JPH06141168A - 画素密度変換装置 - Google Patents

画素密度変換装置

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JPH06141168A
JPH06141168A JP28856692A JP28856692A JPH06141168A JP H06141168 A JPH06141168 A JP H06141168A JP 28856692 A JP28856692 A JP 28856692A JP 28856692 A JP28856692 A JP 28856692A JP H06141168 A JPH06141168 A JP H06141168A
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JP
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JP28856692A
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Katsutoshi Ushida
勝利 牛田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 濃度記録特性の異なるプリンタに対して階調
補正及び画素密度変換を同時に行える画素密度変換装置
を提供する。 【構成】 遅延回路100に入力された画素データは主
走査方向に連続的に抽出され、マスク判定回路400に
て抽出された注目画素の分割処理を、拡大倍率に応じて
行うか否かが判定される。そして、分割画素値判定回路
200にて、その判定結果と注目画素と注目画素の左右
に隣接する画素の濃度パターンとに応じて分割処理後の
各々の画素値が決定出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画素密度変換(若しく
は解像度変換)装置に関し、とりわけインクジェットプ
リンタ、レーザビームプリンタ(以下「LBP」)等の
感熱、熱転写プリンタとドット粒形が異なり、更に記録
解像度が異なるプリンタに疑似中間調画像を出力する際
に解像度変換及び濃度補正を行う画素密度変換装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばファクシミリ装置において
は、スキャナで読み込んだ画像データや受信した画像デ
ータを記録解像度の異なるプリンタに出力する場合、画
素毎に及びライン毎に重複処理による2度書き又は間引
き処理による解像度変換処理を行い、プリント出力する
ように構成されている。例えば、G3ファクシミリ装置
において、ファイン(主走査方向8pel/mm,副走
査方向7.7line/mm)の解像度を持つ画像を、
インクジェットプリンタのような主走査・副走査共に3
60dpiの解像度を持つプリンタに出力する場合、主
走査方向に16/9倍、副走査方向に24/13倍して
いる。つまり、図2に示すように、主走査方向では画素
9画素毎に、1,3,4,5,6,8,9番目の画素を
2度書きし、副走査方向においては、画素13ライン毎
に、2,3,4,5,6,8,9,10,11,12,
13番目のラインを2度書きすることにより解像度変換
処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例のような単純な重複処理の2度書きによる解像
度変換では、ファクシミリ装置で用いられる感熱プリン
タの記録特性に合わせた疑似中間調画像を受信して、イ
ンクジェットプリンタやLBPのようなドット粒形の大
きいプリンタに出力する場合、濃度の濃い箇所、特に市
松模様になる箇所では図3に示すように、そのドット粒
形により印字のはみ出し部分がより黒くつぶれてしま
い、感熱プリンタで本来表現される単位面積当たりの濃
度より実際の印字濃度が濃くなり疑似中間調画像の諧調
性が損なわれるという欠点があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、濃度記録特性の異なるプリンタに対して階
調補正及び画素密度変換を同時に行える画素密度変換装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画素密度変換装置は以下の構成を有する。
即ち、入力された画素データを主走査方向に連続的に抽
出する画素抽出手段と、前記画素抽出手段で抽出された
注目画素の分割処理を、拡大倍率に応じて行うか否かを
判定する判定手段と、前記判定手段での判定結果と前記
注目画素と注目画素に隣接する画素の濃度パターンとに
応じて、前記分割処理後の各々の画素値を決定出力する
画素値判定手段とを有する。
【0006】
【作用】以上の構成において、入力された画素データを
主走査方向に連続的に抽出し、抽出された注目画素の分
割処理を、拡大倍率に応じて行うか否かを判定し、その
判定結果と注目画素と注目画素の左右に隣接する画素の
濃度パターンとに応じて、分割処理後の各々の画素値を
決定出力するように動作する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。
【0008】図1は、本実施例における画素密度変換装
置の構成を示すブロック図である。図において、100
はDフリップフロップ(F/F)により構成される画素
遅延回路で、図4に示すようにCLK1を2分周したC
LK2に同期して入力される画素データが3段のDF/
F101,102,103により連続3画素分取り出さ
れる。ここで、DF/F102より出力されるデータを
着目画素Bとすると、DF/F103より取り出される
画素データが1画素前のデータA、即ち主走査方向左に
隣接する画素であり、DF/F101より取り出される
データが1画素後のデータC、即ち主走査方向右に隣接
する画素である。そして、画素遅延回路100により同
時に3画素分のデータA,B,Cが分割画素値判定回路
200に出力される。
