JPH06140902A - 機器の入力装置 - Google Patents

機器の入力装置

Info

Publication number
JPH06140902A
JPH06140902A JP4287513A JP28751392A JPH06140902A JP H06140902 A JPH06140902 A JP H06140902A JP 4287513 A JP4287513 A JP 4287513A JP 28751392 A JP28751392 A JP 28751392A JP H06140902 A JPH06140902 A JP H06140902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
touch
key
voltage
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4287513A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3293042B2 (ja
Inventor
Toshio Ogasawara
敏雄 小笠原
Tetsumasa Kubota
哲正 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP28751392A priority Critical patent/JP3293042B2/ja
Publication of JPH06140902A publication Critical patent/JPH06140902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3293042B2 publication Critical patent/JP3293042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準電圧の調整が無く、操作性および信頼性
の高い安価な入力装置を提供する。 【構成】 誘電体からなる平板状パネル5の表面に設け
たタッチ面8に対向して導電性膜からなる一対の電極1
1a,11bが設けられたタッチキー部11と、タッチ
キー部11の電極に高周波電圧を印加する高周波発生部
12と、タッチキー部11の電極電圧を整流する第1の
方向性素子15と、整流された電極電圧を保持する第1
のコンデンサ16と、第1のコンデンサ16よりも大き
な容量からなり整流された電極電圧を保持する第2のコ
ンデンサ17と、第2のコンデンサ17から第1のコン
デンサへの逆流を阻止する第2の方向性素子18と、第
1のコンデンサ16の電位と第2のコンデンサ17の電
位とを比較しその偏差に基づいてタッチ入力信号を出力
する比較部19とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種機器に用いられ
る高周波電圧を用いた入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の入力装置の要部の拡大図
である。図において、101は例えばホットプレートの
如き加熱調理器に設けられた調理方法や加熱温度等を設
定する操作部の平板状のパネルで、例えば2〜4mm程
度の厚みを有するガラスやプラスチックなどの誘電体か
ら構成されている。102はパネル101の表面に例え
ば酸化スズなどの導電体を蒸着または焼成して構成され
た導電性膜からなり、使用者が触れたことを検知するタ
ッチ電極、103,104は互いにほぼ平行してパネル
101の裏面に設けられた例えば銀ペイントから形成し
た印刷導電性膜からなる電極で、図13に示すように、
タッチ電極102と電極103でコンデンサCA、タッ
チ電極102と電極104でコンデンサCBを形成す
る。つまり、パネル101、タッチ電極102および電
極103,104によって容量性結合したフェザータッ
チのタッチキー105が形成される。
【0003】106はパネル101に対向して設けられ
IC107等の電子部品が実装された基板、108は電
極103,104と基板106を電気的に接続する接触
用バネ、109は人の指である。
【0004】次に、従来の入力装置の作用について、図
14のキー判定の回路図を用いて説明する。まず、方形
波発生部110でパルス111(源信号)を発生して容
量性結合したタッチキー105の一方の電極103に印
加すると、電極103と電極104の間にパネル101
を介して静電容量が生じ、その静電容量に応じた電位が
電極104に発生して信号を出力する。ついで、電極1
04から出力した信号は増幅器112で増幅して電圧比
較部113の反転入力端子(−)に入力され、電圧比較
部113の非反転入力端子(+)に入力された予め調整
された基準電圧設定部114からの基準電圧Vrefと
比較する。この時、反転入力端子(−)の信号レベルV
compは、図15に示すように、タッチキー105を
非タッチの場合は基準電圧Vrefより高く、タッチキ
ー105を指109でタッチした場合は基準電圧Vre
fより低くなり、電圧比較部113の出力信号115
は、非タッチの時には低レベル信号(以下、L信号と記
す)、タッチの時には高レベル信号(以下、H信号と記
