JPH06141082A - 転送電話自動応答システム - Google Patents

転送電話自動応答システム

Info

Publication number
JPH06141082A
JPH06141082A JP31302392A JP31302392A JPH06141082A JP H06141082 A JPH06141082 A JP H06141082A JP 31302392 A JP31302392 A JP 31302392A JP 31302392 A JP31302392 A JP 31302392A JP H06141082 A JPH06141082 A JP H06141082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
telephone
message
source
automatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31302392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ito
博 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BELL SYST 24 KK
Original Assignee
BELL SYST 24 KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BELL SYST 24 KK filed Critical BELL SYST 24 KK
Priority to JP31302392A priority Critical patent/JPH06141082A/ja
Publication of JPH06141082A publication Critical patent/JPH06141082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各転送先から転送される着信を1箇所で受け
付け、各転送先に応じたXメッセージを発呼元に送出す
ることができる転送電話自動応答システムを提供するこ
と。 【構成】 転送電話自動応答システムは、各支店A、
B、Cにそれぞれ設置されている転送電話自動切換装置
250、521、252と、本部280に設けられてい
る回線接続制御装置281と、ROM282とRAM2
83と入出力インターフェース、CPUを含む制御部2
84と、各転送元(各支店)から発呼元に送出すべき各
種のメッセージが格納されているメッセージ記憶部28
6と、音声出力装置287と、切り替えスイッチ289
と、駆動回路290と入力部285とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転送電話自動応答シス
テムに係り、特に各転送元から各電話局の交換機を介し
て転送される着信を1箇所(本部)で受け付け、各転送
元に応じたメッセージを発呼元に送出する転送電話自動
応答システムに関する。
【0002】
【従来の技術】転送電話は、周知の如く外部の電話機か
らの着信をNTT等の電話局の交換機により特定の電話
機に自動転送するサービスである。図1に示すように従
来の転送電話は、例えば転送元電話機Aにより電話局1
に設置されている交換機2のメモリに転送先の電話機B
の電話番号を予め登録しておき、外部の電話機Cより電
話機Aに対して着信が有った場合には電話局1の交換機
2が転送先である電話機Bに自動転送するようになって
いる。また転送動作の停止は転送元電話機Aから交換機
2に対して転送動作を解除するための特定のダイヤル番
号を操作することにより行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の転送電
話では、転送元電話機により転送動作の開始とその解除
を電話局の交換機に対して指示するように構成されてい
た。
【0004】したがって、転送動作の開始、解除を行わ
せるに際してその都度、転送元電話機(プッシュホン)
を操作して電話局の交換機に指示する必要があった。こ
のため転送元電話機の操作担当者が電話局の交換機に対
して転送の開始または解除の指示をするように電話機を
操作するのを忘れたような場合には通話希望者との連絡
がとれない等の不都合を生じるという問題があった。
【0005】更に従来の転送電話では、転送先への転送
動作の開始及び解除させるための操作を行うのに転送元
電話機が設置されている場所までいちいち、行かないと
できないという問題もあった。
【0006】これに対して本出願人は、予め設定された
スケジュールに従って転送動作を自動的に切り替えるこ
とができ、かつ転送動作のスケジュールの内容を外部入
力により変更することができる転送電話自動切換装置を
別出願で提案している。
【0007】一方、複数の支店(営業所)等を有する会