【0009】300はクロックジェネレータであり、図
4に示すように、不図示の発信器等から入力される源ク
ロックCLK1を2分割してCLK2を出力し、更にC
LK2を基に後述するマスク判定回路400より出力さ
れるマスク信号から出力画素同期クロックであるCLK
3を生成し出力する。
【0010】400はマスク判定回路であり、401の
比較器と402のn進カウンタより構成され、拡大率に
応じてマスク信号を発生する。例えば、拡大率が16/
9のとき、402は9進カウンタとなり、401の比較
器はカウント値が“1”及び“6”のとき、図4に示す
ようにマスク信号を発生する。ここで、マスク信号がL
の場合は着目画素を2分割し、Hの場合には着目画素を
そのまま出力する。
【0011】200は分割画素値判定回路であり、20
1,202,209のORゲート、203,204,2
05,206のANDゲート、及び207,208のN
OTゲートの組み合わせ回路により構成される。分割画
素判定回路は、マスク信号がLの場合、即ち画素を分割
する場合には、図5に示すように、着目画素及び隣接す
る画素の値により分割後の画素値を各々出力する。マス
ク信号がHの場合にはORゲート201,202が強制
Hとなり、着目画素値がそのままS1,S2に出力され
る。以下、図5の詳細な説明を行う。ここでHを黒、L
を白とする。
【0012】図5に示す(a)の場合は、着目画素Bが
黒で隣接する左右の画素ACが共に白の場合であり、分
割後の画素S1(ANDゲート203)を黒、S2(A
NDゲート204)を白とする。
【0013】同(b)の場合は、着目画素Bが黒で隣接
する左の画素が白、右の画素Cが黒の場合であり、分割
後の画素S1は黒、S2は白とする。
【0014】同(c)の場合は、着目画素Bが黒で隣接
する左の画素Aが黒、右の画素Cが白の場合であり、分
割後の画素S1は白、S2は黒とする。
【0015】同(d)の場合は、着目画素Bが黒で隣接
する左の画素Aが黒、右の画素Cが黒の場合であり、分
割後の画素S1,S2共に黒とする。
【0016】その他の着目画素が白の場合は、左右の画
素に関係なく白とする。
【0017】上述の分割画素変換パターンは、隣接画素
値が共に黒の場合は、分割処理後の画素が共に黒であ
り、全黒の部分を損なわない。また本変換パターンは分
割処理を行う画素にのみ、図5に示す分割画素判定パタ
ーンを適応し、分割しない画素に対しては、着目画素値
をそのまま出力するため、変換処理による情報の欠損は
発生しない。また、図5に示すパターンにより決定され
た画素値S1,S2は、205,206,208,20
9により構成されるセレクタからCLK2によりS2,
S1の順に選択出力される。
【0018】500はDF/Fであり、図4に示すよう
に、分割画素値判定回路200により選択出力された画
素データをCLK3に同期して出力する。このとき、マ
スク信号がHの区間の画素はマスク処理により1画素の
みの出力となり、マスク信号がLの区間の画素は2画素
の出力となる。従って、マスク信号の割合により任意の
倍率の変倍を行うことができる。
【0019】図6は、本実施例における画素密度変換装
置による処理を行った場合の処理後の結果を示すタイミ
ングチャートであり、図からも明らかなように、入力さ
れた9画素を分割処理する場合は、各々変換パターンに
応じた画素値を出力し、分割処理しない場合には元の画
素値がそのまま出力される。
【0020】図7は、本実施例における画素密度変換装
置において、主走査方向の変倍率が16/9倍に固定の
場合を示すブロック図である。固定倍率の場合は、カウ
ンタ等によるマスク信号発生は必要なく、組み合わせ回
路の結線状態により分割処理するかどうかの判定が行わ
れる。
【0021】同図において、600は11bitのシフ
トレジスタであり、画素クロックに同期して外部より画
像データが入力され同時に11画素分のデータが出力さ
れる。ここで、シフトレジスタの出力番号は主走査方向
順を示す。701〜707は組み合わせ回路であり、入
力されるA,B,CのデータによりS1,S2の分割画
素値を決定し出力する。ここで各々の組み合わせ回路の
入力B各々に対して、シフトレジスタ600の出力1,
3,4,5,6,8,9を着目画素として入力し、入力
A,C各々にその隣接画素が入力される。
【0022】図8は、上述の組み合わせ回路701〜7
07の内部回路であり、ORゲート710、ANDゲー
ト720,730、NOTゲート704により構成され
る。その論理は、前述した図5に示す分割画素値決定パ
ターンに相当し、入力画素値A,B,Cにより分割画素
値S1,S2を決定し出力する。
【0023】図7に戻り、800はDF/Fであり、シ
フトレジスタ600に画素が9画素入力される毎に、カ
ウンタ900よりラッチパルスが発生し、組み合わせ回
路701〜707及びシフトレジスタ600より出力さ
れるデータをラッチする。
【0024】これにより、DF/F800より出力され
るデータを16bitバスから出力することで、解像度
変換された画像データを取り出すことが可能となる。
【0025】以上説明したように、16/9倍のように
倍率が固定の場合には、シフトレジスタ、組み合わせ回
路、及びDフリップフロップにより構成され、画像デー
タが9画素入力される毎に、16画素の解像度変換され
た画像データが同時にDフリップフロップ800より出
力される。
【0026】本実施例の効果として、インクジェットプ
リンタやLBPに出力する際の疑似中間調画像の画像の
つぶれを抑制する効果を説明したが、更に組織的ディザ
画像(スパイラル,ベイヤー型)に本実施例を適応した
場合、従来の単純重複処理による解像度変換を行った場
合に発生していた重複処理の周期とディザ周期が干渉に
よる低周波モアレが分割画素の判定パターンにより抑制
される効果がある。
【0027】また、本実施例による画素密度変換は、主
走査方向の分割画素処理のみに適応されるため、G3フ
ァクシミリの標準(主走査8pel/mm,副走査3.
85line/mm)、ファイン(主走査8pel/m