す)が出力される。
【0005】そして、電圧比較部113の出力信号11
5と方形波発生器110の源信号111とをAND回路
よりなるキー受付判定部116に入力してそこでAND
論理を求め、キー受付判定部116の出力信号117が
H信号の場合は、タッチキー105が操作されたと判定
され、出力信号117がL信号の場合は、タッチキー1
05が操作されないと判定される。
【0006】また、上記のような従来の入力装置に類似
した構成の入力装置の一例として、特開昭61−200
401号公報や特開昭61−292832号公報に開示
された発明がある。
【0007】特開昭61−200401号公報に開示さ
れた変位検知用タッチセンサは、変位を検知するセンサ
に内設されたスイッチ回路の接点に直流あるいは交流電
圧を印加するかわりに高周波電圧を印加することによっ
て周期を短くし、繰り返し精度と耐久性の向上をはかる
ものである。
【0008】また、特開昭61−292832号公報に
開示された機器の入力装置は、交互に所定の間隔をもっ
て配置された複数個の駆動電極と検知電極を、誘電体か
らなる平板状パネルの裏面に設けて入力を検知するタッ
チ領域を形成したもので、使用者の指は少なくとも隣接
した駆動電極と検知電極間を平板状パネルを介して同時
に触れることとなり、平板状パネルのタッチ側に導電電
極をタッチ電極として配置せずに、タッチ領域内であれ
ばその範囲内で使用者の設定を検知することができるも
のである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように図14で
説明した従来の入力装置は、電圧比較部113において
タッチキー105から出力された信号レベルを基準電圧
設定部114から出力される基準電圧Vrefと比較
し、その比較する信号レベルが基準電圧Vrefよりも
高いか低いかによって、キー受付判定部116でタッチ
あるいは非タッチを判定していた。しかしながら、基準
電圧Vrefは変動しやすく、この基準電圧Vrefを
一定レベルに調整することは難しいため、基準電圧Vr
efが不安定であり、キー判定の信頼性は低くかった。
また、増幅器112は電磁界の影響で増幅度が変化する
ので、例えば電磁誘導加熱調理器などの機器では機器自
信が発生する電磁界で増幅器112の特性が変化してし
まい、実用性に欠けていた。
【0010】さらに、タッチ電極102を設けるには導
電体を蒸着または焼成するため、その処理が複雑となっ
てコストアップにつながってしまうとともに、タッチ電
極102がパネル101上に設けられているので、パネ
ル101を掃除などで擦った場合にタッチ電極102に
キズ等が生じてタッチ電極102が切断するおそれもあ
った。
【0011】また、特開昭61−200401号公報や
特開昭61−292832号公報に開示された発明は、
入力装置としては使用性や耐久性の面で優れた効果を上
げているが、上記のような課題を解決するまでにはいた
らなかった。
【0012】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、基準電圧の調整が無く、操作性
および信頼性の高い安価な入力装置を提供することを目
的をしたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る機器の入
力装置は、誘電体からなる平板状のパネルの表面に設け
たタッチ面に対向して導電性膜からなる一対の電極が設
けられたタッチキー部と、このタッチキー部の少なくと
も一方の電極に高周波電圧を印加する高周波発生部と、
タッチキー部の電極電圧を整流する第1の方向性素子
と、整流された電極電圧を保持する第1のコンデンサ
と、整流された電極電圧を第1のコンデンサよりも大き
な時定数で保持する第2のコンデンサと、この第2のコ
ンデンサから第1のコンデンサへの逆流を阻止する第2
の方向性素子と、第1のコンデンサの電位と第2のコン
デンサの電位とを比較しその偏差に基づいてタッチ入力
信号を出力する比較部とを備えたものである。
【0014】また、誘電体からなる平板状のパネルの表
面に設けたタッチ面に対向して導電性膜からなる一対の
電極が設けられたタッチキー部がマトリックス状に配置
されたキー入力部と、高周波電圧を発生する高周波発生
部と、マイクロコンピュータの出力ポートから出力され
る相互に時間差を有するゲート信号を入力し、このゲー
ト信号が入力したとき、高周波発生部からの高周波電圧
をタッチキー部の行方向にそれぞれ配置された電極に印
加するゲート回路と、キースキャン回路とを備えたもの
である。
【0015】このキースキャン回路は、タッチキー部の
列方向に配置された電極の電極電圧を整流する第1の方
向性素子、整流された電極電圧を保持する第1のコンデ
ンサ、第1のコンデンサよりも大きな容量からなり整流
された電極電圧を保持する第2のコンデンサ、第2のコ
ンデンサから第1のコンデンサへの逆流を阻止する第2
の方向性素子および第1のコンデンサの電位と第2のコ
ンデンサの電位とを比較しその偏差に基づいてタッチ入
力信号を出力する比較部を備え、タッチキー部のタッチ
入力信号をマイクロコンピュータの入力ポートに出力す
るものである。
【0016】