社では、例えば営業時間外に顧客から電話がかかってき
た場合に、その応答をメッセージが記録されたカセット
テープを再生することにより各支店で行っていた。この
場合にメッセージの内容を変更する必要が生じた場合に
各支店で対処しなければならないためにその手数が大変
であるという問題があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、各転送元から各電話局の交換機を介して転
送される着信を1箇所(本部)で受け付け、各転送元に
応じたメッセージを発呼元に送出することができる転送
電話自動応答システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の転送電話自動応
答システムは、各転送元電話機と各電話局の交換機との
間に接続され、外部の電話機からの着信を各電話局の交
換機を介して転送先に対して予め設定されたスケジュー
ルに従って自動的に転送するように回線を切り替える、
各転送元に設置された複数台の転送電話自動切換装置
と、各電話局の交換機を介して転送される着信を受け付
け、各着信に対して予め登録されている転送元のメッセ
ージを取り出し、これを音声情報として応答する本部に
設置された音声応答装置とを有することを特徴とする。
【0010】また本発明の転送電話自動応答システム
は、前記音声応答装置は、前記各電話局の交換機を介し
て転送される着信を受け、所定の内線電話回線に接続す
る回線接続制御手段と、各転送元を示すダイアル番号の
うちの特定の桁のダイアル番号と各転送元から発呼元に
送出すべきメッセージの格納先を示すアドレス情報との
関係を示すテーブルが記憶されているテーブル記憶手段
と、前記各転送元から発呼元に送出すべき各種のメッセ
ージが格納されているメッセージ記憶手段と、該メッセ
ージ記憶手段から読み出された、メッセージを音声情報
として前記回線接続制御手段を介して発呼元に対して出
力する音声出力手段と、前記回線接続制御手段を介して
転送された着信からその転送元を示すダイアル番号のう
ちの特定の桁のダイアル番号を取り出し、前記テーブル
記憶手段に記憶されているテーブルを参照してその特定
の桁のダイアル番号に対応するメッセージの格納先を示
すアドレス情報を読み出し、該アドレス情報に基づいて
前記メッセージ記憶手段にアクセスして該当するメッセ
ージ情報を読み出し、音声出力装置に送出するように制
御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0011】更に本発明の転送電話自動応答システム
は、前記、メッセージ記憶手段には各転送元から発呼元
に転送すべきメッセージが、各転送元毎に複数種、格納
されていることを特徴とする。
【0012】また本発明の転送電話自動応答システム
は、前記制御手段は、各転送元から発呼元に転送すべき
メッセージを曜日もしくは時間帯に応じて前記メッセー
ジ記憶手段に各転送元毎に格納されている複数種のメッ
セージのうちいずれか一つを選択的に読み出し、前記音
声出力装置に送出することを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成の転送電話自動応答システムにおいて
は、各転送元(各支店)に設置された複数台の転送電話
自動切換装置のより外部の電話機からの着信を各電話局
の交換機を介して転送先(本部)に対して予め設定され
たスケジュールに従って自動的に転送するように回線を
切り替える。
【0014】これに対して本部に設置された音声応答装
置は、各電話局の交換機を介して転送される着信を受け
付け、各着信に対して予め登録されている転送元のメッ
セージを取り出し、これを音声情報として回線に出力す
る。
【0015】また上記構成の転送電話自動応答システム
では各転送元(各支店)から発呼元に転送すべきメッセ
ージが、各転送元毎に複数種、用意されており、これら
のメッセージは、曜日もしくは時間帯に応じて選択的に
取り出され、音声情報として外線に出力される。
【0016】従って本発明によれば、各転送元から各電
話局の交換機を介して転送される着信を1箇所(本部)
で受け付け、各転送元に応じたメッセージを発呼元に送
出することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本発明の説明に先立ち、本発明に係る転送電話自
動応答システムに使用される転送電話自動切換装置の構
成について説明する。図2には本発明に使用される転送
電話自動切換装置が設置された状態が示されている。同
図において、転送元電話Aは転送電話自動切換装置10
を介して電話局1内の交換機2と電話回線20ー1によ
り接続されている。また転送先の電話機Bは電話回線2
0ー2により、外部の電話機Cは電話回線20ー3によ
り電話局1の交換機2と接続されている。
【0018】更に転送電話自動切換装置10内のメモリ
