JPH06140879A - Am受信機及びその調整方法 - Google Patents
Am受信機及びその調整方法Info
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- JPH06140879A JPH06140879A JP30954992A JP30954992A JPH06140879A JP H06140879 A JPH06140879 A JP H06140879A JP 30954992 A JP30954992 A JP 30954992A JP 30954992 A JP30954992 A JP 30954992A JP H06140879 A JPH06140879 A JP H06140879A
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- antenna
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 調整箇所が2箇所でよく、バーアンテナコイ
ルの調整を不要とするスーパーヘテロダイン方式のAM
ラジオ受信機を提供する。 【構成】 アンテナ同調回路10は、第1の可変容量ダ
イオード14と、トリマーコンデンサ13と、インダク
タンスが固定のバーアンテナ11とを有する。局部発振
回路20は、第2の可変容量ダイオード23と、インダ
クタンス値を調整可能な局発コイル24とを有し、PL
Lを用いた構成である。第1及び第2の可変容量ダイオ
ード14及び23は、同特性のものとされる。これら第
1及び第2の可変容量ダイオード14及び23に、PL
Lのローパスフィルタの出力電圧が印加されると共に、
局発コイル24のインダクタンスを変えたときには、第
1及び第2の可変容量ダイオード14及び23の両端電
圧が連動して変えられる。
ルの調整を不要とするスーパーヘテロダイン方式のAM
ラジオ受信機を提供する。 【構成】 アンテナ同調回路10は、第1の可変容量ダ
イオード14と、トリマーコンデンサ13と、インダク
タンスが固定のバーアンテナ11とを有する。局部発振
回路20は、第2の可変容量ダイオード23と、インダ
クタンス値を調整可能な局発コイル24とを有し、PL
Lを用いた構成である。第1及び第2の可変容量ダイオ
ード14及び23は、同特性のものとされる。これら第
1及び第2の可変容量ダイオード14及び23に、PL
Lのローパスフィルタの出力電圧が印加されると共に、
局発コイル24のインダクタンスを変えたときには、第
1及び第2の可変容量ダイオード14及び23の両端電
圧が連動して変えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、AMラジオ受信機及
びその調整方法に関する。
びその調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】AMラジオ受信機においては、受信でき
る周波数範囲の調整(周波数カバー調整)と、チューニ
ング時のトラッキングエラーをできるだけ小さく押さえ
るためのトラッキング調整を行う必要がある。
る周波数範囲の調整(周波数カバー調整)と、チューニ
ング時のトラッキングエラーをできるだけ小さく押さえ
るためのトラッキング調整を行う必要がある。
【0003】従来、例えばバリコンを用いるAM受信機
の場合、周波数カバー調整は、図4に示すように、受信
範囲の最高周波数fmax の位置にダイヤル摘みを合わ
せ、この周波数fmax の電波が受信できるように、すな
わち、局部発振周波数がその周波数fmax の対応する値
(中間周波数だけ周波数fmax より高い周波数値)にな
るように局部発振回路の局発コイルを調整し、また、同
様に、受信範囲の最低周波数fmin の位置にダイヤル摘
みを合わせ、局部発振周波数がその周波数fminの対応
する値になるように、局部発振回路のトリマーコンデン
サを調整する。
の場合、周波数カバー調整は、図4に示すように、受信
範囲の最高周波数fmax の位置にダイヤル摘みを合わ
せ、この周波数fmax の電波が受信できるように、すな
わち、局部発振周波数がその周波数fmax の対応する値
(中間周波数だけ周波数fmax より高い周波数値)にな
るように局部発振回路の局発コイルを調整し、また、同
様に、受信範囲の最低周波数fmin の位置にダイヤル摘
みを合わせ、局部発振周波数がその周波数fminの対応
する値になるように、局部発振回路のトリマーコンデン
サを調整する。
【0004】また、トラッキング調整は、先ず、最高周
波数fmax 側で、トラッキングエラーが小さくなるよう
に(例えば周波数fmax 側の所定の周波数f2 で中間周
波数が正しく450kHzになるように)、アンテナ同
調回路のバーアンテナを調整し、さらに、同様に、最低
周波数fmin 側で、トラッキングエラーが小さくなるよ
うに、アンテナ同調回路のトリマーコンデンサを調整す
る。
波数fmax 側で、トラッキングエラーが小さくなるよう
に(例えば周波数fmax 側の所定の周波数f2 で中間周
