JPH06140841A - Rssi回路 - Google Patents

Rssi回路

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JPH06140841A
JPH06140841A JP4309241A JP30924192A JPH06140841A JP H06140841 A JPH06140841 A JP H06140841A JP 4309241 A JP4309241 A JP 4309241A JP 30924192 A JP30924192 A JP 30924192A JP H06140841 A JPH06140841 A JP H06140841A
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JP
Japan
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current
temperature characteristic
circuit
output
conversion circuit
Prior art date
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Application number
JP4309241A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Tsuruta
和久 鶴田
Katsuichi Kuroki
勝一 黒木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力信号の温度特性を任意の値にできる新規
なRSSI回路を提供する。 【構成】 VT の温度特性を有するリミッタアンプから
の出力電圧を受ける電圧・電流変換回路と、該電圧・電
流変換回路の出力電流を受けるギルバート変換回路を設
け、該電圧・電流変換回路は1/Rb(Rb:IC内部
の温度係数の大きな抵抗)の温度特性を有する第2の電
流源からの電流を受けてVT /Rbの温度特性を有する
出力するようにされ、上記ギルバート変換回路は小さな
又は0の温度特性の第1の電流源からの電流を受けて動
作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RSSI回路、例えば
コードレス電話やセルラー電話等の受信機に受信電波の
強さを測定すること等に使用されるIC化されたRSS
I回路(Received Signal Stren
gth Indicator)に関する。
【0002】
【従来の技術】RSSI回路はリミッタアンプからの信
号を増幅して受信強度の測定等をする。そして、RSS
I回路はリミッタアンプ等と共にIC化される傾向にあ
るが、IC化した場合に、一般に、リミッタアンプには
ゲインが温度によらず一定であることが要求されるのに
対してRSSI回路には出力電圧の温度依存性のないこ
とが要求される。
【0003】そこで、従来においては、リミッアンプと
RSSI回路のそれぞれについて要求される特性を備え
るようにするために、IC内のトランジスタが持つ基本
特性であるVBE、VT 及び抵抗の温度特性を利用してい
た。
【0004】即ち、ある温度特性をもった回路に逆に温
度特性を持った信号を与えるようにして欲する温度特性
が得られるように温度特性を補正するという技術的工夫
を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トラン
ジスタのVBE、VT の温度特性は、ICの製造プロセス
や抵抗の温度係数が変ったりすると変りやすく、そのプ
ロセス等が変る毎に補正のやり直しが必要であった。
【0006】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、出力信号の温度特性を任意の値にで
きる新規なRSSI回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のRSSI回路
は、小さな温度特性の定電流を第1の電流源から、温度
特性のある定電流を第2の電流源から受けて動作するよ
うにしたことを特徴とする。請求項2のRSSI回路
は、VT の温度特性を有するリミッタアンプからの出力
電圧を受ける電圧・電流変換回路と、該電圧・電流変換
回路の出力電流を受けるギルバート変換回路と、からな
り、該電圧・電流変換回路は1/Rb(Rb:IC内部
の温度係数の大きな抵抗)の温度特性を有する第2の電
流源からの電流を受けてVT /Rbの温度特性を有する
出力するようにされ、上記ギルバート変換回路は小さな
温度特性の第1の電流源からの電流を受けて動作するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項3のRSSI回路は、請求項2のR
SSI回路において、ギルバート変換回路の電流源トラ
ンジスタにベース電流として第1の電流源の定電流出力
を受け、電圧・電流変換回路にカレントミラー回路を介
して第2の電流源の定電流出力を受けるようにされたこ
とを特徴とする。請求項4のRSSI回路は、請求項
1、2又は3のRSSI回路において、第1の電流源と
して温度特性が0のものを用いたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1のRSSI回路によれば、互いに異な
