図3に示されるように、波形
Bの振幅を波形Aまで引き上げた形状の波形Fとなる。
7の動作を説明する。電源1を3相電源電圧、例えば3
相200Vとした場合には、その電圧は全波整流回路2
において全波整流され、その出力は、図2に示されるよ
うな波形Aとなる。また、電源1を単相電源電圧、例え
ば単相100Vとした場合には、その電圧は全波整流回
路2において全波整流され、その出力は、図3に示され
るように、波形Aの最小電圧よりその最大電圧が小さい
波形Bとなる。ここで、3相200Vの電圧使用時に何
らかの理由により欠相し、単相200Vとなると、全波
整流回路2からの出力は、図3に示されるように、波形
Bの振幅を波形Aまで引き上げた形状の波形Fとなる。
【0011】これらの波形信号A、B、Fは、第1の比
較器3において第1の所定値Vref1と比較される。
ここで、この第1の所定値Vref1は、図2、図3に
示されるように、波形信号AとBとの間の値として設定
されているので、第1の比較器3からは、3相200V
(3相電源電圧)使用時にはハイレベル信号が、単相1
00V(単相電源電圧)使用時にはローレベル信号が、
欠相時、すなわち単相200V使用時には、ハイレベル
信号とローレベル信号よりなる方形(矩形)波形信号が
出力される。
較器3において第1の所定値Vref1と比較される。
ここで、この第1の所定値Vref1は、図2、図3に
示されるように、波形信号AとBとの間の値として設定
されているので、第1の比較器3からは、3相200V
(3相電源電圧)使用時にはハイレベル信号が、単相1
00V(単相電源電圧)使用時にはローレベル信号が、
欠相時、すなわち単相200V使用時には、ハイレベル
信号とローレベル信号よりなる方形(矩形)波形信号が
出力される。
【0012】これらの波形信号は波形整流回路4に入力
され、この波形整流回路4において凡そ平滑に整流され
る。従って、この波形整流回路4からは、図4に示され
るように、3相200V使用時にはハイレベル信号C
が、単相100V使用時にはローレベル信号Eがそれぞ
れ出力され、欠相時、すなわち単相200V使用時に
は、ハイレベル信号Cとローレベル信号Eとの間に位置
する波形信号Dとして出力される。
され、この波形整流回路4において凡そ平滑に整流され
る。従って、この波形整流回路4からは、図4に示され
るように、3相200V使用時にはハイレベル信号C
が、単相100V使用時にはローレベル信号Eがそれぞ
れ出力され、欠相時、すなわち単相200V使用時に
は、ハイレベル信号Cとローレベル信号Eとの間に位置
する波形信号Dとして出力される。
【0013】そして、これらの波形信号C、D、Eは第
2の比較器5、第3の比較器6にそれぞれ入力され、こ
れら第2の比較器5、第3の比較器6において、第2の
所定値Vref2、第3の所定値Vref3とそれぞれ
比較される。ここで、この第2の所定値Vref2は、
図4に示されるように、波形信号CとDとの間の値とし
て、第3の所定値Vref3は、波形信号DとEとの間
の値としてそれぞれ設定されているので、第2の比較器
5からは、3相200V使用時にはローレベル信号が、
単相100V使用時にはハイレベル信号が、単相200
V使用時には、ハイレベル信号がそれぞれ出力され、一
方、第3の比較器6からは、3相200V使用時にはハ
イレベル信号が、単相100V使用時にはローレベル信
号が、単相200V使用時には、ハイレベル信号がそれ
ぞれ出力される。このように、第2の比較器5、第3の
比較器6からの出力により、使用電圧の種類が判定され
得るようになっている。
2の比較器5、第3の比較器6にそれぞれ入力され、こ
れら第2の比較器5、第3の比較器6において、第2の
所定値Vref2、第3の所定値Vref3とそれぞれ
比較される。ここで、この第2の所定値Vref2は、
図4に示されるように、波形信号CとDとの間の値とし
て、第3の所定値Vref3は、波形信号DとEとの間
の値としてそれぞれ設定されているので、第2の比較器
5からは、3相200V使用時にはローレベル信号が、
単相100V使用時にはハイレベル信号が、単相200
V使用時には、ハイレベル信号がそれぞれ出力され、一
方、第3の比較器6からは、3相200V使用時にはハ
イレベル信号が、単相100V使用時にはローレベル信
号が、単相200V使用時には、ハイレベル信号がそれ
ぞれ出力される。このように、第2の比較器5、第3の
比較器6からの出力により、使用電圧の種類が判定され
得るようになっている。
【0014】そして、本回路7の終端8においては、3
相200V使用時にはローレベル信号が、単相100V
使用時にはローレベル信号が、単相200V使用時に
は、ハイレベル信号がそれぞれ出力されるようになり、
ローレベル信号が出力された場合には回路が正常であ
り、ハイレベル信号が出力された場合には欠相を生じて
いると予め設定しておけば、単相100V使用時は欠相
と判断されなくなる。
相200V使用時にはローレベル信号が、単相100V
使用時にはローレベル信号が、単相200V使用時に