波数が正しく450kHzになるように)、アンテナ同
調回路のバーアンテナを調整し、さらに、同様に、最低
周波数fmin 側で、トラッキングエラーが小さくなるよ
うに、アンテナ同調回路のトリマーコンデンサを調整す
る。
【0005】トラッキング調整を行うと周波数カバー調
整が狂うので、再び周波数カバー調整を行う。この状態
では、トラッキング調整が変わっているおそれがあるの
で、再びトラッキング調整をやり直す。以上の動作を繰
り返して周波数カバー調整及びトラッキング調整を所望
の調整値に追い込む。以上のように、バリコン使用のA
Mラジオ受信機では、合計4箇所の調整箇所を調整する
必要がある。
整が狂うので、再び周波数カバー調整を行う。この状態
では、トラッキング調整が変わっているおそれがあるの
で、再びトラッキング調整をやり直す。以上の動作を繰
り返して周波数カバー調整及びトラッキング調整を所望
の調整値に追い込む。以上のように、バリコン使用のA
Mラジオ受信機では、合計4箇所の調整箇所を調整する
必要がある。
【0006】バリコンを使用せずに局部発振回路にPL
Lを使用するシンセサイザ方式のAMラジオ受信機の場
合には、局部発振回路の周波数は分周比が定まれば定ま
るので、周波数カバー調整は原則として必要ない。
Lを使用するシンセサイザ方式のAMラジオ受信機の場
合には、局部発振回路の周波数は分周比が定まれば定ま
るので、周波数カバー調整は原則として必要ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】バリコンを使用するA
Mラジオ受信機の場合には、4箇所の調整箇所があり、
調整が厄介である。PLLシンセサイザ方式のAMラジ
オ受信機の場合には、調整箇所が2箇所で済むが、バリ
コンを使用するAMラジオ受信機、PLLシンセサイザ
方式のAMラジオ受信機のいずれの場合も、従来は、ト
ラッキング調整の際には、バーアンテナのコイルを調整
して、インダクタンスを調整するようにしなければなら
ない。
Mラジオ受信機の場合には、4箇所の調整箇所があり、
調整が厄介である。PLLシンセサイザ方式のAMラジ
オ受信機の場合には、調整箇所が2箇所で済むが、バリ
コンを使用するAMラジオ受信機、PLLシンセサイザ
方式のAMラジオ受信機のいずれの場合も、従来は、ト
ラッキング調整の際には、バーアンテナのコイルを調整
して、インダクタンスを調整するようにしなければなら
ない。
【0008】このため、バーアンテナのコイルは、イン
ダクタンスを可変できるように構成しなければならな
い。図5は、この種のAMラジオ受信機に使用されてい
るバーアンテナの構成を示すものである。すなわち、1
はコアである。このコア1に線材(コイル)2が巻回さ
れて、バーアンテナが構成されるが、インダクタンスを
可変にするために、コア1のほぼ中央にメインのコイル
2Mが直接巻回されると共に、透磁率が低いコア1の端
部にサブのコイル2sが巻回される。サブのコイル2s
のコア1の位置を、図5において矢印で示すようにコア
1の軸方向に移動することで、バーアンテナのインダク
タンスを可変にする。このため、コア1の上に巻かれた
例えば紙3の上に、サブのコイル2sは巻回され、矢印
方向に移動可能とされる。サブのコイル2sの位置は、
トラッキング調整が完了した後、フーローなどにより固
定される。
ダクタンスを可変できるように構成しなければならな
い。図5は、この種のAMラジオ受信機に使用されてい
るバーアンテナの構成を示すものである。すなわち、1
はコアである。このコア1に線材(コイル)2が巻回さ
れて、バーアンテナが構成されるが、インダクタンスを
可変にするために、コア1のほぼ中央にメインのコイル
2Mが直接巻回されると共に、透磁率が低いコア1の端
部にサブのコイル2sが巻回される。サブのコイル2s
のコア1の位置を、図5において矢印で示すようにコア
1の軸方向に移動することで、バーアンテナのインダク
タンスを可変にする。このため、コア1の上に巻かれた
例えば紙3の上に、サブのコイル2sは巻回され、矢印
方向に移動可能とされる。サブのコイル2sの位置は、
トラッキング調整が完了した後、フーローなどにより固
定される。
【0009】すなわち、従来は、以上説明した図5のよ
うな、インダクタンス値を可変にできるように構成され
たバーアンテナを使用しなければならなかった。そし
て、インダクタンス値の調整は、サブコイル2sのコア
1の軸方向の位置を移動させて行うため、調整が困難で
あると共に、バーアンテナコイルを傷付けてしまったり
する欠点があった。さらに、調整後に、調整位置がずれ
ないように、フーローなどにより固定する作業が必要で
あり、厄介であった。
うな、インダクタンス値を可変にできるように構成され
たバーアンテナを使用しなければならなかった。そし
て、インダクタンス値の調整は、サブコイル2sのコア
1の軸方向の位置を移動させて行うため、調整が困難で
あると共に、バーアンテナコイルを傷付けてしまったり
する欠点があった。さらに、調整後に、調整位置がずれ
ないように、フーローなどにより固定する作業が必要で
あり、厄介であった。
