JPH06139749A - Dcモータの駆動制御装置 - Google Patents

Dcモータの駆動制御装置

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JPH06139749A
JPH06139749A JP29054892A JP29054892A JPH06139749A JP H06139749 A JPH06139749 A JP H06139749A JP 29054892 A JP29054892 A JP 29054892A JP 29054892 A JP29054892 A JP 29054892A JP H06139749 A JPH06139749 A JP H06139749A
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JP
Japan
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motor
temperature
heater
drive control
control device
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Withdrawn
Application number
JP29054892A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Sakuma
清志 佐久間
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 DCモータの駆動制御装置に関し、低温下で
DCモータを起動する際に、DCモータに大電流を流す
ことなしに安定して起動させることができるようにする
ことを目的とする。 【構成】 DCモータの駆動制御装置をDCモータ1の
温度を検出する温度センサ2と、DCモータ1を加熱す
るヒータ部3と、上記モータの温度が所定値以下である
時に上記ヒータ部3を作動させるヒータ制御部4とを設
けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DCモータの駆動制御
装置に係り、特に低温時にDCモータを起動させるため
のDCモータの駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置のスピンドルモ
ータの他DCモータが使用されている。このようなDC
モータは余裕を持った性能の物が使用される。従って常
温は勿論、仕様で定められた低温条件下においても十分
な起動性能、定常運転性能を有する。
【0003】ここで、図5に示すように、一般に磁気デ
ィスク装置30は、以下の構造を有する。図において、
31はデータが磁気記録される磁気ディスク媒体、32
は磁気ディスク媒体を回転させるDCモータであるスピ
ンドルモータ、33は磁気ディスク媒体へのデータのリ
ード/ライトを行う磁気ヘッド、34は磁気ヘッドを支
持するアーム、35はアームを駆動するヘッドアクチュ
エータ、36はヘッドアクチュエータ35と共にボイス
コイルモータを構成する磁気回路、37はヘッドアクチ
ュエータ36の回転軸を示している。
【0004】これらの部材はプリント板40、制御用I
C42とともにベース39に取り付けられ、ヘッドアク
チュエータ35及び磁気ヘッド33とプリント板40と
は可撓性のFPC38で電気的に接続され、全体を図示
していないカバー部材により覆われ磁気ディスク装置を
構成している。尚、符号41はベースの端部に設けら
れ、磁気ディスク装置30が取り付けられる装置に接続
するためのコネクタを示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、各種コ
ンピュータ、オーディオ装置等のダウンサイジング、ポ
ータブル化が進むに伴い、従来、環境の整った場所に据
え置きで使っていたこれらの装置をより様々な場所で使
うことが望まれるとなった。そのため、使用されるDC
モータは小型化される必要があり、この小型化されたモ
ータのトルクは小さいものとなる。
【0006】そして、係る小型化された装置も仕様で定
められた低温下(例えば摂氏−20乃至−30度)でも
正常に作動する必要がある。しかし、低温の環境ではD
Cモータのベアリング内の潤滑油の硬化が起こるため
に、DCモータの起動が困難になり、場合によっては起
動しなくなることとなる。
【0007】そこで、低温の起動時には、大電流を流し
て起動トルクを増加させることによって起動することも
考えられるが、大電流を流すことは制御回路の信頼性を
低下させる事となり破損の恐れもあるほか、潤滑油が十
分軟化するまでDCモータの回転も安定せず、定常回転
に達するまで時間がかかるという問題がある。そこで、
本発明は、低温下でDCモータを起動する際に、DCモ
ータに大電流を流すことなしに安定して起動させること
ができるDCモータの駆動制御装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明において、上記の
課題を解決するための第1の手段は、図1に示すよう
に、DCモータ1の温度を検出する温度センサ2と、D
Cモータ1を加熱するヒータ部3と、上記モータの温度
が所定値以下である時に上記ヒータ部3を作動させるヒ
ータ制御部4とを設けたDCモータの駆動制御装置であ
る。
【0009】また、上記の課題を解決するための第2の
手段は、DCモータ1と、該DCモータ1の回転制御を
行う駆動制御部5とを有するDCモータの駆動制御装置
において、DCモータ1の温度を検出する温度センサ2
と、DCモータ1を加熱するヒータ部3と、上記モータ
の温度が所定値以下であり、上記DCモータ1の回転数
が定常回転以下である時に上記ヒータを作動させるヒー
タ制御部4とを設けたDCモータの駆動制御装置であ
る。
【0010】そして、上記第1及び第2の手段におい
て、上記温度センサ2とヒータ部3とはDCモータ1の
軸受部6に設けることができる。
【0011】
【作用】本発明の第1の手段によれば、温度センサによ
りDCモータが所定温度以下であれば、ヒータ駆動部は
ヒータ部を作動させて、DCモータを加熱する。これに
より起動は定常温度で行うのと同様に円滑に行える。ま
た、第2の手段によれば、温度センサによりDCモータ
が所定温度以下であれば、ヒータ駆動部はヒータ部を作
動させて、DCモータを加熱する。そしてDCモータの
回転数が定常状態となればヒータ部の作動は停止され、
以後DCモータは正常の運転を行うことができる。
【0012】そして、特にDCモータの軸受部について
は、潤滑油が低温において硬化してDCモータの起動を
妨げることが原因であるため、この軸受部に設けたヒー
タにより軸受部を加熱して潤滑油を軟化させることは有
効である。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るDCモータの駆動制御装