【作用】機器に電源を入れると、高周波発生部からタッ
チキー部の少なくとも一方の電極に高周波電圧が印加さ
れ、タッチキー部の一対の電極に電界が発生し、第1の
方向性素子で整流されたタッチキー部の電極電圧が第1
および第2のコンデンサにそれぞれ保持される。この
時、第2のコンデンサは第1のコンデンサよりも大きな
容量で、定常つまり非タッチ時のタッチキー部の電極電
圧を保持する。ついで、タッチキー部を操作すると、人
の指のタッチによって高周波インピータンスが低下し、
その結果、電極電圧は低下する。この時、第1のコンデ
ンサは容量が小さいのでその電位は電極電圧に追随する
が、第2のコンデンサは容量が大きいのでその電位は電
極電圧に追随せず、ほぼ非タッチ時の電位が保持され
る。そして、比較部はこのような状態にある第1のコン
デンサの電位と第2のコンデンサの電位とを比較し、そ
の偏差に基づいてタッチ入力信号を出力して機器等を駆
動する。
【0017】なお、第1のコンデンサの電位と第2のコ
ンデンサの電位を比較部で比較する時、第1のコンデン
サの電位と第2のコンデンサの電位との間には偏差が生
じているが、第2のコンデンサから第1のコンデンサへ
の放電電流は第2の方向性素子によって阻止されてお
り、第2のコンデンサの電位は第1のコンデンサの電位
により影響を受けないように配慮されている。
【0018】また、マイクロコンピュータの出力ポート
から時間差を持って出力されるゲート信号によりゲート
回路を介して高周波発生部からの高周波電圧がマトリッ
クス状に配置されたタッチキー部の行方向の電極にそれ
ぞれ印加される。ついで、キー入力部のタッチキー部を
操作すると、操作されたタッチキー部の電極の電位は変
化する。そして、その電位はキースキャン回路の第1の
コンデンサ、第2のコンデンサおよび比較部により、上
述の場合と同様にして検出され、比較部はタッチ入力信
号を出力する。出力されたタッチ入力信号はマイクロコ
ンピュータの入力ポートに入力され、マイクロコンピュ
ータは入力された信号によって機器を制御する。
【0019】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の第1の実施例の
要部の回路図、図2はこの発明の第1の実施例の構成
図、図3は図2の操作部を主体にしたヒータの温度調整
回路図である。図において、1はホットプレートの如き
加熱調理器の本体、2は例えばアルミニウムなどの熱伝
導のよい材料で構成された調理プレートで、本体1の載
置部1aに収容されている。3は載置部1aの内部に配
設されたヒータ、4は本体1に設けられ調理モードや調
理温度等を選択かつ設定する入力装置10を備えた操作
部である。
【0020】操作部4は、図4に示すように、例えばマ
スキング印刷が施されたアクリル樹脂などの誘電体から
なる操作パネル5と、操作パネル5に対向して配設され
た基板6等とからなり、操作パネル5には小丸形の透明
の表示窓7やタッチキー用のキーの位置を示すタッチ面
8などが形成され、表面側には表示窓7の近傍に調理設
定温度となる例えば170℃、200℃…などの温度値
やタッチ面8にそのキーの機能を表す文字が印刷されて
いる。また、基板6には表示窓7に対向した位置に実装
された発光ダイオード(以下、LEDと記す)9やタッ
チ面8に対向し基板6のエッチングにより構成された入
力装置10のタッチキー11用の電極11a,11bな
どが形成されている。なお、Yは人の指である。
【0021】入力装置10は、図1に示すように、図1
2のタッチキー105のタッチ電極102を省略し、操
作パネル5(タッチ面8を含む)と電極11a,11b
により誘電性結合したフェザータッチのタッチキー1
1、タッチキー11の電極11aに接続されたセラミッ
ク発振子とC−MOSインバータ素子を用いた回路を有
する高周波発生部12、タッチキー11の電極11bお
よび高周波発生部12に接続されたバンドパスフィルタ
13、高周波増幅器14、高周波特性の優れた高速ダイ
オード15、コンデンサ(C1)16、電位保持用コン
デンサ(C2)17、C217からC116への逆流を
阻止するダイオード18、電圧比較部19および抵抗器
20などからなり、キースキャン回路が構成されてい
る。
【0022】高周波発生部12は100KHz〜6MH
zの5〜15Vの信号を出力しており、この高周波発生
部12の高周波を用いることで電界の空中放射が盛んに
なるため、図5に示すように、操作パネル5と基板6と
の間隔Lが例えば3mm程度離れていても指Yが電極1
1a,11bに直接接触せずに高周波インピータンスを
十分に低下させることができる。しかしながら、高周波
発生部12から発振される5Vの源信号(図6のAの波
形)がタッチキー11を通過すると、タッチキー11の
誘電性結合が数ピコファラッド(pF)と小さいので、
信号の減衰は大きく10mV程度の信号(図6のBの波
形)になってしまう。また、高周波結合を利用するため
に配線等から様々なノイズ性の信号が混在し、特に高周
波応用の電磁誘導加熱調理器や電子レンジなどインバー
タ機器は基本周波に数十KHzを持つため、スプリアス
放射電磁界が結合してノイズ性信号の影響を受けてしま
う。そこで、このようなノイズ性信号等の影響を避ける