【0010】この発明は、以上の点にかんがみ、調整箇
所が少なく、しかも、バーアンテナのコイルによる調整
を不要にできるAM受信機及びその調整方法を提供する
ことを目的とする。
所が少なく、しかも、バーアンテナのコイルによる調整
を不要にできるAM受信機及びその調整方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によるAM受信
機は、後述の実施例の参照符号を対応させると、第1の
可変容量ダイオード14と、トリマーコンデンサ13
と、インダクタンスが固定のバーアンテナ11とを有す
るアンテナ同調回路10と、第2の可変容量ダイオード
23と、インダクタンス値を調整可能な局発コイル24
とを有し、PLLを用いた構成の局部発振回路20と、
アンテナ同調回路10の出力信号と局部発振回路20の
発振信号とを混合して中間周波信号に変換するミキサ4
1とを備え、第1及び第2の可変容量ダイオード14及
び23は、同特性のものとされ、これら第1及び第2の
可変容量ダイオード14及び23に、PLLのローパス
フィルタの出力電圧が印加されると共に、局発コイル2
4のインダクタンスを変えたときには、第1及び第2の
可変容量ダイオード14及び23の両端電圧が連動して
変えられるように構成したことを特徴とする。
機は、後述の実施例の参照符号を対応させると、第1の
可変容量ダイオード14と、トリマーコンデンサ13
と、インダクタンスが固定のバーアンテナ11とを有す
るアンテナ同調回路10と、第2の可変容量ダイオード
23と、インダクタンス値を調整可能な局発コイル24
とを有し、PLLを用いた構成の局部発振回路20と、
アンテナ同調回路10の出力信号と局部発振回路20の
発振信号とを混合して中間周波信号に変換するミキサ4
1とを備え、第1及び第2の可変容量ダイオード14及
び23は、同特性のものとされ、これら第1及び第2の
可変容量ダイオード14及び23に、PLLのローパス
フィルタの出力電圧が印加されると共に、局発コイル2
4のインダクタンスを変えたときには、第1及び第2の
可変容量ダイオード14及び23の両端電圧が連動して
変えられるように構成したことを特徴とする。
【0012】また、この発明による調整方法は、上記の
ように構成されたAMラジオ受信機において、局発コイ
ル24のインダクタンス値を調整することにより、受信
範囲の最低周波数側でのトラッキング調整を行い、アン
テナ同調回路のトリマーコンデンサ13を調整すること
により、受信範囲の最高周波数側でのトラッキング調整
を行うようにし、周波数カバー調整を不要とする。
ように構成されたAMラジオ受信機において、局発コイ
ル24のインダクタンス値を調整することにより、受信
範囲の最低周波数側でのトラッキング調整を行い、アン
テナ同調回路のトリマーコンデンサ13を調整すること
により、受信範囲の最高周波数側でのトラッキング調整
を行うようにし、周波数カバー調整を不要とする。
【0013】
【作用】上記の構成のこの発明によるAM受信機におい
ては、局発コイルのインダクタンス値を調整すると、局
発の発振周波数を変えないように、第2の可変容量ダイ
オードの容量が変わり、この第2の可変容量ダイオード
の両端電圧が変化する。これに連動して第1の可変容量
ダイオードの両端電圧も変化するため、アンテナ同調回
路の共振周波数が変化し、トラッキング調整ができる。
ては、局発コイルのインダクタンス値を調整すると、局
発の発振周波数を変えないように、第2の可変容量ダイ
オードの容量が変わり、この第2の可変容量ダイオード
の両端電圧が変化する。これに連動して第1の可変容量
ダイオードの両端電圧も変化するため、アンテナ同調回
路の共振周波数が変化し、トラッキング調整ができる。
【0014】
【実施例】図1は、この発明によるAM受信機の一例の
構成を示している。図1において、10はアンテナ同調
回路で、11はバーアンテナである。このバーアンテナ
11のコイルと、容量固定のコンデンサ12と、トリマ
ーコンデンサ13と、可変容量ダイオード14と、コン
デンサ15とにより、アンテナ同調回路の並列共振回路
を構成する。
構成を示している。図1において、10はアンテナ同調
回路で、11はバーアンテナである。このバーアンテナ
11のコイルと、容量固定のコンデンサ12と、トリマ
ーコンデンサ13と、可変容量ダイオード14と、コン
デンサ15とにより、アンテナ同調回路の並列共振回路
を構成する。
【0015】すなわち、バーアンテナ11のコイルの両
端にコンデンサ12とトリマーコンデンサ13とが並列
に接続される。そして、この並列回路の一端が接地さ
れ、他端が可変容量ダイオード14のアノードに接続さ
れ、可変容量ダイオード14のカソードがコンデンサ1
5を介して接地されている。
端にコンデンサ12とトリマーコンデンサ13とが並列
に接続される。そして、この並列回路の一端が接地さ
れ、他端が可変容量ダイオード14のアノードに接続さ
れ、可変容量ダイオード14のカソードがコンデンサ1
5を介して接地されている。
【0016】20は局部発振回路で、21はその局部発
振器、22はその並列共振回路である。並列共振回路2