に記憶されている転送情報の変更指示、または上記メモ
リに転送情報を新たに書き込むための指示を行うために
用いられる電話機Dが電話回線20ー4を介して転送電
話自動切換装置10に接続されている。
【0019】次に転送電話自動切換装置3の外観構成を
図3及び図4に示す。図3において、転送電話自動切換
装置10の前面100には液晶表示素子等で構成される
表示部101が設けられている。
【0020】更に表示部101の下方には各種の設定を
行うためのスイッチ類102〜110が設けられてい
る。転送モード設定スイッチ102は、本装置を設定さ
れたスケジュールに従って転送動作を行わせるための指
示を交換機2に送出する自動転送モードに設定するため
のスイッチである。
【0021】また、スイッチ103〜108は曜日毎に
転送動作の時間帯を設定するためのスイッチである。具
体的には曜日スイッチ103は1回、押す毎に表示部1
01に表示される曜日が月、火、水…、土、日と変化す
るようになっており、このスイッチ103により曜日が
設定される。104は時間スイッチ、105、106は
分スイッチであり、時間スイッチ104を押し続けるこ
とにより表示部101の時間表示が変化し、午前(A
M)から午後(PM)の時間まで時間単位でサイクリッ
クに変化するようになっており、この時間スイッチ10
4により時間が設定される。分スイッチ105は設定さ
れる3時刻のうち分の設定を分単位で減少させ、分スイ
ッチ106は逆に分の設定を分単位で増加させるための
スイッチである。これらのスイッチ104、 105、 1
06である曜日の転送動作の開始時の時刻が設定され、
その設定状態が表示部101に表示されるようになって
いる。
【0022】また時/分スイッチ107、 108は転送
動作の解除時の時刻を設定するためのスイッチであり、
スイッチ107を1回、押すと転送動作の開始時と同じ
時刻が設定され、以降はスイッチ107を押すと時間単
位で設定される時刻のうちの時間が減少され、スイッチ
108を押すと分単位で時刻のうち分が増加するように
設定される。
【0023】このようにして各曜日について転送動作の
開始時刻と解除時刻を設定することにより転送動作の1
週間のスケジュールが設定される。
【0024】タイマ予約/解除スイッチ109は、1回
押すと上述した転送動作の1週間のスケジュールが予約
され、更に1回、押すとその設定が解除されるように機
能する。なお、110は電源スイッチであり、電源のオ
ン、オフ状態は発光素子111により表示されるように
なっている。
【0025】図4は転送電話自動切換装置3の背面の外
観が示されており、同図において120は転送電話自動
切換装置10と転送元電話機Aとを電話回線20ー1を
介して接続するためのコネクタであり、121は電話回
線20ー1を介して電話局1に設置された交換機2と転
送電話自動切換装置10とを接続するためのコネクタで
ある。また122は電話回線20ー4を介して転送情報
を変更指示するための電話機Dと転送電話自動切換装置
10とを接続するためのコネクタであり、130は電源
コードである。
【0026】次に転送電話自動切換装置10の電気的構
成を図5に示す。同図において転送電話自動切換装置
は、各種プログラム及び固定データが格納されるリード
オンリメモリ(ROM)20と、転送情報等のデータが
一時的に格納されるランダムアクセスメモリ(RAM)
30と、入出力インターフェース40と、ROM20に
格納されているプログラムに基づいて所定の処理を行う
セントラルプロセシングユニット(CPU)50とを有
している。ROM20、RAM30、入出力インターフ
ェース40及びCPU50はバスライン60を介して相
互に接続されている。
【0027】また転送電話自動切換装置10は、各種設
定スイッチ群62と、切換スイッチ64と、切換スイッ
チ64の切換動作を制御する駆動回路66と、転送元電
話機Aと他の電話機とが通話中であるか否かを検出する
話中検出回路68と、表示回路70と、PB信号検出回
路72と、デコーダ74と、割込検出回路76とを有し
ている。
【0028】各種設定スイッチ群62は既述したスイッ
チ102〜110からなる。
【0029】切換スイッチ64は転送元電話機A側と接
続されるコネクタ120と、電話局1内の交換機2側と
接続されるコネクタ121との間に設けられ、通常は接
点a側に切り換えられた状態にあり、駆動回路66から
の駆動信号を受けた際に接点b側に切り換えられるよう
になっている。
【0030】話中検出回路68は転送元電話機A側と他
の電話機とが通話中である場合には両者が接続される電
話回線、ひいては線路80に電話局1側から直流電圧が
供給されるので、この直流電圧を検出する。その直流電
圧のレベルに基づいてCPU50側で通話中であるか否
かを判定する。
【0031】表示回路70は表示部101を含み、各表
示素子を駆動する駆動回路、与えられた表示情報をデコ
