JPH06140256A - 電力伝達装置 - Google Patents
電力伝達装置Info
- Publication number
- JPH06140256A JPH06140256A JP4285604A JP28560492A JPH06140256A JP H06140256 A JPH06140256 A JP H06140256A JP 4285604 A JP4285604 A JP 4285604A JP 28560492 A JP28560492 A JP 28560492A JP H06140256 A JPH06140256 A JP H06140256A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- transmission device
- side body
- power transmission
- iron core
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期間使用した場合や異物が伝達経路相互間
に介在した場合でも、導通不良を起こさない電力伝達装
置を提供すること 【構成】 給電側体Ａとこれとは別体の受電側体Ｂにコ
イル１を巻回した鉄心２をそれぞれ具備させ、前記給電
側体Ａと受電側体Ｂにおける鉄心２相互が近接したとき
に、これらに巻回されたコイル１相互が電磁結合状態と
なるものとしている。
に介在した場合でも、導通不良を起こさない電力伝達装
置を提供すること 【構成】 給電側体Ａとこれとは別体の受電側体Ｂにコ
イル１を巻回した鉄心２をそれぞれ具備させ、前記給電
側体Ａと受電側体Ｂにおける鉄心２相互が近接したとき
に、これらに巻回されたコイル１相互が電磁結合状態と
なるものとしている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、接点を用いずに電力
を伝達するための電力伝達装置に関するものである。
を伝達するための電力伝達装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、特定の機器から他の機器に電力を
伝える場合には、両機器に具備させた導電性の電極端子
相互を接触させて電流の経路を形成し、その接触面を通
じて電流を流すようにしていた。しかしながら、このよ
うな接触式では長期使用による接触面の磨耗や使用中に
電極間にかみ込まれる異物等により導通不良が発生する
という問題があった。
伝える場合には、両機器に具備させた導電性の電極端子
相互を接触させて電流の経路を形成し、その接触面を通
じて電流を流すようにしていた。しかしながら、このよ
うな接触式では長期使用による接触面の磨耗や使用中に
電極間にかみ込まれる異物等により導通不良が発生する
という問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、長期間使用した場合や異物が伝達経路相互間に介在
した場合でも、導通不良を起こさない電力伝達装置を提
供することを課題とする。
は、長期間使用した場合や異物が伝達経路相互間に介在
した場合でも、導通不良を起こさない電力伝達装置を提
供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の電力伝達装置
は、給電側体Ａとこれとは別体の受電側体Ｂにコイル１
を巻回した鉄心２（又は積層鉄心２’）をそれぞれ具備
させ、前記給電側体Ａと受電側体Ｂにおける鉄心２（又
は積層鉄心２’）相互が近接したときに、これに巻回さ
れたコイル１相互が電磁結合状態となるようにしてあ
る。
は、給電側体Ａとこれとは別体の受電側体Ｂにコイル１
を巻回した鉄心２（又は積層鉄心２’）をそれぞれ具備
させ、前記給電側体Ａと受電側体Ｂにおける鉄心２（又
は積層鉄心２’）相互が近接したときに、これに巻回さ
れたコイル１相互が電磁結合状態となるようにしてあ
る。
【０００５】
【作用】この発明は次のように作用する。受電側体Ｂと
コイルに電流を流した給電側体Ａにおける鉄心２（又は
積層鉄心２’）相互が近接すると、受電側体Ｂ側のコイ
ル１に電流が誘起され、給電側体Ａから受電側体Ｂに非
接触で電力が伝達される。
コイルに電流を流した給電側体Ａにおける鉄心２（又は
積層鉄心２’）相互が近接すると、受電側体Ｂ側のコイ
ル１に電流が誘起され、給電側体Ａから受電側体Ｂに非
接触で電力が伝達される。
【０００６】
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面に従って説明する。 （実施例１）この実施例は、図１や図２に示すように、
この発明の電力伝達装置をマニュプレータＭの出力端に
取付けられる自動工具交換装置に採用したものであり、
手段の欄における給電側体Ａをロボット側カップラー３
とし、受電側体Ｂをツール側カップラー４としている。
図面に従って説明する。 （実施例１）この実施例は、図１や図２に示すように、
この発明の電力伝達装置をマニュプレータＭの出力端に
取付けられる自動工具交換装置に採用したものであり、
手段の欄における給電側体Ａをロボット側カップラー３
とし、受電側体Ｂをツール側カップラー４としている。
【０００７】上記自動工具交換装置は、図２に示すよう
に、ロボット側カップラー３に設けられた係脱機構９０
とツール側カップラー４に設けられた係止部９１とによ
りロボット側カップラー３とツール側カップラー４とを
結合・離反させる構造としてあり、前記着脱機構９の外
周側の空間３０及び前記係止部９１の外周側の空間４０
にそれぞれ、コイル１を巻回した積層鉄心２’をそれぞ
れ具備させてある。
に、ロボット側カップラー３に設けられた係脱機構９０
とツール側カップラー４に設けられた係止部９１とによ
りロボット側カップラー３とツール側カップラー４とを
結合・離反させる構造としてあり、前記着脱機構９の外
周側の空間３０及び前記係止部９１の外周側の空間４０
にそれぞれ、コイル１を巻回した積層鉄心２’をそれぞ
れ具備させてある。
【０００８】積層鉄心２’は、図３に示すように、一対
の縦部材２０とこれら相互を繋ぐ横部材２１とにより構
成してあり、コイル１の巻回位置を前記横部材２１とし