2は、可変容量ダイオード23と、インダクタンス可変
型の局発コイル24と、パディングコンデンサ25と、
容量固定のコンデンサ26と、コンデンサ15とで構成
される。
振器、22はその並列共振回路である。並列共振回路2
2は、可変容量ダイオード23と、インダクタンス可変
型の局発コイル24と、パディングコンデンサ25と、
容量固定のコンデンサ26と、コンデンサ15とで構成
される。
【0017】すなわち、並列共振回路22においては、
局発コイル24の両端にパディングコンデンサ25とコ
ンデンサ26との直列回路が接続されると共に、局発コ
イル24の一端が接地され、他端が可変容量ダイオード
23のアノードに接続される。可変容量ダイオード23
のカソードはコンデンサ15を介して接地される。抵抗
器27は、直流的に可変容量ダイオード23のアノード
を接地するためのものである。この構成においては、直
流的には、可変容量ダイオード14及び23のアノード
電位は、等しくなる。
局発コイル24の両端にパディングコンデンサ25とコ
ンデンサ26との直列回路が接続されると共に、局発コ
イル24の一端が接地され、他端が可変容量ダイオード
23のアノードに接続される。可変容量ダイオード23
のカソードはコンデンサ15を介して接地される。抵抗
器27は、直流的に可変容量ダイオード23のアノード
を接地するためのものである。この構成においては、直
流的には、可変容量ダイオード14及び23のアノード
電位は、等しくなる。
【0018】可変容量ダイオード14及び23のカソー
ドには、後述するPLLシンセサイザ回路30のローパ
スフィルタ34の出力電圧が印加される。これら2個の
可変容量ダイオード14,23は、同特性のものとする
ために、この例では、1つのパッケージとして構成され
たデュアルタイプの可変容量ダイオードチップが用いら
れる。図2は、このチップの構成を示すもので、可変容
量ダイオード14及び23は、互いにカソードが接続さ
れて、端子t2 が導出され、可変容量ダイオード14の
アノードから端子t1 が導出され、可変容量ダイオード
23のアノードから端子t3 が導出されている。
ドには、後述するPLLシンセサイザ回路30のローパ
スフィルタ34の出力電圧が印加される。これら2個の
可変容量ダイオード14,23は、同特性のものとする
ために、この例では、1つのパッケージとして構成され
たデュアルタイプの可変容量ダイオードチップが用いら
れる。図2は、このチップの構成を示すもので、可変容
量ダイオード14及び23は、互いにカソードが接続さ
れて、端子t2 が導出され、可変容量ダイオード14の
アノードから端子t1 が導出され、可変容量ダイオード
23のアノードから端子t3 が導出されている。
【0019】局部発振回路20は、PLLシンセサイザ
回路30の一部として構成されている。すなわち、局部
発振器21の発振周波数の信号は、可変分周器(プログ
ラマブルデバイダ)33に供給される。この可変分周器
33の分周比は、受信周波数に応じて予め設定され、R
OMなどのメモリに記憶されている。そして、チューニ
ング摘みなどの操作により選択された受信周波数に応じ
た分周比が、自動的にこの可変分周器33にセットされ
るように構成されている。
回路30の一部として構成されている。すなわち、局部
発振器21の発振周波数の信号は、可変分周器(プログ
ラマブルデバイダ)33に供給される。この可変分周器
33の分周比は、受信周波数に応じて予め設定され、R
OMなどのメモリに記憶されている。そして、チューニ
ング摘みなどの操作により選択された受信周波数に応じ
た分周比が、自動的にこの可変分周器33にセットされ
るように構成されている。
【0020】この可変分周器33の出力信号は、位相比
較回路32に供給され、水晶発振器などで構成される基
準発振器31からの基準周波数の信号と位相比較され
る。そして、その位相比較誤差電圧がローパスフィルタ
34を介して局部発振回路20の可変容量ダイオード2
3のカソードに印加され、局部発振器31の出力発振周
波数信号が、基準発振器31の出力信号に同期し、可変
分周器33に設定された分周比に応じた周波数の信号と
なるように制御される。
較回路32に供給され、水晶発振器などで構成される基
準発振器31からの基準周波数の信号と位相比較され
る。そして、その位相比較誤差電圧がローパスフィルタ
34を介して局部発振回路20の可変容量ダイオード2
3のカソードに印加され、局部発振器31の出力発振周
波数信号が、基準発振器31の出力信号に同期し、可変
分周器33に設定された分周比に応じた周波数の信号と
なるように制御される。
【0021】なお、ローパスフィルタ34の出力電圧
は、アンテナ同調回路10の可変容量ダイオード14の
カソードにも印加され、アンテナ同調回路10の共振周
波数も制御される。
は、アンテナ同調回路10の可変容量ダイオード14の
カソードにも印加され、アンテナ同調回路10の共振周
波数も制御される。
【0022】そして、バーアンテナ11で受信された信
号は、ミキサ回路41に供給され、前述のようにして発
振周波数が制御された局部発振回路20からの局部発振