m,副走査7.7line/mm)、スーパーファイン
(主走査8pel/mm、副走査15.4line/m
m)のように副走査方向にのみ解像度が異なる場合に
も、それぞれの解像度の画像データを360dpiイン
クジェットプリンタに出力する際に、ソフトによる副走
査方向のライン毎の単純な重複、間引き処理(360d
pi出力時には標準48/13倍,ファイン24/13
倍、スーパーファイン12/13倍)の倍率を変化させ
ることで簡単に実施可能である。
【0028】以上説明したように実施例によれば、例え
ばファクシミリ装置で扱われる疑似中間調画像をインク
ジェットプリンタやLBPプリンタのように、ドット粒
形により記録特性の異なるプリンタに対して出力する場
合にも、画像のつぶれることのない階調性の補正及び解
像度変換された画像出力を行うことが可能となる。
【0029】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。
【0030】また、本発明はシステム或いは装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、濃
度記録特性の異なるプリンタに対して階調補正及び画素
密度変換を同時に行うことで、画像のつぶれを抑制させ
た画像を出力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における画像密度変換装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】従来の単純重複処理による解像度変換を説明す
るための図である。
【図3】感熱プリンタとインクジェットプリンタとの記
録特性の違いを説明するための図である。
【図4】本実施例における動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図5】本実施例における分割処理後の画素値を決定す
るパターンを示す図である。
【図6】本実施例における画素密度変換装置の実際の変
換例を示す図である。
【図7】主走査方向が固定倍率の画素密度変換装置を説
明するための図である。
【図8】図7の組み合わせ回路の内部構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 遅延回路 101 Dフリップフロップ 102 Dフリップフロップ 103 Dフリップフロップ 200 分割画素値判定 201 ORゲート 202 ORゲート 203 ANDゲート 204 ANDゲート 205 ANDゲート 206 ANDゲート 207 NOTゲート 208 NOTゲート 209 ORゲート 300 クロックジェネレータ 400 マスク判定回路 401 比較器 402 n進カウンタ 500 Dフリップフロップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画素データを主走査方向に連
    続的に抽出する画素抽出手段と、 前記画素抽出手段で抽出された注目画素の分割処理を、
    拡大倍率に応じて行うか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段での判定結果と前記注目画素と注目画素に
    隣接する画素の濃度パターンとに応じて、前記分割処理
    後の各々の画素値を決定出力する画素値判定手段とを有
    することを特徴とする画素密度変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画素密度変換装置であっ
    て、前記拡大倍率が主走査方向において16/9倍であ
    ることを特徴とする画素密度変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画素密度変換装置であっ
    て、前記判定手段は組み合わせ回路により構成されるこ
    とを特徴とする画素密度変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画素密度変換装置であっ
    て、副走査方向にはライン毎の重複処理或いはライン毎
    の間引き処理により解像度変換を行うことを特徴とする
    画素密度変換装置。
JP28856692A 1992-10-27 1992-10-27 画素密度変換装置 Withdrawn JPH06141168A (ja)

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JP28856692A JPH06141168A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 画素密度変換装置

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JP28856692A JPH06141168A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 画素密度変換装置

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JPH06141168A true JPH06141168A (ja) 1994-05-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114179505A (zh) * 2020-09-14 2022-03-15 森大(深圳)技术有限公司 打印数据处理方法、装置、设备及存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114179505A (zh) * 2020-09-14 2022-03-15 森大(深圳)技术有限公司 打印数据处理方法、装置、设备及存储介质

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000104