JPS63153994A - ボタン電話装置の留守番電話方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 ボタン電話装置に収容されるボタン電話機使用者の不在
時の着信に応答して送信先へその応答メッセージを返す
。該応答メツセージに応答して送信先から送られて来た
着信メッセージを不在ボタン電話機対応に格納し、メツ
セージの着信を不在ボタン電話機に通知し、その該当メ
ツセージのみの当該ボタン電話機等による聴取を可能に
する。

〔産業上の利用分野〕

本発明はボタン電話装置の留守番電話方式に関し、更に
詳しく言えば不在ボタン電話機への着信に対し応答メツ
セージへの返送並びに不在ボタン電話機対応の着信メツ
セージの格納及びメツセージ着信の不在ボタン電話機へ
の通知を留守番電話の処理に用いたボタン電話装置の留
守番電話方式電話端末装置の１つの型式として、ボタン
電話装置がある。このボタン電話装置は公衆回線をボタ
ン電話装置に収容されている複数台の内線ボタン電話機
のうちの着信ボタン電話機への接続を行なうと共に、も
しその着信ボタン電話機使用者が不在である場合には、
単独電話機の場合と同様の不在電話処理も行なうように
も構成されている。。

しかし、そこで取り扱うボタン電話機数が複数であるこ
とから、留守番電話処理において解決されるべき問題が
残されている。

〔従来の技術〕

従来のボタン電話装置の構成を第６図に示す。

このボタン電話装置における昼間等通常の運用中におい
て、外線（ＮＴＴ公衆回線）１００を介して着信がある
と、その着信は外線トランクＣＴで検出される（第７図
のＳｌ）、外線トランクＣＴを運用中絶えず監視してい
る制御ユニットＣＴＬが上述検出に応答して留守番機能
が設定されているか否かの判定（第７図の３２）をして
得られる着信情報対応のラインコントローラＬＣＩを介
して対応専用ボタン電話機ＫＴに着信表示させる（第７
図の８３）。

その使用者がボタン電話機ＫＴにつき応答操作を行なう
と（第７図の８５）、その応答をラインコントローラＬ
ＣＩを介して制御ユニットＣＴＬが認識し、着信表示を
停止させる（第７図の３６）と共に上述着信情報を用い
て通話路スイッチＳＷに外線と上述ラインコントローラ
ＬＣＩとの間に通話路を設定して（第７図の３７）通話
可能にする（第７図の８８）。

以上は、使用者による応答可能な場合であったが、次に
夜間等使用者の不在の場合における外線からの着信があ
ったときの処理を説明する。

不在に際して、使用者はその専用ボタン電話機の操作に
より、外線着信時に留守番電話機１０２側に着信表示す
るようにその不在表示を制御ユニットＣＴＬに登録して
おく。

その不在時に外線から着信があると、制御ユニットＣＴ
Ｌはその着信を外線トランクＣＴを介して認識しく第７
図の８２のＹｅＳ）、ラインコントローラＬＣ２を介し
て留守番電話ｔ８１０２へ着信表示させる（第７図の８
４）、その留守番電話機では、その自動応答部が動作し
てその応答をラインコントローラＣＬ２を介して制御ユ
ニットＣＴＬへ返す（第７図の８９のＹｅｓ）。これを
認識した制御ユニットＣＴＬは着信表示を停止させる（
第７図の５１０）と共に、通話路スイッチＳＷに外線ト
ランクＣＴからラインコントローラＬＣ２へのパスを設
定して（第７図の５ｌｌ）外線１００を留守番電話機１
０２へ接続する（第７図の８１２）。そして、外線１０
０を介して送られて来るメツセージを留守番電話機装備
の録音部に録音する。

その録音メツセージの再生は従来公知の方式で為され、
録音があれば不在者は自己宛のものの聴取のための操作
をしなければならない。

その後に、不在であった者は、留守番電話処理を行なう
ように設定されているボタン装置を通常の運用状態に戻
すべく、専用ボタン電話機及び留守番電話機にその切替
のための所要の操作を施す。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述従来装置に装備されている留守番機能は上述のとこ
ろから明らかなように、専用ボタン電話機と留守番電話
機とを別個に設けなければならないものであり、コンパ
クト性に欠けるばかりでなく、その使用／解除のため上
述両電話機毎に所要の操作をせねばならず、その操作に
煩雑性がある。

又、不在中に電話があったか否かの確認のためには、留
守番ボタン電話機まで赴きその操作をしなければならな
いことに加えて、そこに録音されているメツセージが自
己宛のものであるか否かを聞き分けなければならないと
いう煩雑性がある。

この煩雑性はメツセージ数が多くなればなるほどひどく
なる。

本発明は、斯かる問題点に鑑みて創作されたもので、簡
易な操作で自己宛のメッセージのみの聴取を可能にする
ボタン電話装置の留守番電話方式を提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す、この図におい
て、１０は制御手段で、１２は通話路スイッチで、ＫＴ
はボタン電話機である。１４はボタン電話機対応の在／
不在を登録する在／不在登録手段、１６は通話路スイッ
チ１２に接続され、応答メツセージを出力し得る応答メ
ツセージ出力手段、１８は通話路スイッチ１２に接続さ
れ着信メツセージを記憶するメツセージ記憶手段である
。