てある。そして、ロボット側カップラー３のコイル１を
電源や制御盤と電気的接続し、ツール側カップラー４の
コイル１を電気溶接機等のツールと電気的接続してあ
る。
の縦部材２０とこれら相互を繋ぐ横部材２１とにより構
成してあり、コイル１の巻回位置を前記横部材２１とし
てある。そして、ロボット側カップラー３のコイル１を
電源や制御盤と電気的接続し、ツール側カップラー４の
コイル１を電気溶接機等のツールと電気的接続してあ
る。
【０００９】尚、上記積層鉄心２’は、図２や図３に示
すように、取付台９２を介して各空間３０，４０の構成
壁にネジ止めしてあり、他方、前記コイル１の端部を端
子プレート９３を介して各カップラー３，４の周面から
貫通突出させてある。また、上記ロボット側カップラー
３とツール側カップラー４とが結合状態にあるときに
は、図２に示すように、ロボット側カップラー３側の縦
部材２０の端部とツール側カップラー４側の縦部材２０
の端部とが近接するように位置設定してある。
すように、取付台９２を介して各空間３０，４０の構成
壁にネジ止めしてあり、他方、前記コイル１の端部を端
子プレート９３を介して各カップラー３，４の周面から
貫通突出させてある。また、上記ロボット側カップラー
３とツール側カップラー４とが結合状態にあるときに
は、図２に示すように、ロボット側カップラー３側の縦
部材２０の端部とツール側カップラー４側の縦部材２０
の端部とが近接するように位置設定してある。
【００１０】この実施例の装置は上記構成としてあるか
ら、ロボット側カップラー３とツール側カップラー４と
を結合状態になると、ツール側カップラー４のコイル１
に電流が誘起され、ロボット側カップラー３からツール
側カップラー４に非接触で電力が伝達されることとな
り、その結果、長期間使用した場合や異物がロボット側
カップラー３側の縦部材２０の端部とツール側カップラ
ー４側の縦部材２０の端部相互間に介在した場合でも、
確実にツールを使用できる。 （実施例２）この実施例は、図４に示すように、この発
明の電力伝達装置を、電気機器６の配線が適正になされ
ているかを検査するための検査器７に採用したものであ
り、前記検査器７は、検査用ベルトコンベア８の近側部
に設けられた給電側体Ａと、電気機器６の配線と電気的
接続される受電側体Ｂとから構成している。
ら、ロボット側カップラー３とツール側カップラー４と
を結合状態になると、ツール側カップラー４のコイル１
に電流が誘起され、ロボット側カップラー３からツール
側カップラー４に非接触で電力が伝達されることとな
り、その結果、長期間使用した場合や異物がロボット側
カップラー３側の縦部材２０の端部とツール側カップラ
ー４側の縦部材２０の端部相互間に介在した場合でも、
確実にツールを使用できる。 （実施例２）この実施例は、図４に示すように、この発
明の電力伝達装置を、電気機器６の配線が適正になされ
ているかを検査するための検査器７に採用したものであ
り、前記検査器７は、検査用ベルトコンベア８の近側部
に設けられた給電側体Ａと、電気機器６の配線と電気的
接続される受電側体Ｂとから構成している。
【００１１】上記給電側体Ａと受電側体Ｂには、上記実
施例１と同様の構成の積層鉄心２’及びコイル１を具備
させてあり、給電側体Ａのコイル１と電源等とは電気的
接続してある（図示せず）。したがって、検査ベルトコ
ンベア８に伴って受電側体Ｂが移動し、受電側体Ｂと給
電側体Ａとが対向した状態になると、受電側体Ｂ側のコ
イル１に電流が誘起され、給電側体Ａから受電側体Ｂに
非接触で電力が伝達されることとなる。即ち、電気機器
６の配線が適正になされているかを検査できる状態とな
る。
施例１と同様の構成の積層鉄心２’及びコイル１を具備
させてあり、給電側体Ａのコイル１と電源等とは電気的
接続してある（図示せず）。したがって、検査ベルトコ
ンベア８に伴って受電側体Ｂが移動し、受電側体Ｂと給
電側体Ａとが対向した状態になると、受電側体Ｂ側のコ
イル１に電流が誘起され、給電側体Ａから受電側体Ｂに
非接触で電力が伝達されることとなる。即ち、電気機器
６の配線が適正になされているかを検査できる状態とな
る。
【００１２】尚、上記実施例では、渦電流損を減少させ
るために積層鉄心２’を使用したが、図５に示すように
通常の鉄心２を使用することもできる。また、上記実施
例にかえて、鉄心２の構成を棒状としてもよい。
るために積層鉄心２’を使用したが、図５に示すように
通常の鉄心２を使用することもできる。また、上記実施
例にかえて、鉄心２の構成を棒状としてもよい。
【００１３】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。電力伝達装置では給電側体Ａか
ら受電側体Ｂに非接触で電力が伝達されるから、長期間
使用した場合や異物が伝達経路相互間に介在した場合で
も、導通不良を起こさない。
ら、次の効果を有する。電力伝達装置では給電側体Ａか
ら受電側体Ｂに非接触で電力が伝達されるから、長期間
使用した場合や異物が伝達経路相互間に介在した場合で
も、導通不良を起こさない。
【００１４】即ち、長期間使用した場合や異物が伝達経
路相互間に介在した場合でも、導通不良を起こさない電
力伝達装置を提供できた。
路相互間に介在した場合でも、導通不良を起こさない電
力伝達装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の電力伝達装置を採用した自動工具交
換装置及びマニュプレータを示す図。
換装置及びマニュプレータを示す図。
【図２】前記自動工具交換装置の断面図。
【図３】この発明の電力伝達装置を構成する積層鉄心や
コイルを示す図。
コイルを示す図。
【図４】この発明の電力伝達装置を採用した検査器の説
明図。
明図。
【図５】通常の鉄心を採用した電力伝達装置の説明図。
Ａ 給電側体 Ｂ 受電側体 １ コイル ２ 鉄心 ２’ 積層鉄心 ２０ 縦部材 ２１ 横部材
Claims (3)
- 【請求項１】 給電側体（Ａ）とこれとは別体の受電側
体（Ｂ）にコイル（１）を巻回した鉄心（２）をそれぞ
れ具備させ、前記給電側体（Ａ）と受電側体（Ｂ）にお
ける鉄心（２）相互が近接したときに、これらに巻回さ