ために、バンドパスフィルタ13を用いて種々のノイズ
を除去し、源信号(図6のCの波形)のみとしている。
なお、実施例ではC116を0.01μF、C217を
2.2μFとした。
【0023】21は10進カウンタ、22はフォトカプ
ラ、23は図3の上から順に抵抗値が小さくなっている
抵抗群で、フォトカプラ22の発光素子が基板6のLE
D9に対応し、フォトカプラ22の受光素子が抵抗群2
3に対応している。24はコンデンサ、25はトリガ素
子(トリガダイオード)、26は一方の端子がヒータ3
に接続した双方向性スイッチング素子(トライアッ
ク)、27は100Vの電源で、ヒータ3および双方向
性スイッチング素子26に接続されている。
【0024】そして、10進カウンタ21のクロック端
子にパルスが導入されると、10進カウンタ21は1パ
ルス毎にフォトカプラ22および抵抗群23に送る出力
ポート21aを切り換え、LED9および抵抗群23に
送る信号をフォトカプラ22を介して10段階に順次切
り換えている。つまり、この10段階の切り換えによっ
て10個のLED9は順番に点灯し、そのLED9の表
示窓7の点灯を見ながら調理温度を選択かつ設定する。
【0025】一方、抵抗群23の抵抗値は双方向性スイ
ッチング素子26の位相制御に寄与しており、抵抗値が
小さいとコンデンサ24の充電が速く、抵抗値が大きい
とコンデンサ24の充電が遅くなって、コンデンサ24
の電位が規定値に達してトリガ素子25によるトリガパ
ルスを発生するタイミングが抵抗値の違いによって異な
る。つまり、抵抗値が大きい時、トリガパルスの発生が
遅くなってヒータ3への通電量が少なくなり、抵抗値が
小さい時、トリガパルスの発生が速くなってヒータ3へ
の通電量が多くなる。この結果、10進カウンタ21の
出力ポート21aの切り換えによってヒータ3への電力
量も10段階に順次切り換えられる。
【0026】次に、この実施例の作用について、図7の
波形図を用いて説明する。まず、調理プレート2をヒー
タ3の上に載せ、本体1に接続された電源プラグ(図示
せず)をコンセントに接続して電源を入れる。ついで、
本体1に設けられた操作部4の表示窓7を見ながらタッ
チキー11のタッチ面8を操作して調理モードや調理温
度等を選択かつ設定する。
【0027】この時、タッチ面8つまりタッチキー11
を長く押し続けた場合、まず、C116の電位がキータ
ッチの瞬間1V程度低下し、図7(a)に示すように、
C116の電圧波形Dは立ち下がる。一方、C116よ
りも大きな容量からなるC217の電位は数秒間の時定
数によってキータッチ以前のC116の電位より0.6
V程度低い電位を保持し、C217の電圧波形Eは変化
しない。そして、電圧比較部19でC116の電位とC
217の電位を比較し、その結果、C217の電位がC
116の電位を上回ることから、電圧比較部19からH
信号が出力されて出力波形Fには立ち上がりが発生す
る。なお、C217からC116への放電電流はダイオ
ード18によって阻止されている。ついで、C217の
電位が抵抗器20によって除々に放電されてC217の
電位がC116の電位を下回る、つまりC217の電圧
波形EがC116の電圧波形Dより低くなると、電圧比
較部19からL信号が出力されて出力波形Fには立ち下
がりが発生し、数秒間タッチした状態を示す長いパルス
のタッチ入力信号が得られる。
【0028】また、タッチキー11を短い間隔で繰り返
し押した場合、C116の電位はキータッチの瞬間1V
程度低下するが、手を離したと同時に元の電位に復活
し、図7(b)に示すように、C116の電圧波形Dは
立ち下がり立ち上がりを繰り返す。一方、C217の電
位はキータッチ以前のC116の電位より0.6V程度
低い電位を保持し、C217の電圧波形Eは変化しな
い。そして、電圧比較部19で変化するC116の電位
と変化しないC217の電位を比較し、その結果、C1
16の電位がC217の電位を下回るあるいは上回るこ
とから、電圧比較部19からH信号とL信号が交互に出
力されて出力波形Fには立ち上がり立ち下がりが繰り返
し発生し、タッチ時間の短い連続した短いパルスのタッ
チ入力信号が得られる。
【0029】このように、キータッチの長短にかかわら
ず入力装置10でタッチ入力信号が得られると、入力装
置10は10進カウンタ21にタッチ入力信号を送る。
ついで、フォトカプラ22は10進カウンタ21の出力
ポート21aから出力される信号、つまり設定温度のタ
ッチ入力信号によって設定温度に対応したLED9の表
示窓7を点灯させ、ヒータ3は設定温度に対応した電力
量が通電される。そして、ヒータ3は発熱し、その熱伝
導と輻射熱によって調理プレート2を底部から加熱す
る。調理プレート2がほぼ設定温度になると、調理プレ
ート2内に調理材料を入れ、操作部4で調理温度を調整
しながら加熱調理を行う。
【0030】実施例2.図8はこの発明の第2の実施例
の要部の回路図、図9はこの発明の第2の実施例の構成
図、図10は図9の電磁誘導加熱調理器の駆動回路図で
ある。図において、31は電磁誘導加熱調理器の本体
で、上面には電磁波を透過する例えばセラミックガラス
で構成された載置台32が配設されている。33は本体
31の内部に配設された誘導加熱コイル、34は本体1