信号と混合されて、中間周波信号に変換される。この中
間周波信号は、中間周波フィルタ42を介して中間周波
アンプ43により増幅された後、検波回路44に供給さ
れて検波される。この検波回路44の検波出力は、オー
ディオアンプ45を介してスピーカ46に供給されて、
音声が再生される。
号は、ミキサ回路41に供給され、前述のようにして発
振周波数が制御された局部発振回路20からの局部発振
信号と混合されて、中間周波信号に変換される。この中
間周波信号は、中間周波フィルタ42を介して中間周波
アンプ43により増幅された後、検波回路44に供給さ
れて検波される。この検波回路44の検波出力は、オー
ディオアンプ45を介してスピーカ46に供給されて、
音声が再生される。
【0023】以上説明した図1の構成のAMラジオ受信
機の調整方法について、次に説明する。この発明の場合
には、PLLシンセサイザ方式の局部発振回路を使用す
るので、周波数カバー調整は不要である。
機の調整方法について、次に説明する。この発明の場合
には、PLLシンセサイザ方式の局部発振回路を使用す
るので、周波数カバー調整は不要である。
【0024】トラッキング調整は、この例の場合には、
アンテナ同調回路10のトリマーコンデンサ13と、局
部発振回路20の並列共振回路22の局発コイル24に
より行い、アンテナ同調回路10のバーアンテナコイル
11は調整不要とする。すなわち、トラッキング調整に
当たっては、先ず、受信範囲の最高周波数fmax 側の所
定の周波数、例えば1480kHzを受信周波数とした
とき、中間周波数が正しい値、例えば450kHzにな
るように、アンテナ同調回路10のトリマーコンデンサ
13を調整する。
アンテナ同調回路10のトリマーコンデンサ13と、局
部発振回路20の並列共振回路22の局発コイル24に
より行い、アンテナ同調回路10のバーアンテナコイル
11は調整不要とする。すなわち、トラッキング調整に
当たっては、先ず、受信範囲の最高周波数fmax 側の所
定の周波数、例えば1480kHzを受信周波数とした
とき、中間周波数が正しい値、例えば450kHzにな
るように、アンテナ同調回路10のトリマーコンデンサ
13を調整する。
【0025】また、受信範囲の最低周波数fmin 側の所
定の周波数、例えば585kHzを受信周波数としたと
き、中間周波数が正しい450kHzになるように、局
発コイル24を調整する。局発コイル24によるトラッ
キング調整、つまり、アンテナ同調回路10の共振周波
数の調整動作を以下に説明する。
定の周波数、例えば585kHzを受信周波数としたと
き、中間周波数が正しい450kHzになるように、局
発コイル24を調整する。局発コイル24によるトラッ
キング調整、つまり、アンテナ同調回路10の共振周波
数の調整動作を以下に説明する。
【0026】すなわち、局発コイル24を、そのインダ
クタンスLを増やす方向に回すと、局部発振回路20
は、PLLによりその発振周波数が一定になるように動
作するため、周波数fは、 f=1/{2π(LC)0.5 } の関係式から、局部発振回路20の可変容量ダイオード
23の容量Cは小さくなり、この可変容量ダイオード2
3のアノード電圧は上がる。
クタンスLを増やす方向に回すと、局部発振回路20
は、PLLによりその発振周波数が一定になるように動
作するため、周波数fは、 f=1/{2π(LC)0.5 } の関係式から、局部発振回路20の可変容量ダイオード
23の容量Cは小さくなり、この可変容量ダイオード2
3のアノード電圧は上がる。
【0027】アンテナ同調回路10の可変容量ダイオー
ド14のアノードにも、可変容量ダイオード23のアノ
ード電圧と等しい電圧が加わっているので、可変容量ダ
イオード14の容量が小さくなり、アンテナ同調回路1
0の共振周波数は高くなる。また、局発コイル24を、
そのインダクタンスLを減らす方向に回すと、可変容量
ダイオード23の容量Cが大きくなるので、そのアノー
ド電圧が下がる。このため、可変容量ダイオード14の
容量が大きくなり、アンテナ同調回路10の共振周波数
は下がる。
ド14のアノードにも、可変容量ダイオード23のアノ
ード電圧と等しい電圧が加わっているので、可変容量ダ
イオード14の容量が小さくなり、アンテナ同調回路1
0の共振周波数は高くなる。また、局発コイル24を、
そのインダクタンスLを減らす方向に回すと、可変容量
ダイオード23の容量Cが大きくなるので、そのアノー
ド電圧が下がる。このため、可変容量ダイオード14の
容量が大きくなり、アンテナ同調回路10の共振周波数
は下がる。
【0028】以上のようにして、局発コイル24を調整
することにより、バーアンテナ11のインダクタンスを
変えることなく、アンテナ同調回路10の共振周波数を
変えることができ、トラッキング調整を行なうことがで
きる。
することにより、バーアンテナ11のインダクタンスを
変えることなく、アンテナ同調回路10の共振周波数を
変えることができ、トラッキング調整を行なうことがで
きる。
【0029】このように、バーアンテナ11は、インダ
クタンスを調整する必要がないので、インダクタンス固