置の実施例を示すものである。図2乃至図4は本発明に
係るDCモータの駆動制御装置の実施例を示すものであ
る。本実施例は、DCモータとして、図4に示す磁気デ
ィスク装置のスピンドル部10のスピンドルモータに適
用されるものである。図4において11はディスク媒
体、12はディスク媒体を固定するディスク押え板、1
3は回転軸であるシャフトを示している。そしてディス
ク媒体11はシャフト13を介してDCモータであるス
ピンドルモータ21により回転される。シャフト13と
スピンドルモータ21との間には軸受部であるベアリン
グ26が設けられ、ヒータ部であるヒータ23はベアリ
ング26の内側に取り付けられている。また温度センサ
22はシャフト13の回りに取り付けるものとしてい
る。
【0014】第2図は、本実施例にかかるDCモータの
駆動制御装置を示し、DCモータとその制御系を示して
いる。図中、21はスピンドルモータ、22は温度セン
サ、23はヒータ、24はヒータ23の駆動を温度セン
サ22及びスピンドルモータ21の回転数に基づき制御
するヒータ制御部、25はスピンドルモータの回転を測
定しつつ制御する駆動制御部、26はベアリングを示し
ている。
【0015】次に本実施例に係るDCモータの駆動制御
装置の作動を説明する。図3は、本実施例に係るDCモ
ータの駆動制御装置の作動を示すフローチャートであ
る。先ず装置の運転を開始してスピンドルモータ21
(DCM)を起動する。ここで温度センサ22でベアリ
ングの温度を測定し、ヒータ制御部24はベアリング2
6の温度が常温である規定温度TO(例えば摂氏0度)
以下であるかを測定する(S1)。
【0016】規定温度TOを上回っている場合には、ヒ
ータ制御部24はヒーター23を作動させることが無い
ので、スピンドルモータ21が駆動制御部により通常に
起動される(S6)。一方、低温時、即ち起動時に温度
が規定温度TOを下回っている場合、次のように動作す
る。まず、起動時にセンサー1が温度が規定温度TOを
下回っていることを感知すると、ヒータ制御部24はヒ
ーター23を作動させ(S2)スピンドルモータを起動
する(S3)。このとき、スピンドルモータには通常の
起動電流を流す。
【0017】ヒーター23の作動によってスピンドルモ
ータ21のベアリング26の温度が上昇して潤滑油が軟
化すると、スピンドルモータの起動が容易になり、定常
回転数に達しやすくなり、スピンドルモータが定常回転
に達するまで(S4)ヒータ23を作動し、スピンドル
モータが定常回転に達したら、ヒータ制御部24はヒー
タ23を停止する(S5)。ヒータ制御部24はスピン
ドルモータ21の回転情報を駆動制御部25から受け取
る。
【0018】従って本実施例によれば、低温時において
も、スピンドルモータに大電流を流すことなくとも安定
して起動させることができる。尚、上述の実施例では、
ヒーターをDCモータに取り付けているが、ヒーターで
DCモータを使う装置全体を温めてもよいし、DCモー
タやベアリングそれ自体を発熱体にすることもできる。
また、ヒーターを停止すると定常回転が維持できないほ
どの極低温の場合には、DCモータの運転中常にヒータ
ーを作動させてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
DCモータの駆動制御装置をDCモータの温度を検出す
る温度センサと、DCモータを加熱するヒータ部と、上
記モータの温度が所定値以下である時に上記ヒータ部を
作動させるヒータ制御部とから構成したから、低温状態
でもDCモータに大電流を流すことなくとも安定して起
動が行えるので、DCモータを使用する全ての機器の使
用範囲を低温の領域に拡大することに大きく寄与すると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明に係るDCモータの駆動制御装置の実施
例を示す構成図である。
【図3】図2に示したDCモータの駆動制御装置の作動
を示すフローチャートである。
【図4】図2に示したDCモータの駆動制御装置が適用
される磁気ディスク装置のスピンドル部を示す図であ
る。
【図5】DCモータの駆動制御装置が適用した磁気ディ
スク装置の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 DCモータ 2 温度センサ 3 ヒータ部 4 ヒータ制御部 25 駆動制御部 26 ベアリング(軸受部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DCモータ(1)の温度を検出する温度
    センサ(2)と、DCモータ(1)を加熱するヒータ部
    (3)と、上記モータの温度が所定値以下である時に上
    記ヒータ部(3)を作動させるヒータ制御部(4)とを
    設けたことを特徴とするDCモータの駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 DCモータ(1)と、該DCモータ
    (1)の回転制御を行う駆動制御部(5)とを有するD
    Cモータの駆動制御装置において、DCモータ(1)の
    温度を検出する温度センサ(2)と、DCモータ(1)
    を加熱するヒータ部(3)と、上記モータの温度が所定
    値以下であり、上記DCモータ(1)の回転数が定常回
    転以下である時に上記ヒータ作動させるヒータ制御部
    (4)とを設けたことを特徴とするDCモータの駆動制
    御装置。
  3. 【請求項3】 上記温度センサ(2)とヒータ部(3)
    とはDCモータ(1)の軸受部(6)に設けたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載のDCモータの駆動
    制御装置。
JP29054892A 1992-10-28 1992-10-28 Dcモータの駆動制御装置 Withdrawn JPH06139749A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001014107A (ja) * 1999-06-14 2001-01-19 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 復帰時間予測方法、復帰時間予測装置及びハードディスクドライブ
US6735035B1 (en) 2000-11-20 2004-05-11 International Business Machines Corporation Method and apparatus for enabling cold temperature performance of a disk

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