に設けられた操作部で、操作部34における操作パネル
34aには、図11に示すように、本体1の運転を「開
始/停止」する運転キー、「取消」用の取消キー、
「鍋」「プレート」「煮込」「保温」の調理モードキー
および「火力」「温度」を調節する調節キーからなる機
能操作キー35と、操作された機能操作キー35や火力
の強さおよび温度の高さを表示する表示部36とが設け
られている。
【0031】37は本体1における商用周波数を導入す
る商用電源部で、電源プラグ38を含むコモンモードチ
ョークコイル39と高周波バイパスコンデンサ40とか
らなるフィルタ回路を内蔵しており、高周波のノイズを
吸収する。41は変圧部、42は直流電源部、43はマ
イクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)44等を
内蔵した制御部である。変圧部41は減電圧トランス4
5を備え、出力側に整流器46と平滑コンデンサ47と
2個の定電圧IC48,49とが従属接続されており、
定電圧IC48には誘導加熱コイル33等を冷却する冷
却モータ50が接続され、定電圧IC49の出力電圧は
マイコン44の駆動電源として制御部43に供給されて
いる。
【0032】制御部43は、マイコン44と、機能操作
キー35に対応する実施例1と同様の誘電性結合した複
数個のタッチキー11がマトリックス状に配置されたキ
ー入力部51と、機能操作キー35の操作によって点灯
し表示部36に表示される複数個のLED9がマトリッ
クス状に配置されたLED点灯部52と、D/A変換部
53と、高周波駆動部54と、温度検出部55等から構
成されている。また、キー入力部51の各タッチキー1
1の列方向に配置された電極11bには実施例1で説明
したC116、C217および電圧比較部19などから
なる入力装置10と同様のキースキャン回路56が接続
されており、マイコン44の出力ポート44aから時間
差を持って出力されたパルス57(ゲート信号)により
AND回路58からなるゲート回路を介して高周波発生
部12からの高周波電圧が高周波変調(変調パルス5
9)されてキー入力部51のタッチキー11の行方向に
配置された電極11aにそれぞれ入力され、さらに、タ
ッチキー11の列方向に配置された電極11bからキー
スキャン回路56を介して出力されたキースキャンパル
ス60、つまりタッチ入力信号がマイコン44の入力ポ
ート44bに入力される。つまり、タッチキー11群と
キー入力部51に入力されるパルス群とによってキーマ
トリックスを構成する。
【0033】61は誘導加熱コイル33および制御部4
3の高周波駆動部54に接続されたスイッチング素子、
62はダイオードブリッジ、63は平滑コンデンサ、6
4は共振コンデンサ、65はスイッチング素子61のス
イッチング時の負の電圧を回生するフライホイールダイ
オードである。ダイオードブリッジ62は商用電源部3
7からの入力電圧を全波整流し、整流出力を平滑コンデ
ンサ63で直流化する。そして、この直流をスイッチン
グ素子61でスイッチングし、誘導加熱コイル33を2
0〜30KHzの高周波で駆動させる、なお、誘導加熱
コイル33は共振コンデンサ64とともに電圧共振する
ように常数設定されている。また、制御部43は高周波
駆動のための同期信号を処理してスイッチング素子61
のゲートの導通幅を制御している。
【0034】次に、この実施例の作用について説明す
る。例えば鍋調理を行う場合、調理材料等を入れた磁性
材料からなる鍋を本体31の載置台32に載せ、電源プ
ラグ38をコンセント(図示せず)に接続する。つい
で、操作部34に設けた機能操作キー35の「鍋」キー
をタッチ入力し、「火力」キーを押して所望の火力を設
定する。この時、マイコン44の出力ポート44aから
時間差を持って出力されたパルス57群はキー入力部5
1のタッチキー11の各入力操作と合成し、さらに、キ
ースキャン回路56を介してパルス57群と同位相のキ
ースキャンパルス60(タッチ入力信号)としてマイコ
ン44の入力ポート44bに入力される。そして、マイ
コン44は入力されたキースキャンパルス60に基づい
てLED点灯部52のLED9を点灯させる。つまり、
「火力」キーを押すとタッチ数に応じてLED点灯部5
2の火力用のLED群の点灯数が火力の強さに比例して
順次増加し、表示部36に表示される。そして、この表
示をみながら所望の火力を設定する。同様にして「温
度」キーを押して所望の温度を設定する。なお、設定を
誤ったときは「取消」キーを押して取り消し、再設定す
る。
【0035】火力および温度設定後、「開始/停止」の
運転キーを押して加熱を開始する。運転キーが押される
と、マイコン44からD/A変換部53へ設定火力に相
当する信号が送られ、その信号に対応した導通幅の電圧
が高周波駆動部54に印加される。そして、高周波駆動
部54によってスイッチング素子61のゲートの導通幅
を制御し、この導通幅に対応した高周波を誘電加熱コイ
ル33に通電する。誘電加熱コイル33の励磁で磁束が
発生し、電磁誘導作用によって鍋内に交番的な渦電流が
流れてジュール熱が発生して鍋は急激に発熱する。この
鍋の発熱によって鍋内の調理材料は加熱され、調理され
る。
【0036】なお、上述の実施例1,2では操作部4,