そして、制御手段１０は交換機からの着信情報に応答し
て在／不在登録手段１４内の着信情報対応のボタン電話
機の不在検出処理、不在検出に応答しての応答メツセー
ジ出力手段１６からの応答メツセージの発信先への返送
処理、該応答メツセージに応答して発信先から送られて
来た着信メツセージのメツセージ記憶手段１８への記憶
処理、メツセージ着信の不在ボタン電話機への通知処理
及び不在電話機からの再生要求に応答してのメツセージ
記憶手段メツセージの不在ボタン電話機への再生処理を
行なうようにして本発明は構成されている。

〔作　用〕

交換機からの着信に応答した制御手段１ｏはその着信情
報対応のボタン電話機ＫＴの使用者が不在であるか否か
を着信情報による在／不在登録手段１４の参照で判定し
、不在である旨の判定に応答して応答メツセージ出力手
段１６がら発信先へ応答メツセージを返送する。応答メ
ツセージに応答して発信先から送られて来た着信メ・７
セージをメツセージ記憶手段１８に記憶させると共にメ
ツセージ着信を不在ボタン電話機へ通知し、不在ボタン
電話機からの再生要求に応答して着信メツセージをメツ
セージ記憶手段１８から不在ボタン電話機へ再生させる
。

〔実施例〕

第２図は本発明の＝実施例を示す。この図において、１
０がボタン電話装置の主装置を示し、ＫＴは第１図と同
様、ボタン電話装置に収容される専用ボタン電話機の各
々である。主装置１０は外線インタフェース部ＣＴ、通
話路スイッチＳＷ（第１図通話路スイッチ１２）、内線
インタフェース部ＬＣ，応答メツセージユニットＭ−Ａ
　（第１図の応答メツセージ出力手段１６相当）、メツ
セージ記憶ユニットＭ−Ｒ（第１図のメツセージ記憶手
段１８相当）及び制御ユニッ）ＣＴＬ　（これにＣＴを
含む系が第１図の制御手段１０相当）から構成される。

制御ユニットＣＴＬは外線インタフェース部ＣＴと内線
インタフェース部ＬＣ，応答メッセージユニットＭ−Ａ
又はメンセージ記憶ユニットＭ−Ｒとの間のパスを通話
路スイッチＳＷに形成させると共に、メツセージ記憶ユ
ニットＭ−Ｒと内線インタフェース部ＬＣとの間のパス
を通話路スイッチＳＷに形成させるように構成されてい
る。その内線インタフェース部ＬＣが専用ボタン電話機
ＫＴに接続されている。応答メツセージユニットＭ−Ａ
から出力される応答メツセージにはメツセージ着信先指
定のための案内メツセージが含まれている。

このボタン電話装置における昼間等での通常の運用中の
着信処理は第６図装置について説明したところと変わる
ところはないので、その詳細は省略する。

ボタン電話装置の通常の運用から全部または一部の電話
機に使用者不在の電話機が存在する運用状態になった場
合の装置動作を以下に説明する。

電話機使用者の不在に先立って、その電話機についての
不在表示を従来装置と同様、制御ユニットＣＴＬの在／
不在登録域（第１図の在／不在登録手段１４相当）に予
め登録する。

その後に、外線から不在登録電話機に対し着信があると
、その着信が外線インタフェース部ＣＴで検出されたこ
と（第３図のＳｌ、第４図の２００）を制御ユニットＣ
ＴＬは外線インタフェース部ＣＴを走査してその着信検
出を取り込む（第３図の３２．第４図の２０２）。その
着信検出により取り込まれた着信先電話機につき不在登
録情報が在／不在登録域に登録されているか否かを調べ
る。この段別では不在登録が存在するので、制御ユニー
ｚトＣＴＬは着信した外線インタフェース部ＣＴに対し
応答を誇示を出すと共に（第４図の２０４）、その外線
インタフェース部ＣＴと応答メツセージ記憶域）Ｍ−Ａ
との間のパスを通話路スイッチＳＷに設定して（第４図
の２０５）、応答メツセージユニットＭ−Ａに対し応答
指示を出す（第４図の２０６）。応答メツセージユニッ
トＭ−Ａはその応答指示に応答して応答メツセージを既
に形成されている通話路スイッチバスを介して発信先へ
送出する（第３図の８３、第４図の２０７゜２０８）。

制御ユニットＣＴＬはメツセージ送出完了（第４図の２
１０）後、通話路スイッチパスを着信した外部インタフ
ェース部ＣＴから応答メツセージ記憶域）Ｍ−Ａへのパ
スから着信した外部インタフェース部ＣＴからメッセー
ジ記憶ユニットＭ−Ｒへのパスに切り換えると共にメツ
セージ記憶ユニットＭ　−Ｒヘメッセージ記録指示を送
出して（第４図の２１２）、発信先からのメッセージの
記録処理に備える。