れたコイル（１）相互が電磁結合状態となることを特徴
とする電力供給装置。 - 【請求項２】 鉄心（２）が，積層鉄心（２’）で構成
されていることを特徴とする請求項１記載の電力伝達装
置。 - 【請求項３】 一対の縦部材（２０）とこれら相互を繋
ぐ横部材（２１）とにより鉄心（２）が構成されてお
り、前記横部材（２１）にコイル（１）を巻回してある
ことを特徴とする請求項１又は２記載の電力伝達装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4285604A JPH06140256A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 電力伝達装置 |
| CN93119533A CN1087746A (zh) | 1992-10-23 | 1993-10-22 | 输电设备 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4285604A JPH06140256A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 電力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06140256A true JPH06140256A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17693687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4285604A Pending JPH06140256A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 電力伝達装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06140256A (ja) |
| CN (1) | CN1087746A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007045914A2 (en) * | 2005-10-21 | 2007-04-26 | ALLAN, Elsie Anne | Tool interface and method |
| JP2007513793A (ja) * | 2003-12-10 | 2007-05-31 | アーベーベー・アーベー | ロボット・アプリケイションためのパワーサプライ・システム |
| JP2007514558A (ja) * | 2003-12-17 | 2007-06-07 | アーベーベー・リサーチ・リミテッド | 産業用ロボットのためのツール |
| JP2010036286A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Mie Denshi Kk | 自動工具交換装置用モジュール |
| JP2019084666A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | 株式会社近藤製作所 | 自動工具交換装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT522542B1 (de) * | 2019-05-09 | 2022-07-15 | Facc Ag | Wechselkupplung, Wechselvorrichtung und Prüf- bzw. Bearbeitungsanlage |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP4285604A patent/JPH06140256A/ja active Pending
-
1993
- 1993-10-22 CN CN93119533A patent/CN1087746A/zh active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007513793A (ja) * | 2003-12-10 | 2007-05-31 | アーベーベー・アーベー | ロボット・アプリケイションためのパワーサプライ・システム |
| JP2007514558A (ja) * | 2003-12-17 | 2007-06-07 | アーベーベー・リサーチ・リミテッド | 産業用ロボットのためのツール |
| WO2007045914A2 (en) * | 2005-10-21 | 2007-04-26 | ALLAN, Elsie Anne | Tool interface and method |
| WO2007045914A3 (en) * | 2005-10-21 | 2007-11-15 | William Allan | Tool interface and method |
| GB2447800A (en) * | 2005-10-21 | 2008-09-24 | Elsie Anne Allan | Tool interface and method |
| JP2010036286A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Mie Denshi Kk | 自動工具交換装置用モジュール |
| US8986181B2 (en) | 2008-08-01 | 2015-03-24 | Mie Electronics Co., Ltd. | Module for automatic tool exchange device |
| JP2019084666A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | 株式会社近藤製作所 | 自動工具交換装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1087746A (zh) | 1994-06-08 |
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