34の操作パネル5,34aに調理温度の温度値や
「鍋」「プレート」などの調理モードの機能操作キー3
5等を設けた場合を示したが、温度値や調理モードは上
記実施例に限定させるものではなく、適宜変更すること
ができる。
【0037】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、タッチキー部
の操作によって変化するタッチキー部の電極電圧を保持
する第1のコンデンサと、第1のコンデンサよりも大き
な容量からなり定常のタッチキー部の電極電圧を保持す
る第2のコンデンサ等を備えてなり、第1のコンデンサ
の電位と第2のコンデンサの電位とを比較部で比較し、
その偏差に基づいてタッチ入力信号を出力するようにし
たので、基準電圧の調整が無くなって操作性が良くなる
とともに、機器自身によって発生する電磁界に影響され
ずタッチ入力信号の判定等の安定した信頼性の高い入力
装置を得ることができる。また、構造が簡単で安価に製
造することができる。
【0038】また、タッチキー部をマトリックス状に配
置してキー入力部を構成し、マイクロコンピュータの出
力ポートから時間差を持って出力されるゲート信号によ
りゲート回路を介して高周波発生部の高周波電圧をタッ
チキー部の行方向に配置された電極に印加し、タッチキ
ー部の列方向の出力信号をキースキャン回路に入力し、
キースキャン回路の比較部でタッチ入力信号を出力して
マイクロコンピュータの入力ポートに入力するようにし
たので、多数のキー操作の処理が容易で操作性が良くな
るとともに、タッチ入力信号の判定が安定して信頼性の
高い入力装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の要部の回路図であ
る。
【図2】この発明の第1の実施例の構成図である。
【図3】図2の操作部を主体にしたヒータの温度調整回
路図である。
【図4】図2の操作部の構成図である。
【図5】図2の操作部の側面図である。
【図6】高周波発生部から発振された高周波電圧の波形
図である。
【図7】入力装置から出力された出力信号の波形図であ
る。
【図8】この発明の第2の実施例の要部の回路図であ
る。
【図9】この発明の第2の実施例の構成図である。
【図10】図9の電磁誘導加熱調理器の駆動回路図であ
る。
【図11】図9の操作部の平面図である。
【図12】従来の入力装置の要部の拡大図である。
【図13】図12のタッチキーの構成図である。
【図14】従来の入力装置のキー判定の回路図である。
【図15】タッチ時、非タッチ時のパルスの状態図であ
る。
【符号の説明】
4,34 操作部 5,34a 操作パネル 6 基板 8 タッチ面 10 入力装置 11 タッチキー 11a,11b 電極 12 高周波発生部 13 バンドパスフィルタ 14 高周波増幅器 15 高速ダイオード 16 コンデンサ(C1) 17 電位保持用コンデンサ(C2) 18 ダイオード 19 電圧比較部 20 抵抗器 43 制御部 44 マイクロコンピュータ(マイコン) 44a 出力ポート 44b 入力ポート 51 キー入力部 56 キースキャン回路 58 AND回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体からなる平板状のパネルの表面に
    設けたタッチ面に対向して導電性膜からなる一対の電極
    が設けられたタッチキー部と、 該タッチキー部の少なくとも一方の電極に高周波電圧を
    印加する高周波発生部と、 前記タッチキー部の電極電圧を整流する第1の方向性素
    子と、 整流された電極電圧を保持する第1のコンデンサと、 該第1のコンデンサよりも大きな容量からなり整流され
    た電極電圧を保持する第2のコンデンサと、 該第2のコンデンサから前記第1のコンデンサへの逆流
    を阻止する第2の方向性素子と、 前記第1のコンデンサの電位と第2のコンデンサの電位
    とを比較しその偏差に基づいてタッチ入力信号を出力す
    る比較部とを備えたことを特徴とする機器の入力装置。
  2. 【請求項2】 誘電体からなる平板状のパネルの表面に
    設けたタッチ面に対向して導電性膜からなる一対の電極
    が設けられたタッチキー部がマトリックス状に配置され
    たキー入力部と、 高周波電圧を発生する高周波発生部と、 マイクロコンピュータの出力ポートから出力される相互
    に時間差を有するゲート信号を入力し、該ゲート信号が
    入力したとき、前記高周波発生部からの高周波電圧を前
    記タッチキー部の行方向にそれぞれ配置された電極に印
    加するゲート回路と、 前記タッチキー部の列方向に配置された電極の電極電圧
    を整流する第1の方向性素子、整流された電極電圧を保
    持する第1のコンデンサ、該第1のコンデンサよりも大
    きな容量からなり整流された電極電圧を保持する第2の
    コンデンサ、該第2のコンデンサから前記第1のコンデ
    ンサへの逆流を阻止する第2の方向性素子および前記第
    1のコンデンサの電位と第2のコンデンサの電位とを比
    較しその偏差に基づいてタッチ入力信号を出力する比較
    部を備え、前記タッチキー部のタッチ入力信号をマイク