定の構成とすることができる。図3は、このバーアンテ
ナ11の一例を示すもので、棒状のコア材11Cの中央
に線材11Mを直接巻回して固定することで、構成され
る。線材11Mを直接、コア11Cに、きつく巻くこと
で固定できるので、フーローで線材を固定する必要はな
い。
クタンスを調整する必要がないので、インダクタンス固
定の構成とすることができる。図3は、このバーアンテ
ナ11の一例を示すもので、棒状のコア材11Cの中央
に線材11Mを直接巻回して固定することで、構成され
る。線材11Mを直接、コア11Cに、きつく巻くこと
で固定できるので、フーローで線材を固定する必要はな
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、PLLシンセサイザ方式の局部発振回路を使用する
ことで、周波数カバー調整が不要になり、調整箇所が2
箇所で済むと共に、トラッキング調整は、アンテナ同調
回路のトリマーコンデンサと、局発コイルとにより行な
うことができるので、バーアンテナコイルを調整する必
要がない。
ば、PLLシンセサイザ方式の局部発振回路を使用する
ことで、周波数カバー調整が不要になり、調整箇所が2
箇所で済むと共に、トラッキング調整は、アンテナ同調
回路のトリマーコンデンサと、局発コイルとにより行な
うことができるので、バーアンテナコイルを調整する必
要がない。
【0031】バーアンテナコイルを調整してインダクタ
ンスを調整する必要がないので、バーアンテナは、コア
材の中央に線材を直接巻いて構成することができ、感度
を上げることができる。また、バーアンテナを調整しな
いので、バーアンテナコイルを傷付けることはなく、ま
た、フーローなどを用いてバーアンテナコイルを固定す
る必要もないので、調整作業が簡単になる。
ンスを調整する必要がないので、バーアンテナは、コア
材の中央に線材を直接巻いて構成することができ、感度
を上げることができる。また、バーアンテナを調整しな
いので、バーアンテナコイルを傷付けることはなく、ま
た、フーローなどを用いてバーアンテナコイルを固定す
る必要もないので、調整作業が簡単になる。
【図1】この発明によるAMラジオ受信機の一実施例の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1の例に用いる可変容量ダイオードの例を示
す図である。
す図である。
【図3】図1の例のバーアンテナの構成例を示す図であ
る。
る。
【図4】AMラジオ受信機の調整を説明するための図で
ある。
ある。
【図5】従来のバーアンテナの構成例を示す図である。
10 アンテナ同調回路 11 バーアンテナ 13 トリマーコンデンサ 14 第1の可変容量ダイオード 20 局部発振回路 22 並列共振回路 23 第2の可変容量ダイオード 24 局発コイル 30 PLL 41 ミキサ回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】従来、例えばバリコンを用いるAM受信機
の場合、周波数カバー調整は、図4に示すように、受信
範囲の最高周波数fmax の位置にダイヤル摘みを合わ
せ、この周波数fmax の電波が受信できるように、すな
わち、局部発振周波数がその周波数fmax の対応する値
(中間周波数だけ周波数fmax より高い周波数値)にな
るように局部発振回路のトリマーコンデンサを調整し、
また、同様に、受信範囲の最低周波数fmin の位置にダ
イヤル摘みを合わせ、局部発振周波数がその周波数fmi
n の対応する値になるように、局部発振回路の局発コイ
ルを調整する。
の場合、周波数カバー調整は、図4に示すように、受信
範囲の最高周波数fmax の位置にダイヤル摘みを合わ
せ、この周波数fmax の電波が受信できるように、すな
わち、局部発振周波数がその周波数fmax の対応する値
(中間周波数だけ周波数fmax より高い周波数値)にな
るように局部発振回路のトリマーコンデンサを調整し、
また、同様に、受信範囲の最低周波数fmin の位置にダ
イヤル摘みを合わせ、局部発振周波数がその周波数fmi
n の対応する値になるように、局部発振回路の局発コイ
ルを調整する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また、トラッキング調整は、先ず、最高周
波数fmax 側で、トラッキングエラーが小さくなるよう
に(例えば周波数fmax 側の所定の周波数f2 で中間周
波数が正しく450kHzになるように)、アンテナ同
調回路のトリマーコンデンサを調整し、さらに、同様
に、最低周波数fmin 側で、トラッキングエラーが小さ
くなるように、アンテナ同調回路のバーアンテナとバー
アンテナの巻線の相対位置を調整する。
波数fmax 側で、トラッキングエラーが小さくなるよう
に(例えば周波数fmax 側の所定の周波数f2 で中間周
波数が正しく450kHzになるように)、アンテナ同
調回路のトリマーコンデンサを調整し、さらに、同様
に、最低周波数fmin 側で、トラッキングエラーが小さ