ードするデコーダ等から構成されている。
【0032】PB信号検出回路72は、転送情報を外部
より変更指示するための電話機Dから電話回線20ー4
を介して送出されるPB信号を検出する。
【0033】デコーダ74は、PB信号検出回路72に
より検出されたPB信号に基づいて転送情報(既にRA
M30に書き込まれている転送情報を変更し、または新
たにRAM30に書き込むための情報)を生成する。
【0034】割込検出回路76は、コネクタ122に接
続されている電話回線20ー4に通話時に供給される直
流電圧を検出し、この検出信号を割込信号として入出力
インターフェース40に出力する。この割込信号は後述
する転送情報変更処理ルーチンを起動するのに使用され
る。なお、各種設定スイッチ群62に属するタイマ予約
スイッチ109の設定出力は、本実施例では後述する自
動転送制御ルーチンの割込信号として使用されるものと
する。
【0035】次に、図7にCPU50により実行される
自動転送モード設定ルーチンの内容を示す。同図におい
て、電源スイッチ110がオン状態になると自動転送モ
ード設定ルーチンが起動され、まず自動転送モードに設
定されているか否か、すなわち転送モード設定スイッチ
102が操作されたか否かが判定される(ステップ20
0)。自動転送モードに設定されている場合には曜日が
設定されたか否か、すなわち曜日スイッチ103が操作
されたか否かが判定される(ステップ201)。曜日が
設定されると、その曜日の転送時間帯、すなわち転送先
電話Bへの転送の開始時刻及び解除時刻がスイッチ10
4〜108により設定されたか否かが判定される(ステ
ップ202)。
【0036】ステップ202でその曜日の転送時間帯の
設定が終了したと判定された場合には、次のステップ2
03で1週間分の転送時間帯の設定が終了したか否かが
判定される。ここで1週間分の転送時間帯の設定が終了
していない場合にはステップ201に処理は戻る。ここ
で転送時間帯の設定状態は例えば図6に示すように表示
部101に表示される。
【0037】さて、ステップ203で1週間分の転送時
間帯の設定が終了したと判定された場合には処理はステ
ップ204に移行し、タイマ予約スイッチ109が操作
されたか否かが判定される。タイマ予約スイッチ109
が操作されていない場合にはスイッチ109が操作され
るまで待機し、スイッチ109が操作されると、この自
動転送モード設定ルーチンの実行を終了する。タイマ予
約スイッチの操作により自動転送制御プログラムが起動
される。
【0038】次に、図8にCPU50により実行される
自動転送制御プログラムの内容を示す。同図においてプ
ログラムが起動されると、入出力インターフェース40
内の各種レジスタ類の初期化等のイニシャル処理が実行
され、次いで割込みが発生したか否かが判定される(ス
テップ210、211)。割込みが未だ発生していない
場合には割込みが発生するまで待機し、割込みが発生し
た場合にはステップ212に移行する。ステップ212
ではフラグFAがセットされているか否かが判定され
る。ここでフラグFAは後述する転送制御ルーチン(X
A)の割込みが発生したか否かを判定するためのフラグ
である。FA=1は転送制御ルーチンの割込みが発生し
たことを意味している。
【0039】ステップ212でFA=1であると判定さ
れた場合には、次のステップ213でフラグFBがセッ
トされているか否かが判定される。ここでフラグFBは
後述する転送情報変更処理ルーチン(XB)の割込みが
発生したか否かを判定するためのフラグであり、フラグ
FBがセットされている場合には転送情報変更処理ルー
チンの割込みが発生したことを意味している。
【0040】ステップ213でFB=1、すなわちフラ
グFBがセットされている場合には、転送制御ルーチン
(XA)より優先して転送情報変更処理ルーチン(X
B)の処理が実行され、その処理の実行が終了するとフ
ラグFBがリセットされる(ステップ214、215)
【0041】次いでステップ216で転送制御ルーチン
(XA)が実行され、その処理の実行が終了すると、フ
ラグFAはリセットされ、プログラムの実行は終了する
(ステップ217)。
【0042】一方、ステップ213でフラグFBがリセ
ット状態にあると判定された場合、すなわちフラグFA
のみがセットされている場合には、ステップ216に処
理はジャンプし、転送制御ルーチン(XA)が実行さ
れ、ステップ217でフラグFAがリセットされてこの
プログラムの実行を終了する。
【0043】またステップ212でフラグFAがセット
されていないと判定された場合には処理はステップ21
8に移行する。ステップ218ではフラグFBがセット
されているか否かが判定され、フラグFBがセットされ
ていない場合にはこのままプログラムの実行は終了、一
方、フラグFBがセットされている、すなわちフラグF
Bのみがセットされていると判定された場合には転送情