    ロコンピュータの入力ポートに出力するキースキャン回
    路とを備えたことを特徴とする機器の入力装置。
JP28751392A 1992-10-26 1992-10-26 機器の入力装置 Expired - Lifetime JP3293042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28751392A JP3293042B2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 機器の入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28751392A JP3293042B2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 機器の入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06140902A true JPH06140902A (ja) 1994-05-20
JP3293042B2 JP3293042B2 (ja) 2002-06-17

Family

ID=17718318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28751392A Expired - Lifetime JP3293042B2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 機器の入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3293042B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020034582A (ko) * 2000-11-02 2002-05-09 전주범 정전용량의 변화를 이용한 전자렌지의 키 장치
JP2003515156A (ja) * 1999-11-26 2003-04-22 プラッツ、カール−オットー 透明なキャリア上の容量性センサ
JP2006121563A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd タッチキー
JP2007013372A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd タッチキーとこれを用いた家電機器
JP2007018839A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Fujikura Ltd 静電容量式近接センサ
EP1775836A1 (en) * 2004-10-19 2007-04-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Touch key and induction heating cooking device employing the same
JP2007334690A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Tokai Rika Co Ltd 静電容量センサ回路
JP2012027935A (ja) * 1999-01-19 2012-02-09 Touchsensor Technologies Llc 積分制御回路を備えたタッチ・スイッチ
KR101501158B1 (ko) * 2008-10-29 2015-03-10 삼성전자주식회사 인체 통신 시스템의 입력 장치 및 방법
JP2018045995A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 金属部品と複合材料との間の電気伝導を促進するための方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012027935A (ja) * 1999-01-19 2012-02-09 Touchsensor Technologies Llc 積分制御回路を備えたタッチ・スイッチ
JP2003515156A (ja) * 1999-11-26 2003-04-22 プラッツ、カール−オットー 透明なキャリア上の容量性センサ
JP4828757B2 (ja) * 1999-11-26 2011-11-30 プラッツ、カール−オットー 透明なキャリア上の容量性センサ
KR20020034582A (ko) * 2000-11-02 2002-05-09 전주범 정전용량의 변화를 이용한 전자렌지의 키 장치
EP2096758A1 (en) 2004-10-19 2009-09-02 Panasonic Corporation Touch key and induction heating cooking device employing the same
EP1775836A1 (en) * 2004-10-19 2007-04-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Touch key and induction heating cooking device employing the same