くなるように、アンテナ同調回路のバーアンテナとバー
アンテナの巻線の相対位置を調整する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】最低周波数fmin の周波数カバー調整を行
うと最高周波数fmax の周波数カバー調整が狂うので、
再び最高周波数fmax の周波数カバー調整を行う。トラ
ッキング調整も同様に変わっているおそれがあるので、
再びトラッキング調整をやり直す。以上の動作を繰り返
して周波数カバー調整及びトラッキング調整を所望の調
整値に追い込む。以上のように、バリコン使用のAMラ
ジオ受信機では、合計4箇所の調整箇所を調整する必要
がある。
うと最高周波数fmax の周波数カバー調整が狂うので、
再び最高周波数fmax の周波数カバー調整を行う。トラ
ッキング調整も同様に変わっているおそれがあるので、
再びトラッキング調整をやり直す。以上の動作を繰り返
して周波数カバー調整及びトラッキング調整を所望の調
整値に追い込む。以上のように、バリコン使用のAMラ
ジオ受信機では、合計4箇所の調整箇所を調整する必要
がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】バリコンを使用せずに局部発振回路にPL
Lを使用するシンセサイザ方式のAMラジオ受信機の場
合には、局部発振回路の周波数は分周比が定まれば定ま
るので、周波数カバー調整は原則として必要ない。しか
しながら、局発コイルのバラツキを取り除くために、最
高周波数fmax 、最低周波数fmin のどちらか一方で、
ローパスフィルタの出力電圧が一定電圧になるように、
局発コイルを調整する必要はある。
Lを使用するシンセサイザ方式のAMラジオ受信機の場
合には、局部発振回路の周波数は分周比が定まれば定ま
るので、周波数カバー調整は原則として必要ない。しか
しながら、局発コイルのバラツキを取り除くために、最
高周波数fmax 、最低周波数fmin のどちらか一方で、
ローパスフィルタの出力電圧が一定電圧になるように、
局発コイルを調整する必要はある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】バリコンを使用するA
Mラジオ受信機の場合には、4箇所の調整箇所があり、
調整が厄介である。PLLシンセサイザ方式のAMラジ
オ受信機の場合には、調整箇所が3箇所で済むが、バリ
コンを使用するAMラジオ受信機、PLLシンセサイザ
方式のAMラジオ受信機のいずれの場合も、従来は、ト
ラッキング調整の際には、バーアンテナのコイルを調整
して、インダクタンスを調整するようにしなければなら
ない。
Mラジオ受信機の場合には、4箇所の調整箇所があり、
調整が厄介である。PLLシンセサイザ方式のAMラジ
オ受信機の場合には、調整箇所が3箇所で済むが、バリ
コンを使用するAMラジオ受信機、PLLシンセサイザ
方式のAMラジオ受信機のいずれの場合も、従来は、ト
ラッキング調整の際には、バーアンテナのコイルを調整
して、インダクタンスを調整するようにしなければなら
ない。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】局部発振回路20は、PLLシンセサイザ
回路30の一部として構成されている。すなわち、局部
発振器21の発振周波数の信号は、可変分周器(プログ
ラマブルデバイダ)33に供給される。この可変分周器
33の分周比は、受信周波数に応じて予め設定され、R
AMなどのメモリに記憶されている。そして、チューニ
ング摘みなどの操作により選択された受信周波数に応じ
た分周比が、自動的にこの可変分周器33にセットされ
るように構成されている。
回路30の一部として構成されている。すなわち、局部
発振器21の発振周波数の信号は、可変分周器(プログ
ラマブルデバイダ)33に供給される。この可変分周器
33の分周比は、受信周波数に応じて予め設定され、R
AMなどのメモリに記憶されている。そして、チューニ
ング摘みなどの操作により選択された受信周波数に応じ
た分周比が、自動的にこの可変分周器33にセットされ
るように構成されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】この可変分周器33の出力信号は、位相比
較回路32に供給され、水晶発振器などで構成される基
準発振器31からの基準周波数の信号と位相比較され
る。そして、その位相比較誤差電圧がローパスフィルタ
34を介して局部発振回路20の可変容量ダイオード2
3のカソードに印加され、局部発振器21の出力発振周
波数信号が、基準発振器31の出力信号に同期し、可変
分周器33に設定された分周比に応じた周波数の信号と
なるように制御される。
較回路32に供給され、水晶発振器などで構成される基
準発振器31からの基準周波数の信号と位相比較され
る。そして、その位相比較誤差電圧がローパスフィルタ
34を介して局部発振回路20の可変容量ダイオード2
3のカソードに印加され、局部発振器21の出力発振周
波数信号が、基準発振器31の出力信号に同期し、可変
分周器33に設定された分周比に応じた周波数の信号と