一方、発信先では送られて来た応答メツセージの案内に
従って着信先へ送りたいメツセージを不在ボタン電話機
宛に送出する（第４図の２１４）。

そのとき、そのメツセージ記録域指定情報（これは又、
上述不在ボタン電話機によってそのメツセージ記憶域を
参照するための情報対応でもある。）を付帯させる。

こうして、ボタン電話装置へ送られて来たメツセージは
その付帯されたメツセージ記録域指定情報によって指定
されるメツセージ記憶ユニットＭ−Ｒの記録域に記録さ
れる（第３図の３４．第４図の２１６）、その記録完了
（第４図の２１８）に応答して制御ユニットＣＴＬでは
メツセージ着信先の認識を為すと共に（第４図の２２０
）、外線解放指示（第４図の２２２）を上述着信した外
部インタフェース部ＣＴに対し送出し、これの解放（第
４図の２２４）を生ぜしめる。又、制御ユニットＣＴＬ
は通話路スイッチＳＷに設定されているパスを解放させ
ると共に（第４図の２２６）、メ・７セージ転送先への
中継部である内線インタフェース部ＬＣへのメツセージ
がある旨を該内線インタフェース部ＬＣを通知するため
、これにメツセージ表示コマンドを送出する（第４図の
２３０）、、その内線インタフェース部ＬＣは表示コマ
ンドをボタン電話機に送出して（第４図の２３２）その
表示部に着信メッセージ有りの表示を為さしめる（第３
図の３５）。

この表示を視認した使用者はそのボタン電話機の再生処
理釦を押下して（第５図の３００）主装置１０の内線イ
ンタフェース部ＬＣに対し再生コマンドを送出する（第
５図の３０２）。その内線インタフェース部ＬＣはその
再生コマンドを制御ユニットＣＴＬへ転送する（第５図
の３０４）。

再生コマンドを受は取った制御ユニットＣＴＬは再生コ
マンドを送って来た内線インタフェース部ＬＣとメッセ
ージ記憶ユニットＭ−Ｒとの間のパスを通話路スイッチ
ＳＷに設定しく第５図の３０６）、再生コマンドを送っ
て来た内線インタフェース部番号（つまり、不在ボタン
電話機識別情報）対応メツセージの再生指示処理を行な
い（第５図の３０８）、再生指示をメツセージ記憶ユニ
ットＭ−Ｒへ送出する〔第５図の３１Ｏ１第３図の８１
０（第５図の３００乃至３１０に対応）参照〕。

そして、メツセージ記憶ユニットＭ−Ｒから再生された
メッセージは再生指示したボタン電話機へ送出され、そ
の使用者によって聴取される（第５図の３１２．第３図
の８１１）。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、留守中にあった自己
宛の着信メッセージのみを簡単な操作で聴取し得る。そ
のような聴取を可能にするための操作が簡易となる。留
守番機能部は主装置に収容された構成であるので、ボタ
ン電話装置のコンパクト化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の一実施例を示す図、 第３図は処理フローを示す図、 第４図は不在電話の記憶シーケンスを示す図、第５図は
不在電話の再生シーケンスを示す図、第６図は従来ボタ
ン電話装置例を示す図、第７図は従来装置制御ユニー／
　）の処理フローを示す図である。 第１図及び第２図において、 １０は制御手段（制御ユニソ）ＣＴＬ、外線インタフェ
ース部ＣＴ）、 １２、ＳＷは通話路スイッチ、 １４は在／不在登録手段（制御ユニットＣＴＬの登録域
）、 １６は応答メツセージ出力手段（応答メツセージユニッ
トＭ−Ａ）、 １８はメツセージ記憶手段（メツセージ記憶ユニットＭ
−Ｒ）　　、 ＫＴはボタン電話機である。 木登日月のＭ大！フ゛Ｏ・ツク因 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 交換機からボタン電話機への着信情報に応答した制御手
   段（１０）により通話路スイッチ（１２）を動作させて
   着信情報対応のボタン電話機（ＫＴ）への接続を行なう
   ボタン電話装置において、ボタン電話機対応の在／不在
   を登録する在／不在登録手段（１４）と、 前記通話路スイッチ（１２）に接続され、応答メッセー
   ジを出力し得る応答メッセージ出力手段（１６）と、 前記通話路スイッチ（１２）に接続され、着信メッセー
   ジを記憶するメッセージ記憶手段（１８）とを設け、 前記制御手段（１０）の制御の下に不在ボタン電話機へ
   の着信を前記在／不在登録手段（１４）を介して検出し
   たとき、送信先へ応答メッセージ出力手段（１６）から
   応答メッセージを返送し、該応答メッセージに応答して
   送信先から送信されて来た着信メッセージをメッセージ
   格納手段（１８）に不在ボタン電話機対応に記憶し、そ
   のメッセージ着信を前記不在ボタン電話機へ通知してそ
   のメッセージの聴取を行なうようにしたことを特徴とす
   るボタン電話装置の留守番電話方式。