EP1775836A4 (en) * 2004-10-19 2009-03-18 Panasonic Corp TOUCH BUTTON AND INDUCTION COOKING DEVICE USING THE SAME
US7626148B2 (en) 2004-10-19 2009-12-01 Panasonic Corporation Touch key and induction heating cooking device employing the same
JP4561311B2 (ja) * 2004-10-25 2010-10-13 パナソニック株式会社 タッチキー
JP2006121563A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd タッチキー
JP2007013372A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd タッチキーとこれを用いた家電機器
JP2007018839A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Fujikura Ltd 静電容量式近接センサ
JP2007334690A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Tokai Rika Co Ltd 静電容量センサ回路
JP4602941B2 (ja) * 2006-06-15 2010-12-22 株式会社東海理化電機製作所 静電容量センサ回路
KR101501158B1 (ko) * 2008-10-29 2015-03-10 삼성전자주식회사 인체 통신 시스템의 입력 장치 및 방법
JP2018045995A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 金属部品と複合材料との間の電気伝導を促進するための方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3293042B2 (ja) 2002-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1206164B1 (en) Device for determining the location of cooking utensils on a cooking hob comprising discrete distributed heating elements
US4169222A (en) Induction cook-top system and control
US4149217A (en) Touch control panel for induction heating cook-top
JP4792931B2 (ja) 加熱調理器
EP2096758B1 (en) Touch key and induction heating cooking device employing the same
JPH06147497A (ja) 調理器の加熱源用制御装置
WO1999041950A2 (en) A control system for use with induction heating cooktops
JP3293042B2 (ja) 機器の入力装置
US11924949B2 (en) Removable knob switch device and induction heating cooker using knob switch
CN1535557A (zh) 能检测锅的存在的用于炉灶面的加热装置和控制系统及其操作方法
JP3014181B2 (ja) 誘導加熱調理器の温度検出装置
JPH03192684A (ja) 誘導加熱調理器用鍋と誘導加熱調理器
JPH0982466A (ja) 誘導加熱装置
Peters A portable cool-surface induction cooking appliance
JP4263220B2 (ja) 加熱調理器
JPS6129182Y2 (ja)
JP4001090B2 (ja) 誘導加熱調理器
JPS58155424A (ja) 温度制御装置
CN219036728U (zh) 一种烹饪装置
CN218037750U (zh) 利用继电器模拟可控硅输出的电热锅控制电路
JP4460899B2 (ja) 加熱調理器
EP0852429B1 (fr) Clavier étanche et appareil comportant un tel clavier
KR20100083201A (ko) 인덱션 렌지
KR100248781B1 (ko) 전자 렌지의 운전 제어 장치
KR20220115365A (ko) 유도 가열 장치 및 유도 가열 장치의 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080405

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 11