報変更処理ルーチン(XB)の処理が実行され、その処
理の実行が終了するとフラグFBがリセットされ、この
プログラムの実行を終了する(ステップ219、22
0)。
【0044】次に転送制御ルーチン(XA)の処理内容
を図9に示す。同図において、転送制御ルーチンが起動
されると、CPU50はRAM30に記憶されている曜
日毎の転送時間帯のスケジュールを参照して転送元電話
機Aから転送先電話機Bへの自動転送の開始時刻になっ
たか否かを判定する(ステップ230)。ステップ23
0で自動転送の開始時刻になっていない場合には、この
ままこのルーチンの実行を終了する。
【0045】他方、ステップ230で自動転送の開始時
刻になったと判定された場合には転送元電話機Aと他の
電話機とが通話中であるか否かが、話中検出回路68の
検出出力に基づいて判定される(ステップ231)。通
話中である場合には、そのまま待機し、通話が終了した
場合には駆動回路66より切換スイッチ64に駆動信号
が出力されて切換スイッチ64は接点a側から接点b側
に切り換えられる(スイッチ232)。次いで入出力イ
ンターフェース40、電話回線20ー1を介して電話局
1内の交換機2に転送開始を指示する転送開始情報(制
御情報)が送出され、その後、駆動回路66からの駆動
信号の出力が停止されることにより切換スイッチ64は
接点b側から接点a側に切り換えられる(ステップ23
3、234)。
【0046】次いでステップ235では自動転送の解除
時刻に達したか否かが判定され、自動転送の解除時刻に
達していない場合には、このまま転送制御ルーチンの実
行を終了する。
【0047】他方、ステップ235で自動転送の解除時
刻に達したと判定された場合には転送元電話機Aと他の
電話機とが通話中か否かが、話中検出回路68の検出出
力に基づいて判定される(ステップ236)。通話中で
ある場合にはそのまま待機し、通話が終了した場合には
駆動回路66より切換スイッチ64に駆動信号が出力さ
れて切換スイッチ64は接点a側から接点b側に切り換
えられる(ステップ237)。次いで入出力インターフ
ェース40、電話回線20ー1を介して電話局1内の交
換機2に転送解除を指示する制御情報が送出され、その
後、駆動回路66からの駆動信号の出力が停止されるこ
とにより切換スイッチ64は接点b側から接点a側に切
り換えられる(ステップ238、239)。
【0048】次に転送情報変更処理ルーチン(XB)の
処理内容を図10に示す。同図において転送情報変更処
理ルーチンが起動されると、転送情報を変更指示するた
めの電話機Dより送出されたPB信号がPB信号検出回
路72により検出され、この検出されたPB信号に基づ
いてデコーダ74により既にRAM30に書き込まれて
いる転送情報を変更し、または新たに書き込むための転
送情報が生成される(ステップ240、241)。次い
でデコーダ74より生成された転送情報(変更指示内
容)は、転送開始(解除)に関するものであるか否かが
判定され、転送開始(解除)に関するものでない場合に
は他の処理(例えば転送先の変更等。但し、本実施例で
は説明の便宜上、転送先は1か所のみとしているが、実
際に複数の転送先を選択的に指定可能である。)を実行
し、このまま転送情報変更処理ルーチンの実行を終了す
る(ステップ247)。
【0049】他方、ステップ242で転送情報が転送開
始(解除)に関するものであると判定された場合には変
更指示内容が曜日であるか否かが判定される(ステップ
243)。ステップ243で変更指示内容が曜日である
場合には曜日についての指定情報がRAM30に書き込
まれ(ステップ244)、変更指示内容が曜日でない場
合には転送時間帯の変更内容がRAM30に書き込まれ
て処理はステップ245に移行する。
【0050】ステップ245では、転送情報の変更指示
が全て終了したか否かが判定され、全て終了していない
場合には処理はステップ242に戻り、転送情報の変更
指示が全て終了した場合には、転送情報変更処理ルーチ
ンの実行を終了する。
【0051】次に本発明に係る転送電話自動応答システ
ムの構成を図11に示す。同図において転送電話自動応
答システムは、各支店A、B、Cにそれぞれ設置されて
いる転送電話自動切換装置250、251、252と、
本部280に設けられている回線接続制御装置281
と、各種プログラム及び固定データが格納されるリード
オンリメモリ(ROM)282と、ランダムアクセスメ
モリ(RAM)283と、入出力インターフェース、C
PUを含む制御部284と、各転送元(各支店)から発
呼元に送出すべき各種のメッセージが格納されているメ
ッセージ記憶部286と、メッセージ記憶部286から
読み出されたメッセージを音声情報として出力する音声
出力装置287と、通常は開放状態にあり、駆動信号を
受けた時のみ閉動作する切換スイッチ289と、切換ス
イッチ289を駆動する駆動回路290と、入力部28
5とを有している。
【0052】各支店、例えばA支店では転送電話自動切