る温度特性の電流源からの定電流出力を受けて動作する
ようにしたので、その2つの電流源によってRSSI回
路の出力電流の温度特性を任意の値に調整できる。請求
項2のRSSI回路によれば、VT の温度特性を有する
リミッタアンプからの出力電圧を受ける電圧・電流変換
回路の出力電流の温度特性をVT /Rbの温度特性を有
する第2の電流源によってVT /Rbにすることがで
き、そして、その電圧・電流変換回路の出力電流を受け
るギルバート変換回路の出力の温度特性を、小さな第2
の電流源によって更に小さくできる。
【0010】請求項3のRSSI回路によれば、第2の
電流源は定電流出力をカレントミラー回路によって電圧
・電流変換回路に与えるので、第2の電流源の持つ温度
特性を電圧・電流変換回路に有効に伝えることができ
る。そして、第1の電流源はギルバート変換回路の電流
源のトランジスタのベースに定電流出力を与えるので、
第1の電流源の持つ温度特性をギルバート変換回路に有
効に伝えることができる。従って、RSSI回路の出力
の温度特性を任意に調整できる。請求項4のRSSI回
路によれば、第1の電流源の温度特性を0にするのでR
SSI回路の出力の温度特性を0にすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明RSSI回路を図示実施例に従
って詳細に説明する。図1は本発明RSSI回路の一つ
の実施例及びリミッタアンプを示すブロック図、図2は
図1のRSSI回路の概略構成が解るように示したブロ
ック図、図3はRSSI回路の具体的回路図である。先
ず、図1、図2に従ってRSSI回路の概略を説明す
る。
【0012】1はリミッタアンプで、被測定中間周波信
号を増幅し、温度特性がVT の出力電圧を発生する。2
は該リミッタアンプ1の出力電圧を電流に変換して信号
の強度を検出するRSSI回路で、電圧、電流交換回路
3とギルバート変換回路4とからなる。
【0013】5は第2の電流源で、VT /Rb(Rb:
IC内の温度係数の大きな抵抗)の温度特性を有する定
電流出力をリミッタアンプ1と、RSSI回路2の電圧
・電流変換回路3及びギルバート変換回路4へ供給す
る。6は第1の電流源で、1/Ra(Ra:IC内の温
度係数の小さな抵抗)温度特性を有する定電流をギルバ
ート変換回路4へ出力する。
【0014】次に、図2に従ってRSSI回路をより詳
細に説明する。電圧・電流変換回路3はリミッタアンプ
1から6個の出力電圧を電流に変換する。このリミッタ
アンプ1の6個の出力電圧はVT の温度特性を有してい
る。
【0015】7はカレントミラー回路で、第2の電流源
5と電圧・電流変換回路3との間に介在し、従って、電
圧・電流変換回路3の各部分を流れる電流の直流電流は
第2の電流源5によって規定され、従ってその直流電流
は第2の電流源5の持つ温度特性と同じ温度特性を有す
る。
【0016】Q1はリミッタアンプ1の6個の出力電圧
に対応した電流が流れるトランジスタ、Q2は基準電圧
に対応したトランジスタであり、この二つのトランジス
タQ1、Q2に流れる直流電流をI1 、電流の差をΔi
1 とすると、この電流差Δi1 が電圧・電流変換回路3
の出力、ギルバート変換回路4の入力となる。
【0017】Q3はギルバート変換回路4の電流源トラ
ンジスタで、第1の電流源6の定電流出力をベース電流
として受ける。Q4、Q5はギルバート変換回路の対を
成すトランジスタで、トランジスタQ4、Q5を流れる
直流電流をI2 、トランジスタQ5とトランジスタQ5
に流れる電流の差をΔi2 とする。8はギルバート変換
回路4の出力信号を受けて2Δi2 を出力する出力回路
である。
【0018】次に、RSSI回路の動作を説明する。電
圧・電流変換回路3によってVT /Rbの温度特性を持
つ信号電流が発生したときに、トランジスタQ6、Q7
間にΔi1 が流れたとする。すると、トランジスタQ
4、Q5に流れている直流電流I2 と、トランジスタQ
4・Q5間に流れる電流差Δi2 と、トランジスタQ
6、Q1、Q7、Q2に流れる直流電流I1 と、トラン
ジスタQ6・7間に流れるΔi1 との関係はギルバート
変換により下記のとおりになる。 VT ln[(I1 +Δi1 )/(I1 −Δi1 )]=VT ln[(I2 +Δi 2 )/(I2 +Δi2 )] ∴Δi1 /I1 =Δi2 /I2
【0019】従って、Δi1 とI1 の温度特性を同じに
することにより温度特性を0にしたり、I2 に第2の電
流源6によって1/Raの温度特性を持たすことにより
Δi2 に同じ温度特性1/Raを持たすことができるの
である。図1乃至図3に示した実施例では、第1の電流
源6に1/Raを持たすことによりRSSI回路2の出
力電流に1/Raの温度特性を持たしている。
【0020】図4は本発明RSSI回路の他の実施例を
示すブロック図である。本実施例は第1の電流源6の温
度特性を0にし、それによってRSSI回路の出力電流
の温度特性を0にしたものである。尚、電流源6が設け
られたIC内の抵抗素子を用いて回路構成した場合に
は、電流源6の温度特性を0にすることは非常に困難乃
至不可能である。従って、この場合には外付抵抗Rを用
いて電流源6を構成すると良い。
【0021】
【発明の効果】請求項1のRSSI回路は、小さな温度
特性の定電流を第1の電流源から、温度特性のある定電
流を第2の電流源から受けて動作するようにしたことを
特徴とする。従って、請求項1のRSSI回路によれ