なるように制御される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】このように、バーアンテナ11は、インダ
クタンスを調整する必要がないので、インダクタンス固
定の構成とすることができる。図3は、このバーアンテ
ナ11の一例を示すもので、棒状のコア材11Cの中央
に線材11Mを直接巻回して固定することで、構成され
る。線材11Mを直接、コア11Cに、きつく巻くこと
で固定できるので、フーローで線材を固定しなくてもよ
いようにすることができる。
クタンスを調整する必要がないので、インダクタンス固
定の構成とすることができる。図3は、このバーアンテ
ナ11の一例を示すもので、棒状のコア材11Cの中央
に線材11Mを直接巻回して固定することで、構成され
る。線材11Mを直接、コア11Cに、きつく巻くこと
で固定できるので、フーローで線材を固定しなくてもよ
いようにすることができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】バーアンテナコイルを調整してインダクタ
ンスを調整する必要がないので、バーアンテナは、コア
材の中央に線材を直接巻いて構成することができ、感度
を上げることができる。また、バーアンテナを調整しな
いので、バーアンテナコイルを傷付けることはなく、ま
た、フーローなどを用いてバーアンテナコイルを固定し
ないようにすることができる。この場合、調整作業が簡
単になる。
ンスを調整する必要がないので、バーアンテナは、コア
材の中央に線材を直接巻いて構成することができ、感度
を上げることができる。また、バーアンテナを調整しな
いので、バーアンテナコイルを傷付けることはなく、ま
た、フーローなどを用いてバーアンテナコイルを固定し
ないようにすることができる。この場合、調整作業が簡
単になる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (3)
- 【請求項1】 第1の可変容量ダイオードと、トリマー
コンデンサと、インダクタンスが調整できない構成のバ
ーアンテナとを有するアンテナ同調回路と、 第2の可変容量ダイオードと、インダクタンス値を調整
可能な局発コイルとを有し、PLLを用いた構成の局部
発振回路と、 前記アンテナ同調回路の出力信号と前記局部発振回路の
発振信号とを混合して、中間周波信号に変換するミキサ
回路とを備え、 前記第1及び第2の可変容量ダイオードは、同特性のも
のとされ、これら第1及び第2の可変容量ダイオード
に、前記PLLのローパスフィルタの出力電圧が印加さ
れると共に、前記局発コイルのインダクタンスを変えた
ときには、前記第1及び第2の可変容量ダイオードの両
端電圧が連動して変えられるようになされたAM受信
機。 - 【請求項2】 前記バーアンテナが、コア材の中央部に
線材が直接巻回されたもので構成されてなる請求項1に
記載のAM受信機。 - 【請求項3】 請求項1に記載のAMラジオ受信機の調
整方法であって、 前記局発コイルのインダクタンス値を調整することによ
り、受信範囲の最低周波数側でのトラッキング調整を行
い、前記アンテナ同調回路のトリマーコンデンサを調整
することにより、受信範囲の最高周波数側でのトラッキ
ング調整を行うようにしたAM受信機の調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30954992A JPH06140879A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | Am受信機及びその調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30954992A JPH06140879A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | Am受信機及びその調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06140879A true JPH06140879A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17994355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30954992A Pending JPH06140879A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | Am受信機及びその調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06140879A (ja) |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP30954992A patent/JPH06140879A/ja active Pending
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