換装置250に予め設定されたスケジュールに従って営
業時間帯においては電話局260内の交換機を介してA
支店内に設置された転送元電話機aと外線電話機(発呼
元)xとが通話できるように切り替えられ、営業時間外
の時間帯においては外線電話機xは電話局260内の交
換機、電話回線271を介して本部280内の回線接続
制御装置281に接続され、外線電話機xからの発呼が
本部280に転送されるようになっている。他の支店
B、C支店についても同様である。
【0053】本部280内に設置されている回線接続制
御装置281は、各電話局260、261、262内に
設置された交換機を介して転送される着信を受け、所定
の内線電話回線に接続する機能を有している。
【0054】ランダムアクセスメモリ(RAM)283
には各転送元(各支店)を示すダイアル番号のうちの特
定の桁のダイアル番号(本実施例ではダイアル番号の末
尾4桁)と各転送元から発呼元に送出すべきメッセージ
の格納先を示すアドレス情報との関係を示すテーブルが
記憶されている。このテーブルは例えば図12に示すよ
うに各支店のダイアル番号の末尾4桁とその支店から発
呼元の外線電話機に送出すべきメッセージが格納されて
いるメッセージ記憶部286におけるアドレスとの対応
関係を示すものである。
【0055】メッセージ記憶部286には図13に示す
ように各支店に対応したメッセージが各支店すなわち転
送元毎に複数種、記憶されている。
【0056】上記構成からなる転送電話自動応答システ
ムの動作を図14のフローチャートを参照して説明す
る。まず外線電話機xからA支店の電話機aに発呼が生
じたとする。この発呼の生じた時間帯がA支店の営業時
間帯であれば電話局260の交換機を介してA支店に設
置された電話機aに着信するが、営業時間帯外であれば
転送電話自動切換装置によってすでに設定されているよ
うに外線電話機xによる発呼は電話局260内の交換
機、電話回線271を介して本部280内の回線接続制
御装置281に転送される。制御部284では回線接続
制御装置281を介して発呼元である外線電話機xから
のダイアル情報を取り込み、ランダムアクセスメモリ
(RAM)283 に記憶されているテーブルを参照し
て転送元であるA支店向けのメッセージが格納されてい
るメッセージ記憶部286におけるアドレスを検索する
(ステップ300、301)。次いで制御部284は発
呼元である外線電話機xと回線が接続されているか否か
を判断し、回線が切断されている場合にはこのまま処理
を終了する。回線が接続中であれば切り替えスイッチ2
89をオン状態にすべく駆動回路292制御信号を出力
し、切り替えスイッチ289をオン状態とする(ステッ
プ302、303)。
【0057】更に制御部284内のCPUは制御部28
4内に内蔵されているカレンダー部からの情報に基づい
て本日が平日であるか否かを判定する(ステップ30
4)。平日である場合には現在時刻が17:00〜24:00の
時間帯に該当するか否かが判定され、現在時刻が17:00
〜24:00の時間帯に相当する場合にはメッセージ記憶部
286より例えばAー1メッセージaー1が取り出さ
れ、音声出力装置287より音声情報として「本日の営
業は終了しました。…」が切り替えスイッチ289、回
線接続制御装置281を介して外線電話機x側に送出さ
れる。
【0058】またステップ305で現在時刻が17:00〜
24:00の時間帯に該当しないと判断された場合には更に
現在時刻が24:00から翌日の9:00までの時間帯に該当
するか否かが判断される(ステップ307)。現在時刻
が24:00〜9:00での時間帯に該当しない場合はこのま
ま処理の実行を終了する。また現在時刻が24:00〜9:
00の時間帯に該当する場合には制御部284はメッセー
ジ記憶部286よりaー2のメッセージを取り出し、音
声出力装置287はこのメッセージ情報に基づいて「本
日の営業は9時からです。…」なる音声情報を切り替え
スイッチ289、 回線接続制御装置281を介して発呼
元である外線電話機x側に送出する(ステップ307、
308)。またステップ304で本日が平日でない、す
なわち土曜もしくは日曜である場合には制御部284は
メッセージ記憶部286よりメッセージaー3を取り出
し音声出力装置287に出力する。音声出力装置287
はメッセージ記憶部286から受け取ったメッセージ情
報に基づいて「本日は営業しておりません。…」なる音
声情報を切り替えスイッチ289、 回線接続制御装置2
81を介して外線電話機x側に送出する。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各転送元
電話機と各電話局の交換機との間に接続され、外部の電
話機からの着信を電話局の交換機を介して転送先に対し
て予め設定されたスケジュールに従って自動的に転送す
るように回線を切り替える、各転送元に設置された複数