ば、互いに異なる温度特性の電流源からの定電流出力を
受けて動作するようにしたので、その2つの電流源によ
ってRSSI回路の出力電流の温度特性を任意の値に調
整できる。
【0022】請求項2のRSSI回路は、VT の温度特
性を有するリミッタアンプからの出力電圧を受ける電圧
・電流変換回路と、該電圧・電流変換回路の出力電流を
受けるギルバート変換回路と、からなり、該電圧・電流
変換回路は1/Rb(Rb:IC内部の温度係数の大き
な抵抗)の温度特性を有する第2の電流源からの電流を
受けてVT /Rbの温度特性を有する出力するようにさ
れ、上記ギルバート変換回路は小さな温度特性の第1の
電流源からの電流を受けて動作することを特徴とするも
のである。従って、請求項2のRSSI回路によれば、
T の温度特性を有するリミッタアンプからの出力電圧
を受ける電圧・電流変換回路の出力電流の温度特性をV
T/Rbの温度特性を有する第2の電流源によってVT
/Rbにすることができ、そして、その電圧・電流変換
回路の出力電流を受けるギルバート変換回路の出力の温
度特性を、小さな第2の電流源によって更に小さくでき
る。
【0023】請求項3のRSSI回路は、ギルバート変
換回路の電流源トランジスタにベース電流として第1の
電流源の定電流出力を受け、電圧・電流変換回路にカレ
ントミラー回路を介して第2の電流源の定電流出力を受
けるようにされたことを特徴とするものである。従っ
て、請求項3のRSSI回路によれば、第2の電流源は
定電流出力をカレントミラー回路によって電圧・電流変
換回路に与えるので、第2の電流源の持つ温度特性を電
圧・電流変換回路に有効に伝えることができる。そし
て、第1の電流源はギルバート変換回路の電流源のトラ
ンジスタのベースに定電流出力を与えるので、第1の電
流源の持つ温度特性をギルバート変換回路に有効に伝え
ることができる。従って、RSSI回路の出力の温度特
性を任意に調整できる。
【0024】請求項4のRSSI回路は、第1の電流源
として温度特性が0のものを用いたことを特徴とするも
のである。従って、請求項4のRSSI回路によれば、
第1の電流源の温度特性を0にしたので、RSSI回路
の出力の温度特性を0にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明RSSI回路の一つの実施例及びリミッ
タアンプを示す回路ブロック図である。
【図2】図1をRSSI回路の内部構成の概略を明らか
にして示した回路ブロック図である。
【図3】図1のRSSI回路の具体的回路構成を示す回
路図である。
【図4】本発明RSSI回路の別の実施例及びリミッタ
アンプを示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 リミッタアンプ 2 RSSI回路 3 電圧・電流変換回路 4 ギルバート変換回路 5 第2の電流源 6 第1の電流源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度特性を有する出力を受けるRSSI
    回路において、 温度特性の小さな定電流を第1の電流源から、温度特性
    のある定電流を第2の電流源から受けて動作するように
    したことを特徴とするRSSI回路
  2. 【請求項2】 VT の温度特性を有するリミッタアンプ
    からの出力電圧を受ける電圧・電流変換回路と、 上記電圧・電流変換回路の出力電流を受けるギルバート
    変換回路と、 からなり、 上記電圧・電流変換回路は1/Rb(Rb:IC内部の
    温度係数の大きな抵抗)の温度特性を有する第2の電流
    源からの電流を受けてVT /Rbの温度特性を有する出
    力するようにされ、 上記ギルバート変換回路は小さな温度特性の第1の電流
    源からの定電流を受けて動作することを特徴とするRS
    SI回路
  3. 【請求項3】 ギルバート変換回路の電流源トランジス
    タにベース電流として第1の電流源の定電流出力を受
    け、 電圧・電流変換回路にカレントミラー回路を介して第2
    の電流源の定電流出力を受けるようにされたことを特徴
    とする請求項2記載のRSSI回路
  4. 【請求項4】 第1の電流源として温度特性が0のもの
    を用いたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のR
    SSI回路
JP4309241A 1992-10-24 1992-10-24 Rssi回路 Pending JPH06140841A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007288533A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Sharp Corp レベル検波回路、集積回路および通信機器
US7415256B2 (en) 2004-08-26 2008-08-19 Sharp Kabushiki Kaisha Received signal strength measurement circuit, received signal strength detection circuit and wireless receiver

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