は、ハイレベル信号がそれぞれ出力されるようになり、
ローレベル信号が出力された場合には回路が正常であ
り、ハイレベル信号が出力された場合には欠相を生じて
いると予め設定しておけば、単相100V使用時は欠相
と判断されなくなる。
【0015】なお、上記実施例においては、最終的に3
相200V、単相100V使用時と、単相200V使用
時の識別をし、欠相を検出するようにしているが、第2
の比較器5、第3の比較器6からの出力により、3相2
00V、単相100V、単相200Vが識別できるの
で、使用電源の種類の判定回路として用いることも可能
である。
相200V、単相100V使用時と、単相200V使用
時の識別をし、欠相を検出するようにしているが、第2
の比較器5、第3の比較器6からの出力により、3相2
00V、単相100V、単相200Vが識別できるの
で、使用電源の種類の判定回路として用いることも可能
である。
【0016】また、上記実施例においては、波形整流回
路4を積分回路により構成しているが、フリップフロッ
プ等を用いてデジタル的に構成することも可能である。
路4を積分回路により構成しているが、フリップフロッ
プ等を用いてデジタル的に構成することも可能である。
【0017】さらにまた、上記実施例においては、電源
電圧を3相200V、単相100Vとしているが、電圧
の値は上記の値に限られるものでは勿論ない。
電圧を3相200V、単相100Vとしているが、電圧
の値は上記の値に限られるものでは勿論ない。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明の欠相検出回路
によれば、電圧の異なる単相電源電圧、3相電源電圧、
3相電源の欠相時の電圧の識別ができ、単相電源使用が
欠相と判断されず、信頼性の向上が図れるようになる。
によれば、電圧の異なる単相電源電圧、3相電源電圧、
3相電源の欠相時の電圧の識別ができ、単相電源使用が
欠相と判断されず、信頼性の向上が図れるようになる。
【図1】本発明の一実施例を示す欠相検出回路図であ
る。
る。
【図2】全波整流回路から出力される3相電源電圧と第
1の所定値との関係を示す信号波形図である。
1の所定値との関係を示す信号波形図である。
【図3】全波整流回路から出力される単相電源電圧、3
相電源の欠相時の電圧と第1の所定値との関係を示す信
号波形図である。
相電源の欠相時の電圧と第1の所定値との関係を示す信
号波形図である。
【図4】波形整流回路から出力される3相電源電圧、単
相電源電圧、3相電源の欠相時の電圧と第2、第3の所
定値との関係を示す信号波形図である。
相電源電圧、3相電源の欠相時の電圧と第2、第3の所
定値との関係を示す信号波形図である。
1 電源 2 全波整流回路 3 第1の比較器 4 波形整流回路 5 第2の比較器 6 第3の比較器 7 欠相検出回路 A 全波整流された3相電源の電圧波形 B 全波整流された単相電源の電圧波形 C 波形整流された3相電源の電圧波形 D 波形整流された3相電源の欠相時の電圧波形 E 波形整流された単相電源の電圧波形 Vref1 第1の所定値 Vref2 第2の所定値 Vref3 第3の所定値
Claims (1)
- 【請求項1】 電圧の異なる単相電源と3相電源の何れ
か一方の電源を、切換えにより選択できる装置の3相電
源の欠相を検知する回路であって、 前記電源電圧を全波整流する全波整流回路と、 この全波整流回路からの出力を、第1の所定値と比較す
る第1の比較器と、 この第1の比較器からの出力波形を整流する波形整流回
路と、 この波形整流回路からの出力を、第2の所定値と比較す
る第2の比較器と、 前記波形整流回路からの出力を、第3の所定値と比較す
る第3の比較器とを備え、 前記第1の所定値は、全波整流された単相電源の電圧
と、全波整流された3相電源の電圧との間の値として設
定され、 前記第2の所定値は、波形整流された3相電源の電圧
と、波形整流された3相電源の欠相時の電圧との間の値
として設定され、 前記第3の所定値は、前記波形整流された3相電源の欠
相時の電圧と、波形整流された単相電源の電圧との間の
値として設定されていることを特徴とする欠相検出回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30925692A JP3273814B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 欠相検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30925692A JP3273814B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 欠相検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06141458A true JPH06141458A (ja) | 1994-05-20 |
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