台の転送電話自動切換装置と、各電話局の交換機を介し
て転送される着信を受け付け、各着信に対して予め登録
されている転送元のメッセージを取り出し、これを音声
情報として応答する本部に設置された音声応答装置とを
有するように構成したので、各転送元から各電話局の交
換機を介して転送される着信を1箇所(本部)で受け付
け、各転送元に応じたメッセージを発呼元に送出するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の転送電話システムの構成を示す説明図で
ある。
【図2】転送電話自動切換装置が設置された状態を示す
システム構成図である。
【図3】転送電話自動切換装置の外観構成(前面)を示
す斜視図である。
【図4】転送電話自動切換装置の外観構成(背面)を示
す斜視図である。
【図5】転送電話自動切換装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図6】転送電話自動切換装置の表示部における表示例
を示す説明図である。
【図7】図5のCPU により実行される自動転送モー
ド設定ルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図8】図5のCPU により実行される自動転送制御
プログラムの処理内容を示すフローチャートである。
【図9】図5のCPU により実行される転送制御ルー
チンの処理内容を示すフローチャートである。
【図10】図5のCPU により実行される転送情報変
更処理ルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明に係る転送電話自動応答システムの構
成を示すブロック図である。
【図12】図11におけるランダムアクセスメモリ(R
AM)に記憶されているテーブルの内容を示す説明図で
ある。
【図13】図11におけるメッセージ記憶部に格納され
ている記憶内容を示す説明図である。
【図14】図11に示した転送電話自動応答システムの
動作説明をするためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 電話局 2 交換機 10 転送電話自動切換装置 20 ROM 30 RAM 40 入出力インターフェース 50 CPU 60 バスライン 62 設定スイッチ群 64 切換スイッチ 66 駆動回路 68 話中検出回路 70 表示回路 72 PB信号検出回路 74 デコーダ 76 割込検出回路 120 コネクタ 121 コネクタ 122 コネクタ 250 転送電話自動切換装置 251 転送電話自動切換装置 252 転送電話自動切換装置 280 本部 281 回線接続制御装置 282 ROM 283 RAM 284 制御部 285 入力部 286 メッセージ記憶部 287 音声出力装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各転送元電話機と各電話局の交換機との
    間に接続され、外部の電話機からの着信を各電話局の交
    換機を介して転送先に対して予め設定されたスケジュー
    ルに従って自動的に転送するように回線を切り替える、
    各転送元に設置された複数台の転送電話自動切換装置
    と、 各電話局の交換機を介して転送される着信を受け付け、
    各着信に対して予め登録されている転送元のメッセージ
    を取り出し、これを音声情報として応答する本部に設置
    された音声応答装置とを有することを特徴とする転送電
    話自動応答システム。
  2. 【請求項2】 前記音声応答装置は、 前記各電話局の交換機を介して転送される着信を受け、
    所定の内線電話回線に接続する回線接続制御手段と、 各転送元を示すダイアル番号のうちの特定の桁のダイア
    ル番号と各転送元から発呼元に送出すべきメッセージの
    格納先を示すアドレス情報との関係を示すテーブルが記
    憶されているテーブル記憶手段と、 前記各転送元から発呼元に送出すべき各種のメッセージ
    が格納されているメッセージ記憶手段と、 該メッセージ記憶手段から読み出された、メッセージを
    音声情報として前記回線接続制御手段を介して発呼元に
    対して出力する音声出力手段と、 前記回線接続制御手段を介して転送された着信からその
    転送元を示すダイアル番号のうちの特定の桁のダイアル
    番号を取り出し、前記テーブル記憶手段に記憶されてい
    るテーブルを参照してその特定の桁のダイアル番号に対
    応するメッセージの格納先を示すアドレス情報を読み出
    し、該アドレス情報に基づいて前記メッセージ記憶手段
    にアクセスして該当するメッセージ情報を読み出し、音
    声出力装置に送出するように制御する制御手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の転送電話自動応答
    システム。
  3. 【請求項3】 前記、メッセージ記憶手段には各転送元
    から発呼元に転送すべきメッセージが、各転送元毎に複
    数種、格納されていることを特徴とする請求項2に記載
    の転送電話自動応答システム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、各転送元から発呼元に
    転送すべきメッセージを曜日もしくは時間帯に応じて前
    記メッセージ記憶手段に各転送元毎に格納されている複
    数種のメッセージのうちいずれか一つを選択的に読み出
    し、前記音声出力装置に送出することを特徴とする請求
    項3に記載の転送電話自動応答システム。
JP31302392A 1992-10-28 1992-10-28 転送電話自動応答システム Pending JPH06141082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31302392A JPH06141082A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 転送電話自動応答システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31302392A JPH06141082A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 転送電話自動応答システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06141082A true JPH06141082A (ja) 1994-05-20

Family

ID=18036294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31302392A Pending JPH06141082A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 転送電話自動応答システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06141082A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002118664A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Hokutensha:Kk 受付け代行システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002118664A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Hokutensha:Kk 受付け代行システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06141082A (ja) 転送電話自動応答システム
JP3990342B2 (ja) ボタン電話システム
AU752475B2 (en) Key telephone system capable of displaying a plurality of outgoing telephone numbers included in incoming calls
JPH07250360A (ja) ボタン電話装置
JPH06133060A (ja) 転送電話自動切換装置
JP3251620B2 (ja) 交換システム
KR100201941B1 (ko) 자동응답기에서 타이머의 시간 자동 설정방법
JPH0819015A (ja) ボタン電話装置
JPS6014563A (ja) カ−ド電話通信方式
JPS61184035A (ja) Acd機能付構内用自動交換機
JP3549010B2 (ja) 留守番電話システム
JP2953696B2 (ja) 電子交換機
JPH02134052A (ja) 自動応答電話装置
JPS63153994A (ja) ボタン電話装置の留守番電話方式
JPH0112458Y2 (ja)
JP2888232B2 (ja) 中継台キャンプオン方式
JPH05122323A (ja) 発信者電話番号記憶機能付電話装置
JPH09326864A (ja) 電話交換機
JPH11252259A (ja) 多機能電話機システム
JPS61103391A (ja) ボタン電話装置
JPS62281654A (ja) メツセ−ジウエイテイングランプ設定方式
JPH11308340A (ja) 構内自動交換機
JPS5977755A (ja) 分散形中継台応答方式
JPH0646142A (ja) コールウェイティング方式
JPH0738660A (ja) ポケットベルの転送制御方法